2024年2月にモデルチェンジした、レノボのプレミアム2 in 1である、レノボYoga 7i 2-in-1 Gen9 14型(AMD)をレノボよりお借りし、レビューすることができましたので、実機レビューを書きます。
レビュー機のマシンのスペックは以下の通りです。
- CPU:Intel Core Ultra 7 155H
- メモリ16GB
- SSD 1TB
- 14インチ WUXGA OLED(有機ELディスプレイ) (1920 x 1200) 光沢あり, マルチタッチパネル, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit,
Intel Core Ultraの高性能CPUを搭載しています。
レノボYoga 7i 2-in-1 Gen9 14型の特徴を一言で表すと
- 高性能・高品質でコスパの良いハイエンド2-in-1
と言えます。
高性能・高品質でかつ、ライバル機種よりも安くてコスパが良い、「バランスよくうまく作っているな~」と、感心させられる1台でした。
ただ私はAMD版もレビューしており、AMD版のほうがコスパはさらに良いです。特に理由がなければAMD版の購入をおすすめしたいと思います。
レノボYoga 7シリーズは、私自身、先代モデルのYoga 770 AMDを個人用として使っており、性能・ディスプレイ・質感など完成度のとても高い機種で、満足して使っています。
新型となり、どの部分が特に進化しているかについて解説をしていきます。
またAMD版もレビューしていますので、AMD版との比較も行います。
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU(Intel) | Intel Core Ultra 5 125H, Core Ultra 7 155H |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512~1TB GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC |
ディスプレイ1 | 14″ WUXGA OLED(有機ELディスプレイ) (1920 x 1200) 光沢あり, マルチタッチパネル, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 60Hz, ガラス |
ディスプレイ2 | 14″ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 光沢あり, マルチタッチパネル, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 120Hz, ガラス, ブルーライト軽減パネル |
重量 | 約 1.49kg |
サイズ | 約 317.72×222.13×16.64mm(最薄部) |
バッテリー | 71Whr 動画再生時 約 11.6 時間・アイドル時約 26.7 時間 |
価格 | 10万円台~(AMD)、14万円台~(Intel) |
レノボYoga 7i 2-in-1 Gen9 14型の特徴とおすすめポイント
最新のIntel Core Ultraを搭載し高性能
レノボYoga 7i Gen9は、CPUにIntel Core Ultraを搭載し、CPUの性能がとても高いです。
グラフィック性能も高いです。
今回、重量級のストリートファイター6ベンチマークも測定しましたが、グラフィック設定をLOWにすると、快適にプレイできますの結果となりました。
外部GPUなしでこのスコアは非常に優秀です。
CPU・グラフィック性能ともに、高い性能を有しています。
ただ・・・同じCPUを搭載したHP Spectre x360 14-euも実機レビューをしているのですが、こちらはメモリ32GBでしたが100/100のスコアでした。
もしかするとグラフィック性能は、メモリ16GBではなく32GBのほうが性能を活かしきれるのかもしれません。
カスタマイズでメモリ32GBにすることはできるので、余裕を見たい方はメモリ32GBにカスタマイズしてみましょう。
ディスプレイが有機EL、解像度フルHD+も気にならない
レノボYoga 7i Gen9のレビュー機のディスプレイは、解像度フルHD+(1920×1200)の有機ELディススプレイです。
私が使っている旧型のレノボYoga 770は、解像度2.8K(2880 x 1800) のため、解像度が落ちているのでどうかな~と少し心配していました。
ただ実際には、2.8Kの旧型と比較しても差はほとんど感じませんでした。
また昨年機種のフルHD+有機ELで、文字が少し見づらいかもと感じていたIdeaPad Slim 5i Gen8(OLED)と比較しても、まったく文字が見づらいとは感じませんでした。
そのため、フルHD+でも実際に気になる点は、ほぼなく、この点はうまくコストダウンしてきたな、と感心させられました。
2 in 1でスタンドモードにもできるので、動画鑑賞、写真編集などにもおすすめできるディスプレイです。
もし、解像度が気になるなら、Intel版はカスタマイズで解像度2.8Kのディスプレイも選択できます。
AMD版とコスパ比較
レノボYoga 7i Gen9は、AMD版のYoga 7 Gen9も発売されています。
AMD版は、AMD Ryzen 7 8840HS + メモリ16GB + SSD 1TBの構成でも14万円台と凄く安いです。しかもペンも付属されます。
性能についても、AMD版も十分に高く、私はAMD版をおすすめしたいと思います。
ただIntel版のみ、カスタマイズでディスプレイを解像度2.8Kのディスプレイに変更できます。
実機レビューした限りでは、2.8Kでなくても十分に見やすいですがどうしても気になるなら、解像度2.8Kのディスプレイを選択しましょう。
旧型レノボYoga 770 AMDとの比較
私は旧型のレノボYoga 770を個人所有しており、新型になって何が変わったか?を比較します。
- 性能が大きく向上した
- キーボードが打ちやすくなった
- 有機ELがデフォルト構成は解像度2.8KからフルHD+になった
- 重さが1.42kg→1.49kgとなった
性能は、Intel・AMD版とも、大きく向上しています。
またキーボードも、Yoga 770よりも7i Gen9のほうが、打鍵感が良く、打ちやすくなっています。
かわりにディスプレイは、デフォルト構成では解像度が2.8K→フルHD+となっています。
ただ、上の写真の右が旧型のYoga 770、左が新型のYoga 7i Gen9ですが、ほとんど違いを感じませんでした。
また、重さも、実測値で約80g重くなっていますが、もともと頻繁に持ち運ぶような機種ではないので、影響は少ないと言えます。
こうしてみると、うまくコストダウンして価格は抑えつつも、性能やキーボードなどユーザーが求めるところはしっかり進歩させる、と、レノボのうまさを感じます。
比較検討したい機種
HP Envy x360 14-fa/fc
Intel Core Ultra版
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ Ultra 5 125U, Core™ Ultra 7 155U |
メモリ | 16~32GB |
ディスプレイ(OLED) | 14.0インチ・2.8Kブライトビュー・OLEDタッチディスプレイ(2880×1800 / 16:10 / 400nit / 48~120Hz) |
ディスプレイ(IPS) | 14.0インチ・WUXGA非光沢・IPSタッチディスプレイ(1920×1200 / 16:10 / 400nit / 60Hz) |
SSD | 512GB~1TB PCIe® Gen4 NVMe™ M.2 SSD |
光学ドライブ | なし |
無線LAN | IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6E対応) |
Bluetooth | Bluetooth(Ver5.3) |
Webカメラ | 5MP IR カメラ (約500万画素) |
認証 | 顔認証 |
外形寸法(mm) | 約 313 × 218× 16.9 mm(最厚部) |
駆動時間 | 最大15時間(IPS)、10.5時間(OLED) |
重量 | 1.39kg |
価格 | 16万円台~ |
AMD版
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen™ 5 8640HS, Ryzen™ 7 8840HS |
メモリ | 16~32GB |
ディスプレイ(OLED) | 14.0インチ・2.8Kブライトビュー・OLEDタッチディスプレイ(2880×1800 / 16:10 / 400nit / 48~120Hz) |
ディスプレイ(IPS) | 14.0インチ・WUXGA非光沢・IPSタッチディスプレイ(1920×1200 / 16:10 / 400nit / 60Hz) |
SSD | 512GB~1TB PCIe® Gen4 NVMe™ M.2 SSD |
光学ドライブ | なし |
無線LAN | IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6E対応) |
Bluetooth | Bluetooth(Ver5.3) |
Webカメラ | 5MP IR カメラ (約500万画素) |
認証 | 顔認証 |
外形寸法(mm) | 約 313 × 218× 16.9 mm(最厚部) |
駆動時間 | 最大14.5時間(IPS)、10.5時間(OLED) |
重量 | 1.39kg |
価格 | 13万円台~ |
Intel,AMD版とも、CPUが違うだけで、スペックはほぼ同じです。
レノボYoga 7i Gen9とHP Envyの性能比較
比較項目 | Yoga 7i Gen9 | HP Envy 14-fa |
CPU | Ryzen 7 8840HS | Ryzen 7 8840HS |
メモリ | 〇(16GB) | ◎(32GB) |
ディスプレイ | ◎(有機EL) | ◎(有機EL) |
サイズ | 14インチ | 14インチ |
アスペクト比 | 〇(16:10) | 〇(16:10) |
解像度 | 〇(1920×1200) | ◎(2880×1800) |
輝度 | ◎(400nit) | ◎(400nit) |
色域 | ◎(100%sRGB) | ◎(100%sRGB) |
ボディ質感 | ◎ | ◎ |
キーボード | 〇 | ◎ |
重量 | △(1.49kg) | 〇(実測1.37kg) |
USB-A | 〇(1) | 〇(2) |
USB-C | 〇(2) | 〇(2) |
USB-C充電 | 〇 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 | 〇 |
Thunderbolt/USB4 | 〇 | 〇 |
HDMI | 〇 | 〇 |
Webカメラ | 1080p | 5MP |
プライバシーシャッター | 〇 | 〇 |
バッテリー | 71Whr(実測7:45) | 59.1Whr(実測6:22) |
認証 | 顔認証 | 顔認証 |
その他 | 2in1,タッチパネル,ペン付き | 2in1,タッチパネル |
価格 | 14.4万 | 16.7万(7%オフ) |
スペックはとても似ており、大きく違うのはディスプレイの解像度と、重さくらいです。
- コスパはYoga 7 Gen9のほうが良い
- ディスプレイと軽さはHP Envyが良い
という結論です。
また、レノボYoga、HP Envyとも、Intel版よりもAMD版のほうがコスパがよいため、AMD版で比較しています。
私が買うなら、差がそこまでないのと、安いのでレノボYogaでいいんじゃない?と思いますが、軽さを求めるならHP Envyも良いと思います。
レノボYoga 7i 2-in-1 Gen9のスペックと価格
スペック
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU(Intel) | Intel Core Ultra 5 125H, Core Ultra 7 155H |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512~1TB GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC |
ディスプレイ1 | 14″ WUXGA OLED(有機ELディスプレイ) (1920 x 1200) 光沢あり, マルチタッチパネル, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 60Hz, ガラス |
ディスプレイ2 | 14″ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 光沢あり, マルチタッチパネル, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 120Hz, ガラス, ブルーライト軽減パネル |
重量 | 約 1.49kg |
サイズ | 約 317.72×222.13×16.64mm(最薄部) |
バッテリー | 71Whr 動画再生時 約 11.6 時間・アイドル時約 26.7 時間 |
価格 | 10万円台~(AMD)、14万円台~(Intel) |
価格とおすすめ構成
AMD版
Intel版
AMD Ryzen 7 8840HSと、Intel Core Ultra 7 155Hの構成で比較をすると、価格差は約2万円です。
Intel版は、解像度2.8Kのディスプレイを選べますが、その分高くなります。
個人的には、解像度フルHD+のディスプレイでも不都合は感じなかったというのと、AMD Ryzen 7 8840HSと、Intel Core Ultra 7 155Hの性能は大体同じなので、安いAMD版のほうでいいんじゃないかと感じます。
レノボYoga 7i 2-in-1 Gen9の外観と機能
外観・デザイン・質感
外観はアルミボディが上質で綺麗、高級感があります。
高級感があり格好良いので、実際に購入した際にも満足できると言えます。
Intel版は、AMD版と色が違い、ダイダルティールという、やや緑色がかかった色になっています。
AMD版と比較すると、Intel版の色のほうが、色が綺麗に感じます。
上記は旧機種レノボYoga 770との比較で、左が旧機種ですが外観はボディ色が違うのみで、ほぼ似たような見た目となっています。
2 in 1のためスタンドモードやタブレットモードとしても使えるので、スタンドモードにして動画鑑賞する、タブレットモードにする、外付けキーボードを使うなど、幅広い用途で使えます。
重さ
メーカー公称の重量は1.49kgです。実測値は1506gと少し重いです。
軽くはないですが、14インチ、有機ELタッチパネル+2 in 1であることを考えると納得の重量といえますし、たまにであれば持ち運びも可能です。
アダプターはUSB TYpe-Cのもので出力65Wで約300gとなります。軽くはないです。
本体実測値 | 1506g |
---|---|
アダプター | 299g |
持ち運びも考慮するなら、電源アダプターはUSB Type-C対応の軽量でコンパクトなものを買ってしまったほうがよいと思います。私も購入しています。
軽量な充電器とケーブルを買えば、重量を合計100~110g程度に抑えることができます。
ディスプレイ
ディスプレイ | 14インチ WUXGA OLED(有機ELディスプレイ) (1920 x 1200) 光沢あり, マルチタッチパネル, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 60Hz, ガラス |
デフォルト構成は、解像度フルHD+(1920 x 1200) の有機ELタッチディスプレイです。
上述の通り、旧型は解像度2.8Kであったので、フルHD+はどうなんだろう、と思っていました。
ただ、実際に使ってみるとこれでも十分に綺麗で、文字が見にくいとか、そういったこともありませんでした。
右が旧機種のレノボYoga770です。
旧機種と比較してもディスプレイの綺麗さは、ほぼ同じです。
旧Yoga 770(解像度2.8有機EL)
新Yoga 7i 2-in-1 Gen9(解像度フルHD+有機EL)
見比べてみても違いはほぼ感じず、ワードプレスで文字を書いていても違いを感じることはほとんどなく、違いを感じないレベルでうまくコストダウンしてきたなと感じます。
解像度フルHD+であることを気にすることはまずないでしょう。
キーボード
キーボード配列は、IdeaPadやYogaシリーズで広く使われている、右端のEnterキー付近が少しくっついている配置となります。
見た目はあまりよくないですが、実際に使ってみて打ちにくいとかはなく、使いやすい配置です。
キーストロークも十分に深く、キーピッチも十分に確保されており、打ちやすいです。
打鍵感も良好です。旧型のYoga 770と比較しても、打ちやすさは大きく向上していました。
キーボードで点数をつけるなら85~90点くらいはつけてもよいと言えます。打ちやすいキーボードです。
タッチパッドの操作感も良好です。
キーボードバックライトも搭載しており、暗い場所での作業も苦になりません。
指紋認証はありませんが、顔認証には対応しています。
インターフェイス
左側面のインターフェイスは、奥から順番に
- HDMI
- Thunderbolt™4 ポート
- Thunderbolt™4 ポート
- マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
となります。
右側面のインターフェイスが、奥から順番に
- USB 3.2 Gen1 Type-A
- microSDメディアカードリーダー
- 電源ボタン
となります。
必要なものはほぼ揃っている、という印象で、不足を感じることはないでしょう。
ThunderBoltを、USB Type-C対応のDELLモニターに接続して検証したところ、問題なく4K出力、充電が可能でした。
バッテリー駆動時間のチェック
バッテリーは71Whrと、大きいバッテリー容量となります。
以下の条件にてバッテリー駆動時間のチェックを行いました。
- 輝度MAX
- youtube動画流しっぱなし
メーカー公称時間 | 最大11.6時間 |
---|---|
残量0%まで | 6時間25分 |
有機EL・輝度の高さを考えると、バッテリーもちは良かったです。
バッテリー駆動のまま長く使うことも全く問題ない性能です。
WEBカメラ
IR&1080p FHDカメラが付いています。プライバシーシャッター付きです。
顔認証にも対応しています。
ノートパソコンのカメラで写真を撮りました。映りはきれいで、Web会議も問題なくこなせます。
スピーカー
前面の左右に2つのスピーカーが搭載されています。スピーカーの音質は良いです。
旧型Yoga 770も相当にレベルが高いのですが、同等レベルで音質は良いです。
無線速度のテスト
自宅のWiFiは、11ac(Wi-Fi5)で5.0GHzを使用していますが、同じ部屋だと530Mbps速度が出ており、とても高速です。
1FにWiFiルーターがある状態で2Fで計測してみたところ、こちらも十分な速度が出ていました。
機種 | 無線速度 |
ThinkPad X1 Carbon | 390Mbps |
ThinkBook 13x Gen2 | 400Mbps |
Yoga 6 Gen8 | 510Mbps |
DELL XPS 13 Plus | 510Mbps |
IdeaPad Slim 5i Gen8 | 550Mbps |
HP Envy x360 13-ay | 570Mbps |
HP Envy x360 14-fc | 550Mbps |
Yoga 7i 2-in-1 Gen9 | 530Mbps |
HP Pavilion Aero 13-be | 580Mbps |
Legion Pro 5i Gen8 | 610Mbps |
レノボYoga 7i 2-in-1 Gen9の内部性能・処理速度
パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。
- PassMark
- CineBench R23
- PCMARK10
- Crystal DiskMark(ディスク速度)
また、ゲーミング性能についても、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。
- DQ10(軽量級3D)
- FF14(中~重量級3D)
- FF15(重量級3D)
- ストリートファイター6(重量級)
- 3DMark
画像編集性能については、画像編集ソフトRawTherapeeでRAW現像10枚の書き出し時間を計測しました。
- RawTherapeeでのRAW現像時間
動画編集性能については、動画編集ソフトDavinci ResolveでフルHDのyoutube動画書き出し時間を計測しました。
- Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し
また生成AIの性能も見るため、VOICEOXの音声自動生成の能力も確認しています。
- VOICEOXでの音声自動生成
計測結果については、電源に接続して、最適なパフォーマンスで計測しています。
PassMarkは、電源に接続しないバッテリー駆動での計測も行っています。
CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。
CPU | PassMarkスコア |
Ryzen 9 7945HX | 55967 |
Core i9-13900HX | 44998 |
Core i7-13700HX | 34286 |
Ryzen 7 7745HX | 32732 |
Core i7-13700H | 30030 |
Ryzen 7 8845HS ※最新世代 | 29904 |
Ryzen 7 8840HS ※最新世代 | 25299 |
Core Ultra 7 155H ※最新世代 | 24910 |
Core Ultra 5 125H ※最新世代 | 21300 |
Core Ultra 7 155U ※最新世代 | 16140 |
Core Ultra 5 125U ※最新世代 | 17921 |
Ryzen 7 7735U | 21082 |
Core i5-1340P | 20106 |
Core i7-1360P | 19600 |
Ryzen 7 7730U | 18864 |
Core i7-1260P | 17257 |
Core i5-1240P | 17345 |
Core 5-120U ※最新世代 | 17292 |
Ryzen 5 7535U | 17123 |
Core i5-1335U | 16814 |
Ryzen 5 7530U | 16509 |
Ryzen 5 5625U | 15000 |
Core i5-1235U | 13865 |
Core i3-1315U | 13755 |
Ryzen 3 7330U | 11816 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Ryzen 5 7520U | 9489 |
Intel N100 | 5657 |
Intel Celeron 7305 | 2665 |
事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、Core i5-1135G7のスコア10000以上あると、重作業でも十分快適に使えます。
Yoga 7i Gen9は、Intel Core Ultra 7 155Hを搭載しており、性能も非常に高いです。
PassMark
電源接続時(最適なパフォーマンス)
電源接続時(バランス)
バッテリー駆動時
PassMarkスコアについて、24100と高いスコアとなりました。平均値レベルのスコアです。
バランスだと15854とやや落ちたので、せっかくであれば高いパフォーマンスを活かす設定で使うのがよいと思います。
マルチ/シングル | パフォーマンス | バランス |
マルチスレッド | 24100 | 15854 |
シングルスレッド | 3845 | 3640 |
バッテリー駆動時だとスコアがやや落ちました。
性能を求める作業をするなら、電源接続しての作業が、おすすめです。
マルチ/シングル | 電源接続 | バッテリー駆動 |
マルチスレッド | 24100 | 19851 |
シングルスレッド | 3845 | 3238 |
他の主流CPUの実測値と比較しました。
CPU | マルチ | シングル |
Core i-13700HX | 36225 | 3955 |
Ryzen 7 8840HS | 27215 | 3796 |
Ryzen 7 6800H | 25955 | 3458 |
Core Ultra 7 125H | 24100 | 3845 |
Core Ultra 5 125H | 24554 | 3636 |
Core i5-13500H | 24533 | 3830 |
Core i5-1340P | 21578 | 3742 |
Core Ultra 7 155U | 19232 | 3678 |
Core i7-1260P | 21696 | 3540 |
Ryzen 7 6800U | 21461 | 3459 |
Ryzen 7 7735U | 21278 | 3419 |
Ryzen 7 7730U | 21446 | 3258 |
Ryzen 7 5800U | 18644 | 3108 |
Core i5-1335U | 17694 | 3684 |
Core i5-1235U | 16601 | 3465 |
Ryzen 5 5625U | 16933 | 3138 |
Core i7-1250U | 13518 | 3557 |
Core i7-1165G7 | 11005 | 3142 |
高いスコアで、なんでもこなせる万能のCPUと言えます。
ただ別の機種でレビューした結果の、Intel Core Ultra 5 125Hとさほど変わらないスコアだったのはやや残念です。
CineBench R23
マルチコアスコア:9702
シングルコアスコア:1788
マルチコアスコア・シングルコアスコアともに、PassMarkと同じ傾向で、高いスコアでしたが、PassMarkの結果からするともう少し伸びてもいいんじゃないか?と感じました。
ほかの主要CPUと比較します。
CPU | マルチコア | シングルコア |
Core i7-13700HX | 19558 | 1656 |
Ryzen 7 8840HS | 13246 | 1690 |
Ryzen 7 6800H | 13505 | 1481 |
Core i5-13500H | 11027 | 1779 |
Core Ultra 5 125H | 10967 | 1653 |
Core Ultra 7 155H | 9702 | 1788 |
Ryzen 7 6800U | 11620 | 1481 |
Core i5-1340P | 9301 | 1714 |
Core Ultra 7 155U | 7824 | 1674 |
Ryzen 7 7735U | 9250 | 1515 |
Ryzen 7 7730U | 9411 | 1423 |
Core i7-1260P | 9158 | 1481 |
Ryzen 5 5625U | 8064 | 1390 |
Core i5-1235U | 6961 | 1461 |
Core i7-1165G7 | 4122 | 1383 |
PCMARK10
PCMARK10は、実際のアプリケーションを使用したベンチマークソフトで、実際にパソコンを使った時の作業快適性を計測するのに適しているといわれているベンチマークです。
測定結果は以下の通りです。
トータルスコア:6825
Essentials:11076(快適めやす4100)
Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。
快適めやすは4100なので、非常に高い数値です。実際に使ってみてもレスポンスは極めて快適です。
Productivity:8769(快適めやす4500)
ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これも十分なスコアです。
Digital Contents Creation:8885
Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。
極めて高いスコアです。
Intel Core Ultra 5 125Hを搭載したレノボThinkBook 13x Gen4と比較してみました。
レノボ Yoga 7i 2-in-1 Gen9(Intel)
レノボ Yoga 7 2-in-1 Gen9(AMD)
計測内容 | Yoga 7i(Intel) | Yoga 7(AMD) |
トータル | 6825 | 6929 |
App Start-up Score(アプリ起動) | 16262 | 15970 |
Video Conferencing Score(Web会議) | 8610 | 8496 |
Web Browsing Score(Web閲覧) | 9706 | 9600 |
Spreadsheets Score(表計算) | 10329 | 13384 |
Writing Score(文書作成) | 7445 | 6122 |
Photo Editing Score(画像編集) | 13770 | 13129 |
Rendering and Visualization Score(レンダリング) | 7331 | 9345 |
Video Editing Score(動画編集) | 6949 | 6215 |
PCMark10のスコアは、AMD Ryzen 7 8840HSとほぼ互角で、2023年のCPUと比較しても大きくスコアが伸びています。
以下、他主要CPUとのスコア比較です。
App Start-up Score(アプリ起動)
App Start-up Score(アプリ起動) | スコア |
Intel Core Ultra 7 155H | 16262 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 15970 |
Intel Core i5-1340P | 12449 |
Intel Core i5-1335U | 11687 |
Intel Core Ultra 5 125H | 11707 |
AMD Ryzen 7 7735U | 11574 |
Intel Core Ultra 7 155U | 10526 |
Intel Core i7-13700HX | 10300 |
Intel Core i7-1260P | 8629 |
AMD Ryzen 5 5625U | 8457 |
Web Browsing Score(Web閲覧)
Web Browsing Score(Web閲覧) | スコア |
Intel Core i7-13700HX | 10187 |
Intel Core i5-1340P | 9788 |
Intel Core Ultra 7 155H | 9706 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 9600 |
Intel Core i5-1335U | 9582 |
Intel Core i7-1260P | 9128 |
Intel Core Ultra 5 125H | 9046 |
Intel Core Ultra 7 155U | 8944 |
AMD Ryzen 5 5625U | 8862 |
AMD Ryzen 7 7735U | 8761 |
Spreadsheets Score(表計算)
Spreadsheets Score(表計算) | スコア |
AMD Ryzen 7 8840HS | 13384 |
AMD Ryzen 7 7735U | 11080 |
Intel Core i7-13700HX | 10928 |
Intel Core Ultra 7 155H | 10329 |
Intel Core Ultra 5 125H | 9495 |
Intel Core Ultra 7 155U | 8708 |
AMD Ryzen 5 5625U | 7148 |
Intel Core i5-1340P | 6973 |
Intel Core i5-1335U | 6889 |
Intel Core i7-1260P | 6536 |
Video Editing Score(動画編集)
Video Editing Score(動画編集) | スコア |
Intel Core i7-13700HX | 7446 |
Intel Core Ultra 7 155H | 6949 |
Intel Core Ultra 5 125H | 6467 |
Intel Core i5-1340P | 6320 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 6215 |
Intel Core i5-1335U | 5961 |
Intel Core Ultra 7 155U | 5679 |
Intel Core i7-1260P | 5544 |
AMD Ryzen 7 7735U | 4345 |
AMD Ryzen 5 5625U | 3931 |
極めて性能は高く、外部GPUなしでこの性能は、素晴らしいの一言です。
Crystal DiskMark
シーケンシャルリードが5000を超えており、高速です。
2021年式のHP Envyも高速でしたが、3500だったのでとても高速です。
機種 | シーケンシャルリード |
HP Envy 14-fc(2024年式) | 7142 |
DELL XPS 13 Plus | 6589 |
レノボLegion Pro 5i Gen8 | 6569 |
HP Envy 13-bf(2022年式) | 5332 |
レノボYoga 7i Gen8 | 5091 |
レノボIdeaPad Slim 5i Gen8 | 5086 |
HP Pavilion Aero 13-be(2023年式) | 5045 |
レノボYoga 7i Gen9 | 5054 |
レノボYoga 7 Gen9 | 5022 |
レノボThinkPad X1 Gen11 | 3888 |
レノボThinkBook 13x Gen2 | 3603 |
HP Envy 13-ay(2021年式) | 3500 |
DQ10 ベンチマーク(軽量級3D)
最高品質ですごく快適の結果となりました。
FF14 黄金のレガシー ベンチマーク(中~重量級3D)
FF14のベンチマークは、4月にリリースされた新作「黄金のレガシー」でベンチマークを取りました。
標準品質(ノートPC)で、やや快適の結果となりました。
CPU | スコア |
Intel Core Ultra 7 155H | 5794 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 5584 |
Intel Core Ultra 7 155U | 3704 |
FF15ベンチマーク(重量級3D)
スコアは軽量品質で普通、という結果になりました。
CPU | スコア |
Intel Core i7-13700HX+RTX4070(標準) | 15852 |
AMD Ryzen 7 8840HS(軽量) | 4719 |
Intel Core Ultra 7 155H(軽量)メモリ32GB | 4108 |
Intel Core Ultra 5 125H(軽量) | 3808 |
Intel Core Ultra 7 155H(軽量)メモリ16GB | 3355 |
Intel Core i5-13500H(軽量) | 2875 |
AMD Ryzen 7 7735U(軽量) | 3470 |
Intel Core i7-1260P(軽量) | 2486 |
Intel Core Ultra 7 155U(軽量) | 2331 |
Intel Core i7-1250U(軽量) | 2309 |
同じCPUで、メモリ32GBのHP Spectreでも同じベンチマーク測定をしたのですが少し差が出ており、メモリの差かな?とも感じます。
ストリートファイター6ベンチマーク
セッティングをLOWにしたところ、問題なくプレイできますの結果でした。
ストリートファイター6はとても重い部類のゲームにもかかわらず、外部GPUなしでこの結果は素晴らしいです。
ただこちらも、メモリ32GBのHP Spectreでも同じベンチマーク測定をしたのですが少し差が出ており、HP Spectreでは100/100でした。
こちらもメモリの差かな?とも感じます。
3DMark ベンチマーク
Fire Strikeのスコアは7900でした。
Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。
グラフィックボード | 3DMark Fire Strike |
GeForce RTX 3080 Ti | 38323 |
GeForce RTX 3080 | 36176 |
GeForce RTX 4070(Laptop) | 27898 |
GeForce RTX 4060 | 27500 |
GeForce RTX 3060 | 20764 |
GeForce RTX 4050 Laptop | 18579 |
GeForce RTX 3050 Ti | 14911 |
GeForce GTX 1060 | 11000 |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ32GB | 9181 |
AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) | 8503 |
Intel Core Ultra 5 125H(CPU内蔵) | 8488 |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ16GB | 7900 |
AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) | 6666 |
Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) | 5399 |
Intel Core i5-13500H(CPU内蔵) | 5237 |
AMD Ryzen 5 7535U(CPU内蔵) | 5103 |
Intel Core i5-1340P(CPU内蔵) | 5000 |
Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) | 4462 |
AMD Ryzen 7 7730U(CPU内蔵) | 4000 |
AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) | 3288 |
めやすとしてはGeForce GTX 1060がエントリー向けグラフィックボードとなります。
エントリーの外部GPUにも迫る性能です。
ただこちらも、メモリ32GBのHP Spectreとはやや差をつけられています。
3DMark Time Spy
3DMark Time Spyのスコアは2829でした。
グラフィックボード | 3DMark Time Spy |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ32GB | 3134 |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ16GB | 2829 |
AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) | 2912 |
RawTherapeeでのRAW現像時間
フリーの画像編集ソフトRawTherapeeを使って、スマホで撮影したRAW画像10枚のRAW現像にかかる時間を測定しました。
CPU | 時間 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 11秒 |
Intel Core i7-13700HX | 11秒 |
Intel Core Ultra 7 155H | 13秒 |
Intel Core i5-13500H | 13秒 |
Intel Core i5-1340P | 13秒 |
Intel Core Ultra 5 125H | 14秒 |
Intel Core i7-1260P | 15秒 |
Intel Core i5-1335U | 17秒 |
Intel Core i5-1235U | 18秒 |
AMD Ryzen 7 7730U | 17秒 |
Intel Core Ultra 7 155U | 21秒 |
Intel Core i7-1250U | 21秒 |
とても早い結果です。ただAMD Ryzen 7 8840HSにはわずかに負けました。
Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し時間
動画編集ソフトDavinci Resolveで、4分のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を計測しました。
CPU | 時間 |
Intel Core i7-13700HX+GeForce RTX 4060 | 42秒 |
AMD Ryzen 7 6800H+GeForce RTX 3050 Ti | 48秒 |
Intel Core i7-13700H+GeForce RTX 4050 | 56秒 |
Intel Core Ultra 5 125H | 1分02秒 |
Intel Core Ultra 7 155H(メモリ32GB) | 1分06秒 |
Intel Core Ultra 7 155H(メモリ16GB) | 1分11秒 |
Intel Core i5-13500H | 1分10秒 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 1分13秒 |
Intel Core i5-1340P | 1分17秒 |
AMD Ryzen 7 7735U | 1分18秒 |
AMD Ryzen 7 6800U | 1分18秒 |
AMD Ryzen 5 7535U | 1分22秒 |
Intel Core i7-1260P | 1分28秒 |
AMD Ryzen 7 7730U | 1分29秒 |
Intel Core Ultra 7 155U | 1分36秒 |
Intel Core i5-1235U | 1分40秒 |
Intel Core i5-1335U | 1分48秒 |
AMD Ryzen 7 5800U | 1分56秒 |
Intel Core i7-1250U | 2分22秒 |
動画の書き出し速度は、外部GPUなしとしてはトップクラスに早い結果でした。
こちらもメモリ32GBのHP Spectreとは少し差がありました。
VOICEVOXでの音声AI自動生成(約1時間の台本)
私がYouTube動画作成で使っている、音声自動生成ソフトVOICEVOXで、約10分×6(合計1時間)の台本を読み込ませて音声自動生成までにかかる時間を計測しました。
CPU | 音声自動生成までの時間 |
Intel Core Ultra 7 155H | 11.22秒 |
AMD Ryzen 7 6800U | 16.60秒 |
私が普段使っているレノボYoga770の、AMD Ryzen 7 6800Uよりも早く、生成AIの処理能力の高さを実感する結果となりました。
排熱性能と静粛性について
CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。
パフォーマンスモードで計測しています。
負荷をかけはじめたときの状態です。
負荷をかけ続けた時の状態です。
上記が測定結果ですが、負荷をかけるとCPU温度が上がり、一瞬100℃くらいまで上がりました。
その後75~80℃弱程度で推移します。
CPU電力は、負荷をかけると一瞬50W超程度まで上がり、すぐに25W程度まで下がりました。
このCPU負荷ツールだとそこまで大きな負荷がかからないという状態でした。
そのため、FF14 黄金のレガシーベンチマークを動作させ、負荷測定を行ったところ、しばらく経ってベンチマーク測定完了時点では、明確に負荷が高くなり、CPUファンの音も大きくなりました。
この間、キーボードは上側が熱くなり、比較的高温になるという感じがありました。
負荷をかけた時の音についてはサー、、、という音がある程度聞こえて、騒音計で測定すると大体35~40db前後の数値になっていました。
騒音目安については以下の通りです。
騒音値(db) | めやす |
50db | 大きく聞こえる。静かな事務所 |
40db | 聞こえるが会話に支障なし。図書館、静かな住宅地の昼 |
30db | 小さく聞こえる。郊外の深夜、ささやき声 |
20db | ほとんど聞こえない。ささやき |
高負荷をかけると多少音が気になりますが、そこまでうるさいという感じはありません。ただキーボードはそれなりに熱くなるので注意が必要です。
レノボYoga 7i 2-in-1 Gen9のレビュー評価まとめ
評価まとめ
各作業のレビュー結果は以下の通りです。
Web閲覧 | ◎(快適) |
---|---|
Office系事務作業 | ◎(快適) |
動画鑑賞 | ◎(快適) |
Web会議 | ◎(快適) |
SNS・ブログ | ◎(快適) |
プログラミング | ◎(快適) |
画像・写真編集 | ◎(快適) |
動画編集 | ○(フルHD動画編集なら問題なし) |
ゲーム | △~○(重量級のゲームも結構できる) |
ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。
質感 | ◎(とても良い) |
---|---|
ディスプレイ | ◎(とても良い) |
キーボード | ○(良い) |
インターフェイス | ◎(ThunderBolt4あり、HDMIあり) |
デザイン | ◎(とても良い) |
耐久性 | ○(良い) |
バッテリー | ○(良い) |
持ち運び | △(14インチ2in1としてはそれなり) |
コスパ | ○(良いがAMD版はもっと良い) |
非常にバランスがよいです。
コスパも良いですが、AMD版のほうがもっと良い、という印象です。
レノボYoga 7i 2-in-1 Gen9の良い点
- 高性能・高品質、なんでもこなせる
- ディスプレイが綺麗
高性能で高品質、どんな作業でも満遍なくこなせます。
一般的な事務作業や画像編集はもちろん、動画編集や軽めのゲームもOKです。
ディスプレイも綺麗で、キーボードの打鍵感も良かったです。
レノボYoga 7i 2-in-1 Gen9で気になった点
- AMD版のほうが性能がほぼ同じで、かつ安い
Yoga 7シリーズは、AMD版を先に実機レビューしました。
両方レビューして感じたのは、性能はほぼ同等で、コスパはAMD版のほうが良いということです。
AMD版は、Ryzen 7 8840HS + メモリ16GBが、14万円台で購入でき圧倒的にコスパが良いです。
そのため特にこだわりがなければ、AMD版をおすすめします。
このノートパソコンを購入するのに向く方
- 事務作業だけでなく動画編集など様々な用途に使いたい方
- 綺麗なディスプレイで動画鑑賞を楽しみたい方
- 高品質なノートパソコンがなるべく安く欲しい方
高性能で高品質、なんでもこなせますし、質感も高いです。完成度の高いノートパソコンです。
色々な用途に使いたいし、動画編集にも使いたい、たまに持ち運びたい、など、どんな用途にも対応できて、しかも安いです。おすすめの1台です。
IntelとAMDの両方が発売されていますが、AMD版のほうがコスパ良く、おすすめです。
どうしてもIntelのCPUが良いとか、ディスプレイは解像度2.8Kが良いという場合、Intel版にしましょう。
AMD版のレビュー結果は以下です。
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