ノートパソコンをなるべく安く、品質を良いものを購入する場合
レノボ・DELL・HPのパソコンを直販サイトで購入するのがもっともお勧めとなります。
この3メーカーが、コストパフォーマンスが最高によく、品質も良いので、おすすめです。
私は、レノボ・DELL・HPのノートパソコンを本業・副業で使う機会が多く
- レノボ:2台自分で購入、10台以上貸出機をレビュー
- DELL:1台自分で購入、本業で使用
- HP:1台自分で購入、副業で使用
という経験があるので、実経験をもとに、この3メーカーの比較をしていきます。
またコスパ最強機種の紹介をしていきます。
レノボ・DELL・HPの特徴
レノボ

レノボは中国のパソコンメーカーです。
知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、NECのノートパソコン事業は、レノボ傘下となっています。
レノボのノートパソコンといえば上記写真のThinkPadが有名です。
ThinkPadはもともとIBMが開発・製造していたノートパソコンですが、レノボがIBMのPC事業を買収し、今はレノボブランドとなっています。
レノボはパソコンのシェアが世界トップで、約22%強のシェアがあります。世界で最もパソコンが売れているメーカーということです。
レノボは、世界トップシェアの規模を活かして
- 機種のラインナップが多い
- コスパの良い機種が多い
という特徴があります。
機種が多いので、最初は選ぶのに戸惑いますが、ある程度コスパの良い機種というのは絞られるので、おすすめ機種をチェックしていればお買い得な機種が購入できる可能性が高いです。

DELL

DELLはアメリカのパソコンメーカーです。
日本企業でパソコンを買う場合、DELLとHPが強いというイメージがあり、知らない方はいないのではないかと思います。
DELLはパソコンのシェアが世界第3位となっています。
DELLの特徴としては
- セール時のコスパが凄い
- 納期が凄まじく早い
があげられます。
セールの安さ、納期の早さは驚くべきものがあります。
HP

HPはアメリカの企業です。日本での事業を遂行する日本HPという企業があります。
事業内容は、日本HPのホームページによると
PC、プリンティングおよび付随するサービス、ソリューション事業
となっており、パソコン・ノートパソコン・プリンターの販売が有名です。
HPのパソコンは、レノボに次いで世界シェア2位となっております。
このシェア率を活かして、豊富なラインナップとコスパの良いパソコンを販売しています。
HPの特徴として
- デザインが良い
- 海外大手メーカー特有のコスパの良さ
があげられます。

HPは、特に上級機種のHP ENVYやSpectreは、デザインにこだわっており、高級感のあるデザインが特徴です。
またコスパも良いですが、レノボやDELLには少し負けるという印象があります。

レノボ・DELL・HPの品質比較

レノボ・DELL・HPの品質はどうか?
この3メーカーのノートパソコンを何台も実際に触ってみた印象としては、どのメーカーも品質は良く問題ない、ということです。
私自身、購入したり本業で使うパソコンで、初期不良などに当たったことはありません。
また、レノボのパソコンは10台以上レビューしていますが、品質がいまいちと思ったことは一度もなく、すべてが価格以上、もしくは価格相応の品質を兼ね備えていると感じます。
そのため、品質という観点では、この3メーカーどこを選んでも問題ないと言えます。
レノボ・DELL・HPの価格比較

レノボ・DELL・HPのコスパ重視機種で比較すると
- レノボIdeaPad Slim 5シリーズ
- DELL Inspiron
- HP Pavilion
この3機種が、ほぼ同等の品質・性能・機能を持っています。
この3機種を比較対象として、価格を比較すると
- レノボ:年間を通じて凄く安い
- DELL:年間を通じて安く、セール時は特に安い
- HP:安いがレノボ・DELLには負ける
という印象です。
そのため、メーカーに拘りがなく、コスパの良い機種を買いたい場合
- まずレノボとDELLの価格をチェックして比較
- HPは週末セールの価格をチェックして比較
となります。
大抵は、機種によりますがレノボかDELLの機種が安いことが多いですね。
HPは、週末セールなどで安くなっている可能性があるのと、HP ENVYなどデザインが気に入れば購入する、という感じになると思います。
レノボ・DELL・HPの納期比較
レノボ・DELL・HPを実際に購入した際の納期比較としては
- DELL:凄まじく早い。即納モデルは翌営業日に納品される。
- レノボ:即納モデルは早い。2~3日くらい。
- HP:DELL・レノボと比較すると遅い。
となります。
DELLの即納モデルは衝撃レベルで早いです。
私が実際に購入したとき、日曜日の夜に注文したのですが、ノートパソコンが届いたのがなんと火曜日、に翌営業日に発送されました。
ノートパソコンの購入としては恐るべき早さです。
そのためすぐにノートパソコンが欲しい方には、真っ先におすすめできます。
HPは、DELL・レノボと比較すると少し遅い、という印象です。
私は即納されそうなHP ENVYを購入したのですが、確か4/14に注文、4/22に届いたので、7~8日程度はかかったことになります。
レノボは、DELLとHPの中間という印象ですね。遅くはないですが凄く早いわけでもないという印象です。
レノボ・DELL・HPのおすすめ機種比較(コスパ重視)
レノボ・DELL・HPの機種で、同価格帯および品質の機種を比較します。
コスパ重視機種(価格と品質のバランスがよい機種)

- レノボ IdeaPad Slim もしくはFlex 5 シリーズ
- DELL Inprion 14 もしくは16 シリーズ
- HP Pavilion 15シリーズ
コスパ重視機種の場合、レノボIdeaPad Slim もしくは Flex 5シリーズ = DELL Inspironシリーズ = HP Pavilion 15シリーズ が、同価格帯かつ品質も同程度となります。
テレワークなど一般用途で使う場合、この機種で全く問題ない性能と品質を兼ね備えていますので、基本はこの機種を検討してもらえればよいと思います。
レノボ IdeaPad Slim 5シリーズ 14
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 5 7530U (2.60GHz 2MB) |
メモリ | 16 GB DDR4-3200MHz (オンボード) |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
液晶 | 14″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz, LEDバックライト |
重量 | 約1.46kg |
サイズ | 約 312.0×221.0x16.9mm(最薄部) |
バッテリー | 最大15.9時間 |
価格 | 8万円前後(時期によって変動) |
目立った欠点のない万能スペックで、かつ、価格も非常に安いです。
私自身、旧型の550を妻用に購入し、主にテレワーク・日常用途で使っていますが快適に使ってもらっています。
この値段の割には、質感もなかなか良いです。
Lenovo IdeaPad Slim 5i Gen8は、レビュー記事も書いていますので参考にしてみてください。


コスパ最強ノートパソコンとしてもっともお勧めの1台です。
- AMDモデルならばRyzen 5/メモリ16GBが8万円弱
- Intelモデルならば有機EL/Intel Core i5/メモリ16GBが9.5万円弱
と、いずれかを購入しておけばコスパ的にはほぼ正解、という機種です。
DELL Inspiron 14と価格を比較してみて、どちらを購入するか検討してみましょう。
レノボ IdeaPad Flex 5 Gen8 14 AMD
IdeaPad Slim 570の兄弟機として、コンバーチブル型のIdeaPad Flex 5シリーズという機種も販売されています。2023年1月31日、新型が発売されました。
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 5 7530U |
メモリ | 16GB(デュアルチャネル) |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
液晶 | 4″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢あり, マルチタッチパネル, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz, LEDバックライト, ガラス |
重量 | 約1.55kg |
サイズ | 約 313.1×224.9×17.8(最薄部) |
バッテリー | 52.5Whr(最大14時間) |
価格 | 9万円台〜(時期によって変動) |
IdeaPad Slim 5シリーズの兄弟機種でこちらはコンバーチブル型です。
2 in 1、タッチパネルのパソコンが欲しければこちらもおすすめです。
DELL Inspiron 14,16
DELL Inspiron 14,16

CPU | AMD Ryzen™ 5 7530U |
メモリ | 8GB~ |
ストレージ | SSD 256GB~ |
液晶 | 14.0-インチ 16:10 FHD+ (1920 x 1200) 非光沢 非-タッチ 250nits WVA ディスプレイ |
重量 | 約1.54kg |
サイズ | 約 314×227.5×15.7~19.0mm |
バッテリー | 54Wh (最大時間は未公表) |
価格 | 7万円台〜(時期により変動) |
DELLのInspiron 14も、7万円台から購入可能でコストパフォーマンス抜群、最大のメリットは納期が安定しているということです。
レノボのIdeaPad Slim 5シリーズと価格をよく見比べて、どちらを購入するか選択しましょう。
レビュー記事を書いているので参考にしてみてください。

HP Pavilion 15-eg
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | 第12世代 インテル® Core™ i3-1215U プロセッサー |
メモリ | 8GB(デュアルチャネル) |
ストレージ | SSD 256GB |
液晶 | 15.6インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ(1920×1080) |
重量 | 約 1.71kg |
サイズ | 360 × 234 × 17.9(最薄部)-20.0(最厚部) mm |
バッテリー | 最大 7 時間 30 分 |
価格 | 9万円~ |
レノボIdeaPad Slim 5シリーズ、DELL Inprion 14 と比較する場合、HPで同じくらいの品質の機種はこのPavilionとなります。
ただレノボ、DELLと比較すると、ちょっとコスパは劣り、Core i5-1240P + メモリ16GBとする場合、11.8万となります。
HP 15s-eq(AMD),15s-fq(Intel)
スペック(15s-eq、AMDモデル)
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 3 5300U モバイル・プロセッサー |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 256GB |
液晶 | 15.6インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSディスプレイ(1920×1080) |
無線 | IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth 5.2 |
重量 | 1.6kg |
バッテリー | 最大9.5時間 |
価格 | 6万円台 |
スペック(15s-fq、Intelモデル)
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | インテル® Core™ i5-1235U,Core™ i7-1255U プロセッサー |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 256GB |
液晶 | 15.6インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ (1920 × 1080) |
無線 | IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth 5.2 |
重量 | 1.6kg |
バッテリー | 最大7 時間 30 分 |
価格 | 6万円台~ |
CPUはAMDモデルの場合AMD Ryzen 3 5300U、メモリ8GB、SSDの256GBと、Windowsを快適に動かすためのスペックはきっちりクリアしています。
ただ質感や機能は、上記紹介のレノボIdeaPad Slim 5シリーズやDELL Inspironよりは劣ります。質感や機能は妥協できて、購入価格を抑えたい方向けです。
実機レビュー記事を書いていますので参考にしてみてください。どの程度の質感や妥協している機能が何か、が分かると思います。

もっと安い構成でCPUがAMD 3020eのものもありますが、そちらはおすすめしません。
ボディの質感やインターフェイスなどは、HPの最廉価モデルなので微妙、ですが、快適に使える性能のパソコンがこの価格で購入できるのは、貴重と思います。
週末セールだと5万円台で購入できることもあるので、チェックしてみましょう。
レノボ・DELL・HPの機種比較
レノボIdeaPad Slim 5 Gen8とDELL Inprion 14 AMDの比較

HP Pavilionはコスパで少し劣るので、
- レノボ IdeaPad Slim 5 Gen8 14型(AMD)
- DELL Inspiron 14 AMD
の2機種で、コスパ比較をします。
比較項目 | IdeaPad Slim | DELL Inspiron |
CPU | 〇(Ryzen7530) | 〇(Ryzen7530) |
ディスプレイ | 〇(IPS) | 〇(IPS) |
サイズ | 14インチ | 14インチ |
アスペクト比 | ◎(16:10) | ◎(16:10) |
解像度 | 1920×1200 | 1920×1200 |
輝度 | 300nit | 250nit |
色域 | 63%sRGB | 63%sRGB |
キーボード | 〇 | 〇 |
重量 | 1.46kg | 1.54kg |
USB-A | 〇(2) | 〇(2) |
USB-C | 〇(2) | 〇(1) |
USB-C充電 | 〇 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 | 〇 |
Thunderbolt/USB4 | × | × |
HDMI | 〇 | 〇 |
Webカメラ | 1080p | 1080p |
プライバシーシャッター | 〇 | 〇 |
バッテリー | 56.6Whr | 54Whr |
指紋認証 | 〇 | 〇 |
その他 | – | – |
価格 | ☆(8万円前後) | ☆(8万円前後) |
とても良い勝負の2機種です。
2機種とも、欲しい性能はほぼすべて網羅しています。
これだけの性能や機能があれば、テレワークなど一般用途で困ることはほぼないと思います。
ただディスプレイの色域が少し狭いので、画像・写真編集などクリエイティブ用途では、少しディスプレイ品質が物足りない可能性があります。
価格比較は以下の通りです。
- レノボ IdeaPad Slim 5 Gen8 14型(AMD):Ryzen 5 7530U + メモリ16GBで7.98万
- DELL Inprion 14 AMD:Ryzen 5 7530U + メモリ16GBで8.49万
2023年4月現在、レノボIdeaPad Slim 5のコスパが頭1つ抜けています。
ただこれは時期にもよるので、時期によってはレノボが安くなるタイミングもあります。
そのため購入タイミングで、どちらがお得かよくチェックしてみましょう。
レノボIdeaPad Slim 5i Gen8とDELL Inprion 14 AMDの比較

コスパ最強機種として似たような性能と品質を持つ、DELL Inprion 14 AMDと、当機種を比較します。
- レノボIdeaPad Slim 5i Gen8 14(Intel)
- DELL Inspiron 14 AMD
比較項目 | IdeaPad Slim | DELL Inspiron |
CPU | ◎(Core i5-1340P) | 〇(Ryzen 5 7530) |
ディスプレイ | 〇(IPS) | 〇(IPS) |
サイズ | 14インチ | 14インチ |
アスペクト比 | ◎(16:10) | ◎(16:10) |
解像度 | 1920×1200 | 1920×1200 |
輝度 | 300nit | 250nit |
色域 | 66%sRGB | 63%sRGB |
キーボード | 〇 | 〇 |
重量 | 1.46kg | 1.54kg |
USB-A | 〇(2) | 〇(2) |
USB-C | 〇(2) | 〇(1) |
USB-C充電 | 〇 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 | 〇 |
Thunderbolt/USB4 | × | × |
HDMI | 〇 | 〇 |
Webカメラ | 1080p | 1080p |
プライバシーシャッター | 〇 | 〇 |
バッテリー | 56.6Whr | 54Whr |
指紋認証 | × | 〇 |
その他 | – | – |
価格 | ◎(9万円台~) | ◎(8万円台〜) |
この2機種はとても良い勝負です。
Intelが良いとか、性能を求めるならレノボIdeaPad Slim 5i Gen8ですが、安さを求めるならDELL Inprion 14 AMDですかね。

レノボ・DELL・HPのおすすめ機種比較(モバイルノートパソコン)
レノボ・DELL・HPで、モバイルノートパソコンの比較をします。
ThinkBook 13x Gen2と、長らくモバイルノートパソコンコスパ最良機種として君臨してきた、HP Pavilion Aero 13-beの2機種を比較してみます。
レノボThinkBook 13x Gen2
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | インテル® Core™ i5-1235U |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
液晶 | 13.3″ WQXGA液晶 (2560 x 1600) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 400 nit, LEDバックライト, ブルーライト軽減パネル |
重量 | 1.2kg |
サイズ | 約 296x209x12.9mm |
バッテリー | 56Whr 最大20.3時間 |
価格 | 9万円前後(時期により変動) |
2023年3月に新発売された機種です。
Intel Core i5、メモリ16GB、SSD512GBと十分なスペックで、ディスプレも解像度2K、100%sRGB、輝度400nitと素晴らしいスペックです。
重量は1.2kgとなかなか軽量で、価格は8万円台~と、かなりのコスパです。
2023年8月現在、8万円台まで値下げされ、かなり安いといえます。
個人的には、キーボードの配置が綺麗で打ちやすいのが高評価ポイントでした。

実機レビューを書いているので参考にしてみてください。

HP Pavilion Aero 13-be
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen 5 7535U,Ryzen 7 7735U |
メモリ | 8GB~16GB |
ストレージ | SSD 256GB~512GB |
液晶 | 13.3インチワイド・WUXGA非光沢・IPSディスプレイ(1920×1200)輝度400nit、色域100% sRGB |
重量 | 957g |
サイズ | 298×209×16.9mm |
バッテリー | 最大11時間(44Whr) |
価格 | 10万円台~(セール時8万円台~) |
957gという重量も素晴らしいですし、性能も良いです。
またディスプレイの性能も良く、明るくて綺麗なディスプレイを採用しています。
価格も10万以下で購入でき、持ち運びするモバイルノートとしては最もおすすめの機種です。
HP Pavilion Aero 13-be は、価格が安いだけでなく、ディスプレイやCPU性能も、素晴らしいです。
- CPUは最新のAMD Ryzen 7 7735U,Ryzen 5 7535U
- 画面比率16:10、輝度400nit、sRGB100%のディスプレイ
Ryzen7 と 5 が選べますが、メモリ16GBであればどっちを購入してもよいと思います。
ただし2点、弱点があります。
- キーボード配置が右端にENTERがなくクセがある
- バッテリー容量が44Whrと少し少ない(平均は50Whr程度)
ただ上記は、キーボード配置はすぐ慣れるので気にならなくなりますし、バッテリー容量も1日7~8時間電源なしで使うとかでなければ問題になりません。
私がブログで使っているHP ENVY x360 13-ayもこの配置で、最初の1週間は、ENTERを押そうとしてpg dnを押してしまうなどミスタイプすることがありましたが、1週間もすれば慣れました。
また、この配置に慣れたからと言って、本業で使っているオーソドックスな配列に戸惑うかというとそうでもなく、指が覚えているのか普通に使い分けできているので、そこまで気にすることはないと思います。
当機種は、通常10万円台~ですが、セールで8万円台~になっていることが多く、購入するならば週末セール、もしくはタイムセールでの購入をおすすめします。
レビュー記事を書いていますので参考にしてみてください。

ThinkBook 13x Gen2とHP Pavilion Aeroの比較
比較項目 | HP Pavilion Aero | ThinkBook 13x |
CPU | Ryzen7735U | Core i5-1235U |
PassMarkスコア | ◎(21082) | 〇(13865) |
メモリ | 〇(16GB) | 〇(16GB) |
ディスプレイ | 〇(IPS) | 〇(IPS) |
サイズ | 13.3インチ | 13.3インチ |
アスペクト比 | 〇(16:10) | ◎(16:10) |
解像度 | 〇(1920 x 1200) | ◎(2560×1600) |
輝度 | ◎(400nit) | ◎(400nit) |
色域 | ◎(100%sRGB) | 100%sRGB |
ボディ質感 | 〇 | 〇 |
キーボード | △(クセあり) | 〇 |
重量 | ◎(957g) | 〇(1.2kg) |
USB-A | 〇(2) | × |
USB-C | 〇(1) | 〇(Thunderbolt4) |
USB-C充電 | 〇 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 | 〇 |
Thunderbolt/USB4 | × | 〇(2) |
HDMI | 〇 | × |
Webカメラ | 720p | 720p |
プライバシーシャッター | × | 〇 |
バッテリー | △(44Whr) | 〇(56.5Whr) |
指紋認証 | 〇 | 〇 |
その他 | – | – |
価格 | 10.98万(セール) | 7.89万(セール) |
価格はThinkBookが有利
ThinkBookは、Intel Core i5-1235U、メモリ16GB、SSD512GBのスペックが8.77万で購入できます。
HP Pavilion Aeroでメモリ16GBモデルを選ぶと、セール約10万円となるので、コスパはThinkBookのほうが良いと言えます。
いや~とうとう、HP Pavilion Aeroよりもコスパが良いと言えるモバイルノートパソコンが登場してきたな、と感じます。
性能はHP Pavilion Aeroが有利

ThinkBook 13sは、Intel Core i5-1235Uという第12世代の省電力性能重視CPUを搭載しています。
対してHP Pavilion Aeroは、Ryzen 5 7535U, Ryzen 7 7735Uを搭載しており、性能はHP Pavilion Aero のほうがよいと言えます。
重量はHP Pavilion Aeroが軽いがバッテリー容量はThinkBookのほうが良い

重量はHP Pavilion Aeroが1kgを切った重量となっており軽いです。
ただHP Pavilion Aeroはバッテリー容量が少なく、バッテリーを重視するならThinkBookのほうが良いと思います。
キーボードはThinkBookがよい
HP Pavilion Aeroは、キーの配置が特殊で、Enterやバックスペースキーが右端になく、慣れるのに少し時間がかかると思います。

ThinkBook 13xは、実機を触ってみると思った以上にキーボードが優秀で、とてもきれいなキー配置をしています。
キーピッチも十分、ENTERキーも大きいので打ちやすいです。
またタッチパッドの操作感触も良好でした。

レノボ・DELL・HPのおすすめ機種比較(高品質機種)
レノボ・DELL・HPの高品質機種で、同価格帯および品質の機種を比較します。
高品質機種(価格は上がるが高品質機種)

- レノボ Yoga シリーズ
- DELL XPS シリーズ
- HP ENVYシリーズ
高品質機種の場合、レノボYogaシリーズ = DELL XPSシリーズ = HP ENVYシリーズ が、同価格帯かつ品質も同程度となります。
HPはさらに上にSpectreシリーズという機種もあります。
このあたりの高品質機種を購入するのに向く方は以下となります。
- ディスプレイ品質に拘りたい方(画像編集・写真が趣味など)
- 高品質なボディ・デザインを求める方
レノボ Yoga 6 Gen8
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 7 7730U |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB |
液晶 | 13.3″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢あり, マルチタッチパネル, 100%sRGB, 300 nit, 60Hz |
重量 | 約1.39kg |
サイズ | 約 304x218x17.36mm(最薄部) |
バッテリー | 最大21.7時間 59Wh |
価格 | 9万円台〜 |
13.3インチ、タッチパネル搭載のモバイルノートパソコンです。
CPUは、AMD Ryzen 7 7730Uと、最新の高いスペックのCPUを搭載しています。
コンバーチブル型で、とても上質な機種です。
ディスプレイも100%sRGBと、色域の広い綺麗なディスプレイを搭載しています。

凄いのが、Ryzen 7 7730U + メモリ16GBで9.9万と、ギリギリ10万を切る価格で購入できることです。
上質な機種を安く購入されたい方におすすめです。
レビュー記事を書いていますので参考にしてみてください。

レノボ Yoga 7i Gen8
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | インテル® Core i5-1340P |
メモリ | 16 GB LPDDR5-5200MHz (オンボード) |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
液晶 | 16″ WQXGA液晶 (2560 x 1600) IPS, 光沢あり, マルチタッチパネル, 100%sRGB, 400 nit, 60Hz |
カメラ | IR&1080p FHDカメラ (プライバシーシャッター付) |
指紋認証 | なし |
重量 | 約1.98kg |
サイズ | 約 362.16×250.12×16.99mm(最薄部) |
バッテリー | 最大21.5時間 71Wh |
価格 | 15万円台〜 |
レノボYoga 7シリーズ Gen8は、以下の3ラインナップがあります。
- 16インチIntel(IPS液晶、2 in 1)
- 14インチIntel(有機EL液晶、2 in 1)
- 14インチAMD(有機EL液晶、2 in 1)
Yogaシリーズはとても高品質で、ボディも綺麗で上質です。
またCPU性能も良く、ディスプレイも綺麗です。
有機ELが欲しい場合は14インチモデルを、大画面が欲しい場合は16インチモデルを購入しましょう。
レビュー記事を書いていますので参考にしてみてください。

レノボ Yoga Pro 7i Gen8
Lenovo Yoga Pro 7i Gen8
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ i5-13500H, Core™ i7-13700H |
メモリ | 16 GB LPDDR5-5200MHz (オンボード) |
グラフィック | NVIDIA® GeForce RTX™ 3050 6GB GDDR6 |
ディスプレイ(1) | 14.5″ WQXGA液晶 (2560 x 1600) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 350 nit, 90Hz |
ディスプレイ(2) | 14.5″ 3K液晶 (3072 x 1920) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%DCI-P3, 400 nit, 120Hz |
SSD | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe, 1 TB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 TLC |
光学ドライブ | なし |
無線LAN | Wi-Fi 6E対応 (IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n準拠) 2×2 & Bluetooth® |
Webカメラ | IR&1080p FHDカメラ (電子式プライバシーシャッター付)、マイク |
指紋認証 | なし |
外形寸法(mm) | 約 325.5×226.49×15.6mm(最薄部) |
駆動時間 | 73Whr 最大18時間 |
充電時間 | 約2時間 |
重量 | 1.49kg |
価格 | 12万円台~ |
Yoga 7i Gen8と名前が似ているのですが別機種です。
こちらは2 in 1ではなく普通のクラムシェル型ノートパソコンです。
外付けGPUに、GeForce RTX 3050を搭載する構成を選ぶことができ、かつ、14.5インチで1.49kgと、性能の割に比較的軽量です。
外付けGPUなしの構成を選択することもできます。
性能がとても良く、かつ軽いので、外出先でクリエイティブワークを行う方におすすめの機種です。
HP ENVY x360 13-bf
ENVY x360 13-bfも高品質でおすすめできる機種となります。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | 第12世代 インテル® Core™ i5-1230U,インテル® Core™ i7-1250U |
メモリ | 8~16GB(デュアルチャネル) |
ディスプレイ(OLED) | 13.3インチワイド・2.8K ブライトビュー(光沢)・OLED タッチディスプレイ (2880×1800 / 16:10 / 400nit / 255ppi) |
ディスプレイ(IPS) | 13.3インチワイド・WQXGA ブライトビュー(光沢)・IPSタッチディスプレイ (2560×1600 / 16:10 / 400nit / 227ppi) |
SSD | 512GB SSD |
光学ドライブ | なし |
無線LAN | IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6E対応) |
Bluetooth | Bluetooth(Ver5.3) |
Webカメラ | HP True Vision 5MP IR カメラ (約500万画素) |
指紋認証 | あり |
顔認証 | あり |
外形寸法(mm) | 約 298 × 216 × 16.9 (最薄部) mm |
駆動時間 | 最大17時間(66Wh) |
重量 | 1.33kg |
価格 | 13万円台~ |
HP ENVYはプレミアムモデルなので、デザインと質感がとても良いです。
AMDモデルの13-ayについては購入実機レビューを書いていますので、参考にしてみてください。デザイン・質感が良いノートパソコンを探している方には特におすすめできます。

DELL XPS 13(9315)
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | 第12世代 インテル® Core™ i5-1230U 、Core i7-1250U |
メモリ | 16GB |
ディスプレイ | 13.4 FHD+ (1920 x 1200) フレームレス 非-タッチ 非光沢 500-Nit ディスプレイ |
SSD | 512GB~ SSD |
無線LAN | Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)(2.4Gbps)+IEEE802.11ac/a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth(Ver5.2) |
Webカメラ |
720p(30 fps)のHD RGBカメラ、30 fpsで400pのIRカメラ、デュアルアレイ マイクロフォン
|
指紋認証 | あり |
外形寸法(mm) | 295.4×199.4×13.99mm |
駆動時間 |
3-セル バッテリー, 51 Whr (内蔵)
|
重量 | 1.17kg |
デザインがよくて高品質、かつ軽量な機種です。
ただしメモリ16GBにすると15~16万となってしまい、コスパはレノボやHPと比較してやや劣ります。
レノボ・DELL・HPの機種比較

レノボYoga 770とHP ENVY の比較
まずは以下の機種で比較してみます。
- レノボ Yoga 7i Gen8
- HP ENVY x360 13-bf
比較項目 | Yoga 7i | HP ENVY |
CPU | ◎(Intel第13世代) | 〇(Intel第12世代) |
ディスプレイ | ◎(有機EL) | ◎(有機EL) |
サイズ | 14インチ | 13.3インチ |
アスペクト比 | ◎(16:10) | ◎(16:10) |
解像度 | 2880 x 1800 | 2880 x 1800 |
輝度 | 400nit | 400nit |
色域 | 100%sRGB | 100%sRGB |
キーボード | 〇 | ◎ |
重量 | 1.49kg | 1.33kg |
USB-A | 〇(1) | 〇(2) |
USB-C | 〇(2) | 〇(2) |
USB-C充電 | 〇 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 | 〇 |
Thunderbolt/USB4 | 〇 | 〇 |
HDMI | 〇 | × |
Webカメラ | 1080p | 1080p |
プライバシーシャッター | 〇 | 〇 |
バッテリー | 71Whr | 54Whr |
指紋認証 | × | 〇 |
その他 | 2in1,タッチパネル | 2in1,タッチパネル |
価格 | 15万円台 | 14万円台 |
コスパ重視機種がメモリ16GBで8~9万円前後で購入できるところ、上記の高品質機種は15万前後の価格となります。
何がコスパ重視機種と違うかというと、一番大きいのはディスプレイ品質です。
有機ELディスプレイを採用しており、色域も広いので、とても色鮮やかに画面が表示されます。

左がIPS液晶、右が有機EL液晶なのですが、色鮮やかさが有機ELのほうが綺麗です。
そのため画像・写真編集やイラスト作成など、クリエイティブ用途に向く機種と言えます。
逆に言えば、クリエイティブ用途などに使わないのであれば、上記で紹介したコスパ重視機種で十分、ということになります。
レノボThinkBook 13xとHP ENVY の比較
次に以下の機種で比較してみます。
- レノボ ThinkBook 13x Gen2
- HP ENVY x360 13-bf
比較項目 | ThinkBook 13x | HP ENVY |
CPU | 〇(Intel12世代) | 〇(Intel第12世代) |
ディスプレイ | 〇(IPS) | ◎(有機EL) |
サイズ | 13.3インチ | 13.3インチ |
アスペクト比 | ◎(16:10) | ◎(16:10) |
解像度 | 2560×1600 | 2880 x 1800 |
輝度 | 400nit | 400nit |
色域 | 100%sRGB | 100%sRGB |
キーボード | 〇 | ◎ |
重量 | 1.2kg | 1.33kg |
USB-A | × | 〇(2) |
USB-C | 〇(Thunderbolt4) | 〇(2) |
USB-C充電 | 〇 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 | 〇 |
Thunderbolt/USB4 | 〇(2) | 〇 |
HDMI | × | × |
Webカメラ | 720p | 1080p |
プライバシーシャッター | 〇 | 〇 |
バッテリー | 〇(56.5Whr) | 54Whr |
指紋認証 | 〇 | 〇 |
その他 | – | 2in1,タッチパネル |
価格 | 10.48万 | 14万円台 |
レノボThinkBook 13xですが、価格はコスパ重視機種と同じような価格帯にも関わらず、ディスプレイ品質が高品質機種並みと、コスパ最強機種となっています。
まだ発売されたばかりなので値段調整が入る可能性はありますが・・・このスペックで10万未満は、相当にお得です。
その代わりインターフェイスが少し弱いのですがそこが気にならなければ凄くお勧めできる機種です。
レノボ・DELL・HPの比較とおすすめ機種まとめ

- コスパ重視ならレノボ・DELLの機種がおすすめ
- モバイルノートならレノボThinkBook 13x Gen2かHP Pavilion Aero 13-beがおすすめ
- 高品質機種ならレノボYoga 7i、HP ENVYなどがおすすめ
- すぐノートパソコンが欲しいならDELL即納モデルがおすすめ
以上となります。
私は、副業でHP ENVY x360 13-ayを購入し使っていますが、今購入するならば、レノボThinkBook 13x Gen2を選ぶと思います。
ただこのあたりは発売する機種や価格にもよるので、購入前には上記で紹介した機種の価格をチェックし、一番お得で自分に合う機種を選んでもらえればと思います。
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