スバルは毎年、年次改良(マイナーチェンジ)を実施しており、年毎にA型、B型、C型、D型・・・と表現しています。
レガシィアウトバックは、昨年の年次改良は2023年9月だったため、そろそろE型の改良次期ということになります。
正式発表はまだですが、ディーラーでの情報がネットにも流れてきているので、まとめようと思います。
→9/6正式発表されました。
レガシィアウトバックのモデルチェンジ・マイナーチェンジ情報

現行レガシィアウトバック(BT型)のフルモデルチェンジ・マイナーチェンジ情報は以下の通りです。
年月 | アプライド |
2020年 | A型(日本で販売されず) |
2021年10月 | B型(日本で新発売) |
2022年9月 | C型 |
2023年9月 | D型 |
2024年9月 | E型 |
レガシィアウトバックのE型改良は、順当にいけば2024年9月頃の予定になります。
→9/6発表されました。
2020年フルモデルチェンジ(A型)
レガシィアウトバックの現行BT型は、2020年にフルモデルチェンジしましたが、日本ではBT型は販売されず、先代のBS型が継続生産・販売される状況でした。
そのBS型も、2021年1月に日本で販売終了となってしまい、約10カ月の間、日本ではアウトバック販売の空白期間が出来てしまうことになります。
2021年(B型)

現行BT型が、日本でも販売開始される方針となり、2021年10月より日本でも販売開始されることになりました。
日本で販売開始されたモデルはB型のようで、私が購入したのは2021年12月の年式で、アプライド表記はB型となっていました。
2022年(C型)
レガシィアウトバックの2022年C型年次改良は、9月8日に発表され、以下の通り小改良に留まっています。
一部改良モデルでは、ライティングスイッチの操作性を見直し、「車幅灯/尾灯&OFF」を1ポジションから、「車幅灯/尾灯」と「OFF」に分け、2ポジションに変更しました。
こちらの改良は、レヴォーグでも入っていたので同じ改良内容がレガシィアウトバックでも実施されたようです。
2023年(D型)
今回の改良では、ステレオカメラに加えて広角単眼カメラを搭載した新世代アイサイトを装備。また、シャークフィンアンテナにカメラを内蔵したスマートリヤビューミラーを採用し、ラゲッジルームの積載性能を確保しつつ安全性能を高めました。さらに、「Limited EX」の本革シート装着車*1にはシートベンチレーション/クッション長調整機構を追加することで、商品力を向上しました。
加えて、アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車「Limited EX “Active × Black”」を追加。ボディカラーには専用色となる、カシミアゴールド・オパールを設定しました。
以上が改良内容のようです。
新世代アイサイトの搭載は予想どおりですね。
レガシィアウトバックE型の変更点

アウトバック30周年記念特別仕様車の発売
ディーラーの情報がネットでも出回っているのをまとめると、E型は、以下の特別仕様車が発売されるようです。
- アウトバック30周年記念のSTIダンパー搭載の特別仕様車(500台限定)
- Active×Blackの内装をさらに黒くした?特別仕様車→Black Selectionという特別仕様車でした。
E型のタイミングは、モデルチェンジが近くなってくるので特別仕様車が発売されやすいタイミングなのですが、STIダンパー搭載の特別仕様車というのは、楽しみな内容です。
STIダンパー搭載のほうの特別仕様車は500台限定という噂なので、せっかくなら北米仕様の2.4ターボを搭載してくれないかな・・と期待したいところです。
2.4ターボ+STIダンパーのアウトバックだと、とても楽しみな特別仕様車になりそうです!

第2弾の特別仕様車の発表を残しており、こちらが噂のSTI仕様?ではないかと思います。
そのほか目立った改良点の情報はないが値上げの噂はあり
特別仕様車以外に、目立った改良情報は今のところ出てきていないので、小改良にとどまる可能性が高いでしょう。
ただ、値上げの噂は残念ながらあります・・・。
物価高の現在の情勢を考えると、値上げは残念ながら十分に考えられそうです。
→E型での値上げはありませんでした。
旧型レヴォーグのE型での年次改良内容

参考までに旧型レヴォーグでのE型年次改良は以下の通りです。
【レヴォーグの主な改良内容】
■ 安全性能
・ アイサイトのプリクラッシュブレーキ制御の改良
■ エクステリア
・ メッキドアハンドル(STI Sportのみ)
■ インテリア
・ ピアノブラック調ステアリングベゼル(STI Sportのみ)
【1.6GT EyeSight Smart Editionの特別装備】
■ エクステリア
・ LEDハイ&ロービームランプ(ブラックベゼル)
・ メッキ加飾付フロントグリル:ダークメッキ+ブラック塗装
・ ブラックカラードドアミラー
■ インテリア
・ アルミパッド付スポーツペダル
E型はモデルチェンジが近くなってくるというのもあり、小改良に留まるケースが多いです。
また、E~F型にかけて、お得感のある特別仕様車を多く発売し、販売台数のテコ入れをするケースもよく見受けられます。
旧型レヴォーグも、E型でSmart Editionという特別仕様車が追加されています。
2023年秋はレヴォーグのアウトバック版が発売される。レガシィアウトバックはどうなる?

レイバックの登場によりアウトバックのラインナップに影響するか?
レヴォーグのアウトバック化をしたモデル「レイバック」が、2023年秋に発売されています。
レイバックとアウトバックはともに1.8ガソリンターボエンジンのみのラインナップで、レイバックのほうが販売が好調と言える中、レガシィアウトバックはどうなるのか?
おそらく次のモデルチェンジでは、レイバックとアウトバックは差別化されるであろうというのが、予想です。
2026年にBEV生産開始というのがアウトバックか?

スバルの生産体制の公式発表では、2026年にBEV(バッテリ式電動自動車)の生産開始される、という公式発表があります。
このBEVは、アウトバックではないか?というのが個人的な予想となります。
- アウトバック:BEV
- レイバック:1.8ターボもしくはハイブリッド
というラインナップとなるならば、アウトバックとレイバックの差別化にもなります。
価格は年次改良で値上げされる傾向にあり

レガシィアウトバック各グレードごとの車両価格は、以下の通りです。
グレード | 価格 |
---|---|
X-BREAK EX | 425.7万 |
Limited EX | 440万 |
Active × Black | 451万 |
近年の原材料・物価高に伴い、年次改良のたびに少しづつ値上げされる傾向にあります・・・フォレスターも残念ながら毎年値上げされています。
今回のE型でも、値上がりする可能性はあると言えます。
→9/6 E型での価格は据え置きでした。
北米で設定のある2.4ターボは特別仕様車で設定されるのか?

レガシィアウトバックは1.8ガソリンターボのみの設定でスペックは以下の通りです。
スペック | アウトバック |
---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 4870×1875×1670 |
ホイールベース(mm) | 2,745 |
車両重量(kg) | 1680〜1690 |
エンジン | 1.8リッターターボ |
最高出力 (kW (PS) / rpm) | 130(177)/5200-5600 |
最大トルク (Nm (kgm) / rpm) | 300(30.6)/1600-3600 |
トランスミッション | リアトロニック(CVT) |
駆動方式 | AWD |
燃費(WLTC) | 13.0km/L |
燃費(市街地) | 9.6km/L |
燃費(郊外) | 13.7km/L |
燃費(高速道路) | 14.7km/L |
現行オーナーの感想としては「1.8ガソリンターボで十分に速い」なのですが、車格からすると2.4ガソリンターボを望む声もあるようです。
2.4ガソリンターボは、レヴォーグにはB型から追加されたので、アウトバックにも設定される可能性はあるかもしれません。
レヴォーグの、1.8ガソリンターボと2.4ガソリンターボのスペックは以下の通りです。
スペック | 新型レヴォーグ1.8 | 新型レヴォーグ2.4 |
価格 | 414.7万 (STI Sport EX) |
482.9万 (STI Sport R EX) |
駆動方式 | AWD(ACT-4) | AWD(VTD-AWD) |
全長×全幅×全高 | 4755×1795×1500 | 4755×1795×1500 |
車重 | 1580kg | 1630kg |
最小回転半径 | 5.5m | 5.5m |
エンジン | 1.8Lターボ | 2.4Lターボ |
排気量 | 1795cc | 2387cc |
最高出力 | 177ps/ 5200-5600rpm |
275ps/ 5600pm |
最大トルク | 300Nm/ 1600-3600rpm |
375Nm/ 2000-4800rpm |
WLTCモード燃費 | 13.6km/L | 11.0km/L |
使用燃料 | レギュラー | ハイオク |
2.4ガソリンターボがもし、アウトバックに設定されるとなると、価格もさらに上がってしまうことが予想されますが、もともとアウトバックは車両価格が高いので購入検討する方はそこまで気にせずに買うかも?しれません。
今回、500台限定でSTIダンパー搭載の特別仕様車が販売されるようなので、それに2.4ターボが搭載されないか?というのを期待しています。
【車買い替え検討の際】10万以上お得に購入する方法
車買い替えの場合、簡単な手間をかければ10万以上お得に購入できる方法があります。
私の実体験で、14年落ちのレガシィアウトバックを一括査定に出しました。14年落ちでアイサイトなしの車両だったので査定は絶望的と思っていたのですが(汗)
- ディーラー下取り:3万円
- 車買取一括査定:13万円
と、なんと10万円もの査定アップになりました!
絶対にこのひと手間は、かけるべきだと言えます。
車買取一括査定サービスは大して手間でもないので実施すべき
車買取一括査定サービスを利用したときのデメリットで、「電話が大量にかかってくる・・・」ということをよく聞きますが、以下に記載のMOTA車買取であれば、一番査定額を高くつけた最大3社のみの対応で済むので手間も大したことがないです。
またMOTA車買取というサービスでは、電話連絡の時間帯指定をすることができましたので、私は18時以降とし、その時間帯に電話対応をしたので特に苦労はしませんでした。
MOTAの場合、かかってくるにしても最大3社なので、30分程度の電話で対応は終わります。
実車査定立ち合いについても、自宅に買取業者が来てくれるので、ただ自宅で立ち合うだけです。大体30分程度で終わります。
複数業者とやり取りをする場合、同じ日程で調整することもでき、一度で済ませてしまえばそこまで手間でもないです。
別業者が同時間帯に集まることに関しても、依頼をすれば普通に実施してもらえます。
MOTA車買取
↑上記の画像もしくはボタンをクリックすると、「MOTA車買取」のホームページに飛ぶことができます。
最近勢いのあるMOTAが運営する車買い取り査定サイトです。
MOTA車買取とは 申込み翌日18時には複数社の査定結果がネットで見れて、やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみなので、従来の一括査定にありがちな電話ラッシュがない、新しい車買取一括査定です。
高額査定をした最大20社のうち、上位最大3社のみからのご案内のため、電話ラッシュでうんざりする事がありません。
私も経験がありますが、一括査定は一斉に電話がかかってきてしまうので・・・この方式なら上位3社だけで済むので、楽でよいです。
カーセンサー簡単ネット社査定
また大手のリクルートが運営している車買取一括査定サービスも紹介します。
↑上記の画像もしくはボタンをクリックすると、「カーセンサー車査定」のホームページに飛ぶことができます。
カーセンサーはリクルートが運営する車買い取り査定サイトです。
最大手のリクルートが運営しているというのもあり、安心感のあるサービスと言えます。
複数買取業者の一括査定、もしくはオークション形式による最も高値をつけた1社のみとの交渉を選択可能です。
一括買い取り査定サイトの最大手で、買い取り形式も選択できるので自分の希望に応じた活用ができます。
複数業者との電話が煩わしいという場合は、オークション形式にしてしまえば、1社のみとのやり取りで済みます。
ユーカーパックらくらく一括査定
↑上記の画像もしくはボタンをクリックすると、「ユーカーパックらくらく一括査定」というホームページに飛ぶことができます。

ユーカーパックの良いところは、買取業者それぞれの電話応対をすることはなく、ユーカーパック1社のみのやり取りで済むということにあります。
ユーカーパックが査定し、その結果をもとに買取業者が買取金額を出し、一番高値を付けた業者に売却するというシステムのようです。
上記で紹介したサービスとは少し方式が違うサービスで、この方式でも高値で売却できるのであれば一番手間がかからなくて良いな、と感じます。
ユーカーパックの評判・口コミをまとめていますので参考にしてみてください。

車買取一括査定サービスの体験談および比較を以下記事にまとめているので参考にしてみてください。

車一括査定利用の際のよくあるQAについて
はじめて車一括査定を利用する方に向けて、よくある質問と回答をまとめます。
一括査定に出すタイミングはいつが良いか?
査定を受けた後、時間が経ってしまうと査定額が落ちる可能性があります。
また、引き取り予定日が長いと、買取店も買い取り額にマージンを取りたくなり、本気の金額が出ない可能性があります。
そのため、納車日が決まってから一括査定に出すのが一番良いタイミングだと思います。
新車であれば、ディーラーから納車予定日の連絡が来てからがベストだと思います。
中古車は、現車があるのであれば、契約から納車日までの期間が短いのでそこまで意識しなくてもよいです。
買取店から電話が掛かりまくってくるのか?
これは上述の通りで、使うサービスにもよりますが、かかってきても数社程度というところです。
私が利用したMOTA買取であれば、電話連絡は最大3社までとなります。
買取店も、一括査定に出した後、現車査定日程さえ調整してしまえば、その後かかってくることはないです。
そのため、最初に査定を申し込むときは、電話応対できる時間帯と日にちに実施したほうがよいですが、一度対応してしまえばその後かかってくることはないので、そこまで掛かりまくってくる、というほどでもないです。
現車査定日程は複数業者で同じ日にできるか?
複数業者に買取査定をお願いする際の現車査定日について、同じ日に複数業者に査定してもらうことも可能です。
むしろ日程を分けるほうが面倒だし、1つの買取店から買取のプレッシャーをかけられることにもなると思うので、いっぺんに査定してもらったほうが良いと思います。
買取業者によっては、「その日はちょっと・・・」とか、「できれば店舗に来ていただけますか」とお願いされることもありましたが、私はそういった業者は断ってました。
買取店も数が多いので、こちらの都合に合わなければ別業者にお願いする、というスタンスでよいと思います。
ローンや残クレの途中でも一括査定に出せるか?
私は経験したことがないですが、ローンや残クレの途中でも問題なく買い取ってもらえるようです。
その場合、買取店がローンや残クレの残債を処理してくれるようですが、買い取り額より残債が多く残る場合、買取店への金額振り込みが必要となるようです。
買い取り額のほうが残債よりも多ければ、差額が支払われます。
買取契約後の引き渡し日は調整可能か?
契約後の引き渡しタイミングは調整可能です。
私は納車日当日の引き渡し指定をしました。
ただ、数カ月先とか、引き取り予定日が先すぎると、買取店も本気の金額では買い取ってもらえなくなるので(相場値下がりのマージンを取りたくなるはず)、次の車の納車日が決まってから、2週間前くらいに買取査定に出すのがベストタイミングだと思います。
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