今年車を買い替えたいけど、新車を買う余裕はなく、中古車を買いたい、でも中古車相場がずっと高いまま・・・という悩みを持っている方がいらっしゃるのではと思います。
そんな方に朗報です!
2023年2月まで、中古車相場が高いのが続いていましたが、中古車バブルがどうも終わったようで、2023年4月頃から、販売店によっては一気に安くなってきたという印象があります。
特にフォレスターですが、2023年2月と、2023年5月では、グレードにもよりますが30万は安くなっているのではないか?と感じます。
中古車相場の推移について、当記事で説明していきます。
現行フォレスターのスペックと価格

フォレスターの新車価格
フォレスターの2023年現在の新車価格は以下の通りです。
グレード | 価格 | パワートレイン |
Touring | 299.2万 | ハイブリッド |
X-BREAK | 313.5万 | ハイブリッド |
Advance | 323.4万 | ハイブリッド |
SPORT | 335.5万 | 1.8ターボ |
XT-EDITION | 335.5万 | 1.8ターボ |
STI SPORT | 363万 | 1.8ターボ |
価格は、昨今の物価高影響を受けて、年次改良のたびに少しづつ、値上がりしてきてしまっています。
フォレスターのスペック
フォレスターのスペックは以下の通りです。
スペック | ハイブリッド | 1.8ターボ |
---|---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 4625×1815×1715 | 4625×1815×1715 |
ホイールベース(mm) | 2,670 | 2,670 |
車両重量(kg) | 1620~1640 | 1570 |
最小回転半径 | 5.4m | 5.4m |
ラゲッジ容量 | 509リッター | 520リッター |
エンジン | 2リッタNA + モーター | 1.8リッターターボ |
最高出力 | 145ps/6,000rpm | 177ps/5,200-5,600rpm |
モーター出力 | 13.6ps | – |
最大トルク | 188Nm/4,000rpm | 300Nm/1,600-3,600rpm |
モータートルク | 65Nm | – |
トランスミッション | リアトロニック(CVT) | |
駆動方式 | AWD | |
燃費(WLTC) | 14.0km/L | 13.6km/L |
燃料タンク容量 | 48リッター | 63リッター |
乗車定員 | 5名 |
ハイブリッドはe-BOXERと呼ばれる、マイルドハイブリッドとなります。
1.8ターボはガソリンターボで、レヴォーグやアウトバックにも搭載されているエンジンと同じになり、力強い加速が楽しめるグレードです。
フォレスター中古価格はどの程度安くなったのか?

フォレスターの3年落ち2020年の新車価格
2020年(3年落ち)時点でのフォレスターの新車価格は、以下の通りです
グレード | 価格 | パワートレイン |
Touring | 291.5万 | ハイブリッド |
X-BREAK | 305.8万 | ハイブリッド |
Advance | 315.7万 | ハイブリッド |
SPORT | 328.9万 | 1.8ターボ |
2023年2月の3年落ち中古価格
年式 | グレード/色 | 走行距離 | 車両価格 | 値落ち率 |
2020 | X-BREAK(黒) | 1.6万km | 299.9万 | 98.0% |
2020 | Touring(白) | 2.2万km | 299.9万 | 102.8% |
2020 | SPORT(白) | 0.9万km | 328.8万 | 99.9% |
2023年2月に調べたタイミングでは、フォレスターはどのグレードも、
- フォレスター:新車価格の100%前後
という、圧倒的に高い中古価格でした。
2023年2月は、私自身、車買い替えで中古車を探していたのですがフォレスターのあまりの高さに、フォレスターは対象から外しています。
2023年5月の3年落ち中古価格
年式 | グレード/色 | 走行距離 | 車両価格 | 値落ち率 |
2020 | Advance(白) | 2.0万km | 269.9万 | 85.5% |
2020 | Advance(緑) | 2.2万km | 259.9万 | 82.3% |
2020 | Advance(白)サンルーフ | 2.5万km | 287.7万 | 91.1% |
2020 | SPORT(白) | 0.9万km | 308.8万 | 93.9% |
2月の時点よりも、明らかに値下がりしています。
特に、Advance(ハイブリッド)と2.5ガソリンのグレードはかなり値下がりしており、30万程度は下がっていると感じます。
フォレスター中古相場値下がりの傾向と注意点

フォレスター値下がりの傾向としては以下となります。
Advance(ハイブリッド)と2.5ガソリンの値下がりが大きい
ハイブリッドと2.5ガソリンは、特に大きく値下がりしています。
・・・まあ長年中古車を見てきた私の感覚では、今の価格のほうが適正(それでもまだ高い)という感じはします。
1.8ガソリンターボのSPORTグレードの値下がりはさほどでもない

1.8ガソリンターボのSPORTグレードは、2月と比較してそこまで安くなってはいません。
これも、私個人的にはある程度納得で、フォレスターを購入するならば、多少の燃費を気にするよりも、走りを楽しめる1.8ガソリンターボのほうがおすすめだからです。

中古車を購入される方も、おそらく同じ考えなのでSPORTグレードが人気であまり値下がりしていないのではと思います。
販売店によって値下げ傾向に違いがある
ざっと中古車サイトを見る限り、Advanceや2.5ガソリンのグレードは、販売店によって価格にバラツキがあると感じました。
具体的には大手の中古車買取も実施している販売店は安く、スバルディーラーは高め維持の傾向があります。
詳しい事情は不明ですが、大手買取店は中古車販売の回転が速く、安くなった仕入れ値で車両を入れ替えて販売しているからでは、と思います。
サンルーフつきは高い

サンルーフが付いている車両の販売価格は高く、2~30万くらいの価格差があります。
これはSUVのサンルーフつきは人気だからではないかと思います。

なぜ中古車は安くなったのか?

中古車の相場が急に安くなったのは何故か?調べていると2つの要因があるようです。
新車販売の増加
今まではコロナによる半導体不足がずっと続いており、
新車の納期が安定しない→新車販売台数が増えない→中古車に人気が出る
という流れがずっと続いていました。
スバル中古車ディーラーで話を聞いた時も、
「年式の新しい車両はすぐに売れる」
ということを営業の方が言っていましたので、普段中古車を買わないような方も、特に年式の新しい中古車を購入していたのだと思います。
その状況が、半導体不足が解消されつつあり、新車の販売が安定してきたので、中古車相場が一気に下がってきたということのようです。
日本車の輸出が落ち着いてきた
日本の中古車は、輸出をしたほうが高く売れる、という車種もあったようです。
そのため、オークションに出品される中古車を輸出業者が購入し、輸出するということを行っていたので、中古車供給不足になっていたようです。
これが、輸出先の景気後退により、輸出先で中古車が売れなくなってきたので、中古車が余るようになり価格が下がってきた、というのが理由のようです。
フォレスター中古は買い時になってきた!

- Advance(ハイブリッド)と2.5ガソリン中古車が30万程度値下がりしている
- 販売店によって価格に差があるのでよく比較検討したほうがよい
- 1.8ガソリンターボグレードはまだ高いので少し様子見がよさそう
まとめると上記になります。
フォレスター中古を検討していて、e-Boxerが欲しい方は是非検討してみてください。
【車買い替え検討の際】10万以上お得に購入する方法
車買い替えの場合、簡単な手間をかければ10万以上お得に購入できる方法があります。
私の実体験で、14年落ちのレガシィアウトバックを一括査定に出しました。14年落ちでアイサイトなしの車両だったので査定は絶望的と思っていたのですが(汗)
- ディーラー下取り:3万円
- 車買取一括査定:13万円
と、なんと10万円もの査定アップになりました!
絶対にこのひと手間は、かけるべきだと言えます。
車買取一括査定サービスは大して手間でもないので実施すべき
車買取一括査定サービスを利用したときのデメリットで、「電話が大量にかかってくる・・・」ということをよく聞きますが、以下に記載のMOTA車買取であれば、一番査定額を高くつけた最大3社のみの対応で済むので手間も大したことがないです。
またMOTA車買取というサービスでは、電話連絡の時間帯指定をすることができましたので、私は18時以降とし、その時間帯に電話対応をしたので特に苦労はしませんでした。
MOTAの場合、かかってくるにしても最大3社なので、30分程度の電話で対応は終わります。
実車査定立ち合いについても、自宅に買取業者が来てくれるので、ただ自宅で立ち合うだけです。大体30分程度で終わります。
複数業者とやり取りをする場合、同じ日程で調整することもでき、一度で済ませてしまえばそこまで手間でもないです。
別業者が同時間帯に集まることに関しても、依頼をすれば普通に実施してもらえます。
MOTA車買取
↑上記の画像もしくはボタンをクリックすると、「MOTA車買取」のホームページに飛ぶことができます。
最近勢いのあるMOTAが運営する車買い取り査定サイトです。
私も実際に利用したサービスです。
MOTA車買取とは 申込み翌日18時には複数社の査定結果がネットで見れて、やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみなので、従来の一括査定にありがちな電話ラッシュがない、新しい車買取一括査定です。
高額査定をした最大20社のうち、上位最大3社のみからのご案内のため、電話ラッシュでうんざりする事がありません。
私も経験がありますが、一括査定は一斉に電話がかかってきてしまうので・・・この方式なら上位3社だけで済むので、楽でよいです。
カーセンサー簡単ネット社査定
また大手のリクルートが運営している車買取一括査定サービスも紹介します。
↑上記の画像もしくはボタンをクリックすると、「カーセンサー車査定」のホームページに飛ぶことができます。
カーセンサーはリクルートが運営する車買い取り査定サイトです。
最大手のリクルートが運営しているというのもあり、安心感のあるサービスと言えます。
複数買取業者の一括査定、もしくはオークション形式による最も高値をつけた1社のみとの交渉を選択可能です。
一括買い取り査定サイトの最大手で、買い取り形式も選択できるので自分の希望に応じた活用ができます。
複数業者との電話が煩わしいという場合は、オークション形式にしてしまえば、1社のみとのやり取りで済みます。
ユーカーパックらくらく一括査定
↑上記の画像もしくはボタンをクリックすると、「ユーカーパックらくらく一括査定」というホームページに飛ぶことができます。

ユーカーパックの良いところは、買取業者それぞれの電話応対をすることはなく、ユーカーパック1社のみのやり取りで済むということにあります。
ユーカーパックが査定し、その結果をもとに買取業者が買取金額を出し、一番高値を付けた業者に売却するというシステムのようです。
上記で紹介したサービスとは少し方式が違うサービスで、この方式でも高値で売却できるのであれば一番手間がかからなくて良いな、と感じます。
車買取一括査定サービスの体験談および比較を以下記事にまとめているので参考にしてみてください。

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