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HP Pavilion Aero 13-beとHP ENVY x360 13-bfの比較。どちらがおすすめか?

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13インチモバイルノートパソコンで、おすすめと思っているHPの2機種

  1. HP Pavilion Aero 13-be
  2. HP ENVY x360 13-bf

について、性能や価格帯が似ているということもあり、どちらを購入したほうがよいか?

について、この2機種の価格や各評価項目を整理し、どちらがおすすめか、を比較していきます。

 

以前、Pavilion Aero とAMD版のHP ENVYを比較する記事を書きましたが、AMD版のENVYが旧型になってしまったので、新型の13-bfとの比較記事を新しく書きました。

 

私もHP Pavilion Aero と HP ENVYのどちらを購入するかむちゃくちゃ迷い、結局HP ENVYのほうを購入しました。(私は13-bfがまだ未発売だったのでAMDの13-ayを購入)

実際に使ってみて、HP ENVYも気に入っているのですが、私の用途ならHP Pavilion Aeroのほうがよかったかな?と感じる点もあったので、どうしてもそう思ったのかを実体験より、記事にまとめます。

 

HP Pavilion Aero 13-be

 

HP ENVY x360 13-bf

 

HP Pavilion Aero 13-be 製品紹介

OS Windows11 Home(64bit)
CPU AMD Ryzen 5 7535U,Ryzen 7 7735U
メモリ 8GB~16GB
ストレージ SSD 256GB~512GB
液晶 13.3インチワイド・WUXGA非光沢・IPSディスプレイ(1920×1200)輝度400nit、色域100% sRGB
重量 957g
サイズ 298×209×16.9mm
バッテリー 最大11時間(44Whr)
価格 10万円台~(セール時8万円台~)

957gという重量も素晴らしいですし、性能も良いです。

HP Pavilion Aero 13-be は、価格が安いだけでなく、ディスプレイやCPU性能も、素晴らしいです。

  1. CPUは最新のAMD Ryzen 7 7735U
  2. 画面比率16:10、輝度400nit、sRGB100%のディスプレイ

 

当機種は、通常10万円台~ですが、セールで8万円台~になっていることが多く、購入するならば週末セール、もしくはタイムセールでの購入をおすすめします。

レビュー記事を書いていますので参考にしてみてください。

HP Pavilion Aero 13-beレビュー【モバイルノートパソコン1kg未満コスパ最強】2023年にCPUが最新になったモバイルノートパソコンロングセラーモデル「HP Pavilion Aero 13-be」の実機レビュー記...

 

ディスプレイ

ディスプレイが、一般的なフルFDの1920×1080(16:9)ではなく、1920×1200(16:10)と、縦幅が少し広くなっています。

これにより、縦幅が少し広く、Web閲覧がしやすくなっています。

また、輝度400nit、色域100% sRGBというのも、ディスプレイとしては申し分のない性能です。

 

CPU性能・処理速度

CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。

CPU PassMarkスコア
Core i7-13700H 30030
Core i7-12700H 27020
Core i5-13500H 23554
Ryzen 7 6800H 23797
Ryzen 7 7735U 21082
Core i7-1360P 20813
Ryzen 7 6800U 20727
Ryzen 7 7730U 18864
Ryzen 7 5800U 18837
Ryzen 7 5825U 18386
Core i5-1340P 17878
Core i5-1335U 17352
Core i7-1260P 17203
Core i5-1240P 17345
Ryzen 5 7535U 17123
Ryzen 5 7530U 16509
Ryzen 5 5600U 15000
Ryzen 5 5625U 15000
Core i5-1235U 13865
Core i3-1315U 13755
Ryzen 3 7330U 11816
Core i7-1165G7 10681
Core i5-1135G7 10298
Ryzen 3 5300U 10000
Core i3-1115G4 6610
Intel N100 5657
Intel Celeron 7305 2665

事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、Core i5-1135G7のスコア10000以上あると、重作業でも十分快適に使えます。

Intelは、第11世代では、AMDにベンチマークで差をつけられていましたが、12世代となり、その差がほぼなくなり、13世代ではAMDに勝っています。

Ryzen 7 7735Uのスコアは極めて高く、普段用途で快適なのは勿論で、動画編集もこなせるくらいの性能があります。

 

インターフェイス

左側面のインターフェイスは、奥から順番に

  1. HDMI
  2. USB 3.2 Gen 1 Type-A
  3. USB Type-C(USB Power Delivery、DisplayPort™ 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)
  4. イヤホンジャック

となります。

右側面のインターフェイスが、奥から順番に

  1. 電源ジャック
  2. USB 3.2 Gen 1 Type-A

となります。

 

Type-Cが1つのみは少し残念ですが、HDMIもありますしインターフェイスに不足を感じることはないと思います。

また、HP ENVYだと、本体が薄すぎるため、USB Type-Aを差し込むときに少し苦労する、というのがあったのですが、HP Pavilion Aeroはそういったことはなく差し込みやすい薄さをギリギリキープしているので使いやすかったです。

 

Type-Cポートは1つのみですが、映像出力と給電に対応しており、私が持っているAnkerのType-Cハブを使って、映像出力と給電両方、問題なく実施できました。

Anker PowerExpand+ 7-in-1

 

キーボード

キーピッチは横18.7mm、縦18.4mmです。

HP Pavilion Aero 13-beは、キーボードの配置がやや特殊で、右端にpg upやpg dnなどのキーが配置されており、ENTERキーが右端にない配列となっています。

私がブログで使っているHP ENVY x360 13-ayもこの配置で、最初の1週間は、ENTERを押そうとしてpg dnを押してしまうなどミスタイプすることがありましたが、1週間もすれば慣れました。

また、この配置に慣れたからと言って、本業で使っているノートパソコンのオーソドックスな配列に戸惑うかというとそうでもなく、指が覚えているのか普通に使い分けできているので、1週間くらい慣れる時間が取れるのなら、そこまで気にすることはないと思います。

 

HP ENVY x360 13-bf 製品紹介

OS Windows 11 Home 64ビット
CPU 第12世代 インテル® Core™ i5-1230U,インテル® Core™ i7-1250U
メモリ 8~16GB(デュアルチャネル)
ディスプレイ(OLED) 13.3インチワイド・2.8K ブライトビュー(光沢)・OLED タッチディスプレイ
(2880×1800 / 16:10 / 400nit / 255ppi)
ディスプレイ(IPS) 13.3インチワイド・WQXGA ブライトビュー(光沢)・IPSタッチディスプレイ
(2560×1600 / 16:10 / 400nit / 227ppi)
SSD 512GB SSD
光学ドライブ なし
無線LAN IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6E対応)
Bluetooth Bluetooth(Ver5.3)
Webカメラ HP True Vision 5MP IR カメラ (約500万画素)
指紋認証 あり
顔認証 あり
外形寸法(mm) 約 298 × 216 × 16.9 (最薄部) mm
駆動時間 最大17時間(66Wh)
重量 1.33kg
価格 13万円台~(セール10万円台~)

重量はHP Pavilion Aero 13-beより重いのですが、こちらは2 in 1でタッチパネルです。

HP ENVYはプレミアムモデルなので、デザインと質感がとても良いです。

 

上記は私が購入して使っているHP ENVY x360 13-ayという旧型AMDモデルですが、とても素晴らしい質感です。

 

2 in 1ノートパソコンのため、ディスプレイとキーボードの部分が360℃回転させることができ、上記写真のようにスタンド型で使うこともできます。

 

重量・耐久性

重量は1.33kgと、13インチノートパソコンでコンバーチブルタイプの機種としては標準的かと思います。

毎日持ち運ぶには、少し重いかもしれません。

タッチパネルは、今自分が使っているクロームブックもそうですが、あるととても便利です。

スタンドモードにして動画を見るときなどに、タッチパネルがあれば、マウスなしでも操作がしやすいです。

 

ディスプレイ

上級グレードはOLED(有機EL)ディスプレイを搭載しています。スタンダードグレードはIPS液晶です。

また16:10の画面比率のディスプレイで、IPS液晶、OLEDともに400nitと十分な明るさのディスプレイを採用しています。

 

上記はENVYではなく別機種(レノボYoga)ですが、有機ELディスプレイを写真を撮ったものです。

IPS液晶よりも一段、綺麗さのレベルが上で、せっかくENVYを買うのであれば、有機ELディスプレイの構成をおすすめしたいです。

 

キーボード

旧型は右端にEnterキーやbackspaceキーがなく、右端がhomeボタンなどが1列配置されている少し変わった配置となっていました。

新型の13-bfでは改善され、上記写真のような理想的なキー配置になっています。

HP ENVYは、ボディがしっかりしており質感が高く、キータッチの感触が良いので、タイピングする機会が多い方はENVYのほうが良いと言えます。

 

HP Pavilion Aero 13-beとHP ENVY x360 13-bfの比較

どちらの機種も魅力的ですが、この2機種の比較をしてみます。

こうして評価項目を並べてみると、特徴の違いがかなりあると言えます。

比較項目 Pavilion Aero HP ENVY
CPU Ryzen7735U Core i5-1250U
PassMarkスコア ◎(21082) 〇(12746)
メモリ 〇(16GB) 〇(16GB)
ディスプレイ 〇(IPS) ◎(有機EL)
サイズ 13.3インチ 13.3インチ
アスペクト比 〇(16:10) 〇(16:10)
解像度 〇(1920 x 1200) ◎(2880×1800)
輝度 ◎(400nit) ◎(400nit)
色域 ◎(100%sRGB) ◎(100%sRGB)
ボディ質感
キーボード △(クセあり)
重量 ◎(957g) △(1.33kg)
USB-A 〇(2) 〇(2)
USB-C 〇(1) 〇(2)
USB-C充電
USB-C映像出力
Thunderbolt/USB4 ×
HDMI
Webカメラ 720p 500万画素
プライバシーシャッター ×
バッテリー 44Whr(最大11時間) 66Whr(最大15時間)
指紋認証 ×
その他 2in1,タッチパネル
価格 10.98万(セール) 13.98万(セール)

 

軽さとコスパ重視ならHP Pavilion Aero 13-be

HP Pavilion Aero 13-beの最大の長所は、なんといっても

  1. 1kg未満
  2. 性能良し
  3. 10万未満で購入可能

というところでしょう。

13インチというサイズのノートパソコンを選ぶということは、軽さと持ち運びやすさを重視すると思うので、この値段でこの軽さと性能は最大のメリットです。

1kg未満でこの性能、10万未満で購入可能なのはHP Pavilion Aero だけです。

個人的にはレノボにも、13インチでコスパの良い1kg未満の機種を発売してほしいな、と感じますが・・・今のところ軽量モバイルノートはHP Pavilion Aeroの1強ですね。

 

コンバーチブル・質感・キーボード優先ならHP ENVY

HP ENVY x360 13-bfはコンバーチブル型でタブレットとしても使えるのが特徴です。

また質感・キーボードのタッチ感も良く、そのあたりのメリットを重視する方はHP ENVYがよいでしょう。

 

コンバーチブル型の場合、スタンドモードにして外付けのキーボードを使いやすくなるので、便利です。

 

実際にHP ENVYを購入した私自身の感想

私はHP Pavilion AeroとHP ENVYでめちゃくちゃ迷い、ENVYのほうにしました。

  1. 購入当時はPavilion Aero とENVYがほぼ同じ値段だった
  2. 質感はHP ENVYのほうが上
  3. 納期がHP ENVYのほうが早かった

というのがENVYにした理由です。

実際に早く納品されましたし、質感の高さにも満足をしています。

 

ただ使い込んでいるうちに、HP Pavilion Aero のほうが良かったかな、と思うことがあります。

  1. 自分にはコンバーチブルの用途は不要
  2. Pavilion Aeroより重い

というのが最大の理由で、私は外出時には、スキマ時間活用のため、HP ENVYをほぼ毎日持ち歩いています。

その用途だと、やはり何よりも軽さが重要でして・・・

957gと、1.33kgの違いは、毎日持ち運ぶにはかなり大きい差だと思うので、持ち運びの頻度が多ければ断然HP Pavilion Aeroのほうがよいと思います。

逆にたまにしか持ち運ばないのであれば、キー配置が綺麗で有機ELも選択できるHP ENVYの良さが活かせると思います。

ただHP Pavilion Aero 13-beは、軽くするためにバッテリー容量がやや少ないので、長時間電源接続せずに使いたい方は気を付けておいたほうがよいでしょう。

 

大半の方はHP Pavilion Aero が良いと思うがキー配置には注意

HP ENVYは実際に購入して使っているというのと、直近で、HP Pavilion Aeroを実機レビューすることもできました。

両方使ってみた感想としては、HP Pavilion Aeroが軽くて万能、コスパも良いので、大半の方はHP Pavilion Aero 13-beを購入したほうが用途に合うと思います。

ただ1点、HP Pavilion Aero 13-beは、キー配置だけは注意しておいたほうがよいです。

私は、右端にENTERがない配置にも慣れたので、気になりませんが、HP Pavilion AeroのENTERがない配列はどうしても馴染めない方も一定数いらっしゃると思います。

キー配置を何より優先するなら、HP ENVYのほうが良いと思います。

 

 

 

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