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【学割が安い】HP Pavilion Aero 13-beレビュー【1kg未満コスパ最強】

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2023年にCPUが最新になったモバイルノートパソコンロングセラーモデル「HP Pavilion Aero 13-be」の実機レビュー記事を書きます。

 

レビュー機のマシンのスペックは以下の通りです。

  1. CPU:AMD Ryzen 7 7735U
  2. メモリ16GB
  3. SSD 512GB
  4. 13.3インチIPS 液晶(1920×1200)

HP Pavilion Aero 13-be の特徴は以下の通りです。

HP Pavilion Aero 13-be の特徴
  1. 13.3インチで957gと軽量
  2. セール時10万円未満で購入可能
  3. 16:10、輝度400nit、sRGB100%の高品質ディスプレイ搭載
  4. CPUは最新のAMD Ryzen 7 7735U

13.3インチ、重量1kg未満で、10万未満という価格は、全メーカーでもライバル不在のコスパ最強モバイルノートパソコンです。

しかもただ軽いだけでなく、CPU性能やディスプレイ品質も素晴らしいです。

軽くてコスパのよいモバイルノートパソコンを探している方に、最もおすすめできる機種です。

HP Pavilion Aero 13-beは週末セールだと、安くなっている頻度が多いので、まず週末セールをチェックしてみましょう。

icon
OS Windows11 Home(64bit)
CPU AMD Ryzen 5 7535U,Ryzen 7 7735U
メモリ 8GB~16GB
ストレージ SSD 256GB~512GB
液晶 13.3インチワイド・WUXGA非光沢・IPSディスプレイ(1920×1200)輝度400nit、色域100% sRGB
重量 957g
サイズ 298×209×16.9mm
バッテリー 最大11時間(44Whr)
価格 10万円台~(学割8万円台~)

 

上述の通り学割だと当機種は安く購入できます。

学割は、以下に該当する方であれば安く購入できます。

  1. 小学校、中学校、高等学校、大学、大学院、専門学校の学生、またその学校に進学が決定した生徒
  2. 大学受験予備校に在籍する学生
  3. 上記学生の保護者
  4. 教職員および教育関連機関にお勤めの方

例えば私は小学生の保護者なので該当になります。

学生の子供がいる方の保護者も対象なので、かなり広い範囲で適用できる割引となります。

HP Pavilion,ENVY,Spectreなど多くの該当機種があるので、チェックしてみましょう。

HP直販サイト(学割ページ)

 

HP Pavilionシリーズの特徴

HPの個人向けノートパソコンのラインナップは下記の通りです。

    1. Spectre
    2. ENVY
    3. Pavilion
    4. HP

    Pavilionシリーズはスタンダードに位置づけられる機種で、ボディの質感もしっかり確保されています。

    左がHP Pavilion Aero、右がHP ENVY x360 13-ayで、比較をするとENVYのほうが質感は当然高いのですが、HP Pavilion Aeroも十分納得できる質感です。

     

    HP Pavilion Aero 13-beは1kg未満と軽量かつ安いのが最大のメリット

    HP Pavilion Aero 13-beは、13.3インチで957gと軽量、かつ、セール時には10万円以下で購入可能であるのが、最大のメリットです。

    上記は週末セールの価格ですが、Ryzen 5 7535U + メモリ16GBで9.28万円とコスパは抜群です。

    軽量なモバイルノートパソコンは、15万円前後することが多いので、このHP Pavilion Aero 13-beは、本当にコスパが素晴らしいと思います。

     

    HP Pavilion Aero 13-beはCPU性能やディスプレイ品質にも妥協なし

    HP Pavilion Aero 13-be は、価格が安いだけでなく、ディスプレイやCPU性能も、素晴らしいです。

    1. CPUは最新のAMD Ryzen 7 7735U、Ryzen 5 7535U
    2. 画面比率16:10、輝度400nit、sRGB100%のディスプレイ

    Ryzen 5 7535Uモデルであれば、メモリ16GBでもセール時10万円までで購入できます。

    10万円以下で1kg未満、この性能とディスプレイのモバイルノートパソコンが購入できるのは、素晴らしいコスパです。

     

    キーボードの配置はクセがありますが慣れます

    HP Pavilion Aero 13-beは、キーボードの配置がやや特殊で、右端にpg upやpg dnなどのキーが配置されており、ENTERキーが右端にない配列となっています。

    私がブログで使っているHP ENVY x360 13-ayもこの配置で、最初の1週間は、ENTERを押そうとしてpg dnを押してしまうなどミスタイプすることがありましたが、1週間もすれば慣れました。

    また、この配置に慣れたからと言って、本業で使っているノートパソコンのオーソドックスな配列に戸惑うかというとそうでもなく、指が覚えているのか普通に使い分けできているので、1週間くらい慣れる時間が取れるのなら、そこまで気にすることはないと思います。

    ただ、慣れるかどうかは個人差もあると思うので、どうしてもこの配置は受け入れがたい、と感じる方は、別の機種を検討したほうが良いと思います。

    ただこの軽さで、キー配置もきれいな機種は残念ながら、高いです。

     

    キー配置優先ならレノボThinkBook 13x Gen2も良い

    レノボ ThinkBook 13x Gen2

    レノボ直販サイト

    OS Windows11 Home(64bit)
    CPU インテル® Core™ i5-1235U
    メモリ 16GB
    ストレージ 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe
    液晶 13.3″ WQXGA液晶 (2560 x 1600) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 400 nit, LEDバックライト, ブルーライト軽減パネル
    重量 1.2kg
    サイズ 約 296x209x12.9mm
    バッテリー 56Whr 最大20.3時間
    価格 9万円前後(時期により変動)

    キー配置優先なら、レノボThinkBook 13x Gen2もバランスが良くお勧めです。

    Intel Core i5、メモリ16GB、SSD512GBと十分なスペックで、ディスプレも解像度2K、100%sRGB、輝度400nitと素晴らしいスペックです。

    重量は1.2kgとなかなか軽量で、価格は8万円台~と、かなりのコスパです。

    個人的には、キーボードの配置が綺麗で打ちやすいのが高評価ポイントでした。

    実機レビューを書いているので参考にしてみてください。

    レノボThinkBook 13x Gen2レビュー【モバイルノートとして凄く良い】※2023/12/12 12/15 12時までタイムセール実施中で、7.89万円で購入可能です。 2023年に発売されたレノ...

    Intel Core i5-1235U、メモリ16GB、SSD512GBのスペックが8.77万で購入できます。

    ディスプレイの品質もよく、コスパがとても素晴らしいです。

     

    各項目の比較結果をのせます。

    比較項目 HP Pavilion Aero ThinkBook 13x
    CPU Ryzen 5 7535U Core i5-1235U
    PassMarkスコア 〇(17163) 〇(16601)
    メモリ 〇(16GB) 〇(16GB)
    ディスプレイ 〇(IPS) 〇(IPS)
    サイズ 13.3インチ 13.3インチ
    アスペクト比 〇(16:10) 〇(16:10)
    解像度 〇(1920 x 1200) ◎(2560×1600)
    輝度 ◎(400nit) ◎(400nit)
    色域 ◎(100%sRGB) ◎(100%sRGB)
    ボディ質感
    キーボード △(クセあり)
    重量 ◎(957g) 〇(1.2kg)
    USB-A 〇(2) ×
    USB-C 〇(1) 〇(Thunderbolt4)
    USB-C充電
    USB-C映像出力
    Thunderbolt/USB4 × 〇(2)
    HDMI ×
    Webカメラ 720p 720p
    プライバシーシャッター ×
    バッテリー △(44Whr) 〇(56.5Whr)
    指紋認証
    その他
    価格 9.28万(セール) 8.77万(セール)

    2台とも、セール時は10万を切る価格で、素晴らしいコスパです。

    ただ、現時点でより安いのは、レノボのThinkBook 13x のほうです。

    HP Pavilion Aeroが9.28万にたいして、レノボThinkBook 13x が8.77万で、レノボのほうが安くなっています。

    Ryzen 5とIntel Core i5との比較であれば性能はほぼ同等のため、コスパはレノボThinkBook 13xのほうが良い、ように思いますが、HP Pavilion Aeroは1kg未満と軽量なのが最大の魅力です。

    2台とも、実機を触った私の意見としては

    1. 重量を重視するならHP Pavilion Aero 13-be
    2. キーボードを重視するならレノボThinkBook 13x
    3. ボディ質感はレノボThinkBook 13x がやや上

    と、言うところです。

    持ち運び重量を重視するならHP Pavilion Aeroですが、ボディの質感やキーボードはThinkBook 13xのほうが良いです。

     

    HP Pavilion Aero 13-beのスペックと価格

    スペック

    OS Windows11 Home(64bit)
    CPU AMD Ryzen 5 7535U,Ryzen 7 7735U
    メモリ 8GB~16GB
    ストレージ SSD 256GB~512GB
    液晶 13.3インチワイド・WUXGA非光沢・IPSディスプレイ(1920×1200)輝度400nit、色域100% sRGB
    重量 957g
    サイズ 298×209×16.9mm
    バッテリー 最大11時間(44Whr)
    価格 10万円台~(セール時8万円台~)
    1. Ryzen 5 7535U、メモリ8GB、SSD256GB
    2. Ryzen 5 7535U、メモリ16GB、SSD512GB
    3. Ryzen 7 7735U、メモリ16GB、SSD512GB

    上記いずれかの構成から、選択できます。

    個人的にはメモリ16GB以上の構成がおすすめです。

    CPUは、Ryzen 5 でも 7 でも、普段使いには性能十分なため、どちらでもよいと思います。

     

    価格と納期

    上記は週末セール価格ですが、セール時であれば、メモリ16GB構成が10万円以下で購入できます。

    納期は、HPの場合少し時間がかかり、DELLのように入金後翌日に届くといったことはないのですが、在庫のある構成であれば、5営業日程度見ておけば届きます。

     

    HP Pavilion Aero 13-beの外観・デザイン・質感

    真っ白なボディで、シンプルですが質感はそれなりに高く、デザインも良いです。

    白は避けたいということであれば、ピンクベージュの色を選ぶこともできます。

    白はきれいで無難な色ですが汚れが目立つのが気になるので、その場合はピンクベージュにするのもよいと思います。

     

    2023モデルになったタイミングで、天板のHPのロゴが、ENVYやSpectreに採用されているプレミアムロゴとなり、デザインがよりシャープになりました。

     

    サイズはコンパクトで、厚さも比較的スリムなため、持ち運びもしやすいサイズ感になっています。

     

      ディスプレイを倒すと、上記写真の角度まで倒すことができます。

       

      重量のチェック

      メーカー公称の重量は957gです。実測値は989gと少し重かったですが十分に軽量です。

      13.3インチで1kg未満のノートパソコンは貴重で、頻繁に持ち運ぶ方におすすめです。

      アダプターは出力65Wで、それなりに大きくて重いです。

      重量は以下の通りです。

      本体実測値 989g
      アダプター 290g

      持ち運びも考慮するなら、電源アダプターはUSB Type-C対応の軽量でコンパクトなものを買ってしまったほうがよいと思います。私も購入しています。

       

      ディスプレイのチェック

      ディスプレイは、アスペクト比16:10、解像度1920 x 1200 IPS液晶、100%sRGB、輝度400nitの非光沢ディスプレイです。

      十分に綺麗で明るく、非光沢なので事務作業にも適しているディスプレイです。

       

      上記は、同じく輝度400nit、sRGB100%のディスプレイであるHP ENVYとの比較ですがほぼ同じで十分に綺麗です。

       

      点数をつけるなら85~90点はクリアしているディスプレイです。

       

      1. 解像度1920×1200、画面比率16:10
      2. 100%sRGB
      3. 輝度400nit

       

      キーボード・タッチパッドのチェック

      キーピッチは横18.7mm、縦18.4mmです。

      HP Pavilion Aero 13-beは、キーボードの配置がやや特殊で、右端にpg upやpg dnなどのキーが配置されており、ENTERキーが右端にない配列となっています。

      私がブログで使っているHP ENVY x360 13-ayもこの配置で、最初の1週間は、ENTERを押そうとしてpg dnを押してしまうなどミスタイプすることがありましたが、1週間もすれば慣れました。

      また、この配置に慣れたからと言って、本業で使っているノートパソコンのオーソドックスな配列に戸惑うかというとそうでもなく、指が覚えているのか普通に使い分けできているので、1週間くらい慣れる時間が取れるのなら、そこまで気にすることはないと思います。

       

      キーストローク は約1.3mm です。

      打鍵間は良好で、割としっかりとした反発感があります。個人的には好みです。

      キーボードで点数をつけるなら、配置に慣れてしまえば70点くらいで普通に打てるキーボードだと言えます。

      タッチパットの操作感は普通です。

       

      キーボードバックライトも搭載しており、暗い場所での作業も苦になりません。

      ただ、ボディが白の場合、逆にかなり暗いところでないと、ライトをつけたときに逆にキーボードの文字が見づらいという印象がありました。暗いところでないと使わないので問題はないですが、ライトをつけっぱなしにするような使い方だと使いづらいと思います。

      指紋認証にも対応しています。

       

      1. キーボードは配置にクセあり・打鍵感は良好
      2. キーボードバックライト搭載
      3. 指紋認証対応

         

        インターフェイス(拡張性)のチェック

        左側面のインターフェイスは、奥から順番に

        1. HDMI
        2. USB 3.2 Gen 1 Type-A
        3. USB Type-C(USB Power Delivery、DisplayPort™ 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)
        4. イヤホンジャック

        となります。

         

        右側面のインターフェイスが、奥から順番に

        1. 電源ジャック
        2. USB 3.2 Gen 1 Type-A

        となります。

        Type-Cが1つのみは少し残念ですが、HDMIもありますしインターフェイスに不足を感じることはないと思います。

        また、HP ENVYだと、本体が薄すぎるため、USB Type-Aを差し込むときに少し苦労する、というのがあったのですが、HP Pavilion Aeroはそういったことはなく差し込みやすい薄さをギリギリキープしているので使いやすかったです。

         

        Type-Cポートは1つのみですが、映像出力と給電に対応しており、私が持っているAnkerのType-Cハブを使って、映像出力と給電両方、問題なく実施できました。

        Anker PowerExpand+ 7-in-1

         

        1. USB Type-Aポートが2つ
        2. HDMIあり
        3. USB Type-Cが1つ

         

        バッテリー駆動時間のチェック

        バッテリーは44Whrと、軽さを重視しているためか容量は少し少ないです。

        以下の条件にてバッテリー駆動時間のチェックを行いました。

        • 輝度MAX
        • youtube動画流しっぱなし
        • バランス(デフォルト)で計測
        メーカー公称時間 11時間
        残量0%まで 6時間02分

        バッテリー容量は多くはないのですが、最大輝度にしていた割に、意外ともつ、という印象です。

        最大輝度で6時間もつのであれば、十分だと思います。

        バッテリー駆動で長時間使いたい場合は、輝度を少し落とすとよいでしょう。

         

        Webカメラのチェック

        92万画素 HDカメラ がついています。解像度は一般的な性能です。

        プライバシーシャッターがついていないのは少し残念です。

        上記は、HP Pvilion Aero のカメラで撮った写真です。

        カメラは、高解像度というわけではなく普通ですが、写真移りは問題なく明るく撮れるので、Web会議などは全く問題ないと思います。

         

        スピーカーのチェック

        上記図の8に、B & O Playのデュアルスピーカーを搭載しています

        スピーカーの音質はまあまあ、と思います。

        HP ENVYが10点とすると9点くらいです。完全なる主観ですみません(^^;

        何台かのノートパソコンスピーカーを聞き比べてみて、HP ENVYのスピーカーはかなり優秀ということが分かっているのですが、HP Pavilion Aero 13-beはENVYより少しだけ劣るかな?ただ全く問題ない音質であると思います。

         

        無線速度のチェック

        自宅のWiFiは、11ac(Wi-Fi5)で5.0GHzを使用していますが、同じ部屋だと580Mbps速度が出ており、非常に高速です。

         

        機種 無線速度
        ThinkPad X1 Carbon 390Mbps
        Yoga 7i Gen8 380Mbps
        Yoga 6 Gen8 510Mbps
        HP ENVY x360 13-ay 570Mbps
        HP Pavilion Aero 13-be 580Mbps

        上記機種のHP ENVY x360 13-ayとほぼ同じ速度が出ていました。

        離れた場所でも、HP ENVYと同じ200~300Mbps出ており、全く問題のない速度です。

         

        起動時間のチェック

        1回目 11.66秒
        2回目 10.91秒
        3回目 10.76秒

        起動時間は高速です。

        HP ENVYも早くて10秒以内に起動しますが、それと同等(わずかに遅い)程度に高速で、起動のストレスは全く感じないと思います。

         

        HP Pavilion Aero 13-beの内部性能評価

        パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。

        • PassMark
        • CineBench R23
        • PCMARK10
        • Crystal DiskMark(ディスク速度)

         

        計測結果については、電源に接続し、バランス(デフォルト)での計測としています。

        最適なパフォーマンスのほうが性能が出る機種が多いのですが、当機種はバランスと最適なパフォーマンスでほぼ差がなく、誤差レベルの違いであったのでバランスで計測しています。

         

        CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。

        CPU PassMarkスコア
        Core i7-13700H 30030
        Core i7-12700H 27020
        Core i5-13500H 23554
        Ryzen 7 6800H 23797
        Ryzen 7 7735U 21082
        Core i7-1360P 20813
        Ryzen 7 6800U 20727
        Ryzen 7 7730U 18864
        Ryzen 7 5800U 18837
        Ryzen 7 5825U 18386
        Core i5-1340P 17878
        Core i5-1335U 17352
        Core i7-1260P 17203
        Core i5-1240P 17345
        Ryzen 5 7535U 17123
        Ryzen 5 7530U 16509
        Ryzen 5 5600U 15000
        Ryzen 5 5625U 15000
        Core i5-1235U 13865
        Core i3-1315U 13755
        Ryzen 3 7330U 11816
        Core i7-1165G7 10681
        Core i5-1135G7 10298
        Ryzen 3 5300U 10000
        Core i3-1115G4 6610
        Intel N100 5657
        Intel Celeron 7305 2665

        事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、Core i5-1135G7のスコア10000以上あると、重作業でも十分快適に使えます。

        Intelは、第11世代では、AMDにベンチマークで差をつけられていましたが、12世代となり、その差がほぼなくなり、13世代ではAMDに勝っています。

        Ryzen 7 7735Uのスコアは極めて高く、普段用途で快適なのは勿論で、動画編集もこなせるくらいの性能があります。

         

        PassMark

        電源接続時(バランス)

        電源接続時(最適なパフォーマンス)

        バッテリー駆動時

        最適なパフォーマンスの設定ではマルチスレッドスコアで21278と、非常に高いスコア結果となりました。普段使いには十二分な性能と言えます。

        電源設定がバランスの場合、20918と、ほぼスコアの違いがありませんでした。

        マルチ/シングル 最適なパフォーマンス バランス
        マルチスレッド 21278 20918(98.3%)
        シングルスレッド 3419 3337(97.6%)

        ほかのベンチマークでも、最適なパフォーマンスとバランスでほぼ違いがなく、バランスのままでよいと思います。

         

        バッテリー駆動時は17323と、そこまで大きくは落ちませんでした。

        マルチ/シングル 電源接続 バッテリー駆動
        マルチスレッド 21278 17323(81.4%)
        シングルスレッド 3419 3288(96.1%)

         

        2022年主流だった、Inte Core i7-1260P、Ryzen 7 6800Uおよび、2021年主流だった、Ryzen 7 5800U、Intel Core i7-1165G7と比較します。

        CPU マルチ シングル
        Ryzen 7 6800H 25955 3458
        Core i5-1340P 21578 3742
        Ryzen 7 6800U 21461 3459
        Ryzen 7 7735U 21278 3419
        Ryzen 7 7730U 21446 3258
        Core i7-1260P 20778 3713
        Ryzen 7 5800U 18644 3108
        Core i5-1335U 17694 3684
        Ryzen 5 5625U 16933 3138
        Core i7-1165G7 11005 3142

        極めて高いスコアです。普段使いでは十分な性能です。

         

        CineBench R23

        マルチコアスコア:9250

        シングルコアスコア:1515

        マルチコアスコア・シングルコアスコアともに、PassMarkと同じく、高い数値です。

         

        2022年主流だった、Inte Core i7-1260P、Ryzen 7 6800Uおよび、2021年主流だった、Ryzen 7 5800U、Intel Core i7-1165G7と比較します。

        CPU マルチコア シングルコア
        Ryzen 7 6800H 13505 1481
        Ryzen 7 6800U 11620 1481
        Core i5-1340P 9301 1714
        Ryzen 7 7735U 9250 1515
        Ryzen 7 7730U 9411 1423
        Core i7-1260P 9018 1799
        Ryzen 7 5800U 9276 1436
        Ryzen 5 5625U 8064 1390
        Core i7-1165G7 4122 1383

        こちらも十分に高いスコアでした。

        ただ機種のセッティングのためか、1世代前のRyzen 7 5800Uとそこまで大差ないスコアでした。CPU性能からするとマルチコア1万くらい行くかな?と予想していましたがそこまでは伸びませんでした。

         

        PCMARK10

        PCMARK10は、実際のアプリケーションを使用したベンチマークソフトで、実際にパソコンを使った時の作業快適性を計測するのに適しているといわれているベンチマークです。

        測定結果は以下の通りです。

        トータルスコア:5703

         

        Essentials:9191(快適めやす4100)

          Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。

          快適めやすは4100なので、とても高い数値です。実際に使ってみてもレスポンスは快適です。

           

          Productivity:7576(快適めやす4500)

            ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これも十分なスコアです。

             

            Digital Contents Creation:7227

              Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。こちらも高いスコアです。

               

              AMD Ryzen 7 7730Uを搭載したYoga 6 Gen8と比較してみます。

              レノボYoga 6 Gen8:AMD Ryzen 7 7730U

              HP Pavilion Aero 13-be:AMD Ryzen 7 7735U

              計測内容 Yoga 6 Gen8 HP Pavilion
              トータル 5333 5703
              App Start-up Score(アプリ起動) 11719 11574
              Video Conferencing Score(Web会議) 7967 7658
              Web Browsing Score(Web閲覧) 8519 8761
              Spreadsheets Score(表計算) 12350 11080
              Writing Score(文書作成) 5145 5181
              Photo Editing Score(画像編集) 8727 11568
              Rendering and Visualization Score(レンダリング) 5304 7510
              Video Editing Score(動画編集) 3738 4345

              AMD Ryzen 7 7730Uと比較すると、全体的なスコアでは少しずつ勝っていますが大差はない結果でした。

              ただ実際に使っている限りでは、AMD Ryzen 7 7730UもAMD Ryzen 7 7735Uも、十分に性能が高いので、正直差を実感できるか?というとあまり実感できません、両方とも極めて快適です。

               

              Crystal DiskMark

              シーケンシャルリードが5000を超えており、極めて高速です。

              2021年式のHP ENVYも高速でしたが、HP ENVYは3500だったのでそれよりも1段階上の速度です。

              機種 シーケンシャルリード
              Yoga 7i Gen8 5091
              HP Pavilion Aero 13-be 5045
              ThinkPad X1(Gen11) 3888
              HP ENVY 13-ay(2021年式) 3500

               

              HP Pavilion Aero 13-beの3D・ゲーミング性能評価

              23D・ゲーミング性能について、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。

              • ドラクエⅩ(軽量級3D)
              • FF14(中量級3D)
              • FF15(重量級3D)
              • 3DMark

              ドラクエⅩベンチマーク

              最高品質でも快適の結果となりました。

               

              FF14 暁のフィナーレベンチマーク

              標準品質(ノートPC)で、やや快適の結果となりました。

              FF14など中量級3Dゲームはできそうですが、FF15など重い3Dゲームは厳しいと言えます。

              CPU スコア
              AMD Ryzen 7 7735U 7490
              Intel Core i5-1340P 7383
              Intel Core i5-1335U 5638
              AMD Ryzen 7 7730U 5081

               

              FF15ベンチマーク

              軽量品質で、なんとか普通の評価であったので、FF15くらい重くなると、外部GPUなしでは厳しいと思います。

               

              3DMark ベンチマーク

              Fire Strikeのスコアは6599でした。

              Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。

              グラフィックボード 3DMark Fire Strike
              GeForce RTX 3080 Ti 38323
              GeForce RTX 3080 36176
              GeForce RTX 3060 20764
              GeForce RTX 3050 Ti 14911
              GeForce GTX 1650 9000
              AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) 6666
              AMD Ryzen 7 7735U(CPU内蔵) 6599
              Intel Core i5-1340P(CPU内蔵) 5000
              Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) 5000
              Intel Core i7-1165G7(CPU内蔵) 4200
              AMD Ryzen 7 7730U(CPU内蔵) 4000
              AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) 3288
              AMD Ryzen 7 5800U(CPU内蔵) 3276

              めやすとしてはGeForce GTX 1650がエントリー向けグラフィックボードとなります。

              Ryzen 7 7735Uは、グラフィック性能は高いのですが、GTX 1650には劣るため、重めの3Dゲームは厳しいでしょう。

              Ryzen 7 6800Uと7735Uは、ほぼ同じスコアのようです。

               

              どの程度までのゲームが遊べるかは、以下の記事に詳しくまとめていますので参考にしてみてください。

              普通のノートパソコンでゲームはできるか?外部グラフィックボードなしで遊べるか検証・解説私のように元ゲーマーで、ライトにゲームを楽しみたい方に、普通のグラボなしノートパソコンでどの程度のゲームができそうか?をまとめました。...

               

              HP Pavilion Aero 13-beの画像編集性能評価

              画像編集性能については、フリーの画像編集ソフトRawTherapeeでRAW現像10枚の書き出し時間を計測しました。

              • RawTherapeeでのRAW現像時間

               

              RawTherapeeでのRAW現像時間

              フリーの画像編集ソフトRawTherapeeを使って、スマホで撮影したRAW画像10枚のRAW現像にかかる時間を測定しました。

              CPU 時間
              Intel Core i5-1340P 13秒
              AMD Ryzen 7 7735U 16秒
              Intel Core i5-1335U 17秒
              AMD Ryzen 7 7730U 17秒
              AMD Ryzen 7 5800U 23秒

              Core i5-1340Pほど得意ではないようですが、AMD Ryzen 7 7735Uも画像編集にはそこそこ強いようです。

               

              HP Pavilion Aero 13-beの動画編集性能評価

              動画編集性能については、動画編集ソフトDavinci ResolveでフルHDのyoutube動画書き出し時間を計測しました。

              • Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し

               

              Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し時間

              動画編集ソフトDavinci Resolveで、4分のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を計測しました。

              CPU 時間
              AMD Ryzen 7 6800H+GeForce RTX 3050 Ti 48秒
              Intel Core i5-1340P 1分17秒
              AMD Ryzen 7 7735U 1分18秒
              AMD Ryzen 7 6800U 1分18秒
              Intel Core i7-1260P 1分28秒
              AMD Ryzen 7 7730U 1分29秒
              Intel Core i5-1335U 1分48秒
              AMD Ryzen 7 5800U 1分56秒
              AMD Ryzen 5 5625U(メモリ8GB) 1分58秒

              CPU単体としては極めて速い結果となりました。動画編集は得意なCPUのようです。

              ある程度の動画編集なら問題なくこなせるでしょう。

               

              HP Pavilion Aero 13-beの排熱性能と静粛性評価

              CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。

              パフォーマンスの高いエクストリーム・パフォーマンスモードで計測しています。

              負荷をかける前の状態です。

              負荷をかけた時の状態です。

              上記が測定結果ですが、負荷をかけるとCPU温度が上がり、80℃超まで上がりました。

              その後も引き続き80℃台で推移します。

               

              この間、キーボードが少し、熱くなるような感覚がありますが、使えないほど熱くなるというほどではないです。ただ裏面はまあまあ熱くなります。

              また、負荷をかけた時の音についてですが、「サー・・・」という音小さくが鳴りますが、さほど気になりません。

              騒音測定アプリで測定したところ、負荷をかけている状態でも35~40db弱程度でした。

               

              騒音目安については以下の通りです。

              騒音値(db) めやす
              50db 大きく聞こえる。静かな事務所
              40db 聞こえるが会話に支障なし。図書館、静かな住宅地の昼
              30db 小さく聞こえる。郊外の深夜、ささやき声
              20db ほとんど聞こえない。ささやき

              静粛性や排熱性がすごく良い、とまでは言えませんが、実用上は全く問題ないです。

               

              HP Pavilion Aero 13-beのレビュー評価まとめ

              評価まとめ

              各作業のレビュー結果は以下の通りです。

              Web閲覧 ◎(とても快適)
              Office系事務作業 ◎(とても快適)
              動画鑑賞 ◎(とても快適)
              Web会議 〇(プライバシーシャッターなしが残念)
              SNS・ブログ ◎(快適)
              プログラミング ◎(快適)
              画像・写真編集 〇(快適)
              動画編集 〇(ある程度の動画編集も可能)
              ゲーム △(重い3Dゲームは厳しい)

               

              ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。

              質感 〇(やや良い)
              ディスプレイ ◎(とても良い)
              キーボード △(配置にクセあり、打鍵感は良好)
              インターフェイス △~〇(普通)
              デザイン ○(良い)
              耐久性 〇(良い)
              バッテリー △(容量は少なめだが意外ともつ)
              持ち運び ◎(1kg未満と軽量で素晴らしい)
              コスパ ◎(モバイルノート最強コスパ)

                やはり、軽量かつ安いのが最大のメリットだと思います。

                またディスプレイ品質も素晴らしいです。

                 

                HP Pavilion Aero 13-be の良い点

                1. 1kg未満と軽い、かつ10万未満と安い
                2. ディスプレイ品質も良い
                3. CPU性能も申し分なし

                13.3インチモバイルノートパソコンで重量1kg未満、かつ、価格が10万を切っている機種ってほぼなく、HP Pavilion Aeroくらいだといえます。

                そういった意味で、この機種は唯一無二の魅力があるといえます。

                またディスプレイ品質やCPU性能も、申し分ありません。

                 

                HP Pavilion Aero 13-beで気になった点

                  1. キーボード配置にクセがある
                  2. バッテリー容量がやや少なめ

                  やはり大半の方が気にするのが、このキーボード配置でしょうか。

                  私は、HP ENVYもこの配置で1週間もすれば慣れたので気になりませんが、この配置で購入を戸惑う方は一定数いらっしゃるのではないかと思います。

                  ただ私自身は、すぐに慣れたので、そこまで気にしなくても大丈夫だと思います。

                  あとはバッテリー容量が44Whrとやや少ない点ですが、テストでは最大輝度で6時間もったので、実用上は十分ではないかと思います。

                   

                  このノートパソコンを購入するのに向く方

                    1. 頻繁に持ち運ぶ方
                    2. 万能のモバイルノートパソコンをとにかく安く欲しい方

                    上述の通り、モバイルノートパソコンとしてコスパは最強で、セール時は他メーカーの追随を許さないくらいの安さです。

                    モバイルノートパソコンが欲しい方は、週末セールなどを上手く使い、安く購入しましょう。おすすめの機種です。

                     

                    また、HPの学割は、以下に該当する方であれば安く購入できます。

                    1. 小学校、中学校、高等学校、大学、大学院、専門学校の学生、またその学校に進学が決定した生徒
                    2. 大学受験予備校に在籍する学生
                    3. 上記学生の保護者
                    4. 教職員および教育関連機関にお勤めの方

                    例えば私は小学生の保護者なので該当になります。

                    学生の子供がいる方の保護者も対象なので、かなり広い範囲で適用できる割引となります。

                    HP Pavilion Aeroは学割も安いので、対象の方はこちらもチェックしてみましょう。

                     

                     

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