スバルアウトバックの車検を先日、車検代行業者のコバックで実施しました。
かかった費用や、時間について解説をしようと思います。
私は、ディーラーで車検を通したのは、最初の1回のみで、そのあと様々な手段で車検を通しています。
- ディーラー車検:1回
- ユーザー車検(自分で車検を通す):1回
- ガソリンスタンドの車検:1回
- 車検代行業者:3回、コバックが2回、車検館が1回
色々試してみた結果、費用が一番安いのは当然、ユーザー車検ですが、自分の使う時間やリスクなども考慮し、一番コスパがよいのは車検代行業者かなと考えているので、なぜそう感じているかも解説します。
車検のコバックでかかった費用について

車検のコバックで実際に実際にかかった費用を説明します。
税金(重量税)・自賠責保険・印紙代:合計52250円
- 重量税:32800円
- 自賠責保険:17650円
- 印紙代:1800円
合計:52250円
こちらは、税金と必須加入の自賠責保険および手続きに必要な印紙代なので、ユーザー車検で実施をしようが絶対にかかる金額です。
車検整備基本料:合計29040円
- 基本料:27900円
- システム使用料:3000円
- 1か月前以上早期予約割引:-1500円
- 代車不要割引:-1000円
- 会員割引:-1000円
- インターネット割引:-1000円
合計:26400円(税抜)、29040円(税込)
こちらは、業者(コバック)に頼む際の整備点検と車検代行作業費用です。
部品交換などを全くしないのであれば、上記の
税金関係の52250円+29040円=81290円
が、アウトバックでの基本車検代行+整備点検費用となります。
その他部品交換等作業費用:合計52549円
その他、車検に必須ではなかったですが、3年たったので以下の部品交換や整備をお願いしたいと思い、お願いをした作業費用と部品費用合計が以下になります。
- ブレーキオイル交換:3700円
- オイルとフィルター交換:5200円
- エアコンフィルター交換:3200円
- エアコン洗浄と防臭剤取り付け:5900円
- バッテリー交換:29800円
- タイヤ前後ローテーション:0円(無料)
合計:税抜47800円、税込52580円
バッテリー交換費用が多くを占めており、それがなければ、上記の金額と合わせても大体、10万程度といったところです。
車検整備基本料はどうか?

掛かった費用のうち、車検整備基本料の29040円はどうか?
この費用は、大体、どこの車検代行業者や、ガソリンスタンドなどでお願いをしても同じくらいの料金かと思います。ディーラーよりは安いのではないでしょうか。
私はガソリンスタンドや、別の業者で車検館で車検をお願いしたことがありますが大体、同じくらいの金額でした。
この29040円、ユーザー車検で自分でやればもちろん、浮かすことができますが、私は、業者にお願いしてしまうのがコスパが良いと考えています。
参考までにオートバックスの車検基本料は、地域によって差があるようですが首都圏の東京都八王子では31680円でした。

この金額は車検のコバックとほぼ同等、わずかに高いというところです。
前のアウトバックを2年前に、近所のガソリンスタンドで受けたときも、基本車検料金+税金関係のみで約8万円であったので、車検代行業者、オートバックス、ガソリンスタンドあたりは大体、同じ料金であるかなというところです。
車検が高いかどうかについては、この車検基本料を見比べてみるとよいでしょう。
ユーザー車検は安いが面倒でリスクもある

ユーザー車検とは、ディーラーや店に頼まず、自分で車検場に行き車検を通すことを言います。
最寄りの車検場のサイトで、車検の予約を行い、その時間帯に自分で車検場に行き、検査を受けて手続きをするという方法です。ちなみに車検の予約は平日しかできません。
私も1回ユーザー車検を実施したことがあり、そのときは年式が比較的新しい車(5年目)だったため、特に問題なく通すことができました。
1回通した時のメモがあったので、やることを挙げてみます。
ユーザー車検で実施したこと
- 自賠責保険に加入
- 車検証発行の書類を書く
- ランプチェック
- サイドスリップチェック
- スピードチェック(メーターの40kmで合図)
- ブレーキチェック
- ライト光軸チェック
- 排ガスチェック
- 下廻りのチェック
- 新しい車検証とシールをもらって終わり
以上で、車のチェック自体は、「これだけでいいの?」というくらいのチェック内容です。
ユーザー車検を通すときの注意点
気を付けないといけないのは以下になります。
- ランプ切れ(意外とよくある)
- ライトの光軸ずれ(長く乗っているとずれることがある)
- タイヤの溝が少ない(スリップサインが出ているとNG)
- 下回りのオイル漏れなど
心配なら、車検場の近くに予備車検場というのがあり、事前検査をしてくれるようなので、そこでチェックしてもらうのもよいでしょう(私はやりませんでしたが)
ユーザー車検のデメリット
費用は安いのですがユーザー車検はもちろんいくつかデメリットがあります。
- 点検整備は別途行う必要があり自分ですべて実施するのは困難
- 平日にしかできないので会社員だと時間の確保が面倒
- 車検が通らないというリスクがある
車検時に点検整備は実施していなくても「後整備します」ということを言えば大丈夫なのですが、もちろん別途実施が必要となります。
平日にしかできないのも、土日休みの会社員にとっては面倒なポイントでしょう。
しかも、車検場に行けばかならずOKというものではなく、車検が通らないリスクもあり、ギリギリに受けると怖い、というのもあります。
・・・ということで私は、ユーザー車検で通したのは1回だけで、あとはコスパとかかる手間と時間のバランスをとって、車検業者に任せてしまっています。
すべてにおいて共通して言えることですが、自分が詳しくない、得意でない作業は、やはりその道のプロに任せて、自分の時間を確保するのと、リスクを回避するためにお金を使うべきかな、と最近は考えるようになりました。
その他部品交換などの費用はどうか?

- ブレーキオイル交換:3700円
- オイルとフィルター交換:5200円
- エアコンフィルター交換:3200円
- エアコン洗浄と防臭剤取り付け:5900円
- バッテリー交換:29800円
- タイヤ前後ローテーション:0円(無料)
合計:税込52459円
私がお願いした作業と部品含めての作業費用は上記です。
いずれも、ディーラーよりも安く、バッテリー交換は、オートバックスにお願いするよりも安かったなと感じています。
上記はいずれも、どこかのタイミングでは実施が必要になるもので、別途、わざわざ時間を確保して、ディーラーやオートバックスなどにお願いしにいくのも面倒なので、車検のタイミングで実施してもらえるなら丁度良いと思いました。
車検にかかった時間について

土曜日の朝9:45に車を持っていき、その日のうちの18:30には車検と整備が終わり、車を引き取ることができました。
車検証は土曜日だったこともあり後日発送するということで、車には、仮の車検証が張ってありました。後日郵送で送ってもらい、正式なものと入れ替えるようです。
朝持っていきその日のうちに終わるというのは大きなメリットです。
整備や車検内容はどうだったか?

車検代行業者のコバックや車検館は、以前も利用したことがあり、お任せしてその後トラブルになるようなことも、勿論なかったのでそこは、プロの業者として安心して任せてよいでしょう。
車検のタイミングで、何の整備をしていないのか、何を整備してもらったほうがよいのかというのは、どこに任せるにしても共通して言えますが、自分で把握をしておいたほうが良いと言えます。
ただ、普通の乗り方をしているのであれば、そんなにしょっちゅう整備はしないと思うので、1年ごとに交換したほうがよいエンジンオイルや、車検ごとに交換したほうがよいブレーキオイルやエアコンフィルターなどは、別途やるつもりがなければ交換したほうがよいでしょう。
バッテリーは、アイドリングストップ車というのもありますが、3年経ったバッテリーだと、エンジンをかけるときに少し苦しくエンジンがかかるような音がしていました。
そのため今回は初回車検なので3年経っていましたが、今回交換することにしました。
2年で交換は早いと思いますが、5~6年はさすがに持たない、しかもバッテリーはダメになるときは急にダメになってエンジンが起動しないという面倒なことになってしまうので、4年に1回くらいは少なくとも交換したほうがよいでしょう。
車検代行業者のコバックで実施した結果まとめ

- 車検代行と整備点検費用は29040円
- 朝車を引き渡してその日の夜返してくれる
- 一つ一つの追加整備費用も高くはない
というのが、車検代行業者のコバックを使った感想で、高くはないですし、時間的なコスパもよいんじゃないかと思います。
ディーラーだと高いけどユーザー車検は大変、ガソリンスタンドだと不安という人は車検代行業者を検討してみるとよいのではないでしょうか。
車検代行業者は、かかる費用と時間、品質のバランスがもっともよいかなと考えています。