スバルは毎年年次改良(マイナーチェンジ)を実施しており、年毎にA型、B型、C型、D型・・・と表現しています。
新型レヴォーグは2020年に発売され、以降1年ごとに年次改良されています。
- 2020年10月15日:A型発表
- 2021年11月25日:B型発表
- 2022年11月24日:C型発表
- 2023年11月下旬:D型発表?
となっています。(D型は予想ですが)
これから中古で購入する方もいらっしゃると思うので、レヴォーグのA型、B型、C型の違いとD型改良予想についてあげてみます。
新型レヴォーグA型:すべてを新しくしたスバル渾身の車

新型レヴォーグのA型は、すべてを新しくしたスバル渾身の車と言えます。
- プラットフォームをSGPに刷新
- エンジンを新開発1.8ターボ搭載
- 新開発アイサイトXを搭載
- スバル初の電子制御ダンパーをSTI SPORTに搭載




とにかくすべてが新しくなったので、話題性はすごかったですし、出来も素晴らしいものがありました。
その出来が高く評価された結果、2020年のカーオブザイヤーを受賞しています。
ただし・・・、アイサイトXははじめての機能というのもあり、リコールもそれなりにあったようです。
新型レヴォーグB型:新開発2.4L直噴ターボ“DIT”エンジン搭載グレード「STI Sport R」を新設定

B型の改良情報について、スバル公式サイトの記載を載せます。
「レヴォーグ」は、SUBARUに脈々と受け継がれる「より遠くまで、より早く、より快適に、より安全に」というグランドツーリングのDNAを継承。そのうえで、SUBARUの最新技術を結集し、「先進安全」、「スポーティ」、「ワゴン価値」の3つの価値を革新的に進化させたパフォーマンスワゴンです。
今回の改良では、サンルーフをメーカー装着オプション*1として新たに設定。従来型から開口面積を拡大し、さらなる開放感が味わえます。パワーリヤゲートは、車内からドアロック*2している状態でも運転席スイッチでの開閉操作が可能となり、日常の使い勝手を向上しました。
安全面では、アイサイトXの「ドライバー異常時対応システム」機能により車線内で停車した際、全てのドアを自動で開錠し、非常時の車外からのアクセス・救出をスムーズに行えるようになりました。
また、ボディカラーには、よりスポーティな世界観を表現する「セラミックホワイト」、「サファイアブルー・パール」、「イグニッションレッド」を新たに設定しました。
さらに、ドライバーの意思に瞬時に応える応答性と加速性能が特徴の新開発2.4L直噴ターボ“DIT”エンジンを搭載したハイパフォーマンスモデル「STI Sport R」グレードも新たに追加しました。
新グレードSTI Sport Rは、圧倒的なパフォーマンスを発揮する2.4L直噴ターボエンジンの力強い加速感が高回転域まで途切れなく伸び続ける特性により、日常の扱いやすさはもちろん、スポーツドライビングも思いのままに愉しめます。さらに、このエンジンに合わせて開発した「スバルパフォーマンストランスミッション」を搭載。エンジンとトランスミッションのきめ細かな協調制御がもたらす素早い変速や操作に対する応答性の良さにより操る愉しさを深め、ドライバーの意思に忠実に応える新次元の走りを実現しました。
*1:GT-H/GT-H EX、STI Sport/STI Sport EX、STI Sport R/STI Sport R EXに設定
*2:車速/シフト連動ロック、集中ドアロック
改良点として大きいのは以下でしょう。
- 2.4ターボ搭載のSTI SPORT Rを新設定
- サンルーフを設定
B型で、新エンジンを設定するというのは意外というか、ずいぶん早く設定してきたな、というのが正直な感想です。
スペックは以下の通りです。
スペック | レヴォーグ1.8 | レヴォーグ2.4 |
駆動方式 | AWD(ACT-4) | AWD(VTD-AWD) |
全長×全幅×全高 | 4755×1795×1500 | 4755×1795×1500 |
車重 | 1580kg | 1630kg |
最小回転半径 | 5.5m | 5.5m |
エンジン | 1.8Lターボ | 2.4Lターボ |
排気量 | 1795cc | 2387cc |
最高出力 | 177ps/ 5200-5600rpm |
275ps/ 5600pm |
最大トルク | 300Nm/ 1600-3600rpm |
375Nm/ 2000-4800rpm |
JC08モード燃費 | 16.5km/L | – |
WLTCモード燃費 | 13.6km/L | 11.0km/L |
2.4ターボは、先代2.0ターボの最大スペックには少し及ばないのですが、排気量が大きくなっている分、乗りやすくなっていると評判です。
ただトップグレードにしか設定されておらず、高いのが難点ですかね、、
新型レヴォーグC型:小改良に留まる
B型で新エンジン設定など大きく改良してきたというのもあり、C型では小改良に留まっています。
今回の改良では、ヘッドランプ/室内灯消し忘れ時の自動消灯機能を追加。さらに、リレーアタック対策として、スマートキーへスリープ機能、およびモーションセンサーを搭載しました。
また、ライティングスイッチの操作性を見直し、「車幅灯/尾灯&OFF」を1ポジションから、「車幅灯/尾灯」と「OFF」に分け、2ポジションに変更しました。
結構地味な?改良内容だなと感じました。
あと残念ながら、C型から、STI SPORTグレードの価格が5.5万値上げとなっています、、
物価高による影響ということです。
STI SPORTは、海外のZF製ダンパーを使っているから円安による輸入の影響?もあるかもしれません。
新型レヴォーグD型予想:大幅改良される可能性が高い

スバルの年次改良で、D型はビッグマイナーチェンジと呼ばれ、大幅改良されることが多くなっています。
旧型レヴォーグD型の改良内容について、スバル公式ページの記載を載せます。
【レヴォーグの主な改良内容】
■ 安全性能
- アイサイト*5
◆アイサイト・ツーリングアシスト
◆後退時自動ブレーキシステム
- アイサイトセイフティプラス*5
◆フロントビューモニター
◆スマートリヤビューミラー
- ステアリング連動ヘッドランプ
- オートビークルホールド
■ 走行性能
- フロント&リヤサスペンション改良*6
- 電動パワーステアリング改良
- 外部からの音の侵入や振動を抑えることによる車内静粛性向上
- 高μブレーキパッド採用*7
- 1.6Lエンジンの制御最適化
■ エクステリア
- 新デザインLEDハイ&ロービームランプ
- 新デザインフロントグリル*6
- 新デザインフロントバンパー*6
- LEDフロントフォグランプ*6
- 新デザインフロントフォグランプカバー
- 新デザイン18インチアルミホイール*8
- 新ボディカラー「ストームグレー・メタリック」追加
■ インテリア
- 新デザインインパネ加飾パネル*9
- 新デザインフロントコンソール
- 新デザインセンターパネル
- 新デザインドアスイッチパネル(ピアノブラック調+シルバー塗装)
- 新デザインドアグリップ
- マルチファンクションディスプレイ(5.9インチ大型カラー液晶)
- 新型8インチビルトインナビ*10
- ワンタッチフォールディング機能付4:2:4分割可倒式リヤシート
- シートヒーター(ファブリックシート装着車)*11
*5:新型レヴォーグの先進安全装備に関しては、2017年6月19日のニュースリリースをご確認ください。 『SUBARU 「アイサイト」を大幅進化、新機能「ツーリングアシスト」を搭載』
*6:STI Sportを除く
*7:1.6GT EyeSightを除く
*8:1.6GT EyeSight S-style、1.6GT-S EyeSight、2.0GT-S EyeSight
*9:1.6GT-S EyeSight、2.0GT-S EyeSight
*10:ディーラー装着オプション
*11:1.6GT EyeSightを除く 本革シート装着車には従来型でも設定あり
旧型レヴォーグの改良内容は、エクステリア・インテリア・走行性能・アイサイトなど、ほぼすべてに対して大幅改良されています。
そのため新型レヴォーグD型でも、大幅改良が入る可能性が高いと言えます。
新型レヴォーグA~C型はそこまで大きな違いはない

新型レヴォーグA~C型での違いは、中古で買う場合に一番大きいのは、2.4ターボのSTI SPORT Rが設定されていることです。
そのため中古で2.4ターボが欲しい場合はB型以降を狙う必要があります。
そのほかはそこまで大きな違いはないかな?と思います。
もし中古で買う場合でも、あまり型を気にしなくても良いと思います。
新型レヴォーグD型は大幅改良される可能性。気になるなら待つのもアリ

おそらく2023年11月頃に発表されるであろうと予想する新型レヴォーグD型では、内外装などに大きな改良が入る可能性が高いです。
そのため、とにかく新しい車に乗りたい!という方は、そこまで待ってみるのもアリではないかと思います。
ただ最近の傾向として、マイナーチェンジで値上げされる傾向にあるので、とにかく安く新車を買いたければ今のC型がいいのかな、とも思います。
【車買い替えの際に】車一括査定をすれば10万以上お得になる!
もし車買い替えを検討される場合、必ず車一括査定を実施してください。
私の場合、14年落ちのレガシィアウトバックを査定に出しました。
- 2009年式(14年落ち)
- 走行距離8.5万km
- 車体色が赤とマイナー色
- アイサイトなし
- エンジン排気量3.6リッター
- ボディに細かい傷やへこみあり
と、何一つ査定額が上がる要素のない車ではあったのですが(汗)
- ディーラー下取り:3万円
- 車買取一括査定:13万円
と、なんと10万円もの査定アップになりました!
絶対にこのひと手間は、かけるべきだと強く思いました。
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最近勢いのあるMOTAが運営する車買い取り査定サイトです。
MOTA車買取とは 申込み翌日18時には複数社の査定結果がネットで見れて、やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみなので、従来の一括査定にありがちな電話ラッシュがない、新しい車買取一括査定です。
高額査定をした最大20社のうち、上位最大3社のみからのご案内のため、電話ラッシュでうんざりする事がありません。
私も経験がありますが、一括査定は一斉に電話がかかってきてしまうので・・・この方式なら上位3社だけで済むので、楽でよいです。
体験談を以下記事にまとめているので参考にしてみてください。

フロアマットはネットで購入したほうが2万以上安い
もし車を購入する場合のフロアマットについて、ディーラーで購入する場合、3.6万と高めです。
新車の場合、ベースキットというセットの中に含まれていることが多いのですが、フロアマット単体だと3.6万くらいです。
フロアマットで3.6万は結構高いのでは・・・?と思い、私がレガシィアウトバックを購入する際は、自分でネットで購入することにしました。

ネットだと1万程度で見つかったので、これだけで2.6万円浮いたことになります。
→購入したものが届いたので写真を撮りました。FJCRAFTというメーカーの商品を買いました。








購入したアウトバックが赤だったので、マットも縁を赤にしたのですが丁度良いアクセントでした。
また品質も素晴らしいですね。これで10,980円です。
ディーラーのフロアマットが36,000円だったのですが、この10,980円のマットのほうが絶対にお得で色も選べるので良いと思います。
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