※2023年3月18日更新
スバルは毎年年次改良(マイナーチェンジ)を実施しており、年毎にA型、B型、C型、D型・・・と表現しています。
D型はビッグマイナーチェンジと呼ばれることが多く、外観など大きく改良してくることが多く、新型レヴォーグの2023年のマイナーチェンジ(年次改良)は期待できます。
レヴォーグの2022年C型年次改良は、11月24日に発表され、以下の通り小改良に留まっています。
今回の改良では、ヘッドランプ/室内灯消し忘れ時の自動消灯機能を追加。さらに、リレーアタック対策として、スマートキーへスリープ機能、およびモーションセンサーを搭載しました。
また、ライティングスイッチの操作性を見直し、「車幅灯/尾灯&OFF」を1ポジションから、「車幅灯/尾灯」と「OFF」に分け、2ポジションに変更しました。
D型のレヴォーグ改良について、スバリスト歴11年からの経験をもとにした予想を多分に含みますが、紹介していこうと思います。
旧型レヴォーグ・レガシィのD型での年次改良内容

旧型レヴォーグでのD型年次改良は以下の通りです。
【レヴォーグの主な改良内容】
■ 安全性能
- アイサイト*5
◆アイサイト・ツーリングアシスト
◆後退時自動ブレーキシステム
- アイサイトセイフティプラス*5
◆フロントビューモニター
◆スマートリヤビューミラー
- ステアリング連動ヘッドランプ
- オートビークルホールド
■ 走行性能
- フロント&リヤサスペンション改良*6
- 電動パワーステアリング改良
- 外部からの音の侵入や振動を抑えることによる車内静粛性向上
- 高μブレーキパッド採用*7
- 1.6Lエンジンの制御最適化
■ エクステリア
- 新デザインLEDハイ&ロービームランプ
- 新デザインフロントグリル*6
- 新デザインフロントバンパー*6
- LEDフロントフォグランプ*6
- 新デザインフロントフォグランプカバー
- 新デザイン18インチアルミホイール*8
- 新ボディカラー「ストームグレー・メタリック」追加
■ インテリア
- 新デザインインパネ加飾パネル*9
- 新デザインフロントコンソール
- 新デザインセンターパネル
- 新デザインドアスイッチパネル(ピアノブラック調+シルバー塗装)
- 新デザインドアグリップ
- マルチファンクションディスプレイ(5.9インチ大型カラー液晶)
- 新型8インチビルトインナビ*10
- ワンタッチフォールディング機能付4:2:4分割可倒式リヤシート
- シートヒーター(ファブリックシート装着車)*11
*5:新型レヴォーグの先進安全装備に関しては、2017年6月19日のニュースリリースをご確認ください。 『SUBARU 「アイサイト」を大幅進化、新機能「ツーリングアシスト」を搭載』
*6:STI Sportを除く
*7:1.6GT EyeSightを除く
*8:1.6GT EyeSight S-style、1.6GT-S EyeSight、2.0GT-S EyeSight
*9:1.6GT-S EyeSight、2.0GT-S EyeSight
*10:ディーラー装着オプション
*11:1.6GT EyeSightを除く 本革シート装着車には従来型でも設定あり
また旧型レガシィツーリングワゴンのD型年次改良は以下の通りです。
- 300馬力の2リッター直噴ターボモデルを設定
- 2.5リッターエンジンを刷新(EJ→FB型)
- アイサイトVer2 にバージョンアップ
D型で大きく改良してくるのがスバルの恒例で、2023年を予定している新型レヴォーグの年次改良は大きく期待できます。
時期はC型が11月だったので、おそらく今年も同じくらいのタイミングになるでしょう。
価格は年次改良で少し値上げされる傾向にあり
各グレードごとの車両価格は、以下の通りです。
グレード | C型価格 |
GT | 310.2万 |
GT EX | 348.7万 |
GT-H | 332.2万 |
GT-H EX | 370.7万 |
STI Sport | 376.2万 |
STI Sport EX | 414.7万 |
STI Sport R | 444.4万 |
STI Sport R EX | 482.9万 |
※EXはアイサイトX搭載グレードですべて38.5万円高
C型レヴォーグでは、STI Sportのみ5.5万一律の値上げとなっています。
近年の原材料・物価高に伴い、年次改良のたびに少しづつ値上げされる傾向にあります・・・フォレスターも残念ながら毎年値上げされています。
個人的に、ベースグレードGTの310.2万~というのは安いと思うので、ベースグレードだけでも据え置きにしてもらえれば・・・と思います。もし私が新車で買うならこのGTかな、と思います。
エクステリアやインテリアはD型で変更される可能性大

旧型のレヴォーグや、フォレスターも、D型でグリルやライトなど外観を変更してきたため、レヴォーグでも2023年D型では何らかの外観変更が入る可能性が高いと予想します。


またインテリアについても、デザイン変更や使い勝手の向上をD型改良で実施する可能性が高いです。
エクステリアの変更は、見た目の印象に大きな影響があるので、新しいもの好きな方は、外観に変更が入る可能性の高いD型を待つのもアリと思います。
アイサイトXはD型で改良が入る可能性大



2023年発売の新型クロストレックに、新開発の広角単眼カメラを加えたアイサイトが搭載されています。
こちらがレヴォーグには2023年D型に搭載される可能性が高いと予想します。

また新型クロストレックには、デジタルマルチビューモニタが搭載されるため、これも2023年D型での搭載になるのではと予想します。

レヴォーグには、クロストレックに搭載されていない、自動運転補助機能を搭載しているアイサイトXが搭載されているため、レヴォーグD型では、クロストレックの新開発の広角単眼カメラを加えたアイサイトXになるのではと予想しています。
下記が現状のアイサイトXと通常アイサイトの違いをまとめた表です。
装備 | アイサイト | アイサイトX |
アイサイトコアテクノロジー | ||
プリクラッシュブレーキ | 〇 | 〇 |
前側方プリクラッシュブレーキ | 〇 | 〇 |
緊急時プリクラッシュステアリング | 〇 | 〇 |
後退時ブレーキアシスト | 〇 | 〇 |
AT誤発進抑制制御 | 〇 | 〇 |
AT誤後進抑制制御 | 〇 | 〇 |
ツーリングアシスト | 〇 | 〇 |
全車速追従機能付クルーズコントロール | 〇 | 〇 |
定速クルーズコントロール | 〇 | 〇 |
車線逸脱抑制 | 〇 | 〇 |
車線逸脱警報 | 〇 | 〇 |
ふらつき警報 | 〇 | 〇 |
先行車発進お知らせ機能 | 〇 | 〇 |
青信号お知らせ機能 | 〇 | 〇 |
アイサイトアシストモニター | 〇 | 〇 |
アイサイトセイフティプラス(運転支援テクノロジー) | ||
スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム) | 〇 | 〇 |
エマージェンシーレーンキープアシスト | 〇 | 〇 |
アレイ式アダプティブドライビングビーム | 〇 | 〇 |
アイサイトセイフティプラス(視界拡張テクノロジー) | ||
デジタルマルチビューモニター(フロント/サイド/リヤ) | 〇 | |
前側方警戒アシスト | 〇 | |
アイサイトX テクノロジー[高度運転支援システム] | ||
渋滞時ハンズオフアシスト | 〇 | |
渋滞時発進アシスト | 〇 | |
アクティブレーンチェンジアシスト | 〇 | |
カーブ前速度制御 | 〇 | |
料金所前速度制御 | 〇 | |
ドライバー異常時対応システム | 〇 |
新型クロストレックの情報をまとめた記事を以下に書いていますので参考にしてみてください。

スバリストが最も気になる点。エンジンラインナップはD型で増えるのか?

現在新型レヴォーグには、1.8ターボと2.4ターボのみのエンジンラインナップとなっています。
スペックは以下の通りです。
スペック | 新型レヴォーグ1.8 | 新型レヴォーグ2.4 |
価格 | 409.2万 (STI Sport EX) |
477.4万 (STI Sport R EX) |
駆動方式 | AWD(ACT-4) | AWD(VTD-AWD) |
全長×全幅×全高 | 4755×1795×1500 | 4755×1795×1500 |
車重 | 1580kg | 1630kg |
最小回転半径 | 5.5m | 5.5m |
エンジン | 1.8Lターボ | 2.4Lターボ |
排気量 | 1795cc | 2387cc |
最高出力 | 177ps/ 5200-5600rpm |
275ps/ 5600pm |
最大トルク | 300Nm/ 1600-3600rpm |
375Nm/ 2000-4800rpm |
JC08モード燃費 | 16.5km/L | – |
WLTCモード燃費 | 13.6km/L | 11.0km/L |
使用燃料 | レギュラー | ハイオク |
新開発1.8ターボエンジンのCB18は、エンジンの大きさが改良されて小さくなり、モーターとも組み合わせて使うことも考慮されている、とスバルのインタビューで見たことがあります。
そのため1.8ターボ+モーターという組み合わせは期待していたのですが、出ないですね・・・
また開発中と噂されている1.5ターボもなかなか出てこないなと思います。
個人的には
- 1.5ターボ+モーター
- 1.8ターボ+モーター
というエンジンラインナップを期待していますが、現状まったく噂すらないのでどうかな・・・
→2023年3月追記
噂レベルではありますが、おそらく2024年度にモデルチェンジを控えている、フォレスターにはトヨタのストロングハイブリットを搭載したハイブリッドが発売されるという情報を見かけました。
もしフォレスターにストロングハイブリッドが搭載されるのだとしたら、レヴォーグへの追加も期待したいところです。
過去の年次改良の例では、スバルはエンジンを新開発したら年次改良でラインナップ追加してくるイメージがあるので、個人的にはスポーティかつ燃費を良くしたエンジンを期待したいところです。
レヴォーグのアウトバック化モデルが2023年秋に発売される!?の噂

スバルレヴォーグのアウトバック化をしたモデルが、2023年秋に発売される!というニュースがありました!
ベストカーの記事で発表されていた内容で、スバル関係者からの話ということなので、可能性は高いのではないかと思います。
レヴォーグは良いけど車高が高いほうが良い・・・という方にはベストマッチとなる可能性があり、追加情報ありましたら当サイトでも随時紹介していきます。

新型レヴォーグのD型年次改良情報予想まとめ

まだまったく情報が出ていないレヴォーグD型ですが、D型はビッグマイナーチェンジで外観など大掛かりな変更が入る可能性が高いです。
もし購入検討されている方は気になると思いますが、D型が発表されるとしても11月頃と思うので、車検切れなどで購入したいということであれば、現行型でも完成度は極めて高いので購入しても全然問題ないのではと思います。
【車買い替え検討の際に】車一括査定をすれば10万以上お得になる!
もし車買い替えを検討される場合、必ず車一括査定を実施してください。
私の場合、14年落ちのレガシィアウトバックを査定に出しました。
- 2009年式(14年落ち)
- 走行距離8.5万km
- 車体色が赤とマイナー色
- アイサイトなし
- エンジン排気量3.6リッター
- ボディに細かい傷やへこみあり
と、何一つ査定額が上がる要素のない車ではあったのですが(汗)
- ディーラー下取り:3万円
- 車買取一括査定:13万円
と、なんと10万円もの査定アップになりました!
絶対にこのひと手間は、かけるべきだと強く思いました。
↑上記の画像もしくはボタンをクリックすると、「MOTA車買取」のホームページに飛ぶことができます。
最近勢いのあるMOTAが運営する車買い取り査定サイトです。
MOTA車買取とは 申込み翌日18時には複数社の査定結果がネットで見れて、やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみなので、従来の一括査定にありがちな電話ラッシュがない、新しい車買取一括査定です。
高額査定をした最大20社のうち、上位最大3社のみからのご案内のため、電話ラッシュでうんざりする事がありません。
私も経験がありますが、一括査定は一斉に電話がかかってきてしまうので・・・この方式なら上位3社だけで済むので、楽でよいです。
体験談を以下記事にまとめているので参考にしてみてください。

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