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HP EliteBook X G1i 14 AIレビュー【優秀なビジネスモバイル14インチ1.16kgデザイン良し】

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HPの次世代AI PCでビジネスハイエンドモバイルノートパソコン

HP EliteBook X G1i 14 AI 

をHPより借用しましたので実機レビューを書きます。

【広告】【提供:株式会社日本HP】

レビュー機のマシンのスペック以下の通りです。

  1. CPU:ンテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V
  2. メモリ32 GB
  3. 512GB SSD
  4. 14 インチワイド(16:10) WUXGA 液晶ディスプレイ(非光沢、1920× 1200ドット、400cd/m²、UWVA)
  5. 1.16kg(実測値)

 

HP Elitebookは、法人向けノートパソコンの中でもハイエンドに位置づけられる機種です。

性能やボディの質感などが、下位機種よりも優れています。

HP EliteBook X G1i 14 AI の特徴は

  • 性能も良く、軽くて持ち運びに適した、デザインの良いハイエンドビジネスモバイルノートパソコン

と言えます。

CPUにIntel Core Ultra 7 258Vを搭載し性能が良く、バッテリー持ちにも優れています。

14インチで1.16kgと軽く、耐久性も高いので持ち運び用途におすすめです。

またIntel Core Ultra 7 258VはAI性能も高いです。

どんな人向けの機種かというと

  • ビジネス用途で持ち運ぶ用途主体で使いたい
  • クリエイティブワークや今後のローカルAIにも活用したい
  • ビジネス用途でもデザインの良いノートパソコンを使いたい

上記の人向きの機種と言えます。

法人向けのビジネスモバイルノートパソコンですが、これをOmnibook シリーズとして、個人向けでリーズナブルな価格で発売してくれないかなあ・・・と思いました。

HP OmniBook X Flip 14-fmも良い機種なのですが、コンバーチブルである必要はないのと、もう少し軽いと嬉しいので、この機種が、持ち運びつつもある程度のクリエイティブ用途に使いたい私自身にはちょうどよい機種なんだけどな、と感じました。良い機種です。

ただこのカテゴリのライバル機種は、LenovoのThinkPad X1 Carbonという王者が君臨していて、あちらは重さ1kg以下なので、当機種はデザインが良いのと総合力も高いですが、ThinkPadと比較すると個性が弱いかな、という印象も持ちました。

ただ価格がこちらのほうが安く、デザインも良いので、こちらの機種を選ぶ意味ももちろんある機種です。

 

HP EliteBook X G1i 14 AI

HP直販サイト

 

OS Windows 11 Pro
CPU インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 228V, インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V
メモリ 32GB
グラフィックス インテル® Arc™ グラフィックス 130V, 140V
ディスプレイ1 14 インチワイド(16:10) WUXGA 液晶ディスプレイ(非光沢、1920× 1200ドット、400cd/m²、UWVA)
ディスプレイ2 14.0インチ・WUXGA (1920×1200)・非光沢・HP Sure View 5(内蔵プライバシースクリーン機能)搭載
SSD 512 GB ~ 1TB SSD 
無線LAN インテル® Wi-Fi 7 BE201 a/b/g/n/ac/ax(2×2)(Wi-Fi準拠)+ Bluetooth5.4
電源 HP 65W スリム USB Type-C™ アダプター(HP ファストチャージ対応、動作電圧:100-240 VAC (電源コードは100VAC )
外形寸法 約313.9 x 219.9 x 10.5 (最薄部、突起部含まず)mm
駆動時間 JEITA測定法Ver3.0 :11時間59分(動画再生時)/23時間52分(アイドル時)
重量 1.16kg(実測値)
その他 HP eSIM Connect付属構成あり
価格 22万円台~

 

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HP EliteBook X G1i 14 AI 特徴とおすすめポイント

総合評価

各項目をS~Dで評価しました。Sが一番高い評価です。

比較項目 HP EliteBook X G1i 14 AI
CPU Intel Core Ultra 7 258V
CPU性能(PassMark) A (実測22078)
CPUグラフィック性能(3DMark) S (実測10065)
メモリ 32GB
ディスプレイ総合評価 A
ディスプレイ種類 IPS
サイズ 14インチ
アスペクト比 16:10
ディスプレイ解像度 B+ (1920 x 1200
ディスプレイ輝度 A (400nit)
ディスプレイ色域 A (sRGB100%)
ボディ質感 S
キーボード A
重さ・持ち運びやすさ A (実測1157g)
インターフェイス B+
USB-A 〇(1)
USB-C 〇(3)
USB-C充電
USB-C映像出力
HDMI
Webカメラ 5MP IRカメラ
プライバシーシャッター
バッテリー A+ (56Whr 実測10:01)
認証 指紋認証、顔認証
その他機能 HP eSIM Connect付属構成あり
価格・コスパ B (22.66万~)レビュー構成24.66万
おすすめ度 A

モバイルノートパソコンとしてとても優秀な性能です。

14インチで1.16kgと軽く、米軍調達基準のMIL-STD 810Hもクリアしており耐久性も抜群です。

またIntel Core Ultra 7 258Vは、モバイル性能に優れており、バッテリー持ちも優れています。

あとデザインが凄く良いです。つい持ち運びたくなるような綺麗な外観と色をしています。

 

14インチ1.16kgと軽く耐久性も高い

HP EliteBook X G1i 14 AI は、14インチで実測値1157gと軽く、持ち運びしやすいです。

また米軍調達基準のMIL-STD-810Hをクリアしており耐久性も高いです。

搭載CPUのIntel Core Ultra 7 258Vは、性能が良くモバイル性能も高いので、全体的に持ち運び用途に向く機種となっています。

 

バッテリー持続時間が優秀

HP EliteBook X G1i 14 AIは、バッテリー持続時間が優秀です。

ディスプレイ輝度MaxでYouTube動画流しっぱなしにしていて、約10時間バッテリーが持ったので、とても優秀な結果でした。

丸1日、電源なしで使うことも可能なくらい、バッテリー持ちが良いです。

 

セキュリティ機能が充実

HP EliteBook X G1i 14 AIは、ビジネス用途らしく、セキュリティ機能が充実しています。

上記のセキュリティ機能が搭載されており、情報漏洩リスクに対する対策も充実しています。

 

デザインが良い

HP EliteBook X G1i 14 AIは、デザインがとても良く、所有したくなる、持ち運びたくなるような綺麗な外観と色をしています。

14インチサイズのビジネスモバイルノートパソコンは、LenovoのThinkPad X1 Carbonが筆頭機種ですが、この機種はデザインがとても良く、ビジネス用途だけど、デザインの良い機種を使いたいという人にはぴったりの個性を持っています。

 

5年間のLTE対応モデルあり

HP EliteBook X G1i 14 AI は、5年間のeSIM接続費用込みの構成が用意されています。

ただし法人登記情報が必須ということです。

eSIM接続費用なしとの差額は約2万円で、月約670円で使える計算になるので、結構お得なプランでは?と感じます。

 

HP EliteBook X G1i 14 AI ライバル機種の比較

レノボ ThinkPad X1 Carbon Gen13 Aura Edition

レノボ直販サイト(Aura Edition)

レノボ直販サイト(IAL)

OS Windows11 Home(64bit)
CPU(Intel) インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 226V、Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V 
メモリ 16 ~32 GB LPDDR5X-8533MT/s 
ストレージ 512GB~1 TB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen5 Performance TLC OPAL対応
液晶1 14インチ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 反射防止/汚れ防止, マルチタッチ非対応, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 120Hz, ブルーライト軽減パネル
液晶2 14インチ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチパネル, 100%sRGB, 500 nit, 60Hz, ブルーライト軽減パネル
重量 986g
サイズ 約 312.8×214.75×14.37mm
バッテリー 57Whr 動画再生時 約 11.6 時間・アイドル時 約 14.5 時間
価格 25万円台~

ビジネスノートパソコンとして有名なレノボのThinkPadシリーズ、フラッグシップのX1 Carbonが、ライバル機種となります。

Intel Core Ultra 7 258Vを搭載し、14インチで986g(実測値)と、HP EliteBook X G1i 14 AI よりもさらに軽いことが特長です。

ただし価格は高いです。

メモリ16GB、Intel Core Ultra 5 226Vの構成でも25.7万円します。

Win11 Pro、Intel Core Ultra 7 258V、メモリ32GBの構成だと、30.8万と高いです。

HP EliteBook X G1i 14 AIは、24.66万円で購入できるので、HPのほうが6万円以上安く、さすがに6万円の価格差ならHPのほうにするかなあという感覚です。

また好みにもよりますが、HP EliteBook X G1i 14 AIのほうが、デザインは好きで、持ち運びたくなるのはHPのほうかなと思います。

 

HP EliteBook X G1i 14 AI のスペック

HP EliteBook X G1i 14 AI

HP直販サイト

OS Windows 11 Pro
CPU インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 228V, インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V
メモリ 32GB
グラフィックス インテル® Arc™ グラフィックス 130V, 140V
ディスプレイ1 14 インチワイド(16:10) WUXGA 液晶ディスプレイ(非光沢、1920× 1200ドット、400cd/m²、UWVA)
ディスプレイ2 14.0インチ・WUXGA (1920×1200)・非光沢・HP Sure View 5(内蔵プライバシースクリーン機能)搭載
SSD 512 GB ~ 1TB SSD 
無線LAN インテル® Wi-Fi 7 BE201 a/b/g/n/ac/ax(2×2)(Wi-Fi準拠)+ Bluetooth5.4
電源 HP 65W スリム USB Type-C™ アダプター(HP ファストチャージ対応、動作電圧:100-240 VAC (電源コードは100VAC )
外形寸法 約313.9 x 219.9 x 10.5 (最薄部、突起部含まず)mm
駆動時間 JEITA測定法Ver3.0 :11時間59分(動画再生時)/23時間52分(アイドル時)
重量 1.16kg(実測値)
その他 HP eSIM Connect付属構成あり
価格 22万円台~

 

HP EliteBook X G1i 14 AI 価格

ディスプレイはAMD、Intelの全構成で有機ELとなっています。

  • AMD Ryzen AI 5+メモリ16GBで12.98万円
  • AMD Ryzen AI 7+メモリ32GBで14.98万円
  • Intel Core Ultra 5 226V+メモリ16GBで13.98万円
  • Intel Core Ultra 7 258V+メモリ32GBで17.98万円

という価格です。

  1. ベース構成の1万円の価格差ならIntel版が良い
  2. ハイエンド構成の3万円の価格差ならAMD版もアリ
  3. クリエイティブワーク性能とバッテリー持ち重視ならIntel版が良い

というところです。

1万円差なら、Intel版が良いですが、3万円の価格差があるなら用途に応じてどちらがよいか決めるのが良いでしょう。

 

HP EliteBook X G1i 14 AI の外観と機能

外観・デザイン・質感

外観はとても高級感があります。

EliteBookは、HPの法人向けでもハイエンド機種で、その中でも当機種は最上級クラスの質感があります。

 

重さ

実測値は1157gでした。

14インチとしては軽く、毎日持ち運ぶ用途としても、問題なく使えます。

アダプターはUSB TYpe-Cのもので出力65Wで315gとなります。軽くはないです。

本体実測値 1157g
アダプター 315g

持ち運びも考慮するなら、電源アダプターはUSB Type-C対応の軽量でコンパクトなものを買ってしまったほうがよいと思います。私も購入しています。

UGREEN 65W Type-C 3ポート急速充電器購入レビュー【安くてコンパクト】持ち運び用のノートパソコンで、電源が重くてかさばる・・・ということはないでしょうか。 USB Type-C(USB PD対応)の充...

 

ディスプレイ

ディスプレイ1 14 インチワイド(16:10) WUXGA 液晶ディスプレイ(非光沢、1920× 1200ドット、400cd/m²、UWVA)
ディスプレイ2 14.0インチ・WUXGA (1920×1200)・非光沢・HP Sure View 5(内蔵プライバシースクリーン機能)搭載

14インチ 解像度1920× 1200のIPS液晶です。

色域は広く色鮮やかで、輝度400cd/m²と、明るいディスプレイです。

構成によっては、HP Sure View Reflectという、のぞき見防止機能が搭載されています。

レビューした機種はこの機能がない機種でした。

 

Lenovo ThinkBook 14 Gen 8(IPS)

HP OmniBook X Flip 14-fm(有機EL)

HP EliteBook X G1i 14 AI(IPS)

上の写真は一般的な色域のIPS液晶および、有機ELディスプレイとの比較です。

有機ELほどの発色の良さはないですが、十分に綺麗なディスプレイです。

ビジネス用途で使うなら、発色が良すぎても目が疲れたりするので、IPSで十分でしょう。

 

キーボード

キー配置はとても綺麗で美しいです。

HPのノートパソコンシリーズで、最上位機種は、この綺麗な配置を採用しています。

打鍵感もしっかりとしており良好です。

キーストロークは浅めなものの、打鍵感はしっかりとしており良好で、打ちやすいキーボードです。

キーボードで点数をつけるなら85~90点くらいで、打ちやすいキーボードです。

タッチパッドの操作感も良好でした。

キーボードバックライトも搭載しており、暗い場所での作業もできます。

 

    インターフェイス

     

    インターフェイスは

    • HDMI 2.1
    • USB Type-C 40Gbps signaling rate (Thunderbolt™ 4対応、USB Power Delivery,DisplayPort™ 2.1)×2
    • USB Type-C 10Gbps signaling rate (Power Delivery, DisplayPort™ 1.4)×1
    • USB Type-A 5Gbps signaling rate (Powered)×1
    • Nano SIM カードリーダー
    • ナノセキュリティロックケーブルスロット

    となっており、USB-A、USB-C、HDMIがあるので必要なものはしっかり揃ってます。

    USB-Cも、左に2つ、右に1つと、数多く揃っています。

    4Kモニターにも接続してみて問題なくディスプレイ出力と充電も可能でした。

     

    バッテリー駆動時間のチェック

    バッテリーは56Whrと、標準的なバッテリー容量となります。

    以下の条件にてバッテリー駆動時間のチェックを行いました。

    • 輝度MAX
    • youtube動画流しっぱなし
    メーカー公称時間 最大14時間30分
    残量0%まで 10時間1分

    バッテリー持ちはとても良く、モバイル用途として十分です。

     

    カメラ

    カメラのスペックは、5MP Web カメラ(HP Auto Frame )、IR カメラ(Windows Hello 対応)、プライバシーシャッター付きとなります。

    顔認証にも対応しています。

    ノートパソコンのカメラで写真を撮りました。

    映りはとても綺麗でWeb会議も問題ないでしょう。

     

    スピーカー

    Audio by Poly Studio、 内蔵クアッドスピーカー、内蔵デュアルマイクが搭載されています。

    スピーカーの音質は主観ですがとても良いです。

    レノボYoga 770が10点とすると、11点くらいです。

    ノートパソコンスピーカーを聞き比べてみて、レノボYoga 770のスピーカーはかなり優秀ということが分かっており、Yoga770よりも良い、という印象です。

     

    無線速度のテスト

    自宅のWiFiは、11ac(Wi-Fi5)で5.0GHzを使用していますが、同じ部屋で計測してみたところ、いつも使っている計測サイトだと、他PCだと500Mbps程度速度が出るはずが、あまり速度が出ませんでした・・

     

    そのため、別サイトで測定してみたところ、手持ちのレノボYoga770とさほど変わらない、十分な速度でした。

    実際にダウンロードなどをしてみても特に遅いとは感じず、特に問題はないでしょう。

     

    HP EliteBook X G1i 14 AI

    Lenovo Yoga 770

     

    HP EliteBook X G1i 14 AI

    HP直販サイト

     

    HP EliteBook X G1i 14 AI PCの性能・処理速度

    パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。

    • PassMark
    • CineBench R23/2024
    • PCMARK10
    • Crystal DiskMark(ディスク速度)

     

    また、ゲーミング性能についても、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。

    • FF14(中量級3D)
    • FF15(重量級3D)
    • モンスターハンターワイルズ(超重量級3D)
    • 3DMark

     

    画像編集性能については、画像編集ソフトRawTherapeeでRAW現像10枚の書き出し時間を計測しました。

    • RawTherapeeでのRAW現像時間

     

    動画編集性能については、動画編集ソフトDavinci ResolveでフルHDのyoutube動画書き出し時間を計測しました。

    • Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し

     

    AI性能もみるため、以下の計測や検証も行っています。

    • GeekBench AIでの測定
    • ローカルLLM(大規模言語モデル)を構築しての生成AIプログラミング

     

    計測結果については、電源に接続してパフォーマンスで計測しています。

    PassMarkは、電源に接続しないバッテリー駆動での計測も行っています。

    CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。

    CPU PassMarkスコア(マルチ)
    Intel Core Ultra 9 285H 32991
    Ryzen AI 9 HX 375 31950
    Intel Core Ultra 7 255H 30277
    Intel Core Ultra 5 225H 29861
    Ryzen AI 9 365 29163
    Ryzen 7 8845HS 28671
    AMD Ryzen AI 7 350 24575
    Ryzen 7 8840HS 24445
    Core Ultra 7 155H 24950
    Ryzen 7 8840U 23821
    Ryzen 7 7735HS 23722
    Ryzen 5 8645HS 22787
    Core Ultra 5 125H 21300
    Ryzen 5 8640U 20772
    AMD Ryzen AI 5 340 20272
    Intel Core Ultra 5 225U 19301
    Intel Core Ultra 7 258V 19139
    Intel Core Ultra 5 226V 18789
    Core Ultra 7 155U 16759
    Core Ultra 5 125U 17413
    Ryzen 7 7735U 21082
    Core i5-1340P 20106
    Core i7-1360P 19600
    Ryzen 7 7730U 18864
    Ryzen 5 7535HS 18312
    Core i7-1260P 17257
    Core i5-1240P 17345
    Core 5-120U 17292
    Ryzen 5 7535U 17123
    Core i5-1335U 16814
    Ryzen 5 7530U 16509
    Ryzen 5 5625U 15000
    Core i5-1235U 13865
    Core i3-1315U 13755
    Ryzen 3 7330U 11816
    Core i7-1165G7 10681
    Core i5-1135G7 10298
    Ryzen 3 5300U 10000
    Ryzen 5 7520U 9489
    Intel N100 5657
    Intel Celeron 7305 2665

    事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、スコア10000以上あると十分快適に使えます。

    15000以上のCPUを選ぶと、4年は快適に使えるでしょう。

    Intel Core Ultra 7 258Vは、マルチスレッドのスコアは19000程度と中の上程度ですが、シングルのスコアとグラフィック性能が高く、クリエイティブワークやゲームにも使える性能があります。

     

    PassMark

    電源接続時(スマートセンス)

    電源接続時(パフォーマンス)

    バッテリー駆動時

    PassMarkスコアは、マルチスレッド、シングルスレッドのスコアともに高いです。

    2025年基準でも中の上~上の下程度の性能があります。

    スコアはデフォルトのスマートセンスとパフォーマンスでほぼ違いはありませんでした。そのため基本はスマートセンスの運用でよいでしょう。

    パフォーマンスにすると、平均値を10%以上上回るスコアが出ていました。性能をしっかり引き出せていると言えます。

    マルチ/シングル スマートセンス パフォーマンス
    マルチスレッド 19920 22078
    シングルスレッド 4093 4341

     

    また、バッテリー駆動の場合、は以下で、さほどの性能低下はありませんでした。

    マルチ/シングル 電源接続 バッテリー駆動
    マルチスレッド 22078 20109
    シングルスレッド 4341 3820

     

    他の主流CPUの実測値と比較しました。

    CPU マルチスレッド シングルスレッド
    Intel Core Ultra 9 285H 38368 4726
    Ryzen AI 9 HX 375 37145 4068
    Core i7-13700HX 36225 3955
    Core Ultra 7 155H 32740 3846
    Ryzen AI 9 365 32104 4065
    Intel Core Ultra 5 225H 30074 4375
    AMD Ryzen 7 8840HS 27215 3796
    AMD Ryzen AI 7 350 26277 4066
    AMD Ryzen 7 6800H 25955 3458
    AMD Ryzen 5 8645HS 24604 3858
    Intel Core Ultra 7 258V 22078 4341
    Intel Core Ultra 7 155H 24100 3845
    Intel Core Ultra 5 125H 24554 3636
    Intel Core Ultra 5 225U 22342 3755
    Ryzen 7 7735HS 24988 3461
    Ryzen 7 8840HS(HP) 23729 3926
    Ryzen 7 8840U 23428 3822
    Ryzen 5 8640U 22006 3585
    Core i5-1340P 21578 3742
    Intel Core Ultra 5 226V 20109 4092
    Core Ultra 7 155U 18956 3842
    Core Ultra 5 125U 19263 3499
    Core i7-1260P 21696 3540
    Ryzen 7 6800U 21461 3459
    Ryzen 7 7735U 21278 3419
    Ryzen 7 7730U 21446 3258
    Ryzen 7 5800U 18644 3108
    Ryzen 5 7535HS 17337 3148
    Core i5-1335U 17694 3684
    Ryzen 5 7530U 16775 3269
    Core i5-1235U 16601 3465
    Ryzen 5 5625U 16933 3138
    Core i7-1250U 13518 3557
    Core i7-1165G7 11005 3142

    マルチスレッド、シングルスレッドともに、バランスの良い性能の高さがあります。

     

    CineBench R23/2024

    マルチコアスコア:10477

    シングルコアスコア:1833

    マルチコアスコア・シングルコアスコアともに、PassMarkと同じ傾向でシングルスコアのスコアが高いです。

    ほかの主要CPUと比較します。

    CPU マルチコア シングルコア
    Core i7-13700HX 19558 1656
    Ryzen AI 9 HX 375 18428 1935
    Intel Core Ultra 9 285H 18122 1938
    Ryzen AI 9 365 16240 1929
    Intel Core Ultra 5 225H 14311 1860
    Ryzen 7 8840HS 13246 1690
    Ryzen 7 6800H 13505 1481
    AMD Ryzen AI 7 350 12791 1841
    Ryzen 5 8645HS 12767 1743
    Ryzen 7 8840U 11881 1674
    Ryzen 7 8840HS(HP) 11421 1677
    Ryzen 7 7735HS 11953 1506
    Core i5-13500H 11027 1779
    Core Ultra 5 125H 10967 1653
    Core Ultra 7 258V 10477 1833
    Ryzen 5 8640U 10266 1695
    Core Ultra 7 155H 9702 1788
    Ryzen 7 6800U 11620 1481
    Core i5-1340P 9301 1714
    Core Ultra 5 125U 9201 1550
    Core Ultra 7 155U 7749 1760
    Ryzen 7 7735U 9250 1515
    Ryzen 7 7730U 9411 1423
    Core i7-1260P 9158 1481
    Ryzen 5 5625U 8064 1390
    Ryzen 5 7535HS 7025 1276
    Core i5-1235U 6961 1461
    Core i7-1165G7 4122 1383

     

    CineBench2024のスコアは以下でした。

    マルチコア:623

    シングルコア:119

    CPU マルチコア シングルコア
    Ryzen AI 9 HX 375 1100 114
    Intel Core Ultra 9 285H 1035 124
    Ryzen AI 9 365 1016 113
    Intel Core Ultra 5 225H 818 118
    AMD Ryzen AI 7 350 693 112
    Intel Core Ultra 7 258V 623 119
    Ryzen 5 8645HS 734 104
    Ryzen 7 6800U 631 85

     

    PCMARK10

    PCMARK10は、実際のアプリケーションを使用したベンチマークソフトで、実際にパソコンを使った時の作業快適性を計測するのに適しているといわれているベンチマークです。

    測定結果は以下の通りです。

    トータルスコア:6744

     

    Essentials:9307(快適めやす4100)

      Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。

      快適めやすは4100なので、極めて高いスコアです。

      実際に使ってみてもレスポンスは極めて快適です。

       

      Productivity:9000(快適めやす4500)

        ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これも極めて高いスコアです。

         

        Digital Contents Creation:9935

          Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。

          とても高いスコアです。

           

          CPU トータルスコア
          Ryzen AI 9 HX 375 7751
          Intel Core Ultra 9 285H 7615
          Intel Core Ultra 7 258V(レノボYoga) 6948
          AMD Ryzen AI 7 350 6903
          Ryzen 5 8645HS 6865
          Intel Core Ultra 5 225H 6762
          Intel Core Ultra 7 258V 6744
          Ryzen 7 8840HS 6600
          Intel Core Ultra 7 155H 6465
          Intel Core Ultra 5 226V 6338
          Intel Core Ultra 5 225U 5985
          Intel Core Ultra 7 155U 5915

          トータルスコア比較としても、高い性能です。

          AMD Ryzen 7 8840HSよりも高い性能で、実用上の性能はとても高いです。

           

          Crystal DiskMark

          当機種は超高速なSSDを搭載しています。

          シーケンシャルリードが5000を超えており、高速です。

          機種 シーケンシャルリード
          レノボThinkPad X1 Carbon Gen13 13656
          レノボThinkPad X13 Gen6 7223
          HP Envy 14-fc(2024年式) 7142
          ThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake(14型 Intel) 6710
          HP OmniBook Ultra 14-fd 6912
          HP OmniBook Ultra Flip 14-fh 6618
          レノボ ThinkPad X9 14 Gen 1 6610
          レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10 6602
          DELL XPS 13 Plus 6589
          レノボLegion Pro 5i Gen8 6569
          HP EliteBook X G1i 14 AI PC-fm 6207
          レノボThinkBook 14 Gen 7 6186
          レノボYoga Slim 7i 6185
          HP Envy 13-bf(2022年式) 5332
          レノボYoga Pro 7 Gen9 5177
          レノボIdeaPad Slim 5 Gen10 5095
          レノボYoga 7i Gen8 5091
          レノボIdeaPad Slim 5i Gen8 5086
          HP Pavilion Aero 13-be(2023年式) 5045
          レノボYoga 7i Gen9 5054
          HP EliteBook X G1i 14 AI PC 5027
          HP EliteBook 635 Aero G11 5027
          レノボYoga 7 Gen9 5022
          HP Envy 14-fa(2024年式) 5000
          レノボIdeaPad Pro 5i Gen9 4996
          HP Pavilion Aero 13-bg 4930
          レノボThinkPad X1 Gen12 4773
          レノボ ThinkPad X9 15 Gen 1 4051
          レノボThinkPad X1 Gen11 3888
          レノボThinkBook 13x Gen2 3603
          HP Pavilion 16-af 3593
          HP Envy 13-ay(2021年式) 3500

           

          FF14 黄金のレガシー ベンチマーク(中~重量級3D)

          標準品質(ノートPC)で快適の結果となりました。

          CPU スコア
          Intel Core Ultra 7 258V(レノボYoga) 9373
          Intel Core Ultra 9 285H 8715
          Intel Core Ultra 7 155H 8687
          Intel Core Ultra 7 258V 8074
          Intel Core Ultra 5 226V 7606
          AMD Ryzen AI 9 365 7422
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 7150
          AMD Ryzen AI 7 350 6406
          Intel Core Ultra 5 225H 6245
          AMD Ryzen 5 7535HS 5496
          AMD Ryzen 5 8645HS 5270
          AMD Ryzen 7 7735HS 5130
          Intel Core Ultra 5 225U 4954
          AMD Ryzen 7 8840HS 4750
          AMD Ryzen 7 8840U 4848
          AMD Ryzen 5 8640U 4843
          Intel Core Ultra 7 155U 4271
          Intel Core Ultra 5 125U 3732

           

          FF15ベンチマーク(重量級3D)

          やや快適の結果となりました。

          CPU スコア
          Intel Core i7-13700HX+RTX4070(標準) 15852
          Intel Core i7-14650HX+RTX4060(高品質) 10362
          AMD Ryzen AI 9 365(軽量) 5798
          Intel Core Ultra 7 258V(軽量) 5660
          AMD Ryzen AI 9 HX 375(軽量) 5097
          Intel Core Ultra 9 285H (軽量) 4779
          AMD Ryzen 7 8840HS(軽量) 4719
          Intel Core Ultra 5 226V(軽量) 4636
          Intel Core Ultra 7 155H(軽量) 4188
          AMD Ryzen 5 8645HS(軽量) 4014
          AMD Ryzen 7 8840U(軽量) 3977
          AMD Ryzen AI 7 350(軽量) 3852
          Intel Core Ultra 5 125H(軽量) 3808
          Intel Core Ultra 5 225H(軽量) 3743
          AMD Ryzen 7 8840HS(軽量)(HP) 3699
          AMD Ryzen 5 8640U(軽量) 3589
          Intel Core Ultra 7 155H(軽量)メモリ16GB 3355
          Intel Core i5-13500H(軽量) 2875
          AMD Ryzen 7 7735U(軽量) 3470
          AMD Ryzen 5 7535HS(軽量) 2979
          Intel Core Ultra 7 155U(軽量) 2897
          Intel Core Ultra 5 255U(軽量) 2616
          Intel Core i7-1260P(軽量) 2486
          Intel Core Ultra 5 125U(軽量) 2333
          Intel Core i7-1250U(軽量) 2309

           

          3DMark ベンチマーク

          Fire Strikeのグラフィックスコアは10065でした。

          Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。

          めやすとしてはGeForce GTX 1650、1060がエントリー向けグラフィックボードとなります。

          グラフィックボード 3DMark Fire Strike
          GeForce RTX 3080 Ti 38323
          GeForce RTX 3080 36176
          GeForce RTX 4070 Laptop 27898
          GeForce RTX 4060 Laptop 27541
          GeForce RTX 3060 20764
          GeForce RTX 4050 Laptop 18579
          GeForce RTX 3050 Ti 14911
          GeForce GTX 1060 12500
          Intel Core Ultra 9 285H(CPU内蔵) 10702
          Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵) 10065
          Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵) 9747
          AMD Ryzen AI 9 365 9675
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 9617
          GeForce GTX 1650 9000
          Intel Core Ultra 5 226V(CPU内蔵) 8553
          AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) 8503
          Intel Core Ultra 5 125H(CPU内蔵) 8488
          Intel Core Ultra 5 255H(CPU内蔵) 7807
          AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) 7600
          AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) 7495
          AMD Ryzen AI 7 350(CPU内蔵) 6783
          AMD Ryzen 5 8645HS(CPU内蔵) 6771
          AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) 6666
          AMD Ryzen 5 8640U(CPU内蔵) 6376
          AMD Ryzen 7 7735HS(CPU内蔵) 6261
          Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) 5401
          Intel Core i5-13500H(CPU内蔵) 5237
          AMD Ryzen 5 7535U(CPU内蔵) 5103
          Intel Core i5-1340P(CPU内蔵) 5000
          Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) 4955
          Intel Core Ultra 5 225U(CPU内蔵) 4922
          Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) 4462
          AMD Ryzen 5 7535HS(CPU内蔵) 4419
          AMD Ryzen 7 7730U(CPU内蔵) 4000
          AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) 3288

          外部GPUなしとしてはトップクラスの性能です。

          エントリーGPUのGeForce GTX 1650を上回る性能があります。

          ドラクエ3 HD-2Dリメイクくらいの中程度の3Dゲームなら問題なくできるくらいの性能があります。

           

          Time Spyのスコアは4194でした。

          グラフィックボード 3DMark Time Spy
          Intel Core i7-14650HX+RTX4060 11163
          Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵) 4194
          Intel Core Ultra 9 285H 4099
          Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵) 3841
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 3573
          AMD Ryzen AI 9 365 3558
          Intel Core Ultra 5 226V(CPU内蔵) 3471
          Intel Core Ultra 5 255H(CPU内蔵) 3149
          AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) 2912
          AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) 2588
          AMD Ryzen 5 8645HS(CPU内蔵) 2383
          AMD Ryzen AI 7 350(CPU内蔵) 2361
          Intel Core Ultra 5 225U(CPU内蔵) 2108
          Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) 2042
          Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) 1952
          AMD Ryzen 7 7735HS(CPU内蔵) 1790
          AMD Ryzen 5 7535HS(CPU内蔵) 1279

           

          モンスターハンターワイルズベンチマーク

          なぜか当機種で起動せず・・・

          参考までに、同じCPUとメモリで測定した別機種HP OmniBook X Flip 14-fmの結果を載せます。

          グラフィックプリセットは中で測定しています。

          結果はスコア7773、平均22.82FPSで設定変更が必要、となりました。

          モンスターハンターワイルズは重量級の3Dゲームであるため、さすがに外部GPUなしでは厳しいようです。

          グラフィックボード スコア
          Intel Core i7-14650HX+RTX4060(高) 14093/82.55FPS
          Intel Core Ultra 7 258V(中) 7773/22.82FPS
          Intel Core Ultra 9 285H(中) 6610
          AMD Ryzen AI 7 350(中) 5774
          Intel Core Ultra 5 225H(中) 5398

           

          RawTherapeeでのRAW現像時間

          フリーの画像編集ソフトRawTherapeeを使って、スマホで撮影したRAW画像10枚のRAW現像にかかる時間を測定しました。

          CPU 時間
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 9秒
          AMD Ryzen AI 9 365 10秒
          Intel Core Ultra 9 285H 11秒
          Intel Core i7-13700HX 11秒
          AMD Ryzen 7 8840HS 12秒
          AMD Ryzen AI 7 350 13秒
          AMD Ryzen 7 7735HS 13秒
          AMD Ryzen 7 8840U 13秒
          Intel Core Ultra 7 155H 13秒
          Intel Core i5-13500H 13秒
          Intel Core i5-1340P 13秒
          Intel Core Ultra 5 225H 14秒
          Intel Core Ultra 5 125H 14秒
          Intel Core Ultra 7 258V 15秒
          Intel Core i7-1260P 15秒
          AMD Ryzen 5 8640U 15秒
          AMD Ryzen 5 8645HS 17秒
          Intel Core i5-1335U 17秒
          Intel Core Ultra 5 125U 18秒
          Intel Core i5-1235U 18秒
          AMD Ryzen 7 7730U 17秒
          AMD Ryzen 5 7535HS 20秒
          Intel Core Ultra 7 155U 20秒
          Intel Core i7-1250U 21秒

          書き出し速度はまずまず、早いです。

           

          Davinci ResolveでのYouTube動画書き出し時間

          動画編集ソフトDavinci Resolveで、5分45秒のフルHDのYouTube動画書き出し時間にかかった時間を計測しました。

          以前までDavinci Resolveバージョン18で計測していたのですがバージョン19が出てしばらく経ったので、19に切り替えて計測しています。

          18→19にバージョンアップすることで以前よりもかなり書き出し速度が向上しています。

          そのため18での計測結果が比較にならず・・・19での計測結果のみ載せています。

          CPU 時間
          Intel Core i7-14650HX+GeForce RTX 4060 Laptop 25秒
          Intel Core Ultra 7 155H+GeForce RTX 4050 Laptop 38秒
          Intel Core Ultra 9 285H 48秒
          Intel Core Ultra 7 258V 50秒
          AMD Ryzen AI 9 365 54秒
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 57秒
          AMD Ryzen AI 7 350 1分9秒
          AMD Ryzen 7 7735HS 1分11秒
          AMD Ryzen 5 8645HS 1分16秒
          Intel Core Ultra 5 226V 1分17秒
          Intel Core Ultra 5 225U 1分22秒
          Intel Core Ultra 5 225H 1分24秒
          AMD Ryzen 7 6800U 1分32秒
          AMD Ryzen 5 7535HS 1分42秒
          Intel Core Ultra 7 155U 2分22秒

          書き出し速度はとても速い結果になりました。

          外部GPU有の機種にはさすがに及びませんが、遜色ないくらいの速さでした。

          フルHD程度の動画編集なら問題ないでしょう。

          Intel Core Ultra 7 258Vはグラフィック性能が高いので、その分動画編集速度に効いていると考えられます。

           

          参考までにバージョン18で、4分のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を他CPUで計測した結果も載せておきます。

          CPU 時間
          Intel Core i7-13700HX+GeForce RTX 4060 42秒
          AMD Ryzen 7 6800H+GeForce RTX 3050 Ti 48秒
          Intel Core Ultra 7 155H(16 GB DDR5-5600MT/s (SODIMM) – (2 x 8 GB)・レノボIdeaPad Pro) 54秒
          Intel Core i7-13700H+GeForce RTX 4050 56秒
          Intel Core Ultra 5 125H 1分02秒
          Intel Core Ultra 7 258V(レノボYoga) 1分04秒
          Intel Core Ultra 7 155H(16 GB DDR5-5600MT/s (SODIMM) – (2 x 8 GB)・HP Spectre) 1分06秒
          AMD Ryzen 7 8840U 1分07秒
          Intel Core Ultra 7 258V(HP OmniBook) 1分11秒
          Intel Core Ultra 7 155H(メモリ16GB) 1分11秒
          AMD Ryzen 7 8840HS 1分16秒
          Intel Core i5-1340P 1分17秒
          AMD Ryzen 7 7735U 1分18秒
          AMD Ryzen 7 6800U 1分18秒
          AMD Ryzen 5 7535U 1分22秒
          AMD Ryzen 5 8640U 1分23秒
          Intel Core Ultra 5 125U 1分26秒
          Intel Core i7-1260P 1分28秒
          AMD Ryzen 7 7730U 1分29秒
          Intel Core Ultra 7 155U 1分36秒
          Intel Core i5-1235U 1分40秒
          Intel Core i5-1335U 1分48秒
          AMD Ryzen 7 5800U 1分56秒
          Intel Core i7-1250U 2分22秒

           

          ローカル生成AI性能検証

          当機種は、NPUというAI処理を専門に行うプロセッサーを搭載した機種のため、AIの性能検証についても実施しました。

          Geekbench AI

          AMD Ryzen AI 7 350のAI性能は、50TOPSとなります。

          NPUというAI処理を専門に行うプロセッサーを搭載しています。

          TOPSとは、「Tera Operations per Second」の略称で、「システムが1秒間に何兆回の演算を実行できるか」を示します。

          例えば、10TOPSならば、1秒間に10兆回の演算が実行できるコンピューティングパワーを表します。1秒間に10兆回の演算性能を持つCPUなら、「10TOPS」となります。

          CPU TOPS
          GeForce RTX 4060  242 TOPS
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 55 TOPS
          AMD Ryzen AI 9 365 50 TOPS
          AMD Ryzen AI 7 350 50 TOPS
          AMD Ryzen AI 5 340 50 TOPS
          Intel Core Ultra 7 258V 47 TOPS
          Intel Core Ultra 5 226V 40 TOPS
          Intel Core Ultra 9 285H 13 TOPS
          Intel Core Ultra 7 255H 13 TOPS
          Intel Core Ultra 5 225H 13 TOPS
          Intel Core Ultra 5 225U 12 TOPS
          Intel Core Ultra 7 155H 11 TOPS

          TOPSの値は上記の通りで、外部GPUが圧倒的に高いのですが、2025年最新のCPUであれば、外部GPUなしでも十分に高い値となっています。

          40TOPS以上であれば、マイクロソフトが定義している「Copilot+ PC」の基準を満たすので、40TOPS以上が高いAI性能を持つPCと言えます。

          Intel Core Ultra 7 258Vは、マイクロソフトが定義している「Copilot+ PC」の基準を満たす、高いAI性能を持つPCと言えます。

          以下はGeekBench AIのスコアです。

          Intel Core Ultra 7 258V

          Single Precision Score(単精度スコア):2396

          Half Precision Score(半精度スコア):1258

          Quantized Score(量子化スコア):4781

          という結果でした。

          参考までに直近でレビューしたCPUのスコア表ものせます。

          AIの性能を測るベンチマークは、まだ対応ソフトがほとんどないというのもあり、何が適切かを探しているところですが、目安の1つとして紹介をしておきます。

          CPU GeekBench AI(量子化スコア)
          Intel Core Ultra 9 285H 8203
          AMD Ryzen AI 7 350 7443
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 6816
          Intel Core Ultra 5 225H 6678
          Intel Core Ultra 7 258V 4781

          Intel Core Ultra 7 258Vは、AI性能は高いはずですが・・・このベンチマークだと低い性能になってしまうのでNPUをあまり使っていないものと予想しています。

          次にローカル環境での生成AI性能も試しているのでそちらも合わせて参照してみてください。

           

          ローカルLLM(大規模言語モデル)を用いての生成AIプログラミング検証(Gemma)

          AI能力を見るのに、ChatGPTのようなLLM(大規模言語モデル)の簡易版をローカルPCに構築して、生成AIプログラミングを動かす検証を行いました。

          ローカルLLMは、Gemma3というGoogleのLLMを活用しています。

          Pythonで、ブロック崩しゲームを作ってほしいとリクエストしています。

          結果は以下の通りです。

           

          ローカルLLM(Gemma3)でブロック崩しゲームを作るのにかかった時間

          CPU+メモリ 掛かった時間
          Gemini 2.5 Pro(クラウド) 35秒
          Intel Core i7-14650H + GeForcr RTX 4060 + メモリ32GB 2分6秒
          Intel Core Ultra 9 285H + メモリ32GB 3分52秒
          Intel Core Ultra 7 258V + メモリ32GB 4分36秒
          AMD Ryzen AI 7 350 + メモリ32GB 5分11秒
          Intel Core Ultra 5 225H + メモリ16GB 5分57秒
          AMD Ryzen 7 6800U + メモリ16GB 6分5秒

          クラウドのGemini 2.5 Proよりは圧倒的に遅く、Intel Core Ultra 9 285Hよりも遅いですが、AMD Ryzen 7 6800Uよりは、速い結果となりました。

          AMD Ryzen AI 7 350よりは速かったです。GPU性能が高いからかもしれません。

          ただ、、、これを試している間、NPUを使ってくれているか見てみたのですが、10%程度でほとんど使ってなかったのですよね・・・

          アプリがNPUに対応しているかどうかにもよるので、NPUの性能を活かせるのはまだこれから、という印象です。

           

          ローカルLLM(大規模言語モデル)を用いての生成AIプログラミング検証(GPT-OSS)

          ChatGPTで有名なOpenAIで、最近ローカルLLMのGPT-OSSがリリースされたので、ローカルLLMを動かすツール「LM Studio」に、GPT-OSS-20bの精度のモデルをダウンロードし、Pythonのブロック崩しプログラムを作成してもらいました。

          ちなみに「LM Studio」+「GPT-OSS-20b」を動かすと、他のアプリを動かさなくても25GB程度使っていたので、32GBのパソコンでないと動作は厳しいでしょう。

          試しに、メモリ16GBのYoga770でも動作させようとしましたが、メモリ不足で起動できませんでした。

           

          ローカルLLM(GPT-OSS-20b)でブロック崩しゲームを作るのにかかった時間

          CPU+メモリ 掛かった時間
          Gemini 2.5 Pro(クラウド) 35秒
          Intel Core Ultra 7 258V + メモリ32GB 2分11秒

          という結果になり、Gemma3が4分36秒だったのでこちらの方が早い、という結果になりました。

          「GPT-OSS-20b」は期待のローカルLLMなので、今後も他のパソコンなどで色々と検証してみます。

           

          HP EliteBook X G1i 14 AI

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          排熱性能と静粛性について

          CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。

          パフォーマンスモードで計測しています。

          負荷をかけはじめたときの状態です。

          負荷をかけ続けた時の状態です。

          上記が測定結果ですが、負荷をかけるとCPU温度は90℃程度まで上がりました。

          CPU電力は、負荷をかけると35W強程度まで上がりますがこちらは時間経過しても維持し続け、比較的高いパフォーマンスを維持し続けます。

          この間、キーボードは上半分あたりが少し熱くなり、ファンの音もそれなりに聞こえるという状態になります。

           

          負荷をかけた時の音についてはパフォーマンスモードだとそれなりに聞こえます。

          負荷をかけた時の音についてはサー…という音が多少聞こえて、騒音計で測定すると大体40db弱の数値になっていました。

          騒音目安については以下の通りです。

          騒音値(db) めやす
          50db 大きく聞こえる。静かな事務所
          40db 聞こえるが会話に支障なし。図書館、静かな住宅地の昼
          30db 小さく聞こえる。郊外の深夜、ささやき声
          20db ほとんど聞こえない。ささやき

          パフォーマンスモードだと、負荷をかけたときに音や熱が少し気になるので、基本はデフォルトのスマートセンスで使うのがよいでしょう。

           

          HP EliteBook X G1i 14 AI

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          HP EliteBook X G1i 14 AI のレビュー評価まとめ

          評価まとめ

          各作業のレビュー結果は以下の通りです。

          Web閲覧 ◎(快適)
          Office系事務作業 ◎(快適)
          動画鑑賞 ◎(快適)
          Web会議 ◎(快適)
          SNS・ブログ ◎(快適)
          プログラミング ◎(快適)
          画像・写真編集 ◎(快適)
          動画編集 ◎(快適)
          ゲーム △~○(中量級3Dゲームくらいまでならできる)

           

          ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。

          比較項目 HP EliteBook X G1i 14 AI
          CPU Intel Core Ultra 7 258V
          CPU性能(PassMark) A (実測22078)
          CPUグラフィック性能(3DMark) S (実測10065)
          メモリ 32GB
          ディスプレイ総合評価 A
          ディスプレイ種類 IPS
          サイズ 14インチ
          アスペクト比 16:10
          ディスプレイ解像度 B+ (1920 x 1200
          ディスプレイ輝度 A (400nit)
          ディスプレイ色域 A (sRGB100%)
          ボディ質感 S
          キーボード A
          重さ・持ち運びやすさ A (実測1157g)
          インターフェイス B+
          USB-A 〇(1)
          USB-C 〇(3)
          USB-C充電
          USB-C映像出力
          HDMI
          Webカメラ 5MP IRカメラ
          プライバシーシャッター
          バッテリー A+ (56Whr 実測10:01)
          認証 指紋認証、顔認証
          その他機能 HP eSIM Connect付属構成あり
          価格・コスパ B (22.66万~)レビュー構成24.66万
          おすすめ度 A

          モバイルノートパソコンとしてとても優秀な性能です。

          14インチで1.16kgと軽く、米軍調達基準のMIL-STD 810Hもクリアしており耐久性も抜群です。

          またIntel Core Ultra 7 258Vは、モバイル性能に優れており、バッテリー持ちも優れています。

          あとデザインが凄く良いです。つい持ち運びたくなるような綺麗な外観と色をしています。

           

          HP EliteBook X G1i 14 AI の良い点

            1. 性能とバッテリー持ちのバランスが良い
            2. 14インチで1.16kgと軽い
            3. デザインが良い
            4. 総合力がバランス良く高い

            ビジネスモバイルノートパソコンとして、すべての項目がバランス良く高く、総合力は素晴らしいです。

            また、デザインが良いので、総合力の高さもあって、この機種を選んでみようという気持ちにさせてくれる機種です。

             

            HP EliteBook X G1i 14 AI で気になった点

            1. 特にはないがデザイン以外の個性が弱いか?

            HP EliteBook X G1i 14 AI は、モバイルノートパソコンとして、総合力がバランスよく高い機種です。

            ただ、このカテゴリは、ThinkPad X1 Carbonという絶対王者が存在し、あちらは重さ1kg以下を達成しているので、この機種の個性がデザイン以外には弱いか?という感じがしました。

            ただデザインが良いのと、価格も当機種のほうが現時点でかなり安いので、そういった意味で当機種を選ぶ価値はあります。

             

            このノートパソコンを購入するのに向く方

            • ビジネス用途で持ち運ぶ用途主体で使いたい
            • クリエイティブワークや今後のローカルAIにも活用したい
            • ビジネス用途でもデザインの良いノートパソコンを使いたい

            上記の人向きの機種と言えます。

            基本はビジネスの持ち運び用途のための機種となります。

            加えて、性能も良いので、クリエイティブワークにも使えます。今後主流になっていくと思われるAI作業に活用するための機種としても良いでしょう。

            最大の個性はデザインの良さかな、という印象です。総合力が高くてデザインの良いビジネスモバイルノートパソコンが欲しい場合におすすめできます。

            冒頭で述べましたが、法人向けのビジネスモバイルノートパソコンですが、これをOmnibook シリーズとして、個人向けでリーズナブルな価格で発売してくれないかなあ・・・と思いました。

            HP OmniBook X Flip 14-fmも良い機種なのですが、コンバーチブルである必要はないのと、もう少し軽いと嬉しいので、この機種が、持ち運びつつもある程度のクリエイティブ用途に使いたい私自身にはちょうどよい機種なんだけどな、と感じました。良い機種です。

             

            HP EliteBook X G1i 14 AI

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