HPのビジネス用フラッグシップモバイルノートパソコンである、HP Dragonfly G4をレビューすることができましたので、実機レビューを書きます。
レビュー機のマシンのスペックは以下の通りです。
- CPU:Intel Core i5-1335U
- メモリ16GB
- SSD 256GB
- 13.5インチワイドWUXGA+ 液晶ディスプレイ(光沢,1920×1280
ドット,400cd/m²,UWVA)
1kg未満と軽くてキーボードも最高級品質、ディスプレイ画面比率も3:2と、ビジネス用途としてスキのない完成度です。
またボディも美しく、所有欲を満たすことができる質感です。
ビジネス用途に特化しているので、堅牢性が高く、デフォルトの状態でも多くのセキュリティ機能が設けられています。そのため
- ビジネス用途で頻繁に持ち運ぶ
- 持ち運んでの記事執筆や文書作成
上記用途に、特におすすめできます。
HP Dragonfly G4
| OS | Windows 11 Pro |
| CPU | インテル® Core™ i5-1335U,Core i5-1345U,Core i7-1355U,Core i7-1365U |
| メモリ | 16~32GB |
| ディスプレイ | 13.5インチワイドWUXGA+ 液晶ディスプレイ(光沢,1920×1280 ドット,400cd/m²,UWVA) |
| SSD | 256~512GB SSD |
| 光学ドライブ | なし |
| 無線LAN | インテル® Wi-Fi 6E AX211 a/b/g/n/ac/ax + Bluetooth 5.3 |
| Webカメラ | 5MP Webカメラ(HP Auto Frame),IRカメラ(Windows Hello対応),HP Camera Privacy Key |
| 指紋認証 | あり |
| 顔認証 | あり |
| 外形寸法(mm) | 約297.4 x 220.4 x 16.4(最薄部,突起部含まず)mm |
| 駆動時間 | Mobilemark2018:最大約13時間30分(45Whr) |
| 重量 | 1.04kg |
| 価格 | 21万円台~ |
HP Dragonflyはビジネスノートパソコンの最高峰
HP Dragonfly G4は、HPのビジネス用ラインナップで、最高峰(フラッグシップ)機種となります。
ビジネスノートの最高峰らしく、ボディの外観、質感、キーボード配列や打鍵感、ディスプレイ品質など、どれをとってもスキのない完成度の高さを感じます。
私が今年レビューしてきた主流な機種で、全体的な完成度をランク付けをするならば以下の順位となります。
※Bが中の中(ミドルレンジ)のイメージでランク付け
| 機種 | 完成度ランク |
| HP Dragonfly G4 | A+ |
| DELL XPS 13 Plus(9320) | A+ |
| HP ENVY x360 13-bf | A |
| レノボThinkPad X1 Carbon Gen11 | A |
| レノボThinkBook 13x Gen2 | B++ |
| HP Pavilion Aero 13-be(2023年式) | B++ |
| レノボIdeaPad Slim 5i Gen8 | B+ |
| DELL Inspiron 14 AMD | B+ |
| レノボIdeaPad Slim 170 14 | C+ |
| HP 15s-fq | C+ |
今年レビューの機種でトップクラスの完成度の高さです。
ビジネス用途のモバイルノートパソコンとして、私も欲しくなった1台です。
HP Dragonfly G4 はディスプレイが3:2と縦に長くかつ軽い
HP Dragonfly G4は、ディスプレイの画面比率が3:2と縦に広く、その分事務作業がやりやすいです。
またディスプレイが大きいにもかかわらず重量は軽く、実測値で991gでした。
ビジネス用途で頻繁に持ち運ぶ方には特におすすめできます。
HP Dragonflyはセキュリティ機能も充実
HP Dragonfly G4は、デフォルトで様々なセキュリティ機能が用意されています。
HP Sure Senseというのは、
「ディープラーニングAIの活用により、未知のマルウェアをリアルタイムで保護する
パフォーマンス影響は最小最小の更新頻度で、オンラインでもオフラインでも動作可」
という機能のようで、ベンチマークソフトをインストールする際に、必ずウィルススキャンが動作していました。
また、パソコンの前から離席すると自動的にロックがかかり、戻ると自動的にロック解除画面になる機能も搭載されています。
最初この機能を知らず、ベンチマークを動作させたまま離席すると必ずロックがかかったため、なぜ?と思って調べているとこの機能があるということがわかりました。
離席時のロックし忘れに対応する機能で、なかなかユニークだと思いました。
HP Dragonfly G4は耐久性も高くMIL規格に準拠
HP Dragonfly G4は、米軍調達基準(MIL-STD-810H)に準拠しており、高い耐久性・堅牢性が確保されています。
そのため頻繁に持ち運ぶ方には特におすすめできる機種だといえます。
ライバル機種はレノボThinkPad X1 Carbon
| 初期導入済OS | Windows 11 Pro 64bit その他のエディション選択可能 |
| CPU(Gen11) | インテル® Core™ i7-1365U vPro® Enterprise プロセッサー インテル® Core™ i7-1355U プロセッサー インテル® Core™ i5-1345U vPro® Enterprise プロセッサー インテル® Core™ i5-1335Uプロセッサー |
| CPU(Gen10) | インテル® Core™ i7-1280P vPro® Enterprise プロセッサー インテル® Core™ i7-1270P vPro® Enterprise プロセッサー インテル® Core™ i7-1260P プロセッサー インテル® Core™ i5-1250P vPro® Enterprise プロセッサー インテル® Core™ i5-1240P プロセッサー インテル® Core™ i7-1260P vPro® Essentials プロセッサー インテル® Core™ i5-1240P vPro® Essentials プロセッサー インテル® Core™ i7-1265U vPro® Enterprise プロセッサー インテル® Core™ i7-1255U プロセッサー インテル® Core™ i5-1245U vPro® Enterprise プロセッサー インテル® Core™ i5-1235Uプロセッサー |
| セキュリティ・チップ(TPM) | あり |
| その他のセキュリティ機能 | パワーオン パスワード、スーパーバイザー パスワード、システム マネジメント パスワード、ハードディスク パスワード(NVMe パスワード)、セキュリティ キーホール、HPD |
| メモリー | オンボード: 8GB/16GB/32GB 最大32GB(LPDDR5) |
| ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD |
| 光学ドライブ | なし |
| ビデオ・チップ | CPU内蔵(インテル® Iris® Xe グラフィックス) |
| ディスプレイ | 14.0型 2.8K OLED (2880 x 1800)、ブルーライト軽減 14.0型 2.2k IPS液晶(2240 x 1400) 、ブルーライト軽減、光沢なし 14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、Privacy Guard、光沢なし 14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、ブルーライト軽減、省電力、光沢なし 14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、ブルーライト軽減、省電力、光沢なし |
| インターフェース | USB4 (Thunderbolt™ 4 対応) x 2 USB 3.2 Gen 1 (Powered USB) x 1 USB 3.2 Gen 1 x 1 HDMI マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック |
| ワイヤレスWAN | 対応(4G LTE Cat.16/5G Cat.20) |
| ワイヤレスLAN | Wi-Fi 6E対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠) |
| Bluetooth | v5.2 |
| イーサネット | なし |
| オーディオ機能 | Dolby Atmos® Speaker System, Dolby Voice, 4mic+4スピーカー(キーボード面にスピーカー) |
| カメラ | インカメラ: 全てプライバシーシャッター付き FHD 1080p RGB+IR Webカメラ MIPI 人感検知機能付き FHD 1080p RGB+IR Hybrid Webカメラ FHD 1080p RGB Webカメラ |
| カードスロット | なし |
| キーボード | フルサイズ・キーボード (6列)、89キー (Fnキー、PgUpキー、PgDnキー、Windowsキー)、JIS配列、TrackPoint、ThinkPadクリックパッド、バックライト・キーボード |
| 指紋センサー | あり |
| ポインティング・デバイス | TrackPoint+ThinkPadクリックパッド |
| 本体寸法(幅×奥行き×高さ) | 約 315.6×222.5×15.4mm |
| 本体質量 | 約 1.12kg~ |
| バッテリー | 固定式 4セル リチウムイオンポリマーバッテリー 57Whr |
| バッテリー駆動時間 | 最大 約28.5時間(Gen11), 21.7時間(Gen10) |
| 本体カラー | ブラック |
HP Dragonfly G4のライバル機種と言えるのが、レノボのフラッグシップビジネスモバイルノートパソコンThinkPad X1 Carbonです。
こちらも、14インチながら1.12kg~と軽量で、キーボードの配置も綺麗なので持ち運びに適したモバイルノートパソコンです。
またThinkPad X1 Carbonのほうが、幅広い構成を選択できるのも強みです。
HP Dragonfly G4のほうが優れているのは
- 軽さ(991g)
- ディスプレイの画面比率(3:2)
- デザイン・高級感
です。そのかわりHP Dragonfly G4は13.5インチになります。
キーボードはどちらも良かったので、個人的には、高級感があってより軽い、HP Dragonfly G4のほうが気に入りました。
HP Dragonfly G4のスペックと価格
スペック
HP Dragonfly G4
| OS | Windows 11 Pro |
| CPU | インテル® Core™ i5-1335U,Core i5-1345U,Core i7-1355U,Core i7-1365U |
| メモリ | 16~32GB |
| ディスプレイ | 13.5インチワイドWUXGA+ 液晶ディスプレイ(光沢,1920×1280 ドット,400cd/m²,UWVA) |
| SSD | 256~512GB SSD |
| 光学ドライブ | なし |
| 無線LAN | インテル® Wi-Fi 6E AX211 a/b/g/n/ac/ax + Bluetooth 5.3 |
| Webカメラ | 5MP Webカメラ(HP Auto Frame),IRカメラ(Windows Hello対応),HP Camera Privacy Key |
| 指紋認証 | あり |
| 顔認証 | あり |
| 外形寸法(mm) | 約297.4 x 220.4 x 16.4(最薄部,突起部含まず)mm |
| 駆動時間 | Mobilemark2018:最大約13時間30分(45Whr) |
| 重量 | 1.00kg |
| 価格 | 21万円台~ |
価格
ベース構成はCore i5-1335U、メモリ16GB、SSD256GBで、21.4万円からです。
OSはビジネス用途らしく、Windows 11 Proとなっています。
SSD256GBだと、ローカルにデータを持ったりソフトを色々いれていくと、足りなくなる可能性があります。
その場合、SSD512GBで、Core i5-1345Uの構成にすると22.5万です。
この機種は性能を求める機種ではないので、Core i7にする必要性はあまり感じず、Core i5 + SSD512GBの構成がバランスが良いのではと思います。
HP Dragonfly G4の外観と機能
外観・デザイン・質感


外観はとても上質で綺麗、高級感があります
デザインも優れており、所有欲が満たせる機種だと言えます。
上記は旧機種ENVYとの比較で、左がENVYですがディスプレイが縦に長いため、少し大きくなっています。
ただボディがスリムで軽いので、持ち運びはとてもしやすいです。
重量
メーカー公称の重量は1.04kgです。実測値は991gと、1kg未満でした。
ディスプレイ比率3:2を考えると、とても軽く、この軽さは素晴らしいです。
アダプターはUSB TYpe-Cのもので出力65Wで300gとなります。軽くはないです。
| 本体実測値 | 991g |
|---|---|
| アダプター | 300g |
持ち運びも考慮するなら、電源アダプターはUSB Type-C対応の軽量でコンパクトなものを買ってしまったほうがよいと思います。私も購入しています。
軽量な充電器とケーブルを買えば、重量を合計100~110g程度に抑えることができます。
ディスプレイ
| ディスプレイ | 13.5インチワイドWUXGA+ 液晶ディスプレイ(光沢,1920×1280 ドット,400cd/m²,UWVA) |
ディスプレイは画面比率3:2と縦に長く、解像度1920×1280で光沢のディスプレイとなっています。
有機ELではないですが十分に質の高いディスプレイが使われています。
左がHP ENVYで輝度400nit、sRGB100%ディスプレイとの比較です。
輝度や色域の広さはほぼ同等、画面が縦に長い分、描画領域が広くなっています。
ビジネス用途としては十分で、画像編集にも使えるディスプレイと言えます。
光沢のため、ディスプレイへの映り込みが気になる方はいらっしゃるのではと思いますが、個人的にはまったく使っていて違和感はありませんでした。
キーボード
キーピッチは横18.7mm、縦18.7mmです。
とても綺麗なキーボード配置です。タッチパッドも広く、キー配置は理想的だと言えます。
キーストローク は約1.3mm です。
この機種はキー一つ一つが大きく、隙間がほとんどなく配置されています。
やや浅めのキーストロークですが打鍵感はとても良好、キーボードはほぼ文句をつけるところがないくらい、良く出来ています。
キーボードで点数をつけるなら95点くらいで極めて出来の良いキーボードです。
タッチパッドの操作感も良好です。操作感やクリックの反応も良かったです。
キーボードバックライトも搭載しており、暗い場所での作業も苦になりません。
指紋認証、顔認証ともに対応しています。
インターフェイス
左側面のインターフェイスは、奥から順番に
- HDMI 2.1
- NANO SIMスロット(オプション)
- Thunderbolt™ 4
となります。
右側面のインターフェイスが、奥から順番に
- ヘッドフォン出力 / マイク入力コンボポート
- USB Type-A
- Thunderbolt™ 4
- NANO LOCKスロット
となります。
左右両方にThunderBolt4があるのがとても良いです。電源位置に応じて、左右どちらからでも接続することができます。
ThunderBoltを、USB Type-C対応のDELLモニターに接続して検証したところ、問題なく4K出力、充電が可能でした。
バッテリー駆動時間のチェック
バッテリーは45Whrと、比較的小さめのバッテリー容量となります。
以下の条件にてバッテリー駆動時間のチェックを行いました。
- 輝度MAX
- youtube動画流しっぱなし
| メーカー公称時間 | 最大13時間 |
|---|---|
| 残量0%まで | 7時間57分 |
バッテリーもちはとても良かったです。ディスプレイをあえて1920×1280止まりにしていることなどで、バッテリー容量を抑えつつも長時間のバッテリー駆動を可能にしているのだと思います。
バッテリー駆動のまま長く使うことも全く問題ない性能です。
また充電も、1時間で約80%程度充電され、充電スピードも高速です。
WEBカメラ
5MPカメラ (約500万画素)が付いています。プライバシーシャッターの物理ボタンはないですが、ファンクションキーのボタンでオフにすることができます。顔認証にも対応しているカメラです。
ノートパソコンのカメラで写真を撮りました。映りはとてもきれいで、Web会議も問題なくこなせます。
HP Dragonfly G4は、Web会議用としてのカメラにもこだわっており、ビジネス用途としてのカメラとしても使い勝手はとても良いと言えます。
スピーカー
キーボード上部にスピーカーが搭載されています。スピーカーの音質はとてもよいです。HP ENVY x360 13-ayが10点とすると、12~13点くらいです。完全なる主観ですみません(^^;
何台かのノートパソコンスピーカーを聞き比べてみて、HP ENVYのスピーカーはかなり優秀ということが分かっているので、とても良い音質だと思います。
無線速度のテスト
自宅のWiFiは、11ac(Wi-Fi5)で5.0GHzを使用していますが、同じ部屋だと510Mbps速度が出ており、高速です。
ネットワークアダプタは、IntelのWi-Fi 6E対応のものが搭載されていました。
| 機種 | 無線速度 |
| ThinkPad X1 Carbon | 390Mbps |
| ThinkBook 13x Gen2 | 400Mbps |
| Yoga 6 Gen8 | 510Mbps |
| DELL XPS 13 Plus | 510Mbps |
| HP Dragonfly G4 | 530Mbps |
| IdeaPad Slim 5i Gen8 | 550Mbps |
| HP ENVY x360 13-ay | 570Mbps |
| HP ENVY x360 13-bf | 570Mbps |
| HP Pavilion Aero 13-be | 580Mbps |
| Legion Pro 5i Gen8 | 610Mbps |
HP ENVYなどは500Mbps以上出ていますが、それと同等レベルで早い結果となりました。
起動時間チェック
| 1回目 | 15.91秒 |
|---|---|
| 2回目 | 15.92秒 |
| 3回目 | 15.84秒 |
起動時間は比較的早いです。
10秒以内で起動する機種もあるのですごく早いというほどではないですが、ストレスなく起動します。
HP Dragonfly G4
HP Dragonfly G4の内部性能・処理速度
パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。
- PassMark
- CineBench R23
- PCMARK10
- Crystal DiskMark(ディスク速度)
また、ゲーミング性能についても、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。
- DQ10(軽量級3D)
- FF14(中量級3D)
- FF15(重量級3D)
- 3DMark
画像編集性能については、画像編集ソフトRawTherapeeでRAW現像10枚の書き出し時間を計測しました。
- RawTherapeeでのRAW現像時間
動画編集性能については、動画編集ソフトDavinci ResolveでフルHDのyoutube動画書き出し時間を計測しました。
- Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し
生成AIの性能を測るため、PhotoDirectorによる画像生成AIの速度を計測しています。
- PhotoDirectorによる画像生成AI
計測結果については、電源に接続し、最適なパフォーマンスの計測としています。
PassMarkのみは、バランス、電源に接続しないバッテリー駆動での計測も行っています。
CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。
| CPU | PassMarkスコア |
| Core i7-13700HX | 34522 |
| Core i7-13700H | 30030 |
| Core i7-12700H | 27020 |
| Core i5-13500H | 23554 |
| Ryzen 7 6800H | 23797 |
| Ryzen 7 7735U | 21082 |
| Core i5-1340P | 20595 |
| Ryzen 7 6800U | 20584 |
| Core i7-1360P | 19600 |
| Ryzen 7 7730U | 18864 |
| Ryzen 7 5800U | 18837 |
| Ryzen 7 5825U | 18386 |
| Core i5-1335U | 17352 |
| Core i7-1260P | 17257 |
| Core i5-1240P | 17345 |
| Ryzen 5 7535U | 17123 |
| Ryzen 5 7530U | 16509 |
| Ryzen 5 5600U | 15000 |
| Ryzen 5 5625U | 15000 |
| Core i5-1235U | 13865 |
| Core i3-1315U | 13755 |
| Core i7-1250U | 12421 |
| Ryzen 3 7330U | 11816 |
| Core i5-1230U | 10840 |
| Core i7-1165G7 | 10681 |
| Core i5-1135G7 | 10298 |
| Ryzen 3 5300U | 10000 |
| Core i3-1115G4 | 6610 |
| Intel N100 | 5657 |
| Intel Celeron 7305 | 2665 |
事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、Core i5-1135G7のスコア10000以上あると、重作業でも十分快適に使えます。
Intel Core i5-1335Uは、省電力重視のCPUですが13世代となり、性能も大きく向上しています。
普段使いでのレスポンスは快適で、動画編集など重作業でなければ十分な性能です。
PassMark
電源接続時(最適なパフォーマンス)
電源接続時(バランス)
バッテリー駆動時
最適なパフォーマンスの設定では、17613と高いスコア結果となりました。
電源設定がバランスの場合、14282と少しスコアが落ちましたがこれでも十分です。
| マルチ/シングル | 最適なパフォーマンス | バランス |
| マルチスレッド | 16092 | 15494(96.3%) |
| シングルスレッド | 3693 | 3407(92.2%) |
バッテリー駆動だと13620なので落ち幅はそれなりですが、シングルのスコアは3693→2482と大きく落ちています。
負荷のかかる作業は、電源接続して使うとよいでしょう。
他の主流CPUの実測値と比較しました。
| CPU | マルチ | シングル |
| Core i-13700HX | 36225 | 3955 |
| Ryzen 7 6800H | 25955 | 3458 |
| Core i5-13500H | 24533 | 3830 |
| Core i5-1340P | 21578 | 3742 |
| Core i7-1260P | 21696 | 3540 |
| Ryzen 7 6800U | 21461 | 3459 |
| Ryzen 7 7735U | 21278 | 3419 |
| Ryzen 7 7730U | 21446 | 3258 |
| Ryzen 7 5800U | 18644 | 3108 |
| Core i5-1335U | 16092 | 3693 |
| Core i5-1235U | 16601 | 3465 |
| Ryzen 5 5625U | 16933 | 3138 |
| Core i7-1250U | 13518 | 3557 |
| Core i7-1165G7 | 11005 | 3142 |
2023年主流のCPUからすると、若干見劣りしますが、シングルのスコアが高いため、Web閲覧など普段使いではとても快適です。
CineBench R23
マルチコアスコア:6310
シングルコアスコア:1641
マルチコアスコア・シングルコアスコアともに、PassMarkと同じ傾向でした。
ほかの主要CPUと比較します。
| CPU | マルチコア | シングルコア |
| Core i7-13700HX | 19558 | 1656 |
| Ryzen 7 6800H | 13505 | 1481 |
| Core i5-13500H | 11027 | 1779 |
| Ryzen 7 6800U | 11620 | 1481 |
| Core i5-1340P | 9301 | 1714 |
| Ryzen 7 7735U | 9250 | 1515 |
| Ryzen 7 7730U | 9411 | 1423 |
| Core i7-1260P | 9158 | 1481 |
| Ryzen 7 5800U | 9276 | 1436 |
| Ryzen 5 5625U | 8064 | 1390 |
| Core i5-1235U | 6961 | 1461 |
| Core i5-1335U | 6310 | 1641 |
| Core i7-1250U | 5334 | 1515 |
| Core i7-1165G7 | 4122 | 1383 |
PCMARK10
PCMARK10は、実際のアプリケーションを使用したベンチマークソフトで、実際にパソコンを使った時の作業快適性を計測するのに適しているといわれているベンチマークです。
測定結果は以下の通りです。
トータルスコア:4948
Essentials:9117(快適めやす4100)
Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。
快適めやすは4100なので、高い数値です。実際に使ってみてもレスポンスは極めて快適です。
Productivity:6326(快適めやす4500)
ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これも十分なスコアです。
Digital Contents Creation:5700
Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。
こちらは、低くはないですがそこそこのスコアです。
Intel Core i5-1340Pを搭載したYoga 7i Gen8と比較してみます。
HP Dragonfly G4:Intel Core i5-1335U
レノボYoga 7i Gen8:Intel Core i5-1340P
| 計測内容 | HP Dragonfly | Yoga 7i Gen8 |
| トータル | 4948 | 5623 |
| App Start-up Score(アプリ起動) | 9669 | 12449 |
| Video Conferencing Score(Web会議) | 8308 | 8347 |
| Web Browsing Score(Web閲覧) | 9436 | 9788 |
| Spreadsheets Score(表計算) | 6672 | 6973 |
| Writing Score(文書作成) | 5998 | 7352 |
| Photo Editing Score(画像編集) | 8701 | 10158 |
| Rendering and Visualization Score(レンダリング) | 3723 | 4690 |
| Video Editing Score(動画編集) | 5718 | 6320 |
全般的にCore i5-1340Pのほうが高いスコアです。
ただWeb閲覧などの普段使いの用途でのスコアは大差なく、動画編集など重作業をしないのであれば、十分に快適と言えます。
以下、他主要CPUとのスコア比較です。
App Start-up Score(アプリ起動)
| App Start-up Score(アプリ起動) | スコア |
| Intel Core i5-1340P | 12449 |
| Intel Core i5-1335U(X1 Carbon) | 11687 |
| Intel Core i5-1335U(HP Dragonfly) | 9669 |
| AMD Ryzen 7 7735U | 11574 |
| Intel Core i7-1250U | 10802 |
| Intel Core i7-13700HX | 10300 |
| Intel Core i7-1260P | 8629 |
| AMD Ryzen 5 5625U | 8457 |
Web Browsing Score(Web閲覧)
| Web Browsing Score(Web閲覧) | スコア |
| Intel Core i7-13700HX | 10187 |
| Intel Core i5-1340P | 9788 |
| Intel Core i5-1335U(X1 Carbon) | 9582 |
| Intel Core i5-1335U(HP Dragonfly) | 9436 |
| Intel Core i7-1260P | 9128 |
| AMD Ryzen 5 5625U | 8862 |
| Intel Core i7-1250U | 8698 |
| AMD Ryzen 7 7735U | 8761 |
Spreadsheets Score(表計算)
| Spreadsheets Score(表計算) | スコア |
| AMD Ryzen 7 7735U | 11080 |
| Intel Core i7-13700HX | 10928 |
| AMD Ryzen 5 5625U | 7148 |
| Intel Core i5-1340P | 6973 |
| Intel Core i5-1335U(X1 Carbon) | 6889 |
| Intel Core i5-1335U(HP Dragpnfly) | 6672 |
| Intel Core i7-1260P | 6536 |
| Intel Core i7-1250U | 6481 |
Writing Score(文書作成)
| Writing Score(文書作成) | スコア |
| AMD Ryzen 5 5625U | 7393 |
| Intel Core i5-1340P | 7352 |
| Intel Core i7-13700HX | 6895 |
| Intel Core i5-1335U(X1 Carbon) | 6402 |
| Intel Core i5-1335U(HP Dragonfly) | 5998 |
| Intel Core i7-1260P | 6344 |
| Intel Core i7-1250U | 6275 |
| AMD Ryzen 7 7735U | 5181 |
Video Editing Score(動画編集)
| Video Editing Score(動画編集) | スコア |
| Intel Core i7-13700HX | 7446 |
| Intel Core i5-1340P | 6320 |
| Intel Core i5-1335U(X1 Carbon) | 5961 |
| Intel Core i5-1335U(HP Dragpnfly) | 5718 |
| Intel Core i7-1260P | 5544 |
| Intel Core i7-1250U | 4853 |
| AMD Ryzen 7 7735U | 4345 |
| AMD Ryzen 5 5625U | 3931 |
普段使いには十分な性能です。
Crystal DiskMark
シーケンシャルリードが3000を超えており、高速です。
2021年式のHP ENVYも高速でしたが、HP ENVYは3500だったのでそれと同等レベルということになります。
ただほかのライバル機種と比較すると、やや見劣りするスコアでした。
| 機種 | シーケンシャルリード |
| レノボThinkPad X13 Gen4 | 7020 |
| DELL XPS 13 Plus | 6589 |
| レノボLegion Pro 5i Gen8 | 6569 |
| HP ENVY 13-bf(2022年式) | 5332 |
| レノボYoga 7i Gen8 | 5091 |
| レノボIdeaPad Slim 5i Gen8 | 5086 |
| HP Pavilion Aero 13-be(2023年式) | 5045 |
| レノボThinkPad X1 Gen11 | 3888 |
| HP Dragonfly G4 | 3609 |
| レノボThinkBook 13x Gen2 | 3603 |
| HP ENVY 13-ay(2021年式) | 3500 |
DQ10 ベンチマーク(軽量級3D)
最高品質でも快適の結果となりました。
FF14 暁のフィナーレベンチマーク(中量級3D)
標準品質(ノートPC)で、やや快適の結果となりました。
| CPU | スコア |
| Intel Core i7-13700HX | 29454 |
| Intel Core i5-13500H | 8214 |
| AMD Ryzen 7 7735U | 7490 |
| Intel Core i5-1340P | 7383 |
| Intel Core i7-1260P | 7299 |
| Intel Core i5-1235U | 7287 |
| Intel Core i5-1335U | 6348 |
| Intel Core i7-1250U | 5187 |
| AMD Ryzen 7 7730U | 5081 |
FF15ベンチマーク(重量級3D)
スコアは軽量品質でも重い、という結果になりました。
| CPU | スコア |
| Intel Core i7-13700HX+RTX4070(標準) | 15852 |
| Intel Core i5-13500H(軽量) | 2875 |
| AMD Ryzen 7 7735U(軽量) | 3470 |
| Intel Core i7-1260P(軽量) | 2486 |
| Intel Core i5-1335U(軽量) | 2313 |
| Intel Core i7-1250U(軽量) | 2309 |
重量級3Dゲームの動作は厳しいようです。
3DMark ベンチマーク
Fire Strikeのスコアは4510でした。
Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。
| グラフィックボード | 3DMark Fire Strike |
| GeForce RTX 3080 Ti | 38323 |
| GeForce RTX 3080 | 36176 |
| GeForce RTX 4070(Laptop) | 27898 |
| GeForce RTX 4060 | 27500 |
| GeForce RTX 3060 | 20764 |
| GeForce RTX 3050 Ti | 14911 |
| GeForce GTX 1060 | 10000 |
| GeForce GTX 1650 | 9000 |
| AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) | 6666 |
| Intel Core i5-13500H(CPU内蔵) | 5237 |
| Intel Core i5-1340P(CPU内蔵) | 5000 |
| Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) | 4462 |
| Intel Core i5-1335U(CPU内蔵) | 4510 |
| Intel Core i5-1235U(CPU内蔵) | 4284 |
| Intel Core i7-1250U(CPU内蔵) | 4122 |
| AMD Ryzen 7 7730U(CPU内蔵) | 4000 |
| AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) | 3288 |
めやすとしてはGeForce GTX 1650、1060がエントリー向けグラフィックボードとなります。
CPU内蔵のグラフィックでは、エントリーグラフィックボードの半分程度の性能で、重量級3Dゲームは厳しいです。
RawTherapeeでのRAW現像時間
フリーの画像編集ソフトRawTherapeeを使って、スマホで撮影したRAW画像10枚のRAW現像にかかる時間を測定しました。
| CPU | 時間 |
| Intel Core i7-13700HX | 11秒 |
| Intel Core i5-13500H | 13秒 |
| Intel Core i5-1340P | 13秒 |
| Intel Core i7-1260P | 15秒 |
| Intel Core i5-1335U | 17秒 |
| Intel Core i5-1235U | 18秒 |
| AMD Ryzen 7 7730U | 17秒 |
| Intel Core i7-1250U | 21秒 |
| AMD Ryzen 7 5800U | 23秒 |
まずまずのスピードで書き出し可能です。
Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し時間
動画編集ソフトDavinci Resolveで、4分のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を計測しました。
| CPU | 時間 |
| Intel Core i7-13700HX+GeForce RTX 4060 | 42秒 |
| AMD Ryzen 7 6800H+GeForce RTX 3050 Ti | 48秒 |
| Intel Core i5-13500H | 1分10秒 |
| Intel Core i5-1340P | 1分17秒 |
| AMD Ryzen 7 7735U | 1分18秒 |
| AMD Ryzen 7 6800U | 1分18秒 |
| Intel Core i7-1260P | 1分28秒 |
| AMD Ryzen 7 7730U | 1分29秒 |
| Intel Core i5-1235U | 1分40秒 |
| Intel Core i5-1335U | 2分00秒 |
| AMD Ryzen 7 5800U | 1分56秒 |
| Intel Core i7-1250U | 2分22秒 |
動画の書き出しは早くはなく、動画編集向きではありません。
PhotoDirectorによる画像生成AI
PhotoDirectorの機能で、画像の生成AI機能が使えるため、画像生成AIを試しました。
| CPU | 時間 |
| Intel Core i5-1335U | 10.58秒 |
何度か試してみたところ「はりねずみ」というワードで、大体10秒ちょっとくらいで完了しました。
まだ、はじめたばかりでほかのパソコンでは試してないので、これから様々なパソコンでも試していきます。
HP Dragonfly G4
排熱性能と静粛性について
CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。
パフォーマンスモードで計測しています。
負荷をかけた直後の状態です。
負荷をかけ続けた時の状態です
上記が測定結果ですが、負荷をかけるとCPU温度が上がり、80℃超まで上がりました。
その後徐々に下がり70℃程度となります。温度は低めで推移しており、省電力重視のCPUであることがうかがえます。
CPU電力は、負荷をかけると20W程度まで上がりますが、こちらも負荷をかけているわりには低めとなります。
この間、キーボードは上部がほんの少し、熱くなる感覚がありますが、わずかでありほとんど熱くなりません。
また、負荷をかけた時の音についてはとても静かです。
騒音測定アプリで測定したところ、負荷をかけている状態で28~33db弱程度で、ほとんど音は聞こえませんでしたのでとても静かです。
騒音目安については以下の通りです。
| 騒音値(db) | めやす |
| 50db | 大きく聞こえる。静かな事務所 |
| 40db | 聞こえるが会話に支障なし。図書館、静かな住宅地の昼 |
| 30db | 小さく聞こえる。郊外の深夜、ささやき声 |
| 20db | ほとんど聞こえない。ささやき |
高負荷をかけても音は気になりません。
HP Dragonfly G4のレビュー評価まとめ
評価まとめ
各作業のレビュー結果は以下の通りです。
| Web閲覧 | ◎(快適) |
|---|---|
| Office系事務作業 | ◎(快適) |
| 動画鑑賞 | ◎(快適) |
| Web会議 | ◎(快適) |
| SNS・ブログ | ◎(快適) |
| プログラミング | ◎(快適) |
| 画像・写真編集 | ◎(快適) |
| 動画編集 | ×(動画編集向きではない) |
| ゲーム | ×(ゲーム向きではない) |
ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。
| 質感 | ◎(とても良い) |
|---|---|
| ディスプレイ | ○(画面比率3:2が良い) |
| キーボード | ◎(とても良い) |
| インターフェイス | ◎(Thunderbolt2つ、HDMIあり) |
| デザイン | ◎(とても良い) |
| 耐久性 | ◎(とても良い) |
| バッテリー | ○(良い) |
| 持ち運び | ◎(991gでとても軽量) |
| コスパ | △(安くはないが品質からすると妥当) |
コスパ以外はとても良いです。
HP Dragonfly G4の良い点
- ディスプレイが3:2と縦に長い
- 991gと軽量で耐久性も高い
- キーボードが良い
- セキュリティ・堅牢性が高い
ディスプレイが3:2の画面比率で縦に長く、事務作業がやりやすいです。
またキーボードの品質もとても良く、外出先で文字を打つ機会が多い方にとてもおすすめできます。
デフォルトの状態でセキュリティ機能も充実しており、MIL規格準拠など堅牢性・耐久性も素晴らしいです。
HP Dragonfly G4で気になった点
- 価格は高め
- 性能は控えめ
21万~と高めの価格がネックです。
あとIntelの省電力CPUであるUプロセッサーを搭載しているので、動画編集には向きません。
このノートパソコンを購入するのに向く方
- ビジネス用途で頻繁に持ち運ぶ方
- 事務作業用途メインの方
991gと軽量で、ディスプレイも3:2と縦に長く事務作業には抜群に強いです。
キーボードが素晴らしいので文字を打つ用途が多い方にも、おすすめできます。
半面、性能は控えめなので、動画編集にはあまり向きません。
全体的に、高品質なので、購入したときの満足感は高い機種だと言えます。
ただ安くはなく、似たようなコンセプトのレノボThinkPad X1 Carbonも出来は良く、少し安いのでよく比較検討してみましょう。
HP Dragonfly G4
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