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Lenovo ThinkPad X13実機レビュー【コスパ良しモバイルThinkPad】

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今回、レノボより、ThinkPad X13 Gen2のレビュー機をお借りすることができましたので、レビュー記事を書きます。

ThinkPad X13は2022年モデル(Gen3)も発売されましたので丁度良いタイミングと思い、レビュー機をお借りしてレビュー記事を書きました。

Gen3とGen2ですが、仕様表を見る限りでは、ボディの違いはほぼなく、ほぼCPUの違いのみに見受けられました。そのため今回レビューは参考になるのではないかと思います。

 

レビュー機のスペックは以下の通りでした。

  1. CPU:Intel Core i7-1165G7
  2. メモリ:16GB
  3. ストレージ:SSD 512GB 

 

CPUは1世代前の第11世代Intelですが、性能は普段使いには十分です。

また、ThinkPadは打ちやすいキーボードを持っていることで定評があり、実際に使ってみてまさしくその通りであると感じました。

このキーボードの良さは本当に魅力的で、記事を書いていてもこのキーボードをずっとつかっていたくなります。素晴らしい出来です。

 

このキーボードだけでも、購入する価値があるといえそうです。

ディスプレイも、13インチながら16:10の縦に長い比率を採用しており、事務作業にはもってこいの性能を持っています。

重量も1.22kgとモバイルノートとしては及第点で、全体的にバランスのよいモバイルノートになっていると感じました。

 

Lenovo ThinkPadシリーズの紹介

レノボのThinkPadは、レノボのノートパソコンでも、最も力を入れて開発している機種です。

黒い本体と、キーボード真ん中に用意されている赤のトラックポイントが大きな特徴です。

デザインは男性向けでいかにもビジネス用、という感じです。

そのため、女性にはデザインで敬遠されるかもしれません。

 

ThinkPadの研究開発は、日本の大和研究所にて行われており、品質を確保しています。

レノボは中国企業なので、品質が不安という声もよく見ますが、研究開発は日本で行ってますし、実際にレノボからパソコン2台買いましたが品質にも問題ないので、そこまで気にすることはないかなと思います。

 

なんで研究所が日本の大和?と思ったのですが、ThinkPadを開発したのは、日本IBMで日本人みたいですね。

そのときから大和研究所で開発がされていたので、それが継続されているようですね。

 

個人的に、ThinkPad は、プログラミングをするのにもっともお勧めできる機種であると思います。

私はプログラミングもすることのあるSEですが、仕事用マシンを選べるならば、真っ先に候補にしたい機種です。

  • 性能良し
  • キーボードが打ちやすい
  • 16:10の見やすいディスプレイ

プログラミングするには申し分のないスペックです。

プログラミングのためにノートパソコンを探している方は、ぜひ検討候補にいれてみましょう。

 

Lenovo ThinkPad X13  製品紹介

Lenovo ThinkPad X13 Gen2 インテル

レノボ公式サイト

また、新型のGen3も発売されているのでリンクを載せます。

Lenovo公式サイト(新型Gen3)

性能・構成

初期導入済OS Windows 10 Pro 64bit、Window10 Home 64bit
その他のエディション選択可能
プロセッサー インテル® Core™i3-1115G7
インテル® Core™i5-1135G7
インテル® Core™i5-1145G7
インテル® Core™i7-1165G7
インテル® Core™i7-1185G7
AMD Ryzen™ 7 PRO 5850U
AMD Ryzen™ 5 PRO 5650U
AMD Ryzen™ 3 PRO 5450U
AMD Ryzen™ 5 5600U
セキュリティ・チップ(TPM) あり
その他のセキュリティ機能 パワーオン パスワード、スーパーバイザー パスワード、システム マネジメント パスワード、ハードディスク パスワード、セキュリティ キーホール
最大メモリ容量 8GB/16GB/32GB
最大搭載メモリ数(スロット数) 0(オンボード)
ストレージタイプ 128GB/256GB/512GB/1TB SSD
光学ドライブタイプ なし
ビデオ・チップ APU内蔵(AMD Radeon™ グラフィックス)
ディスプレイ LED バックライト付 13.3型 WQXGA IPS液晶 (2560 x 1600)、ブルーライト軽減
LED バックライト付 13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)、Privacy Guard
LED バックライト付 13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)
LED バックライト付 13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)
インターフェース(ポート) USB 3.2 Gen2 Type-C x2 (Video-out対応) x 2、
USB 3.2 Gen1 (Powered USB) x 1、
USB 3.2 Gen1 x 1、
HDMI x 1、
マイクロホン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック、
イーサネット拡張コネクター2 x 1、
ドッキングコネクター x 1 (USB Type C x 2&イーサネット拡張コネクター2と兼用)
ワイヤレスWAN*1 対応(4G LTE/5G)
ワイヤレス インテル® Wi-Fi 6 AX200 a/b/g/n/ac/ax
Wi-Fi 6対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠)
Bluetooth 搭載
イーサネット なし(イーサネット拡張コネクター2×1 搭載。別売のThinkPad イーサネット拡張ケーブル 2にてRJ45 に対応可)
オーディオ機能 Dolby Audio® Speaker System
内蔵カメラ インカメラ:FHD 1080p カメラ、IRカメラ、プライバシーシャッター付
HD 720p カメラ 、プライバシーシャッター付
(カスタマイズによる選択)
カードスロット なし
キーボード フルサイズ・日本語キーボード (6列)、88キー (Fnキー、PgUpキー、PgDnキー、Windowsキー)、JIS配列、TrackPoint、ThinkPadクリックパッド
バックライト・キーボードはカスタマイズによる選択可能
指紋センサー 搭載可能(カスタマイズによる選択)
ポインティング・デバイス TrackPoint+ThinkPadクリックパッド
本体寸法(幅×奥行き×高さ) 約 305.8×217.39×18.97mm(カーボン素材)
約 305.8×217.06×18.19mm(PPS樹脂素材)
本体質量 カーボン素材+WUXGA+41Whバッテリ 約 1.19kg~
PPS樹脂+WQXGA+41Whバッテリ 約 1.21kg~
PPS樹脂+WUXGA+41Whバッテリ 約 1.25kg~
カーボン素材+WUXGA+54.7Whバッテリ 約 1.26kg~
PPS樹脂+WQXGA+54.7Whバッテリ 約 1.27kg~
PPS樹脂+WUXGA+54.7Whバッテリ 約 1.31kg~
バッテリー・パック 4セル(54.7Wh)/3セル(41Wh) リチウムイオンバッテリー (固定式)
バッテリー駆動時間(JEITA2.0) 最大 約18.6時間(4セル 54.7Wh)
最大 約14時間(3セル 41Wh)
カラー ブラック

13インチながら16:10の縦長で作業しやすいディスプレイを搭載しています。

重量も、41Whバッテリーで実測値1.22kgと比較的軽量であり、持ち運びも問題ありません。

薄さは18.19mm~なのですごく薄いわけではないのですが、その分キーボードのストロークが確保されており、打鍵感は抜群でした。

 

値段は、AMDモデルのほうが安いので、コスパ重視ならAMDモデルがおすすめです。

 

Lenovo ThinkPad X13 の外観と機能について

 

外観・デザイン・質感

まさに「ThinkPad」という安定感のあるデザインです。

本体は軽量なカーボンと、樹脂製のいずれかを選択できます。

 

HP ENVYと比較したときの大きさですが、同じ13インチながらThinkPadのほうがやや大きいです。

また、厚さもThinkPadのほうがありますね。

 

裏面です。

 

180度倒して使うこともできます。

 

  • 〇:デザイン・質感ともに安定のThinkPad
  • △:ビジネスよりのデザインは好みが分かれるかも

 

重量

メーカー公称値ですが、バッテリー重量と本体の素材により重さが変わります。

実測値は1225gでした。

レビュー機はバッテリー容量が41Whと少ないほうであったので、少し軽くなります。

 

純正バッテリー合わせた実測値は1478gでした。

バッテリーは、USB Type-C対応となっているのはうれしいですが、少し重いです。

そのため持ち運ぶなら、充電器は軽量なUSB-PD対応のものを購入したほうがよいと思います。

 

  • △:重量1225gはモバイルノートとしては普通
  • △:付属バッテリーはやや重い

 

ディスプレイ

ディスプレイは、非光沢でアスペクト比16:10、輝度400nitと、とても明るくて見やすいディスプレイです。

ブルーライト低減パネルを搭載した解像度がWQXGA (2560×1600)で、sRGBカバー率約100%と、高性能なディスプレイとなっています。

試しに、輝度400nit、解像度フルHDのHP ENVYと並べてみました。

ThinkPadのほうが縦に少し長く、事務作業はThinkPadのほうがやりやすいです。

16:10のアスペクト比は最近の流行りですが、たしかにこの差は実感できる差です。

 

このディスプレイなら、写真が趣味で画像編集などされる方にも、向くと思います。

非光沢ディスプレイのため映り込みも少なく、使いやすいディスプレイと思います。

 

  • ◎:輝度400nit、sRGBカバー率100%の綺麗なディスプレイ
  • ◎:高精細WQXGA(2560×1600)
  • ◎:画面比率16:10
  • 〇:非光沢ディスプレイは映り込みも少なく見やすい

 

キーボード

キーボードの配置はオーソドックスで、とても打ちやすいキーボードです。

ただ\など一部のキーが若干小さくなっています。

 

キーピッチは横:18.5mm、縦:18mm、キーストロークは約1.8mmとしっかりとした打鍵感があります。

ThinkPad X13は、このキーボードとディスプレイが素晴らしく、たくさん文字をタイプする方にはとてもおすすめできる機種です。

私が使っているHP ENVYも、打鍵感は割と良好なのですが、ThinkPadには負けますね。

このキーボードのためにThinkPadにするという方も多く、納得の出来です。

 

タッチパッドの操作感は普通です。

 

キーボードバックライトも搭載しています。

 

  • 〇:キーの配置よし
  • ◎:打鍵感は極めて良好
  • 〇:キーボードバックライトあり

 

インターフェイス

左側面のインターフェイスが、左から順番に

    • 1. USB 4(Thunderbolt4対応)
    • 2. USB 4(Thunderbolt4対応)
    • 3. イーサネット拡張コネクター
    • 4. HDMI
    • 5. USB 3.2 Gen 1
    • 6. マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック

    となります。

    オプションでNano SIMもつけられるようです。

     

    右側面のインターフェイスが、左から順番に

    • 1. USB 3.2 Gen 1
    • 2. セキュリティキーホール

        となります。

        また右側面には排気口があります。

         

        インターフェイスは充実しており、不満を感じることはないでしょう。

         

        • 〇:インターフェイスは充実

         

        バッテリー・アダプター

        純正の付属バッテリーは、USB Type-Cの充電となっており、純正にしてはコストがかかっています。

        ちなみに出力は65Wのようでした。

        オプションで、45Wのものや、GaNの軽いUSB Type-Cアダプターを選択することもできるようです。

         

        充電器を軽く、小さくするなら、別メーカーのUSB Type-C充電機を購入してみてもよいと思います。

         


        価格は3890円で、なんとこちらは106gと、とても軽いのでおすすめです!

        レビュー評価も887件で4.4と、とても高いです。

        私は、色々探していて、これを購入しました。

         

        バッテリー持続時間のメーカー公称は、最大14時間となっています。

        バッテリーの持ちについて、youtubeを連続再生したままにして試したところ、約8.5時間まで使用できました。(1時間で約12%のバッテリー消費)

        レビュー機は、41Whとバッテリー容量が少なめのほうでしたが、Intelモデルのバッテリー時間の持ちは優秀でした。

         

        無線速度のテスト

        自宅のWiFiは、11ac(Wi-Fi5)で5.0GHzを使用していますが、同じ部屋だと540Mbps速度が出ており、無線としてはかなり速度が出ていると思います。

        自宅の1Fに無線ルーターがありますが、2Fで計測しても、120Mbps程度の速度が出ており、無線接続状況は良好です。

         

        • 〇:無線受信強度・スピードは問題なし

         

        Lenovo ThinkPad X13の内部性能・処理速度

        パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。

        • PassMark
        • CineBench R23
        • PCMARK10
        • Crystal DiskMark(ディスク速度)

         

        また、ゲーミング性能についても、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。

        • ドラクエⅩ
        • FF14 暁のフィナーレ
        • 3DMark Fire Strike

         

        CPU性能めやす

        CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。

        CPU PassMarkスコア
        Core i7-1280P(最新第12世代) 約23000
        Ryzen 7 5800U 18470
        Core i7-1260P(最新第12世代) 約18000
        Core i7-1240P(最新第12世代) 約17000
        Ryzen 5 5600U 15385
        Ryzen 5 5625U 14885
        Ryzen 5 5500U 13348
        Core i7-1195G7 11835
        Core i7-1165G7 10681
        Core i5-1135G7 10298
        Ryzen 3 5300U 10153
        Ryzen 3 4300U(旧世代) 8254
        Core i3-1115G4 6610
        Intel Celeron N4120 2510

        目安としてはCorei3-1115G4のスコア6610程度あれば、テレワークなど日常用途では十分で快適です。

        ブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、Ryzen3 5300Uのスコア10153程度あると、重作業でも十分快適に使えます。

         

        スコアを見てみると分かりますが、少し前まではIntelのCore i3,5,7 が主流でしたが、AMD Ryzenの躍進により、とりあえずIntelを選んでおく、という時代は終わりました。

        AMD Ryzenのほうが性能もよく、値段も安い傾向にあるので、一般用途であればAMD Ryzenを選んでおいたほうがよい状況です。

         

        一部、AdobeソフトなどはIntelのほうが相性がよく(シングルスレッドの性能がIntelのほうが高いため)性能が出やすいなどという結果もあります。

        が、基本はAMD Ryzenを選んだほうがコスパは良いです。

         

        2022年3月現在、徐々に、Intelの最新第12世代CPUを搭載したモデルが発表され始めています。

        PassMarkスコアを見ると、第11世代と比較しても約2倍と、とんでもない伸び幅で、今後に大いに期待できます。

        ただ、普通に使う分にはそこまで性能いらない、というのと、コスパではしばらくAMDに敵わないと思うので、コスパ重視であればそこまで気にせずAMDモデルの購入でよいと思います。

         

        PassMark

        Lenovo ThinkPad実測値(Intel Core i7-1165G7 + メモリ16GB)

        スコア10410は、高い数値で、普段使い用途では極めて快適といえます。

         

        バッテリー駆動のスコアは5965で、落ち幅が目立ちました。

        電源接続時:10410

        バッテリー駆動時:5965(約57%)

         

        同じLenovo のYoga Slim 750i CarbonのIntel Core i5-1135G7は、バッテリー駆動時のスコアはあまり落ちなかったのですが・・

        ThinkPadの場合、バッテリー駆動時間のほうを重要視しているためか、電源未接続時のパフォーマンスをやや落とす設定になっているようです。

        そのため動画編集など、負荷の高い作業をするときは、充電器につなげて作業をしたほうがよさそうです。

         

        CineBench R23

        マルチコアスコア:4744

        シングルコアスコア:1425

         

        AMD Ryzen 7 5800UのHP ENVYが約9300であったことを考えると、マルチスコアは少し物足りないスコアです。

         

        シングルコアスコアは十分に高いです。AMD Ryzen 7 5800UのHP ENVYが約1400超であったので、それとほぼ同じスコアになっています。

        シングルスコアが高いほうが普段使い用途には効くと一般的に言われているので、十分に快適と言えそうです。

         

        PCMARK10

        PCMARK10は、実際のアプリケーションを使用したベンチマークソフトで、実際にパソコンを使った時の作業快適性を計測するのに適しているといわれているベンチマークです。

        測定結果は以下の通りです。

        〇トータルスコア:4964(快適めやす4000)

        〇Essentials:9462(快適めやす4100)

        • App Start-up Score(アプリ起動):12078
        • Video Conferencing Score(Web会議):7912
        • Web Browsing Score(Web閲覧):8866

        Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。

         

        快適めやすは4100のところ9462なので、とても高い数値です。

        実際起動やWeb閲覧はとても速いように感じます。

         

        〇Productivity:6739(快適めやす4500)

        • Spreadsheets Score(表計算):6102
        • Writing Score(文書作成):7443

        ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これもなかなか高いスコアです。

        ただこの数値は、AMD Ryzenのほうが高いスコアが出やすい傾向にあり、実際、私が使っているRyzen 7 5800Uのほうが高いスコアでした。

         

        〇Digital Contents Creation:5206

        • Photo Editing Score(画像編集):9116
        • Rendering and Visualization Score(3Dレンダリング):3278
        • Video Editing Score(動画編集):4723

        Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。

        画像編集は高く、動画編集はまあまあ、レンダリングはそこまで高いスコアではありませんでした。

        計測内容 スコア
        トータル 4964
        App Start-up Score(アプリ起動) 12078
        Video Conferencing Score(Web会議) 7912
        Web Browsing Score(Web閲覧) 8866
        Spreadsheets Score(表計算) 6102
        Writing Score(文書作成) 7443
        Photo Editing Score(画像編集) 9116
        Rendering and Visualization Score(レンダリング) 3278
        Video Editing Score(動画編集) 4723

         

        AMD Ryzen 7 5800Uを搭載した、HP ENVY x360 13-ayとのスコア比較をしてみます。

        HP ENVY:AMD Ryzen 7 5800U

        ThinkPad X13:Intel Core i7-1165G7

        計測内容 ENVY ThinkPad 
        トータル 5506 4964
        App Start-up Score(アプリ起動) 6429 12078
        Video Conferencing Score(Web会議) 8588 7912
        Web Browsing Score(Web閲覧) 9002 8866
        Spreadsheets Score(表計算) 11742 6102
        Writing Score(文書作成) 7594 7443
        Photo Editing Score(画像編集) 9011 9116
        Rendering and Visualization Score(レンダリング) 6036 3278
        Video Editing Score(動画編集) 4086 4723

        HP ENVY(AMD Ryzen 7 5800U)は、PassMarkスコア約19000と、Intel Core i7-1165G7より圧倒的に高かったのですが、PCMARK10だとそこまでの違いはなく、優秀なCPUであると言えそうです。

        特にアプリ起動、画像編集のスコアが優秀です。

         

        HP ENVY x360 13-ayのレビュー記事は以下になりますので興味のある方は参考にしてみてください。

        HP ENVY x360 13-ay購入レビュー【パフォーマンスモデルを購入】※2024年4月 当機種の新型が発売されており、実機レビューしていますのでそちらもご参照ください。 HP Envy x360...

         

        Crystal DiskMark

        シーケンシャルリードが3200超の値となっており、高速です。

         

        ドラクエⅩベンチマーク

        グラフィックを最高品質にしても、とても快適の結果となったため、快適に動作させることができそうです。

         

        FF14 暁のフィナーレベンチマーク

        標準品質(ノートPC)で、快適の結果となりました。

        HP ENVYのRyzen 7 5800Uでは6000超のスコアでやや快適、となっていたので、内蔵GPUとしては非常に高いスコアです。

        これならある程度の3Dゲーム用途にも使えそうです。

         

        3DMark Fire Strikeベンチマーク

        グラフィックスコアは5117でした。

        こちらも、内蔵GPUとしては高いスコアです。Core i7-1165G7のグラフィック性能はとても優秀であることが分かります。

         

        Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。

        グラフィックボード 3DMark Fire Strike
        GeForce RTX 3080 Ti 38323
        GeForce RTX 3080 36176
        GeForce RTX 3060 20764
        GeForce RTX 3050 14877
        GeForce GTX 1650 9047
        Intel Iris Xe Graphics(Intel CPU内蔵) 約4000
        Radeon Graphics(AMD Ryzen CPU内蔵) 約3200

        Intel Iris Xe Graphicsは第11世代Core i5以上に搭載されているCPU内蔵グラフィックス、Radeon GraphicsはAMD Ryzen に搭載されているCPU内蔵グラフィックスです。

        CPUやメモリ性能により若干性能が異なるので参考値として見てください。

        CPU内蔵グラフィックスだと、Intelが若干ですが優勢であることが分かります。

         

        実際にHP ENVYのRyzen 7 5800Uで計測したところ、スコアは約3300だったので、Intelがやや優勢なのは間違いないと思います。

         

        めやすとしてはGeForce GTX 1650がエントリー向けグラフィックボードで、これくらいの性能があればある程度の3Dゲームが実施できます。

        IntelのCPU内蔵グラフィックスだと、GTX 1650の半分に満たないスコアなので、重たい3Dゲームは難しいと思います。

        ただドラクエⅩなどの軽量3Dゲームや、2Dゲームであれば問題なく遊べます。

         

        排熱性能と静粛性について

        CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。

        上記が測定結果ですが、負荷をかけるとCPU温度が最大100度程度まで上がり、負荷をかけ続けている間は、ほとんど温度が下がりませんでした。

        この間、本体を触ると、キーボードの上側あたり少し熱くなっていましたが、熱くてタイプできないというほどではありませんでした。

        また右側面が排気口になっているので、右側が少し熱い風が出ている状態でした。

        この負荷をかけているとき、パソコン本体から少し「サー・・・」という音が聞こえましたがそこまでの音ではなく、静粛性は高いです。

         

        Pavilion Aero 13-beとLenovo ThinkPad X13の比較

        13インチモバイルノートパソコンとして、HP Pavilion Aero 13-beがベンチマークとしてあげられるので、比較をしたいと思います。

         

        比較項目 Pavilion Aero ThinkPad X13
        性能
        ディスプレイ ◎(16:10 非光沢) ◎(16:10 非光沢)
        キーボード △(クセあり) ◎(最高によい)
        重量 ◎(957g) △(1.22kg)
        サイズ
        インターフェイス
        バッテリー △(最大10.5時間) ○(最大14時間)
        価格 ◎(8.6万〜) △(13.8万〜)
        デザイン
        質感 △〜○ △〜○
        耐久性
        その他

        こうして評価項目を並べてみると、2機種とも非常に高評価をつけられることがわかります。

        ただやはりHP Pavilion Aero 13-beのコスパは素晴らしすぎます。

        相当におすすめなモバイルノートパソコンであるので、軽量なノートパソコンをなるべく安く、ということであればチェックしてみてください。

        HP Pavilion Aero(価格.com限定)

         

        Lenovo ThinkPad X13 Gen2のレビュー評価まとめ

        各作業のレビュー結果は以下の通りです。

        Web閲覧 ◎(とても快適)
        Office系事務作業 ◎(とても快適)
        動画鑑賞 ◎(とても快適)
        Web会議 ◎(とても快適)
        プログラミング ◎(とても快適)
        画像編集 ◎(とても快適)
        動画編集 △(できなくはないが動画編集向きではない)
        ゲーム △(一部ゲームはできるがグラフィック性能はそれなり)

         

        ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。

        質感 〇(良い)
        ディスプレイ ◎(最高に良い)
        キーボード ◎(最高に良い)
        インターフェイス ◎(充実)
        デザイン △~〇(好みがわかれる)
        耐久性 ◎(とても良い)
        バッテリー 〇(良い)
        持ち運び △(普通)
        コスパ △(やや高い)

        総じて完成度は高いです。

        特にディスプレイと、キーボードの素晴らしさが光ります。

        そのため、記事を書くなど事務作業で文字をたくさん打つかたには特におすすめできます。

        プログラミングにもおすすめできる機種です。

         

        また値段も、Gen2 AMDモデルならば13.5万~とそこそこの価格なので、ThinkPad X1 Carbonは欲しいけど高すぎる、という方には特におすすめできる機種だと言えます。

        新型AMDモデルのGen3でも、15.8万~で購入できます。

         

        Lenovo ThinkPad X13 Gen2 インテル

        レノボ公式サイト

        icon新型のGen3も発売されているのでリンクを載せます。
        Lenovo公式サイト(新型Gen3)