レノボのIdeaPadシリーズで、
レノボIdeaPad Pro 5i Gen9 14型

について、期待のIntel最新CPU Intel Core Ultraを搭載した新機種が2024年1月に発売されました。
軽量化、および性能・グラフィック・生成AI能力が大幅向上したとされるCPUが搭載される、かつ、2.8Kの有機EL液晶が搭載されているため、ハイエンド機種として期待できる機種と言えます。
レノボIdeaPad Pro 5i Gen9 14型 の特徴
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | インテル® Core™ Ultra 5 125H、Core™ Ultra 7 155H |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512~1TB GB SSD, M.2 PCIe-NVMe Gen 4 TLC |
液晶 | 14型 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 光沢あり, マルチタッチ非対応, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 120Hz |
重量 | 約 1.46kg |
サイズ | 約 312x221x15.99mm(最薄部) |
バッテリー | 84Whr 動画再生時 約 10.4 時間・アイドル時 約 24.9 時間 |
価格 | 12万円台~ |
レノボIdeaPad Pro 5iは、Proシリーズなので、IdeaPad シリーズの中でもハイエンド機種となります。
- 新型のIntel Core Ultraを搭載
- 解像度2.8Kの有機ELディスプレイを搭載
- 価格は12.8万円から
価格は、ベースのカスタマイズ構成で13万円台から購入できます。
ベース構成でも、解像度2.8Kの有機ELディスプレイ、Intel Core Ultra 5 125Hを搭載しておりコスパは良いです。
Intel Core Ultra7 155Hの構成だと18.4万円となります。
Intel Core Ultraを搭載した機種を、13万円~というコスパで購入できるのはお買い得と言えます。
新型はCPUにIntel Core Ultraを搭載

Intel Core Ultraの性能
ノートパソコンに搭載されている主要CPUのベンチマークとなる、PassMarkというスコアを紹介します。
CPU | PassMarkスコア |
Ryzen 9 7945HX | 55967 |
Core i9-13900HX | 44998 |
Core i7-13700HX | 34286 |
Ryzen 7 7745HX | 32732 |
Core i7-13700H | 30030 |
Core i5-13500H | 23554 |
Ryzen 7 7735U | 21082 |
Core i5-1340P※コスパ良し | 20106 |
Core i7-1360P | 19600 |
Ryzen 7 7730U | 18864 |
Core i7-1260P | 17257 |
Core i5-1240P※コスパ良し | 17345 |
Ryzen 5 7535U※コスパ良し | 17123 |
Core i5-1335U※コスパ良し | 16814 |
Ryzen 5 7530U※コスパ良し | 16509 |
Ryzen 5 5625U※コスパ良し | 15000 |
Core i5-1235U※コスパ良し | 13865 |
Core i3-1315U | 13755 |
Ryzen 3 7330U | 11816 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Ryzen 5 7520U | 9489 |
Intel N100 | 5657 |
現時点で、サンプルはまだ少ないですがPassmark平均点としては
- インテル® Core™ Ultra 5 125H:19612
- インテル® Core™ Ultra 7 155H:22187
- インテル® Core™ Ultra 7 165H:31583
となっています。
まだサンプルが少なく、Ultra 7 155Hと165Hの差が大きいという印象です。
スペック上は、そこまで差が開かないと思いますので155Hのほうも、サンプルが増えていくと平均スコアが上がるのではと思います。
165Hのスコアは素晴らしいものがあり、期待できるCPUです。
Intel Core Ultraは省電力性能をアピールしている
発表会では、Core Ultraは、性能は高いものを目指しつつ、Macのような省電力性能を目指した、ということでした。
そのため、実機レビューをする機会があれば、バッテリ駆動時間など省電力性能にも注目をしたいと思います。
Intel Arcグラフィックスの搭載

Intelの内蔵GPUは、Intel Iris Xeグラフィックスでしたが、これがCore UltraではIntel Arcグラフィックスになるということです。
Intel Arcは、もともとIntelの外部GPUとして開発されていたものですがこれを内蔵GPUとして搭載、2倍の性能向上になったということなので、こちらも実機で確認をしてみたいと思います。
生成AIに最適化されたCPU

Core Ultraでは、あらたにNPUという専用のAIエンジンが搭載されており、生成AIに適した次世代CPUになっているとのことでした。
製品発表会では、従来のCPUと今回のCPUでの、生成AIの処理時間比較のデモンストレーションが実施され、明らかにCore Ultraのほうが早いという結果になりました。
画像生成AIなどをよく使う方には、気になるところではないでしょうか。
ディスプレイは解像度2.8Kの有機EL

ディスプレイは、解像度2.8Kの有機ELディスプレイとなっています。
輝度は400nit、色域100%DCI-P3となっており、品質の高いディスプレイです。
動画鑑賞、画像編集、動画編集に向くディスプレイとなります。
レノボIdeaPad Pro 5i Gen9 2024年新型のまとめ

レノボIdeaPad Pro 5i Gen9 の2024年新型についてまとめると
- 最新のIntel Core Ultraを搭載
- 解像度2.8Kの有機ELディスプレイ
- 価格が12.8万円からと安い
と、新型のCPUや有機ELディスプレイ搭載のわりに、価格は抑えめで、レノボらしいコスパの良い機種だと言えます。
納期は3~4週間なので少し時間がかかりますが、いち早くIntel Core Ultraの性能をコスパ良く体験してみたい方にもおすすめできます。
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