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【今年1番欲しいかも!】HP OmniBook X Flip 14-fm(Intel版)レビュー【最高級品質で13万円台から】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

HPの次世代AI PCで高級マルチモードPCの旧Envy後継機種

HP OmniBook X Fiip 14-fm

をHPより借用しましたので実機レビューを書きます。

【広告】【提供:株式会社日本HP】

レビュー機のマシンのスペック以下の通りです。

  1. CPU:インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V
  2. メモリ32 GB
  3. 1TB SSD
  4. 14.0インチ・2.8K・OLED タッチディスプレイ (2880 x 1800)
  5. 1.36kg(実測値)

 

HPは製品ブランド名の統一化を公表しており、個人向けノートパソコンは、OmniBookという名称に統一していっています。

今回のOmniBook Xは、個人向けで上から2番目の機種で、旧HP Envyに該当する上級機種です。

HP OmniBook X Flip 14-fmの特徴は

  • 全体的に最高級品質で、かつ価格を抑えたハイエンドノートパソコン

と言えます。

HP OmniBook X Fiip 14-fmは、HP個人向けノートパソコンでは上から2番目に位置づけられる高級機種です。

高級機種らしく、外観はとても高級感があり、ディスプレイもOLEDでとても綺麗、性能も高いです。

かといって、価格が高すぎるわけではなく、14万円台から購入できるので割安感もあります。

この点がHP OmniBook X(旧Envy)最大の強みだと私は考えています。

 

どんな人向けの機種かというと

  • 10万程度のミドルクラスノートパソコンでは物足りないが20万は出したくない
  • 動画編集・画像編集などクリエイティブワークにも使いたい
  • 持ち運びにも使いたい

上記の人向きの機種と言えます。

CPUにIntel Core Ultra 7 258Vという、省電力性能が高く、かつ性能も高いという高バランスなCPUを搭載しています。

そのため動画編集などクリエイティブワークもできますし、省電力性能が高いのでバッテリー持ちも素晴らしく持ち運びにも向きます。

万能で、おすすめの機種です。個人的には今年一番欲しい機種かなと感じました。

 

 Intel版

OS Windows 11 Home
CPU インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 226V, インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V
メモリ 16 ~ 32GB
グラフィックス インテル® Arc™ グラフィックス 130V, 140V
ディスプレイ 14.0インチ・2.8K・OLED タッチディスプレイ (2880×1800 / 16:10 / 400nit / DCI-P3 100% / 48~120Hz / 最大10.7 億色)
SSD 512 GB ~ 1TB SSD 
無線LAN IEEE802.11be(Wi-Fi 7)、Bluetooth 5.4
電源 65W USB Type-C™ スリムACアダプター (動作電圧:100-240 VAC、動作周波数:50-60 Hz)
外形寸法 約 313 × 218× 14.6-16.9 mm
駆動時間 最大17時間30分
重量 1.39kg
その他 HP リチャージャブル MPP2.0 アクティブペン
価格 14万円台~

 AMD版

OS Windows 11 Home
CPU AMD Ryzen™ AI 5 340, AMD Ryzen™ AI 7 350
メモリ 16 ~ 32GB
ディスプレイ 14.0インチ・2.8K・OLED タッチディスプレイ (2880×1800 / 16:10 / 400nit / DCI-P3 100% / 48~120Hz / 最大10.7 億色)
SSD 512 GB ~ 1TB SSD 
無線LAN IEEE802.11be(Wi-Fi 7)、Bluetooth 5.4
電源 65W USB Type-C™ スリムACアダプター (動作電圧:100-240 VAC、動作周波数:50-60 Hz)
外形寸法 約 313 × 218× 14.6-16.9 mm
駆動時間 最大14時間30分
重量 1.41kg
その他
価格 13万円台~

 

日本HPより当サイト用の割引クーポンを提供していただきました。

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HP OmniBook X Flip 14-fmの動画解説

動画も作成しましたのでよろしければご参照ください。

 

HP OmniBook X Flip 14-fm 特徴とおすすめポイント

総合評価

各項目をS~Dで評価しました。Sが一番高い評価です。

比較項目 HP OmniBook X  Flip 14-fm
CPU Intel Core Ultra 7 258V
CPU性能(PassMark) A (実測22244)
CPUグラフィック性能(3DMark) S (実測9221)
メモリ 32GB
ディスプレイ総合評価 S
ディスプレイ種類 有機EL
サイズ 14インチ
アスペクト比 16:10
ディスプレイ解像度 A+ (2880 x 1800
ディスプレイ輝度 A+ (400nit)
ディスプレイ色域 S (DCI-P3 100%)
ボディ質感 S
キーボード B++
重さ・持ち運びやすさ B- (実測1361g)
インターフェイス B+
USB-A 〇(2)
USB-C 〇(2)
USB-C充電
USB-C映像出力
HDMI
Webカメラ 5MP IRカメラ
プライバシーシャッター
バッテリー S(59Whr 実測12:12)
認証 顔認証
その他機能 タッチパネル・タッチペン付属
価格・コスパ S (14.49万~)レビュー構成18.49万
おすすめ度 S+

私個人としてはものすごく気に入りました。

完成度がとても高く、どんな用途にも使えて、かつ価格も抑えめです。

私が旧型Envyを購入していたこともあり思い入れ補正があるかもしれませんが、とても気に入りました。今年一番欲しい機種かも。

すべての品質と性能が高く、かつ価格も抑えめです。

バッテリー駆動時間も凄く長いです。

 

旧型Envyより高級感が増し性能もアップ

新型

旧型Envy

HP OmniBook X Flip 14-fmは、旧型Envyの後継機種となります。

もともとEnvyが、高い完成度と抑えめの価格を両立しており人気のモデルとなりますが、新型となりさらに、ボディの高級感や性能が増しました。

具体的には以下の点、良くなっています。

  1. CPUがIntel Core Ultra 200Vシリーズを搭載し性能が大幅アップ
  2. ボディの高級感が更に増した
  3. 全構成でディスプレイが有機ELになった

CPUがIntel Core Ultra 200Vシリーズになったのは大きく、旧型はUシリーズであったため性能は控えめだったのですが、新型は大きく性能アップしています。

また、好みや個人の感じ方はあるかもしれませんが、ボディの質感や高級感も向上しており、手に持っていたり眺めたりするだけでも満足できるような質感があります。

 

ディスプレイは全構成有機ELとなり品質も高い

新型より、ディスプレイが全構成で、有機ELのみとなりました。

これはHP OmniBook Xくらいの価格帯であれば当然有機ELを期待したいところなのでよいのではないかと思います。値段も上がっているような感じはないですし。

 

上記は、2021年式旧型Envyとの比較です。右側が旧型EnvyのIPSです。

ディスプレイは旧型のIPSも十分に綺麗でしたが新型の有機ELはさらに綺麗になってます。

 

価格が抑えめ

HP OmniBook X Flip 14-fm(旧Envy)のありがたい点として、高級ノートパソコンにも関わらず、価格が抑えめということです。

特にスタンダードモデルの14.49万円は、Intel Core Ultra 200Vシリーズと有機ELを搭載した構成としてはとても安いです。

 

HP OmniBook X Fiip 14-fm ライバル機種の比較

Lenovo Yoga 7i/7 2-in-1 Gen 10(14型Intel/AMD)

レノボ直販サイト(Intel版)

レノボ直販サイト(AMD版)

 Intel版

OS Windows 11 Home
CPU インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 228V, インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V
メモリ 32 GB LPDDR5X-8533MT/s 
ディスプレイ 14インチ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 光沢あり, マルチタッチパネル, HDR 600 True Black, 100%DCI-P3, 500 nit, 120Hz, ガラス
SSD 512 GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC
無線LAN Wi-Fi 7対応 (IEEE 802.11be/ax/ac/a/b/g/n準拠) 2×2 & Bluetooth®
Webカメラ 500万画素カメラ、IRカメラ、人感検知機能、マイク
電源 65W ACアダプター (3ピン) USB Type-C
外形寸法 約 317x228x15.95mm(最薄部)
駆動時間 70 Whr  動画再生時 約 14.3 時間・アイドル時 約 17.2 時間
重量 1.38kg
価格 18.98万円~

 AMD版

OS Windows 11 Home
CPU AMD Ryzen™ AI 7 350
メモリ 24~32 GB LPDDR5X-7500MT/s (オンボード)
ディスプレイ 14インチ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 光沢あり, マルチタッチパネル, HDR1000 True Black, 100%DCI-P3, 1100 nit (HDRピーク)/500 nit (SDR標準), 120Hz, ガラス
SSD 512 GB ~1TB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC
無線LAN Wi-Fi 7対応 (IEEE 802.11be/ax/ac/a/b/g/n準拠) 2×2 160MHz & Bluetooth®
Webカメラ 500万画素カメラ、IRカメラ(プライバシーシャッター付)、マイク
電源 65W ウォールマウント スリム ACアダプター (2ピン) USB Type-C
外形寸法 約 317x228x15.45mm(最薄部)
駆動時間 70 Whr  動画再生時 約 13.9 時間・アイドル時 約 19.4 時間
重量 1.4kg
価格 17.88万円~

HP OmniBook X Flip 14-fmのライバル機種と言えるのが、同じマルチモードPC(2-in-1)のLenovo Yoga 7i 2-in-1 Gen10(14型 Intel)です。

スペックはほぼ同じなのですが、価格面で現在は、HP OmniBook Xのほうが有利です。

他メーカーよりも若干安い位置で販売してくるレノボとしては珍しい?価格設定なのですが、現時点ではHP OmniBook Xのほうがおすすめです。

価格が同じくらいになってくれば、好みで選んでよいでしょう。私はLenovo Yogaシリーズも使っておりこちらも、とても良い機種です。

 

HP OmniBook X Flip 14-fmのスペック

 Intel版

OS Windows 11 Home
CPU インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 226V, インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V
メモリ 16 ~ 32GB
グラフィックス インテル® Arc™ グラフィックス 130V, 140V
ディスプレイ 14.0インチ・2.8K・OLED タッチディスプレイ (2880×1800 / 16:10 / 400nit / DCI-P3 100% / 48~120Hz / 最大10.7 億色)
SSD 512 GB ~ 1TB SSD 
無線LAN IEEE802.11be(Wi-Fi 7)、Bluetooth 5.4
電源 65W USB Type-C™ スリムACアダプター (動作電圧:100-240 VAC、動作周波数:50-60 Hz)
外形寸法 約 313 × 218× 14.6-16.9 mm
駆動時間 最大17時間30分
重量 1.39kg
その他 HP リチャージャブル MPP2.0 アクティブペン
価格 14万円台~

 AMD版

OS Windows 11 Home
CPU AMD Ryzen™ AI 5 340, AMD Ryzen™ AI 7 350
メモリ 16 ~ 32GB
ディスプレイ 14.0インチ・2.8K・OLED タッチディスプレイ (2880×1800 / 16:10 / 400nit / DCI-P3 100% / 48~120Hz / 最大10.7 億色)
SSD 512 GB ~ 1TB SSD 
無線LAN IEEE802.11be(Wi-Fi 7)、Bluetooth 5.4
電源 65W USB Type-C™ スリムACアダプター (動作電圧:100-240 VAC、動作周波数:50-60 Hz)
外形寸法 約 313 × 218× 14.6-16.9 mm
駆動時間 最大14時間30分
重量 1.41kg
その他
価格 13万円台~

IntelとAMDの両方があります。

価格差は現時点ではさほどなく5000円程度Intel版のほうが高く、その程度の価格差であればIntelのほうが断然おすすめです。

AMD版はRyzen 7 AI 350もしくはRyzen 5 AI 340になります。

CPUの性能やバランスの良さとしては、Intel Core Ultra 200Vのほうが上です。

 

HP OmniBook X Flip 14-fmの価格

価格はIntel版が14万円台からです。

Intel Core Ultra 200Vシリーズを搭載している機種としてはかなり安いです。

動画編集をがっつり実施するとかでなければ、この14万円台の構成で十分でしょう。

動画編集をがっつりやりたいとか、今後AIをローカルで使っていきたいのでメモリが32GB欲しいなどであれば、18万円台の構成を選ぶとよいでしょう。

私が買うなら、ローカルの生成AIを色々試したいのでメモリ32GB欲しく、18万円台のほうの構成にするかなと思います。

 

HP OmniBook X Flip 14-fm の外観と機能

外観・デザイン・質感

外観はとても高級感があって素晴らしいです。

ミッドナイトブルーという色でしたがとても落ち着いていて綺麗な色です。

スタンドモードやタブレッドモードとしても使えて、タッチペンも付属しています。

 

 

重さ

実測値は1361gでした。

14インチとしては比較的軽く、マルチモードPCとしては軽い部類になります。

毎日持ち運ぼうと考えれば持ち運べるくらいの重さです。

アダプターはUSB TYpe-Cのもので出力65Wで311gとなります。軽くはないです。

本体実測値 1361g
アダプター 311g

持ち運びも考慮するなら、電源アダプターはUSB Type-C対応の軽量でコンパクトなものを買ってしまったほうがよいと思います。私も購入しています。

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ディスプレイ

ディスプレイ 14.0インチ・2.8K・OLED タッチディスプレイ (2880×1800 / 16:10 / 400nit / DCI-P3 100% / 48~120Hz / 最大10.7 億色)

14インチ 解像度2.8Kの有機ELです。

有機ELらしくとても明るく、発色もとても綺麗で、高精細なディスプレイです。

 

Lenovo ThinkBook 14 Gen 8(IPS)

HP OmniBook X Flip 14-fm(有機EL)

上の写真は一般的な色域のIPS液晶との比較で、ディスプレイの品質は段違いに良いです。

 

キーボード

新型(HP OmniBook)

旧型(Envy)

旧型Envyと比較して大きく変わったのは、このキーボードです。

ラティスレスキーボードという、スキマがほぼないキーボードを採用しています。

DELLのXPSシリーズにも採用されていた配置ですが、今回このHP OmniBook Xにも採用されたようです。

見た目はとても美しいです。

また実際に打鍵してみても違和感はさほどなく、打鍵感は良好です。

打鍵感はやや重めなものの良好で、隙間のないキーボードも特に違和感はなく打ちやすいです。

タイピング練習などをしていても打ちにくいという感覚は特にありませんでした。

キーボードで点数をつけるなら85点くらいで、打ちやすいキーボードです。

タッチパッドの操作感も良好でした。

キーボードバックライトも搭載しており、暗い場所での作業もできます。

 

    インターフェイス

    インターフェイスは

    • ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
    • USB Type-A 10Gbps × 2
    • HDMI 2.1 出力端子
    • Thunderbolt™ 4 with USB Type-C® 40Gbps (Power Delivery、DisplayPort™ 2.1、電源オフUSBチャージ機能対応)
    • USB Type-C® 10Gbps (Power Delivery、DisplayPort™ 1.4a、電源オフUSBチャージ機能対応)

    となっており、USB-A、USB-C、HDMIがあるので必要なものはしっかり揃ってます。

     

    4Kモニターにも接続してみて問題なくディスプレイ出力と充電も可能でした。

     

    バッテリー駆動時間のチェック

    バッテリーは59Whrと、大きめのバッテリー容量となります。

    以下の条件にてバッテリー駆動時間のチェックを行いました。

    • 輝度MAX
    • youtube動画流しっぱなし
    メーカー公称時間 最大17時間30分
    残量0%まで 12時間12分

    バッテリー持ちは素晴らしく長いです。さすが省電力性能の高いCPUを搭載しているという印象です。

     

    カメラ

    カメラのスペックは、フルHDカメラ (プライバシーシャッター付)となります。

    顔認証にも対応しています。

     

    ノートパソコンのカメラで写真を撮りました。

    映りはとても綺麗でWeb会議も問題ないでしょう。

     

    スピーカー

    底面手前側の左右2つにスピーカーが搭載されています。

    スピーカーの音質は主観ですが普通より少し良いくらいです。

    レノボYoga 770が10点とすると、9点くらいです。

    ノートパソコンスピーカーを聞き比べてみて、レノボYoga 770のスピーカーはかなり優秀ということが分かっており、Yoga770より少し劣るかな、という印象です。

     

    無線速度のテスト

    自宅のWiFiは、11ac(Wi-Fi5)で5.0GHzを使用していますが、同じ部屋で計測してみたところ、550Mbpsと十分な速度が出ていました。

     

    機種 無線速度
    ThinkBook 13x Gen2 400Mbps
    ThinkBook 14 Gen8 490Mbps
    Yoga 6 Gen8 510Mbps
    DELL XPS 13 Plus 510Mbps
    ThinkPad X9 14 Gen 1 510Mbps
    HP Envy x360 14-fc 550Mbps
    Yoga 7i 2-in-1 Gen9 530Mbps
    ThinkPad X1 Carbon Gen13 530Mbps
    IdeaPad Sim 5 Light Gen10 550Mbps
    Yoga Pro 7i Gen10 550Mbps
    HP OmniBook x Flip 14-fm 550Mbps
    IdeaPad 5x 2-in-1 Gen9 560Mbps
    Yoga Slim 7x Gen9 560Mbps
    HP Pavilion Aero 13-be 580Mbps
    HP OmniBook Ultra 14-fd 580Mbps
    IdeaPad Sim 5 Gen10 610Mbps
    Legion Pro 5i Gen8 610Mbps

     

    2Fでも510Mbpsと十分な速度が出ていました。

     

     

    HP OmniBook X Flip 14-fmの性能・処理速度

    パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。

    • PassMark
    • CineBench R23/2024
    • PCMARK10
    • Crystal DiskMark(ディスク速度)

     

    また、ゲーミング性能についても、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。

    • FF14(中量級3D)
    • FF15(重量級3D)
    • モンスターハンターワイルズ(超重量級3D)
    • 3DMark

     

    画像編集性能については、画像編集ソフトRawTherapeeでRAW現像10枚の書き出し時間を計測しました。

    • RawTherapeeでのRAW現像時間

     

    動画編集性能については、動画編集ソフトDavinci ResolveでフルHDのyoutube動画書き出し時間を計測しました。

    • Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し

     

    AI性能もみるため、以下の計測や検証も行っています。

    • GeekBench AIでの測定
    • ローカルLLM(大規模言語モデル)を構築しての生成AIプログラミング

     

    計測結果については、電源に接続してデフォルトのスマートセンスで計測しています。

    パフォーマンスに変えてみて計測してもあまり違いはありませんでした。

    PassMarkは、電源に接続しないバッテリー駆動での計測も行っています。

    CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。

    CPU PassMarkスコア(マルチ)
    Intel Core Ultra 9 285H 32991
    Ryzen AI 9 HX 375 31950
    Intel Core Ultra 7 255H 30277
    Intel Core Ultra 5 225H 29861
    Ryzen AI 9 365 29163
    Ryzen 7 8845HS 28671
    Ryzen 7 8840HS 24445
    Core Ultra 7 155H 24950
    Ryzen 7 8840U 23821
    Ryzen 7 7735HS 23722
    Ryzen 5 8645HS 22787
    Core Ultra 5 125H 21300
    Ryzen 5 8640U 20772
    Intel Core Ultra 7 258V 19160
    Intel Core Ultra 5 226V 18789
    Core Ultra 7 155U 16759
    Core Ultra 5 125U 17413
    Ryzen 7 7735U 21082
    Core i5-1340P 20106
    Core i7-1360P 19600
    Ryzen 7 7730U 18864
    Ryzen 5 7535HS 18312
    Core i7-1260P 17257
    Core i5-1240P 17345
    Core 5-120U 17292
    Ryzen 5 7535U 17123
    Core i5-1335U 16814
    Ryzen 5 7530U 16509
    Ryzen 5 5625U 15000
    Core i5-1235U 13865
    Core i3-1315U 13755
    Ryzen 3 7330U 11816
    Core i7-1165G7 10681
    Core i5-1135G7 10298
    Ryzen 3 5300U 10000
    Ryzen 5 7520U 9489
    Intel N100 5657
    Intel Celeron 7305 2665

    事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、スコア10000以上あると十分快適に使えます。

    15000以上のCPUを選ぶと、4年は快適に使えるでしょう。

    Intel Cora Ultra 7 258Vは20000程度のスコアがあり、マルチスレッドのピーク性能は中の上程度なのですが、後述しますが普段使いに影響しやすいシングルスレッドのスコアがトップレベルに高く、数値以上の性能や快適性があります。

     

    PassMark

    電源接続時(スマートセンス)

    電源接続時(パフォーマンス)

    バッテリー駆動時

    PassMarkスコアは、マルチスレッドのスコアは中の上程度ですが、シングルスレッドのスコアがトップレベルに高いです。

    シングルスレッドは、普段使いに影響しやすいので、マルチのスコア以上の体感性能があります。

    スコアはデフォルトのスマートセンスとパフォーマンスでほぼ違いはありませんでした。そのため基本はスマートセンスの運用でよいでしょう。

    マルチ/シングル スマートセンス パフォーマンス
    マルチスレッド 22244 21997
    シングルスレッド 4367 4344

     

    また、バッテリー駆動の場合、性能がやや落ちました。これはスマートセンスの制御で、バッテリーの場合は省電力重視にしているためではないかと予想します。

    マルチ/シングル 電源接続 バッテリー駆動
    マルチスレッド 22244 16767
    シングルスレッド 4367 2713

     

    他の主流CPUの実測値と比較しました。

    CPU マルチスレッド シングルスレッド
    Intel Core Ultra 9 285H 38368 4726
    Ryzen AI 9 HX 375 37145 4068
    Core i7-13700HX 36225 3955
    Core Ultra 7 155H 32740 3846
    Ryzen AI 9 365 32104 4065
    Intel Core Ultra 5 225H 30074 4375
    Ryzen 7 8840HS(レノボ) 27215 3796
    Ryzen 7 6800H 25955 3458
    Ryzen 5 8645HS 24604 3858
    Intel Core Ultra 7 258V 22244 4367
    Core Ultra 7 155H(HP Spectre) 24100 3845
    Core Ultra 5 125H 24554 3636
    Ryzen 7 7735HS 24988 3461
    Ryzen 7 8840HS(HP) 23729 3926
    Ryzen 7 8840U 23428 3822
    Ryzen 5 8640U 22006 3585
    Core i5-1340P 21578 3742
    Core Ultra 7 155U 18956 3842
    Core Ultra 5 125U 19263 3499
    Core i7-1260P 21696 3540
    Ryzen 7 6800U 21461 3459
    Ryzen 7 7735U 21278 3419
    Ryzen 7 7730U 21446 3258
    Ryzen 7 5800U 18644 3108
    Ryzen 5 7535HS 17337 3148
    Core i5-1335U 17694 3684
    Ryzen 5 7530U 16775 3269
    Core i5-1235U 16601 3465
    Ryzen 5 5625U 16933 3138
    Core i7-1250U 13518 3557
    Core i7-1165G7 11005 3142

    マルチスレッドはそこそこですがシングルスレッドはトップクラスの性能です。

     

    CineBench R23/2024

    マルチコアスコア:9768

    シングルコアスコア:1831

    マルチコアスコア・シングルコアスコアともに、PassMarkと同じ傾向でシングルのスコアが特に高いです。

    ほかの主要CPUと比較します。

    CPU マルチコア シングルコア
    Core i7-13700HX 19558 1656
    Ryzen AI 9 HX 375 18428 1935
    Intel Core Ultra 9 285H 18122 1938
    Ryzen AI 9 365 16240 1929
    Intel Core Ultra 5 225H 14311 1860
    Ryzen 7 8840HS(レノボ) 13246 1690
    Ryzen 7 6800H 13505 1481
    Ryzen 5 8645HS 12767 1743
    Ryzen 7 8840U 11881 1674
    Ryzen 7 8840HS(HP) 11421 1677
    Ryzen 7 7735HS 11953 1506
    Core i5-13500H 11027 1779
    Core Ultra 5 125H 10967 1653
    Core Ultra 7 258V 9768 1831
    Ryzen 5 8640U 10266 1695
    Core Ultra 7 155H 9702 1788
    Ryzen 7 6800U 11620 1481
    Core i5-1340P 9301 1714
    Core Ultra 5 125U 9201 1550
    Core Ultra 7 155U 7749 1760
    Ryzen 7 7735U 9250 1515
    Ryzen 7 7730U 9411 1423
    Core i7-1260P 9158 1481
    Ryzen 5 5625U 8064 1390
    Ryzen 5 7535HS 7025 1276
    Core i5-1235U 6961 1461
    Core i7-1165G7 4122 1383

     

    CineBench2024のスコアは以下でした。

    マルチコア:561

    シングルコア:121

    CPU マルチコア シングルコア
    Ryzen AI 9 HX 375 1100 114
    Intel Core Ultra 9 285H 1035 124
    Ryzen AI 9 365 1016 113
    Intel Core Ultra 5 225H 818 118
    Intel Core Ultra 7 258V 561 121
    Ryzen 5 8645HS 734 104
    Ryzen 7 6800U 631 85

     

    PCMARK10

    PCMARK10は、実際のアプリケーションを使用したベンチマークソフトで、実際にパソコンを使った時の作業快適性を計測するのに適しているといわれているベンチマークです。

    測定結果は以下の通りです。

    トータルスコア:6948

     

    Essentials:9804(快適めやす4100)

      Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。

      快適めやすは4100なので、極めて高いスコアです。

      実際に使ってみてもレスポンスは極めて快適です。

       

      Productivity:9392(快適めやす4500)

        ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これも極めて高いスコアです。

         

        Digital Contents Creation:9885

          Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。

          非常に高いスコアです。

           

          CPU トータルスコア
          Ryzen AI 9 HX 375 7751
          Intel Core Ultra 9 285H 7615
          Intel Core Ultra 7 258V 6948
          Ryzen 5 8645HS 6865
          Intel Core Ultra 5 225H 6762
          Ryzen 7 8840HS 6600
          Intel Core Ultra 7 155H 6465
          Intel Core Ultra 7 155U 5915

          トータルスコア比較としても、とても高い性能です。

          Intel Core Ultra 7 258Vは、こちらの通り、CPUベンチマークのピーク性能は控えめなのですが、実用上の性能がとても高いCPUです。

           

          Geekbench AI

          Intel Core Ultra 7 258VのAI性能は、47TOPSとなります。

          NPUというAI処理を専門に行うプロセッサーを搭載しています。

          TOPSとは、「Tera Operations per Second」の略称で、「システムが1秒間に何兆回の演算を実行できるか」を示します。

          例えば、10TOPSならば、1秒間に10兆回の演算が実行できるコンピューティングパワーを表します。1秒間に10兆回の演算性能を持つCPUなら、「10TOPS」となります。

          CPU TOPS
          GeForce RTX 4060  242 TOPS
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 55 TOPS
          AMD Ryzen AI 9 365 50 TOPS
          AMD Ryzen AI 7 350 50 TOPS
          AMD Ryzen AI 5 340 50 TOPS
          Intel Core Ultra 7 258V 47 TOPS
          Intel Core Ultra 5 226V 40 TOPS
          Intel Core Ultra 9 285H 13 TOPS
          Intel Core Ultra 7 255H 13 TOPS
          Intel Core Ultra 5 225H 13 TOPS
          Intel Core Ultra 7 155H 11 TOPS

          TOPSの値は上記の通りで、外部GPUが圧倒的に高いのですが、2025年最新のCPUであれば、外部GPUなしでも十分に高い値となっています。

          40TOPS以上であれば、マイクロソフトが定義している「Copilot+ PC」の基準を満たすので、40TOPS以上が高いAI性能を持つPCと言えます。

          Intel Core Ultra 7 258Vは、マイクロソフトが定義している「Copilot+ PC」の基準を満たす、高いAI性能を持つPCと言えます。

           

          以下はGeekBench AIのスコアです。

          Intel Core Ultra 7 258V

          Single Precision Score(単精度スコア):2307

          Half Precision Score(半精度スコア):1219

          Quantized Score(量子化スコア):4726

          という結果でした。

          参考までに直近でレビューしたCPUのスコア表ものせます。

          AIの性能を測るベンチマークは、まだ対応ソフトがほとんどないというのもあり、何が適切かを探しているところですが、目安の1つとして紹介をしておきます。

          CPU GeekBench AI(量子化スコア)
          Intel Core Ultra 9 285H 8203
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 6816
          Intel Core Ultra 5 225H 6678
          Intel Core Ultra 7 258V 4726

           

          ローカルLLM(大規模言語モデル)を用いての生成AIプログラミング検証

          AI能力を見るのに、ChatGPTのようなLLM(大規模言語モデル)の簡易版をローカルPCに構築して、生成AIプログラミングを動かす検証を行いました。

          ローカルLLMは、Gemma3というGoogleのLLMを活用しています。

          Pythonで、ブロック崩しゲームを作ってほしいとリクエストしています。

          結果は以下の通りです。

          ローカルLLM(Gemma3)でブロック崩しゲームを作るのにかかった時間

          CPU+メモリ 掛かった時間
          Gemini 2.5 Pro(クラウド) 35秒
          Intel Core Ultra 9 285H + メモリ32GB 3分52秒
          Intel Core Ultra 7 258V + メモリ32GB 5分1秒
          Intel Core Ultra 5 225H + メモリ16GB 5分57秒
          AMD Ryzen 7 6800U + メモリ16GB 6分5秒

          クラウドのGemini 2.5 Proよりは圧倒的に遅く、Intel Core Ultra 9 285Hよりも遅いですが、AMD Ryzen 7 6800Uよりは、速い結果となりました。

           

          Crystal DiskMark

          当機種は超高速なSSDを搭載しています。

          シーケンシャルリードが6000を超えており、とても高速です。

          機種 シーケンシャルリード
          レノボThinkPad X1 Carbon Gen13 13656
          HP Envy 14-fc(2024年式) 7142
          ThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake(14型 Intel) 6710
          HP OmniBook Ultra 14-fd 6912
          HP OmniBook Ultra Flip 14-fh 6618
          レノボ ThinkPad X9 14 Gen 1 6610
          レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10 6602
          DELL XPS 13 Plus 6589
          レノボLegion Pro 5i Gen8 6569
          HP OmniBook x Flip 14-fm 6207
          レノボThinkBook 14 Gen 7 6186
          レノボYoga Slim 7i 6185
          HP Envy 13-bf(2022年式) 5332
          レノボYoga Pro 7 Gen9 5177
          レノボIdeaPad Slim 5 Gen10 5095
          レノボYoga 7i Gen8 5091
          レノボIdeaPad Slim 5i Gen8 5086
          HP Pavilion Aero 13-be(2023年式) 5045
          レノボYoga 7i Gen9 5054
          HP EliteBook 635 Aero G11 5027
          レノボYoga 7 Gen9 5022
          HP Envy 14-fa(2024年式) 5000
          レノボIdeaPad Pro 5i Gen9 4996
          HP Pavilion Aero 13-bg 4930
          レノボThinkPad X1 Gen12 4773
          レノボThinkPad X1 Gen11 3888
          レノボThinkBook 13x Gen2 3603
          HP Pavilion 16-af 3593
          HP Envy 13-ay(2021年式) 3500

           

          FF14 黄金のレガシー ベンチマーク(中~重量級3D)

          標準品質(ノートPC)でやや快適の結果となりました。

          CPU スコア
          Intel Core Ultra 7 258V(レノボYoga) 9373
          Intel Core Ultra 9 285H 8715
          Intel Core Ultra 7 155H 8687
          Intel Core Ultra 7 258V 8190
          AMD Ryzen AI 9 365 7422
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 7150
          Intel Core Ultra 5 225H 6245
          AMD Ryzen 5 7535HS 5496
          AMD Ryzen 5 8645HS 5270
          AMD Ryzen 7 7735HS 5130
          AMD Ryzen 7 8840HS 4750
          AMD Ryzen 7 8840U 4848
          AMD Ryzen 5 8640U 4843
          Intel Core Ultra 7 155U 4271
          Intel Core Ultra 5 125U 3732

           

          FF15ベンチマーク(重量級3D)

          やや快適の結果となりました。

          CPU スコア
          Intel Core i7-13700HX+RTX4070(標準) 15852
          AMD Ryzen AI 9 365 5798
          Intel Core Ultra 7 258V(軽量)(HP OmniBook) 5423
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 5097
          Intel Core Ultra 9 285H (軽量) 4779
          AMD Ryzen 7 8840HS(軽量) 4719
          Intel Core Ultra 7 258V(軽量) 4708
          Intel Core Ultra 7 155H(軽量) 4188
          AMD Ryzen 5 8645HS(軽量) 4014
          AMD Ryzen 7 8840U(軽量) 3977
          Intel Core Ultra 5 125H(軽量) 3808
          Intel Core Ultra 5 225H(軽量) 3743
          AMD Ryzen 7 8840HS(軽量)(HP) 3699
          AMD Ryzen 5 8640U(軽量) 3589
          Intel Core Ultra 7 155H(軽量)メモリ16GB 3355
          Intel Core i5-13500H(軽量) 2875
          AMD Ryzen 7 7735U(軽量) 3470
          AMD Ryzen 5 7535HS(軽量) 2979
          Intel Core Ultra 7 155U(軽量) 2897
          Intel Core i7-1260P(軽量) 2486
          Intel Core Ultra 5 125U(軽量) 2333
          Intel Core i7-1250U(軽量) 2309

           

          3DMark ベンチマーク

          Fire Strikeのグラフィックスコアは9221でした。

          Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。

          めやすとしてはGeForce GTX 1650、1060がエントリー向けグラフィックボードとなります。

          グラフィックボード 3DMark Fire Strike
          GeForce RTX 3080 Ti 38323
          GeForce RTX 3080 36176
          GeForce RTX 4070(Laptop) 27898
          GeForce RTX 4060 27500
          GeForce RTX 3060 20764
          GeForce RTX 4050 Laptop 18579
          GeForce RTX 3050 Ti 14911
          GeForce GTX 1060 12500
          Intel Core Ultra 9 285H(CPU内蔵) 10702
          Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵) 9747
          Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)HP OmniBook 9702
          AMD Ryzen AI 9 365 9675
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 9617
          Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵) 9221
          GeForce GTX 1650 9000
          AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) 8503
          Intel Core Ultra 5 125H(CPU内蔵) 8488
          Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ16GB 7900
          Intel Core Ultra 5 255H(CPU内蔵) 7807
          AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) 7600
          AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵)(HP) 7495
          AMD Ryzen 5 8645HS(CPU内蔵) 6771
          AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) 6666
          AMD Ryzen 5 8640U(CPU内蔵) 6376
          AMD Ryzen 7 7735HS(CPU内蔵) 6261
          Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) 5401
          Intel Core i5-13500H(CPU内蔵) 5237
          AMD Ryzen 5 7535U(CPU内蔵) 5103
          Intel Core i5-1340P(CPU内蔵) 5000
          Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) 4955
          Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) 4462
          AMD Ryzen 5 7535HS(CPU内蔵) 4419
          AMD Ryzen 7 7730U(CPU内蔵) 4000
          AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) 3288

          グラフィック性能は高いです。

          ドラクエ3 HD-2Dリメイクくらいの中程度の3Dゲームなら問題なくできるくらいの性能があります。

           

          Time Spyのスコアは3887でした。

          グラフィックボード 3DMark Time Spy
          Intel Core Ultra 9 285H 4099
          Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵) 3887
          Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵) 3841
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 3573
          AMD Ryzen AI 9 365 3558
          Intel Core Ultra 5 255H(CPU内蔵) 3149
          AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) 2912
          AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) 2588
          AMD Ryzen 5 8645HS(CPU内蔵) 2383
          Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) 2042
          Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) 1952
          AMD Ryzen 7 7735HS(CPU内蔵) 1790
          AMD Ryzen 5 7535HS(CPU内蔵) 1279

           

          モンスターハンターワイルズベンチマーク

          最近発売されたモンスターハンターワイルズのベンチマークも測定しました。

          グラフィックプリセットは中で測定しています。

          結果はスコア7773、平均22.82FPSで設定変更を推奨、となりました。

          モンスターハンターワイルズは重量級の3Dゲームであるため、さすがに外部GPUなしでは厳しいようです。

          グラフィックボード スコア
          Intel Core Ultra 7 258V 7773
          Intel Core Ultra 9 285H 6610
          Intel Core Ultra 5 225H 5398

           

          RawTherapeeでのRAW現像時間

          フリーの画像編集ソフトRawTherapeeを使って、スマホで撮影したRAW画像10枚のRAW現像にかかる時間を測定しました。

          CPU 時間
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 9秒
          AMD Ryzen AI 9 365 10秒
          Intel Core Ultra 9 285H 11秒
          Intel Core i7-13700HX 11秒
          AMD Ryzen 7 8840HS 12秒
          AMD Ryzen 7 7735HS 13秒
          AMD Ryzen 7 8840U 13秒
          Intel Core Ultra 7 155H 13秒
          Intel Core i5-13500H 13秒
          Intel Core i5-1340P 13秒
          Intel Core Ultra 5 225H 14秒
          Intel Core Ultra 5 125H 14秒
          Intel Core i7-1260P 15秒
          AMD Ryzen 5 8640U 15秒
          AMD Ryzen 5 8645HS 17秒
          Intel Core Ultra 7 258V 17秒
          Intel Core i5-1335U 17秒
          Intel Core Ultra 5 125U 18秒
          Intel Core i5-1235U 18秒
          AMD Ryzen 7 7730U 17秒
          AMD Ryzen 5 7535HS 20秒
          Intel Core Ultra 7 155U 20秒
          Intel Core i7-1250U 21秒

          書き出し速度はまずまず早いです。

           

          Davinci ResolveでのYouTube動画書き出し時間

          動画編集ソフトDavinci Resolveで、5分45秒のフルHDのYouTube動画書き出し時間にかかった時間を計測しました。

          以前までDavinci Resolveバージョン18で計測していたのですがバージョン19が出てしばらく経ったので、19に切り替えて計測しています。

          18→19にバージョンアップすることで以前よりもかなり書き出し速度が向上しています。

          そのため18での計測結果が比較にならず・・・19での計測結果のみ載せています。

          CPU 時間
          Intel Core Ultra 7 155H+GeForce RTX 4050 Laptop 38秒
          Intel Core Ultra 9 285H 48秒
          Intel Core Ultra 7 258V 52秒
          AMD Ryzen AI 9 365 54秒
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 57秒
          AMD Ryzen 7 7735HS 1分11秒
          AMD Ryzen 5 8645HS 1分16秒
          Intel Core Ultra 5 225H 1分24秒
          AMD Ryzen 7 6800U 1分32秒
          AMD Ryzen 5 7535HS 1分42秒
          Intel Core Ultra 7 155U 2分22秒

          書き出し速度は凄く速い結果になりました。

          外部GPUありには劣るものの、迫るスピードがあり、CPUのピーク性能がさほどではないにもかかわらずここまで早いのは、グラフィック性能が高くそれを活かせているからではないかと推測します。

           

          参考までにバージョン18で、4分のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を他CPUで計測した結果も載せておきます。

          CPU 時間
          Intel Core i7-13700HX+GeForce RTX 4060 42秒
          AMD Ryzen 7 6800H+GeForce RTX 3050 Ti 48秒
          Intel Core Ultra 7 155H(16 GB DDR5-5600MT/s (SODIMM) – (2 x 8 GB)・レノボIdeaPad Pro) 54秒
          Intel Core i7-13700H+GeForce RTX 4050 56秒
          Intel Core Ultra 5 125H 1分02秒
          Intel Core Ultra 7 258V(レノボYoga) 1分04秒
          Intel Core Ultra 7 155H(16 GB DDR5-5600MT/s (SODIMM) – (2 x 8 GB)・HP Spectre) 1分06秒
          AMD Ryzen 7 8840U 1分07秒
          Intel Core Ultra 7 258V(HP OmniBook) 1分11秒
          Intel Core Ultra 7 155H(メモリ16GB) 1分11秒
          AMD Ryzen 7 8840HS 1分16秒
          Intel Core i5-1340P 1分17秒
          AMD Ryzen 7 7735U 1分18秒
          AMD Ryzen 7 6800U 1分18秒
          AMD Ryzen 5 7535U 1分22秒
          AMD Ryzen 5 8640U 1分23秒
          Intel Core Ultra 5 125U 1分26秒
          Intel Core i7-1260P 1分28秒
          AMD Ryzen 7 7730U 1分29秒
          Intel Core Ultra 7 155U 1分36秒
          Intel Core i5-1235U 1分40秒
          Intel Core i5-1335U 1分48秒
          AMD Ryzen 7 5800U 1分56秒
          Intel Core i7-1250U 2分22秒

           

          排熱性能と静粛性について

          CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。

          パフォーマンスモードで計測しています。

          負荷をかけはじめたときの状態です。

          負荷をかけ続けた時の状態です。

          上記が測定結果ですが、負荷をかけるとCPU温度は90℃程度まで上がりました。

          CPU電力は、負荷をかけると40W弱程度まで上がりますがこちらは時間経過で30W弱程度まで下がります。

          この間、キーボードはファンクションキー上側あたりが少し熱くなりますがさほど気にはならず、排熱性能は優れているようです。

           

          また、負荷をかけた時の音については多少聞こえますが静かです。

          負荷をかけた時の音についてはサー…という音が少し、聞こえる程度で、騒音計で測定すると大体30db超の数値になっていました。

          騒音目安については以下の通りです。

          騒音値(db) めやす
          50db 大きく聞こえる。静かな事務所
          40db 聞こえるが会話に支障なし。図書館、静かな住宅地の昼
          30db 小さく聞こえる。郊外の深夜、ささやき声
          20db ほとんど聞こえない。ささやき

          負荷をかけても騒音や音は気にならないでしょう。

           

           

          HP OmniBook X Flip 14-fm のレビュー評価まとめ

          評価まとめ

          各作業のレビュー結果は以下の通りです。

          Web閲覧 ◎(快適)
          Office系事務作業 ◎(快適)
          動画鑑賞 ◎(快適)
          Web会議 ◎(快適)
          SNS・ブログ ◎(快適)
          プログラミング ◎(快適)
          画像・写真編集 ◎(快適)
          動画編集 ◎(快適)
          ゲーム △~〇(中量級3Dゲームくらいまでならできる)

           

          ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。

          比較項目 HP OmniBook X  Flip 14-fm
          CPU Intel Core Ultra 7 258V
          CPU性能(PassMark) A (実測22244)
          CPUグラフィック性能(3DMark) S (実測9221)
          メモリ 32GB
          ディスプレイ総合評価 S
          ディスプレイ種類 有機EL
          サイズ 14インチ
          アスペクト比 16:10
          ディスプレイ解像度 A+ (2880 x 1800
          ディスプレイ輝度 A+ (400nit)
          ディスプレイ色域 S (DCI-P3 100%)
          ボディ質感 S
          キーボード B++
          重さ・持ち運びやすさ B- (実測1361g)
          インターフェイス B++
          USB-A 〇(2)
          USB-C 〇(2)
          USB-C充電
          USB-C映像出力
          HDMI
          Webカメラ 5MP IRカメラ
          プライバシーシャッター
          バッテリー S(59Whr 実測12:12)
          認証 顔認証
          その他機能 タッチパネル・タッチペン付属
          価格・コスパ S (14.49万~)レビュー構成18.49万
          おすすめ度 S+

          私個人としてはものすごく気に入りました。今年一番欲しい機種かもというのは冒頭で述べた通りです。

          すべての品質と性能が高く、かつ価格も抑えめです。

          バッテリー駆動時間も凄く長いです。

          クリエイティブワークにも持ち運び用途にも対応でき、万能な機種です。

           

          HP OmniBook X Flip 14-fm の良い点

            1. すべてが高品質で価格も抑えめ。
            2. ボディの高級感がとても高い。
            3. 性能が旧型よりも大きく上がった。
            4. ディスプレイが有機ELでとても綺麗。
            5. バッテリー持ちも素晴らしく長い。

            非常にバランスよく高性能・高品質です。

            特に性能は、Intel Core Ultra 200Vシリーズを搭載することにより旧型より大きく上がっているのがうれしいポイントです。

            ボディの質感もとても高く、満足感はとても高いと言えます。

            バッテリー持ちも素晴らしく、電源のない持ち運び用途にも向くでしょう。

             

            HP OmniBook X Flip 14-fm で気になった点

            1. 隙間なしキーボードは好みがあるかも

            私はタイピング練習などもしてみて特に気にならず打ちやすいかなと思いましたが、隙間なしキーボードは、人によっては違和感があって気になる可能性がありそうです。

            デザインは凄く綺麗なんですけどね。今回の新型でいきなり、この隙間なしキーボードにしたのは意外でした。

             

            このノートパソコンを購入するのに向く方

            • 10万程度のミドルクラスノートパソコンでは物足りないが20万は出したくない
            • 動画編集・画像編集などクリエイティブワークにも使いたい
            • 持ち運びにも使いたい

            10万円までのノートパソコンでは物足りない、でも20万だと高すぎると感じている人にはピッタリの機種です。

            とにかくすべてが高品質で性能も高く、ボディの質感もとても高いです。

            CPUにIntel Core Ultra 7 258Vという、省電力性能が高く、かつ性能も高いという高バランスなCPUを搭載しています。

            そのため動画編集などクリエイティブワークもできますし、省電力性能が高いのでバッテリー持ちも素晴らしく持ち運びにも向きます。

            素晴らしく万能で、おすすめの機種です。個人的には今年一番欲しい機種かなと感じています。

             

            またAMD版もレビューしました。以下がレビュー記事となります。

            HP OmniBook X Flip 14-fk(AMD版)レビュー【AMD版はメモリ32GBで14.98万!】HPの次世代AI PCで高級マルチモードPCの旧Envy後継機種 HP OmniBook X Fiip 14-fk をHPよ...

             

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