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DELL XPS 13(9350-Intel)レビュー【MacBookに対抗できる美しいモバイルノートの完成形】

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DELLの個人向けノートパソコンフラッグシップモデル

DELL XPS 13(9350-Intel)

をデルアンバサダープログラムより借用しましたので実機レビューを書きます。

       

レビュー機のマシンのスペック以下の通りです。

  1. CPU:インテル® Core™ Ultra 7 258V
  2. メモリ:32GB LPDDR5X
  3. 512GB SSD
  4. 13.4インチ, タッチ, 3K, OLED, 400 nits, フレームレス
  5. 重さ1.19kg(実測値)

DELL XPSシリーズは、DELLの個人向けハイエンド機種、クリエイター向きの高性能、高品質なノートパソコンになります。

XPSシリーズの特徴として、とてもデザインが美しい、という特長があります。

XPSシリーズは、後継のDELL Premiumシリーズが発売されていますが、後継は14インチと16インチしかまだなく、13インチサイズはまだこのXPS 13 9350が最新です。

 

どんな人向けの機種かというと

  • 高品質・高性能で持ち運びできるモバイルノートパソコンが欲しい
  • デザインが綺麗特で特別感のあるノートパソコンが欲しい
  • Macのようなデザインが良い機種が欲しいけどWindowsが良い

上記の人向きの機種と言えます。

高性能高品質で軽く、持ち運びできるというのは当然で、かつ、デザインが綺麗で特別なノートパソコンが欲しいという人におすすめできます。

今回実機を触ってみて、このデザインの美しさや完成度の高さが素晴らしく、少々高くても良いから欲しいな、と感じさせるくらい完成度の高いノートパソコンです。

MacBook Airと比較しても完成度や高級感は互角と感じるような出来栄えで、Macのようなデザインが良い機種が欲しいけどWindowsが良い、という人にもお勧めできます。

 

 XPS 13

OS Windows11 Home, Pro(64bit)
CPU インテル® Core™ Ultra 7 258V
メモリ 32GB LPDDR5X
ストレージ 512GB~1TB SSD
ディスプレイ1 13.4インチ, 非タッチ, 2K, 30-120Hz, 500 nits, InfinityEdge
ディスプレイ2 13.4インチ, タッチ, 3K, OLED, 400 nits, フレームレス
ディスプレイ3 13.4インチ, タッチ, 2.5K, 30-120Hz, 500 nits, InfinityEdge
重量 約 1.18kg~1.22kg
サイズ 約 295.3×199.1×14.80mm(最薄部)
バッテリー 55Whr
価格 22万円台~

 

DELL XPS 13(9350-Intel) 特徴とおすすめポイント

総合評価

各項目をS~Dで評価しました。Sが一番高い評価です。

比較項目 DELL XPS 13 9350-Intel
CPU Intel Core Ultra 7 258V
CPU性能(PassMark)  B+(実測20074)
グラフィック性能(3DMark FireStrike) A(8933)
メモリ 32GB
ディスプレイ総合評価 S+
ディスプレイ種類 有機EL
サイズ 13.4インチ
アスペクト比 16:10
ディスプレイ解像度 2880×1800
ディスプレイ輝度 400nit
ディスプレイ色域 100%DCI-P3
ボディ質感 S+
キーボード B+
重さ・持ち運びやすさ B+ (実測1195g)
インターフェイス C
USB-A ×
USB-C 〇(2)
USB-C充電
USB-C映像出力
HDMI ×
Webカメラ IR&1080p FHDカメラ
プライバシーシャッター ×
バッテリー A (55Whr 実測9:47)
認証
その他機能 タッチパネル(構成による)
価格・コスパ B- (24.98万)
おすすめ度 A+

デザイン、ボディ質感、ディスプレイが今までレビューしてきた中でも最高級品質です。

ギリギリの薄さを実現するためインターフェイスはUSB Type-Cのみと最低限になっています。

CPUにIntel Core Ultra 7 258Vを採用しており、クリエイティブ性能や省電力性能も高いです。

また1195gと比較的軽く持ち運びやすいです。

価格がやや高めなのが難点ですが、この価格なりの価値や特別感は十分にあると考えられ、私自身も欲しいと感じている1台です。

 

DELL XPS 13(9350-Intel)は美しく特別感がある

DELL XPS 13 9350-Intelは、デザインがとても美しく、特別感のある革新的なノートパソコンです。

DELLはデザインについては実直、悪く言えば地味な印象があったので、DELLからこのようなノートパソコンが発売されることが驚きです。

外観は本当に格好良くて美しく

  1. 美しいアルミボディ
  2. 極限まで狭いベゼル
  3. 薄くてコンパクトなボディ
  4. スキマのないキーボード
  5. タッチパッドがシームレス
  6. ファンクションキーがタッチ式

という特徴があります。

 

アルミボディの外観は美しく、ディスプレイのベゼルも極限まで狭く、スタイリッシュです。

ボディも薄くてベゼルも狭いのでコンパクトです。

また最大の特徴はこのキーボードで、スキマがほぼなく美しいくらいに敷き詰められたキー配置です。

スキマがほぼないので、素早く打鍵するときに引っ掛かりを感じることがありますが、打鍵感は比較的良好です。

またファンクションキーがタッチ式、タッチパッドがデザイン上シームレスで枠がないというのも普通のノートパソコンにはないデザインです。

ロマンやとてつもないこだわりを感じるデザインで特別感があり、私はかなり好きです。

 

DELL XPS 13 9350-Intelはディスプレイも最高級

DELL XPS 13 9350-Intelは、ディスプレイの品質も素晴らしいです。OLEDかつ3Kの高解像度のディスプレイを選択できます。しかもタッチパネルです。

上記はレビュー機のディスプレイの写真を撮ったもので、すごく発色が良く綺麗でした。

またタッチパネルも搭載しています。

 

DELL XPS 13(9350-Intel) のスペック

 XPS 13

OS Windows11 Home, Pro(64bit)
CPU インテル® Core™ Ultra 7 258V
メモリ 32GB LPDDR5X
ストレージ 1TB SSD
ディスプレイ1 13.4インチ, 非タッチ, 2K, 30-120Hz, 500 nits, InfinityEdge
ディスプレイ2 13.4インチ, タッチ, 3K, OLED, 400 nits, フレームレス
重量 約 1.18kg~1.22kg
サイズ 約 295.3×199.1×14.80mm(最薄部)
バッテリー 55Whr
価格 22万円台~

 

DELL XPS 13(9350-Intel) の価格

DELL XPSの価格は、18.78万円からとなります。

レビュー機は有機ELを搭載した構成で、カスタマイズで選ぶことになり24.98万円でした。

似たようなコンセプトおよび性能の機種に、HP OmniBook X Fiip 14-fm

があります。

こちらはベース構成が13.98万、ハイエンド構成でも17.98万円と安いです。

ボディ質感や格好良さはDELL XPSのほうが上ですが、コスパはHPのほうが良いのでこちらもチェックしてみましょう。

 Intel版

OS Windows 11 Home
CPU インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 226V, インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V
メモリ 16 ~ 32GB
グラフィックス インテル® Arc™ グラフィックス 130V, 140V
ディスプレイ 14.0インチ・2.8K・OLED タッチディスプレイ (2880×1800 / 16:10 / 400nit / DCI-P3 100% / 48~120Hz / 最大10.7 億色)
SSD 512 GB ~ 1TB SSD 
無線LAN IEEE802.11be(Wi-Fi 7)、Bluetooth 5.4
電源 65W USB Type-C™ スリムACアダプター (動作電圧:100-240 VAC、動作周波数:50-60 Hz)
外形寸法 約 313 × 218× 14.6-16.9 mm
駆動時間 最大17時間30分
重量 1.39kg
その他 HP リチャージャブル MPP2.0 アクティブペン
価格 14万円台~

レビュー動画も作成しています。

 

DELL XPS 13(9350-Intel) の外観と機能

外観・デザイン・質感

 

外観は前述の通り本当に美しくて素晴らしいです。

ボディはアルミで高級感があり、ディスプレイのベゼルも狭く、ボディはスリムでスタイリッシュです。

またキーボードのキーが、とてもきれいに配置されており美しいデザインをしています。

タッチパッドの枠やファンクションキーもないため、見た目は本当にきれいです。

 

こちらは外観を動画に撮ったものです。ものすごく美しくてスタイリッシュであることが少しでも伝われば、というところです。

 

重さ

実測値は1195gでした。

13インチのノートパソコンとしては比較的軽く、持ち運びもしやすいです。

 

アダプターは出力65Wで159gとなり、純正としては結構軽いです。

本体実測値 1195g
アダプター 159g

持ち運びも考慮するなら、電源アダプターはUSB Type-C対応の軽量でコンパクトなものを買ってしまったほうがよいと思います。私も購入しています。

UGREEN 65W Type-C 3ポート急速充電器購入レビュー【安くてコンパクト】持ち運び用のノートパソコンで、電源が重くてかさばる・・・ということはないでしょうか。 USB Type-C(USB PD対応)の充...

 

ディスプレイ

ディスプレイ1 13.4インチ, 非タッチ, 2K, 30-120Hz, 500 nits, InfinityEdge
ディスプレイ2 13.4インチ, タッチ, 3K, OLED, 400 nits, フレームレス
ディスプレイ3 13.4インチ, タッチ, 2.5K, 30-120Hz, 500 nits, InfinityEdge

13.4インチ解像度2.8Kの有機ELディスプレイです。

上記3種類から選ぶことができます。

有機ELディスプレイはとても綺麗で、見やすさも優れています。タッチ式ですが反射防止ディスプレイのようで文字の見やすさも抜群です。

 

Lenovo ThinkBook 14 Gen 8(IPS)

Lenovo Yoga 7 Gen10 (有機EL)

DELL XPS 13 9350

上の写真は一般的な色域のIPS液晶との比較で、ディスプレイの品質はとても良いです。

有機ELディスプレイの中でもトップクラスに綺麗で見やすいディスプレイです。

 

キーボード

上述の通りスキマなくきれいに埋め尽くされたキー配置で、デザインはとてもきれいです。

またタッチパッドの枠がない、ファンクションキーがボタンでなくタッチ式というのも大きな特徴です。

 

キーストロークは深めで、打鍵感は良好です。

キーボードで点数をつけるなら80点~85点くらいで、比較的打ちやすいキーボードです。

タイピング結果でも、A+の結果となり、普段使っているPCとほとんど変わらない結果となっており、特に打ちにくいということもなく、普通に打ちやすいキーボードでした。

タッチパッドは枠がないタイプですが使いやすかったです。タッチパッドの操作感もとても良好でした。

 

キーボードバックライトも搭載しています。fnキーを押すことでファンクションキーの表示を変えることができます。

 

    インターフェイス

     

    インターフェイスは

    Thunderbolt™ 4 (USB Type-C™)(Power Deliveryと DisplayPortに対応)

    が左右に1つずつのみと、薄型を実現するためか、割りきった構成になっています。

    そのためマウスやディスプレイを使うときはUSB Type-CかBluetooth対応のものか、変換機を使うかなどの対応が必要になることに注意してください。

     

    4Kモニターにも接続してみて問題なくディスプレイ出力可能でした。

     

    バッテリー駆動時間のチェック

    バッテリーは55Whrと、標準的なバッテリー容量です。

    以下の条件にてバッテリー駆動時間のチェックを行いました。

    • 輝度MAX
    • youtube動画流しっぱなし
    メーカー公称時間 55Whr 公表値なし
    残量0%まで 9時間47分

    バッテリー持ちはかなり良かったです。

    電源環境のない持ち運び用途にも、全く問題なく使うことができます。

     

    カメラ

    カメラのスペックは、1080p (30 fps)フルHD RGBカメラとなります。カメラ性能はまずまず良いです。

    ノートパソコンのカメラで写真を撮りました。

    映りは綺麗でWeb会議も問題ないでしょう。

     

    スピーカー

    スピーカーの音質は主観ですが良いです。

    レノボYoga 770が10点とすると、9点~10点くらいです。

    ノートパソコンスピーカーを聞き比べてみて、レノボYoga 770のスピーカーはかなり優秀ということが分かっており、Yoga770とほぼ同じか少し劣るかな、という印象です。

     

    無線速度のテスト

    自宅のWiFiは、11ac(Wi-Fi5)で5.0GHzを使用していますが、同じ部屋で計測してみたところ、540Mbpsと十分な速度が出ていました。

     

    機種 無線速度
    ThinkBook 13x Gen2 400Mbps
    ThinkBook 14 Gen8 490Mbps
    Yoga 6 Gen8 510Mbps
    DELL XPS 13 Plus 510Mbps
    ThinkPad X9 14 Gen 1 510Mbps
    Legion 5i Gen9 520Mbps
    Yoga 7 Gem10 530Mbps
    DELL XPS 13 9350 540Mbps
    HP Envy x360 14-fc 550Mbps
    ThinkPad X1 Carbon Gen13 530Mbps
    IdeaPad Sim 5 Light Gen10 550Mbps
    Yoga Pro 7i Gen10 550Mbps
    HP OmniBook x Flip 14-fm 550Mbps
    IdeaPad 5x 2-in-1 Gen9 560Mbps
    Yoga Slim 7x Gen9 560Mbps
    Lenovo LOQ 15AHP10 560Mbps
    HP Pavilion Aero 13-be 580Mbps
    HP OmniBook Ultra 14-fd 580Mbps
    HP OmniBook x Flip 14-fk 590Mbps
    IdeaPad Sim 5 Gen10 610Mbps
    Legion Pro 5i Gen8 610Mbps

    1Fに無線LANルーターがあるところ、2Fで計測しても440Mbpsの速度が出ており受信感度も良好です。

     

     

    DELL XPS 13(9350-Intel) の性能・処理速度

    パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。

    • PassMark
    • CineBench R23/2024
    • PCMARK10
    • Crystal DiskMark(ディスク速度)

     

    また、ゲーミング性能についても、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。

    • FF14(中量級3D)
    • FF15(重量級3D)
    • モンスターハンターワイルズ(超重量級3D)←グラフィック性能が高いマシンのみ計測
    • 3DMark

     

    画像編集性能については、画像編集ソフトRawTherapeeでRAW現像10枚の書き出し時間を計測しました。

    • RawTherapeeでのRAW現像時間

     

    動画編集性能については、動画編集ソフトDavinci ResolveでフルHDのyoutube動画書き出し時間を計測しました。

    • Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し

     

    AI性能もみるため、以下の計測や検証も行っています。

    • ローカルLLM(大規模言語モデル)を構築しての生成AIプログラミング検証

     

    計測結果については、電源に接続してパフォーマンスで計測しています。

    PassMarkは、バランスでの計測も行っています。

    CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。

    CPU PassMarkスコア(マルチ)
    Intel Core i7-14650HX 34927
    Intel Core Ultra 9 285H 32991
    Ryzen AI 9 HX 375 31950
    Intel Core i7-13650HX 30619
    Intel Core Ultra 7 255H 30277
    Intel Core Ultra 5 225H 29861
    Ryzen AI 9 365 29163
    Ryzen 7 8845HS 28671
    AMD Ryzen AI 7 350 24575
    Ryzen 7 8840HS 24445
    Core Ultra 7 155H 24950
    AMD Ryzen AI 7 250 24050
    Ryzen 7 8840U 23821
    Ryzen 7 7735HS 23722
    Ryzen 5 8645HS 22787
    Core Ultra 5 125H 21300
    Ryzen 5 8640U 20772
    AMD Ryzen AI 5 340 20272
    Intel Core Ultra 5 225U 19301
    Intel Core Ultra 7 258V 19160
    Intel Core Ultra 5 226V 18789
    Core Ultra 7 155U 16759
    Core Ultra 5 125U 17413
    Ryzen 7 7735U 21082
    Core i5-1340P 20106
    Core i7-1360P 19600
    Ryzen 7 7730U 18864
    Ryzen 5 7535HS 18312
    Core i7-1260P 17257
    Core i5-1240P 17345
    Core 5-120U 17292
    Ryzen 5 7535U 17123
    Core i5-1335U 16814
    Ryzen 5 7530U 15434
    Ryzen 5 5625U 15000
    Core i5-1235U 13865
    Core i3-1315U 13755
    Ryzen 3 7330U 11816
    Core i7-1165G7 10681
    Core i5-1135G7 10298
    Ryzen 3 5300U 10000
    Ryzen 5 7520U 9489
    Intel N100 5657
    Intel Celeron 7305 2665

    事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、スコア10000以上あると十分快適に使えます。

    15000以上のCPUを選ぶと、4年は快適に使えるでしょう。

    Intel Core Ultra 7 258Vは、数値上のピーク性能はさほどではないように見えますが、グラフィック性能とシングルスレッド性能がトップクラスに高く、その分クリエイティブワーク用途に効くので優秀なCPUです。

     

    PassMark

    電源接続時(バランス)

    電源接続時(パフォーマンス)

    バッテリー駆動

    PassMarkスコアは、マルチスレッドはそこそこですが、シングルスレッドのスコアが高いです。

    マルチ/シングル バランス パフォーマンス バッテリー
    マルチスレッド 18485 20075 19850
    シングルスレッド 4087 4004 3799

    バッテリー駆動でも性能はほとんど落ちませんでした。電源なし環境でも優秀です。

     

    他の主流CPUの実測値と比較しました。

    CPU マルチスレッド シングルスレッド
    Intel Core i7-14650HX 39013 3900
    Intel Core Ultra 9 285H 38368 4726
    Ryzen AI 9 HX 375 37145 4068
    Core i7-13700HX 36225 3955
    Core Ultra 7 155H 32740 3846
    Ryzen AI 9 365 32104 4065
    Intel Core Ultra 5 225H 30074 4375
    AMD Ryzen AI 7 350 27542 4082
    AMD Ryzen AI 7 250 27845 3933
    AMD Ryzen 7 8840HS 27215 3796
    AMD Ryzen 7 6800H 25955 3458
    AMD Ryzen 5 8645HS 24604 3858
    Intel Core Ultra 7 258V(他機種) 22244 4367
    Intel Core Ultra 7 258V(当機種) 20075 4004
    Intel Core Ultra 7 155H 24100 3845
    Intel Core Ultra 5 125H 24554 3636
    Intel Core Ultra 5 225U 22342 3755
    Ryzen 7 7735HS 24988 3461
    Ryzen 7 8840HS(HP) 23729 3926
    Ryzen 7 8840U 23428 3822
    Ryzen 5 8640U 22006 3585
    Core i5-1340P 21578 3742
    Intel Core Ultra 5 226V 20109 4092
    Core Ultra 7 155U 18956 3842
    Core Ultra 5 125U 19263 3499
    Core i7-1260P 21696 3540
    Ryzen 7 6800U 21461 3459
    Ryzen 7 7735U 21278 3419
    Ryzen 7 7730U 21446 3258
    Ryzen 7 5800U 18644 3108
    Ryzen 5 7535HS 17337 3148
    Core i5-1335U 17694 3684
    Ryzen 5 7530U 16775 3269
    Core i5-1235U 16601 3465
    Ryzen 5 5625U 16933 3138
    Core i7-1250U 13518 3557
    Core i7-1165G7 11005 3142

    13.3インチ薄型のモバイルノートパソコンのためか他機種で計測した結果より少し劣っていますが、十分な性能です。

     

    CineBench R23/2024

    マルチコアスコア:9489

    シングルコアスコア:1803

    マルチコアスコア・シングルコアスコアともに、高めの性能でした。

    ほかの主要CPUと比較します。

    CPU マルチコア シングルコア
    Intel Core i7-14650HX 21571 2011
    Core i7-13700HX 19558 1656
    Ryzen AI 9 HX 375 18428 1935
    Intel Core Ultra 9 285H 18122 1938
    Ryzen AI 9 365 16240 1929
    AMD Ryzen AI 7 350 14899 1962
    AMD Ryzen AI 7 250 14946 1763
    Intel Core Ultra 5 225H 14311 1860
    Ryzen 7 8840HS 13246 1690
    Ryzen 7 6800H 13505 1481
    Ryzen 5 8645HS 12767 1743
    Ryzen 7 8840U 11881 1674
    Ryzen 7 8840HS(HP) 11421 1677
    Ryzen 7 7735HS 11953 1506
    Core i5-13500H 11027 1779
    Core Ultra 5 125H 10967 1653
    Core Ultra 7 258V(他機種) 9768 1831
    Core Ultra 7 258V(当機種) 9489 1803
    Ryzen 5 8640U 10266 1695
    Core Ultra 7 155H 9702 1788
    Ryzen 7 6800U 11620 1481
    Core i5-1340P 9301 1714
    Core Ultra 5 125U 9201 1550
    Core Ultra 7 155U 7749 1760
    Ryzen 7 7735U 9250 1515
    Ryzen 7 7730U 9411 1423
    Core i7-1260P 9158 1481
    Ryzen 5 5625U 8064 1390
    Ryzen 5 7535HS 7025 1276
    Core i5-1235U 6961 1461
    Core i7-1165G7 4122 1383

     

    CineBench2024のスコアは以下でした。

    マルチコア:561

    シングルコア:114

    CPU マルチコア シングルコア
    Intel Core i7-14650HX 1257 115
    Ryzen AI 9 HX 375 1100 114
    Intel Core Ultra 9 285H 1035 124
    Ryzen AI 9 365 1016 113
    AMD Ryzen AI 7 350 821 114
    AMD Ryzen AI 7 250 824 102
    Intel Core Ultra 5 225H 818 118
    Intel Core Ultra 7 258V 561 114
    Ryzen 5 8645HS 734 104
    Ryzen 7 6800U 631 85

     

    PCMARK10

    PCMARK10は、実際のアプリケーションを使用したベンチマークソフトで、実際にパソコンを使った時の作業快適性を計測するのに適しているといわれているベンチマークです。

    測定結果は以下の通りです。

    トータルスコア:6941

    トータルスコアですが非常に高い結果でした。

     

    Essentials:9969(快適めやす4100)

      Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。

      快適めやすは4100なので、極めて高いスコアです。

      実際に使ってみてもレスポンスは極めて快適です。

       

      Productivity:9537(快適めやす4500)

        ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これも極めて高いスコアです。

         

        Digital Contents Creation:9545

          Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。高いスコアです。

           

          参考までに他の結果をのせておきます。

          CPU トータルスコア
          Ryzen AI 9 HX 375 7751
          Intel Core Ultra 9 285H 7615
          Intel Core i7-14650HX 7559
          AMD Ryzen AI 7 350 7455
          Intel Core Ultra 7 258V 6941
          Ryzen 5 8645HS 6865
          Intel Core Ultra 5 225H 6762
          Ryzen 7 8840HS 6600
          Intel Core Ultra 7 155H 6465
          Intel Core Ultra 5 226V 6338
          Intel Core Ultra 5 225U 5985
          Intel Core Ultra 7 155U 5915

           

          Crystal DiskMark

          当機種は超高速なSSDを搭載しています。

          シーケンシャルリードが500あり、まずまず高速です。

          機種 シーケンシャルリード
          レノボThinkPad X1 Carbon Gen13 13656
          レノボThinkPad X13 Gen6 7223
          HP Envy 14-fc(2024年式) 7142
          Lenovo Legion 5i Gen9 6984
          HP OmniBook Ultra 14-fd 6912
          ThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake(14型 Intel) 6710
          Lenovo LOQ 15AHP10 6705
          HP OmniBook Ultra Flip 14-fh 6618
          レノボ ThinkPad X9 14 Gen 1 6610
          レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10 6602
          DELL XPS 13 Plus 6589
          レノボYoga 7 Gen10 6571
          レノボLegion Pro 5i Gen8 6569
          HP OmniBook X Flip 14-fm 6207
          レノボThinkBook 14 Gen 7 6186
          レノボYoga Slim 7i 6185
          HP OmniBook X Flip 14-fk 5863
          HP Envy 13-bf(2022年式) 5332
          レノボYoga Pro 7 Gen9 5177
          レノボIdeaPad Slim 5 Gen10 5095
          レノボYoga 7i Gen8 5091
          DELL XPS 13 9350 5086
          HP Pavilion Aero 13-be(2023年式) 5045
          レノボYoga 7i Gen9 5054
          HP EliteBook 635 Aero G11 5027
          レノボYoga 7 Gen9 5022
          HP Envy 14-fa(2024年式) 5000
          レノボIdeaPad Pro 5i Gen9 4996
          HP Pavilion Aero 13-bg 4930
          レノボThinkPad X1 Gen12 4773
          レノボ ThinkPad X9 15 Gen 1 4051
          レノボThinkPad X1 Gen11 3888
          レノボThinkBook 13x Gen2 3603
          HP Pavilion 16-af 3593
          HP Envy 13-ay(2021年式) 3500

           

          FF14 黄金のレガシー ベンチマーク(中~重量級3D)

          標準品質(ノートPC)でやや快適の結果となりました。

          CPU スコア
          Intel Core i7-14650HX+RTX4060(高品質) 20945
          AMD Ryzen 7 250+RTX5060(高品質)メモリ16GB 14775
          Intel Core Ultra 7 258V(レノボYoga) 9373
          Intel Core Ultra 9 285H 8715
          Intel Core Ultra 7 155H 8687
          Intel Core Ultra 7 258V(別機種) 8190
          Intel Core Ultra 5 226V 7606
          AMD Ryzen AI 9 365 7422
          Intel Core Ultra 7 258V(当機種) 7242
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 7150
          AMD Ryzen AI 7 350 6276
          Intel Core Ultra 5 225H 6245
          AMD Ryzen 5 7535HS 5496
          AMD Ryzen 5 8645HS 5270
          AMD Ryzen 7 7735HS 5130
          Intel Core Ultra 5 225U 4954
          AMD Ryzen 7 8840HS 4750
          AMD Ryzen 7 8840U 4848
          AMD Ryzen 5 8640U 4843
          Intel Core Ultra 7 155U 4271
          Intel Core Ultra 5 125U 3732

           

          FF15ベンチマーク(重量級3D)

          軽量品質でやや快適の結果となりました。

          CPU スコア
          Intel Core i7-13700HX+RTX4070(標準) 15852
          AMD Ryzen 7 250+RTX5060(高品質)メモリ16GB 11280
          Intel Core i7-14650HX+RTX4060(高品質) 10362
          AMD Ryzen AI 9 365 5798
          Intel Core Ultra 7 258V(軽量)(別機種) 5423
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 5097
          Intel Core Ultra 7 258V(当機種) 4840
          Intel Core Ultra 9 285H (軽量) 4779
          AMD Ryzen 7 8840HS(軽量) 4719
          Intel Core Ultra 5 226V(軽量) 4636
          Intel Core Ultra 7 155H(軽量) 4188
          AMD Ryzen 5 8645HS(軽量) 4014
          AMD Ryzen 7 8840U(軽量) 3977
          Intel Core Ultra 5 125H(軽量) 3808
          Intel Core Ultra 5 225H(軽量) 3743
          AMD Ryzen 5 8640U(軽量) 3589
          Intel Core i5-13500H(軽量) 2875
          AMD Ryzen 7 7735U(軽量) 3470
          AMD Ryzen 5 7535HS(軽量) 2979
          Intel Core Ultra 7 155U(軽量) 2897
          Intel Core Ultra 5 255U(軽量) 2616
          Intel Core i7-1260P(軽量) 2486
          Intel Core Ultra 5 125U(軽量) 2333
          Intel Core i7-1250U(軽量) 2309

           

          3DMark ベンチマーク

          Fire Strikeのグラフィックスコアは8933でした。

          Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。

          めやすとしてはGeForce GTX 1650、1060がエントリー向けグラフィックボードとなります。

          グラフィックボード 3DMark Fire Strike
          GeForce RTX 3080 Ti 38323
          GeForce RTX 3080 36176
          GeForce RTX 5060 Laptop 33114
          GeForce RTX 4070 Laptop 27898
          GeForce RTX 4060 Laptop 27541
          GeForce RTX 3060 20764
          GeForce RTX 4050 Laptop 18579
          GeForce RTX 3050 Ti 14911
          GeForce GTX 1060 12500
          Intel Core Ultra 9 285H(CPU内蔵) 10702
          Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵) 9747
          Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)(別機種) 9702
          AMD Ryzen AI 9 365 9675
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 9617
          GeForce GTX 1650 9000
          Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)(当機種) 8933
          Intel Core Ultra 5 226V(CPU内蔵) 8553
          AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) 8503
          Intel Core Ultra 5 125H(CPU内蔵) 8488
          Intel Core Ultra 5 255H(CPU内蔵) 7807
          AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) 7600
          AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) 7495
          AMD Ryzen AI 7 350(CPU内蔵) 7242
          AMD Ryzen 5 8645HS(CPU内蔵) 6771
          AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) 6666
          AMD Ryzen 5 8640U(CPU内蔵) 6376
          AMD Ryzen 7 7735HS(CPU内蔵) 6261
          Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) 5401
          Intel Core i5-13500H(CPU内蔵) 5237
          AMD Ryzen 5 7535U(CPU内蔵) 5103
          Intel Core i5-1340P(CPU内蔵) 5000
          Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) 4955
          Intel Core Ultra 5 225U(CPU内蔵) 4922
          Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) 4462
          AMD Ryzen 5 7535HS(CPU内蔵) 4419
          AMD Ryzen 7 7730U(CPU内蔵) 4000
          AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) 3288

          まずまず高いグラフィック性能ですが、Intel Core Ultra 7 258VなどのCPUと比較すると少し劣ります。

           

          Time Spyのスコアは3545でした。

          グラフィックボード 3DMark Time Spy
          AMD Ryzen 7 250+RTX5060 12218
          Intel Core i7-14650HX+RTX4060 11163
          Intel Core Ultra 9 285H 4099
          Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)(別機種) 3887
          Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵) 3841
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 3573
          Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)(当機種) 3545
          AMD Ryzen AI 9 365 3558
          Intel Core Ultra 5 226V(CPU内蔵) 3471
          Intel Core Ultra 5 255H(CPU内蔵) 3149
          AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) 2912
          AMD Ryzen AI 7 350(CPU内蔵) 2749
          AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) 2588
          AMD Ryzen 5 8645HS(CPU内蔵) 2383
          Intel Core Ultra 5 225U(CPU内蔵) 2108
          Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) 2042
          Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) 1952
          AMD Ryzen 7 7735HS(CPU内蔵) 1790
          AMD Ryzen 5 7535HS(CPU内蔵) 1279

           

          モンスターハンターワイルズベンチマーク

          グラフィック設定中でも、設定変更を推奨となります。

          参考までに他機種での結果を載せますが、外部GPUなしで遊ぶのはまず無理と考えてよいです。

          グラフィックボード スコア
          AMD Ryzen 7 250+RTX5060(高)1920×1080 22243/65.14FPS
          Intel Core i7-14650HX+RTX4060(高)2560×1200 14093/82.55FPS
          Intel Core Ultra 7 258V(中)1920×1080 7409/21.70FPS
          Intel Core Ultra 9 285H(中) 6610
          AMD Ryzen AI 7 350(中) 5774
          Intel Core Ultra 5 225H(中) 5398

           

          RawTherapeeでのRAW現像時間

          フリーの画像編集ソフトRawTherapeeを使って、スマホで撮影したRAW画像10枚のRAW現像にかかる時間を測定しました。

          CPU 時間
          Intel Core i7-14650HX 9秒
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 9秒
          AMD Ryzen AI 9 365 10秒
          Intel Core Ultra 9 285H 11秒
          Intel Core i7-13700HX 11秒
          AMD Ryzen 7 8840HS 12秒
          AMD Ryzen AI 7 350 13秒
          AMD Ryzen 7 7735HS 13秒
          AMD Ryzen 7 8840U 13秒
          Intel Core Ultra 7 155H 13秒
          Intel Core i5-13500H 13秒
          Intel Core i5-1340P 13秒
          Intel Core Ultra 5 225H 14秒
          Intel Core Ultra 5 125H 14秒
          Intel Core i7-1260P 15秒
          AMD Ryzen 5 8640U 15秒
          AMD Ryzen AI 7 250 16秒
          AMD Ryzen 5 8645HS 17秒
          Intel Core Ultra 7 258V 17秒
          Intel Core i5-1335U 17秒
          Intel Core Ultra 5 125U 18秒
          Intel Core i5-1235U 18秒
          AMD Ryzen 7 7730U 17秒
          AMD Ryzen 5 7535HS 20秒
          Intel Core Ultra 7 155U 20秒
          Intel Core i7-1250U 21秒

          書き出し速度は速かったです。

           

          Davinci ResolveでのYouTube動画書き出し時間

          動画編集ソフトDavinci Resolveで、5分45秒のフルHDのYouTube動画書き出し時間にかかった時間を計測しました。

          以前までDavinci Resolveバージョン18で計測していたのですがバージョン19が出てしばらく経ったので、19に切り替えて計測しています。

          18→19にバージョンアップすることで以前よりもかなり書き出し速度が向上しています。

          そのため18での計測結果が比較にならず・・・19での計測結果のみ載せています。

          CPU 時間
          Intel Core i7-14650HX+GeForce RTX 4060 Laptop 25秒
          AMD Ryzen 7 250+GeForce RTX 5060 Laptop メモリ16GB 35秒
          Intel Core Ultra 7 155H+GeForce RTX 4050 Laptop 38秒
          Intel Core Ultra 9 285H 48秒
          Intel Core Ultra 7 258V(他機種) 52秒
          AMD Ryzen AI 9 365 54秒
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 57秒
          Intel Core Ultra 7 258V(当機種) 59秒
          AMD Ryzen AI 7 350(他機種) 1分9秒
          AMD Ryzen 7 7735HS 1分11秒
          AMD Ryzen 5 8645HS 1分16秒
          Intel Core Ultra 5 226V 1分17秒
          Intel Core Ultra 5 225U 1分22秒
          Intel Core Ultra 5 225H 1分24秒
          AMD Ryzen 7 6800U 1分32秒
          AMD Ryzen 5 7535HS 1分42秒
          Intel Core Ultra 7 155U 2分22秒

          Intel Core Ultra 7 258Vは、マルチスレッドのスコアはそこそこですが、グラフィック性能が高いため、動画編集性能も高いです。

           

          参考までにバージョン18で、4分のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を他CPUで計測した結果も載せておきます。

          CPU 時間
          Intel Core i7-13700HX+GeForce RTX 4060 42秒
          AMD Ryzen 7 6800H+GeForce RTX 3050 Ti 48秒
          Intel Core Ultra 7 155H(16 GB DDR5-5600MT/s (SODIMM) – (2 x 8 GB)・レノボIdeaPad Pro) 54秒
          Intel Core i7-13700H+GeForce RTX 4050 56秒
          Intel Core Ultra 5 125H 1分02秒
          Intel Core Ultra 7 258V(レノボYoga) 1分04秒
          Intel Core Ultra 7 155H(16 GB DDR5-5600MT/s (SODIMM) – (2 x 8 GB)・HP Spectre) 1分06秒
          AMD Ryzen 7 8840U 1分07秒
          Intel Core Ultra 7 258V(HP OmniBook) 1分11秒
          Intel Core Ultra 7 155H(メモリ16GB) 1分11秒
          AMD Ryzen 7 8840HS 1分16秒
          Intel Core i5-1340P 1分17秒
          AMD Ryzen 7 7735U 1分18秒
          AMD Ryzen 7 6800U 1分18秒
          AMD Ryzen 5 7535U 1分22秒
          AMD Ryzen 5 8640U 1分23秒
          Intel Core Ultra 5 125U 1分26秒
          Intel Core i7-1260P 1分28秒
          AMD Ryzen 7 7730U 1分29秒
          Intel Core Ultra 7 155U 1分36秒
          Intel Core i5-1235U 1分40秒
          Intel Core i5-1335U 1分48秒
          AMD Ryzen 7 5800U 1分56秒
          Intel Core i7-1250U 2分22秒

           

           

          ローカル生成AI性能検証

          TOPSの性能について

          AI性能を測る指標値として「TOPS」という指標値があります。

          TOPSとは、「Tera Operations per Second」の略称で、「システムが1秒間に何兆回の演算を実行できるか」を示します。

          例えば、10TOPSならば、1秒間に10兆回の演算が実行できるコンピューティングパワーを表します。1秒間に10兆回の演算性能を持つCPUなら、「10TOPS」となります。

          CPU TOPS
          GeForce RTX 4060  242 TOPS
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 55 TOPS
          AMD Ryzen AI 9 365 50 TOPS
          AMD Ryzen AI 7 350 50 TOPS
          AMD Ryzen AI 5 340 50 TOPS
          Intel Core Ultra 7 258V 47 TOPS
          Intel Core Ultra 5 226V 40 TOPS
          AMD Ryzen 7 250 16 TOPS
          Intel Core Ultra 9 285H 13 TOPS
          Intel Core Ultra 7 255H 13 TOPS
          Intel Core Ultra 5 225H 13 TOPS
          Intel Core Ultra 5 225U 12 TOPS
          Intel Core Ultra 7 155H 11 TOPS

          TOPSの値は上記の通りで、外部GPUが圧倒的に高いのですが、2025年最新のCPUであれば、外部GPUなしでも十分に高い値となっています。

          40TOPS以上であれば、マイクロソフトが定義している「Copilot+ PC」の基準を満たすので、40TOPS以上が高いAI性能を持つPCと言えます。

          Intel Core Ultra 7 258Vは、47TOPSの性能があり、AI性能は高いです。

           

          ローカルLLM(大規模言語モデル)を用いての生成AIプログラミング検証

          AI能力を見るのに、ChatGPTのようなLLM(大規模言語モデル)の簡易版をローカルPCに構築して、生成AIプログラミングを動かす検証を行いました。

          ローカルLLMは、Gemma3というGoogleのLLMを活用しています。

          Pythonで、ブロック崩しゲームを作ってほしいとリクエストしています。

          結果は以下の通りです。

           

          ローカルLLM(Gemma3)でブロック崩しゲームを作るのにかかった時間

          CPU+メモリ 掛かった時間
          Gemini 2.5 Pro(クラウド) 35秒
          Intel Core i7-14650H + GeForcr RTX 4060 + メモリ32GB 2分6秒
          AMD Ryzen 7 250 + GeForcr RTX 5060 + メモリ16GB 3分50秒
          Intel Core Ultra 9 285H + メモリ32GB 3分52秒
          AMD Ryzen AI 7 350 + メモリ32GB 4分40秒
          Intel Core Ultra 7 258V + メモリ32GB 4分54秒
          Intel Core Ultra 5 225H + メモリ16GB 5分57秒
          AMD Ryzen 7 6800U + メモリ16GB 6分5秒

          外部GPUよりは遅いですが、CPU単体としてはまあまあ、早い結果となりました。

          タスクマネージャーを確認するとNPUは、現時点ではローカルLLMを動かすのにほぼ活用されておらず、外部GPUの有無のほうが性能には重要であるようです。

           

          LM Studioを使ってGPT-OSS-20bを使ってブロック崩しを作成

          メモリ32GBあれば、ローカルLLMを動かすためのLM Studio+GPT-OSS-20B(ChatGPTを運営しているOpenAIのローカルLLM最新モデル)を動作させられるので、この環境もPythonのプログラムを作成してもらいました。

          CPU+メモリ 発揮できた性能
          Intel Core Ultra 7 258V + メモリ32GB 17.95トークン/秒

          外部GPUなしとしてはかなりの性能が出ていました。今後もさまざまな環境で試してみます。

           

          排熱性能と静粛性について

          CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。

          パフォーマンスモードで計測しています。

          負荷をかけはじめたときの状態です。

          負荷をかけ続けた時の状態です。

          上記が測定結果ですが、負荷をかけると温度が100度くらいまで上がります。そのあと75度程度で推移します。

          CPU電力は、負荷をかけると38W超まで一瞬上がりますがすぐに下がります。

          この間、ファンの音は静かで。騒音計で測定すると30~33db程度となっていました。

          騒音目安については以下の通りです。

          騒音値(db) めやす
          50db 大きく聞こえる。静かな事務所
          40db 聞こえるが会話に支障なし。図書館、静かな住宅地の昼
          30db 小さく聞こえる。郊外の深夜、ささやき声
          20db ほとんど聞こえない。ささやき

          温度は高くなりますが、騒音は気になりません。

          温度は、キーボードの上側や底面が少し熱くなるので、膝の上などで高負荷作業をする場合は注意しましょう(そんな状況ないと思いますが(^^;)

           

           

          DELL XPS 13(9350-Intel) のレビュー評価まとめ

          評価まとめ

          各作業のレビュー結果は以下の通りです。

          Web閲覧 ◎(快適)
          Office系事務作業 ◎(快適)
          動画鑑賞 ◎(快適)
          Web会議 ◎(快適)
          SNS・ブログ ◎(快適)
          プログラミング ◎(快適)
          画像・写真編集 ◎(快適)
          動画編集 〇(良い)
          ゲーム △~〇(中量級3DまでならOK)
          モバイル 〇(持ち運びやすい)

           

          ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。

          比較項目 DELL XPS 13 9350-Intel
          CPU Intel Core Ultra 7 258V
          CPU性能(PassMark)  B+(実測20074)
          グラフィック性能(3DMark FireStrike) A(8933)
          メモリ 32GB
          ディスプレイ総合評価 S+
          ディスプレイ種類 有機EL
          サイズ 13.4インチ
          アスペクト比 16:10
          ディスプレイ解像度 2880×1800
          ディスプレイ輝度 400nit
          ディスプレイ色域 100%DCI-P3
          ボディ質感 S+
          キーボード B+
          重さ・持ち運びやすさ B+ (実測1195g)
          インターフェイス C
          USB-A ×
          USB-C 〇(2)
          USB-C充電
          USB-C映像出力
          HDMI ×
          Webカメラ IR&1080p FHDカメラ
          プライバシーシャッター ×
          バッテリー A (55Whr 実測9:47)
          認証
          その他機能 タッチパネル(構成による)
          価格・コスパ B- (24.98万)
          おすすめ度 A+

          デザイン、ボディ質感、ディスプレイが今までレビューしてきた中でも最高級品質です。

          ギリギリの薄さを実現するためインターフェイスはUSB Type-Cのみと最低限になっています。

          CPUにIntel Core Ultra 7 258Vを採用しており、クリエイティブ性能や省電力性能も高いです。

          また1195gと比較的軽く持ち運びやすいです。

          価格がやや高めなのが難点ですが、この価格なりの価値や特別感は十分にあると考えられ、私自身も欲しいと感じている1台です。

           

          DELL XPS 13(9350-Intel) の良い点

            1. デザインが超美しく特別感がある
            2. ディスプレイが超高品質
            3. 持ち運び用と性能を高いレベルで両立している
            4. クリエイティブワークや中量級3Dゲームまでなら対応可能

            ボディ外観や質感、ディスプレイがノートパソコン全機種の中でも最高級で特別感があります。

            それだけではなくて性能も高く、クリエイティブワークにも使うことができます。

            13.4インチで約1.19kgと比較的軽く、持ち運びもしやすく、省電力性能も高いレベルにあります。

             

            DELL XPS 13(9350-Intel) で気になった点

            1. 価格が高め
            2. インターフェイスが少ない

            高級感がすごく、全体的に高品質、高性能ですが、価格がその分高めです。

            あとインターフェイスが少ないので場合によっては変換機が必要になります。

             

            どういう人におすすめ?

            • 高品質・高性能で持ち運びできるモバイルノートパソコンが欲しい
            • デザインが綺麗特で特別感のあるノートパソコンが欲しい
            • Macのようなデザインが良い機種が欲しいけどWindowsが良い

            上記の人向きの機種と言えます。

            高性能高品質で軽く、持ち運びできるというのは当然で、かつ、デザインが綺麗で特別なノートパソコンが欲しいという人におすすめできます。

            今回実機を触ってみて、このデザインの美しさや完成度の高さが素晴らしく、少々高くても良いから欲しいな、と感じさせるくらい完成度の高いノートパソコンです。

            MacBook Airと比較しても完成度や高級感は互角と感じるような出来栄えで、Macのようなデザインが良い機種が欲しいけどWindowsが良い、という人にもお勧めできます。

             

             

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