2023年、コスパ最強ノートパソコンとして驚異的なコスパで販売されていた
DELL Inspiron 16(16インチ版)
の、Intel/AMD版の2024年新型が発売されています。
DELL Inspiron 16(5640)→Intel版
DELL Inspiron 16(5645)→AMD版
という型番で発売されています。
今回、法人向けエントリーノートパソコンVostroシリーズが、Inspironに統合されたため、Inspiron 14はラインナップが変わっていました。
Inspiron 16のほうは、統合の影響はなく、2023年モデルとほぼ同じと感じました。
当記事で詳しく紹介します。
DELL Inspiron 16 5640/5645 製品紹介
新型Intel
CPU1 | インテル® Core™ i3-1305U ,インテル® Core™ i5-1334U |
CPU2 | インテル® Core™ 5 プロセッサー 120U,インテル® Core™ 7 プロセッサー 150U |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB~1TB |
液晶 | 16.0インチ 16:10 FHD+ (1920 x 1200) 非光沢 非タッチ 250nits 広視野角 ディスプレイ ComfortView 搭載 |
重量 | 約1.87kg |
サイズ | 約 356.78×249.52×19.05mm |
バッテリー | 54Wh (最大時間は未公表) |
価格 | 10万円台〜(時期により変動) |
新型AMD
CPU1 | AMD Ryzen™ 5 8540U, Ryzen™ 7 8840U |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB~1TB |
液晶 | 16.0インチ 16:10 FHD+ (1920 x 1200) 非光沢 非タッチ 250nits 広視野角 ディスプレイ ComfortView 搭載 |
重量 | 約1.87kg |
サイズ | 約 356.78×250.60×16.18~19.05mm |
バッテリー | 54Wh (最大時間は未公表) |
価格 | 9万円台〜(時期により変動) |
Intel版(5640)とAMD版(5645)の両方が発売されています。
Inpiron 16はメモリ16GB、アルミボディのみのラインナップ
Inspiron 16は、14とは違い、メモリは16GBのみ、アルミボディのみとなっています。
その分、スタートプライスはAMDで9万円~とやや高いのですが、今買うならメモリ16GBがおすすめなので、これはこれで良いのではないかと言えます。
Inspiron 16はテンキーあり
Inspiron 16 の2024年新型は、キーボードにテンキーが復活しました。
2023年モデルにはなかったのですが、要望があり戻した?のかもしれませんね。
テンキーありののノートパソコンが欲しい方は一定数いるという印象なので、テンキーが欲しい方にはおすすめできます。
新型のCPU性能
ノートパソコンに搭載されている主要CPUのベンチマークとなる、PassMarkというスコアを紹介します。
CPU | PassMarkスコア |
Ryzen 7 8845HS ※最新世代 | 29904 |
Ryzen 7 8840HS ※最新世代 | 25294 |
Ryzen 7 8840U ※最新世代 | 25000 |
Core Ultra 7 155H ※最新世代 | 24910 |
Core Ultra 5 125H ※最新世代 | 21300 |
Ryzen 7 7735U | 21082 |
Core i5-1340P | 20106 |
Core i7-1360P | 19600 |
Ryzen 5 8540U ※最新世代 | 19000 |
Ryzen 7 7730U | 18864 |
Core 7-150U ※最新世代 | 18236 |
Core i7-1260P | 17257 |
Core i5-1240P | 17345 |
Core Ultra 5 125U ※最新世代 | 17186 |
Core 5-120U ※最新世代 | 17292 |
Ryzen 5 7535U | 17123 |
Core i5-1335U | 16814 |
Ryzen 5 7530U | 16509 |
Core Ultra 7 155U ※最新世代 | 16069 |
Ryzen 5 5625U | 15000 |
Core i5-1235U | 13865 |
Core i3-1315U | 13755 |
Ryzen 3 7330U | 11816 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Ryzen 5 7520U | 9489 |
Intel N100 | 5657 |
Intel Celeron 7305 | 2665 |
事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、スコア10000以上あると、十分快適に使えます。
新型のCPUは、ベンチマークを見るとAMD版のほうが、スコアは高いです。
ただIntelも、普段使いには性能十分なので、どちらを選んでもよいでしょう。
ディスプレイは旧型と同様の性能
新型のディスプレイは
16.0インチ 16:10 FHD+ (1920 x 1200) 非光沢 非タッチ 250nits 広視野角 ディスプレイ
となっています。
これは旧型とスペックは同じです。
上記写真は私が持っているHP ENVY(13インチ)と、旧型DELL Inspironとの比較です。
HP ENVYは輝度400nit、sRGB約100%のIPS液晶で、比べるとENVYのほうが明るく発色もよいですが、DELL Inspiron 14 AMDも実用上は全然問題ありませんでした。
ただ、色域が狭い、やや暗いことに注意が必要です。ただ室内で事務作業に使う分には十分なディスプレイです。
Inspiron 16は、2024年5月現在、価格が10万円前後で、この価格帯だと、色域はsRGB100%の品質を求めたくなります。
ディスプレイにもこだわりたい方は注意が必要です。
ライバル機種のレノボIdeaPad slim 5i Gen9も良いので比較検討を
15.3インチになりますが、レノボIdeaPad Slim 5i Gen9もスタンダードノートパソコンとしてはおすすめの1台になります。
レノボIdeaPad Slim 5i Gen9(15.3型)
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ 5 プロセッサー 120U |
メモリ | 8~16 GB LPDDR5X-5200MHz (オンボード) |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe Gen 4 TLC |
液晶 | 15.3″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 300 nit, 60Hz |
重量 | 約 1.793kg |
サイズ | 約 343.5×238.21×17.4mm(最薄部) |
バッテリー | 57Wh 動画再生時 約 9.8 時間・アイドル時 約 17.2 時間 |
価格 | 7万円台~ |
コスパはとても、良いと言えます。
ディスプレイが100%sRGBと、色域の広い品質の良いディスプレイを搭載しているのも、おすすめポイントです。
メモリ8GBのベース構成なら7.32万、メモリ16GB構成でも8.98万円です。
また、ディスプレイの色域がsRGB100%と広いのも特徴で、この価格帯としてディスプレイの品質も高いのは素晴らしいです。
購入するタイミングでの価格次第というのもありますが、DELL Inspiron 16を購入検討するなら、レノボIdeaPad Slim 5i Gen9も検討してみましょう。
ディスプレイはレノボIdeaPad Slim 5i Gen9のほうが上です。
ただDELL Inspironも、昨年度並みに価格が下がってくれば、コスパでとてもおすすめの1台となるので、購入の際には価格をよくチェックしましょう。
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