レノボのコスパ最強ノートパソコンIdeaPad 3シリーズ
レノボIdeaPad Slim 3 Gen8

について、新モデルが発売されました。
14インチ

15.6インチ

AMD Ryzen 5 7530U、メモリ16GBで7万前後、2024年はノートパソコンが全体的に値上がり傾向であることを考えると、コスパは現時点で最高クラスです。
ただしボディはアルミではなく樹脂製であることは注意点です。

旧型となった5i Gen8は、14インチでコスパが非常に良い機種で、私はIdeaPad Slimはこの5シリーズ推しでした。
ただ、2024年は全体的にノートパソコンが値上がり傾向です。
また5シリーズも、直販モデルはまだ15.3インチの機種しか発売されておらず、14インチでコスパ良い機種を推すとなると、このIdeaPad Slim 3 Gen8になるのではないかと考えています。
レノボIdeaPad Slim 3 Gen8 14型(AMD) の特徴
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen™ 5 7530U, Ryzen™ 7 7730U |
メモリ | 8~16 GB DDR4-3200MHz (オンボード) |
ストレージ | 512 GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe QLC |
液晶 | 14インチ FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz |
重量 | 約 1.37kg |
サイズ | 約 324.3×213.8×17.9mm |
バッテリー | 47Wh 動画再生時 約 9.8 時間・アイドル時 約 17.2 時間 |
カメラ | 1080p FHDカメラ (プライバシーシャッター付)、マイク |
認証 | 指紋認証 |
価格 | 6万円台~ |
コスパは冒頭紹介の通り、2024年最高クラスです。
2023年は、DELL Inspiron 14のコスパが凄すぎて、これでも高く感じるのですが、2024年は今のところ値上がり傾向です。
14インチノートパソコンでコスパが良かったDELL Inspiron 14も、今のところメモリ16GBにすると8万円台となりそこまで安くはなく、ボディも樹脂製とアルミの2種類になってしまいました。
そう考えると、メモリ16GBが7万円前後の当機種は、現時点の相場ではとても安いと言えます。

インターフェイスは、USB Type-Cがしっかりと充電に対応しています。
エントリー機種は、USB Type-Cが充電に対応していない機種が多いため、この点はしっかりと機能性が確保されています。
CPUは1世代前のAMD Ryzenだが性能は十分
CPUはAMD Ryzen 5 7530U、Ryzen 7 7730Uを搭載しています。いずれも2023年主流のCPUです。
ノートパソコンに搭載されている主要CPUのベンチマークとなる、PassMarkというスコアを紹介します。
CPU | PassMarkスコア |
Ryzen 7 8845Hs ※最新世代 | 29904 |
Ryzen 7 8840U ※最新世代 | 25000 |
Core Ultra 7 155H ※最新世代 | 24910 |
Core Ultra 5 125H ※最新世代 | 21300 |
Ryzen 7 7735U | 21082 |
Core i5-1340P | 20106 |
Core i7-1360P | 19600 |
Ryzen 5 8540U ※最新世代 | 19000 |
Ryzen 7 7730U | 18864 |
Core 7-150U ※最新世代 | 18236 |
Core i7-1260P | 17257 |
Core i5-1240P | 17345 |
Core 5-120U ※最新世代 | 17292 |
Ryzen 5 7535U | 17123 |
Core i5-1335U | 16814 |
Ryzen 5 7530U | 16509 |
Ryzen 5 5625U | 15000 |
Core i5-1235U | 13865 |
Core i3-1315U | 13755 |
Ryzen 3 7330U | 11816 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Ryzen 5 7520U | 9489 |
Intel N100 | 5657 |
Intel Celeron 7305 | 2665 |
事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、スコア10000以上あると、十分快適に使えます。
AMD Ryzen 5 7530U、7730Uは1年前のCPUですが、性能は十分で、普段使いであれば性能に不足を感じることはまずないです。
1世代前のCPUを搭載しつつも性能は確保し、価格をライバル機種よりも下げているのは、うまい製品戦略だと感じます。
1ランク上を求めるならIdeaPad Slim 5i Gen9
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ 5 プロセッサー 120U |
メモリ | 8~16 GB LPDDR5X-5200MHz (オンボード) |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe Gen 4 TLC |
液晶 | 15.3″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 300 nit, 60Hz |
重量 | 約 1.793kg |
サイズ | 約 343.5×238.21×17.4mm(最薄部) |
バッテリー | 57Wh 動画再生時 約 9.8 時間・アイドル時 約 17.2 時間 |
価格 | 7万円台~ |
IdeaPad Slim 3 Gen8よりも1ランク上のノートパソコンを求めるなら、IdeaPad Slim 5i Gen9となります。
ボディはアルミになり、ディスプレイは
- 15.3インチIPS液晶
- 解像度WUXGA液晶 1920 x 1200
- 100%sRGB
- 輝度300it
と、色域の広いディスプレイとなります。
旧型のIdeaPad 5i シリーズは、IPS液晶モデルは、約65%sRGBと、色域は広くなく、事務作業向きで写真編集や画像編集には向きませんでした。
今回のディスプレイは、100%sRGBと色域も広くなり、写真編集や画像編集にも向きます。
さらにアスペクト比も16:10と縦に長く、優秀なディスプレイです。
レノボIdeaPad Slim 3 Gen8は2024年コスパ最強機種となるか

レノボIdeaPad Slim 3 Gen8は、普段使いに必要な性能や機能をしっかり確保しており、2024年現在の価格帯を考えるとコスパもなかなかです。
IdeaPad Slim 5 の新シリーズも期待したいところですが、2024年の傾向を見るに価格は高くなってしまいそうです。
この3 Gen8 でも、十分な性能と機能はあるので、2024年にコスパ重視のスタンダードノートパソコンを買うのであれば、今のところ最有力候補の1台になりそうです。
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