Intel第8世代Core i5を搭載した中古レッツノートが、3万円台で購入できるようになってきました。手ごろな価格で持ち運び用のノートパソコンを探している場合おすすめできます。
コスパの良いノートパソコンを調査していて、コスパ最重視であれば性能が良くて耐久性・信頼性の高いノートパソコンを中古で購入するという選択もありなのでは?
という考えを持ち、そういったノートパソコンの品揃えがよく、ネットで購入可能なお店を見つけたので、紹介します。
また、中古を選ぶ際の注意点についても記載していきます。
以前、ブログ執筆のための持ち運びができるノートパソコンを低価格で探していたとき、私は、クロームブックのIdeaPad Duetを3万で購入しました。
このクロームブックは、新品、かつ3万円程度で購入できるモバイルノートパソコンとしては、ベターな選択であったと感じています。
ただ、人間というのは欲深い・・・(^^;
このクロームブック、10ヶ月程度使い込み、ブログの記事もこれで100記事程度は書きました。
概ね不満はないのですが、もっとこうだったら、という欲が出てきました(^^;
- キーボートが小型でキーストロークも浅く打鍵には不向き。
- ブラウザを複数開きまくっていると、たまに固まる。
- 性能的に仕方ないが、GoogleのExcel(スプレッドシート)を編集しようと思っても遅すぎて使い物にならない。
- Windows用アプリをインストールしたい。
このクロームブックは、サブ機としてはとても優秀ですが、やはりメイン機とするには心もとないところもあるなと・・・まあ値段的には十二分にコスパが良いと言えますが。
ということで、しっかりとした性能のノートパソコンを、同じくらいの値段で買えないものか、と探しており、見つけたのが中古ノートパソコンというわけです。
ターゲットは、Panasonicのレッツノートの中古です。

なぜレッツノートかというと、
- 耐久性・信頼性がピカイチ。
- 取引先企業でも相当数使われているし評判も良い。
- とても軽い上に性能も良い。12.1インチならば1kgを切る重量のモデルもあり。
- 中古の流通量が多い(法人向けのものを買い取っていると思われる)
- 個人の方が中古で格安レッツノートを購入した記事をよく見かけて、満足度も高そう。
- キーボードが凄く良くタイピングしやすい。
これら理由のためです。
レッツノートは、一度実際に持ってみたことがありますが、その軽さは感動ものでした!
また、質感も高く、キーボードの打鍵感も素晴らしいです。

しかも、耐久性も素晴らしく、ネットで調べたところ平均使用年数は6年以上とか。
中古で購入するには申し分ない信頼性・耐久性です。
レッツノートの種類(シリーズ)について
中古で購入する際の注意点として、レッツノートの種類(シリーズ)について説明します。
※2016年以降のシリーズを紹介しています。
シリーズ | 特徴 |
FV(2021~2022年) | 14型 |
LV(2018~2021年) | 14型 |
LX(2016~2018年) | 14型 |
SR(2022年) | 12.4型 |
SV(2018~2022年) | 12.1型 |
SZ(2016~2017年) | 12.1型 |
MX(~2016年) | 12.5型 2in1 |
QV(2019~2022年) | 12型 2in1 |
XZ(2017~2019年) | 12型 2in1 |
RZ(2016~2021年) | 10.4型 2in1 |
インチサイズや世代によって、シリーズ名に違いがあります。
SV・SZシリーズ(12.1型)

王道のコンパクトモバイルノートです。レッツノートといったらこのサイズとシリーズを思い浮かべる方も多いと思います。
中古でも最も多く出回っており、狙い目のシリーズとなります。
QV・XZシリーズ(12型 2in1)

タブレットモードとしても使える、コンパクトモバイルノートです。
タブレットとしても使える分、少し重い、少し高いなどのデメリットがあります。これは2in1全般に言える特徴ですが。
タブレットモードで使いたい、タッチパネルにしたいなどがない限りは、わざわざこのシリーズを選ぶ必要はないでしょう。
FV・LV・LXシリーズ(14型)

ディスプレイが14インチと、レッツノートとしては大型のサイズのモデルです。
12インチではディスプレイが小さい、キーボードが大きいほうが打ちやすい、などの方はこのシリーズにするとよいでしょう。
SRシリーズ(12.4型)

2022年秋に発売された新モデルです。
コンパクトサイズながら、ディスプレは3:2の縦長比率のものを搭載し、見やすさ・作業しやすさにも考慮しています。
また884g~と軽量であることも特徴です。
新モデルということもあり、非の打ちどころのない出来であると思いますが、中古ではまだお目にかかれることは少ないでしょう。
レッツノート中古購入の注意点について
CPU性能についての注意点
Intelの旧世代のCPU性能について紹介します。
CPU | PassMarkスコア |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10186 |
Core i3-1115G4(第11世代) | 6610 |
Core i5-8365U(第8世代) | 6386 |
Core i5-8250U(第8世代) | 5966 |
Core i5-7300U(第7世代) | 3620 |
Core i5-6300U(第6世代) | 3270 |
Intel Celeron N4120 | 2510 |
IntelのCPU性能ですが、第8世代にてコア数が増えるという改良が入り、大きく性能アップしております。
また、第8世代以降のIntelCPUであれば、Windows11のアップグレードサポート対象のCPUとなります。
たとえば上記のCore i5-8250U、8365Uはアップグレードサポート対象です。
そのため
- 予算があるなら、Intel第8世代以降のCPU + メモリ8GB以上を選ぶ
- コスパ重視なら、2〜3万円台くらいで状態がよいものをチョイス
がよいのではないかと個人的には思います。
もし、7万以上出すのであれば、新品でコスパ最強ノートパソコンのDELL Inspiron 14 AMDや、レノボIdeaPad Slim 5シリーズが狙えますので新品も検討してみましょう。
当然ですが新型のほうが性能は段違いに上です。
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CPU・メモリは5年で厳しくなるので軽作業用が無難
ノートパソコンの性能進歩は日進月歩で、大体4~5年もすると、最新のソフトウェアに性能が追い付かなくなってしまい、ストレスを感じるようになってきます。
2023年の5年前というと2018年ですが、2018年はIntel第8世代が主流でした。
上記で紹介したPassMarkスコアでは、世代の違いによりスコアに大きな差があることが分かります。
例えばCore i5-8250Uのスコア5966だと、Windows10時代は問題なく使えたと思いますが、Windows11では苦しいです。
また、WebブラウザのGoogle Chromeなども、バージョンが上がるにつれて、CPU性能やメモリを大きく使うようになっていっています。
そのため、購入当初は、Intel Core i5 もしくはAMD Ryzen 5 + メモリ8GBで何ら不足を感じないとしても、5年後はストレスを感じるようになっている可能性が高いです。
そのため、レッツノートの中古を例えば5年落ちで購入するのであれば、用途は軽作業に限定したほうが良いと思います。
軽作業とは以下のような作業を想定しています。
- Web閲覧
- 動画鑑賞
- 文書・記事作成
- SNS書き込みやブログ作成・編集
これら作業であれば、性能がそこそこでも問題ないですし、レッツノートの軽さやキーボードの良さが活かせると思います。

レッツノートの品揃えがよい通販サイト紹介
レッツノートの品ぞろえが良く、口コミもなかなか良さそうな通販サイトを紹介します。
Be-Stock
ここでは、2023年5月現在、76のレッツノートの取り扱いがあります。
1997年からPC通販を実施している老舗のようで、取扱量も素晴らしいです。
口コミも調べてみましたが、楽天市場にも出店しており、587件の口コミがあり平均点は4.37/5点と高得点でした。

ほとんどが高評価であるので、安心できるショップと言えそうです。
ソフマップ楽天市場店
ソフマップではノートパソコンの中古を数多く取り扱っており、レッツノートも相当数の取り扱いがあります。

上記画像のように、展示品を数多く取り扱っており、新品よりも安くなっているので、新しい年式のものをコスパ良く買いたいのであればおすすめと言えます。
お買い得なレッツノートの中古を紹介!
実際に売りに出されている、お買い得なレッツノートの中古を紹介します。
3万円前後 Intel第8世代CPU + メモリ8GB + SSD
3万円前後でも、Intel第8世代Core i5 + メモリ8GB + SSDが探せるようになってきました。

レッツノート SV7
販売価格:30,360円
■CPU:Intel(R) Core(TM) i5-8350U CPU @ 1.70GHz
■メモリ:8GB (4GB×2)
■ストレージ:128GB SSD
■グラフィック:Intel UHD Graphics 620
■Webカメラ: カメラなし
■ドライブ: DVD-RAM
■ディスプレイサイズ:12.1インチ
■解像度:1920×1200
■入力端子:HDMIあり
■ネットワーク:Wifi、1000Base-T(Bluetoothなし)
■バッテリー:最大容量70%以上
※消耗品のため、稀に輸送時に70%を下回る場合がございます
■付属品:なし
上記紹介の「秋葉原中古PC通販OraOrA」の商品です。
12インチで画面比率は今時流行りの16:10を採用しているレッツノートです。
しかもCPUはIntel第8世代Core i5、メモリ8GB、SSD128GBとなかなかで、状態も良品で、コスパは抜群だなと感じます。
今のレノボのクロームブック購入前に、これを見つけていたら、多分こっちを買っていただろうなと思います(^^;
レッツノートは新品だと25万以上するのになんでこんなに安いのか?
レッツノートは、国産PCでスペックも良いかわりに、ものすごく高く、公式サイトで見ても25万~30万以上するのが一般的です。
じゃあ中古だとなぜここまで安くなるのか?
ここからは予想ですが・・・
レッツノートはその価格の高さと信頼性から、ほとんど企業が購入して使っており、個人の購入はほぼないと予想しています。知り合いの大手取引先企業でもレッツノートを使用しているところは多いです。
25万以上のノートパソコンを企業が購入した場合、経費処理としては固定資産として計上し、4年の減価償却にすることが一般的のようです。
そのため4年経つと、経理上は1円を残して全額償却されます。
経験上、パソコンは4年経つと、ハード的にはまだまだ使えますが、ソフトをバージョンアップしたいなどの理由で買い換えることが多くなってきます。
中古パソコンショップで販売されているレッツノートは、おそらく減価償却しきって、価値1円になった個体を、廃棄する代わりに企業から回収しているのではないかと予想します。(つまり仕入れ値はほぼタダではないかと予想する)
なので、売値が2〜3万など激烈に安いものが結構ありますが、おそらくそれらはほぼ、4年以上経った個体であるものと予想します。
あまり耐久性の良くないノートパソコンだと、4年経つと消耗が激しいですが、レッツノートはもともと耐久性が高く作られているので、中古で販売しても商売になるのだろう、と思います。
個人的に、ノートパソコンは2〜3年もすれば、もっとよいスペックのものに買い替えたくなるものなので、こういった中古でも高性能のものを2〜3年ごとに安く買い替える、というのは選択肢として大いにアリだと思います。
中古だとバッテリーが心配!?でも交換可能なので大丈夫!
中古のノートパソコンで一番消耗するのはバッテリーです。
バッテリーは、1〜2年もすると満充電できる容量がどんどん少なくなり、いきなり壊れて使えなくなってしまうことも多いです。
この点、レッツノートは安心で、バッテリーパックを購入して容易に交換できることをウリにしています。

調べていると、バッテリーは純正品で1万〜のようですね。
例えば、上記のCF-NX3GDGCSを22000円で購入し、「バッテリー調子悪くなったな・・・」と思って交換しても、3万円強で済みます。
新品で8〜9万のモバイルノートパソコンを買うことを考えれば、十分安い!です。
バッテリーの状態を手軽に確認する方法を紹介
Windowsノートパソコンの場合に、バッテリーの状態を手軽に確認するコマンドについて紹介します。

Windowsの左下スタートボタンより、ファイル名を指定して実行→[cmd]と入力してOKで、コマンドプロンプトを開きます。

コマンドで、「powercfg/batteryreport」と打ち、エンターキー押下で、カレントディレクトリ(上記の例だとC:\work)に、実行結果がhtmlファイルにて保存されます。

上記の通り結果が表示されます。
DESIGN CAPACITY:パソコン購入時のバッテリー容量
FULL CHARGE CAPACITY:現時点で満充電できる容量
CYCLE COUNT:今までに何回放電:充電したかの回数
上記例は、私用で嫁さん用に購入したLenovoのIdeaPad Slim 550の値を取得しました。
購入して約5か月、44180/44500のため、バッテリー容量は99%と、ほぼ劣化していません。
CYCLE COUNTは33回のため、33回は充電切れ→充電を実施しているはずですが、その程度の劣化のため、普通の使い方ならば、そこまですぐにバッテリーが使えなくなることはなさそうです。
もし、中古PC購入でバッテリーを気にするならば、ネット通販の場合、上記コマンド実行結果を販売業者に問い合わせてみればよいと思います。
上記紹介のBe-Stockだとバッテリー残量を商品概要に乗せており、この方法にて調べているのだろうと予想します。
(もしネット通販で上記結果を教えてくれないような業者ならば・・・まあやめたほうが無難でしょうね)
ノートパソコンでバッテリーの次に心配なのはキーボードだが・・・こちらも交換可能!
ノートパソコンで壊れやすい部品としては、次にキーボードが思いつきます。
特定のキーだけ剥がれたとか、キータッチが効かなくなった、とかはたまにあるのですよね・・・
この点、レッツノートは、流通量が多くて耐用年数も長いためか、交換用キーボートというのがネットで探すとすぐに見つかります。
価格は大体4000円程度のようです。
こちらは、バッテリーと違って、ユーザーが手軽に交換することを意識した作りではないので、交換は手軽ではないようですが・・・
こちらもネットで検索すると結構出てくるので、自分でもまあできそうな作業ではあります。
バッテリーとキーボードは、中古購入の場合交換前提で考えておいてもよいのかなと思います。
レッツノートは中古での購入が安くておすすめ!
高性能ノートパソコンを購入する方法として、耐久性・信頼性の高いレッツノートを中古で購入する通販サイトの紹介をさせていただきました。
正直なところ、2〜3万程度で高性能なレッツノートが購入可能なのであれば、わざわざ新品を買う必要もないのかなと感じます。
2〜3万でノートパソコン購入となると、新品だとほぼ選択肢がなく、私のように格安クロームブックを購入する程度しか選択肢がないですが・・・
中古でも気にならないのであれば、レッツノートを買ったほうが満足度は高いと思います。私はクロームブックを買いましたがちょっと後悔しています(^^;
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