※2023年8月更新
Lenovo Yogaシリーズは、レノボのノートパソコンではIdeaPadの1ランク上に位置付けられる高品質・高コスパノートパソコンです。
レノボは、IdeaPadシリーズのコスパが素晴らしく、YogaはIdeaPadよりは少し高いですが、その分IdeaPadよりも高品質で多機能な機種となっています。
当記事ではYogaシリーズの特徴・商品について紹介していきます。
レノボYogaシリーズの種類と特徴
Yogaのノートパソコンのシリーズとしては

- Pro
- コンバーチブルPC
- ウルトラスリムPC
この3種類に分けられます。
もともと、コンバーチブルとウルトラスリムの2種類でしたが、Yoga Proシリーズが追加されました。以下に詳しく紹介していきます。
コンバーチブルPC
コンバーチブルPCは、下の写真のように、タッチパネルでディスプレイを回転させて使うことができる、2 in 1のノートパソコンです。

ペンも付属しているので、小学生くらいの子供用としてもよいと思います。
私にも小学生の子供がいますが、パソコンを使う場合、タッチパネルやペンが使えたほうが、直感的に使えるので使いやすそうです。

ウルトラスリムPC
ウルトラスリムのYoga Slimシリーズは、高品質・高性能な薄型ノートパソコンです。
Yogaシリーズとは違い、2 in 1ではなく普通のノートパソコンとなっています。

上記はYoga SlimシリーズのYoga Slim 750i Carbonですが、ものすごく薄い!
なんと厚さはわずか14.25mmです。
スタイリッシュで高品質なノートパソコンを探している方には、おすすめです。
Proシリーズ
Yoga Proシリーズの特徴についてレノボ公式ページの説明を紹介します。
プロシリーズノートPC: クリエイティブなプロフェッショナルのためのデバイス
Lenovo Yoga Pro シリーズは、外出の多いプロフェッショナルやクリエーターのためのノートPCです。究極の薄さと軽さを実現したデザインの筐体に、最先端のプロセッサー、鮮やかなPuresightディスプレイ、高速グラフィックスを搭載しています。
コンバーチブル型と違い、タブレットモードとしては使えず、普通のクラムシェル型ノートパソコンのようです。
まだProシリーズは、Yoga Pro 7i Gen8の1台のみのようですが、軽めで持ち運びも出来て、クリエイティブ用途としても使えるという、万能なノートパソコンです。
個人的に、軽くて、1台でなんでも出来るノートパソコンは、良くて欲しいなと思いますね。
レノボYoga ProシリーズYoga Pro 7i Gen8製品紹介
レノボYoga Pro 7i Gen8
スペック
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ i5-13500H, Core™ i7-13700H |
メモリ | 16 GB LPDDR5-5200MHz (オンボード) |
グラフィック | NVIDIA® GeForce RTX™ 3050 6GB GDDR6 |
ディスプレイ(1) | 14.5″ WQXGA液晶 (2560 x 1600) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 350 nit, 90Hz |
ディスプレイ(2) | 14.5″ 3K液晶 (3072 x 1920) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%DCI-P3, 400 nit, 120Hz |
SSD | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe, 1 TB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 TLC |
光学ドライブ | なし |
無線LAN | Wi-Fi 6E対応 (IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n準拠) 2×2 & Bluetooth® |
Webカメラ | IR&1080p FHDカメラ (電子式プライバシーシャッター付)、マイク |
指紋認証 | なし |
外形寸法(mm) | 約 325.5×226.49×15.6mm(最薄部) |
駆動時間 | 73Whr 最大18時間 |
充電時間 | 約2時間 |
重量 | 1.49kg |
価格 | 12万円台~ |
外付けGPUに、GeForce RTX 3050を搭載する構成を選ぶことができ、かつ、14.5インチで1.49kgと、性能の割に比較的軽量です。
外付けGPUなしの構成を選択することもできます。
価格と納期

2023年8月、新発売で12万円台から購入できます。
Yoga 7i Gen8と違い、コンバーチブル型ではないので、タブレットモードやスタンド型としては使えませんが、そのかわりに性能が良くなっています。
CPU性能は極めて高い
ノートパソコンに搭載されている主要CPUのベンチマークとなる、PassMarkというスコアを紹介します。
CPU | PassMarkスコア |
Core i7-13700H | 30030 |
Core i7-12700H | 27020 |
Core i5-13500H | 25096 |
Ryzen 7 6800H | 23797 |
Core i7-1360P | 20813 |
Ryzen 7 6800U | 20727 |
Ryzen 7 7730U | 18864 |
Ryzen 7 5800U | 18837 |
Ryzen 7 5825U | 18386 |
Core i5-1340P | 17878 |
Ryzen 5 7530U | 17704 |
Core i7-1260P | 17203 |
Core i5-1240P | 17345 |
Ryzen 5 5600U | 15000 |
Ryzen 5 5625U | 15000 |
Core i5-1235U | 13865 |
Ryzen 3 7330U | 11816 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Core i3-1115G4 | 6610 |
Intel Celeron 7305 | 2665 |
Core i7-13700Hのスコアは極めて高く、ぶっちぎりに高い性能と言えます。
この性能なら、動画編集・ゲーミングなんでもOK、と言える性能です。
グラフィック性能もまあまあ
グラフィックボード | 3DMark Fire Strike |
GeForce RTX 3080 Ti | 38323 |
GeForce RTX 3080 | 36176 |
GeForce RTX 3060 | 20764 |
GeForce RTX 3050 Ti | 14911 |
GeForce GTX 1650 | 9047 |
AMD Ryzen 7 PRO 6860Z(CPU内蔵) | 7202 |
AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) | 6666 |
Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) | 5010 |
Intel Core i7-1165G7(CPU内蔵) | 4200 |
AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) | 3360 |
AMD Ryzen 7 5800U(CPU内蔵) | 3276 |
めやすとしてはGeForce GTX 1650がエントリー向けグラフィックボードとなります。
CPU内蔵グラフィックスだと、Intelが若干ですが優勢であったのが、最新世代のRyzen 7 6800UだとIntelを上回っていることがわかります。
これだけの性能があると、バリバリの3Dゲームでない限り、大体のゲームができてしまいます。そのため、自分がやりたいゲームをチェックして、外部グラフィックボードが必要かどうかを検討してみましょう。
Yogaシリーズ(マルチモードPC)紹介

Yogaシリーズ(マルチモードPC)の製品紹介をまとめます。
モデル | サイズ | 価格 | 発売日 |
Yoga 6 Gen 8 | 13.3インチ | 9万円台〜 | 2023/1/31〜 |
Yoga 770 AMD | 14インチ | 11万円台〜 | 2022/6/7〜 |
Yoga 7i Gen8 14型 | 14インチ | 13万円台〜 | 2023/4/7〜 |
Yoga 7i Gen8 16型 | 16インチ | 15万円台~ | 2023/4/7〜 |
Yoga 9i Gen8 14型 | 14インチ | 21万円台〜 | 2023/4/7〜 |
※価格は2023年8月調査のものです
いくつかピックアップして製品紹介します。
レノボYoga 6 Gen8製品紹介
スペック
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 7 7730U |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB |
液晶 | 13.3″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢あり, マルチタッチパネル, 100%sRGB, 300 nit, 60Hz |
カメラ | IR&1080p FHDカメラ(プライバシーシャッター付) |
指紋認証 | あり |
重量 | 約1.39kg |
サイズ | 約 304x218x17.36mm(最薄部) |
バッテリー | 最大21.7時間 59Wh |
価格 | 9万円台〜 |
13.3インチ、タッチパネル搭載のモバイルノートパソコンです。
CPUは、AMD Ryzen 7 7730Uと、最新の高いスペックのCPUを搭載しています。
コンバーチブル型で、とても上質な機種です。
ディスプレイも100%sRGBと、色域の広い綺麗なディスプレイを搭載しています。
価格と納期
凄いのが、Ryzen 7 7730U + メモリ16GBで9.9万と、ギリギリ10万を切る価格で購入できることです。
上質な機種を安く購入されたい方におすすめです。
納期も1~2日と速いです。
性能に対する価格・コスパは素晴らしいものがあります。
実機レビューを書いているので参考にしてみてください。

レノボYoga 7i Gen8製品紹介
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | インテル® Core i5-1340P |
メモリ | 16 GB LPDDR5-5200MHz (オンボード) |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
液晶 | 16″ WQXGA液晶 (2560 x 1600) IPS, 光沢あり, マルチタッチパネル, 100%sRGB, 400 nit, 60Hz |
カメラ | IR&1080p FHDカメラ (プライバシーシャッター付) |
指紋認証 | なし |
重量 | 約1.98kg |
サイズ | 約 362.16×250.12×16.99mm(最薄部) |
バッテリー | 最大21.5時間 71Wh |
価格 | 15万円台〜 |
レノボYoga 7シリーズ Gen8は、以下の3ラインナップがあります。
- 16インチIntel(IPS液晶、2 in 1)
- 14インチIntel(有機EL液晶、2 in 1)
- 14インチAMD(有機EL液晶、2 in 1)
Yogaシリーズはとても高品質で、ボディも綺麗で上質です。
またCPU性能も良く、ディスプレイも綺麗です。
有機ELが欲しい場合は14インチモデルを、大画面が欲しい場合は16インチモデルを購入しましょう。
レビュー記事を書いていますので参考にしてみてください。

Yoga 770 AMDの価格・スペック紹介
スペック
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen™ 7 6800U モバイル・プロセッサー |
メモリ | 16 GB LPDDR5-4800MHz |
ディスプレイ | 14.0型 2.8K OLED (有機ELディスプレイ) (2880×1800ドット、最大10.74億色、16:10、90Hz、Dolby Vision対応、 DisplayHDR 500 True Black) 、マルチタッチ対応(10点)、光沢あり |
SSD | 1 TB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
光学ドライブ | なし |
無線LAN | Wi-Fi 6E対応 (IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n準拠) |
Bluetooth | Bluetooth(Ver5.2) |
Webカメラ | IR&1080p FHDカメラ (プライバシーシャッター付) |
指紋認証 | なし |
外形寸法(mm) | 約 316.66×220.25×17.35mm |
駆動時間 | 71Whr 最大17時間 |
重量 | 1.42kg |
価格 | 13万円台~ |
上記が借用したマシンのスペックとなります。とても高スペックです。
価格と納期
2023年3月現在、12万円台~で購入できます。
さらに新生活応援セールで5500円引きです。


アルミニウムのボディは質感やデザインが優れており、とても魅力的な1台です。
自分も、HP ENVYをもし買ってなかったら、この機種とめちゃくちゃ迷ったかも・・・
最新のRyzen 7 6800Uのベンチマークについて、Cinebench R23のスコアを紹介しますが、Ryzen 7 5800Uと比較しても大幅向上しています。
CPU | マルチコア | シングルコア |
Ryzen 7 6800U | 21461 | 3459 |
Core i7-1260P | 20778 | 3713 |
Ryzen 7 5800U | 18644 | 3108 |
Core i7-1165G7 | 11005 | 3142 |
Ryzen 7 5800Uは、私が購入したHP ENVYの実測値で、これでも十二分に速いのですが、6800Uはさらに大きくスコアを上回っているので、大いに期待できそうです。
またRyzen 7 6800Uは、グラフィック性能も大きく向上、Intel第12世代CPUのグラフィック性能を大きく上回っています。
グラフィックボード | 3DMark Fire Strike |
GeForce RTX 3080 Ti | 38323 |
GeForce RTX 3080 | 36176 |
GeForce RTX 3060 | 20764 |
GeForce RTX 3050 | 14877 |
GeForce GTX 1650 | 9047 |
AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) | 6666 |
Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) | 5010 |
Intel Core i7-1165G7(CPU内蔵) | 4200 |
AMD Ryzen 7 5800U(CPU内蔵) | 3276 |
上記のように、GeForce MX450と同等レベルのグラフィック性能を保持しているようで、3Dゲームでも軽めのゲームならばそれなりに動く性能があります。
また、動画編集などでも力を発揮してくれます。
詳細なレビュー記事を以下に書いているので参考にしてみてください。

Yoga Slimシリーズ(ウルトラスリム)紹介
Yogaシリーズ(マルチモードPC)の製品紹介をまとめます。
モデル | サイズ | 価格 | 発売日 |
Yoga Slim 770i Carbon | 13.3インチ | 16万円台~ | 2022/8/23 |
Yoga Slim 970i | 14インチ | 25万円台~ | 2022/8/16 |
※価格は2023年5月調査のものです
→2023年8月
一応2機種ランナップされていますが両方とも販売していないようです・・・
モバイルノート好きな私としては、実機レビューをしてデザインや性能が良かったYoga Slim 750i Carbonが好きでしたが、売れていないからか、販売停止しているように見えます。
Yogaシリーズではないですが、レノボスリムPCでおすすめ機種を紹介します。
レノボ ThinkBook 13x Gen2 製品紹介
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | インテル® Core™ i5-1235U |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
液晶 | 13.3″ WQXGA液晶 (2560 x 1600) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 400 nit, LEDバックライト, ブルーライト軽減パネル |
重量 | 1.2kg |
サイズ | 約 296x209x12.9mm |
バッテリー | 56Whr 最大20.3時間 |
価格 | 9万円前後(時期により変動) |
2023年3月に新発売された機種です。
Intel Core i5、メモリ16GB、SSD512GBと十分なスペックで、ディスプレも解像度2K、100%sRGB、輝度400nitと素晴らしいスペックです。
重量は1.2kgとなかなか軽量で、価格は8万円台~と、かなりのコスパです。
2023年8月現在、8.58万円まで値下げされ、かなり安いといえます。
レノボからもようやく、13インチでコスパの良い機種が発売されたな、と感じます。
モバイルノートが欲しいならおすすめできる機種だといえます。
上記で紹介したHP Pavilion Aeroとの比較記事を書いていますので参考にしてみてください。

レノボ Yoga Slim 750i Carbon 製品紹介
レノボ Yoga Slim 750i Carbon
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | Intel Corei5-1135G7 プロセッサー |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 512GB |
液晶 | 13.3インチ・非光沢・IPSディスプレイ 高精細WQXGA(2560×1600)、LEDバックライト、輝度300nit、色域100% |
重量 | 966g |
サイズ | 約 295.9×208.9×14.25mm(最薄部) |
インターフェイス | Thunderbolt™4 ポート×2(Powerdelivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き)、USB Type-C(3.1)×1、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック |
バッテリー | 最大14時間 |
※2023年2月追記
当機種の販売リンクがなくなっています。後継機にシフトしたものと思います。
当記事はレビュー記事を書いているので参考にしてみてください。

Yogaシリーズのまとめ

- 2 in 1のマシンが欲しいなら、Yoga マルチモードPCを選びましょう。
- Yoga Slimシリーズは、薄型軽量なモバイルノートパソコンであったが現在販売停止中。
レノボYogaは、IdeaPadよりも1ランク上の機種で、その分質感や性能も上の機種です。
IdeaPadで物足りない方は、Yogaも検討機種にいれてみましょう。
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