2024年10月に発売された13.3インチモバイルノートパソコン レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10をレノボよりお借りしたので実機レビューを書きます。
レビュー機のマシンのスペック以下の通りです。
- CPU:AMD Ryzen™ 5 7535HS
- メモリ16GB
- SSD 512GB
- 13.3インチ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 400 nit, 60Hz
- 重さ1.14kg(実測値)
サイズ13.3インチ、重さ1.14kg、価格10万円前後と、程よい軽さとコスパを重視した機種です。
バッテリー持ちもよく、輝度MAXでYouTube動画を流したままの実測テストでは8時間35分持ちました。AMDモデルとしてはとても良かったです。
CPUは、Ryzen 5 7535HS、Ryzen 7 7735HSという、旧世代ですが性能は十分なCPUを搭載し、コスト削減して低価格を実現しています。
AMDのHSシリーズは、本来高性能なCPUで省電力性能は高くはないのですが、当機種ではピーク性能を控えめにして、代わりにバッテリー持ちを良くしているという印象を受けました。
比較的安い価格も含めて、製品設計努力しているな~という印象を受けた1台です。
レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10の特徴は
- 安く購入できるモバイルノートパソコン、品質も上々
と言えます。価格が10万円前後と安いのにもかかわらず、ほどほどの軽さと品質の良さをバランスよく兼ね備えている1台です。
どんな人向けの機種かというと
- モバイルノートパソコンを安く購入したい人向け
- 電源のない環境で長時間使いたい人向け
の機種と言えます。
レノボ IdeaPad Slim 5 Light Gen10
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 5 7535HS, Ryzen™ 7 7735HS |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512 GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC |
液晶 | 13.3インチ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 400 nit, 60Hz |
重量 | 約 1.15kg |
サイズ | 約 295.58×206.95×14.3mm(最薄部) |
バッテリー | 54.7Whr 動画再生時 約 11.5 時間・アイドル時 約 22.8 時間 |
価格 | 10万円台~ |
動画も作成したのでよろしければご視聴ください。
レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10の特徴とおすすめポイント
総合評価
各項目をS~Dで評価しました。Sが一番高い評価です。
比較項目 | レノボIdeaPad Slim 5 Light |
CPU | AMD Ryzen 5 7535HS |
CPU性能(PassMark) | B(実測17337) |
CPUグラフィック性能(3DMark) | C+(実測4419) |
メモリ | 16GB |
ディスプレイ総合評価 | B+ |
ディスプレイ種類 | IPS |
サイズ | 13.3インチ |
アスペクト比 | 16:10 |
ディスプレイ解像度 | B(1920×1200) |
ディスプレイ輝度 | A (400nit) |
ディスプレイ色域 | A (sRGB100%) |
ボディ質感 | B++ |
キーボード | B+ |
重さ・持ち運びやすさ | B+(実測1.14kg) |
インターフェイス | B+ |
USB-A | 〇(2) |
USB-C | 〇(2) |
USB-C充電 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 |
HDMI | 〇 |
Webカメラ | IR&1080p FHDカメラ |
プライバシーシャッター | 〇 |
バッテリー | A+(54.7Whr 実測8:35) |
認証 | 顔認証 |
その他機能 | – |
価格・コスパ | A+(10.68万円) |
おすすめ度 | A+ |
性能はそこそこですが、その分、軽さとバッテリー持ちが優秀な機種です。
ボディ質感やキーボードもかなり良いです。
実測1.14kgと軽く10万円前後と安い
レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10は、1.14kgと比較的軽く、価格も10万円前後で購入可能と、モバイルノートパソコンを安く購入できるのが特長です。
ライバル機種のHP Pavilion Aero 13-bgが、Ryzen 5 モデルで12.48万円のため、レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10のほうが2万円程度安いです。
ボディ質感やキーボードも良くバッテリー持ちも素晴らしい
レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10は、軽くて安いだけでなく、ボディ質感やキーボードも上々の出来です。
ボディ外観は質感が高く、米軍調達基準のMIL-STD-810H認証を受けており、耐久性も高いです。
キーボードも13.3インチのサイズからすると打ちやすいキーボードで、バッテリー持ちも良く、欠点が見当たらない、バランスの良い機種です。
ライバル機種HP Pavilion Aero 13-bgとの比較
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 5 8640U,Ryzen 7 8840U |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB~1TB |
液晶 | 13.3インチワイド・WUXGA非光沢・IPSディスプレイ (1920×1200 / 400nit) |
重量 | 990g |
サイズ | 約 297× 211 × 16.5 (最薄部) -17.4 (最厚部) mm |
バッテリー | 最大 11時間30分 |
価格 | 12万円台~ |
モバイルノートパソコンで真っ先におすすめに挙げられるのが、HP Pavilion Aero 13-bgです。
1kg切り、実測973gと軽く、かつ15万円未満で購入可能と、コスパが素晴らしい機種です。
以下はHP Pavilion Aero 13-bgの総合評価です。
比較項目 | HP Pavilion Aero |
CPU | AMD Ryzen 7 8840U |
CPU性能(PassMark) | B+ (23428) |
メモリ | B+ (16GB) |
ディスプレイ総合評価 | B+ (IPSだが品質は高い) |
ディスプレイ種類 | IPS |
サイズ | 13.3インチ |
アスペクト比 | B+ (16:10) |
ディスプレイ解像度 | B (1920×1200) |
ディスプレイ輝度 | A (400nit) |
ディスプレイ色域 | A (100%sRGB) |
ボディ質感 | B+ |
キーボード | B+ |
重さ・持ち運びやすさ | A+ (実測973g) |
インターフェイス | B (普通) |
USB-A | 〇(2) |
USB-C | 〇(2) |
USB-C充電 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 |
Thunderbolt/USB4 | × |
HDMI | 〇 |
Webカメラ | A (5MP) |
プライバシーシャッター | あり |
バッテリー | C+ (43Whr,実測5:32) |
認証 | 顔認証 |
その他機能 | – |
価格・コスパ | S(13.9万,学割+7%オフ) |
個人的欲しい度 | A+ |
軽さと性能はHP Pavilion Aero 13-bgが上ですが、価格の安さとバッテリー持ちは、レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10が上です。
より安くモバイルノートパソコンが欲しいとか、バッテリー持ちも重要という人には、レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10のほうが良いでしょう。
レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10のスペック
レノボ IdeaPad Slim 5 Light Gen10
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 5 7535HS, Ryzen™ 7 7735HS |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512 GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC |
液晶 | 13.3インチ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 400 nit, 60Hz |
重量 | 約 1.15kg |
サイズ | 約 295.58×206.95×14.3mm(最薄部) |
バッテリー | 54.7Whr 動画再生時 約 11.5 時間・アイドル時 約 22.8 時間 |
価格 | 10万円台~ |
レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10の価格
価格はレビューした構成が11万円台からです。
モバイルノートパソコンが安く欲しい人にも特におすすめできます。
レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10の外観と機能
外観・デザイン・質感
外観は上質で高級感があります。
10万円の価格からしても十分に満足のできる質感です。
ボディが薄くてサイズもコンパクトなので、持ち運びにも向きます。
重さ
メーカー公称の重量は1.15kgです。実測値は1138gと少し軽いです。
モバイルノートパソコンとしては比較的軽く、持ち運びしやすいです。
アダプターはUSB TYpe-Cのもので出力65Wで173gとなります。電源アダプターも軽いです。
本体実測値 | 1138g |
---|---|
アダプター | 173g |
持ち運びも考慮するなら、電源アダプターはUSB Type-C対応の軽量でコンパクトなものを買ってしまったほうがよいと思います。私も購入しています。
軽量な充電器とケーブルを買えば、重量を合計100~110g程度に抑えることができます。
ディスプレイ
ディスプレイ | 13.3インチ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 400 nit, 60Hz |
ディスプレイは13.3インチのIPSで、解像度1920×1200です。
明るくて発色もよいディスプレイです。
有機ELの解像度2.8Kにはかないませんが、10万の価格帯では十分に頑張っているディスプレイと言えます。
レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10(IPS)
HP OmniBook Ultra(有機EL)
上記は、HP OmniBookの有機ELとの比較です。
肉眼で見たときは有機ELのほうがより綺麗ですが、写真で見るとさほどの違いは感じません。
十分に綺麗なディスプレイと言えます。
キーボード
キー配置はレノボのIdeaPadシリーズやYogaシリーズと同じで、Enterや矢印の箇所など、やや詰まっているような配置に見えますが使い勝手は良好です。
打鍵感はとても良好です。これは、私が使っている、上位機種の旧型のレノボYoga770よりも少し上だと感じました。
キーストロークも十分に深く、キーピッチも十分に確保されており打ちやすいです
キーボードで点数をつけるなら80~85点くらいで、打ちやすいキーボードです。
タッチパッドの操作感も良好でした。
キーボードバックライトも搭載しており、暗い場所での作業も苦になりません。
指紋認証はありませんが、顔認証には対応しています。
インターフェイス
左側面のインターフェイスは、奥から順番に
- HDMI
- USB 3.2 Gen2 Type-C × 2
- マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
となります。
右側面のインターフェイスが、奥から順番に
- USB 3.2 Gen1(Type-A) × 2
- microSDメディアカードリーダー
となります。
必要なものは揃っているという印象です。
USB Type-C対応のDELLモニターに接続して検証したところ、問題なく4K出力、充電が可能でした。
バッテリー駆動時間のチェック
バッテリーは54.7Whrと、13インチとしては平均より少し大きいバッテリー容量となります。
以下の条件にてバッテリー駆動時間のチェックを行いました。
- 輝度MAX
- youtube動画流しっぱなし
メーカー公称時間 | 動画再生時 約 11.5 時間・アイドル時 約 22.8 時間 |
---|---|
残量0%まで | 8時間35分 |
輝度の高さを考慮すると、モバイルノートパソコンとしてトップクラスのバッテリー持ちでした。
WEBカメラ
IR&1080p FHDカメラが付いています。プライバシーシャッター付きです。
顔認証にも対応しています。
ノートパソコンのカメラで写真を撮りました。映りはとてもきれいで、Web会議も問題なくこなせます。
スピーカー
底面に2つのスピーカーが搭載されています。
スピーカーの音質は主観ですが標準的です。
レノボYoga 770が10点とすると、8~9点くらいです。
ノートパソコンスピーカーを聞き比べてみて、レノボYoga 770のスピーカーはかなり優秀ということが分かっており、それよりは若干劣るかなという印象です。
無線速度のテスト
自宅のWiFiは、11ac(Wi-Fi5)で5.0GHzを使用していますが、同じ部屋で計測してみたところ、550Mbpsと十分な速度が出ていました。
2Fでも520Mbpsの速度が出ているので、受信強度も良好です。
機種 | 無線速度 |
ThinkBook 13x Gen2 | 400Mbps |
Yoga 6 Gen8 | 510Mbps |
DELL XPS 13 Plus | 510Mbps |
IdeaPad Slim 5i Gen8 | 550Mbps |
ThinkPad X1 Carbon | 540Mbps |
HP Envy x360 13-ay | 570Mbps |
HP Envy x360 14-fc | 550Mbps |
Yoga 7i 2-in-1 Gen9 | 530Mbps |
IdeaPad Sim 5 Light Gen10 | 550Mbps |
IdeaPad 5x 2-in-1 Gen9 | 560Mbps |
Yoga Slim 7x Gen9 | 560Mbps |
HP Pavilion Aero 13-be | 580Mbps |
Legion Pro 5i Gen8 | 610Mbps |
レノボ IdeaPad Slim 5 Light Gen10
レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10の性能・処理速度
パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。
- PassMark
- CineBench R23
- PCMARK10
- Crystal DiskMark(ディスク速度)
また、ゲーミング性能についても、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。
- FF14(中量級3D)
- FF15(重量級3D)
- 3DMark
画像編集性能については、画像編集ソフトRawTherapeeでRAW現像10枚の書き出し時間を計測しました。
- RawTherapeeでのRAW現像時間
動画編集性能については、動画編集ソフトDavinci ResolveでフルHDのyoutube動画書き出し時間を計測しました。
- Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し
計測結果については、電源に接続してパフォーマンスで計測しています。
PassMarkは、バランスや電源に接続しないバッテリー駆動での計測も行っています。
CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。
CPU | PassMarkスコア |
Core i7-13700HX | 34286 |
Core i7-13700H | 30030 |
Ryzen 7 8845HS | 29904 |
Ryzen 7 8840HS | 24445 |
Core Ultra 7 155H | 25160 |
Ryzen 7 8840U | 23821 |
Ryzen 7 7735HS | 23818 |
Core Ultra 5 125H | 21300 |
Ryzen 5 8640U | 20772 |
Core Ultra 7 258V | 20032 |
Core Ultra 7 155U | 16577 |
Core Ultra 5 125U | 17750 |
Ryzen 7 7735U | 21082 |
Core i5-1340P | 20106 |
Core i7-1360P | 19600 |
Ryzen 7 7730U | 18864 |
Ryzen 5 7535HS | 18312 |
Core i7-1260P | 17257 |
Core i5-1240P | 17345 |
Core 5-120U | 17292 |
Ryzen 5 7535U | 17123 |
Core i5-1335U | 16814 |
Ryzen 5 7530U | 16509 |
Ryzen 5 5625U | 15000 |
Core i5-1235U | 13865 |
Core i3-1315U | 13755 |
Ryzen 3 7330U | 11816 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Ryzen 5 7520U | 9489 |
Intel N100 | 5657 |
Intel Celeron 7305 | 2665 |
事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、スコア10000以上あると十分快適に使えます。
2024年の今購入するなら、15000以上のCPUを選ぶと、4年は快適に使えるでしょう。
めやすはRyzen 5 7530U以上です。
Ryzen 5 7535HSは、旧世代のCPUですが性能はめやすの15000は大きく超えており、十分な性能があるCPUです。
PassMark
電源接続時(パフォーマンス)
電源接続時(バランス)
バッテリー駆動時
PassMarkスコアは中の上といったところで普段使いには十分な性能があります。
PassMark公式サイトの平均値よりは低く、モバイルノートパソコンとしてピーク性能よりも省電力性能を重視したセッティングになっています。
パフォーマンスモードでないと、より性能を抑えた設定になります。
マルチ/シングル | パフォーマンス | バランス |
マルチスレッド | 17337 | 13849 |
シングルスレッド | 3148 | 3150 |
また、バッテリー駆動時ではそこまで性能は落ちず、どちらかというとモード設定の影響のほうが大きいようです。
マルチ/シングル | 電源接続 | バッテリー駆動 |
マルチスレッド | 17337 | 16585 |
シングルスレッド | 3148 | 3161 |
他の主流CPUの実測値と比較しました。
CPU | マルチ | シングル |
Core i7-13700HX | 36225 | 3955 |
Core Ultra 7 155H(レノボIdeaPad Pro 5i) | 32740 | 3846 |
Core Ultra 7 155H(HP Spectre) | 27184 | 3546 |
Ryzen 7 8840HS(レノボ) | 27215 | 3796 |
Ryzen 7 6800H | 25955 | 3458 |
Core Ultra 7 258V(レノボYoga) | 22241 | 4396 |
Core Ultra 7 258V(HP OmniBook) | 20384 | 4390 |
Core Ultra 7 155H(HP Spectre) | 24100 | 3845 |
Core Ultra 5 125H | 24554 | 3636 |
Ryzen 7 8840HS(HP) | 23729 | 3926 |
Ryzen 7 8840U | 23428 | 3822 |
Ryzen 5 8640U | 22006 | 3585 |
Core i5-1340P | 21578 | 3742 |
Core Ultra 7 155U | 19232 | 3678 |
Core Ultra 5 125U | 19263 | 3499 |
Core i7-1260P | 21696 | 3540 |
Ryzen 7 6800U | 21461 | 3459 |
Ryzen 7 7735U | 21278 | 3419 |
Ryzen 7 7730U | 21446 | 3258 |
Ryzen 7 5800U | 18644 | 3108 |
Ryzen 5 7535HS | 17337 | 3148 |
Core i5-1335U | 17694 | 3684 |
Core i5-1235U | 16601 | 3465 |
Ryzen 5 5625U | 16933 | 3138 |
Core i7-1250U | 13518 | 3557 |
Core i7-1165G7 | 11005 | 3142 |
マルチスレッドのスコアは、2024年最新CPUからするとやや物足りないですが普段使いには十分です。
CineBench R23
マルチコアスコア:7025
シングルコアスコア:1276
マルチコアスコア・シングルコアスコアともに、PassMarkと同じ傾向で、そこまで高くはないですが普段使いには十分です。
ほかの主要CPUと比較します。
CPU | マルチコア | シングルコア |
Core i7-13700HX | 19558 | 1656 |
Ryzen 7 8840HS(レノボ) | 13246 | 1690 |
Ryzen 7 6800H | 13505 | 1481 |
Ryzen 7 8840U | 11881 | 1674 |
Ryzen 7 8840HS(HP) | 11421 | 1677 |
Core i5-13500H | 11027 | 1779 |
Core Ultra 5 125H | 10967 | 1653 |
Core Ultra 7 258V(レノボYoga) | 10378 | 1971 |
Core Ultra 7 258V(HP OmniBook) | 9029 | 1747 |
Ryzen 5 8640U | 10266 | 1695 |
Core Ultra 7 155H | 9702 | 1788 |
Ryzen 7 6800U | 11620 | 1481 |
Core i5-1340P | 9301 | 1714 |
Core Ultra 5 125U | 9201 | 1550 |
Core Ultra 7 155U | 7824 | 1674 |
Ryzen 7 7735U | 9250 | 1515 |
Ryzen 7 7730U | 9411 | 1423 |
Core i7-1260P | 9158 | 1481 |
Ryzen 5 5625U | 8064 | 1390 |
Ryzen 5 7535HS | 7025 | 1276 |
Core i5-1235U | 6961 | 1461 |
Core i7-1165G7 | 4122 | 1383 |
PCMARK10
PCMARK10は、実際のアプリケーションを使用したベンチマークソフトで、実際にパソコンを使った時の作業快適性を計測するのに適しているといわれているベンチマークです。
測定結果は以下の通りです。
トータルスコア:5826
Essentials:9393(快適めやす4100)
Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。
快適めやすは4100なので、高い数値です。実際に使ってみてもレスポンスは極めて快適です。
Productivity:8918(快適めやす4500)
ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これも高いスコアです。
Digital Contents Creation:6406
Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。
まずまず高いスコアです。
AMD版とIntel版を比較してみます。
レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10:AMD Ryzen 5 7535HS
HP Envy x360 14-fa:AMD Ryzen 7 8840HS
計測内容 | IdeaPad | HP Envy |
トータル | 5826 | 6600 |
App Start-up Score(アプリ起動) | 11135 | 11865 |
Video Conferencing Score(Web会議) | 8487 | 8179 |
Web Browsing Score(Web閲覧) | 8770 | 9153 |
Spreadsheets Score(表計算) | 10922 | 12559 |
Writing Score(文書作成) | 7283 | 7489 |
Photo Editing Score(画像編集) | 9236 | 11533 |
Rendering and Visualization Score(レンダリング) | 6299 | 8327 |
Video Editing Score(動画編集) | 4519 | 6106 |
最新のAMD Ryzen 7 8840HSと比較すると性能はやや落ちますが、アプリ起動、Web閲覧など普段使いのスコアは僅差で、普段使いには十分な性能があります。
Crystal DiskMark
シーケンシャルリードが6000を超えており、とても高速です。ハイエンド機種なみの性能があります。
この性能のおかげかわかりませんが、普段使いでワードプレスでブログを書く程度の作業であればレスポンスはとても快適でした。
機種 | シーケンシャルリード |
HP Envy 14-fc(2024年式) | 7142 |
HP OmniBook Ultra Flip 14-fh | 6618 |
レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10 | 6602 |
DELL XPS 13 Plus | 6589 |
レノボLegion Pro 5i Gen8 | 6569 |
レノボYoga Slim 7i Aura Edition | 6185 |
HP Envy 13-bf(2022年式) | 5332 |
レノボYoga 7i Gen8 | 5091 |
レノボIdeaPad Slim 5i Gen8 | 5086 |
HP Pavilion Aero 13-be(2023年式) | 5045 |
レノボYoga 7i Gen9 | 5054 |
HP EliteBook 635 Aero G11 | 5027 |
レノボYoga 7 Gen9 | 5022 |
HP Envy 14-fa(2024年式) | 5000 |
レノボIdeaPad Pro 5i Gen9 | 4996 |
HP Pavilion Aero 13-bg | 4930 |
レノボThinkPad X1 Gen12 | 4773 |
レノボThinkPad X1 Gen11 | 3888 |
レノボThinkBook 13x Gen2 | 3603 |
HP Envy 13-ay(2021年式) | 3500 |
FF14 黄金のレガシー ベンチマーク(中~重量級3D)
標準品質(ノートPC)で普通の結果となりました。
スコアは最新のAMD Ryzen 7 8840HSよりも高いスコアでした。
普通に遊べてしまうくらいの性能があります。
CPU | スコア |
Intel Core Ultra 7 258V(レノボYoga) | 9373 |
Intel Core Ultra 7 258V(HP OmniBook) | 9240 |
Intel Core Ultra 7 155H | 8687 |
AMD Ryzen 5 7535HS | 5496 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 4750 |
AMD Ryzen 7 8840U | 4848 |
AMD Ryzen 5 8640U | 4843 |
Intel Core Ultra 5 125U | 3732 |
Intel Core Ultra 7 155U | 3704 |
FF15ベンチマーク(重量級3D)
スコアは軽量品質でやや重い、という結果になりました。
FF15くらいの重い3Dゲームだと厳しいようです。
CPU | スコア |
Intel Core i7-13700HX+RTX4070(標準) | 15852 |
Intel Core Ultra 7 258V(軽量)(HP OmniBook) | 5423 |
AMD Ryzen 7 8840HS(軽量)(レノボ) | 4719 |
Intel Core Ultra 7 258V(軽量)(レノボYoga) | 4523 |
Intel Core Ultra 7 155H(軽量)メモリ32GB | 4188 |
AMD Ryzen 7 8840U(軽量) | 3977 |
Intel Core Ultra 5 125H(軽量) | 3808 |
AMD Ryzen 7 8840HS(軽量)(HP) | 3699 |
AMD Ryzen 5 8640U(軽量) | 3589 |
Intel Core Ultra 7 155H(軽量)メモリ16GB | 3355 |
Intel Core i5-13500H(軽量) | 2875 |
AMD Ryzen 7 7735U(軽量) | 3470 |
AMD Ryzen 5 7535HS(軽量) | 2979 |
Intel Core i7-1260P(軽量) | 2486 |
Intel Core Ultra 7 155U(軽量) | 2331 |
Intel Core Ultra 5 125U(軽量) | 2333 |
Intel Core i7-1250U(軽量) | 2309 |
3DMark ベンチマーク
Fire Strikeのグラフィックスコアは4419でした。
Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。
めやすとしてはGeForce GTX 1650、1060がエントリー向けグラフィックボードとなります。
グラフィックボード | 3DMark Fire Strike |
GeForce RTX 3080 Ti | 38323 |
GeForce RTX 3080 | 36176 |
GeForce RTX 4070(Laptop) | 27898 |
GeForce RTX 4060 | 27500 |
GeForce RTX 3060 | 20764 |
GeForce RTX 4050 Laptop | 18579 |
GeForce RTX 3050 Ti | 14911 |
GeForce GTX 1060 | 12500 |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ32GB | 9747 |
Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)HP OmniBook | 9702 |
Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)レノボYoga | 9512 |
GeForce GTX 1650 | 9000 |
AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) | 8503 |
Intel Core Ultra 5 125H(CPU内蔵) | 8488 |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ16GB | 7900 |
AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) | 7600 |
AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵)(HP) | 7495 |
AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) | 6666 |
AMD Ryzen 5 8640U(CPU内蔵) | 6376 |
Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) | 5399 |
Intel Core i5-13500H(CPU内蔵) | 5237 |
AMD Ryzen 5 7535U(CPU内蔵) | 5103 |
Intel Core i5-1340P(CPU内蔵) | 5000 |
Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) | 4955 |
Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) | 4462 |
AMD Ryzen 5 7535HS(CPU内蔵) | 4419 |
AMD Ryzen 7 7730U(CPU内蔵) | 4000 |
AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) | 3288 |
エントリーグラフィックボードの半分以下程度の性能ということで本格的なゲームは厳しいでしょう。
Time Spyのスコアは1279でした。
グラフィックボード | 3DMark Time Spy |
Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)HP OmniBook | 4007 |
Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)レノボYoga | 3941 |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ32GB | 3841 |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ16GB | 2829 |
AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) | 2912 |
AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) | 2588 |
AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵)(HP) | 2444 |
Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) | 1952 |
AMD Ryzen 5 7535HS(CPU内蔵) | 1279 |
RawTherapeeでのRAW現像時間
フリーの画像編集ソフトRawTherapeeを使って、スマホで撮影したRAW画像10枚のRAW現像にかかる時間を測定しました。
CPU | 時間 |
Intel Core i7-13700HX | 11秒 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 12秒 |
AMD Ryzen 7 8840U | 13秒 |
Intel Core Ultra 7 155H | 13秒 |
Intel Core i5-13500H | 13秒 |
Intel Core i5-1340P | 13秒 |
Intel Core Ultra 5 125H | 14秒 |
Intel Core i7-1260P | 15秒 |
AMD Ryzen 5 8640U | 15秒 |
Intel Core Ultra 7 258V | 17秒 |
Intel Core i5-1335U | 17秒 |
Intel Core Ultra 5 125U | 18秒 |
Intel Core i5-1235U | 18秒 |
AMD Ryzen 7 7730U | 17秒 |
AMD Ryzen 5 7535HS | 20秒 |
Intel Core Ultra 7 155U | 21秒 |
Intel Core i7-1250U | 21秒 |
書き出し速度は、そこまで早くはないです。
Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し時間
動画編集ソフトDavinci Resolveで、5分45秒のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を計測しました。
以前までDavinci Resolveバージョン18で計測していたのですがバージョン19が出てしばらく経ったので、19に切り替えて計測しました。
18→19にバージョンアップすることで以前よりもかなり書き出し速度が向上しています。
そのため18での計測結果が比較にならず・・・19での計測結果のみ載せています。
CPU | 時間 |
Intel Core Ultra 7 155H+GeForce RTX 4050 Laptop | 38秒 |
AMD Ryzen 7 6800U | 1分32秒 |
AMD Ryzen 5 7535HS | 1分42秒 |
参考までにバージョン18で、4分のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を他CPUで計測した結果も載せておきます。
CPU | 時間 |
Intel Core i7-13700HX+GeForce RTX 4060 | 42秒 |
AMD Ryzen 7 6800H+GeForce RTX 3050 Ti | 48秒 |
Intel Core Ultra 7 155H(メモリ32GB・レノボIdeaPad Pro) | 54秒 |
Intel Core i7-13700H+GeForce RTX 4050 | 56秒 |
Intel Core Ultra 5 125H | 1分02秒 |
Intel Core Ultra 7 258V(レノボYoga) | 1分04秒 |
Intel Core Ultra 7 155H(メモリ32GB・HP Spectre) | 1分06秒 |
AMD Ryzen 7 8840U | 1分07秒 |
Intel Core Ultra 7 258V(HP OmniBook) | 1分11秒 |
Intel Core Ultra 7 155H(メモリ16GB) | 1分11秒 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 1分16秒 |
Intel Core i5-1340P | 1分17秒 |
AMD Ryzen 7 7735U | 1分18秒 |
AMD Ryzen 7 6800U | 1分18秒 |
AMD Ryzen 5 7535U | 1分22秒 |
AMD Ryzen 5 8640U | 1分23秒 |
Intel Core Ultra 5 125U | 1分26秒 |
Intel Core i7-1260P | 1分28秒 |
AMD Ryzen 7 7730U | 1分29秒 |
Intel Core Ultra 7 155U | 1分36秒 |
Intel Core i5-1235U | 1分40秒 |
Intel Core i5-1335U | 1分48秒 |
AMD Ryzen 7 5800U | 1分56秒 |
Intel Core i7-1250U | 2分22秒 |
AMD Ryzen 7 6800Uより少し劣る程度の速度で、AMD Ryzen 5 8640Uあたりとほぼ同等の性能と言えます。
フルHDの動画書き出しくらいであれば問題ないくらいの性能です。
排熱性能と静粛性について
CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。
パフォーマンスモードで計測しています。
負荷をかけはじめたときの状態です。
負荷をかけ続けた時の状態です。
上記が測定結果ですが、負荷をかけるとCPU温度が上がり、85℃前後まで上がりました。
その後温度を維持し続けます。
CPU電力は、負荷をかけると35W弱程度まで上がりそのあと維持し続けます。
この間、キーボードはまったく熱くならず、普通に使えます。
負荷をかけたときの温度状況は上記の通りで、キーボードはまったく熱くなってはいませんでした。
また、負荷をかけた時の音についても多少聞こえますがさほど大きくはないです。
負荷をかけた時の音についてはサー…という音が多少聞こえる程度で、騒音計で測定すると大体35db前後の数値になっていました。
騒音目安については以下の通りです。
騒音値(db) | めやす |
50db | 大きく聞こえる。静かな事務所 |
40db | 聞こえるが会話に支障なし。図書館、静かな住宅地の昼 |
30db | 小さく聞こえる。郊外の深夜、ささやき声 |
20db | ほとんど聞こえない。ささやき |
負荷をかけても、音はさほど気になりません。熱のほうは、まったく熱くなりませんでした。
レノボ IdeaPad Slim 5 Light Gen10
レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10のレビュー評価まとめ
評価まとめ
各作業のレビュー結果は以下の通りです。
Web閲覧 | ◎(快適) |
---|---|
Office系事務作業 | ◎(快適) |
動画鑑賞 | ◎(快適) |
Web会議 | ◎(快適) |
SNS・ブログ | ◎(快適) |
プログラミング | ◎(快適) |
画像・写真編集 | ◎(快適) |
動画編集 | △(フルHD動画編集なら問題なし) |
ゲーム | ×~△(ゲーム向きではない) |
ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。
比較項目 | レノボIdeaPad Slim 5 Light |
CPU | AMD Ryzen 5 7535HS |
CPU性能(PassMark) | B(実測17337) |
CPUグラフィック性能(3DMark) | C+(実測4419) |
メモリ | 16GB |
ディスプレイ総合評価 | B+ |
ディスプレイ種類 | IPS |
サイズ | 13.3インチ |
アスペクト比 | 16:10 |
ディスプレイ解像度 | B(1920×1200) |
ディスプレイ輝度 | A (400nit) |
ディスプレイ色域 | A (sRGB100%) |
ボディ質感 | B++ |
キーボード | B+ |
重さ・持ち運びやすさ | B+(実測1.14kg) |
インターフェイス | B+ |
USB-A | 〇(2) |
USB-C | 〇(2) |
USB-C充電 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 |
HDMI | 〇 |
Webカメラ | IR&1080p FHDカメラ |
プライバシーシャッター | 〇 |
バッテリー | A+(54.7Whr 実測8:35) |
認証 | 顔認証 |
その他機能 | – |
価格・コスパ | A+(10.68万円) |
おすすめ度 | A+ |
軽さ、バッテリー持ち、価格の安さをバランスよく満たしています。
ボディの質感や耐久性、キーボードも良いです。
レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10の良い点
- 1.14kgと軽く10万円台からと安い
- バッテリー持ちが良い
- ボディ質感、ディスプレイ、キーボードも平均以上
10万円台で比較的安い価格ながら、1.14kgという軽さと長いバッテリー持ちを実現しています。
ボディ質感、ディスプレイ、キーボードも平均点以上で、このパソコンを買って不満点が生じるようなことはないでしょう。
とても良くできています。
レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10で気になった点
- 性能はそこそこ
- 突出して優れているところはなくインパクトに欠ける
レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10の性能は、旧世代のCPUを搭載し、省電力性能重視のセッティングのため性能はそこそこです。ただ普段使いには十分な性能があります。
あと、すべてが平均点以上の出来でバランスが素晴らしいですが、1kg未満とか、突出して優れた部分がなくインパクトに欠けるかなという印象を持ちました。
ライバル機種のHP Pavilion Aero 13-bgが、重さ1kg未満というインパクトのある機種なので、それの対抗となると、インパクトがやや弱いなという印象です。
このノートパソコンを購入するのに向く方
- モバイルノートパソコンを安く欲しい人
- 電源なしの環境で長い時間使う頻度が多い人
レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10を購入するのに向いている人は上記の通りです。
モバイルノートパソコンを安く欲しい、電源なしの環境で長い時間使う、という方におすすめできます。
性能はそこそこなので、あくまでモバイルとして使う用途向けの機種です。
冒頭記述の通り、比較的安い価格も含めて、製品設計努力しているな~という印象を受けた1台です。
CPUは、Ryzen 5 7535HS、Ryzen 7 7735HSという、旧世代ですが性能は十分なCPUを搭載し、コスト削減して低価格を実現しています。
AMDのHSシリーズは、本来高性能なCPUで省電力性能は高くはないのですが、当機種ではピーク性能を控えめにして、代わりにバッテリー持ちを良くしているという印象を受けました。
バランスの良い機種なので、1kg未満とか、最新CPU搭載みたいなインパクトはないですが、総合力の高さとコスパの良さでおすすめできる1台です。
レノボ IdeaPad Slim 5 Light Gen10
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