HPの人気モバイルノートパソコン HP Pavilion Aero 13-bg を実機レビュー記事となります。
重さが1kg未満と軽く、価格も安いのでロングセラーの機種です。
レビュー機のマシンのスペックは以下の通りです。
- CPU:AMD Ryzen 7 8840U
- メモリ16GB
- SSD 1TB
- 13.3インチワイド(16:10) WUXGA(1920×1200)液晶ディスプレイ (非光沢)
HP Pavilion Aero 13-bgの特徴を一言で表すと
- 頻繁に持ち運ぶならまず検討するべきノートパソコン
と言えます。
- 重さ973gと軽量
- CPUはRyzen 5 8640U, Ryzen 7 8840Uで普段使いは申し分なし
- キーボードやディスプレイも良い
と、完成度の高いノートパソコンです。価格もとても安いです。
もし、頻繁に持ち運ぶ用途でノートパソコンを探しているなら真っ先にお勧めできます。
今回のHP Pavilion Aero 13-bgはRyzen 7 8840U、兄弟機種のHP EliteBook 635 AeroではRyzen 5 8640Uでレビューしているため、それぞれの性能の違いも解説します。
OS | Windows 11 Home |
CPU | AMD Ryzen 5 8640U , Ryzen 7 8840U |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB~1TB SSD |
液晶(IPS) | 13.3インチワイド(16:10) WUXGA 液晶ディスプレイ(非光沢パネル、最大解像度 1920×1200ドット、最大輝度 400cd/m²) |
重量 | 約990g |
サイズ | 約 297× 211 × 16.5 (最薄部) -17.4 (最厚部) mm |
バッテリー | 43.3WHr 最大11時間30分 |
価格 | 11.98万円~ |
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HP Pavilion Aero 13-bg の特徴とおすすめポイント
総合評価
各項目をS~Dで評価しました。Sが一番高い評価です。
比較項目 | HP Pavilion Aero |
CPU | AMD Ryzen 7 8840U |
CPU性能(PassMark) | B+ (23428) |
メモリ | B+ (16GB) |
ディスプレイ総合評価 | B+ (IPSだが品質は高い) |
ディスプレイ種類 | IPS |
サイズ | 13.3インチ |
アスペクト比 | B+ (16:10) |
ディスプレイ解像度 | B (1920×1200) |
ディスプレイ輝度 | A (400nit) |
ディスプレイ色域 | A (100%sRGB) |
ボディ質感 | B+ |
キーボード | B+ |
重さ・持ち運びやすさ | A+ (実測973g) |
インターフェイス | B (普通) |
USB-A | 〇(2) |
USB-C | 〇(2) |
USB-C充電 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 |
Thunderbolt/USB4 | × |
HDMI | 〇 |
Webカメラ | A (5MP) |
プライバシーシャッター | あり |
バッテリー | C+ (43Whr,実測5:32) |
認証 | 顔認証 |
その他機能 | – |
価格・コスパ | S (11.98万) |
個人的欲しい度 | A+ |
軽く、かつ安い、バランスよくすべての項目が平均点以上なのが特長です。
ただしバッテリー容量は少なめです。
特に優れているのは、軽さと価格です。
重さ1kg未満で、12万円程度の価格というのは、他メーカーになくコスパが素晴らしいです。
個人的欲しい度:A+
個人的欲しい度は、A+(とても欲しい)という評価です。
この軽さ、この完成度でこの価格の機種は、他メーカーにはないです。
矢印キー付近のキー配置や、バッテリー持ちに少し気になる点があるのでSにはしませんでしたが、それでも素晴らしい機種です。
973gと軽量かつ安い
当機種は973gと軽量、かつ、12万円からと安いです。
この価格で重さ1kg未満という機種は他に見当たらず、コスパが素晴らしい機種です。
バランスよくすべての項目が平均点以上
当機種は、軽量で安いというだけでなく、ディスプレイやキーボードの品質も高いです。
キーボードは配置が綺麗で打鍵感も良いです。
ディスプレイも明るくて発色も良く、ディスプレイ品質も高いです。
この価格でこの総合力の高さは、企業努力が伺える出来栄えだと感じます。
ただ安くて軽いだけなら、ここまで人気は出なかったと思いますが当機種は、安くて軽い上に、総合力が高いことも人気で売れている要因です。
旧型HP Pavilion Aero 13-beとの比較
旧型のHP Pavilion Aero 13-beもレビューをしたことがあり、新型になって何が変わったか?を比較します。
- キーボード配列が綺麗になった
- 電源ジャックがなくなりUSB Type-C充電となった
旧型のPavilion Aero 13-beは、素晴らしい機種でしたが1点、キーボードの配置はENTERキーが右端にないという変わった配置でこれが注意点でした。
HP Pavilion Aeroは長い間、このキー配置を採用してきましたが、新型ではとうとう、この配置が見直されました。
キー配置がネックで購入を見送った方にはプラスの材料でしょう。
HP Pavilion Aero 13-bg のスペックと価格
スペック
OS | Windows 11 Home |
CPU | AMD Ryzen 5 8640U , Ryzen 7 8840U |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB~1TB SSD |
液晶(IPS) | 13.3インチワイド(16:10) WUXGA 液晶ディスプレイ(非光沢パネル、最大解像度 1920×1200ドット、最大輝度 400cd/m²) |
重量 | 約990g |
サイズ | 約 297× 211 × 16.5 (最薄部) -17.4 (最厚部) mm |
バッテリー | 43.3WHr 最大11時間30分 |
価格 | 11.98万円~ |
価格
価格は、セールでRyzen 5 の構成が11.98万円です。Ryzen 7構成だと14.48万円です。
構成は、Ryzen 5 8640Uのほうでも普段使いには性能は十分です。
コスパが良いのは、Ryzen 5 8640U構成のほうです。
今回のHP Pavilion Aero 13-bgはRyzen 7 8840U、兄弟機種のHP EliteBook 635 AeroではRyzen 5 8640Uでレビューしているため、それぞれの性能の違いも解説しますと
- 普段使いはRyzen 5 と 7 でほとんど差は感じない
- 動画編集とゲーミング性能はRyzen 7 のほうが若干上
- バッテリー持ちはRyzen 5 のほうが良い
という結果でした。
大半の方は、安いRyzen 5 のほうでも性能は十分と思いますが、動画編集もしっかりやりたいのであればRyzen 7 のほうを選ぶのもよいでしょう。
HP Pavilion Aero 13-bgの外観と機能
外観・デザイン・質感
質感はなかなか良いです。
レビュー機のスカイブルーという色は落ち着いた色合いながらもとても綺麗で、高級感もあります。
重さ
メーカー公称の重量は0.99kgです。実測値は973gとさらに軽かったです。
13.3インチでとても軽量なため、持ち運びに適しています。
アダプターはUSB TYpe-Cのもので出力65Wで344gとなります。
持ち運びも考慮するなら、電源アダプターはUSB Type-C対応の軽量でコンパクトなものを買ってしまったほうがよいと思います。私も購入しています。
軽量な充電器とケーブルを買えば、重量を合計100~110g程度に抑えることができます。
本体実測値 | 973g |
---|---|
アダプター | 344g |
ディスプレイ
液晶(IPS) | 13.3インチワイド(16:10) WUXGA 液晶ディスプレイ(非光沢パネル、最大解像度 1920×1200ドット、最大輝度 400cd/m² |
輝度400nitと明るいIPS液晶ディスプレイです。
ディスプレイは十分に綺麗です。
上記は、右が有機ELのレノボYogaで、有機ELと比較すると若干、発色が劣りますが、十分に綺麗で見やすいです。
キーボード
キーの配置は綺麗です。ここは旧型から進歩したポイントです。
少し、残念なのは、右下の矢印キーのところに、PgUpとPgDnが配置されていることです。
HP Envyもこの配置なのですが、個人的には、矢印キーを押そうとして、PgUpとPgDnを間違って押してしまうことがあり、この点のみ慣れが必要と感じました。
打鍵感はとても良好です。
キーストローク、キーピッチともにしっかり確保されており、打ちやすいキーボードです。
キーボードで点数をつけるなら80点くらいで打ちやすいキーボードです。
タッチパッドの操作性は普通で、まずまずです。
キーボードバックライトも搭載しており、暗い場所での作業も苦になりません。
インターフェイス
左側面のインターフェイスは、奥から順番に
- USB Type-A
- マイクロフォン・ヘッドフォンジャック
となります。
右側面のインターフェイスが、奥から順番に
- USB Type-A
- HDMI 2.1
- USB Type-C (3.2 Gen2、USB Power Delivery、DisplayPort™ 1.4)×2
となります。
必要なものは揃っている、という印象で、不足を感じることはないでしょう。
個人的には、充電のためのType-Cが右側にしかないので、充電しつつマウスを使うと、右利きの場合、ケーブルが邪魔に感じるのが少し、残念ポイントです。
USB Type-Cを、USB Type-C対応のDELLモニターに接続して検証したところ、問題なく4K出力、充電が可能でした。
バッテリー駆動時間のチェック
バッテリーは43Whrと、やや少ないバッテリー容量となります。
軽量化するため、バッテリー容量を減らしているものと思います。
以下の条件にてバッテリー駆動時間のチェックを行いました。
- 輝度MAX
- youtube動画流しっぱなし
メーカー公称時間 | 最大11時間30分 |
---|---|
残量0%(Ryzen 5)EliteBook Aero | 6時間14分 |
残量0%(Ryzen 7)当機種 | 5時間32分 |
バッテリーの持ちは、容量があまり大きくないということもあり、そこそこです。
軽量なので持ち運ぶのには向きますが、長時間、電源なしで作業をするのには向きません。
バッテリー容量や構成がほぼ同じ兄弟機種のHP EliteBook 635 Aeroでは、40分程度バッテリー持ちがよいのでバッテリー持ち重視ならRyzen 5のほうがよいでしょう。
WEBカメラ
5MP、IRカメラ(Windows Hello対応)がついています。プライバシーシャッター付きです。
ノートパソコンのカメラで写真を撮りました。映りはきれいで、Web会議も問題なくこなせます。
スピーカー
Audio by Poly Studio 内蔵デュアルステレオスピーカーが背面に搭載されています。
スピーカーの音質はまずまずといったところで不満を感じるようなことはないでしょう。
無線速度のテスト
自宅のWiFiは、11ac(Wi-Fi5)で5.0GHzを使用していますが、同じ部屋だと560Mbps速度が出ており、とても高速です。
1FにWiFiルーターがある状態で2Fで計測してみたところ、こちらも十分な速度が出ていました。
HP Pavilion Aero 13-bg の内部性能・処理速度
レビュー機はAMD Ryzen 7 8840Uを搭載しています。
パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。
- PassMark
- CineBench R23
- PCMARK10
- Crystal DiskMark(ディスク速度)
また、ゲーミング性能についても、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。
- DQ10(軽量級3D)
- FF14(中~重量級3D)
- FF15(重量級3D)
- ストリートファイター6(重量級)
- 3DMark
画像編集性能については、画像編集ソフトRawTherapeeでRAW現像10枚の書き出し時間を計測しました。
- RawTherapeeでのRAW現像時間
動画編集性能については、動画編集ソフトDavinci ResolveでフルHDのyoutube動画書き出し時間を計測しました。
- Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し
計測結果については、電源に接続して、パフォーマンスで計測しています。
PassMarkは、電源に接続しないバッテリー駆動での計測も行っています。
CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。
CPU | PassMarkスコア |
Ryzen 9 7945HX | 55967 |
Core i9-13900HX | 44998 |
Core i7-13700HX | 34286 |
Core i7-13700H | 30030 |
Ryzen 7 8845HS | 29904 |
Ryzen 7 8840HS | 25299 |
Core Ultra 7 155H | 25160 |
Ryzen 7 8840U | 23821 |
Core Ultra 5 125H | 21300 |
Ryzen 5 8640U | 20772 |
Core Ultra 7 155U | 16577 |
Core Ultra 5 125U | 17750 |
Ryzen 7 7735U | 21082 |
Core i5-1340P | 20106 |
Core i7-1360P | 19600 |
Ryzen 7 7730U | 18864 |
Core i7-1260P | 17257 |
Core i5-1240P | 17345 |
Core 5-120U | 17292 |
Ryzen 5 7535U | 17123 |
Core i5-1335U | 16814 |
Ryzen 5 7530U | 16509 |
Ryzen 5 5625U | 15000 |
Core i5-1235U | 13865 |
Core i3-1315U | 13755 |
Ryzen 3 7330U | 11816 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Ryzen 5 7520U | 9489 |
Intel N100 | 5657 |
Intel Celeron 7305 | 2665 |
事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、スコア10000以上あると十分快適に使えます。
2024年の今購入するなら、15000以上のCPUを選ぶと、4年は快適に使えるでしょう。
めやすはRyzen 5 7530U以上です。
Ryzen 7 8840は23000以上のスコアで、普段使いには素晴らしい性能があります。
PassMark
電源接続時(パフォーマンス)
電源接続時(バランス)
バッテリー駆動時
PassMarkスコアについて、23428と高く、平均値から見ても期待通りのスコアです。
普段使いにはここまでは不要と言えるくらいの性能があります。
バランスだと21092で、これでも十分に高いスコアです。事務作業用途ならバランスで使っても全く問題ないでしょう。
マルチ/シングル | パフォーマンス | バランス |
マルチスレッド | 23428 | 21092 |
シングルスレッド | 3822 | 3408 |
バッテリー駆動時でもそこまで性能は落ちませんでしたが、シングルのスコアがやや落ちました。
マルチ/シングル | 電源接続 | バッテリー駆動 |
マルチスレッド | 23428 | 22018 |
シングルスレッド | 3822 | 2865 |
他の主流CPUの実測値と比較しました。
CPU | マルチ | シングル |
Core i-13700HX | 36225 | 3955 |
Ryzen 7 8840HS | 27215 | 3796 |
Ryzen 7 6800H | 25955 | 3458 |
Core Ultra 7 125H | 24100 | 3845 |
Core Ultra 5 125H | 24554 | 3636 |
Core i5-13500H | 24533 | 3830 |
Ryzen 7 8840U | 23428 | 3822 |
Ryzen 5 8640U | 22006 | 3585 |
Core i5-1340P | 21578 | 3742 |
Core Ultra 7 155U | 19232 | 3678 |
Core Ultra 5 125U | 19263 | 3499 |
Core i7-1260P | 21696 | 3540 |
Ryzen 7 6800U | 21461 | 3459 |
Ryzen 7 7735U | 21278 | 3419 |
Ryzen 7 7730U | 21446 | 3258 |
Ryzen 7 5800U | 18644 | 3108 |
Core i5-1335U | 17694 | 3684 |
Core i5-1235U | 16601 | 3465 |
Ryzen 5 5625U | 16933 | 3138 |
Core i7-1250U | 13518 | 3557 |
Core i7-1165G7 | 11005 | 3142 |
とても優秀なスコアです。
Ryzen 5 8640Uとの差はさほど大きくはないです。
CineBench R23
マルチコアスコア:11881
シングルコアスコア:1674
マルチコアスコア・シングルコアスコアともに、PassMarkと同じ傾向で高めのスコアです。
ほかの主要CPUと比較します。
CPU | マルチコア | シングルコア |
Core i7-13700HX | 19558 | 1656 |
Ryzen 7 8840HS | 13246 | 1690 |
Ryzen 7 6800H | 13505 | 1481 |
Ryzen 7 8840U | 11881 | 1674 |
Core i5-13500H | 11027 | 1779 |
Core Ultra 5 125H | 10967 | 1653 |
Ryzen 5 8640U | 10266 | 1695 |
Core Ultra 7 155H | 9702 | 1788 |
Ryzen 7 6800U | 11620 | 1481 |
Core i5-1340P | 9301 | 1714 |
Core Ultra 5 125U | 9201 | 1550 |
Core Ultra 7 155U | 7824 | 1674 |
Ryzen 7 7735U | 9250 | 1515 |
Ryzen 7 7730U | 9411 | 1423 |
Core i7-1260P | 9158 | 1481 |
Ryzen 5 5625U | 8064 | 1390 |
Core i5-1235U | 6961 | 1461 |
Core i7-1165G7 | 4122 | 1383 |
PCMARK10
PCMARK10は、実際のアプリケーションを使用したベンチマークソフトで、実際にパソコンを使った時の作業快適性を計測するのに適しているといわれているベンチマークです。
測定結果は以下の通りです。
トータルスコア:6496
Essentials:9393(快適めやす4100)
Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。
快適めやすは4100なので、高い数値です。実際に使ってみてもレスポンスは極めて快適です。
Productivity:9860(快適めやす4500)
ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これも十分なスコアです。
Digital Contents Creation:8030
Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。
高いスコアです。
Web Browsing Score(Web閲覧)
Web Browsing Score(Web閲覧) | スコア |
Intel Core i7-13700HX | 10187 |
Intel Core i5-1340P | 9788 |
Intel Core Ultra 7 155H | 9721 |
AMD Ryzen 5 8640U | 9653 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 9600 |
Intel Core i5-1335U | 9582 |
AMD Ryzen 7 8840U | 9368 |
Intel Core Ultra 5 125U | 9294 |
Intel Core i7-1260P | 9128 |
Intel Core Ultra 5 125H | 9046 |
Intel Core Ultra 7 155U | 8944 |
AMD Ryzen 5 5625U | 8862 |
AMD Ryzen 7 7735U | 8761 |
Spreadsheets Score(表計算)
Spreadsheets Score(表計算) | スコア |
AMD Ryzen 7 8840HS | 13384 |
AMD Ryzen 5 8640U | 12884 |
AMD Ryzen 7 8840U | 12736 |
AMD Ryzen 7 7735U | 11080 |
Intel Core i7-13700HX | 10928 |
Intel Core Ultra 7 155H | 10265 |
Intel Core Ultra 5 125U | 9617 |
Intel Core Ultra 5 125H | 9495 |
Intel Core Ultra 7 155U | 8708 |
AMD Ryzen 5 5625U | 7148 |
Intel Core i5-1340P | 6973 |
Intel Core i5-1335U | 6889 |
Intel Core i7-1260P | 6536 |
Video Editing Score(動画編集)
Video Editing Score(動画編集) | スコア |
Intel Core i7-13700HX | 7446 |
Intel Core Ultra 7 155H | 7188 |
Intel Core Ultra 5 125H | 6467 |
Intel Core i5-1340P | 6320 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 6215 |
Intel Core Ultra 5 125U | 6121 |
Intel Core i5-1335U | 5961 |
AMD Ryzen 5 8640U | 5910 |
Intel Core Ultra 7 155U | 5679 |
AMD Ryzen 7 8840U | 5657 |
Intel Core i7-1260P | 5544 |
AMD Ryzen 7 7735U | 4345 |
AMD Ryzen 5 5625U | 3931 |
各項目のスコアは高いです。
ただ、AMD Ryzen 5 8640Uとの差はほとんどありませんでした。
Crystal DiskMark
シーケンシャルリードが5000近くであり、かなり高速です。
機種 | シーケンシャルリード |
HP Envy 14-fc(2024年式) | 7142 |
DELL XPS 13 Plus | 6589 |
レノボLegion Pro 5i Gen8 | 6569 |
HP Envy 13-bf(2022年式) | 5332 |
レノボYoga 7i Gen8 | 5091 |
レノボIdeaPad Slim 5i Gen8 | 5086 |
HP Pavilion Aero 13-be(2023年式) | 5045 |
レノボYoga 7i Gen9 | 5054 |
HP EliteBook 635 Aero G11 | 5027 |
レノボYoga 7 Gen9 | 5022 |
レノボIdeaPad Pro 5i Gen9 | 4996 |
HP Pavilion Aero 13-bg | 4930 |
レノボThinkPad X1 Gen12 | 4773 |
レノボThinkPad X1 Gen11 | 3888 |
レノボThinkBook 13x Gen2 | 3603 |
HP Envy 13-ay(2021年式) | 3500 |
DQ10 ベンチマーク(軽量級3D)
最高品質でとても快適の結果となりました。
FF14 黄金のレガシー ベンチマーク(中~重量級3D)
FF14のベンチマークは、4月にリリースされた新作「黄金のレガシー」でベンチマークを取りました。
標準品質(ノートPC)で、普通の結果となりました。
中~重量級の3Dでも多少遊べてしまうくらいの性能があります。
CPU | スコア |
Intel Core Ultra 7 155H | 8687 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 5584 |
AMD Ryzen 7 8840U | 4848 |
AMD Ryzen 5 8640U | 4843 |
Intel Core Ultra 5 125U | 3732 |
Intel Core Ultra 7 155U | 3704 |
FF15ベンチマーク(重量級3D)
スコアは軽量品質で普通という結果になりました。
FF15くらいの相当に重い3Dゲームでもなんとか遊べるくらいの性能があります。
CPU | スコア |
Intel Core i7-13700HX+RTX4070(標準) | 15852 |
AMD Ryzen 7 8840HS(軽量) | 4719 |
Intel Core Ultra 7 155H(軽量)メモリ32GB | 4188 |
AMD Ryzen 7 8840U(軽量) | 3977 |
Intel Core Ultra 5 125H(軽量) | 3808 |
AMD Ryzen 5 8640U(軽量) | 3589 |
Intel Core Ultra 7 155H(軽量)メモリ16GB | 3355 |
Intel Core i5-13500H(軽量) | 2875 |
AMD Ryzen 7 7735U(軽量) | 3470 |
Intel Core i7-1260P(軽量) | 2486 |
Intel Core Ultra 7 155U(軽量) | 2331 |
Intel Core Ultra 5 125U(軽量) | 2333 |
Intel Core i7-1250U(軽量) | 2309 |
ストリートファイター6ベンチマーク
セッティングをLOWにすると、問題なくプレイできますの評価でした。
ただかなりもっさりしている動きだったので、快適に遊ぶことは難しいでしょう。
3DMark ベンチマーク
Fire Strikeのスコアは7600でした。
Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。
グラフィックボード | 3DMark Fire Strike |
GeForce RTX 3080 Ti | 38323 |
GeForce RTX 3080 | 36176 |
GeForce RTX 4070(Laptop) | 27898 |
GeForce RTX 4060 | 27500 |
GeForce RTX 3060 | 20764 |
GeForce RTX 4050 Laptop | 18579 |
GeForce RTX 3050 Ti | 14911 |
GeForce GTX 1060 | 11000 |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ32GB | 9747 |
AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) | 8503 |
Intel Core Ultra 5 125H(CPU内蔵) | 8488 |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ16GB | 7900 |
AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) | 7600 |
AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) | 6666 |
AMD Ryzen 5 8640U(CPU内蔵) | 6376 |
Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) | 5399 |
Intel Core i5-13500H(CPU内蔵) | 5237 |
AMD Ryzen 5 7535U(CPU内蔵) | 5103 |
Intel Core i5-1340P(CPU内蔵) | 5000 |
Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) | 4955 |
Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) | 4462 |
AMD Ryzen 7 7730U(CPU内蔵) | 4000 |
AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) | 3288 |
めやすとしてはGeForce GTX 1060がエントリー向けグラフィックボードとなります。
外部GPUには及ばないですがそれでも十分に高い性能です。
Time Spyのスコアは2588でした。
グラフィックボード | 3DMark Time Spy |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ32GB | 3841 |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ16GB | 2829 |
AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) | 2912 |
AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) | 2588 |
Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) | 1952 |
RawTherapeeでのRAW現像時間
フリーの画像編集ソフトRawTherapeeを使って、スマホで撮影したRAW画像10枚のRAW現像にかかる時間を測定しました。
CPU | 時間 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 11秒 |
Intel Core i7-13700HX | 11秒 |
AMD Ryzen 7 8840U | 13秒 |
Intel Core Ultra 7 155H | 13秒 |
Intel Core i5-13500H | 13秒 |
Intel Core i5-1340P | 13秒 |
Intel Core Ultra 5 125H | 14秒 |
Intel Core i7-1260P | 15秒 |
AMD Ryzen 5 8640U | 15秒 |
Intel Core i5-1335U | 17秒 |
Intel Core Ultra 5 125U | 18秒 |
Intel Core i5-1235U | 18秒 |
AMD Ryzen 7 7730U | 17秒 |
Intel Core Ultra 7 155U | 21秒 |
Intel Core i7-1250U | 21秒 |
書き出し速度はまずまず、速いです。
Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し時間
動画編集ソフトDavinci Resolveで、4分のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を計測しました。
CPU | 時間 |
Intel Core i7-13700HX+GeForce RTX 4060 | 42秒 |
AMD Ryzen 7 6800H+GeForce RTX 3050 Ti | 48秒 |
Intel Core Ultra 7 155H(メモリ32GB・レノボIdeaPad Pro) | 54秒 |
Intel Core i7-13700H+GeForce RTX 4050 | 56秒 |
Intel Core Ultra 5 125H | 1分02秒 |
Intel Core Ultra 7 155H(メモリ32GB・HP Spectre) | 1分06秒 |
AMD Ryzen 7 8840U | 1分07秒 |
Intel Core Ultra 7 155H(メモリ16GB) | 1分11秒 |
Intel Core i5-13500H | 1分10秒 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 1分13秒 |
Intel Core i5-1340P | 1分17秒 |
AMD Ryzen 7 7735U | 1分18秒 |
AMD Ryzen 7 6800U | 1分18秒 |
AMD Ryzen 5 7535U | 1分22秒 |
AMD Ryzen 5 8640U | 1分23秒 |
Intel Core Ultra 5 125U | 1分26秒 |
Intel Core i7-1260P | 1分28秒 |
AMD Ryzen 7 7730U | 1分29秒 |
Intel Core Ultra 7 155U | 1分36秒 |
Intel Core i5-1235U | 1分40秒 |
Intel Core i5-1335U | 1分48秒 |
AMD Ryzen 7 5800U | 1分56秒 |
Intel Core i7-1250U | 2分22秒 |
書き出し速度は速く、フルHD YouTube動画くらいであれば問題なく編集できるでしょう。
こちらは明確にRyzen 5 8640Uとの差がでました。
排熱性能と静粛性について
CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。
パフォーマンスモードで計測しています。
負荷をかけはじめたときの状態です。
負荷をかけ続けた時の状態です。
上記が測定結果で、負荷をかけるとCPU温度は75℃くらいまで上昇し、その後75℃くらいを維持します。
CPU電力は、負荷をかけると25W程度まで上がり、その電力を維持しつづけます。
この間、キーボードは上側が多少、熱くなりましたが使えないほど熱いということはありません。
負荷をかけた時の音についてはサー…という音が多少聞こえる程度で、騒音計で測定すると大体30db前後の数値になっていました。
騒音目安については以下の通りです。
騒音値(db) | めやす |
50db | 大きく聞こえる。静かな事務所 |
40db | 聞こえるが会話に支障なし。図書館、静かな住宅地の昼 |
30db | 小さく聞こえる。郊外の深夜、ささやき声 |
20db | ほとんど聞こえない。ささやき |
負荷をかけても、温度や音はほとんど気になりません。
HP Pavilion Aero 13-bg のレビュー評価まとめ
評価まとめ
各作業のレビュー結果は以下の通りです。
Web閲覧 | ◎(快適) |
---|---|
Office系事務作業 | ◎(快適) |
動画鑑賞 | ◎(快適) |
Web会議 | ◎(快適) |
SNS・ブログ | ◎(快適) |
プログラミング | ◎(快適) |
画像・写真編集 | ◎(快適) |
動画編集 | ○(フルHD動画編集なら問題なし) |
ゲーム | △(軽めの3Dゲームなら問題なく遊べる) |
ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。
比較項目 | HP Pavilion Aero |
CPU | AMD Ryzen 7 8840U |
CPU性能(PassMark) | B+ (23428) |
メモリ | B+ (16GB) |
ディスプレイ総合評価 | B+ (IPSだが品質は高い) |
ディスプレイ種類 | IPS |
サイズ | 13.3インチ |
アスペクト比 | B+ (16:10) |
ディスプレイ解像度 | B (1920×1200) |
ディスプレイ輝度 | A (400nit) |
ディスプレイ色域 | A (100%sRGB) |
ボディ質感 | B+ |
キーボード | B+ |
重さ・持ち運びやすさ | A+ (実測973g) |
インターフェイス | B (普通) |
USB-A | 〇(2) |
USB-C | 〇(2) |
USB-C充電 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 |
Thunderbolt/USB4 | × |
HDMI | 〇 |
Webカメラ | A (5MP) |
プライバシーシャッター | あり |
バッテリー | C+ (43Whr,実測5:32) |
認証 | 顔認証 |
その他機能 | – |
価格・コスパ | S (11.98万) |
個人的欲しい度 | A+ |
トータルバランスが高く、特に軽さとコスパに優れます。
HP Pavilion Aero 13-bg の良い点
- 973gと軽い。
- 価格が安い。他メーカーでここまで軽くて安い機種がない。
- 総合力がバランスよく高い。
重さ1kg未満と軽く、価格も抜群に安いです。
また軽さと価格以外のトータルバランスも優れています。
この完成度と軽さでこの安さは、他メーカーにはなく、唯一無二の価値がある機種です。
HP Pavilion Aero 13-bg で気になった点
充電ポートが新型よりUSB Type-Cとなりましたが右側にしかなく、充電しつつマウスを使うのに少し邪魔に感じるところ、
バッテリー容量が少なめなところ、
キーボードの矢印キーのすぐ近くにPG UP、PG DNがあり間違えて押してしまうことがあるのが気になる点です。
ただ凄く気になるというほどではないので、この価格と完成度ならば納得の出来だと思います。
このノートパソコンを購入するのに向く方
- ノートパソコンを頻繁に持ち運びたい
- 価格はなるべく抑えたい
- 軽さ以外に性能や品質も妥協したくない
持ち運び用途のノートパソコンをなるべく安く買いたい方に、最もおすすめです。
また総合力も高く、この価格としては素晴らしい出来なので、頻繁に持ち運んで、性能も妥協したくない場合に最もおすすめの機種です。
最もイメージしやすいターゲットは大学生でしょうか。この機種なら4年快適に使えて、持ち運びも苦になりません。
法人用途であれば、兄弟機種のHP EliteBook 635 Aero G11がほぼ同じ筐体と構成を使っており、こちらもおすすめです。
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