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Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel)レビュー【AMD版よりも完成度が高いが価格も高い】

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レノボのハイエンド14インチノートパソコン

Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel)

をレノボより借用しましたので実機レビューを書きます。

       

レビュー機のマシンのスペック以下の通りです。

  1. CPU:インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V
  2. メモリ:32 GB LPDDR5X-8533MT/s 
  3. 1TB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC
  4. 14インチ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 光沢あり, マルチタッチ非対応, HDR1000 True Black, 100%DCI-P3, 1100 nit (HDRピーク)/500 nit (SDR標準), 120Hz
  5. 重さ1.22kg(実測値)

 

Yogaシリーズは、レノボのハイエンド機種、クリエイター向きの高性能、高品質なノートパソコンになります。

その中でも、このLenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel)は、最上級クラスの質感や性能を持っています。

  • 高品質・高性能で持ち運びできるモバイルノートパソコンが欲しい
  • 持ち運んでクリエイティブワークをやりたい
  • 高くてもよいから品質の高いノートパソコンが欲しい。

上記の人向きの機種と言えます。

高性能高品質で軽く、持ち運びできて、外出先でもクリエイティブワークをやりたい人向きの機種です。

とても完成度は高く、14インチで1.22kgと軽いのもポイント高いので、宅内でも外出先でも、万能に使えるノートパソコンです。

価格は高いですがそれに見合うだけの品質や完成度の高さがあります。

 

Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel)

レノボ直販サイト(Intel版)

OS Windows 11 Home
CPU インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V 
メモリ 32 GB LPDDR5X-8533MT/s 
ディスプレイ 14″ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 光沢あり, マルチタッチ非対応, HDR1000 True Black, 100%DCI-P3, 1100 nit (HDRピーク)/500 nit (SDR標準), 120Hz
SSD 512 GB ~1TB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC
無線LAN Wi-Fi 7対応 (IEEE 802.11be/ax/ac/a/b/g/n準拠) 2×2 & Bluetooth®
Webカメラ 500万画素&IRカメラ、デュアルマイクロホン
電源 65W ウォールマウント スリム ACアダプター (2ピン) USB Type-C
外形寸法 約 312.0×219.3×13.9mm(最薄部)
駆動時間 70 Whr
重量 1.22kg(実測値)
価格 23.6万~

 

Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) 特徴とおすすめポイント

総合評価

各項目をS~Dで評価しました。Sが一番高い評価です。

比較項目 Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition 
CPU Intel Core Ultra 7 258V
CPU性能(PassMark)  A (実測22110)
グラフィック性能(3DMark FireStrike) A+ (9997)
メモリ 32GB
ディスプレイ総合評価 S
ディスプレイ種類 有機EL
サイズ 14インチ
アスペクト比 16:10
ディスプレイ解像度 2880×1800
ディスプレイ輝度 500nit
ディスプレイ色域 100%DCI-P3
ボディ質感 S
キーボード A
重さ・持ち運びやすさ B+ (実測1222g)
インターフェイス B+
USB-A 〇(1)
USB-C 〇(2)
USB-C充電
USB-C映像出力
HDMI
Webカメラ 500万画素&IRカメラ
プライバシーシャッター
バッテリー S (70Whr 実測11:20)
認証 顔認証
その他機能
価格・コスパ C (23.62万)
おすすめ度 A+

デザイン、ボディ質感、ディスプレイの品質が非常に高品質です。

CPUにIntel Core Ultra 7 258Vを採用しており、クリエイティブ性能や省電力性能も高いです。

また1222gと、14インチにしては軽く持ち運びやすいです。

価格がやや高めなのが難点ですが、この価格なりの価値や特別感は十分にあると考えられ、とても完成度は高いです。

直近でDELL XPS 13 をレビューしておりそれも完成度やデザインがとても高いと感じましたが、このLenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel)も、とても完成度が高く、甲乙つけがたい完成度です。

 

超高品質、性能高い、省電力性能も抜群、軽くて万能

品質が高くて、画面も綺麗で、性能も高くて、省電力性能も優れており、14インチで1.22kgと軽い、という、なんでもできる超万能機種です。

その分価格は高めですが、それに見合った完成度の高さがあります。

 

Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) のスペック

Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel)

レノボ直販サイト(Intel版)

OS Windows 11 Home
CPU インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V 
メモリ 32 GB LPDDR5X-8533MT/s 
ディスプレイ 14″ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 光沢あり, マルチタッチ非対応, HDR1000 True Black, 100%DCI-P3, 1100 nit (HDRピーク)/500 nit (SDR標準), 120Hz
SSD 512 GB ~1TB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC
無線LAN Wi-Fi 7対応 (IEEE 802.11be/ax/ac/a/b/g/n準拠) 2×2 & Bluetooth®
Webカメラ 500万画素&IRカメラ、デュアルマイクロホン
電源 65W ウォールマウント スリム ACアダプター (2ピン) USB Type-C
外形寸法 約 312.0×219.3×13.9mm(最薄部)
駆動時間 70 Whr
重量 1.19kg(実測値)
価格 23.6万~

 

Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) の価格

価格は19.78万からで安くはないです。

買うのであれば、23.63万のIntel Core Ultra 7 258V+メモリ32GBの構成が良いでしょう。

19.78万の構成だと、メモリ16GB、Intel Core Ultra 5 226Vとなるので、20万近く出すのにはもったいないと言えます。

この機種を買うべき人は、クリエイティブワークにも使うような人がターゲットになるので、Intel Core Ultra 7 258V+メモリ32GBを買うようにしましょう。

 

Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) の外観と機能

外観・デザイン・質感

レノボYogaシリーズは、レノボの個人向けハイエンド機種で、ボディの質感は高いです。

特に当機種は、Aura Editionという、レノボのプレミアムPCにつけられる名前がついており、質感がとても高いです。

ただ天板の「Lenovo」というロゴはちょっと?という感じです(^^;

 

直近で、上記写真のLenovo Yoga Slim 7のAMD版もレビューしましたが、質感はこちらのAura Editionのほうが明らかに高く、レノボトップクラスのノートパソコンであるというのが、うかがえる機種になっています。

 

重さ

実測値は1222gでした。

14インチのノートパソコンとしては軽く、持ち運びもしやすいです。

 

アダプターは出力65Wで173gとなり、純正としては結構軽いです。

本体実測値 1222g
アダプター 173g

持ち運びも考慮するなら、電源アダプターはUSB Type-C対応の軽量でコンパクトなものを買ってしまったほうがよいと思います。私も購入しています。

UGREEN 65W Type-C 3ポート急速充電器購入レビュー【安くてコンパクト】持ち運び用のノートパソコンで、電源が重くてかさばる・・・ということはないでしょうか。 USB Type-C(USB PD対応)の充...

 

ディスプレイ

ディスプレイ 14″ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 光沢あり, マルチタッチ非対応, HDR1000 True Black, 100%DCI-P3, 1100 nit (HDRピーク)/500 nit (SDR標準), 120Hz

14インチ解像度2.8Kの有機ELディスプレイです。

レノボの場合、上級シリーズのYogaであればほぼ、2.8Kの有機ELになりますが、この機種の有機ELは、質が高くより綺麗で見やすいように感じます。

 

Lenovo ThinkBook 14 Gen 8(IPS sRGB63%)

Lenovo Yoga Slim 7 Gen10(14型AMD)(有機EL)

Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel)

上の写真は一般的な色域のIPS液晶との比較で、ディスプレイの品質はとても良いです。

 

キーボード

キー配置は、Enterキーやバックスペースキー付近が多少詰まっていますが、打鍵上は特に気になりません。

配置はIdeaPadやYogaシリーズで似たような配置になります。

 

キーストロークは深めで、打鍵感はとても良好です。

よくよくキーを見ると、ThinkPadのキーと同じく、真ん中が少しくぼんており、これが打ちやすさを生み出していると感じます。

キーボードで点数をつけるなら90点くらいで、とても打ちやすいキーボードです。

タッチパッドの操作感も良好でした。

キーボードバックライトも搭載しています。

ただし明るい場所でバックライトをつけたままにしていると、キーの文字がほとんど見えなくなってしまうので、明るい場所では使わないようにしましょう。

 

    インターフェイス

    インターフェイスは左側面が以下となります。

    1. HDMI
    2. Thunderbolt™4 ポート(Powerdelivery対応、DisplayPort出力機能付き)
    3. Thunderbolt™4 ポート(Powerdelivery対応、DisplayPort出力機能付き)
    4. microSDメディアカードリーダー

     

    右側面が以下となります。

      1. USB 3.2 Gen 1(Powered USB)
      2. マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
      3. 電源ボタン
      4. 電子式プライバシーシャッタ

      必要なものは揃っています。

       

      4Kモニターにも接続してみて問題なくディスプレイ出力可能でした。

       

      バッテリー駆動時間のチェック

      バッテリーは70Whrと、大きめのバッテリー容量です。

      以下の条件にてバッテリー駆動時間のチェックを行いました。

      • 輝度MAX
      • youtube動画流しっぱなし
      メーカー公称時間 公表値なし
      残量0%まで 11時間20分

      バッテリー持ちは全ノートパソコントップクラスに良かったです。

      電源環境のない持ち運び用途にも、全く問題なく使うことができます。

       

      カメラ

      カメラのスペックは、500万画素&IRカメラ、デュアルマイクロホン (電子式プライバシーシャッター付)となります。カメラ性能は良いです。

      ノートパソコンのカメラで写真を撮りました。

      映りは綺麗でWeb会議も問題ないでしょう。

       

      スピーカー

      スピーカーの音質は主観ですがかなり良いです。

      レノボYoga 770が10点とすると、11点くらいです。

      ノートパソコンスピーカーを聞き比べてみて、レノボYoga 770のスピーカーはかなり優秀ということが分かっており、Yoga770と同じかそれよりも少し良いくらいです。

       

      無線速度のテスト

      自宅のWiFiは、11ac(Wi-Fi5)で5.0GHzを使用していますが、同じ部屋で計測してみたところ、570Mbpsと十分な速度が出ていました。

       

      機種 無線速度
      ThinkBook 13x Gen2 400Mbps
      ThinkBook 14 Gen8 490Mbps
      Yoga 6 Gen8 510Mbps
      DELL XPS 13 Plus 510Mbps
      ThinkPad X9 14 Gen 1 510Mbps
      Legion 5i Gen9 520Mbps
      Yoga 7 Gem10 530Mbps
      HP Envy x360 14-fc 550Mbps
      ThinkPad X1 Carbon Gen13 530Mbps
      IdeaPad Sim 5 Light Gen10 550Mbps
      Yoga Pro 7i Gen10 550Mbps
      HP OmniBook x Flip 14-fm 550Mbps
      IdeaPad 5x 2-in-1 Gen9 560Mbps
      Yoga Slim 7x Gen9 560Mbps
      Lenovo LOQ 15AHP10 560Mbps
      HP Pavilion Aero 13-be 580Mbps
      Yoga Slim 7i Gen10 570Mbps
      HP OmniBook Ultra 14-fd 580Mbps
      HP OmniBook x Flip 14-fk 590Mbps
      IdeaPad Sim 5 Gen10 610Mbps
      Legion Pro 5i Gen8 610Mbps

      1Fに無線LANルーターがあるところ、2Fで計測しても480Mbpsの速度が出ており受信感度も良好です。

       

      Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel)

      レノボ直販サイト(Intel版)

       

      Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) の性能・処理速度

      パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。

      • PassMark
      • CineBench R23/2024
      • PCMARK10
      • Crystal DiskMark(ディスク速度)

       

      また、ゲーミング性能についても、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。

      • FF14(中量級3D)
      • FF15(重量級3D)
      • モンスターハンターワイルズ(超重量級3D)←グラフィック性能が高いマシンのみ計測
      • 3DMark

       

      画像編集性能については、画像編集ソフトRawTherapeeでRAW現像10枚の書き出し時間を計測しました。

      • RawTherapeeでのRAW現像時間

       

      動画編集性能については、動画編集ソフトDavinci ResolveでフルHDのyoutube動画書き出し時間を計測しました。

      • Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し

       

      AI性能もみるため、以下の計測や検証も行っています。

      • ローカルLLM(大規模言語モデル)を構築しての生成AIプログラミング検証

       

      計測結果については、電源に接続してパフォーマンスで計測しています。

      PassMarkは、バランスでの計測も行っています。

      CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。

      CPU PassMarkスコア(マルチ)
      Intel Core i7-14650HX 34927
      Intel Core Ultra 9 285H 32991
      Ryzen AI 9 HX 375 31950
      Intel Core i7-13650HX 30619
      Intel Core Ultra 7 255H 30277
      Intel Core Ultra 5 225H 29861
      Ryzen AI 9 365 29163
      Ryzen 7 8845HS 28671
      AMD Ryzen AI 7 350 24575
      Ryzen 7 8840HS 24445
      Core Ultra 7 155H 24950
      AMD Ryzen AI 7 250 24050
      Ryzen 7 8840U 23821
      Ryzen 7 7735HS 23722
      Ryzen 5 8645HS 22787
      Core Ultra 5 125H 21300
      Ryzen 5 8640U 20772
      AMD Ryzen AI 5 340 20272
      Intel Core Ultra 5 225U 19301
      Intel Core Ultra 7 258V 19160
      Intel Core Ultra 5 226V 18789
      Core Ultra 7 155U 16759
      Core Ultra 5 125U 17413
      Ryzen 7 7735U 21082
      Core i5-1340P 20106
      Core i7-1360P 19600
      Ryzen 7 7730U 18864
      Ryzen 5 7535HS 18312
      Core i7-1260P 17257
      Core i5-1240P 17345
      Core 5-120U 17292
      Ryzen 5 7535U 17123
      Core i5-1335U 16814
      Ryzen 5 7530U 15434
      Ryzen 5 5625U 15000
      Core i5-1235U 13865
      Core i3-1315U 13755
      Ryzen 3 7330U 11816
      Core i7-1165G7 10681
      Core i5-1135G7 10298
      Ryzen 3 5300U 10000
      Ryzen 5 7520U 9489
      Intel N100 5657
      Intel Celeron 7305 2665

      事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、スコア10000以上あると十分快適に使えます。

      15000以上のCPUを選ぶと、4年は快適に使えるでしょう。

      Intel Core Ultra 7 258Vは、数値上のピーク性能はさほどではないように見えますが、グラフィック性能とシングルスレッド性能がトップクラスに高く、その分クリエイティブワーク用途に効くので優秀なCPUです。

       

      PassMark

      電源接続時(バランス)

      電源接続時(パフォーマンス)

      バッテリー駆動

      PassMarkスコアは、マルチスレッドはそこそこですが、シングルスレッドのスコアが高いです。

      マルチ/シングル バランス パフォーマンス バッテリー
      マルチスレッド 18616 22110 18064
      シングルスレッド 4400 4376 3834

      バッテリー駆動でも性能はほとんど落ちませんでした。電源なし環境でも優秀です。

       

      他の主流CPUの実測値と比較しました。

      CPU マルチスレッド シングルスレッド
      Intel Core i7-14650HX 39013 3900
      Intel Core Ultra 9 285H 38368 4726
      Ryzen AI 9 HX 375 37145 4068
      Core i7-13700HX 36225 3955
      Core Ultra 7 155H 32740 3846
      Ryzen AI 9 365 32104 4065
      Intel Core Ultra 5 225H 30074 4375
      AMD Ryzen AI 7 350 27542 4082
      AMD Ryzen AI 7 250 27845 3933
      AMD Ryzen 7 8840HS 27215 3796
      AMD Ryzen 7 6800H 25955 3458
      AMD Ryzen 5 8645HS 24604 3858
      Intel Core Ultra 7 258V 22110 4376
      Intel Core Ultra 7 155H 24100 3845
      Intel Core Ultra 5 125H 24554 3636
      Intel Core Ultra 5 225U 22342 3755
      Ryzen 7 7735HS 24988 3461
      Ryzen 7 8840HS(HP) 23729 3926
      Ryzen 7 8840U 23428 3822
      Ryzen 5 8640U 22006 3585
      Core i5-1340P 21578 3742
      Intel Core Ultra 5 226V 20109 4092
      Core Ultra 7 155U 18956 3842
      Core Ultra 5 125U 19263 3499
      Core i7-1260P 21696 3540
      Ryzen 7 6800U 21461 3459
      Ryzen 7 7735U 21278 3419
      Ryzen 7 7730U 21446 3258
      Ryzen 7 5800U 18644 3108
      Ryzen 5 7535HS 17337 3148
      Core i5-1335U 17694 3684
      Ryzen 5 7530U 16775 3269
      Core i5-1235U 16601 3465
      Ryzen 5 5625U 16933 3138
      Core i7-1250U 13518 3557
      Core i7-1165G7 11005 3142

       

      CineBench 2024

      CineBench2024のスコアは以下でした。

      マルチコア:584

      シングルコア:121

      CPU マルチコア シングルコア
      Intel Core i7-14650HX 1257 115
      Ryzen AI 9 HX 375 1100 114
      Intel Core Ultra 9 285H 1035 124
      Ryzen AI 9 365 1016 113
      AMD Ryzen AI 7 350 821 114
      AMD Ryzen AI 7 250 824 102
      Intel Core Ultra 5 225H 818 118
      Intel Core Ultra 7 258V 584 121
      Ryzen 5 8645HS 734 104
      Ryzen 7 6800U 631 85

       

      PCMARK10

      PCMARK10は、実際のアプリケーションを使用したベンチマークソフトで、実際にパソコンを使った時の作業快適性を計測するのに適しているといわれているベンチマークです。

      測定結果は以下の通りです。

      トータルスコア:6871

      トータルスコアですが高い結果でした。

       

      Essentials:9939(快適めやす4100)

        Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。

        快適めやすは4100なので、極めて高いスコアです。

        実際に使ってみてもレスポンスは極めて快適です。

         

        Productivity:9029(快適めやす4500)

          ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これも極めて高いスコアです。

           

          Digital Contents Creation:9808

            Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。高いスコアです。

             

            参考までに他の結果をのせておきます。

            CPU トータルスコア
            Ryzen AI 9 HX 375 7751
            Intel Core Ultra 9 285H 7615
            Intel Core i7-14650HX 7559
            AMD Ryzen AI 7 350 7455
            Intel Core Ultra 7 258V 6871
            Ryzen 5 8645HS 6865
            Intel Core Ultra 5 225H 6762
            Ryzen 7 8840HS 6600
            Intel Core Ultra 7 155H 6465
            Intel Core Ultra 5 226V 6338
            Intel Core Ultra 5 225U 5985
            Intel Core Ultra 7 155U 5915

             

            Crystal DiskMark

            当機種は超高速なSSDを搭載しています。

            シーケンシャルリードが7000近くあり、とても高速です。

            機種 シーケンシャルリード
            レノボThinkPad X1 Carbon Gen13 13656
            レノボThinkPad X13 Gen6 7223
            HP Envy 14-fc(2024年式) 7142
            Lenovo Legion 5i Gen9 6984
            Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) 6971
            HP OmniBook Ultra 14-fd 6912
            ThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake(14型 Intel) 6710
            Lenovo LOQ 15AHP10 6705
            HP OmniBook Ultra Flip 14-fh 6618
            レノボ ThinkPad X9 14 Gen 1 6610
            レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10 6602
            DELL XPS 13 Plus 6589
            レノボYoga 7 Gen10 6571
            レノボLegion Pro 5i Gen8 6569
            HP OmniBook X Flip 14-fm 6207
            レノボThinkBook 14 Gen 7 6186
            レノボYoga Slim 7i 6185
            HP OmniBook X Flip 14-fk 5863
            HP Envy 13-bf(2022年式) 5332
            レノボYoga Pro 7 Gen9 5177
            レノボIdeaPad Slim 5 Gen10 5095
            レノボYoga 7i Gen8 5091
            DELL XPS 13 9350 5086
            HP Pavilion Aero 13-be(2023年式) 5045
            レノボYoga 7i Gen9 5054
            HP EliteBook 635 Aero G11 5027
            レノボYoga 7 Gen9 5022
            HP Envy 14-fa(2024年式) 5000
            レノボIdeaPad Pro 5i Gen9 4996
            HP Pavilion Aero 13-bg 4930
            レノボThinkPad X1 Gen12 4773
            レノボ ThinkPad X9 15 Gen 1 4051
            レノボThinkPad X1 Gen11 3888
            レノボThinkBook 13x Gen2 3603
            HP Pavilion 16-af 3593
            HP Envy 13-ay(2021年式) 3500

             

            FF14 黄金のレガシー ベンチマーク(中~重量級3D)

            標準品質(ノートPC)で快適の結果となりました。

            CPU スコア
            Intel Core i7-14650HX+RTX4060(高品質) 20945
            AMD Ryzen 7 250+RTX5060(高品質)メモリ16GB 14775
            Intel Core Ultra 7 258V 8990
            Intel Core Ultra 9 285H 8715
            Intel Core Ultra 7 155H 8687
            Intel Core Ultra 7 258V(別機種) 8190
            Intel Core Ultra 5 226V 7606
            AMD Ryzen AI 9 365 7422
            AMD Ryzen AI 9 HX 375 7150
            AMD Ryzen AI 7 350 6276
            Intel Core Ultra 5 225H 6245
            AMD Ryzen 5 7535HS 5496
            AMD Ryzen 5 8645HS 5270
            AMD Ryzen 7 7735HS 5130
            Intel Core Ultra 5 225U 4954
            AMD Ryzen 7 8840HS 4750
            AMD Ryzen 7 8840U 4848
            AMD Ryzen 5 8640U 4843
            Intel Core Ultra 7 155U 4271
            Intel Core Ultra 5 125U 3732

             

            FF15ベンチマーク(重量級3D)

            軽量品質でやや快適の結果となりました。

            CPU スコア
            Intel Core i7-13700HX+RTX4070(標準) 15852
            AMD Ryzen 7 250+RTX5060(高品質)メモリ16GB 11280
            Intel Core i7-14650HX+RTX4060(高品質) 10362
            AMD Ryzen AI 9 365 5798
            Intel Core Ultra 7 258V(軽量) 5097
            AMD Ryzen AI 9 HX 375 5097
            Intel Core Ultra 9 285H (軽量) 4779
            AMD Ryzen 7 8840HS(軽量) 4719
            Intel Core Ultra 5 226V(軽量) 4636
            Intel Core Ultra 7 155H(軽量) 4188
            AMD Ryzen 5 8645HS(軽量) 4014
            AMD Ryzen 7 8840U(軽量) 3977
            Intel Core Ultra 5 125H(軽量) 3808
            Intel Core Ultra 5 225H(軽量) 3743
            AMD Ryzen 5 8640U(軽量) 3589
            Intel Core i5-13500H(軽量) 2875
            AMD Ryzen 7 7735U(軽量) 3470
            AMD Ryzen 5 7535HS(軽量) 2979
            Intel Core Ultra 7 155U(軽量) 2897
            Intel Core Ultra 5 255U(軽量) 2616
            Intel Core i7-1260P(軽量) 2486
            Intel Core Ultra 5 125U(軽量) 2333
            Intel Core i7-1250U(軽量) 2309

             

            3DMark ベンチマーク

            Fire Strikeのグラフィックスコアは9997でした。

            Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。

            めやすとしてはGeForce GTX 1650、1060がエントリー向けグラフィックボードとなります。

            グラフィックボード 3DMark Fire Strike
            GeForce RTX 3080 Ti 38323
            GeForce RTX 3080 36176
            GeForce RTX 5060 Laptop 33114
            GeForce RTX 4070 Laptop 27898
            GeForce RTX 4060 Laptop 27541
            GeForce RTX 3060 20764
            GeForce RTX 4050 Laptop 18579
            GeForce RTX 3050 Ti 14911
            GeForce GTX 1060 12500
            Intel Core Ultra 9 285H(CPU内蔵) 10702
            Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵) 9997
            Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵) 9747
            AMD Ryzen AI 9 365 9675
            AMD Ryzen AI 9 HX 375 9617
            GeForce GTX 1650 9000
            Intel Core Ultra 5 226V(CPU内蔵) 8553
            AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) 8503
            Intel Core Ultra 5 125H(CPU内蔵) 8488
            Intel Core Ultra 5 255H(CPU内蔵) 7807
            AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) 7600
            AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) 7495
            AMD Ryzen AI 7 350(CPU内蔵) 7242
            AMD Ryzen 5 8645HS(CPU内蔵) 6771
            AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) 6666
            AMD Ryzen 5 8640U(CPU内蔵) 6376
            AMD Ryzen 7 7735HS(CPU内蔵) 6261
            Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) 5401
            Intel Core i5-13500H(CPU内蔵) 5237
            AMD Ryzen 5 7535U(CPU内蔵) 5103
            Intel Core i5-1340P(CPU内蔵) 5000
            Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) 4955
            Intel Core Ultra 5 225U(CPU内蔵) 4922
            Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) 4462
            AMD Ryzen 5 7535HS(CPU内蔵) 4419
            AMD Ryzen 7 7730U(CPU内蔵) 4000
            AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) 3288

            外部GPUなしとしてはトップクラスに高いグラフィック性能となり、中量級3Dゲームくらいなら普通にできるでしょう。

             

            Time Spyのスコアは4150でした。

            グラフィックボード 3DMark Time Spy
            AMD Ryzen 7 250+RTX5060 12218
            Intel Core i7-14650HX+RTX4060 11163
            Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵) 4150
            Intel Core Ultra 9 285H 4099
            Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵) 3841
            AMD Ryzen AI 9 HX 375 3573
            AMD Ryzen AI 9 365 3558
            Intel Core Ultra 5 226V(CPU内蔵) 3471
            Intel Core Ultra 5 255H(CPU内蔵) 3149
            AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) 2912
            AMD Ryzen AI 7 350(CPU内蔵) 2749
            AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) 2588
            AMD Ryzen 5 8645HS(CPU内蔵) 2383
            Intel Core Ultra 5 225U(CPU内蔵) 2108
            Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) 2042
            Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) 1952
            AMD Ryzen 7 7735HS(CPU内蔵) 1790
            AMD Ryzen 5 7535HS(CPU内蔵) 1279

             

            モンスターハンターワイルズベンチマーク

            グラフィック設定中でも、設定変更を推奨となります。

            参考までに他機種での結果を載せますが、外部GPUなしで遊ぶのはまず無理と考えてよいです。

            グラフィックボード スコア
            AMD Ryzen 7 250+RTX5060(高)1920×1080 22243/65.14FPS
            Intel Core i7-14650HX+RTX4060(高)2560×1200 14093/82.55FPS
            Intel Core Ultra 7 258V(中)1920×1080 7000/20.22FPS
            Intel Core Ultra 9 285H(中) 6610
            AMD Ryzen AI 7 350(中) 5774
            Intel Core Ultra 5 225H(中) 5398

             

            RawTherapeeでのRAW現像時間

            フリーの画像編集ソフトRawTherapeeを使って、スマホで撮影したRAW画像10枚のRAW現像にかかる時間を測定しました。

            CPU 時間
            Intel Core i7-14650HX 9秒
            AMD Ryzen AI 9 HX 375 9秒
            AMD Ryzen AI 9 365 10秒
            Intel Core Ultra 9 285H 11秒
            Intel Core i7-13700HX 11秒
            AMD Ryzen 7 8840HS 12秒
            AMD Ryzen AI 7 350 13秒
            AMD Ryzen 7 7735HS 13秒
            AMD Ryzen 7 8840U 13秒
            Intel Core Ultra 7 155H 13秒
            Intel Core i5-13500H 13秒
            Intel Core i5-1340P 13秒
            Intel Core Ultra 5 225H 14秒
            Intel Core Ultra 5 125H 14秒
            Intel Core i7-1260P 15秒
            AMD Ryzen 5 8640U 15秒
            AMD Ryzen AI 7 250 16秒
            AMD Ryzen 5 8645HS 17秒
            Intel Core Ultra 7 258V 17秒
            Intel Core i5-1335U 17秒
            Intel Core Ultra 5 125U 18秒
            Intel Core i5-1235U 18秒
            AMD Ryzen 7 7730U 17秒
            AMD Ryzen 5 7535HS 20秒
            Intel Core Ultra 7 155U 20秒
            Intel Core i7-1250U 21秒

            書き出し速度はまずまずの早さです。

             

            Davinci ResolveでのYouTube動画書き出し時間

            動画編集ソフトDavinci Resolveで、5分45秒のフルHDのYouTube動画書き出し時間にかかった時間を計測しました。

            以前までDavinci Resolveバージョン18で計測していたのですがバージョン19が出てしばらく経ったので、19に切り替えて計測しています。

            18→19にバージョンアップすることで以前よりもかなり書き出し速度が向上しています。

            そのため18での計測結果が比較にならず・・・19での計測結果のみ載せています。

            CPU 時間
            Intel Core i7-14650HX+GeForce RTX 4060 Laptop 25秒
            AMD Ryzen 7 250+GeForce RTX 5060 Laptop メモリ16GB 35秒
            Intel Core Ultra 7 155H+GeForce RTX 4050 Laptop 38秒
            Intel Core Ultra 7 258V 47秒
            Intel Core Ultra 9 285H 48秒
            Intel Core Ultra 7 258V(他機種) 52秒
            AMD Ryzen AI 9 365 54秒
            AMD Ryzen AI 9 HX 375 57秒
            AMD Ryzen AI 7 350(他機種) 1分9秒
            AMD Ryzen 7 7735HS 1分11秒
            AMD Ryzen 5 8645HS 1分16秒
            Intel Core Ultra 5 226V 1分17秒
            Intel Core Ultra 5 225U 1分22秒
            Intel Core Ultra 5 225H 1分24秒
            AMD Ryzen 7 6800U 1分32秒
            AMD Ryzen 5 7535HS 1分42秒
            Intel Core Ultra 7 155U 2分22秒

            Intel Core Ultra 7 258Vは、マルチスレッドのスコアはそこそこですが、グラフィック性能が高いため、動画編集性能も高いです。

            外部GPUなしでも、外部GPUありと遜色ないくらい優秀な結果でした。

             

            参考までにバージョン18で、4分のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を他CPUで計測した結果も載せておきます。

            CPU 時間
            Intel Core i7-13700HX+GeForce RTX 4060 42秒
            AMD Ryzen 7 6800H+GeForce RTX 3050 Ti 48秒
            Intel Core Ultra 7 155H(16 GB DDR5-5600MT/s (SODIMM) – (2 x 8 GB)・レノボIdeaPad Pro) 54秒
            Intel Core i7-13700H+GeForce RTX 4050 56秒
            Intel Core Ultra 5 125H 1分02秒
            Intel Core Ultra 7 258V(レノボYoga) 1分04秒
            Intel Core Ultra 7 155H(16 GB DDR5-5600MT/s (SODIMM) – (2 x 8 GB)・HP Spectre) 1分06秒
            AMD Ryzen 7 8840U 1分07秒
            Intel Core Ultra 7 258V(HP OmniBook) 1分11秒
            Intel Core Ultra 7 155H(メモリ16GB) 1分11秒
            AMD Ryzen 7 8840HS 1分16秒
            Intel Core i5-1340P 1分17秒
            AMD Ryzen 7 7735U 1分18秒
            AMD Ryzen 7 6800U 1分18秒
            AMD Ryzen 5 7535U 1分22秒
            AMD Ryzen 5 8640U 1分23秒
            Intel Core Ultra 5 125U 1分26秒
            Intel Core i7-1260P 1分28秒
            AMD Ryzen 7 7730U 1分29秒
            Intel Core Ultra 7 155U 1分36秒
            Intel Core i5-1235U 1分40秒
            Intel Core i5-1335U 1分48秒
            AMD Ryzen 7 5800U 1分56秒
            Intel Core i7-1250U 2分22秒

             

            Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel)

            レノボ直販サイト(Intel版)

             

            ローカル生成AI性能検証

            TOPSの性能について

            AI性能を測る指標値として「TOPS」という指標値があります。

            TOPSとは、「Tera Operations per Second」の略称で、「システムが1秒間に何兆回の演算を実行できるか」を示します。

            例えば、10TOPSならば、1秒間に10兆回の演算が実行できるコンピューティングパワーを表します。1秒間に10兆回の演算性能を持つCPUなら、「10TOPS」となります。

            CPU TOPS
            GeForce RTX 4060  242 TOPS
            AMD Ryzen AI 9 HX 375 55 TOPS
            AMD Ryzen AI 9 365 50 TOPS
            AMD Ryzen AI 7 350 50 TOPS
            AMD Ryzen AI 5 340 50 TOPS
            Intel Core Ultra 7 258V 47 TOPS
            Intel Core Ultra 5 226V 40 TOPS
            AMD Ryzen 7 250 16 TOPS
            Intel Core Ultra 9 285H 13 TOPS
            Intel Core Ultra 7 255H 13 TOPS
            Intel Core Ultra 5 225H 13 TOPS
            Intel Core Ultra 5 225U 12 TOPS
            Intel Core Ultra 7 155H 11 TOPS

            TOPSの値は上記の通りで、外部GPUが圧倒的に高いのですが、2025年最新のCPUであれば、外部GPUなしでも十分に高い値となっています。

            40TOPS以上であれば、マイクロソフトが定義している「Copilot+ PC」の基準を満たすので、40TOPS以上が高いAI性能を持つPCと言えます。

            Intel Core Ultra 7 258Vは、47TOPSの性能があり、AI性能は高いです。

             

            ローカルLLM(大規模言語モデル)を用いての生成AIプログラミング検証

            AI能力を見るのに、ChatGPTのようなLLM(大規模言語モデル)の簡易版をローカルPCに構築して、生成AIプログラミングを動かす検証を行いました。

            ローカルLLMは、Gemma3というGoogleのLLMを活用しています。

            Pythonで、ブロック崩しゲームを作ってほしいとリクエストしています。

            結果は以下の通りです。

             

            ローカルLLM(Gemma3)でブロック崩しゲームを作るのにかかった時間

            CPU+メモリ 掛かった時間
            Gemini 2.5 Pro(クラウド) 35秒
            Intel Core i7-14650H + GeForcr RTX 4060 + メモリ32GB 2分6秒
            AMD Ryzen 7 250 + GeForcr RTX 5060 + メモリ16GB 3分50秒
            Intel Core Ultra 9 285H + メモリ32GB 3分52秒
            AMD Ryzen AI 7 350 + メモリ32GB 4分40秒
            Intel Core Ultra 7 258V + メモリ32GB 4分52秒
            Intel Core Ultra 5 225H + メモリ16GB 5分57秒
            AMD Ryzen 7 6800U + メモリ16GB 6分5秒

            外部GPUよりは遅いですが、CPU単体としてはまあまあ、早い結果となりました。

            タスクマネージャーを確認するとNPUは、現時点ではローカルLLMを動かすのにほぼ活用されておらず、外部GPUの有無のほうが性能には重要であるようです。

             

            ローカル生成AI性能について

            1秒あたりのトークン処理数についても計測しました。

            CPU+メモリ eval rate
            Intel Core Ultra 7 258V + メモリ32GB 6.28トークン/秒
            AMD Ryzen 7 6800U + メモリ16GB 4.98トークン/秒

            3年前のハイエンドCPU AMD Ryzen 7 6800Uよりも性能が出ていました。今後もさまざまな環境で試してみます。

             

            排熱性能と静粛性について

            CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。

            パフォーマンスモードで計測しています。

            負荷をかけはじめたときの状態です。

            負荷をかけ続けた時の状態です。

            上記が測定結果ですが、負荷をかけると温度が75度くらいまで上がります。そのあと60度程度で推移します。

            CPU電力は、負荷をかけると35W超まで一瞬上がりますが、徐々に下がります。

            この間、ファンの音は静かで。騒音計で測定すると30~33db程度となっていました。

            騒音目安については以下の通りです。

            騒音値(db) めやす
            50db 大きく聞こえる。静かな事務所
            40db 聞こえるが会話に支障なし。図書館、静かな住宅地の昼
            30db 小さく聞こえる。郊外の深夜、ささやき声
            20db ほとんど聞こえない。ささやき

            温度も高くならず、騒音も気になりません。排熱や温度調整がしっかりしているのだと感じます。

             

            Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel)

            レノボ直販サイト(Intel版)

             

            Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) のレビュー評価まとめ

            評価まとめ

            各作業のレビュー結果は以下の通りです。

            Web閲覧 ◎(快適)
            Office系事務作業 ◎(快適)
            動画鑑賞 ◎(快適)
            Web会議 ◎(快適)
            SNS・ブログ ◎(快適)
            プログラミング ◎(快適)
            画像・写真編集 ◎(快適)
            動画編集 ◎(快適)
            ゲーム 〇(中量級3DまでならOK)
            モバイル 〇(持ち運びしやすい)

             

            ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。

            比較項目 Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition 
            CPU Intel Core Ultra 7 258V
            CPU性能(PassMark)  A (実測22110)
            グラフィック性能(3DMark FireStrike) A+ (9997)
            メモリ 32GB
            ディスプレイ総合評価 S
            ディスプレイ種類 有機EL
            サイズ 14インチ
            アスペクト比 16:10
            ディスプレイ解像度 2880×1800
            ディスプレイ輝度 500nit
            ディスプレイ色域 100%DCI-P3
            ボディ質感 S
            キーボード A
            重さ・持ち運びやすさ B+ (実測1222g)
            インターフェイス B+
            USB-A 〇(1)
            USB-C 〇(2)
            USB-C充電
            USB-C映像出力
            HDMI
            Webカメラ 500万画素&IRカメラ
            プライバシーシャッター
            バッテリー S (70Whr 実測11:20)
            認証 顔認証
            その他機能
            価格・コスパ C (23.62万)
            おすすめ度 A+

            デザイン、ボディ質感、ディスプレイの品質が非常に高品質です。

            CPUにIntel Core Ultra 7 258Vを採用しており、クリエイティブ性能や省電力性能も高いです。

            また1222gと、14インチにしては軽く持ち運びやすいです。

            価格がやや高めなのが難点ですが、この価格なりの価値や特別感は十分にあると考えられ、とても完成度は高いです。

            直近でDELL XPS 13 をレビューしておりそれも完成度やデザインがとても高いと感じましたが、このLenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel)も、とても完成度が高く、甲乙つけがたい完成度です。

             

            Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) の良い点

              1. 全体的にトップクラスの完成度
              2. ボディやディスプレイが超高品質
              3. 性能と省電力を高いレベルで両立している
              4. クリエイティブワークや中量級3Dゲームまで対応可能

              とても完成度の高い機種です。

              性能も高く、クリエイティブワークにも使うことができます。

              14インチで約1.22kgと軽く、持ち運びもしやすく、省電力性能も高いレベルにあります。

               

              Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel)で気になった点

              1. 価格が高め

              品質は申し分ないです。

              価格がやはり、高めかな~と思います。20万超は、普通の人にはなかなか、手が出ないですよね。

               

              どういう人におすすめ?

              • 高品質・高性能で持ち運びできるモバイルノートパソコンが欲しい
              • 持ち運んでクリエイティブワークをやりたい
              • 高くてもよいから品質の高いノートパソコンが欲しい。

              上記の人向きの機種と言えます。

              高性能高品質で軽く、持ち運びできて、外出先でもクリエイティブワークをやりたい人向きの機種です。

              とても完成度は高く、14インチで1.22kgと軽いのもポイント高いので、宅内でも外出先でも、万能に使えるノートパソコンです。

              価格は高いですがそれに見合うだけの品質や完成度の高さがあります。

               

              Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel)

              レノボ直販サイト(Intel版)

               

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