ノートパソコンをコスパ良く購入する場合、Lenovo・DELLの海外メーカーのパソコンを直販サイトで購入するのがもっともお勧めとなります。
今回の記事では、LenovoとDELLの比較をしていき、買うならどっちがおすすめか?を解説します。
私は、本業SE・副業ブロガーです。仕事柄、HPやDELLのノートパソコンを本業・副業で使う機会が多く
- レノボ:2台自分で購入、副業PCとして利用、20台以上貸出機などをレビュー
- DELL:1台家族用に自分で購入、かつ、本業で使用
という経験があり、実経験をもとに、レノボ・DELLの比較をしていきます。
- Lenovo・DELLのノートパソコンは買うならどっちがおすすめ?
- ノートパソコンメーカーLenovo・DELLの特徴
- HPはどうなのか?
- Lenovo・DELLの品質は国産と比較してどうなのか?
- Lenovo・DELLの機種・価格比較
- Lenovo・DELLの納期比較
- Lenovo・DELLのミドルレンジ機種(中の上・大半の方におすすめ)
- Lenovo・DELLのエントリー機種(中の下・価格を抑えたい方に)
- レノボ・DELLのハイエンド機種(ミドルレンジで物足りない方に)
- モバイルノートパソコンはHP Pavilion Aero 13-bgがおすすめ
- Lenovo・DELLの比較(どっちがおすすめ?)とおすすめ機種まとめ
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Lenovo・DELLのノートパソコンは買うならどっちがおすすめ?
私は、Lenovo・DELL両方のノートパソコンを購入したことがあります。またLenovoは20台以上レビューしたことがあります。
買うならどっちがおすすめか?という質問に回答するならば
どっちを買ってもコスパは抜群・品質は問題なし
という回答になります。
コスパは、Lenovo・DELLともに全ノートパソコンメーカーでトップレベル、品質も何ら問題はありません、というのが感想です。
品質は、国産と比較しても劣っているとは全く感じず、コスパはLenovoやDELL海外メーカーのほうが抜群に良いため、国産よりおすすめです。
また、LenovoとDELLはそれぞれ、おすすめの機種があります。
- レノボIdeaPad Slim/Flex 5シリーズ
- DELL Inspiron 14,16 5000番台シリーズ
上記がミドルレンジ(中の上)クラスの機種で、価格も7~8万円と安いのでおすすめの機種です。
ノートパソコンメーカーLenovo・DELLの特徴
Lenovo(レノボ)の特徴
レノボは中国のパソコンメーカーです。
知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、NECのノートパソコン事業は、レノボ傘下となっています。
レノボのノートパソコンといえば上記写真のThinkPadが有名です。
ThinkPadはもともとIBMが開発・製造していたノートパソコンですが、レノボがIBMのPC事業を買収し、今はレノボブランドとなっています。
レノボはパソコンのシェアが世界トップで、約22%強のシェアがあります。世界で最もパソコンが売れているメーカーということです。
レノボは、世界トップシェアの規模を活かして
- 機種のラインナップが多い
- コスパの良い機種が多い
という特徴があります。
機種が多いので、最初は選ぶのに戸惑いますが、ある程度コスパの良い機種というのは絞られるので、おすすめ機種をチェックしていればお買い得な機種が購入できる可能性が高いです。
DELLの特徴
DELLはアメリカのパソコンメーカーです。
日本企業でパソコンを買う場合、DELLとHPが強いというイメージがあり、知らない方はいないのではないかと思います。
DELLはパソコンのシェアが世界第3位となっています。
DELLの特徴としては
- セール時のコスパが凄い
- 納期が凄まじく早い
があげられます。
2~3月の決算期セールの安さ、納期の早さは驚くべきものがあります。
HPはどうなのか?
今回の比較対象では除きましたがHPの特徴も紹介します。
HPはアメリカの企業です。日本での事業を遂行する日本HPという企業があります。
事業内容は、日本HPのホームページによると
PC、プリンティングおよび付随するサービス、ソリューション事業
となっており、パソコン・ノートパソコン・プリンターの販売が有名です。
HPのパソコンは、レノボに次いで世界シェア2位となっております。
このシェア率を活かして、豊富なラインナップとコスパの良いパソコンを販売しています。
HPの特徴として
- デザインが良い
- 海外大手メーカー特有のコスパの良さ
があげられます。
HPは、特に上級機種のHP ENVYやSpectreは、デザインにこだわっており、高級感のあるデザインが特徴です。
またコスパも良いですが、レノボやDELLには少し負けるという印象があります。
Lenovo・DELLの品質は国産と比較してどうなのか?
Lenovo・DELLの品質は国産と比較してどうなのか?
この2メーカーのノートパソコンを何台も実際に触ってみた印象としては、どのメーカーも品質は良く問題ない、ということです。
私自身、購入したり本業で使うパソコンで、初期不良などに当たったことはありません。
そのため、品質という観点では、この2メーカーを選んでも問題ないと言えます。
Lenovo・DELLの機種・価格比較
LenovoとDELLの機種は以下の通りです。
種類 | 機種 |
エントリー | レノボIdeaPad 1,3シリーズ、DELL Inspiron 15 3000番台 |
ミドルレンジ | レノボIdeaPad 5シリーズ、DELL Inspiron 14,16 5000番台 |
ハイエンド | レノボYogaシリーズ、DELL XPS シリーズ |
モバイル | レノボThinkBook 13x Gen4, DELL Inspiron 13 5330 |
Lenovo・DELLの価格を比較すると
- Lenovo:全機種が満遍なく安い、コスパは全メーカートップクラス
- DELL:Inspiron 14が特に安くLenovoを上回る、他機種はLenovoに負ける
という印象です。
Lenovo、DELLともに、とても安いです。
ミドルレンジのLenovo IdeaPad Slim 5シリーズと、DELL Inspiron 14は、ここ半年はDELLのほうが安い傾向が続きました。
エントリー、ハイエンド、モバイルは、Lenovoのほうが機種も多く安い傾向にあります。
そのため、LenovoとDELLでコスパの良い機種を買いたい場合
- ミドルレンジ:LenovoとDELLで安い方を購入
- ミドルレンジ以外:まずLenovoをチェック、しっくりくる機種がなければDELLやHPもチェック
が良いでしょう。
Lenovo・DELLの納期比較
Lenovo・DELLを実際に購入した際の納期比較としては
- DELL:凄まじく早い。即納モデルは翌営業日に納品される。
- Lenovo:DELLと比較するとわずかに遅いが十分に早い。
となります。
DELLの即納モデルは衝撃レベルで早いです。
私が実際に購入したとき、日曜日の夜に注文したのですが、ノートパソコンが届いたのがなんと火曜日、に翌営業日に発送されました。
ノートパソコンの購入としては恐るべき早さです。
そのためすぐにノートパソコンが欲しい方には、真っ先におすすめできます。
Lenovoは、DELLほど早くはないですが、即納モデルは決済完了後2営業日程度で届きます。
そのため即納モデルであれば、納期はLenovo・DELLとも気にせず購入して問題ありません。
Lenovo・DELLのミドルレンジ機種(中の上・大半の方におすすめ)
ミドルレンジの場合以下の機種がおすすめです、
種類 | 機種 |
Lenovo | レノボIdeaPad Slim/Flex 5シリーズ |
DELL | DELL Inspiron 14,16 5000番台 |
が候補として挙がります。
- テレワーク
- Office系事務作業
- 文書作成
- Web閲覧
- 動画鑑賞
- SNS・ブログなどの執筆
- 軽めの画像編集・動画編集
上記はノートパソコンを使う上での一般的用途全般です。
これら幅広い用途で使うことを考慮する場合、ミドルレンジの機種がよく、大半の方におすすめできます。
このミドルレンジの価格帯はLenovo・DELLが圧倒的に強いです。
そのためこの2メーカーから探して購入すれば、間違いのない選択ができます。
レノボIdeaPad Slim 3 Gen8:ミドルレンジ機種
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen™ 5 7530U, Ryzen™ 7 7730U |
メモリ | 8~16 GB DDR4-3200MHz (オンボード) |
ストレージ | 512 GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe QLC |
液晶 | 14インチ FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz |
重量 | 約 1.37kg |
サイズ | 約 324.3×213.8×17.9mm |
バッテリー | 47Wh 動画再生時 約 9.8 時間・アイドル時 約 17.2 時間 |
カメラ | 1080p FHDカメラ (プライバシーシャッター付)、マイク |
認証 | 指紋認証 |
価格 | 6万円台~ |
14インチ
15.6インチ
価格はメモリ16GB、AMD Ryzen 5 7530Uで6万円台からとコスパ抜群です。14インチと15.6インチがあります。
2023年は、DELL Inspiron 14のコスパが凄すぎて、これでも高く感じるのですが、2024年は今のところ値上がり傾向です。
14インチノートパソコンでコスパが良かったDELL Inspiron 14も、今のところメモリ16GBにすると8万円台となりそこまで安くはなく、ボディも樹脂製とアルミの2種類になってしまいました。
そう考えると、メモリ16GBが7万円弱の当機種は、相対的に安いと言えます。
レビュー記事を書いているので参考にしてみてください。
Lenovo IdeaPad Slim 5シリーズ
※2024年3月、新型Gen9で15.3インチモデルが発売されました。
テレワークやOffice作業など一般的な事務作業用途全般で快適に使えるノートパソコンです。
目立った欠点のない万能スペックで、かつ、価格も非常に安いです。
私自身旧型を購入し妻が使っており、旧型の実機レビューをしていますので参考にしてみてください。
DELL Inspiron 14 5000番台シリーズ
DELL Inspiron 14 5000番台シリーズ
新型Intel
CPU1 | インテル® Core™ i3-1305U ,インテル® Core™ i5-1334U |
CPU2 | インテル® Core™ 5 プロセッサー 120U,インテル® Core™ 7 プロセッサー 150U |
メモリ | 8GB~16GB |
ストレージ | SSD 512GB~1TB |
液晶 | 14.0インチ 16:10 FHD+ (1920 x 1200) 非光沢 非タッチ 250nits 広視野角 ディスプレイ ComfortView 搭載 |
重量 | 約1.54kg |
サイズ | 約 314×226.15×15.86~18.90mm |
バッテリー | 41Wh (最大時間は未公表) |
価格 | 7万円台〜(時期により変動) |
新型AMD
CPU1 | AMD Ryzen™ 5 8540U, Ryzen™ 7 8840U |
メモリ | 8GB~16GB |
ストレージ | SSD 512GB~1TB |
液晶 | 14.0インチ 16:10 FHD+ (1920 x 1200) 非光沢 非タッチ 250nits 広視野角 ディスプレイ ComfortView 搭載 |
重量 | 約1.54kg |
サイズ | 約 314×226.15×19.90mm |
バッテリー | 54Wh (最大時間は未公表) |
価格 | 7万円台〜(時期により変動) |
DELLのInspiron 14は、7万円台から購入可能でコストパフォーマンス抜群、最大のメリットは納期が安定しているということです。
あと、メモリ16GBモデルも安いので、メモリ16GBにしたい場合もおすすめできます。
このモデルは、ずっと即納で推移し続けており、DELLの納期確保は本当に素晴らしいです。
レノボのIdeaPad Slim 5シリーズと価格をよく見比べて、どちらを購入するか選択しましょう。
旧型はレビュー記事を書いているので参考にしてみてください。
DELLは、商品名に5000番台などの数字の型番がなく、なにがエントリー・ミドルレンジ機種なのか、ぱっと見、見分けがつきません。
- 3000番台:エントリー
- 5000番台:ミドルレンジ
となり、よく見ると、発注コードや、製品詳細URLに型番が記載されています。
おすすめは5000番台なので、購入の際には間違えないようにしましょう。
3000番台と5000番台の違いとしては以下です。
- ボディが5000番はアルミ、3000番はプラスチック:→質感に大きく影響
- USB Type-Cが3000番はデータ転送のみ→Type-Cで給電できない
- 画面比率が3000番は16:9→5000番は16:10で縦に長く見やすい
特に質感の違いは大きく、キーボードの打鍵感にも質感は影響するため、よく比較した上で購入するようにしましょう。
DELL Inspiron 14 5435とレノボ IdeaPad Slim 5i Gen8の比較
比較項目 | IdeaPad Slim | DELL Inspiron 5435 |
CPU | 〇(Core i5-12450H) | 〇(Ryzen7530) |
メモリ | 16GB | 16GB |
ディスプレイ | 〇(IPS) | 〇(IPS) |
サイズ | 14インチ | 14インチ |
アスペクト比 | ◎(16:10) | ◎(16:10) |
解像度 | 1920×1200 | 1920×1200 |
輝度 | 300nit | 250nit |
色域 | 66%sRGB | 63%sRGB |
ボディ質感 | 〇(アルミ) | 〇(アルミ) |
キーボード | 〇 | 〇 |
重量 | 1.46kg | 1.59kg |
USB-A | 〇(2) | 〇(2) |
USB-C | 〇(2) | 〇(1) |
USB-C充電 | 〇 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 | 〇 |
Thunderbolt/USB4 | × | × |
HDMI | 〇 | 〇 |
Webカメラ | 1080p | 1080p |
プライバシーシャッター | 〇 | 〇 |
バッテリー | 56.6Whr | 54Whr |
指紋認証 | × | 〇 |
その他 | – | – |
価格 | 7万円台 | 6~7万円台 |
この2機種はとても良い勝負です。
有機ELがよいならレノボIdeaPad Slim 5i Gen8ですが、DELL Inprion 14 5000番台も安くてコスパが良いです。
ただこれは現時点での価格であり、最新の価格は購入検討の際にはチェックしましょう。
スタンダードノートパソコンがコスパ良く欲しいなら、上述のレノボIdeaPad Slim 5シリーズか、DELL Inspiron 14 AMDのどちらかを購入すればほぼ正解だと思います。
どちらがよいかは、買うタイミングでの価格や納期、メーカーの好みで決めればよいと思います。
Lenovo・DELLのエントリー機種(中の下・価格を抑えたい方に)
ミドルレンジの7~8万円をかけたくない方は、さらに安い機種を選ぶことになり、その場合エントリー機種を選択することになります。
レノボIdeaPad Slim 170 14型(AMD)
CPU | AMD Ryzen™ 5 7520U |
メモリ | 8 GB LPDDR5-5500MHz (オンボード) |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe Gen4 QLC |
液晶 | 14″ FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 250 nit, LEDバックライト |
重量 | 約1.4kg |
サイズ | 約 325.3×216.5×17.9mm |
バッテリー | 42Wh (最大時間は未公表) |
価格 | 5万円台前後(時期により変動) |
レノボIdeaPad Slim 170は、以前は液晶がTN液晶という見づらいもので、おすすめしづらい機種でしたが、最新はIPS液晶となり、最大の弱点がなくなりました。
価格は以下の通りです。(時期により変動します)
レノボIdeaPad Slim には
- 14インチAMD
- 15.6インチIntel
- 15.6インチAMD
の3種類ラインナップされています。
5万円台で購入できます。
エントリー(中の下)とミドルレンジ(中の上)の比較
評価項目 | IdeaPad Slim 170 | IdeaPad Slim 5i |
CPU | Ryzen 5 7520U | Core i5-12500H |
PassMarkスコア | △(9789) | ◎(21649) |
メモリ | △(8GB) | 〇(16GB) |
ストレージ | 〇(SSD 512GB) | 〇(SSD 512GB) |
ディスプレイ | 〇(IPS) | 〇(IPS) |
サイズ | 14インチ | 14インチ |
アスペクト比 | △(16:9) | ◎(16:10) |
解像度 | 〇(1920×1080) | 〇(1920×1200) |
輝度 | △(250nit) | 〇(300nit) |
色域 | △(63%sRGB) | △(66%sRGB) |
ボディ質感 | △(樹脂) | ◎(アルミ) |
キーボード | 〇 | 〇 |
重量 | △(1.4kg) | △(1.46kg) |
USB-A | 〇(2) | 〇(2) |
USB-C | 〇(1) | 〇(2) |
USB-C充電 | × | 〇 |
USB-C映像出力 | × | 〇 |
Thunderbolt/USB4 | × | × |
HDMI | 〇 | 〇 |
Webカメラ | △(HD) | 〇(1080p) |
プライバシーシャッター | 〇 | 〇 |
バッテリー | △(42Whr) | 〇(56.6Whr) |
指紋認証 | × | × |
その他機能 | – | – |
価格 | 5万円台 | 7万円台 |
エントリーのIdeaPad Slim 170と、ミドルレンジのIdeaPad Slim 5i Gen8の比較です。
CPUやメモリ性能が、IdeaPad Slim 5i Gen8のほうが余裕がありますし、ボディ質感もIdeaPad Slim 5i Gen8が高いなど、エントリーとミドルレンジでは結構な違いがあります。
USB-Cが充電・ディスプレイ出力に対応していないのも、ランクの違いを感じさせます。
そのため、私としてはミドルレンジを購入するのがおすすめではあるのですが、どうしても予算5万程度で押さえたい場合、エントリー機種を考慮することになります。
レノボ・DELLのハイエンド機種(ミドルレンジで物足りない方に)
ハイエンド機種の場合
- Lenovo Yogaシリーズ、IdeaPad Pro シリーズ
- DELL XPSシリーズ
が候補として挙がります。
どちらも、ミドルレンジよりもディスプレイやボディの質感がよく、ミドルレンジで物足りない方におすすめできます。
レノボIdeaPad Pro 5i/5 Gen9 ハイエンドノートパソコンおすすめ
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | インテル® Core™ Ultra 5 125H、Core™ Ultra 7 155H、Core™ Ultra 9 185H |
メモリ | 16GB~32GB LPDDR5X-7467MHz (オンボード) |
ストレージ | 512~1TB GB SSD, M.2 PCIe-NVMe Gen 4 TLC |
液晶(IPS) | 14インチ 2.8K液晶 (2880 x 1800) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 400 nit, 120Hz, ブルーライト軽減パネル |
液晶(OLED) | 14インチ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 光沢あり, マルチタッチ非対応, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 120Hz |
重量 | 約 1.46kg |
サイズ | 約 312x221x15.99mm(最薄部) |
バッテリー | 84Whr 動画再生時 約 10.4 時間・アイドル時 約 24.9 時間 |
価格 | 12万円台~ |
ハイエンドノートパソコンとしておすすめなのが、レノボIdeaPad Pro 5i/5 Gen9 です。
最新CPUのIntel Core Ultra Hシリーズの性能を平均より高いレベルで発揮している
IdeaPad Pro 5i Gen9 は、Intel Core Ultra Hシリーズを搭載しており、レビュー機はCore Ultra 7 155Hでしたが、極めて高い性能を発揮していました。
PassMarkスコアは32740となり、同CPUの世界平均のスコアが25160なので、平均よりもかなり高い性能が発揮できています。
性能の高さゆえか、ゲーミングの性能も高く、ストリートファイター6は、グラフィック設定をLOWにすれば、まったく問題なく動作するくらいの性能がありました。
ディスプレイも良い
ディスプレイは、解像度2.8Kの有機EL、もしくは価格を抑えたければ解像度2.8KのIPS液晶を選択できます。
どちらもディスプレイの品質は高く、動画や画像編集などを楽しみたい方にも向くディスプレイです。
価格が安い
当機種は価格も安く、Intel Core Ultra 5 125H + IPS液晶のスタートプライスで12.96万円です。
解像度2.8Kの有機ELがよければ14.48万円で、驚きの安さです。
他メーカーでもIntel Core Ultraを搭載してこの安さは見当たらず、相変わらずレノボらしいコスパが素晴らしい機種です。
驚きなのは、AMD版のIdeaPad Pro 5 Gen9 は、さらに安いということです。
- AMD Ryzen 7 8845HS
- メモリ16GB
- ストレージ512GB
- 14インチ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ)
この構成でも12.48万円からと驚異のコスパです。Intelにこだわりがなくコスパ重視ならAMD版の購入もおすすめです。
レビュー記事を書いているので参考にしてみてください。
レノボYoga 7シリーズ
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU(AMD) | AMD Ryzen™ 5 8640HS,Ryzen™ 7 8840HS |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512~1TB GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC |
液晶 | 14″ WUXGA OLED(有機ELディスプレイ) (1920 x 1200) 光沢あり, マルチタッチパネル, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 60Hz, ガラス |
重量 | 約 1.49kg |
サイズ | 約 317.72×222.13×16.64mm(最薄部) |
バッテリー | 71Whr 動画再生時 約 11.2 時間・アイドル時約 26.5 時間 |
価格 | 10万円台~(AMD)、14万円台~(Intel) |
AMD版とIntel版があります。コスパが良いのはAMDのほうです。
実機レビューを書いているので参考にしてみてください。
DELL XPS シリーズ
XPS 13
OS | Windows11 Home, Pro(64bit) |
CPU | インテル® Core™ Ultra 5 125H、Core™ Ultra 7 155H |
メモリ | 16~64GB, LPDDR5X, 7467MT/s |
ストレージ | 512GB, 1TB, 2TB M.2 PCIe NVMe SSD |
液晶1 | 13.4” FHD+ (1920 x 1200) フレームレス 非タッチ 非光沢 ディスプレイ, 500-nit, 100% sRGB, 2000:1 コントラスト比, 120Hz, Dolby Vision ™, Eyesafe® テクノロジー |
液晶2 | 13.4” QHD+ (2560 x 1600) フレームレス タッチ 光沢 (反射防止/防汚加工) ディスプレイ, 500-nit, 100% DCI P3, 2000:1 コントラスト比, 120Hz, Dolby Vision™, Eyesafe® technology 有機EL |
重量 | 約 1.17kg~1.19kg |
サイズ | 約 295.3×199.1×14.80mm(最薄部) |
バッテリー | 55Whr |
価格 | 22万円台~ |
XPS 14
OS | Windows11 Home, Pro(64bit) |
CPU | インテル® Core™ Ultra 7 155H |
メモリ | 16~64GB, LPDDR5X, 7467MT/s |
ストレージ | 512GB, 1TB, 2TB M.2 PCIe NVMe SSD |
液晶1 | 14.5” FHD+ (1920 x 1200) フレームレス 非タッチ 非光沢 ディスプレイ, 500-nit, 100% sRGB, 2000:1 コントラスト比, 120Hz, Dolby Vision ™, Eyesafe® テクノロジー |
液晶2 | 14.5” 3.2K (3200 x 2000) OLED フレームレス タッチ 光沢 (反射防止/防汚加工) ディスプレイ, 400-nit, 100% DCI P3, 1,000,000:1 コントラスト比, 120Hz, Dolby Vision™, Eyesafe® テクノロジー 有機EL |
グラフィック | NVIDIA® GeForce RTX™ 4050, 6 GB GDDR6 |
重量 | 約 1.69kg~1.80kg |
サイズ | 約 320×215.98×18.03mm(最薄部) |
バッテリー | 69.5Whr |
価格 | 27万円台~ |
XPS 16
OS | Windows11 Home, Pro(64bit) |
CPU | インテル® Core™ Ultra 7 155H |
メモリ | 16~64GB, LPDDR5X, 7467MT/s |
ストレージ | 512GB, 1TB, 2TB, 4TB M.2 PCIe NVMe SSD |
液晶1 | 16.3” FHD+ (1920 x 1200)フレームレス 非タッチ 非光沢 ディスプレイ, 500 nits, 100% sRGB, 2000:1 コントラスト比, 120Hz, Dolby Vision ™, Eyesafe® テクノロジー |
液晶2 | 16.3” FHD+ (1920 x 1200)フレームレス 非タッチ 非光沢 ディスプレイ, 500 nits, 100% sRGB, 2000:1 コントラスト比, 120Hz, Dolby Vision ™, Eyesafe® テクノロジー 有機EL |
グラフィック | NVIDIA® GeForce RTX™ 4050, 4060, 4070 |
重量 | 約 2.13kg~2.2kg |
サイズ | 約 320×215.98×18.03mm(最薄部) |
バッテリー | 69.5Whr |
価格 | 31万円台~ |
DELL XPSは、デザインがとても美しいノートパソコンです。
新型のXPS 13、14、16が2024年発売されています。
上記写真は、旧型のXPS 13(9320)です。
DELL XPS 13 Plus(9320)は、デザインに振り切った革新的なノートパソコンです。
DELLはデザインについては実直、悪く言えば地味な印象があったので、DELLからこのようなノートパソコンが発売されることが驚きでした。
外観は本当に格好良くて美しく
- 美しいアルミボディ
- 極限まで狭いベゼル
- 薄くてコンパクトなボディ
- スキマのないキーボード
- タッチパッドがシームレス
- ファンクションキーがタッチ式
という特徴があります。
アルミボディの外観は美しく、ディスプレイのベゼルも極限まで狭く、スタイリッシュです。
ボディも薄くてベゼルも狭いのでコンパクトです。
上記はB5ノートとの大きさ比較ですが、B5よりも少し大きいくらいのサイズで、最初見たときは「小さっ!」と感じたほどです。
また最大の特徴はこのキーボードで、スキマがほぼなく美しいくらいに敷き詰められたキー配置です。
スキマがほぼないので、素早く打鍵するときに引っ掛かりを感じることがありますが、打鍵感は比較的良好です。
またファンクションキーがタッチ式、タッチパッドがデザイン上シームレスで枠がないというのも普通のノートパソコンにはないデザインです。
実用上はともかくとして(^^;ロマンやとてつもないこだわりを感じるデザインです。
こういった突き抜けた機種、私は結構好きです。
DELL XPS 13(9320) は、ディスプレイの品質も素晴らしいです。OLEDかつ3.5Kの高解像度のディスプレイを選択できます。
上記はレビュー機のディスプレイの写真を撮ったもので、すごく発色が良く綺麗でした。
レビュー機のディスプレイは
・13.4インチ, 3.5K 3456×2160, OLED, タッチ, 反射防止, 400 nit, フレームレス
というスペックで、OLEDで高解像度、かつタッチ式という、なんでもありの全部入りディスプレイでした。
写真がきれいというのもありますが驚いたのは、文字もすごく高精細で見やすいというところですね。文字を打つのにも向くディスプレイです。
上記はyahooのスクリーンショットで、わかりづらいのですが文字がとても高精細でくっきりと見えます。
モバイルノートパソコンはHP Pavilion Aero 13-bgがおすすめ
モバイルノートパソコンの場合、Lenovo・DELLにもラインナップはありますが、他メーカーにも目を向けると、HP Pavilion Aero 13-bgが最もおすすめです。
HP Pavilion Aero 13-bg:モバイルノートパソコンでもっともおすすめ
OS | Windows 11 Home |
CPU | AMD Ryzen 5 8640U , Ryzen 7 8840U |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
液晶(IPS) | 13.3インチワイド(16:10) WUXGA 液晶ディスプレイ(非光沢パネル、最大解像度 1920×1200ドット、最大輝度 400cd/m²、UWVA、LEDバックライト) |
重量 | 約0.99kg |
サイズ | 約 297.3 x 211.2 x 15.1(後部) mm |
バッテリー | 43WHr 最大11.5時間 |
価格 | 11.98万円~ |
モバイルノートパソコンとしては完璧なコスパを誇るHP Pavilion Aero 13-bgが、11.98万円~と安いです。
Ryzen 5 8640Uモデルが、11.98万円です。
Ryzen 7 8840Uモデルは13.98万円ですが、実機レビューしてみた限りではRyzen 5で性能は十分に高かったので、11.98万円構成で問題ないでしょう。
総合評価は以下の通りです。
比較項目 | HP EliteBook 635 Aero |
CPU | AMD Ryzen 5 8640U |
PassMarkスコア | 〇(22006) |
メモリ | 〇(16GB) |
ディスプレイ | 〇(IPS) |
サイズ | 13.3インチ |
アスペクト比 | 〇(16:10) |
解像度 | 〇(1920×1200) |
輝度 | ◎(400nit) |
色域 | ◎(100%sRGB) |
ボディ質感 | 〇 |
キーボード | 〇 |
重量 | ☆(990g) |
USB-A | 〇(2) |
USB-C | 〇(2) |
USB-C充電 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 |
Thunderbolt/USB4 | × |
HDMI | 〇 |
Webカメラ | ◎(5MP) |
プライバシーシャッター | 〇 |
バッテリー | △(43Whr) |
認証 | 〇(顔認証) |
その他 | – |
価格・コスパ | ☆(11.98万) |
軽く、かつ安い、総合力が高いのが特長です。
唯一、バッテリー容量のみ少な目ですが、丸1日、電源なしで使うといった使い方をしない限りは大丈夫です。
兄弟機種のビジネスノートパソコンHP EliteBook 635 Aero G11についてはレビューをしています。
HP Pavilion Aero 13-bgと、ほぼ同じ筐体や構成なので、参考になると思います。
- CPUは最新のAMD Ryzen 7 8840U,Ryzen 5 8640U
- 画面比率16:10、輝度400nit、sRGB100%のディスプレイ
Ryzen7 と 5 が選べますが、メモリ16GBであればどっちを購入してもよいと思います。
レノボ ThinkBook 13x Gen4
レノボ ThinkBook 13x Gen4
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 125H、Core™ Ultra 9 プロセッサー 185H |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
液晶 | 13.5″ 2.8K液晶 (2880 x 1920) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, HDR400, 100%sRGB, 500 nit, 120Hz, ブルーライト軽減パネル |
重量 | 1.17kg~ |
サイズ | 292.9 x 205 x 12.9 mm |
カメラ | IR&1080p FHDカメラ (電子式プライバシーシャッター付)、TOFセンサー |
認証 | 指紋センサー |
バッテリー | 74Whr 動画再生時 約12.1時間・アイドル時 約32.9時間 |
価格 | 15.99万~ |
- 最新のIntel Core Ultraを搭載
- 色域が広く解像度2.8Kのディスプレイ
- 画面比率3:2と縦に長い
- 重量は1.17kgと少し軽量化
と、一気にミドルレンジ→ハイエンドクラスにグレードアップした機種だと感じます。
その分価格は、15.99万~と高くなってしまいましたが、性能や品質を考えると十分にコスパは良いと言えます。
実機レビューを書いているので参考にしてみてください。
Lenovo・DELLの比較(どっちがおすすめ?)とおすすめ機種まとめ
LenovoとDELLはどっちがおすすめ?
- 品質はLenovo・DELLともに問題なし
- 価格はLenovo・DELLともにトップクラスで安い
- Lenovoはラインナップが多く満遍なくどの機種も安い
- DELLはInspiron 14が安い
- 納期はDELLが極めて早い、Lenovoも早い
- Lenovo・DELLどちらを選んでも問題ない
どっちがおすすめか?と言われると、「どっちを選んでも問題ないと思いますよ」が回答です。
なのでメーカーにこだわりがなければ、購入タイミングで安いほう、あとはメーカーの好みで決めてよいと思います。
Lenovo・DELLの比較結果まとめ
比較対象 | DELL | Lenovo |
機種の種類 | 〇 | ◎ |
価格 | ◎ | ◎ |
納期 | ◎ | 〇 |
品質 | 〇 | 〇 |
デザイン | △ | 〇 |
直販サイトの分かりやすさ | △ | 〇 |
レノボ・DELLの各評価項目は上記の通りです。
- Lenovo:価格・機種の種類
- DELL:価格・納期
が優れています。
どちらも価格・コスパに優れるので、買って損をするというようなことはないと言えます。
おすすめ機種まとめ
種類 | 機種 |
エントリー | レノボIdeaPad 1,3シリーズ、DELL Inspiron 15 3000番台 |
ミドルレンジ | レノボIdeaPad 5シリーズ、DELL Inspiron 14,16 5000番台 |
ハイエンド | レノボIdeaPad Proシリーズ、Yoga7シリーズ、DELL XPS シリーズ |
モバイル | レノボThinkBook 13x Gen4, DELL Inspiron 13 5330 |
もっともおすすめなのは、ミドルレンジ(中の上)のLenovo IdeaPad 5シリーズ、もしくはDELL Inspiron 14です。
ハイエンドならLenovo Yoga 7シリーズ、モバイルならLenovo ThinkBook 13x Gen4がおすすめとなります。
関連動画
YouTube動画を作成していますのでこちらも参考にしてみてください。
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