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HP Pavilion 16-af(インテル)レビュー【大画面オーソドックスなノートPC】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

HPのスタンダード16インチのノートパソコン HP Pavilion 16-afの実機レビューを書きます。

【広告】【提供:株式会社日本HP

    

レビュー機のマシンのスペック以下の通りです。

  1. CPU:Intel Core Ultra 7 155U
  2. メモリ16GB
  3. SSD 512GB
  4. 16.0インチ・WUXGA・IPSタッチディスプレイ (1920×1200 / 16:10 / 300nit/sRGB63%)

 

価格は11.48万からです。

ミドルレンジに位置づけられる、オーソドックスなノートパソコンです。

HP Pavilion 16-afの特徴は

  • 大画面でオーソドックスなノートパソコン、すべてが標準的

と言えます。

価格が11万円台からとそこそこ、性能・ディスプレイなども標準的で、オーソドックスなノートパソコンという印象です。

どんな人向けの機種かというと

  • 大画面でテンキーありのノートパソコンがそこそこの価格で欲しい人向け
  • 事務作業用途メインで使いたい人向け

の機種と言えます。

大画面で見やすく、キーボードにテンキーもついている、性能もそれなりということで、大きい画面で事務作業用途に使いたい人向きのノートパソコンです。

逆に、性能はそこそこでディスプレイの色域も広くはなく、クリエイティブワークには向かないので、動画編集などをされたい方は別機種をおすすめします。

 

HP Pavilion 16-af

HP直販サイト
icon

OS Windows11 Home(64bit)
CPU インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー155U, Core™ Ultra 5 プロセッサー125U
メモリ 16GB
ストレージ 512 GB SSD
液晶 16.0インチ・WUXGA・IPSタッチディスプレイ (1920×1200 / 16:10 / 300nit)
カメラ HP True Vision 1080p フルHD IR カメラ (約207万画素)
重量 約 1.79kg
サイズ 約 357 × 254 × 17.9 (最薄部) ー18.6 (最厚部) mm
バッテリー 最大 11時間、59Whr
価格 11万円台~

 

HP Pavilion 16-afの特徴と評価

総合評価

各項目をS~Dで評価しました。Sが一番高い評価です。Bが70点程度として評価しています。

比較項目 HP Pavilion 16-af
CPU Intel Core Ultra 7 155U
CPU性能(PassMark) B+(実測18956)
CPUグラフィック性能(3DMark) B-(実測5401)
メモリ 16GB
ディスプレイ総合評価 B
ディスプレイ種類 IPS
サイズ 16インチ
アスペクト比 16:10
ディスプレイ解像度 B(1920×1200)
ディスプレイ輝度 B (300nit)
ディスプレイ色域 C(sRGB63%)
ボディ質感 B+
キーボード B+
重さ・持ち運びやすさ C-(実測1721g)
インターフェイス B+
USB-A 〇(2)
USB-C 〇(2)
USB-C充電
USB-C映像出力
HDMI
Webカメラ 1080p フルHD IR カメラ
プライバシーシャッター
バッテリー B-(59Whr 実測6:00)
認証 顔認証
その他機能 タッチパネル
価格・コスパ C+(13.48万円)
おすすめ度 B

全体的に標準的な性能とスペックです。

Intel Core Ultra 7構成はあまりコスパが良くないので、Intel Core Ultra 5構成のほうがおすすめです。

 

スタンダードクラスの16インチ大画面で事務作業の使いやすさ重視モデル

HP Pavilion シリーズは、HPの個人向けノートパソコンでスタンダードに位置づけられる機種です。

HP Pavilion 16-afは、16インチの大画面で、タッチパネルを搭載しており使いやすいです。

性能は、Intel Core UltraのUシリーズを搭載し、普段使いには十分な性能があります。

キーボードはオーソドックスな配置で打ちやすく、テンキーもあるので事務作業用途に向きます。

総じて、標準的でオーソドックスな仕上がりで、主に事務作業用途に向く、初心者向きのノートパソコンです。

 

クリエイティブワークには向かない

Intel Core UltraのUシリーズは、省電力性能重視で、性能はそこそこなので、動画編集などクリエイティブワークには向きません。

ディスプレイの色域も、sRGBカバー率が約63%と、色鮮やかではなく一般的な事務作業用途レベルの品質なので、画像編集などにも向くわけではなくあくまで、事務作業用途向きの機種といった印象です。

 

Intel Core Ultra 5のスタンダード構成のほうがおすすめ

Intel Core Ultra 7 155U構成だと2万円高くなりますが、性能がそこまで高いわけではなく、安いほうのIntel Core Ultra 5シリーズのほうを購入したほうがよいでしょう。

 

クリエイティブワークにも使える機種との比較

OS Windows11 Home(64bit)
CPU(Intel) インテル® Core™ Ultra 5 125H、Core™ Ultra 7 155H、Core™ Ultra 9 185H
CPU(AMD) AMD Ryzen™ 7 8845HS
メモリ 16GB~32GB LPDDR5X-7467MHz (オンボード)
ストレージ 512~1TB GB SSD, M.2 PCIe-NVMe Gen 4 TLC
液晶(IPS) 14インチ 2.8K液晶 (2880 x 1800) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 400 nit, 120Hz, ブルーライト軽減パネル
液晶(OLED) 14インチ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 光沢あり, マルチタッチ非対応, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 120Hz
重量 約 1.46kg
サイズ 約 312x221x15.99mm(最薄部)
バッテリー 84Whr 動画再生時 約 10.4 時間・アイドル時 約 24.9 時間
価格 12万円台~

クリエイティブワークもやりたいのであれば、画面が14インチになってしまうのですがレノボIdeaPad Pro 5シリーズがおすすめです。

AMD版のIdeaPad Pro 5 Gen9 は

  1. AMD Ryzen 7 8845HS
  2. メモリ16GB
  3. ストレージ512GB
  4. 14インチ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) 

この構成でも12.48万円からと驚異のコスパです。HP Pavilion 16-afは、11.48万円からですが、もう1万円プラスすると、クリエイティブワークにも使える機種が手に入ります。ただし画面は、16→14インチになります。

CPUはAMD Ryzen 7 8845HSというクリエイティブワークにも使える性能のCPUで、ディスプレイも2.8K有機ELと、動画編集や画像編集にも使えるディスプレイです。

Intel版はレビュー記事を書いているので参考にしてみてください。

レノボIdeaPad Pro 5i Gen9 レビュー【高性能コスパ最強の大本命】2024年に新発売した、レノボの高性能ノートパソコンのコスパ最強本命機種 レノボIdeaPad Pro 5i Gen9をレノボよりお借り...

 

HP Pavilion 16-afのスペック

HP Pavilion 16-af

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OS Windows11 Home(64bit)
CPU インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー155U, Core™ Ultra 5 プロセッサー125U
メモリ 16GB
ストレージ 512 GB SSD
液晶 16.0インチ・WUXGA・IPSタッチディスプレイ (1920×1200 / 16:10 / 300nit)
カメラ HP True Vision 1080p フルHD IR カメラ (約207万画素)
重量 約 1.79kg
サイズ 約 357 × 254 × 17.9 (最薄部) ー18.6 (最厚部) mm
バッテリー 最大 11時間、59Whr
価格 11万円台~

 

HP Pavilion 16-afの価格

スタンダードのIntel Core Ultra 5 125U構成が11.48万、パフォーマンスのIntel Core Ultra 7 155U構成が13.48万円です。

上述の通り、Intel Core Ultra 7 155Uだからといって性能が大きく上がるわけでもなく、コスパが良いのはIntel Core Ultra 5 125Uの構成のほうです。

 

HP Pavilion 16-afの外観と機能

外観・デザイン・質感

外観はまずまず高級感があり、デザインはHPらしく良いです。

ボディが薄いので、サイズは大きいですが、大きさのある鞄になら入れやすいです。

 

重さ

メーカー公称の重量は1.79kgです。実測値は1721gと少し軽いです。

16インチなので軽くはないですが、大きさからイメージする重量からすると、比較的軽いです。

アダプターはUSB TYpe-Cのもので出力65Wで314gとなります。軽くはないです。

本体実測値 1721g
アダプター 314g

持ち運びも考慮するなら、電源アダプターはUSB Type-C対応の軽量でコンパクトなものを買ってしまったほうがよいと思います。私も購入しています。

軽量な充電器とケーブルを買えば、重量を合計100~110g程度に抑えることができます。

 

ディスプレイ

ディスプレイ 16.0インチ・WUXGA・IPSタッチディスプレイ (1920×1200 / 16:10 / 300nit/sRGB63%)

ディスプレイは16インチのIPSで、解像度1920×1200、色域がsRGB63%のディスプレイです。

事務作業用途として一般的な品質のディスプレイです。

色域が広くはないのでクリエイティブワークには向きません。

上記写真は、sRGB100%の外部ディスプレイに出力したときの写真ですが、発色が微妙に違うのが分かると思います。

見比べたり写真を撮ったりしないと気づきにくいですが発色はそれなりということを把握しておいたほうがよいディスプレイです。

 

キーボード

キー配置はテンキーありで、綺麗な配置になっています。Copilotキーもあります。

打鍵感は良好です。

 

キーストロークも十分に深く、打ちやすいです

キーボードで点数をつけるなら80~85点くらいで、打ちやすいキーボードです。

タッチパッドの操作感も良好でした。

キーボードバックライトも搭載しており、暗い場所での作業も苦になりません。

指紋認証はありませんが、顔認証には対応しています。

 

    インターフェイス

    左側面のインターフェイスは、奥から順番に

    1. USB Type-A 3.2
    2. マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック

    となります。

     

    右側面のインターフェイスが、奥から順番に

    1. USB Type-A 3.2
    2. HDMI
    3. USB 3.2 Gen2 Type-C × 2

    となります。

    必要なものは揃っているという印象です。

    ただ充電をType-Cポートで行いますが右側にしかないのは少し残念ポイントです。

    右側だと、右利きの人は充電しながらマウス使うと微妙にコードが邪魔に感じるんですよね。

    レノボはそれを考慮してか、左側にUSB Type-Cポートがあることが多いのですが、HPの量販機種は右側にあることが多く・・・これは何故なんだろうか?と感じることはあります。

     

    USB Type-C対応のDELLモニターに接続して検証したところ、問題なく4K出力、充電が可能でした。

     

    バッテリー駆動時間のチェック

    バッテリーは59Whrと、16インチとしては標準的なバッテリー容量となります。

    以下の条件にてバッテリー駆動時間のチェックを行いました。

    • 輝度MAX
    • youtube動画流しっぱなし
    メーカー公称時間 最大11時間
    残量0%まで 6時間00分

    Intel Core Ultra Uプロセッサーは省電力性能重視ですが、バッテリー持ちはそこまででもなかったです。

    16インチなので基本据え置き、電源につないで使う用途のノートパソコンです。

     

    WEBカメラ

    IR&1080p FHDカメラが付いています。プライバシーシャッター付きです。

    顔認証にも対応しています。

    ノートパソコンのカメラで写真を撮りました。映りはきれいで、Web会議も問題なくこなせます。

     

    スピーカー

    キーボードの上にスピーカーが搭載されています。

    スピーカーの音質は主観ですが標準的です。

    レノボYoga 770が10点とすると、9点くらいです。

    ノートパソコンスピーカーを聞き比べてみて、レノボYoga 770のスピーカーはかなり優秀ということが分かっており、それよりは若干劣るかなという印象です。

     

    無線速度のテスト

    自宅のWiFiは、11ac(Wi-Fi5)で5.0GHzを使用していますが、同じ部屋で計測してみたところ、530Mbpsと十分な速度が出ていました。

    2Fでも520Mbpsの速度が出ているので、受信強度も良好です。

     

    機種 無線速度
    ThinkBook 13x Gen2 400Mbps
    Yoga 6 Gen8 510Mbps
    DELL XPS 13 Plus 510Mbps
    HP Pavilion 16-af 530Mbps
    IdeaPad Slim 5i Gen8 550Mbps
    ThinkPad X1 Carbon 540Mbps
    HP Envy x360 13-ay 570Mbps
    HP Envy x360 14-fc 550Mbps
    Yoga 7i 2-in-1 Gen9 530Mbps
    IdeaPad Sim 5 Light Gen10 550Mbps
    IdeaPad 5x 2-in-1 Gen9 560Mbps
    Yoga Slim 7x Gen9 560Mbps
    HP Pavilion Aero 13-be 580Mbps
    Legion Pro 5i Gen8 610Mbps

     

    HP Pavilion 16-af

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    HP Pavilion 16-afの性能・処理速度

    パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。

    • PassMark
    • CineBench R23
    • PCMARK10
    • Crystal DiskMark(ディスク速度)

     

    また、ゲーミング性能についても、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。

    • FF14(中量級3D)
    • FF15(重量級3D)
    • 3DMark

     

    画像編集性能については、画像編集ソフトRawTherapeeでRAW現像10枚の書き出し時間を計測しました。

    • RawTherapeeでのRAW現像時間

     

    動画編集性能については、動画編集ソフトDavinci ResolveでフルHDのyoutube動画書き出し時間を計測しました。

    • Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し

    計測結果については、電源に接続してパフォーマンスで計測しています。

    PassMarkは、バランスや電源に接続しないバッテリー駆動での計測も行っています。

    CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。

    CPU PassMarkスコア
    Core i7-13700HX 34286
    Core i7-13700H 30030
    Ryzen 7 8845HS 29904
    Ryzen 7 8840HS 24445
    Core Ultra 7 155H 25160
    Ryzen 7 8840U 23821
    Ryzen 7 7735HS 23818
    Core Ultra 5 125H 21300
    Ryzen 5 8640U 20772
    Core Ultra 7 258V 20032
    Core Ultra 7 155U 16759
    Core Ultra 5 125U 17413
    Ryzen 7 7735U 21082
    Core i5-1340P 20106
    Core i7-1360P 19600
    Ryzen 7 7730U 18864
    Ryzen 5 7535HS 18312
    Core i7-1260P 17257
    Core i5-1240P 17345
    Core 5-120U 17292
    Ryzen 5 7535U 17123
    Core i5-1335U 16814
    Ryzen 5 7530U 16509
    Ryzen 5 5625U 15000
    Core i5-1235U 13865
    Core i3-1315U 13755
    Ryzen 3 7330U 11816
    Core i7-1165G7 10681
    Core i5-1135G7 10298
    Ryzen 3 5300U 10000
    Ryzen 5 7520U 9489
    Intel N100 5657
    Intel Celeron 7305 2665

    事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、スコア10000以上あると十分快適に使えます。

    2024年の今購入するなら、15000以上のCPUを選ぶと、4年は快適に使えるでしょう。

    めやすはRyzen 5 7530U以上です。

    Intel Core Ultra 7 155U、Ultra 5 125Uは、高性能CPUと比較すると少し性能は落ちますが、普段使いには十分な性能があります。

     

    PassMark

    電源接続時(パフォーマンス)

    電源接続時(バランス)

    バッテリー駆動時

    PassMarkスコアは中の上といったところで普段使いには十分な性能があります。

    パフォーマンスにするとPassMark公式サイトの平均値よりも高く、バランスだと平均値とほぼ同等スコアとなりました。

    性能にそこまで大きな違いはないのでバランスのまま使い続けてもよいでしょう。

     

    マルチ/シングル パフォーマンス バランス
    マルチスレッド 18956 17112
    シングルスレッド 3842 3827

     

    また、バッテリー駆動時ではそこまで性能は落ちず、どちらかというとモード設定の影響のほうが大きいようです。

    マルチ/シングル 電源接続 バッテリー駆動
    マルチスレッド 18956 18800
    シングルスレッド 3842 3677

     

    他の主流CPUの実測値と比較しました。

    CPU マルチ シングル
    Core i7-13700HX 36225 3955
    Core Ultra 7 155H(レノボIdeaPad Pro 5i) 32740 3846
    Core Ultra 7 155H(HP Spectre) 27184 3546
    Ryzen 7 8840HS(レノボ) 27215 3796
    Ryzen 7 6800H 25955 3458
    Core Ultra 7 258V(レノボYoga) 22241 4396
    Core Ultra 7 258V(HP OmniBook) 20384 4390
    Core Ultra 7 155H(HP Spectre) 24100 3845
    Core Ultra 5 125H 24554 3636
    Ryzen 7 8840HS(HP) 23729 3926
    Ryzen 7 8840U 23428 3822
    Ryzen 5 8640U 22006 3585
    Core i5-1340P 21578 3742
    Core Ultra 7 155U 18956 3842
    Core Ultra 5 125U 19263 3499
    Core i7-1260P 21696 3540
    Ryzen 7 6800U 21461 3459
    Ryzen 7 7735U 21278 3419
    Ryzen 7 7730U 21446 3258
    Ryzen 7 5800U 18644 3108
    Ryzen 5 7535HS 17337 3148
    Core i5-1335U 17694 3684
    Ryzen 5 7530U 16775 3269
    Core i5-1235U 16601 3465
    Ryzen 5 5625U 16933 3138
    Core i7-1250U 13518 3557
    Core i7-1165G7 11005 3142

    マルチスレッドのスコアは、2024年最新CPUからするとやや物足りないですが普段使いには十分です。

     

    CineBench R23

    マルチコアスコア:7749

    シングルコアスコア:1760

    マルチコアスコア・シングルコアスコアともに、PassMarkと同じ傾向で、そこまで高くはないですが普段使いには十分です。

     

    ほかの主要CPUと比較します。

    CPU マルチコア シングルコア
    Core i7-13700HX 19558 1656
    Ryzen 7 8840HS(レノボ) 13246 1690
    Ryzen 7 6800H 13505 1481
    Ryzen 7 8840U 11881 1674
    Ryzen 7 8840HS(HP) 11421 1677
    Core i5-13500H 11027 1779
    Core Ultra 5 125H 10967 1653
    Core Ultra 7 258V(レノボYoga) 10378 1971
    Core Ultra 7 258V(HP OmniBook) 9029 1747
    Ryzen 5 8640U 10266 1695
    Core Ultra 7 155H 9702 1788
    Ryzen 7 6800U 11620 1481
    Core i5-1340P 9301 1714
    Core Ultra 5 125U 9201 1550
    Core Ultra 7 155U 7749 1760
    Ryzen 7 7735U 9250 1515
    Ryzen 7 7730U 9411 1423
    Core i7-1260P 9158 1481
    Ryzen 5 5625U 8064 1390
    Ryzen 5 7535HS 7025 1276
    Core i5-1235U 6961 1461
    Core i7-1165G7 4122 1383

     

    PCMARK10

    PCMARK10は、実際のアプリケーションを使用したベンチマークソフトで、実際にパソコンを使った時の作業快適性を計測するのに適しているといわれているベンチマークです。

    測定結果は以下の通りです。

    トータルスコア:5915

     

    Essentials:9905(快適めやす4100)

      Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。

      快適めやすは4100なので、高い数値です。実際に使ってみてもレスポンスは極めて快適です。

       

      Productivity:8516(快適めやす4500)

        ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これも高いスコアです。

         

        Digital Contents Creation:6657

          Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。

          まずまず高いスコアです。

          上位機種のIntel Core Ultra Hシリーズを搭載したHP Spectreと比較します。

          HP Pavilion 16-af:Intel Core Ultra 7 155U

          HP Spectre:Intel Core Ultra 7 155H

          計測内容 HP Pavilion HP Spectre
          トータル 5915 6331
          App Start-up Score(アプリ起動) 12113 11719
          Video Conferencing Score(Web会議) 8131 7259
          Web Browsing Score(Web閲覧) 9868 9630
          Spreadsheets Score(表計算) 10211 9444
          Writing Score(文書作成) 7104 7123
          Photo Editing Score(画像編集) 9582 13357
          Rendering and Visualization Score(レンダリング) 4690 8901
          Video Editing Score(動画編集) 6565 6082

          高性能CPUのIntel Core Ultra Hシリーズと比較すると、クリエイティブのスコアは劣りますが、他の普段使いのスコアは同程度です。

           

          Crystal DiskMark

          シーケンシャルリードが3500を超えており、まずまず高速ですが、2025年最新からすると標準的な性能です。

          機種 シーケンシャルリード
          HP Envy 14-fc(2024年式) 7142
          HP OmniBook Ultra Flip 14-fh 6618
          レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10 6602
          DELL XPS 13 Plus 6589
          レノボLegion Pro 5i Gen8 6569
          レノボYoga Slim 7i Aura Edition 6185
          HP Envy 13-bf(2022年式) 5332
          レノボYoga 7i Gen8 5091
          レノボIdeaPad Slim 5i Gen8 5086
          HP Pavilion Aero 13-be(2023年式) 5045
          レノボYoga 7i Gen9 5054
          HP EliteBook 635 Aero G11 5027
          レノボYoga 7 Gen9 5022
          HP Envy 14-fa(2024年式) 5000
          レノボIdeaPad Pro 5i Gen9 4996
          HP Pavilion Aero 13-bg 4930
          レノボThinkPad X1 Gen12 4773
          レノボThinkPad X1 Gen11 3888
          レノボThinkBook 13x Gen2 3603
          HP Pavilion 16-af 3593
          HP Envy 13-ay(2021年式) 3500

           

          FF14 黄金のレガシー ベンチマーク(中~重量級3D)

          標準品質(ノートPC)で普通の結果となりました。

          ゲーム向きの機種ではありません。

          CPU スコア
          Intel Core Ultra 7 258V(レノボYoga) 9373
          Intel Core Ultra 7 258V(HP OmniBook) 9240
          Intel Core Ultra 7 155H 8687
          AMD Ryzen 5 7535HS 5496
          AMD Ryzen 7 8840HS 4750
          AMD Ryzen 7 8840U 4848
          AMD Ryzen 5 8640U 4843
          Intel Core Ultra 7 155U 4271
          Intel Core Ultra 5 125U 3732

           

          FF15ベンチマーク(重量級3D)

          スコアは軽量品質でやや重い、という結果になりました。

          FF15くらいの重い3Dゲームは厳しいです。

          CPU スコア
          Intel Core i7-13700HX+RTX4070(標準) 15852
          Intel Core Ultra 7 258V(軽量)(HP OmniBook) 5423
          AMD Ryzen 7 8840HS(軽量)(レノボ) 4719
          Intel Core Ultra 7 258V(軽量)(レノボYoga) 4523
          Intel Core Ultra 7 155H(軽量)メモリ32GB 4188
          AMD Ryzen 7 8840U(軽量) 3977
          Intel Core Ultra 5 125H(軽量) 3808
          AMD Ryzen 7 8840HS(軽量)(HP) 3699
          AMD Ryzen 5 8640U(軽量) 3589
          Intel Core Ultra 7 155H(軽量)メモリ16GB 3355
          Intel Core i5-13500H(軽量) 2875
          AMD Ryzen 7 7735U(軽量) 3470
          AMD Ryzen 5 7535HS(軽量) 2979
          Intel Core Ultra 7 155U(軽量) 2897
          Intel Core i7-1260P(軽量) 2486
          Intel Core Ultra 5 125U(軽量) 2333
          Intel Core i7-1250U(軽量) 2309

           

          3DMark ベンチマーク

          Fire Strikeのグラフィックスコアは5401でした。

          Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。

          めやすとしてはGeForce GTX 1650、1060がエントリー向けグラフィックボードとなります。

          グラフィックボード 3DMark Fire Strike
          GeForce RTX 3080 Ti 38323
          GeForce RTX 3080 36176
          GeForce RTX 4070(Laptop) 27898
          GeForce RTX 4060 27500
          GeForce RTX 3060 20764
          GeForce RTX 4050 Laptop 18579
          GeForce RTX 3050 Ti 14911
          GeForce GTX 1060 12500
          Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ32GB 9747
          Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)HP OmniBook 9702
          Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)レノボYoga 9512
          GeForce GTX 1650 9000
          AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) 8503
          Intel Core Ultra 5 125H(CPU内蔵) 8488
          Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ16GB 7900
          AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) 7600
          AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵)(HP) 7495
          AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) 6666
          AMD Ryzen 5 8640U(CPU内蔵) 6376
          Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) 5401
          Intel Core i5-13500H(CPU内蔵) 5237
          AMD Ryzen 5 7535U(CPU内蔵) 5103
          Intel Core i5-1340P(CPU内蔵) 5000
          Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) 4955
          Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) 4462
          AMD Ryzen 5 7535HS(CPU内蔵) 4419
          AMD Ryzen 7 7730U(CPU内蔵) 4000
          AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) 3288

          エントリーグラフィックボードの半分以下程度の性能ということで本格的なゲームは厳しいでしょう。

           

          Time Spyのスコアは2042でした。

          グラフィックボード 3DMark Time Spy
          Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)HP OmniBook 4007
          Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)レノボYoga 3941
          Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ32GB 3841
          Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ16GB 2829
          AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) 2912
          AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) 2588
          AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵)(HP) 2444
          Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) 2042
          Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) 1952
          AMD Ryzen 5 7535HS(CPU内蔵) 1279

           

          RawTherapeeでのRAW現像時間

          フリーの画像編集ソフトRawTherapeeを使って、スマホで撮影したRAW画像10枚のRAW現像にかかる時間を測定しました。

          CPU 時間
          Intel Core i7-13700HX 11秒
          AMD Ryzen 7 8840HS 12秒
          AMD Ryzen 7 8840U 13秒
          Intel Core Ultra 7 155H 13秒
          Intel Core i5-13500H 13秒
          Intel Core i5-1340P 13秒
          Intel Core Ultra 5 125H 14秒
          Intel Core i7-1260P 15秒
          AMD Ryzen 5 8640U 15秒
          Intel Core Ultra 7 258V 17秒
          Intel Core i5-1335U 17秒
          Intel Core Ultra 5 125U 18秒
          Intel Core i5-1235U 18秒
          AMD Ryzen 7 7730U 17秒
          AMD Ryzen 5 7535HS 20秒
          Intel Core Ultra 7 155U 20秒
          Intel Core i7-1250U 21秒

          書き出し速度は、そこまで早くはないです。

           

          Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し時間

          動画編集ソフトDavinci Resolveで、5分45秒のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を計測しました。

          以前までDavinci Resolveバージョン18で計測していたのですがバージョン19が出てしばらく経ったので、19に切り替えて計測しました。

          18→19にバージョンアップすることで以前よりもかなり書き出し速度が向上しています。

          そのため18での計測結果が比較にならず・・・19での計測結果のみ載せています。

          CPU 時間
          Intel Core Ultra 7 155H+GeForce RTX 4050 Laptop 38秒
          AMD Ryzen 7 6800U 1分32秒
          AMD Ryzen 5 7535HS 1分42秒
          Intel Core Ultra 7 155U 2分22秒

           

          参考までにバージョン18で、4分のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を他CPUで計測した結果も載せておきます。

          CPU 時間
          Intel Core i7-13700HX+GeForce RTX 4060 42秒
          AMD Ryzen 7 6800H+GeForce RTX 3050 Ti 48秒
          Intel Core Ultra 7 155H(メモリ32GB・レノボIdeaPad Pro) 54秒
          Intel Core i7-13700H+GeForce RTX 4050 56秒
          Intel Core Ultra 5 125H 1分02秒
          Intel Core Ultra 7 258V(レノボYoga) 1分04秒
          Intel Core Ultra 7 155H(メモリ32GB・HP Spectre) 1分06秒
          AMD Ryzen 7 8840U 1分07秒
          Intel Core Ultra 7 258V(HP OmniBook) 1分11秒
          Intel Core Ultra 7 155H(メモリ16GB) 1分11秒
          AMD Ryzen 7 8840HS 1分16秒
          Intel Core i5-1340P 1分17秒
          AMD Ryzen 7 7735U 1分18秒
          AMD Ryzen 7 6800U 1分18秒
          AMD Ryzen 5 7535U 1分22秒
          AMD Ryzen 5 8640U 1分23秒
          Intel Core Ultra 5 125U 1分26秒
          Intel Core i7-1260P 1分28秒
          AMD Ryzen 7 7730U 1分29秒
          Intel Core Ultra 7 155U 1分36秒
          Intel Core i5-1235U 1分40秒
          Intel Core i5-1335U 1分48秒
          AMD Ryzen 7 5800U 1分56秒
          Intel Core i7-1250U 2分22秒

          書き出し速度はあまり早くなく、動画編集には向きません。

           

          排熱性能と静粛性について

          CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。

          パフォーマンスモードで計測しています。

          負荷をかけはじめたときの状態です。

          負荷をかけ続けた時の状態です。

          上記が測定結果ですが、負荷をかけるとCPU温度が上がりますが、60℃前後で推移し続けます。

          CPU電力は、負荷をかけると20W弱程度まで上がりそのあと維持し続けます。

          全体的に温度も電力消費もあまり高くならない傾向にあります。

          この間、キーボードはほとんど熱くならず、普通に使えます。

          負荷をかけたときの温度状況は上記の通りで、キーボードはまったく熱くなってはいませんでした。

           

          また、負荷をかけた時の音についても静かです。。

          負荷をかけた時の音についてはサー…という音がわずかに聞こえる程度で、騒音計で測定すると大体25~30dbの数値になっていました。

          騒音目安については以下の通りです。

          騒音値(db) めやす
          50db 大きく聞こえる。静かな事務所
          40db 聞こえるが会話に支障なし。図書館、静かな住宅地の昼
          30db 小さく聞こえる。郊外の深夜、ささやき声
          20db ほとんど聞こえない。ささやき

          負荷をかけても、音はさほど気になりません。熱のほうは、まったく熱くなりませんでした。

           

          HP Pavilion 16-af

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          HP Pavilion 16-afのレビュー評価まとめ

          評価まとめ

          各作業のレビュー結果は以下の通りです。

          Web閲覧 ◎(快適)
          Office系事務作業 ◎(快適)
          動画鑑賞 ◎(快適)
          Web会議 ◎(快適)
          SNS・ブログ ◎(快適)
          プログラミング ◎(快適)
          画像・写真編集 △(ディスプレイ品質が物足りない)
          動画編集 ×~△(動画編集向きではない)
          ゲーム ×(ゲーム向きではない)

           

          ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。

          各項目をS~Dで評価しました。Sが一番高い評価です。Bが70点程度として評価しています。

          比較項目 HP Pavilion 16-af
          CPU Intel Core Ultra 7 155U
          CPU性能(PassMark) B+(実測18956)
          CPUグラフィック性能(3DMark) B-(実測5401)
          メモリ 16GB
          ディスプレイ総合評価 B
          ディスプレイ種類 IPS
          サイズ 16インチ
          アスペクト比 16:10
          ディスプレイ解像度 B(1920×1200)
          ディスプレイ輝度 B (300nit)
          ディスプレイ色域 C(sRGB63%)
          ボディ質感 B+
          キーボード B+
          重さ・持ち運びやすさ C-(実測1721g)
          インターフェイス B+
          USB-A 〇(2)
          USB-C 〇(2)
          USB-C充電
          USB-C映像出力
          HDMI
          Webカメラ 1080p フルHD IR カメラ
          プライバシーシャッター
          バッテリー B-(59Whr 実測6:00)
          認証 顔認証
          その他機能 タッチパネル
          価格・コスパ C+(13.48万円)
          おすすめ度 B

          全体的に標準的な性能とスペックです。

          Intel Core Ultra 7構成はあまりコスパが良くないので、Intel Core Ultra 5構成のほうがおすすめです。

           

          HP Pavilion 16-afの良い点

            1. 16インチの大画面でタッチパネル
            2. キーボードがテンキーありで配置も綺麗

            16インチの大画面でタッチパネル、キーボードがテンキーありで配置も綺麗と、事務作業用途に向きます。

             

            HP Pavilion 16-afの注意点

            1. 性能はそこそこでクリエイティブワークに向かない
            2. ディスプレイの色域が狭い

            全般的に標準的な性能や品質を持つ機種ですが、クリエイティブワークに向くような性能はありません。

            またディスプレイの色域も広くはなく、10万円を超える価格からするとディスプレイは品質は物足りないです。

             

            このノートパソコンを購入するのに向く方

            • 大画面でテンキーありのノートパソコンがそこそこの価格で欲しい人向け
            • 事務作業用途メインで使いたい人向け

            大画面でテンキーありと、一般的な事務作業用途で使う人向きのノートパソコンです。

            クリエイティブワークには向きませんのでそこは注意点です。

            すべてがオーソドックスで標準的な機種なので、初心者向きでもあるでしょう。

            私のように、ある程度クリエイティブワークもしたいとか、たまに持ち運びたいという人には向きませんが、大画面で文字は見やすいので、事務作業を見やすい画面でやりたいという人には向く機種でしょう。

             

            HP Pavilion 16-af

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