2024年3月にモデルチェンジした、HPのプレミアム2 in 1である、HP Envy x360 14-faをレビューすることができましたので、実機レビューを書きます。
レビュー機のマシンのスペックは以下の通りです。
- CPU:AMD Ryzen 7 8840HS
- メモリ32GB
- SSD 1TB
- 14.0インチ・2.8Kブライトビュー・OLEDタッチディスプレイ(2880×1800)
AMD版は、Ryzen 7 8840HSという高性能なCPUを搭載しています。
また今年の新型より13→14インチとサイズアップ、ただ重量は1330g→1372g(実測値)とさほど増えておらず、宅内、持ち運び両方に対応したサイズと重量です。
HP Envy x360 14-faの特徴を一言で表すと
- どんな用途にも使える万能・高性能2 in 1
と言えます。どんな用途にも対応できる、守備範囲が広くて高性能な2 in 1ノートパソコンです。
これ1台持っておけば、自宅での動画編集や事務作業、動画鑑賞、持ち運んでの作業など、何にでも使える1台です。
Intel版とAMD版両方をレビューしたので違いについても解説します。
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AMD版
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen™ 5 8640HS, Ryzen™ 7 8840HS |
メモリ | 16~32GB |
ディスプレイ(OLED) | 14.0インチ・2.8Kブライトビュー・OLEDタッチディスプレイ(2880×1800 / 16:10 / 400nit / 48~120Hz) |
ディスプレイ(IPS) | 14.0インチ・WUXGA非光沢・IPSタッチディスプレイ(1920×1200 / 16:10 / 400nit / 60Hz) |
SSD | 512GB~1TB PCIe® Gen4 NVMe™ M.2 SSD |
光学ドライブ | なし |
無線LAN | IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6E対応) |
Bluetooth | Bluetooth(Ver5.3) |
Webカメラ | 5MP IR カメラ (約500万画素) |
認証 | 顔認証 |
外形寸法(mm) | 約 313 × 218× 16.9 mm(最厚部) |
駆動時間 | 最大14.5時間(IPS)、10.5時間(OLED) |
重量 | 1.39kg |
価格 | 12万円台~ |
AMDモデルは学割で割引対象になっています。
学割は、学生のいる保護者も対象になります。
7%オフクーポンとの併用もできます。
学割と7%オフを併用すると、メモリ32GBの最高グレードが16.74万まで価格を落とすことができます。
動画も作成しましたのでよろしければ参考にしてみてください。
HP Envy x360 14-faの特徴とおすすめポイント
総合評価
各項目をS~Dで評価しました。Sが一番高い評価です。
比較項目 | HP Envy 14-fa |
CPU | AMD Ryzen 7 8840HS |
CPU性能(PassMark) | B+(実測23729) |
メモリ | 16GB~32GB |
ディスプレイ総合評価 | A+ |
ディスプレイ種類 | 有機EL |
サイズ | 14インチ |
アスペクト比 | 16:10 |
ディスプレイ解像度 | A+(2880×1800) |
ディスプレイ輝度 | A (400nit) |
ディスプレイ色域 | A (100%sRGB) |
ボディ質感 | B++ |
キーボード | B++ |
重さ・持ち運びやすさ | B-(実測1.37kg) |
インターフェイス | B+ |
USB-A | 〇(2) |
USB-C | 〇(2) |
USB-C充電 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 |
HDMI | 〇 |
Webカメラ | A(5MP) |
プライバシーシャッター | 〇 |
バッテリー | B-(59.1Whr 実測5:54) |
認証 | 顔認証 |
その他機能 | 2in1,タッチパネル |
価格・コスパ | B(16.74万※7%オフ) |
個人的欲しい度 | A |
欠点が少なく総合力の高い機種です。
高性能・高品質な万能2 in 1
HP ENVY x360 14-faは、全体的に高品質で、かつデザインもよいです。
ボディの外観、質感、キーボード配列や打鍵感、ディスプレイの綺麗さなど、どれをとってもスキのない完成度の高さを感じます。
- 14インチで宅内・持ち運びの両方に対応
- 綺麗なキーボードを活かしての文書作成など事務作業
- 綺麗な有機ELディスプレイを活かしての動画鑑賞や画像編集
- 性能を活かした動画編集や軽めのゲーム
など、どんな用途にも対応できる、守備範囲が広くて高性能高品質な2 in 1ノートパソコンです。
Intel版も実機レビューしましたが、性能はAMD版のほうが上です。動画編集やゲームも見据えるなら、AMD版のほうが良いと言えます。
ディスプレイが有機ELでとても綺麗
HP ENVY のOLED(有機EL)は、ディスプレイの品質も素晴らしいです。OLEDかつ2.8Kの高解像度のディスプレイを選択できます。
2 in 1でスタンドモードにもできるので、動画鑑賞、写真編集などにもおすすめできるディスプレイです。
14インチで約1.37kg、自宅用と持ち運び両方に使える
HP Envy x360 14-faは、14インチで約1.37kgと、14インチの2in1ノートパソコンとしては比較的軽いです。
14インチなのでディスプレイサイズも比較的大きいので、宅内・持ち運び両方の用途に使える万能なノートパソコンです。
旧型HP Envy x360 13-ayとの比較
私は旧型のHP ENVY x360 13-ayを個人所有しており、新型になって何が変わったか?を比較します。
- ディスプレイに有機ELが選択できるようになった
- 画面比率が16:9→16:10になった
- 13.3→14インチになった
- キーボード配列が綺麗になった
- HDMIが追加された
ディスプレイに有機ELが選べて、画面比率も縦に長くなったのは大きいです。また14インチにサイズアップしたのも、画面が見やすくなったのでプラスだと感じます。
解像度も2.8Kと上がっているので、高解像度で綺麗なディスプレイを楽しめます。
左が旧機種、右が新機種ですが、新機種のほうが綺麗で見やすいです。
またキー配置が綺麗になったのも大きく、文字入力を主体用途にする方にも、おすすめできるキーボードです。
Intel版とAMD版の比較
HP EnvyはIntel版もレビューしているので違いを解説します。
HP EnvyのIntelとAMDの比較
比較項目 | AMD | Intel |
CPU | AMD Ryzen 7 8840HS | Core Ultra 7 155U |
CPU性能(PassMark) | B+(実測23729) | B(実測16140) |
メモリ | 16GB~32GB | 16GB~32GB |
ディスプレイ総合評価 | A+ | A+ |
ディスプレイ種類 | 有機EL | 有機EL |
サイズ | 14インチ | 14インチ |
アスペクト比 | 16:10 | 16:10 |
ディスプレイ解像度 | A+(2880×1800) | A+(2880×1800) |
ディスプレイ輝度 | A (400nit) | A (400nit) |
ディスプレイ色域 | A (100%sRGB) | A (100%sRGB) |
ボディ質感 | B+ | B+ |
キーボード | B+ | B+ |
重さ・持ち運びやすさ | B-(実測1.37kg) | B-(実測1.37kg) |
インターフェイス | B+ | B+ |
USB-A | 〇(2) | 〇(2) |
USB-C | 〇(2) | 〇(2) |
USB-C充電 | 〇 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 | 〇 |
HDMI | 〇 | 〇 |
Webカメラ | A(5MP) | A(5MP) |
プライバシーシャッター | 〇 | 〇 |
バッテリー | B-(59.1Whr 実測5:54) | B(59.1Whr 実測6:22) |
認証 | 顔認証 | 顔認証 |
その他機能 | 2in1,タッチパネル | 2in1,タッチパネル |
価格・コスパ | B(16.74万※7%オフ) | B-(18.98万) |
個人的欲しい度 | A | B |
IntelとAMD版は、CPU以外はほぼ同じです。
- 性能はAMD版が上
- コスパはAMD版が上
- それ以外はIntel・AMDともほぼ同じ
という結論でAMD版のほうがおすすめです。
ただ微妙にIntel版のほうが優れているところもあり
- バッテリー持ちはIntelのほうが良い
という違いがあります。
ただ性能とコスパをひっくり返せるかというとそうではないので、AMD版のほうが良いでしょう。
HP Envy x360 14-faのスペック
AMD版
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen™ 5 8640HS, Ryzen™ 7 8840HS |
メモリ | 16~32GB |
ディスプレイ(OLED) | 14.0インチ・2.8Kブライトビュー・OLEDタッチディスプレイ(2880×1800 / 16:10 / 400nit / 48~120Hz) |
ディスプレイ(IPS) | 14.0インチ・WUXGA非光沢・IPSタッチディスプレイ(1920×1200 / 16:10 / 400nit / 60Hz) |
SSD | 512GB~1TB PCIe® Gen4 NVMe™ M.2 SSD |
光学ドライブ | なし |
無線LAN | IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6E対応) |
Bluetooth | Bluetooth(Ver5.3) |
Webカメラ | 5MP IR カメラ (約500万画素) |
認証 | 顔認証 |
外形寸法(mm) | 約 313 × 218× 16.9 mm(最厚部) |
駆動時間 | 最大14.5時間(IPS)、10.5時間(OLED) |
重量 | 1.39kg |
価格 | 12万円台~ |
HP Envy x360 14-faの価格とおすすめ構成
価格はセールなどで変動するのですが、学割と7%オフを併用すると最上級構成が16.74万円です。メモリ32GB欲しければこちらがおすすめです。
学割は、学生のいる保護者も対象になります。
メモリ16GB+有機EL構成だと、セールや7%オフクーポンを活用すれば15.79万円です。
- IntelよりAMDのほうが性能とコスパが良くおすすめ
- 有機ELのほうがディスプレイが綺麗なのでおすすめ
- メモリは16GB,32GBどちらでも良い
- 学割・7%オフ・セールを活用して購入する
有機ELの構成を、15~16万円台くらいで購入するのがもっともおすすめです。
HP Envy x360 14-faの外観と機能
外観・デザイン・質感
外観は上質で綺麗、高級感があります。
色はミッドナイトブルーとメテオシルバーのどちらかが選べます。レビュー機はメテオシルバーでした。
ボディはアルミで高級感があり、ディスプレイのベゼルも狭く、ボディはスリムでスタイリッシュです。
上記は旧機種ENVYとの比較で右が旧機種ですがディスプレイが縦に長くなったため、少し大きくなっています。
2 in 1のためスタンドモードやタブレットモードとしても使えるので、スタンドモードにして動画鑑賞する、タブレットモードにする、外付けキーボードを使うなど、幅広い用途で使えます。
重量
メーカー公称の重量は1.39kgです。実測値は1372gとやや軽かったです。
すごく軽いとは言えませんが、14インチ、有機ELタッチパネル+2 in 1であることを考えると納得の重量といえますし、持ち運びも可能です。
アダプターはUSB TYpe-Cのもので出力65Wで305gとなります。軽くはないです。
本体実測値 | 1372g |
---|---|
アダプター | 305g |
持ち運びも考慮するなら、電源アダプターはUSB Type-C対応の軽量でコンパクトなものを買ってしまったほうがよいと思います。私も購入しています。
軽量な充電器とケーブルを買えば、重量を合計100~110g程度に抑えることができます。
ディスプレイ
ディスプレイ(OLED) | 14.0インチ・2.8Kブライトビュー・OLEDタッチディスプレイ(2880×1800 / 16:10 / 400nit / 48~120Hz) |
ディスプレイ(IPS) | 14.0インチ・WUXGA非光沢・IPSタッチディスプレイ(1920×1200 / 16:10 / 400nit / 60Hz) |
構成によりOLED・IPSのディスプレイいずれかを選べます。
HP Envy自体が安くはないので、購入するならOLEDのほうがよいでしょう。
OLED+2.8K + タッチディスプレイは、とても高品質で申し分のない品質です。
ディスプレイは文句のつけようがない、素晴らしい品質です。 明るくて発色もよく、文字も高解像度で見やすいです。
右が旧機種との比較ですが、旧機種と比較してもディスプレイの品質は大きく上がっています。
旧HP Envy(IPS)
新HP Envy(有機EL)
見比べてみると、新機種のほうが、色鮮やかで、暗いところ・明るいところがはっきりしていて、より見やすい画像になっていることが分かります。
ディスプレイはほぼ100点の出来と言えます。
キーボード
旧機種(2021年式13-ay)
新機種
2021年の旧機種13-ayは、上記写真の通りENTERが右端になく、慣れないとタイプミスしやすかったのですが、新機種で素晴らしく綺麗な配置で、打ちやすいです。
ただ1点気になるのは、右下の矢印キーのところに、PgUpとPgDnが配置されていることです。
HP Envyもこの配置なのですが、個人的には、矢印キーを押そうとして、PgUpとPgDnを間違って押してしまうことがあり、この点のみ慣れが必要と感じました。
打鍵感はとても良好です。
キーストロークも十分に深く、キーピッチも14インチとなった影響もあり十分に確保されており打ちやすいです
キーボードで点数をつけるならほぼ85~90点で、打ちやすいキーボードです。
タッチパッドの操作感も良好です。これは旧機種のEnvyから踏襲している良さです。
キーボードバックライトも搭載しており、暗い場所での作業も苦になりません。
指紋認証はありませんが、顔認証には対応しています。
インターフェイス
左側面のインターフェイスは、奥から順番に
- USB Type-A 10Gbps (電源オフUSBチャージ機能対応)
- HDMI 2.1 出力端子
- SuperSpeed USB Type-C® 10Gbps(Power Delivery、DisplayPort™ 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)×2
となります。
右側面のインターフェイスが、奥から順番に
- SuperSpeed USB Type-A 10Gbps
- イヤホンジャック
となります。
インターフェイスも、必要なものはほぼ揃っています。
USB Type-C対応のDELLモニターに接続して検証したところ、問題なく4K出力、充電が可能でした。
バッテリー駆動時間のチェック
バッテリーは59.1Whrと、比較的大きいバッテリー容量となります。
以下の条件にてバッテリー駆動時間のチェックを行いました。
- 輝度MAX
- youtube動画流しっぱなし
メーカー公称時間 | 最大10.5時間 |
---|---|
残量0%まで(Intel) | 6時間22分 |
残量0%まで(AMD) | 5時間54分 |
有機EL・輝度の高さや解像度2.8Kとしては、バッテリー駆動時間はそこそこというところでした。
Intel Core Ultra 搭載のfcよりは30分程度短いという結果でした。
WEBカメラ
5MP IR カメラ (約500万画素)が付いています。プライバシーシャッター付きです。
顔認証にも対応しています。
ノートパソコンのカメラで写真を撮りました。映りはとてもきれいで、Web会議も問題なくこなせます。
スピーカー
背面の手前側左右に2つのスピーカーが搭載されています。スピーカーの音質はまあまあです。HP Envy x360 13-ayが10点とすると、9点くらいです。完全なる主観ですみません(^^;
何台かのノートパソコンスピーカーを聞き比べてみて、HP Envyのスピーカーはかなり優秀ということが分かっているので、この機種も音質はよいと思いますが、旧型ayのほうが少し良いような・・・?という印象でした。
無線速度のテスト
自宅のWiFiは、11ac(Wi-Fi5)で5.0GHzを使用していますが、同じ部屋だと550Mbps速度が出ており、とても高速です。
1FにWiFiルーターがある状態で2Fで計測してみたところ、こちらも十分な速度が出ていました。
機種 | 無線速度 |
ThinkPad X1 Carbon | 390Mbps |
ThinkBook 13x Gen2 | 400Mbps |
Yoga 6 Gen8 | 510Mbps |
DELL XPS 13 Plus | 510Mbps |
IdeaPad Slim 5i Gen8 | 550Mbps |
HP Envy x360 13-ay | 570Mbps |
HP Envy x360 14-fa | 550Mbps |
HP Pavilion Aero 13-be | 580Mbps |
Legion Pro 5i Gen8 | 610Mbps |
HP Envyなどは500Mbps以上出ていますが、それと同等レベルで早い結果となりました。
HP Envy x360 14-faの内部性能・処理速度
パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。
- PassMark
- CineBench R23
- PCMARK10
- Crystal DiskMark(ディスク速度)
また、ゲーミング性能についても、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。
- DQ10(軽量級3D)
- FF14(中量級3D)
- FF15(重量級3D)
- ストリートファイター6
- 3DMark
画像編集性能については、画像編集ソフトRawTherapeeでRAW現像10枚の書き出し時間を計測しました。
- RawTherapeeでのRAW現像時間
動画編集性能については、動画編集ソフトDavinci ResolveでフルHDのyoutube動画書き出し時間を計測しました。
- Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し
計測結果については、電源に接続して計測しています。
PassMarkは、電源に接続しないバッテリー駆動での計測も行っています。
HP Envyは、Smart Senseというモードが、AIを活用した制御ということで推している機能のようなので、基本はこのSmart Senseというモードで計測しています。
CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。
CPU | PassMarkスコア |
Core i7-13700HX | 34286 |
Core i7-13700H | 30030 |
Ryzen 7 8845HS | 29904 |
Ryzen 7 8840HS | 24445 |
Core Ultra 7 155H | 25160 |
Ryzen 7 8840U | 23821 |
Core Ultra 5 125H | 21300 |
Ryzen 5 8640U | 20772 |
Core Ultra 7 155U | 16577 |
Core Ultra 5 125U | 17750 |
Ryzen 7 7735U | 21082 |
Core i5-1340P | 20106 |
Core i7-1360P | 19600 |
Ryzen 7 7730U | 18864 |
Core i7-1260P | 17257 |
Core i5-1240P | 17345 |
Core 5-120U | 17292 |
Ryzen 5 7535U | 17123 |
Core i5-1335U | 16814 |
Ryzen 5 7530U | 16509 |
Ryzen 5 5625U | 15000 |
Core i5-1235U | 13865 |
Core i3-1315U | 13755 |
Ryzen 3 7330U | 11816 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Ryzen 5 7520U | 9489 |
Intel N100 | 5657 |
Intel Celeron 7305 | 2665 |
事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、スコア10000以上あると十分快適に使えます。
2024年の今購入するなら、15000以上のCPUを選ぶと、4年は快適に使えるでしょう。
めやすはRyzen 5 7530U以上です。
Ryzen 7 8840HSは24000以上のスコアで、普段使いには素晴らしい性能があります。
PassMark
電源接続時(パフォーマンス)
電源接続時(SmartSense)
バッテリー駆動時
PassMarkスコアは高いスコアです。ただ全国平均には少し届きませんでした。
Smart Senseとパフォーマンスでは、ほぼ違いはなく、普段使いはSmart Senseで使ったほうが良いでしょう。
マルチ/シングル | パフォーマンス | Smart Sense |
マルチスレッド | 23729 | 23724 |
シングルスレッド | 3926 | 3868 |
また、バッテリー駆動時の場合、シングルスレッドのスコアが落ちましたので、高負荷作業をする場合は電源接続して使いましょう。
マルチ/シングル | 電源接続 | バッテリー駆動 |
マルチスレッド | 23724 | 23148 |
シングルスレッド | 3868 | 3001 |
他の主流CPUの実測値と比較しました。
CPU | マルチ | シングル |
Core i7-13700HX | 36225 | 3955 |
Ryzen 7 8840HS(レノボ) | 27215 | 3796 |
Ryzen 7 6800H | 25955 | 3458 |
Core Ultra 7 125H | 24100 | 3845 |
Core Ultra 5 125H | 24554 | 3636 |
Ryzen 7 8840HS(HP) | 23729 | 3926 |
Ryzen 7 8840U | 23428 | 3822 |
Ryzen 5 8640U | 22006 | 3585 |
Core i5-1340P | 21578 | 3742 |
Core Ultra 7 155U | 19232 | 3678 |
Core Ultra 5 125U | 19263 | 3499 |
Core i7-1260P | 21696 | 3540 |
Ryzen 7 6800U | 21461 | 3459 |
Ryzen 7 7735U | 21278 | 3419 |
Ryzen 7 7730U | 21446 | 3258 |
Ryzen 7 5800U | 18644 | 3108 |
Core i5-1335U | 17694 | 3684 |
Core i5-1235U | 16601 | 3465 |
Ryzen 5 5625U | 16933 | 3138 |
Core i7-1250U | 13518 | 3557 |
Core i7-1165G7 | 11005 | 3142 |
性能はIntel版より高いです。
ただ、同じCPUを搭載したレノボYoga 7ほどの性能は出ていませんでした。
CineBench R23
マルチコアスコア:11421
シングルコアスコア:1677
マルチコアスコア・シングルコアスコアともに、PassMarkと同じ傾向で、比較的高いです。
ほかの主要CPUと比較します。
CPU | マルチコア | シングルコア |
Core i7-13700HX | 19558 | 1656 |
Ryzen 7 8840HS(レノボ) | 13246 | 1690 |
Ryzen 7 6800H | 13505 | 1481 |
Ryzen 7 8840U | 11881 | 1674 |
Ryzen 7 8840HS(HP) | 11421 | 1677 |
Core i5-13500H | 11027 | 1779 |
Core Ultra 5 125H | 10967 | 1653 |
Ryzen 5 8640U | 10266 | 1695 |
Core Ultra 7 155H | 9702 | 1788 |
Ryzen 7 6800U | 11620 | 1481 |
Core i5-1340P | 9301 | 1714 |
Core Ultra 5 125U | 9201 | 1550 |
Core Ultra 7 155U | 7824 | 1674 |
Ryzen 7 7735U | 9250 | 1515 |
Ryzen 7 7730U | 9411 | 1423 |
Core i7-1260P | 9158 | 1481 |
Ryzen 5 5625U | 8064 | 1390 |
Core i5-1235U | 6961 | 1461 |
Core i7-1165G7 | 4122 | 1383 |
PCMARK10
PCMARK10は、実際のアプリケーションを使用したベンチマークソフトで、実際にパソコンを使った時の作業快適性を計測するのに適しているといわれているベンチマークです。
測定結果は以下の通りです。
トータルスコア:6600
Essentials:9612(快適めやす4100)
Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。
快適めやすは4100なので、高い数値です。実際に使ってみてもレスポンスは極めて快適です。
Productivity:9698(快適めやす4500)
ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これも高いなスコアです。
Digital Contents Creation:8370
Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。
これも高いスコアです。
AMD版とIntel版を比較してみます。
HP Envy x360 14-fa:AMD Ryzen 7 8840HS
HP Envy x360 14-fc:Intel Core Ultra 7 155U
計測内容 | AMD | Intel |
トータル | 6600 | 5133 |
App Start-up Score(アプリ起動) | 11865 | 10526 |
Video Conferencing Score(Web会議) | 8179 | 7753 |
Web Browsing Score(Web閲覧) | 9153 | 8944 |
Spreadsheets Score(表計算) | 12559 | 8708 |
Writing Score(文書作成) | 7489 | 5902 |
Photo Editing Score(画像編集) | 11533 | 8247 |
Rendering and Visualization Score(レンダリング) | 8327 | 3929 |
Video Editing Score(動画編集) | 6106 | 5679 |
すべてのスコアでAMD版のほうが高くなりました。
Crystal DiskMark
シーケンシャルリードが5000を超えており、比較的高速です。
ただこちらはIntelのほうは7000超えだったので、Intelのほうが高性能なSSDを搭載しているようです。
機種 | シーケンシャルリード |
HP Envy 14-fc(2024年式) | 7142 |
DELL XPS 13 Plus | 6589 |
レノボLegion Pro 5i Gen8 | 6569 |
HP Envy 13-bf(2022年式) | 5332 |
レノボYoga 7i Gen8 | 5091 |
レノボIdeaPad Slim 5i Gen8 | 5086 |
HP Pavilion Aero 13-be(2023年式) | 5045 |
レノボYoga 7i Gen9 | 5054 |
HP EliteBook 635 Aero G11 | 5027 |
レノボYoga 7 Gen9 | 5022 |
HP Envy 14-fa(2024年式) | 5000 |
レノボIdeaPad Pro 5i Gen9 | 4996 |
HP Pavilion Aero 13-bg | 4930 |
レノボThinkPad X1 Gen12 | 4773 |
レノボThinkPad X1 Gen11 | 3888 |
レノボThinkBook 13x Gen2 | 3603 |
HP Envy 13-ay(2021年式) | 3500 |
DQ10 ベンチマーク(軽量級3D)
最高品質で快適の結果となりました。
FF14 黄金のレガシー ベンチマーク(中~重量級3D)
標準品質(ノートPC)で、普通の結果となりました。
中~重量級の3Dでも多少遊べてしまうくらいの性能があります。
CPU | スコア |
Intel Core Ultra 7 155H | 8687 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 4750 |
AMD Ryzen 7 8840U | 4848 |
AMD Ryzen 5 8640U | 4843 |
Intel Core Ultra 5 125U | 3732 |
Intel Core Ultra 7 155U | 3704 |
FF15ベンチマーク(重量級3D)
スコアは軽量品質で普通、という結果になりました。
FF15くらいの相当に重い3Dゲームでもなんとか遊べるくらいの性能があります。
CPU | スコア |
Intel Core i7-13700HX+RTX4070(標準) | 15852 |
AMD Ryzen 7 8840HS(軽量)(レノボ) | 4719 |
Intel Core Ultra 7 155H(軽量)メモリ32GB | 4188 |
AMD Ryzen 7 8840U(軽量) | 3977 |
Intel Core Ultra 5 125H(軽量) | 3808 |
AMD Ryzen 7 8840HS(軽量)(HP) | 3699 |
AMD Ryzen 5 8640U(軽量) | 3589 |
Intel Core Ultra 7 155H(軽量)メモリ16GB | 3355 |
Intel Core i5-13500H(軽量) | 2875 |
AMD Ryzen 7 7735U(軽量) | 3470 |
Intel Core i7-1260P(軽量) | 2486 |
Intel Core Ultra 7 155U(軽量) | 2331 |
Intel Core Ultra 5 125U(軽量) | 2333 |
Intel Core i7-1250U(軽量) | 2309 |
重量級3Dゲームの動作は厳しいようです。
またこちらも、レノボYogaのほうが高いスコアになっていました。
3DMark ベンチマーク
Fire Strikeのスコアは7495でした。
Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。
めやすとしてはGeForce GTX 1650、1060がエントリー向けグラフィックボードとなります。
CPU内蔵のグラフィックでは、エントリーグラフィックボードの半分程度の性能で、重量級3Dゲームは厳しいです。
グラフィックボード | 3DMark Fire Strike |
GeForce RTX 3080 Ti | 38323 |
GeForce RTX 3080 | 36176 |
GeForce RTX 4070(Laptop) | 27898 |
GeForce RTX 4060 | 27500 |
GeForce RTX 3060 | 20764 |
GeForce RTX 4050 Laptop | 18579 |
GeForce RTX 3050 Ti | 14911 |
GeForce GTX 1060 | 11000 |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ32GB | 9747 |
AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) | 8503 |
Intel Core Ultra 5 125H(CPU内蔵) | 8488 |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ16GB | 7900 |
AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) | 7600 |
AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵)(HP) | 7495 |
AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) | 6666 |
AMD Ryzen 5 8640U(CPU内蔵) | 6376 |
Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) | 5399 |
Intel Core i5-13500H(CPU内蔵) | 5237 |
AMD Ryzen 5 7535U(CPU内蔵) | 5103 |
Intel Core i5-1340P(CPU内蔵) | 5000 |
Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) | 4955 |
Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) | 4462 |
AMD Ryzen 7 7730U(CPU内蔵) | 4000 |
AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) | 3288 |
めやすとしてはGeForce GTX 1060がエントリー向けグラフィックボードとなります。
外部GPUには及ばないですがそれでも十分に高い性能です。
Time Spyのスコアは2444でした。
グラフィックボード | 3DMark Time Spy |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ32GB | 3841 |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ16GB | 2829 |
AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) | 2912 |
AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) | 2588 |
AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵)(HP) | 2444 |
Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) | 1952 |
RawTherapeeでのRAW現像時間
フリーの画像編集ソフトRawTherapeeを使って、スマホで撮影したRAW画像10枚のRAW現像にかかる時間を測定しました。
CPU | 時間 |
Intel Core i7-13700HX | 11秒 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 12秒 |
AMD Ryzen 7 8840U | 13秒 |
Intel Core Ultra 7 155H | 13秒 |
Intel Core i5-13500H | 13秒 |
Intel Core i5-1340P | 13秒 |
Intel Core Ultra 5 125H | 14秒 |
Intel Core i7-1260P | 15秒 |
AMD Ryzen 5 8640U | 15秒 |
Intel Core i5-1335U | 17秒 |
Intel Core Ultra 5 125U | 18秒 |
Intel Core i5-1235U | 18秒 |
AMD Ryzen 7 7730U | 17秒 |
Intel Core Ultra 7 155U | 21秒 |
Intel Core i7-1250U | 21秒 |
書き出し速度は、速いです。
Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し時間
動画編集ソフトDavinci Resolveで、4分のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を計測しました。
CPU | 時間 |
Intel Core i7-13700HX+GeForce RTX 4060 | 42秒 |
AMD Ryzen 7 6800H+GeForce RTX 3050 Ti | 48秒 |
Intel Core Ultra 7 155H(メモリ32GB・レノボIdeaPad Pro) | 54秒 |
Intel Core i7-13700H+GeForce RTX 4050 | 56秒 |
Intel Core Ultra 5 125H | 1分02秒 |
Intel Core Ultra 7 155H(メモリ32GB・HP Spectre) | 1分06秒 |
AMD Ryzen 7 8840U | 1分07秒 |
Intel Core Ultra 7 155H(メモリ16GB) | 1分11秒 |
Intel Core i5-13500H | 1分10秒 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 1分16秒 |
Intel Core i5-1340P | 1分17秒 |
AMD Ryzen 7 7735U | 1分18秒 |
AMD Ryzen 7 6800U | 1分18秒 |
AMD Ryzen 5 7535U | 1分22秒 |
AMD Ryzen 5 8640U | 1分23秒 |
Intel Core Ultra 5 125U | 1分26秒 |
Intel Core i7-1260P | 1分28秒 |
AMD Ryzen 7 7730U | 1分29秒 |
Intel Core Ultra 7 155U | 1分36秒 |
Intel Core i5-1235U | 1分40秒 |
Intel Core i5-1335U | 1分48秒 |
AMD Ryzen 7 5800U | 1分56秒 |
Intel Core i7-1250U | 2分22秒 |
書き出し速度は速く、フルHD YouTube動画くらいであれば問題なく編集できるでしょう。
排熱性能と静粛性について
CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。
パフォーマンスモードで計測しています。
負荷をかけはじめたときの状態です。
負荷をかけ続けた時の状態です。
上記が測定結果ですが、負荷をかけるとCPU温度が上がり、75℃弱まで上がりました。
その後徐々に下がり60~70℃程度となります。温度は終始低めで推移しています。
CPU電力は、負荷をかけると15W程度まで上がりますが、こちらも負荷をかけているわりには終始低めとなります。
この間、キーボードはほとんど熱くならず、普通に使えます。
また、負荷をかけた時の音については静かです。
負荷をかけた時の音についてはサー…という音が多少聞こえる程度で、騒音計で測定すると大体30db前後の数値になっていました。
騒音目安については以下の通りです。
騒音値(db) | めやす |
50db | 大きく聞こえる。静かな事務所 |
40db | 聞こえるが会話に支障なし。図書館、静かな住宅地の昼 |
30db | 小さく聞こえる。郊外の深夜、ささやき声 |
20db | ほとんど聞こえない。ささやき |
負荷をかけても、温度や音はほとんど気になりません。
HP Envy x360 14-faのレビュー評価まとめ
評価まとめ
各作業のレビュー結果は以下の通りです。
※Intel版の評価です。
Web閲覧 | ◎(快適) |
---|---|
Office系事務作業 | ◎(快適) |
動画鑑賞 | ◎(快適) |
Web会議 | ◎(快適) |
SNS・ブログ | ◎(快適) |
プログラミング | ◎(快適) |
画像・写真編集 | ◎(快適) |
動画編集 | ○(フルHD動画編集なら問題なし) |
ゲーム | △(軽めの3Dゲームなら問題なく遊べる) |
ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。
比較項目 | HP Envy 14-fa |
CPU | AMD Ryzen 7 8840HS |
CPU性能(PassMark) | B+(実測23729) |
メモリ | 16GB~32GB |
ディスプレイ総合評価 | A+ |
ディスプレイ種類 | 有機EL |
サイズ | 14インチ |
アスペクト比 | 16:10 |
ディスプレイ解像度 | A+(2880×1800) |
ディスプレイ輝度 | A (400nit) |
ディスプレイ色域 | A (100%sRGB) |
ボディ質感 | B++ |
キーボード | B++ |
重さ・持ち運びやすさ | B-(実測1.37kg) |
インターフェイス | B+ |
USB-A | 〇(2) |
USB-C | 〇(2) |
USB-C充電 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 |
HDMI | 〇 |
Webカメラ | A(5MP) |
プライバシーシャッター | 〇 |
バッテリー | B-(59.1Whr 実測5:54) |
認証 | 顔認証 |
その他機能 | 2in1,タッチパネル |
価格・コスパ | B(16.74万※7%オフ) |
個人的欲しい度 | A |
欠点が少なく総合力の高い機種です。
HP Envy x360 14-faの良い点
- 高品質・高性能で万能、なんでもこなせる
- ディスプレイが高品質
- キーボードが高品質
- 2 in 1
- 14インチで画面が見やすく、持ち運びも可能
とにかく高品質・高性能で万能、どんな作業でも満遍なくこなせます。
一般的な事務作業や画像編集はもちろん、動画編集や軽めのゲームもOKです。
ディスプレイが綺麗なので動画鑑賞にも向きます。
キーボードも良く、文字を打つ機会が多い方にもおすすめできます。
旧型の13.3インチ→14インチとサイズアップしましたが、重量はさほど増えていないので、画面は見やすく、かつ持ち運びもできる機種となっています。
HP Envy x360 14-faで気になった点
- HP Pavilion Aero 13-bgの存在
- バッテリー持ちがそこまで良くはない
HP Envy x360 14-faは、AMD Ryzen 7 8840HSという高性能CPUを搭載しているためかバッテリー持ちはそこまで良くはありません。最大輝度で使うと5時間54分と短いとまでは言わないですが、長くもないです。
また、HPのノートパソコンだと、HP Pavilion Aero 13-bgが、重さ1kg未満のモバイルノートパソコンとして強いです。
以下が、HP Pavilion Aero 13-bgとの比較です。
比較項目 | HP Pavilion Aero | HP Envy 14-fa |
CPU | AMD Ryzen 7 8840U | AMD Ryzen 7 8840HS |
CPU性能(PassMark) | B+ (23428) | B+(実測23729) |
メモリ | 16GB | 16GB~32GB |
ディスプレイ総合評価 | B+ | A+ |
ディスプレイ種類 | IPS | 有機EL |
サイズ | 13.3インチ | 14インチ |
アスペクト比 | B+ (16:10) | B+ (16:10) |
ディスプレイ解像度 | B (1920×1200) | A+(2880×1800) |
ディスプレイ輝度 | A (400nit) | A (400nit) |
ディスプレイ色域 | A (100%sRGB) | A (100%sRGB) |
ボディ質感 | B+ | B++ |
キーボード | B+ | B++ |
重さ・持ち運びやすさ | A+ (実測973g) | B-(実測1.37kg) |
インターフェイス | B | B+ |
USB-A | 〇(2) | 〇(2) |
USB-C | 〇(2) | 〇(2) |
USB-C充電 | 〇 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 | 〇 |
HDMI | 〇 | 〇 |
Webカメラ | A (5MP) | A(5MP) |
プライバシーシャッター | あり | 〇 |
バッテリー | C+ (43Whr,実測5:32) | B-(59.1Whr,実測5:54) |
認証 | 顔認証 | 顔認証 |
その他機能 | – | 2in1,タッチパネル |
価格・コスパ | S (11.98万~) | B(16.78万) |
個人的欲しい度 | A+ | A |
ディスプレイはHP Envyのほうが上で、性能もわずかにHP Envyが上ですがそこまではかわらず、コスパはHP Pavilion Aero 13-bgのほうが上です。
特に持ち運ぶ頻度が多いなら、HP Pavilion Aero 13-bgのほうを検討してみてもよいでしょう。
このノートパソコンを購入するのに向く方
- 事務作業だけでなく動画編集など様々な用途に使いたい方
- 綺麗なディスプレイで動画鑑賞を楽しみたい方
- 宅内メインだがたまに持ち運びもしたい方
- 高品質なノートパソコンが欲しい方
冒頭紹介の通り、万能で高品質・宅内・持ち運び両方に対応できます。スキのない完成度のノートパソコンです。
キーボードが素晴らしいので文字を打つ用途が多い方にも、おすすめできます。
HP Envyのキャッチコピーが「なりたい自分を、起動しよう」です。
この万能っぷりは、様々な可能性を感じさせる機種で、本業や副業との相性も抜群と言えます。
また全体的に、高品質なので、購入したときの満足感は高い機種だと言えます。
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