2025年に発売された14インチノートパソコン レノボIdeaPad Slim 5 Gen10(14型AMD)を購入しましたので実機レビューを書きます。



購入機のマシンのスペック以下の通りです。
- CPU:AMD Ryzen™ 5 8645HS
- メモリ16GB
- SSD 512GB
- 14インチ WUXGA OLED(有機ELディスプレイ) (1920 x 1200) 光沢あり, マルチタッチ非対応, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 60Hz, ブルーライト軽減パネル
- 重さ1.4kg(実測値)
一番安い構成を9.98万円で買いましたが性能は十分でSSDも512GBと十分な容量があります。
またこの価格で有機ELディスプレイを搭載しているのも強いです。
レノボIdeaPad Slim 5 Gen10(14型AMD)の特徴は
- すべての品質が80点以上。ミドルハイ(中の上)としてコスパ最強
と言えます。価格が10万円以下と安いのにもかかわらず、ほぼすべての品質が80点以上で総合力とコスパが素晴らしいです。
また性能も良く、事務作業用途はもちろん、ある程度のクリエイティブワークもこなせるくらいの性能があります。ディスプレイも有機ELで綺麗です。
重さも1.4kgと持ち運びもでき、米軍調達基準のMIL-STD-810H 認定も受けており耐久性も良いという、とにかく万能で、据え置きと持ち運び両方に対応できます。
どんな人向けの機種かというと
- 予算10万で万能で品質の良いノートパソコンが欲しい人
向きの機種と言えます。
とにかく万能で、10万円で様々な用途に対応できる機種と言えます。
性能が良くて有機ELでMIL認定も受けており耐久性も高い、しかもバッテリー持ちまで良いという、よくこれを10万円以下で販売してくれましたねという機種かなと。
10万で良いノートパソコンが欲しいのであればとりあえずこれを購入しておけば間違いないです。
AMD版とIntel版両方が発売されていますが、AMD版のほうが性能が良く、おすすめです。
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU(Intel) | インテル® Core™ i5-13420H、インテル® Core™ i7-13620H |
CPU(AMD) | AMD Ryzen™ 5 8645HS, Ryzen™ 7 8845HS |
メモリ | 16 GB DDR5-5600MHz (SODIMM)(2 x 8 GB) |
ストレージ | 512 GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC |
液晶 | 14インチ WUXGA OLED(有機ELディスプレイ) (1920 x 1200) 光沢あり, マルチタッチ非対応, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 60Hz, ブルーライト軽減パネル |
重量 | 約 1.39kg |
サイズ | 約 313.4×222.0x16.9mm(最薄部) |
バッテリー | 60Whr 動画再生時 約 11.2 時間・アイドル時 約 19.8 時間 |
価格 | 9万円台~ |
動画も作成しましたのでよろしければご参照ください。
レノボIdeaPad Slim 5 Gen10(14型AMD)の特徴とおすすめポイント

総合評価
各項目をS~Dで評価しました。Sが一番高い評価です。Bが70点程度と考えてください。
比較項目 | レノボIdeaPad Slim 5 Gen10 |
CPU | AMD Ryzen 5 8645HS |
CPU性能(PassMark) | B++ (実測24604) |
CPUグラフィック性能(3DMark) | B(実測6771) |
メモリ | 16GB |
ディスプレイ総合評価 | B++ |
ディスプレイ種類 | 有機EL |
サイズ | 14インチ |
アスペクト比 | 16:10 |
ディスプレイ解像度 | B(1920×1200) |
ディスプレイ輝度 | A (400nit) |
ディスプレイ色域 | A+ (100%DCI-P3) |
ボディ質感 | B++ |
キーボード | B+ |
重さ・持ち運びやすさ | B- (実測1.40kg) |
インターフェイス | B+ |
USB-A | 〇(2) |
USB-C | 〇(2) |
USB-C充電 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 |
HDMI | 〇 |
Webカメラ | IR&1080p FHDカメラ |
プライバシーシャッター | 〇 |
バッテリー | A++(60Whr 実測9:56) |
認証 | 顔認証 |
その他機能 | – |
価格・コスパ | S(9.98万円) |
おすすめ度 | S+ |
とても素晴らしい出来です。
自分で購入したからというわけでもないのですが、10万以下とは思えないほど全体的に素晴らしい出来です。
弱点と言えるようなところがなく全体的にバランスが高いです。
10万円以下と安くすべての品質が80点以上

レノボIdeaPad Slim 5 Gen10は、9.98万円と安く、性能・ディスプレイ・ボディ品質いずれも、80点以上を付けられる万能な機種です。
性能は、AMD Ryzen 5 8645HSを搭載し、最新のAMD Ryzen 7 8840Uと同程度の性能があり、事務作業用途だけでなくある程度のクリエイティブワークやゲームもできます。
ディスプレイは10万以下で有機EL搭載とコスパが素晴らしい

ディスプレイは有機ELで綺麗です。
解像度が1920×1200と高くはないのですが、実用上の影響はほぼ感じず、コストダウンをしつつ商品力をうまく高めているな、という印象があります。
このあたりレノボは商品企画がうまいなと感じます。
上記は左が当機種、右がDELL Inspiron 14 でIPSのsRGB63%と一般的な色域ノートパソコンですが、肉眼で見るとかなりの違いがあり、当然ながらIdeaPad Slim 5 Gen10のほうが綺麗で発色も良いです。
ボディは米軍調達基準のMIL-STD-810H 認定で耐久性も高い

ボディは、米軍調達基準のMIL-STD-810H認定を受けており、耐久性が高いです。
14インチで1.4kgと、持ち運べなくはないくらいの重さで、耐久性も高いので持ち運び用途にも向きます。
価格が10万円以下でライバル不在のコスパ

性能も良くて有機ELで、米軍調達基準認証も受けており、バッテリー持ちも良いと、とにかく万能ながら価格は10万以下と素晴らしいです。
この物価高の中、この出来の機種が10万以下で買えてしまってよいのか?と感じてしまうくらいのコスパです。
レノボIdeaPad Slim 5 Gen10(14型AMD)のスペック
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU(Intel) | インテル® Core™ i5-13420H、インテル® Core™ i7-13620H |
CPU(AMD) | AMD Ryzen™ 5 8645HS, Ryzen™ 7 8845HS |
メモリ | 16 GB DDR5-5600MHz (SODIMM)(2 x 8 GB) |
ストレージ | 512 GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC |
液晶 | 14インチ WUXGA OLED(有機ELディスプレイ) (1920 x 1200) 光沢あり, マルチタッチ非対応, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 60Hz, ブルーライト軽減パネル |
重量 | 約 1.39kg |
サイズ | 約 313.4×222.0x16.9mm(最薄部) |
バッテリー | 60Whr 動画再生時 約 9.2 時間・アイドル時 約 14.5 時間 |
価格 | 9万円台~ |
レノボIdeaPad Slim 5 Gen10(14型AMD)の価格

価格はレビューした構成が9.98万円です。
全体的な物価高と円安でノートパソコンも値上がり傾向の中、この安さは本当に素晴らしいと言えます。
AMD版とIntel版両方が発売されていますが、AMD版のほうが性能が良く、おすすめです。
レノボIdeaPad Slim 5 Gen10(14型AMD)の外観と機能
外観・デザイン・質感






質感は10万円以下としては十分満足のできる質感があります。
ハイエンドクラスのレノボYogaシリーズと比較しても遜色ない質感です。
IdeaPad Slim 5シリーズは量販機種のIdeaPad シリーズの中でも最上位機種のため、質感も十分満足できる内容となっています。

重さも1.4kgと持ち運びもでき、米軍調達基準のMIL-STD-810H 認定も受けており耐久性も良いです。持ち運ぶ用途にも対応できます。
重さ

メーカー公称の重量は1.39kgです。実測値は1400gとほぼ同じです。
軽くはないですが普通に持ち運べるくらいの重さです。
アダプターはUSB TYpe-Cのもので出力65Wで177gとなります。電源アダプターは軽いです。

本体実測値 | 1400g |
---|---|
アダプター | 177g |
持ち運びも考慮するなら、電源アダプターはUSB Type-C対応の軽量でコンパクトなものを買ってしまったほうがよいと思います。私も購入しています。
軽量な充電器とケーブルを買えば、重量を合計100~110g程度に抑えることができます。
ディスプレイ
ディスプレイ | 14インチ WUXGA OLED(有機ELディスプレイ) (1920 x 1200) 光沢あり, マルチタッチ非対応, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 60Hz, ブルーライト軽減パネル |

ディスプレイは14インチの有機ELで、解像度1920×1200です。
有機ELということもあり明るくて発色も良く、綺麗なディスプレイです。
レノボIdeaPad Slim 5 Gen10(有機EL 解像度1920×1200)

レノボYoga 770(有機EL 解像度2.8K)

上記は、上位機種の旧型レノボYoga770との比較です。
レノボYoga770は、解像度2.8Kですが、写真だと若干の違いを感じますが、解像度の違いは実用上、ほとんど感じません。
文字も、有機ELで解像度WUXGAだと、少し荒く感じるのではとも思っていましたがこちらも、肉眼ではほぼ違いを感じませんでした。
解像度を下げることで価格を抑えてられているのであれば、実用上の影響はほぼ感じないのでうまく作っているな、と感じます。

上の写真は左が当機種、右がDELL Inspiron 14 でIPSのsRGB63%と一般的な色域ノートパソコンですが、肉眼で見るとかなりの違いがあり、当然ながらIdeaPad Slim 5 Gen10のほうが綺麗で発色も良いです。
キーボード

キー配置は従来のレノボのIdeaPadシリーズやYogaシリーズと同じで、Enterや矢印の箇所など、やや詰まっているような配置に見えますが使い勝手は良好です。
打鍵感は良好です。これは、私が使っている、上位機種の旧型のレノボYoga770よりも少し上だと感じました。

キーストロークも十分に深く、キーピッチも十分に確保されており打ちやすいです
キーボードで点数をつけるなら80~85点くらいで、打ちやすいキーボードです。
タッチパッドの操作感も良好でした。

キーボードバックライトも搭載しており、暗い場所での作業も苦になりません。
指紋認証はありませんが、顔認証には対応しています。
インターフェイス

左側面のインターフェイスは、奥から順番に
- HDMI
- USB 3.2 Gen2 Type-C(Full Function)× 2
- マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
となります。

右側面のインターフェイスが、奥から順番に
- USB 3.2 Gen1 Type-A
- USB 3.2 Gen1 Type-A (Powered USB)
- microSDメディアカードリーダー
- 電源ボタン
となります。
必要なものは揃っているという印象です。
USB Type-CとType-Aが2つずつ揃っているのも良いポイントです。

USB Type-C対応のDELLモニターに接続して検証したところ、問題なく4K出力、充電が可能でした。
バッテリー駆動時間のチェック
バッテリーは60Whrと、14インチとしては平均的なバッテリー容量となります。
以下の条件にてバッテリー駆動時間のチェックを行いました。
- 輝度MAX
- youtube動画流しっぱなし
メーカー公称時間 | 動画再生時 約 11.2 時間・アイドル時 約 19.8 時間 |
---|---|
残量0%まで | 9時間56分 |
バッテリー持ちはとても良く、14インチの中でもトップクラスです。省電力性能が高いCPUではないと思っていたのでこの結果は意外でした。
購入機はRyzen 5のほうだったので消費電力がRyzen 7よりも少ないのと、解像度が1920×1200というのもバッテリー持ちには良い影響があったのかもしれません。
頻繁に電源なしで使うような機種ではないと思いますが、持ち運んで電源のない環境で使う用途にもバッチリ対応できます。
WEBカメラ
IR&1080p FHDカメラが付いています。プライバシーシャッター付きです。
顔認証にも対応しています。


ノートパソコンのカメラで写真を撮りました。映りはとてもきれいで、Web会議も問題なくこなせます。
スピーカー

キーボードの横に2つのスピーカーが搭載されています。
スピーカーの音質は主観ですが標準的です。
レノボYoga 770が10点とすると、8点くらいです。
ノートパソコンスピーカーを聞き比べてみて、レノボYoga 770のスピーカーはかなり優秀ということが分かっており、それよりは若干劣るかなという印象です。
無線速度のテスト
自宅のWiFiは、11ac(Wi-Fi5)で5.0GHzを使用していますが、同じ部屋で計測してみたところ、610Mbpsと十分な速度が出ていました。
2Fでも520Mbpsの速度が出ているので、受信強度も良好です。
機種 | 無線速度 |
ThinkBook 13x Gen2 | 400Mbps |
Yoga 6 Gen8 | 510Mbps |
DELL XPS 13 Plus | 510Mbps |
IdeaPad Slim 5i Gen8 | 550Mbps |
ThinkPad X1 Carbon | 540Mbps |
HP Envy x360 13-ay | 570Mbps |
HP Envy x360 14-fc | 550Mbps |
Yoga 7i 2-in-1 Gen9 | 530Mbps |
IdeaPad Sim 5 Light Gen10 | 550Mbps |
IdeaPad 5x 2-in-1 Gen9 | 560Mbps |
Yoga Slim 7x Gen9 | 560Mbps |
HP Pavilion Aero 13-be | 580Mbps |
IdeaPad Sim 5 Gen10 | 610Mbps |
Legion Pro 5i Gen8 | 610Mbps |
レノボIdeaPad Slim 5 Gen10(14型AMD)の性能・処理速度

パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。
- PassMark
- CineBench R23
- PCMARK10
- Crystal DiskMark(ディスク速度)
また、ゲーミング性能についても、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。
- FF14(中量級3D)
- FF15(重量級3D)
- 3DMark
画像編集性能については、画像編集ソフトRawTherapeeでRAW現像10枚の書き出し時間を計測しました。
- RawTherapeeでのRAW現像時間
動画編集性能については、動画編集ソフトDavinci ResolveでフルHDのyoutube動画書き出し時間を計測しました。
- Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し

計測結果については、電源に接続してパフォーマンスで計測しています。
PassMarkは、バランスや電源に接続しないバッテリー駆動での計測も行っています。
CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。
CPU | PassMarkスコア |
Core i7-13700HX | 34286 |
Core i7-13700H | 30030 |
Ryzen AI 9 365 | 29163 |
Ryzen 7 8845HS | 28671 |
Ryzen 7 8840HS | 24445 |
Core Ultra 7 155H | 24950 |
Ryzen 7 8840U | 23821 |
Ryzen 7 7735HS | 23722 |
Ryzen 5 8645HS | 22787 |
Core Ultra 5 125H | 21300 |
Ryzen 5 8640U | 20772 |
Core Ultra 7 258V | 20032 |
Core Ultra 7 155U | 16759 |
Core Ultra 5 125U | 17413 |
Ryzen 7 7735U | 21082 |
Core i5-1340P | 20106 |
Core i7-1360P | 19600 |
Ryzen 7 7730U | 18864 |
Ryzen 5 7535HS | 18312 |
Core i7-1260P | 17257 |
Core i5-1240P | 17345 |
Core 5-120U | 17292 |
Ryzen 5 7535U | 17123 |
Core i5-1335U | 16814 |
Ryzen 5 7530U | 16509 |
Ryzen 5 5625U | 15000 |
Core i5-1235U | 13865 |
Core i3-1315U | 13755 |
Ryzen 3 7330U | 11816 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Ryzen 5 7520U | 9489 |
Intel N100 | 5657 |
Intel Celeron 7305 | 2665 |
事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、スコア10000以上あると十分快適に使えます。
15000以上のCPUを選ぶと、4年は快適に使えるでしょう。
めやすはRyzen 5 7530U以上です。
Ryzen 5 8645HSは普段使いには十二分な性能があります。
PassMark
電源接続時(パフォーマンス)

電源接続時(バランス)

バッテリー駆動時

PassMarkスコアは上位に入るくらいの高い性能があります。
マルチ/シングル | パフォーマンス | バランス |
マルチスレッド | 24604 | 22186 |
シングルスレッド | 3858 | 3819 |
また、バッテリー駆動時ではシングルスレッドのスコアの落ち幅がやや大きいという結果でした。
マルチ/シングル | 電源接続 | バッテリー駆動 |
マルチスレッド | 24604 | 20299 |
シングルスレッド | 3858 | 3034 |
他の主流CPUの実測値と比較しました。
CPU | マルチ | シングル |
Core i7-13700HX | 36225 | 3955 |
Core Ultra 7 155H(レノボIdeaPad Pro 5i) | 32740 | 3846 |
Ryzen AI 9 365 | 32104 | 4065 |
Core Ultra 7 155H(HP Spectre) | 27184 | 3546 |
Ryzen 7 8840HS(レノボ) | 27215 | 3796 |
Ryzen 7 6800H | 25955 | 3458 |
Ryzen 5 8645HS | 24604 | 3858 |
Core Ultra 7 258V(レノボYoga) | 22241 | 4396 |
Core Ultra 7 258V(HP OmniBook) | 20384 | 4390 |
Core Ultra 7 155H(HP Spectre) | 24100 | 3845 |
Core Ultra 5 125H | 24554 | 3636 |
Ryzen 7 7735HS | 24988 | 3461 |
Ryzen 7 8840HS(HP) | 23729 | 3926 |
Ryzen 7 8840U | 23428 | 3822 |
Ryzen 5 8640U | 22006 | 3585 |
Core i5-1340P | 21578 | 3742 |
Core Ultra 7 155U | 18956 | 3842 |
Core Ultra 5 125U | 19263 | 3499 |
Core i7-1260P | 21696 | 3540 |
Ryzen 7 6800U | 21461 | 3459 |
Ryzen 7 7735U | 21278 | 3419 |
Ryzen 7 7730U | 21446 | 3258 |
Ryzen 7 5800U | 18644 | 3108 |
Ryzen 5 7535HS | 17337 | 3148 |
Core i5-1335U | 17694 | 3684 |
Ryzen 5 7530U | 16775 | 3269 |
Core i5-1235U | 16601 | 3465 |
Ryzen 5 5625U | 16933 | 3138 |
Core i7-1250U | 13518 | 3557 |
Core i7-1165G7 | 11005 | 3142 |
Ryzen 5でも性能は十分です。
CineBench R23

マルチコアスコア:12767
シングルコアスコア:1743
マルチコアスコア・シングルコアスコアともに、PassMarkと同じ傾向で、性能はとても高いです。
ほかの主要CPUと比較します。
CPU | マルチコア | シングルコア |
Core i7-13700HX | 19558 | 1656 |
Ryzen AI 9 365 | 16240 | 1929 |
Ryzen 7 8840HS(レノボ) | 13246 | 1690 |
Ryzen 7 6800H | 13505 | 1481 |
Ryzen 5 8645HS | 12767 | 1743 |
Ryzen 7 8840U | 11881 | 1674 |
Ryzen 7 8840HS(HP) | 11421 | 1677 |
Ryzen 7 7735HS | 11953 | 1506 |
Core i5-13500H | 11027 | 1779 |
Core Ultra 5 125H | 10967 | 1653 |
Core Ultra 7 258V(レノボYoga) | 10378 | 1971 |
Core Ultra 7 258V(HP OmniBook) | 9029 | 1747 |
Ryzen 5 8640U | 10266 | 1695 |
Core Ultra 7 155H | 9702 | 1788 |
Ryzen 7 6800U | 11620 | 1481 |
Core i5-1340P | 9301 | 1714 |
Core Ultra 5 125U | 9201 | 1550 |
Core Ultra 7 155U | 7749 | 1760 |
Ryzen 7 7735U | 9250 | 1515 |
Ryzen 7 7730U | 9411 | 1423 |
Core i7-1260P | 9158 | 1481 |
Ryzen 5 5625U | 8064 | 1390 |
Ryzen 5 7535HS | 7025 | 1276 |
Core i5-1235U | 6961 | 1461 |
Core i7-1165G7 | 4122 | 1383 |

CineBench2024のスコアは以下でした。
マルチコア:734
シングルコア:104
参考までに、2022年のハイエンドCPU AMD Ryzen 7 6800Uのスコアが、マルチ631、シングル85でしたので、2022年のRyzen 7よりも性能は上です。
PCMARK10
PCMARK10は、実際のアプリケーションを使用したベンチマークソフトで、実際にパソコンを使った時の作業快適性を計測するのに適しているといわれているベンチマークです。
測定結果は以下の通りです。

トータルスコア:6865
Essentials:10199(快適めやす4100)
Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。
快適めやすは4100なので、高いスコアです。実際に使ってみてもレスポンスは極めて快適です。
Productivity:10438(快適めやす4500)
ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これも高いスコアです。
Digital Contents Creation:8251
Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。
高いスコアです。
Intel Core Ultra 2シリーズを搭載したクリエイティブワーク向けの機種レノボYoga Slim 7i Aura Editionと比較してみました。
レノボIdeaPad Slim 5 Gen10:AMD Ryzen 5 8645HS
レノボYoga Slim 7i Aura Edition:Intel Core Ultra 7 258V
計測内容 | IdeaPad Slim | Yoga Slim |
トータル | 6865 | 6749 |
App Start-up Score(アプリ起動) | 12481 | 9380 |
Video Conferencing Score(Web会議) | 8450 | 8309 |
Web Browsing Score(Web閲覧) | 10062 | 10187 |
Spreadsheets Score(表計算) | 13024 | 11928 |
Writing Score(文書作成) | 8366 | 7738 |
Photo Editing Score(画像編集) | 10723 | 16296 |
Rendering and Visualization Score(レンダリング) | 8465 | 8288 |
Video Editing Score(動画編集) | 6190 | 6628 |
全体的なスコアが、最新のIntel Core Ultra 7 258Vとあまり変わらないという結果で、Ryzen 5 8645HSが凄いのか、この機種のセッティングが良いのか、分からないのですが想像以上に、性能が素晴らしいです。
Geekbench AI

Single Precision Score(単精度スコア):3362
Half Precision Score(半精度スコア):1556
Quantized Score(量子化スコア):6285
比較として、2022年のハイエンドCPU AMD Ryzen 7 6800Uのスコアが、量子化スコア2810であったため、約2.2倍になっています。
また直近でレビューした、最新ハイエンドCPUのAMD Ryzen AI 9 365のスコアが
Single Precision Score(単精度スコア):3311
Half Precision Score(半精度スコア):1457
Quantized Score(量子化スコア):6624
でした。なんとこのスコアとほぼ変わらず、なんでAMD Ryzen 5 8645HSはこんなにスコアが良いのか?不明ですがスコアの高さは素晴らしい結果でした。
Crystal DiskMark

シーケンシャルリードが5000を超えており、高速です。
機種 | シーケンシャルリード |
HP Envy 14-fc(2024年式) | 7142 |
HP OmniBook Ultra Flip 14-fh | 6618 |
レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10 | 6602 |
DELL XPS 13 Plus | 6589 |
レノボLegion Pro 5i Gen8 | 6569 |
レノボThinkBook 14 Gen 7 | 6186 |
レノボYoga Slim 7i Aura Edition | 6185 |
HP Envy 13-bf(2022年式) | 5332 |
レノボYoga Pro 7 Gen9 | 5177 |
レノボIdeaPad Slim 5 Gen10 | 5095 |
レノボYoga 7i Gen8 | 5091 |
レノボIdeaPad Slim 5i Gen8 | 5086 |
HP Pavilion Aero 13-be(2023年式) | 5045 |
レノボYoga 7i Gen9 | 5054 |
HP EliteBook 635 Aero G11 | 5027 |
レノボYoga 7 Gen9 | 5022 |
HP Envy 14-fa(2024年式) | 5000 |
レノボIdeaPad Pro 5i Gen9 | 4996 |
HP Pavilion Aero 13-bg | 4930 |
レノボThinkPad X1 Gen12 | 4773 |
レノボThinkPad X1 Gen11 | 3888 |
レノボThinkBook 13x Gen2 | 3603 |
HP Pavilion 16-af | 3593 |
HP Envy 13-ay(2021年式) | 3500 |
FF14 黄金のレガシー ベンチマーク(中~重量級3D)

標準品質(ノートPC)で普通の結果となりました。
グラフィック性能はまずまず高いです。
CPU | スコア |
Intel Core Ultra 7 258V(レノボYoga) | 9373 |
Intel Core Ultra 7 258V(HP OmniBook) | 9240 |
Intel Core Ultra 7 155H | 8687 |
AMD Ryzen AI 9 365 | 7422 |
AMD Ryzen 5 7535HS | 5496 |
AMD Ryzen 5 8645HS | 5270 |
AMD Ryzen 7 7735HS | 5130 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 4750 |
AMD Ryzen 7 8840U | 4848 |
AMD Ryzen 5 8640U | 4843 |
Intel Core Ultra 7 155U | 4271 |
Intel Core Ultra 5 125U | 3732 |
FF15ベンチマーク(重量級3D)

普通の結果となりました。AMD Ryzen 7 8840Uとほぼ同じくらいの性能があります。
CPU | スコア |
Intel Core i7-13700HX+RTX4070(標準) | 15852 |
AMD Ryzen AI 9 365 | 5798 |
Intel Core Ultra 7 258V(軽量)(HP OmniBook) | 5423 |
AMD Ryzen 7 8840HS(軽量)(レノボ) | 4719 |
Intel Core Ultra 7 258V(軽量)(レノボYoga) | 4523 |
Intel Core Ultra 7 155H(軽量)メモリ32GB | 4188 |
AMD Ryzen 5 8645HS(軽量) | 4014 |
AMD Ryzen 7 8840U(軽量) | 3977 |
Intel Core Ultra 5 125H(軽量) | 3808 |
AMD Ryzen 7 8840HS(軽量)(HP) | 3699 |
AMD Ryzen 5 8640U(軽量) | 3589 |
Intel Core Ultra 7 155H(軽量)メモリ16GB | 3355 |
Intel Core i5-13500H(軽量) | 2875 |
AMD Ryzen 7 7735U(軽量) | 3470 |
AMD Ryzen 5 7535HS(軽量) | 2979 |
Intel Core Ultra 7 155U(軽量) | 2897 |
Intel Core i7-1260P(軽量) | 2486 |
Intel Core Ultra 5 125U(軽量) | 2333 |
Intel Core i7-1250U(軽量) | 2309 |
3DMark ベンチマーク

Fire Strikeのグラフィックスコアは6771でした。
Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。
めやすとしてはGeForce GTX 1650、1060がエントリー向けグラフィックボードとなります。
グラフィックボード | 3DMark Fire Strike |
GeForce RTX 3080 Ti | 38323 |
GeForce RTX 3080 | 36176 |
GeForce RTX 4070(Laptop) | 27898 |
GeForce RTX 4060 | 27500 |
GeForce RTX 3060 | 20764 |
GeForce RTX 4050 Laptop | 18579 |
GeForce RTX 3050 Ti | 14911 |
GeForce GTX 1060 | 12500 |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ32GB | 9747 |
Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)HP OmniBook | 9702 |
AMD Ryzen AI 9 365 | 9675 |
Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)レノボYoga | 9512 |
GeForce GTX 1650 | 9000 |
AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) | 8503 |
Intel Core Ultra 5 125H(CPU内蔵) | 8488 |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ16GB | 7900 |
AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) | 7600 |
AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵)(HP) | 7495 |
AMD Ryzen 5 8645HS(CPU内蔵) | 6771 |
AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) | 6666 |
AMD Ryzen 5 8640U(CPU内蔵) | 6376 |
AMD Ryzen 7 7735HS(CPU内蔵) | 6261 |
Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) | 5401 |
Intel Core i5-13500H(CPU内蔵) | 5237 |
AMD Ryzen 5 7535U(CPU内蔵) | 5103 |
Intel Core i5-1340P(CPU内蔵) | 5000 |
Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) | 4955 |
Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) | 4462 |
AMD Ryzen 5 7535HS(CPU内蔵) | 4419 |
AMD Ryzen 7 7730U(CPU内蔵) | 4000 |
AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) | 3288 |
グラフィック性能はまずまず高く、軽めの3Dゲームもある程度はできるくらいの性能があります。
Time Spyのスコアは2383でした。

グラフィックボード | 3DMark Time Spy |
Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)HP OmniBook | 4007 |
Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)レノボYoga | 3941 |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ32GB | 3841 |
AMD Ryzen AI 9 365 | 3558 |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ16GB | 2829 |
AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) | 2912 |
AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) | 2588 |
AMD Ryzen 5 8645HS(CPU内蔵) | 2383 |
Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) | 2042 |
Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) | 1952 |
AMD Ryzen 7 7735HS(CPU内蔵) | 1790 |
AMD Ryzen 5 7535HS(CPU内蔵) | 1279 |
RawTherapeeでのRAW現像時間
フリーの画像編集ソフトRawTherapeeを使って、スマホで撮影したRAW画像10枚のRAW現像にかかる時間を測定しました。
CPU | 時間 |
AMD Ryzen AI 9 365 | 10秒 |
Intel Core i7-13700HX | 11秒 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 12秒 |
AMD Ryzen 7 7735HS | 13秒 |
AMD Ryzen 7 8840U | 13秒 |
Intel Core Ultra 7 155H | 13秒 |
Intel Core i5-13500H | 13秒 |
Intel Core i5-1340P | 13秒 |
Intel Core Ultra 5 125H | 14秒 |
Intel Core i7-1260P | 15秒 |
AMD Ryzen 5 8640U | 15秒 |
AMD Ryzen 5 8845HS | 17秒 |
Intel Core Ultra 7 258V | 17秒 |
Intel Core i5-1335U | 17秒 |
Intel Core Ultra 5 125U | 18秒 |
Intel Core i5-1235U | 18秒 |
AMD Ryzen 7 7730U | 17秒 |
AMD Ryzen 5 7535HS | 20秒 |
Intel Core Ultra 7 155U | 20秒 |
Intel Core i7-1250U | 21秒 |
書き出し速度は、まずまずという結果でした。
Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し時間

動画編集ソフトDavinci Resolveで、5分45秒のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を計測しました。
以前までDavinci Resolveバージョン18で計測していたのですがバージョン19が出てしばらく経ったので、19に切り替えて計測しました。
18→19にバージョンアップすることで以前よりもかなり書き出し速度が向上しています。
そのため18での計測結果が比較にならず・・・19での計測結果のみ載せています。
CPU | 時間 |
Intel Core Ultra 7 155H+GeForce RTX 4050 Laptop | 38秒 |
AMD Ryzen AI 9 365 | 54秒 |
AMD Ryzen 7 7735HS | 1分11秒 |
AMD Ryzen 5 8645HS | 1分16秒 |
AMD Ryzen 7 6800U | 1分32秒 |
AMD Ryzen 5 7535HS | 1分42秒 |
Intel Core Ultra 7 155U | 2分22秒 |
書き出し速度はまずまず早いです。
参考までにバージョン18で、4分のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を他CPUで計測した結果も載せておきます。
CPU | 時間 |
Intel Core i7-13700HX+GeForce RTX 4060 | 42秒 |
AMD Ryzen 7 6800H+GeForce RTX 3050 Ti | 48秒 |
Intel Core Ultra 7 155H(メモリ32GB・レノボIdeaPad Pro) | 54秒 |
Intel Core i7-13700H+GeForce RTX 4050 | 56秒 |
Intel Core Ultra 5 125H | 1分02秒 |
Intel Core Ultra 7 258V(レノボYoga) | 1分04秒 |
Intel Core Ultra 7 155H(メモリ32GB・HP Spectre) | 1分06秒 |
AMD Ryzen 7 8840U | 1分07秒 |
Intel Core Ultra 7 258V(HP OmniBook) | 1分11秒 |
Intel Core Ultra 7 155H(メモリ16GB) | 1分11秒 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 1分16秒 |
Intel Core i5-1340P | 1分17秒 |
AMD Ryzen 7 7735U | 1分18秒 |
AMD Ryzen 7 6800U | 1分18秒 |
AMD Ryzen 5 7535U | 1分22秒 |
AMD Ryzen 5 8640U | 1分23秒 |
Intel Core Ultra 5 125U | 1分26秒 |
Intel Core i7-1260P | 1分28秒 |
AMD Ryzen 7 7730U | 1分29秒 |
Intel Core Ultra 7 155U | 1分36秒 |
Intel Core i5-1235U | 1分40秒 |
Intel Core i5-1335U | 1分48秒 |
AMD Ryzen 7 5800U | 1分56秒 |
Intel Core i7-1250U | 2分22秒 |
外部GPUなしとしてもトップクラスに早いので、さすがの性能で動画編集にも向きます。
排熱性能と静粛性について
CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。
パフォーマンスモードで計測しています。
負荷をかけはじめたときの状態です。

負荷をかけ続けた時の状態です。


上記が測定結果ですが、負荷をかけるとCPU温度が上がり、85℃前後まで上がりました。
その後温度を維持し続けます。
CPU電力は、負荷をかけると35W弱程度まで上がりそのあと維持し続けます。
この間、キーボードはまったく熱くならず、普通に使えます。

負荷をかけたときの温度状況は上記の通りで、キーボードはまったく熱くなっていませんでした。

また、負荷をかけた時の音については聞こえますがさほど大きくはないです。
負荷をかけた時の音についてはサー…という音が若干聞こえる程度で、騒音計で測定すると大体38db前後の数値になっていました。
騒音目安については以下の通りです。
騒音値(db) | めやす |
50db | 大きく聞こえる。静かな事務所 |
40db | 聞こえるが会話に支障なし。図書館、静かな住宅地の昼 |
30db | 小さく聞こえる。郊外の深夜、ささやき声 |
20db | ほとんど聞こえない。ささやき |
負荷をかけると、パフォーマンスモードではそれなりに音がしますので、静かな環境で使うときは適応パワーモードがよいかもしれません。
熱のほうは、まったく熱くなりませんでした。
レノボIdeaPad Slim 5 Gen10(14型AMD)のレビュー評価まとめ

評価まとめ
各作業のレビュー結果は以下の通りです。
Web閲覧 | ◎(快適) |
---|---|
Office系事務作業 | ◎(快適) |
動画鑑賞 | ◎(快適) |
Web会議 | ◎(快適) |
SNS・ブログ | ◎(快適) |
プログラミング | ◎(快適) |
画像・写真編集 | ◎(快適) |
動画編集 | 〇(フルHD動画編集なら問題なし) |
ゲーム | △(それなりの性能はあるがゲーム向きではない) |
ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。
比較項目 | レノボIdeaPad Slim 5 Gen10 |
CPU | AMD Ryzen 5 8645HS |
CPU性能(PassMark) | B++ (実測24604) |
CPUグラフィック性能(3DMark) | B(実測6771) |
メモリ | 16GB |
ディスプレイ総合評価 | B++ |
ディスプレイ種類 | 有機EL |
サイズ | 14インチ |
アスペクト比 | 16:10 |
ディスプレイ解像度 | B(1920×1200) |
ディスプレイ輝度 | A (400nit) |
ディスプレイ色域 | A+ (100%DCI-P3,) |
ボディ質感 | B++ |
キーボード | B+ |
重さ・持ち運びやすさ | B- (実測1.40kg) |
インターフェイス | B+ |
USB-A | 〇(2) |
USB-C | 〇(2) |
USB-C充電 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 |
HDMI | 〇 |
Webカメラ | IR&1080p FHDカメラ |
プライバシーシャッター | 〇 |
バッテリー | A++(60Whr 実測9:56) |
認証 | 顔認証 |
その他機能 | – |
価格・コスパ | S(9.98万円) |
おすすめ度 | S+ |
とても素晴らしい出来です。
自分で購入したからというわけでもないのですが、10万以下とは思えないほど全体的に素晴らしい出来です。
弱点と言えるようなところがなく全体的にバランスが高いです。
レノボIdeaPad Slim 5 Gen10(14型AMD)の良い点

- 全体的に高品質で10万円以下
- 価格に対して性能が高い
- 価格に対してボディ質感、ディスプレイ、キーボードも良い
- 10万円以下で有機EL搭載
- バッテリー持ちが素晴らしく良い
- 米軍調達基準のMIL-STD-810H 認定を受けており耐久性も良い
この物価高の中、ノートパソコンも値上がり傾向にあり、10万円の予算でもすべてが良い機種が買えるかというと、そうではない状況になってきています。
そんな状況の中で、レノボIdeaPad Slim 5 Gen10(14型AMD)は、10万円以下で買える機種として本当に素晴らしい出来だと感じます。
レノボIdeaPad Slim 5 Gen10(14型AMD)で気になった点
- 特にないが解像度1920×1200の有機ELは気になる人がいるかも
価格からすると内容が素晴らしく気になる点はないのですが、ディスプレイが有機ELで解像度1920×1200は、気になる人がいるかもしれず、事務作業用途なら発色を抑えたIPSのほうがよいとか、解像度2Kが欲しいと思う人がいるかもしれません。
ただ実用上は、私は全く気にならなかったので、デメリットというほどのものでもないかなと思います。
このノートパソコンを購入するのに向く方

- 予算10万で万能で品質の良いノートパソコンが欲しい人
- 据え置きと持ち運び両方に使いたい人
性能が良くて有機ELでMIL認定も受けており耐久性も高い、しかもバッテリー持ちまで良いという、よくこれを10万円以下で販売してくれましたねという機種かなと。
性能が良くて有機ELディスプレイというだけで、昨今の物価状況なら15万くらいは見ておかないと厳しいのに、この機種は10万以下で、MIL認定もありバッテリー持ちも良いという、君はどれだけ万能なんだ、と言いたい機種です。
動画編集をがっつり実施するとか、よほどの重作業をしない限り、10万円のRyzen 5 8645HS構成で十分です。
私は、家庭で1台欲しいと思っていたタイミングでこの機種が発売され、スペックを見てかなり良さそうだと思い迷わず購入しましたが、やはり買って良かったなと感じた1台です。
AMD版とIntel版両方が発売されていますが、AMD版のほうが性能が良く、おすすめです。
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