車買い替えにあたり、車一括査定サービスを検討される方もいらっしゃると思います。
私自身、2023年2月、レガシィアウトバックの車買い替えにあたり、現行の14年落ちレガシィアウトバックを車一括査定サービスに出しました。
車一括査定というと、「電話が複数業者からかかりまくってきて対応が超大変!」というネットの意見をよく見ますし、実際、私も過去に経験したことがあります(汗)
そんなことはなく、今回私が使用した「MOTA車買取」というサービスは、一気に電話がかかってくることもなく、とても良心的なサービスでした。
また、買取価格は、ディーラー3万円に対して一括査定業者13万円と、10万円ものアップになりました!
当記事では、メジャーな車一括査定サービスの紹介と比較、実際に活用した体験談についてお伝えします。
- 車買取一括査定サービスとは?
- 車買取一括査定サービスのメリットは?
- 車買取一括査定サービスのデメリットは?
- 車買取一括査定サービスは一手間増えるが金銭的メリットがある
- 車買取一括査定サービスは手間は対したことはないが冷やかしはNG
- 車買取一括査定サービスの紹介
- 各車買取一括査定サービスの比較
- 車買取一括査定に出した車について
- MOTAの車買取査定申し込みの手順説明
- 申し込みから査定~買取契約までの流れ(2009年式レガシィアウトバック)
- なぜ14年落ち傷ありの車が13万円も査定額がついたのか?
- 親の車マツダCX-5(2018年式)を下取り査定に出した結果
- 納車日当日の引き取りについて
- MOTAの電話ラッシュなし!はその通りでした
- 車一括査定のひと手間をするだけで10万円も得しました!絶対に実施するべき!
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車買取一括査定サービスとは?

車買取一括査定サービスとは何か?
複数のサービスが存在しますが、いずれも共通しているのは以下の流れです。
- ネットから買取してもらう車の情報を登録
- 複数の買い取り業者が買取金額を一括で査定
- いずれかの買い取り業者に車を売却する
我々ユーザー側としては、ネットに買取してもらう車の情報を入力すれば、それだけで複数の買い取り業者が無料で査定をしてくれる、というのが最大のメリットです。
車買取一括査定サービスのメリットは?

車買取一括査定サービスは無料で利用可能
車買取一括査定サービスは複数のサービスがありますが、いずれも無料で利用可能です。
車買取一括査定サービスの運営会社が買取業者に顧客を紹介する代わりに紹介料をもらっている、という形態となっているためで、我々ユーザーがサービス利用料を払わなくてもよい方式となっています。
これは転職サービスなどでも同様の方式ですね。
車買取一括査定サービスを利用することで高く売れる
車買取一括査定サービスを利用することで、複数業者から車の買い取り査定を実施してもらうことができるため、高く売れるのが最大のメリットになります。
私自身、14年落ちのレガシィアウトバックを車買取一括査定サービスに出し、ディーラー下取り3万円だったところ、13万円で売却と、+10万円での売却に成功しています。
大抵、ディーラー下取りよりも高く売却できたという体験談が大半のため、高値で売却したければ必ず試してみる価値のあるサービスとなります。
車買取一括査定サービスのデメリットは?

では車買取一括査定サービスは良いことづくめなのか?というと、当然ながらデメリットもあります。
ディーラー下取りよりも面倒
車買取一括査定サービスを利用して買取業者に買い取ってもらうということは当然、手間が増えるということで面倒になります。
ディーラー下取りよりも手間がかかるポイントは
- 複数の買取業者との電話やり取り
- 買取業者の実車査定立ち合い
- 買取業者への車の引き渡し
主にこの3つです。
ただこれは、実際に経験してみた結果は、そこまでの手間でもなかったなと感じます。
複数の買取業者との電話やり取り
よく車買取一括査定サービスを利用する際のデメリットとして言われることです。
ただこちらは、実車査定の日程さえ決めてしまえばその後かかってくることはなくなるので、買取査定に出した初日に少し電話応対をすれば、それで済む話です。
買取業者の実車査定立ち合い
車を査定してもらうには必ず必要となる作業です。
といっても、自宅に買取業者が来てくれるので、ただ自宅で立ち合うだけです。大体30分程度で終わります。
複数業者とやり取りをする場合、同じ日程で調整することもでき、一度で済ますこともできます。というよりも高額査定を出してもらうなら一度で済ませたほうがよいです。
買取業者への車の引き渡し
車の納車日に、車の引き渡しが必要になります。
この引き渡しも、自宅まで取りに来てくれるので(ただし私の場合、陸送費が5000円かかり、査定額は13.5万でしたが売却額は実質13万でした。)そこまで手間ではないです。
問題は、車を事前引き渡しした場合、どうやってディーラーまで行くか?ということだと思います。
私はスバルのG-PARK三鷹というところで車を購入し、近くに駅がないところであったのでどうやって行くか、を考えていたのですが、ディーラー営業の方のご厚意で、自宅まで車を納車しに来ていただけました。
このように、車を購入したお店と調整をすれば、近くの駅まで来て頂くくらいは調整可能であると思います。
電話応対の手間がかかる(がそこまで手間でもない)
これはよく、車買取一括査定サービスを利用する際のデメリットとして言われることです。
ただ上述の通り、買取業者が電話してくるのは、実車査定の日程を決めたいからだけであるので、この調整さえしてしまえば、その後電話はかからなくなります。
買取業者から聞かれるのは
- 買取査定の目的→本当に売却してくれるかを見極めるためと思われます
- いつ売却するかの予定→売却時期により査定額に影響するためと思われます
- 実車査定の日程
この3つであるため、事前に回答を検討しておけば、電話でそこまで手間取ることもないです。
一時的に用意する金額(ディーラーに支払う金額)は増える
ディーラーで車下取り込みの見積もりをもらう場合、下取りの金額は引かれた形での見積金額となります。
そのため、買取業者に売却するということは、その分の金額はディーラーに支払う必要があるので、一時的に支払う金額は増えます。
とはいっても、もし、下取りの金額がないと車が買えない、という状況であれば、私なら車の買い替えを再検討するべき、と思うのでそこまで影響のある話でもないと思います。
車買取一括査定サービスは一手間増えるが金銭的メリットがある
つまり車買取一括査定サービスとは、自分の一手間が増えますが、その代わり売却額の増加という金銭的メリットがあるもの、と言えます。
一手間といっても、経験上、電話応対も含めて、全部で3~4時間程度しかかからないものですし、それで+10万~もらえるなら十分割に合う手間だと感じます。
車買取一括査定サービスは手間は対したことはないが冷やかしはNG
上述の通り、車買取一括査定サービスは、予想よりも手間のかからないサービスです。
そのため車買い替えのために今の車を売却するならば、絶対に利用したほうがよいサービスとなります。
・・・ただ、手間がかからないからといって、冷やかしはNGと言えます。
たとえば車売却の意思はないが、今の車の査定額を知りたい、などの理由では、このサービスは利用しないほうがよいと思います。
買取業者からも、「なぜ車買取査定をするのか?」の理由は必ず聞かれます。
その際に売却の意思がなければ買取業者も困ると思いますので、冷やかしはやめましょう。
車買取一括査定サービスの紹介

車買取一括査定サービスについて、有名なサービスを4つ紹介します。
MOTA車買取
↑上記の画像もしくはボタンをクリックすると、「MOTA車買取」のホームページに飛ぶことができます。
私も実際に利用したことのあるサービスです。
最近勢いのあるMOTAが運営する車買い取り査定サイトです。
MOTA車買取とは 申込み翌日18時には複数社の査定結果がネットで見れて、やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみなので、従来の一括査定にありがちな電話ラッシュがない、新しい車買取一括査定です。
高額査定をした最大20社のうち、上位最大3社のみからのご案内のため、電話ラッシュでうんざりする事がありません。
カーセンサー簡単ネット車査定
↑上記の画像もしくはボタンをクリックすると、「カーセンサー車査定」のホームページに飛ぶことができます。
カーセンサーはリクルートが運営する車買い取り査定サイトです。
最大手のリクルートが運営しているというのもあり、安心感のあるサービスと言えます。
複数買取業者の一括査定、もしくはオークション形式による最も高値をつけた1社のみとの交渉を選択可能です。
一括買い取り査定サイトの最大手で、買い取り形式も選択できるので自分の希望に応じた活用ができます。
複数業者との電話が煩わしいという場合は、オークション形式にしてしまえば、1社のみとのやり取りで済みます。
ズバット車買取比較
↑上記の画像もしくはボタンをクリックすると、「ズバット車買取比較」というホームページに飛ぶことができます。
最大10社の車査定を依頼できます。
このサービスは老舗のサービスで、いつからかは正式に把握していないのですが10年以上前からあるサービスとなります。
このサービスは入札方式のサービスではないので、本当に最大10社から電話がかかってくる可能性があります。
それを嫌うなら、最初から業者を絞り込むか、別のサービスを活用するか、となります。
ユーカーパックらくらく一括査定
↑上記の画像もしくはボタンをクリックすると、「ユーカーパックらくらく一括査定」というホームページに飛ぶことができます。

ユーカーパックの良いところは、買取業者それぞれの電話応対をすることはなく、ユーカーパック1社のみのやり取りで済むということにあります。
ユーカーパックが査定し、その結果をもとに買取業者が買取金額を出し、一番高値を付けた業者に売却するというシステムのようです。
上記で紹介したサービスとは少し方式が違うサービスで、この方式でも高値で売却できるのであれば一番手間がかからなくて良いな、と感じます。
各車買取一括査定サービスの比較
MOTA車買取
運営会社 | MOTA |
通常一括査定 | 〇 |
オークション形式 | 〇 |
参加業者数 | 500社以上 |
一括査定同時依頼数 | 3社 |
特徴 | オークションにより最大3社まで絞り込み後の通常一括査定 |
カーセンサー簡単ネット車査定
運営会社 | リクルート |
通常一括査定 | 〇 |
オークション形式 | 〇 |
参加業者数 | 5000社以上 |
一括査定同時依頼数 | 30社 |
特徴 | 運営会社が大手、通常一括査定とオークション両方を選択可能 |
ズバット車買取比較
運営会社 | ウェブクルー |
通常一括査定 | 〇 |
オークション形式 | × |
参加業者数 | 200社以上 |
一括査定同時依頼数 | 10社 |
特徴 | 通常一括査定のみでオークション形式なし |
ユーカーパックらくらく一括査定
運営会社 | ユーカーパック |
通常一括査定 | × |
オークション形式 | 〇 |
参加業者数 | 8000店 |
一括査定同時依頼数 | 1社(ユーカーパックのみ) |
特徴 | オークション形式に特化、ユーカーパックのみとやり取り |
車買取一括査定サービスの比較結果まとめ
上記の比較結果より特徴をまとめると以下となります。
- カーセンサー:運営会社が大手、通常一括査定とオークション両方を選択可能
- MOTA:オークションにより最大3社まで絞り込み後の通常一括査定
- ズバット車買取比較:通常一括査定のみでオークション形式なし
- ユーカーパック:オークション形式に特化
カーセンサー
カーセンサーは、さすが運営会社が大手というところで、参加業者数も多いですし、通常一括査定とオークション両方を選択可能です。一番安定して選択できるサービスと思います。
MOTA
MOTAは、オークションと通常一括査定の良いとこどりをしたようなサービスで、最大3社までのやり取りで済むところが利用者にとって良いところになります。
スバット車買取比較
スバット車買取は、10年以上前からある老舗サービスとなりますが、オークション形式はなく昔ながらの通常一括査定のみとなります。
ユーカーパック
ユーカーパックはオークション形式に特化した新しい車買取方式のサービスとなります。この方式でも高値買取が実現できるのであれば、我々ユーザーにとっては手間がかからず良い方式になると思います。
私が利用したサービスはMOTA車買取
私は冒頭でも書いた通り、MOTA車買取を2回利用しています。
理由は、通常一括査定とオークション形式の良いとこどりのサービスが良いと感じたためです。
実際に、最大3社までのやり取りで済んだので、電話応対もやりやすく、その3社は概算で高値を付けてくれた3社のみとやり取りできるので、自分で絞り込みをする必要がなく、やりやすかったと感じます。
ただユーカーパックの、完全オークション形式というのも、どんなものか一度は利用してみたいサービスと感じます。
ここから以下は、実際にMOTA車買取に一括査定した体験談をまとめていますので参考にしてみてください。
車買取一括査定に出した車について

車買取一括査定に出したのは、2009年式のレガシィアウトバックです。
- 2009年式(14年落ち)
- 走行距離8.5万km
- 車体色が赤とマイナー色
- アイサイトなし
- エンジン排気量3.6リッター
- ボディに細かい傷やへこみあり
と、何一つ査定額が上がる要素のない車ではあったのですが(汗)
ディーラー下取りは3万円!という悲しい結果でした(^^;
MOTAの車買取査定申し込みの手順説明
上記リンクより買取査定入力ページを開き、車種、年式、グレードなどの情報を入力します。

車体色、走行距離、売却時期を入力します。

連絡先情報を入力します。

査定アップのための追加情報を入力します。

あとは査定開始をクリックすれば、査定申し込み完了です。とても簡単です。

申し込みから査定~買取契約までの流れ(2009年式レガシィアウトバック)
サイトからの申し込み後翌日18時に概算査定結果提示
日曜日の午後、サイトから申し込みを行いました。
電話連絡可能時間帯は、18時以降としました。
日曜日の午後申し込みを行い、査定結果提示予定は翌日月曜日18時となっていました。
翌日18時以降に連絡を頂く
翌日月曜日の18時半頃、入札をしていただいた買取業者より連絡を頂きました。
ネクステージという、私がスバル中古車を探しているときも、よく見かける業者でした。

入札があったのは、この業者のみでした。
MOTA車買取の場合、最大3社まで連絡が来るということなので、年式が新しいなど、人気車種であれば、最大3社からの連絡が来ることになると思います。
現車査定の日程を調整して実際に査定
連絡を頂いたとき、概算で10~30万という金額を聞き、「え、そんなに高く買い取ってくれるの!?」と驚きました(笑)
そして、3日後の休みの日に、現車確認と査定額の確定をしていただくことになりました。
査定は30分程度で完了、結果は冒頭で書いた通り
- ディーラー下取り:3万円
- 車買取一括査定:13万円
と、なんと10万円もの査定アップになりました!
他に入札業者もなかったので、その場で契約しました(笑)
もし、複数業者から入札があった場合、一番高い概算金額を提示してもらった業者と調整するか、概算が近い場合は同日同時間帯で調整し、同時に査定額を出してもらえば手間もかからないと思います。
なぜ14年落ち傷ありの車が13万円も査定額がついたのか?

私が査定に出した車は、2009年式アウトバックで
- 2009年式(14年落ち)
- 走行距離8.5万km
- 車体色が赤とマイナー色
- アイサイトなし
- エンジン排気量3.6リッター
- ボディに細かい傷やへこみあり
であったので、正直なところ13万円も査定額が付くとは予想していませんでした。
なぜ13万円の査定額がついたのか?買取業者の方と雑談したので、理由を説明します。
買取業者にスバル専門販売店がある
買取業者のネクステージには、スバル専門店という店舗があります。
私の車は、この店舗で販売をするし、走行距離が8.5万kmとまだまだなので、普通に売れるということでした。
傷やへこみは直した上で販売するとのこと
傷やへこみは、買取業者で直した上で販売する、とのことでした。
つまり傷やへこみは、自分で直すことを考えるよりも、買取業者に直すかどうかを判断してもらったほうがお得、ということになります。
餅は餅屋。その道のプロの業者に下取りも任せるべき
- スバル専門店があるのでスバル車を高く売れる
- 傷やへこみは業者が(おそらく安価に)直せる
- ディーラー下取りより10万円も高い
というところで、餅は餅屋、車下取りも、プロに任せるべき、ということを強く実感しました。
親の車マツダCX-5(2018年式)を下取り査定に出した結果

親も車を買い替えるというので、親の車であるマツダCX-5(2018年式)を同じく買取一括査定に出してみることにしました。
こちらは5年落ちで走行距離約2万kmと程度が良かったので、買取業者からも最大3社より連絡がありました。
- ビッグモーター
- ガリバー
- ネクステージ
の3社から、電話連絡がありました。
上記のうちガリバーは、土日の出張査定に都合がつけられないというのと、ディーラー下取りに届きそうにないという話があり、お断りをしました。
ビッグモーターとネクステージについて、同じ時間帯に出張査定を予約し、同時に見ていただき査定額を出してもらうことにしました。
高値を付けてもらえたほうに売却予定です。
→こちらは結局、マツダの下取り査定が高いという結果になり、そのまま下取りに出す結果となりました。
これらやり取りですが、平日18時以降の電話連絡で、1日・約30~1時間程度のやり取りで済みました。
やはり最大3社までの電話連絡であるので、3社程度ならやり取りも大したことはないです。
納車日当日の引き取りについて
納車日が決まれば、下取りの車引き渡し日を納車日当日にすれば、車の入れ替えの手間もほとんどありません。
私は、下取りの車について自宅に引き取りに来ていただいたので、午前中に車を引き渡し、午後に車が納車されるというスムーズなやり取りにて車を新しい車に入れ替えることができました。
MOTAの電話ラッシュなし!はその通りでした

MOTAの車買取査定サービスは
- 電話ラッシュなし
- 交渉は高額査定店だけ
というのが売りのサービスで、確かにその通りで、買取店からの連絡も少なく、快適に利用できたサービスであったと感じます。
連絡は3社まで、というのも絶妙なラインだと思っています。
これが5社以上などだと多すぎますが、逆に1社のみだと交渉で高額査定を引き出すのが難しいかもしれないので、3社までと交渉というのも丁度良いラインではないかと思います。
車一括査定のひと手間をするだけで10万円も得しました!絶対に実施するべき!

私の車は、2009年式、走行距離8.5万km、傷やへこみありと、とても査定額が上がる要素がないな、と思いましたが、それでもディーラー下取りより10万円もアップしました!
しかも電話連絡も1回のみで、大した手間もなかったので、このひと手間は絶対に掛けたほうがよいと感じます。
このひと手間かけるだけで、10万円も得するわけですからね・・・ノートパソコン1台分は大きい!
年式が新しい車はもちろん実施するべきですし、私みたいに年式が古くて傷があったとしても、是非実施するべきだと思います。
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