レノボより、コスパの良いビジネスモバイルノートパソコンThinkPad X13 の最新機種
ThinkPad X13 Gen6
が、発売されました。

最新型で重さ933g~となり、とうとう1kg未満となりビジネスモバイルノートパソコンとして魅力が大きく増しました。
価格も16.3万からと、ThinkPad で重さ1kg未満としては安く、お買い得なモバイルノートパソコンと言えるので、詳しく解説していきます。
ThinkPad X13 Gen6のスペックと価格
スペック
OS | Windows 11 Pro 64bit |
CPU | インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 255H インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 225H インテル® Core™ Ultra 7 vPro® Enterprise プロセッサー 265U インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 255U インテル® Core™ Ultra 5 vPro® Enterprise プロセッサー 235U インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 225U |
メモリ | 16GB/32GB LPDDR5X-8533MT/s (オンボード) |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 TLC OPAL対応 |
液晶 | 13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、ブルーライト軽減、光沢なし 13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)、ブルーライト軽減、光沢なし |
重量 | 約 933g~ |
インターフェイス | USB4 (Thunderbolt™ 4 対応) x 2 USB 3.2 Gen 1 (Powered USB) x 1 HDMI マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック |
サイズ | 約 299.3 x 207 x 9.85(前端) – 12.95(後端)mm 17.75(最厚部)mm(W x D x H) |
バッテリー | 41Whr/54.7Whr |
価格 | 16万円台〜 |
価格
Intel Core Ultra 5 225U+メモリ16GB+SSD256GBのベース構成で16.3万から、重さ1kg未満であることを考えると十分にお買い得です。
SSDを512GBにすると17.18万円です。
CPUは様々な種類が選択でき、性能が欲しいのでIntel Core Ultra 5 225H+SSD512GBの構成にすると18.04万で、これでも十分お買い得です。
ThinkPad X13 Gen6の外観

外観は、旧型から大きくは変わっていないように見受けられます。
ただ重さが、933g~と大幅に軽くなっています。

先代の外観は上記写真の通りで、大差はないなという印象です。
CPUの性能

ThinkPad X13 Gen6は、Intel Core UltraのUプロセッサーもしくはHプロセッサーを選択できます。
CPU性能
CPUベンチマークのPassMarkスコアは以下の通りです。
CPU | PassMarkスコア |
Core Ultra 9 285H | 32815 |
Ryzen AI 9 HX 375 | 31950 |
Core Ultra 5 225H | 29314 |
Ryzen AI 9 365 | 29163 |
Core Ultra 7 255H | 29066 |
Ryzen 7 8845HS | 28671 |
Ryzen 7 8840HS | 24675 |
Core Ultra 7 155H | 24950 |
Ryzen 7 AI 350 | 24204 |
Ryzen 7 8840U | 23821 |
Ryzen 7 7735HS | 23722 |
Ryzen 5 8645HS | 22787 |
Core Ultra 5 125H | 21300 |
Ryzen 5 8640U | 20772 |
Core Ultra 7 258V | 19486 |
Core Ultra 5 226V | 18789 |
Core Ultra 5 225U | 18476 |
Core Ultra 7 155U | 16759 |
Core Ultra 5 125U | 17413 |
Ryzen 7 7735U | 21082 |
Core i5-1340P | 20106 |
Core i7-1360P | 19600 |
Ryzen 7 7730U | 18864 |
Ryzen 5 7535HS | 18312 |
Core i7-1260P | 17257 |
Core i5-1240P | 17345 |
Core 5-120U | 17292 |
Ryzen 5 7535U | 17123 |
Core i5-1335U | 16814 |
Ryzen 5 7530U | 16509 |
Ryzen 5 5625U | 15000 |
Core i5-1235U | 13865 |
Core i3-1315U | 13755 |
Ryzen 3 7330U | 11816 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Ryzen 5 7520U | 9489 |
Intel N100 | 5657 |
事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、スコア10000以上あると十分快適に使えます。
15000以上のCPUを選ぶと、4年は快適に使えると言える中、Intel Core Ultra 5 225Uは18000超のため十分に高いです。
一般的なビジネス用途であればIntel Core Ultra 5 225Uでほぼ、ストレスを感じるようなことはまずないでしょう。
もし、クリエイティブワークに使うため高性能CPUにしたいということであれば、Intel Core Ultra 5 225HなどのHシリーズのCPUを選びましょう。
ディスプレイ・重さ・キーボード・電源アダプターなど
CPU以外の気になるスペックについて解説します。
重さ

今回新型の大きな目玉は、やはり933gというその軽さでしょう。

私は2世代前のGen4を本業で使っており、こちらの重さは1157gでした。
これでも十分軽いですが、Gen6はさらに200g程度軽いということで、持ち運び用途にピッタリの機種となりそうです。
ディスプレイ

ディスプレイは、現在選べるのは13.3インチ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 400 nit, 60Hzのディスプレイです。
仕様表には、マルチタッチ対応のディスプレイものっていますが、現在の構成では選べないようです。
有機ELは選択できず、WXUGAのIPS液晶のみのようですが色域は広く、十分に品質の高いディスプレイです。
キーボード

キーボードはいつものThinkPad キーボードですが、左下のCtrlキーとFnキーは、ThinkPad 独自配置ではなく一般的な配置になっています。
またCopilotキーが配置されています。
電源アダプターは65W
電源アダプターは65Wのため、一般的なノートパソコンの電源容量でフルパワー発揮できます。
インターフェイス

インターフェイス | USB4 (Thunderbolt™ 4 対応) x 2 USB 3.2 Gen 1 (Powered USB) x 1 HDMI マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック |
となります。
Nano SIMスロットとスマートカードリーダーはオプションです。
必要なものは揃っている、という印象で、不足を感じることはないでしょう。
ThinkPad X13 Gen6はますますビジネスモバイルノートパソコンとして人気になりそう

レノボThinkPad X13 は、ビジネスモバイルノートパソコンとしてコスパ良く人気のモデルでしたが、今回の新型はさらに軽く、価格も抑えめになっていますので、
今年もコスパの良い人気のモバイルノートパソコンとなりそうです。
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