レノボよりクリエイター向けのノートパソコン
Lenovo Yoga Pro 7i Gen10(14型 Intel)
が、発売されました。

最新のIntel Core Ultra 7 255Hを搭載し、メモリは32GBで18.98万という、20万円を切る価格で発売されたので、かなり攻めた価格という印象です。
2025.04.25
GWセール中でマウス・イヤホン・スリーブがセットになっておりお買い得です。

最近のクリエイター向けノートパソコンは、軒並み20~25万程度はするので、この18.98万という価格はかなり安く、詳しく紹介していきます。
Lenovo Yoga Pro 7i Gen 10(14型 Intel)のスペックと価格
スペック
OS | Windows 11 Home |
CPU | インテル® Core™ Ultra 7 255H, インテル® Core™ Ultra 9 285H |
メモリ | 32 GB LPDDR5X-8533MT/s (オンボード) |
ディスプレイ | 14.5インチ 3K OLED(有機ELディスプレイ) (3000 x 1872) 汚れ防止, マルチタッチパネル, HDR600 True Black, 100%DCI-P3, 500 nit, 120Hz, ガラス |
SSD | 1 TB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC |
無線LAN | Wi-Fi 7対応 (IEEE 802.11be/ax/ac/a/b/g/n準拠) 2×2 & Bluetooth® |
Webカメラ | 500万画素&IRカメラ、デュアルマイクロホン |
電源 | 100W スリム ACアダプター (3ピン) USB Type-C |
外形寸法 | 約 325.3×228.1×16.9mm(最薄部) |
駆動時間 | 84 Whr |
重量 | 1.54kg |
価格 | 18.98万円~ |
価格
Intel Core Ultra 7 255H、メモリ32GB、SSD1TBというクリエイター向け仕様ながら18.98万という価格は、かなり安く、お買い得であるのは間違いないです。
Intel Core Ultra 7 255Hの性能

Lenovo Yoga Pro 7i Gen 10(14型 Intel)は、最新のIntel Core Ultra 2シリーズを搭載しています。
CPUベンチマークのPassMarkスコアは以下の通りです。
CPU | PassMarkスコア |
Core Ultra 9 285H | 32815 |
Ryzen AI 9 HX 375 | 31950 |
Ryzen AI 9 365 | 29163 |
Ryzen 7 8845HS | 28671 |
Core Ultra 7 255H | 28515 |
Ryzen 7 8840HS | 24445 |
Core Ultra 7 155H | 24950 |
Ryzen 7 8840U | 23821 |
Ryzen 7 7735HS | 23722 |
Ryzen 5 8645HS | 22787 |
Core Ultra 5 125H | 21300 |
Ryzen 5 8640U | 20772 |
Core Ultra 7 258V | 19486 |
Core Ultra 5 226V | 18789 |
Core Ultra 7 155U | 16759 |
Core Ultra 5 125U | 17413 |
Ryzen 7 7735U | 21082 |
Core i5-1340P | 20106 |
Core i7-1360P | 19600 |
Ryzen 7 7730U | 18864 |
Ryzen 5 7535HS | 18312 |
Core i7-1260P | 17257 |
Core i5-1240P | 17345 |
Core 5-120U | 17292 |
Ryzen 5 7535U | 17123 |
Core i5-1335U | 16814 |
Ryzen 5 7530U | 16509 |
Ryzen 5 5625U | 15000 |
Core i5-1235U | 13865 |
Core i3-1315U | 13755 |
Ryzen 3 7330U | 11816 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Ryzen 5 7520U | 9489 |
Intel N100 | 5657 |
事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、スコア10000以上あると十分快適に使えます。
15000以上のCPUを選ぶと、4年は快適に使えると言える中、Intel Core Ultra 7 255Hの性能は30000近いスコアがあり極めて高いです。
さすがクリエイター向けと言えるノートパソコンです。
更に上のIntel Core Ultra 9 285HであればノートパソコンCPUでトップクラスの性能がありますが、Intel Core Ultra 7 255Hでも十二分にクリエイティブワークはこなせるでしょう。
ディスプレイ・重さ・電源アダプターなど
CPU以外の気になるスペックについて解説します。
ディスプレイ

ディスプレイは、14.5型の有機ELディスプレイです。
解像度は3K(3000 x 1872) 、マルチタッチパネル、100%DCI-P3、輝度500 nit と、クリエイター向けとしても動画鑑賞用としても完璧な性能です。
最近のノートパソコンは14インチが多くなってきましたが、この機種は14.5インチなので画面が少し大きくなっています。
重さ

重さは1.54kgと、軽くはないですが持ち運べなくもないです。
毎日持ち運ぶには重いですが、たまに持ち運ぶくらいなら十分に対応できるでしょう。
電源アダプターは100W

上記写真は、Yoga Pro 7 Gen9の電源アダプターでこちらも100Wでしたが、Yoga Pro 7i Gen 10(14型 Intel)の電源も100Wなので大きい容量です。
一般的なノートパソコンの電源が65Wなので、100Wは大きく、サードパーティ製の小型電源を使っている人は注意が必要です。
100Wなのはクリエイター向けとしてフルパワーを発揮するためだと思いますが、個人的には少し残念なポイントです。
Lenovo Yoga 7i 2-in-1 Gen 10(14型 Intel)との比較
OS | Windows 11 Home |
CPU | インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 228V, インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V |
メモリ | 32 GB LPDDR5X-8533MT/s |
ディスプレイ | 14インチ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 光沢あり, マルチタッチパネル, HDR 600 True Black, 100%DCI-P3, 500 nit, 120Hz, ガラス |
SSD | 512 GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC |
無線LAN | Wi-Fi 7対応 (IEEE 802.11be/ax/ac/a/b/g/n準拠) 2×2 & Bluetooth® |
Webカメラ | 500万画素カメラ、IRカメラ、人感検知機能、マイク |
電源 | 65W ACアダプター (3ピン) USB Type-C |
外形寸法 | 約 317x228x15.95mm(最薄部) |
駆動時間 | 65 Whr |
重量 | 1.38kg |
価格 | 20.64万円~ |
同じレノボYogaシリーズとして、Lenovo Yoga 7i 2-in-1 Gen 10(14型 Intel)という機種も発売されています。
こちらは2-in-1の機種で、14インチで1.38kgとこちらの方が少し軽いです。
CPUは、省電力性能重視のIntel Core Ultra 7 258Vを搭載しており、ピーク性能はこちらのほうがやや低いです。
価格は、同じIntel Core Ultra 7同士であれば、こちらは22.66万と約4万近く当機種のほうが高いです。
そのため、Lenovo Yoga Pro 7i Gen 10(14型 Intel)のコスパの良さが際立つという印象です。
ただ、Lenovo Yoga 7i 2-in-1 Gen 10(14型 Intel)のほうが軽くて省電力性能も良いので、より持ち運んで使いたいのならYoga 7i 2-in-1 Gen 10(14型 Intel)のほうも良い機種と言えます。
Lenovo Yoga Pro 7i Gen 10(14型 Intel)はクリエイター向けとして完璧なスペックでコスパ抜群

新発売のLenovo Yoga Pro 7i Gen 10(14型 Intel)は、スペック解説の通り、クリエイター向けとして完璧な性能で、かつ価格も20万を切っておりとても安いです。
クリエイティブワークとして使うのならとてもおすすめの機種です。
価格設定は、現時点でかなり安いと言えます。
人気が出ると、レノボも徐々に値上がりしてしまうので、「これはいいぞ!」と思ったら早めに購入をするのが良いでしょう。
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