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レノボThinkPad X1 Carbon Gen13 Aura Editionレビュー【完璧なビジネスモバイルノートPC】

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新型のフラッグシップThinkPadシリーズ ThinkPad X1 Carbon Gen13 Aura Editionをレノボよりお借りしたので実機レビューを書きます。

レビュー機のマシンのスペック以下の通りです。

  1. CPU:Intel Core Ultra 7 258V
  2. メモリ32GB
  3. SSD 1TB
  4. 14インチ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 反射防止/汚れ防止, マルチタッチ非対応, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 120Hz, ブルーライト軽減パネル
  5. 重さ982g(実測値)

ThinkPad X1シリーズは、ThinkPadの中でもフラッグシップモデルで、このモデルから重さも1kgを切るようになり、モバイルノートパソコンとして魅力が増しました。

レノボThinkPad X1 Carbon Gen13 Aura Editionの特徴は

  • ビジネスモバイルノートパソコンとして完璧な性能と品質

と言えます。

重さも982gととても軽く、14インチで画面サイズもそこそこ大きいです。

米軍調達基準のMIL-STD-810H 認定も受けており耐久性も良いという、とにかく万能で、

ビジネスモバイルノートパソコン用途としてピッタリな機種です。

 

また、私は本業PCとして現在、上の写真のThinkPad X13 Gen4を使っています。

X13 Gen4は世代が古い、価格がX1よりも安いというのはありますが、当機種のX1 Carbonのほうが、キーボードの質感や打鍵感は明らかに上でした。

どんな人向けの機種かというと

  • ビジネスモバイル用途として仕事道具に妥協したくない人

向きの機種と言えます。

ビジネス用途として生産性にこだわりたければ、価格は高くなりますがX1 Carbonはとてもおすすめできる機種です。

 

レノボ ThinkPad X1 Carbon Gen13 Aura Edition

レノボ直販サイト

OS Windows11 Home(64bit)
CPU(Intel) インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 226V、Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V 
メモリ 16 ~32 GB LPDDR5X-8533MT/s 
ストレージ 512GB~1 TB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen5 Performance TLC OPAL対応
液晶1 14インチ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 反射防止/汚れ防止, マルチタッチ非対応, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 120Hz, ブルーライト軽減パネル
液晶2 14インチ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチパネル, 100%sRGB, 500 nit, 60Hz, ブルーライト軽減パネル
重量 986g
サイズ 約 312.8×214.75×14.37mm
バッテリー 57Whr 動画再生時 約 11.6 時間・アイドル時 約 14.5 時間
価格 23万円台~

 

レノボThinkPad X1 Carbon Gen13 Aura Editionの特徴とおすすめポイント

総合評価

各項目をS~Dで評価しました。Sが一番高い評価です。

比較項目 レノボThinkPad X1 Carbon Gen13
CPU Intel Core Ultra 7 258V
CPU性能(PassMark) B+ (実測20863)
CPUグラフィック性能(3DMark) A (実測9553)
メモリ 32GB
ディスプレイ総合評価 S
ディスプレイ種類 有機EL
サイズ 14インチ
アスペクト比 16:10
ディスプレイ解像度 A(2880×1800)
ディスプレイ輝度 A (400nit)
ディスプレイ色域 A+ (100%DCI-P3)
ボディ質感 A
キーボード S
重さ・持ち運びやすさ A+ (実測982g)
インターフェイス B++
USB-A 〇(2)
USB-C 〇(2)
USB-C充電
USB-C映像出力
HDMI
Webカメラ IR&1080p FHDカメラ
プライバシーシャッター
バッテリー A++(57Whr 実測9:30)
認証 顔認証、指紋認証
その他機能
価格・コスパ B(23.75万円~)レビュー機30.93万
おすすめ度 A+

価格は高めですが、全体的に素晴らしい出来です。

14インチで重さ1kg未満というのがまず貴重というのと、バッテリー持ちもとても良いです。

キーボードも全ノートパソコンの中でトップクラスによく、ビジネスモバイルノートパソコンとして極めて優秀です。

 

14インチで982gと超軽量でバッテリー持ちも良い

ThinkPad X1 Carbon Gen13 Aura Editionは、14インチのX1シリーズの中でとうとう、重さ1kg未満を達成しました。

手に取ってみると想像以上に軽いです。

14インチのサイズで1kg未満の機種というのは少なく、モバイルノートパソコンとして魅力が増したと感じます。

またバッテリー持ちも素晴らしく、輝度最大でYouTube動画流しっぱなしでの使用可能時間は9時間30分と、全機種トップクラスに長い時間でした。

モバイルとして超優秀な出来と言えます。

 

キーボードが素晴らしく良い

ThinkPad シリーズはキーボードが良いことで有名ですが、このX1 Carbonは特に素晴らしいと感じました。

私は本業でThinkPad X13を使っていますが、X13よりもこのX1のほうが明らかにキーボードの打鍵感が良かったです。

このキーボードの良さだけでも、X13よりもこっちのほうがよいと感じることのできる部分です。

 

ボディは米軍調達基準のMIL-STD-810H 認定で耐久性も高い

ボディは、米軍調達基準のMIL-STD-810H認定を受けており、耐久性が高いです。

982gと軽いので、持ち運び用途にぴったりの1台です。

 

Copilot+PCの要件を満たした機種

レノボYoga Yoga Pro 7 Gen9 14.5型(AMD)は、マイクロソフトが定義する「AI活用を前提に最適化されたWindowsパソコン」の要件を満たすCopilot+ PCをクリアするノートパソコンとなっています。

Copilot+ PCの要件を満たすためには、毎秒40兆回以上(40TOPS)の操作をできるNPUを搭載する必要があります。

Intel Core Ultra 7 258Vではこの仕様を満たす、47TOPSの性能を持っています。

ちなみに2024年に登場したIntel Core Ultra 7 155Hでさえ、NPUの性能は、11TOPSということのため、いかにNPU性能が高いか、ということが分かります。

また、Copilot+ PC要件を満たしていれば、コクリエイターなど、生成AIの機能を無償で使うことができます。

正直、これらのAI機能というのは、まだ成長途上といったところで、ひとまずはハードウェア側ができるよう準備をしました、ソフトウェアはまだこれからという感じですが、これからの展開に期待が持てます。

 

レノボThinkPad X1 Carbon Gen13 Aura Editionのスペック

レノボ ThinkPad X1 Carbon Gen13 Aura Edition

レノボ直販サイト

OS Windows11 Home(64bit)
CPU(Intel) インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 226V、Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V 
メモリ 16 ~32 GB LPDDR5X-8533MT/s 
ストレージ 512GB~1 TB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen5 Performance TLC OPAL対応
液晶1 14インチ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 反射防止/汚れ防止, マルチタッチ非対応, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 120Hz, ブルーライト軽減パネル
液晶2 14インチ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチパネル, 100%sRGB, 500 nit, 60Hz, ブルーライト軽減パネル
重量 986g
サイズ 約 312.8×214.75×14.37mm
バッテリー 57Whr 動画再生時 約 11.6 時間・アイドル時 約 14.5 時間
価格 23万円台~

 

レノボThinkPad X1 Carbon Gen13 Aura Editionの価格

価格は23.75万からです。

レビュー機の構成だと30.93万でした。

価格は高いですが、14インチで重さ1kg未満というのがまず貴重なので、納得の価格と言えます。

個人的には、ベース価格の23.75万の構成で十分なんじゃないかと私は考えています。

というのも、ベース構成だとIPS液晶で、CPUはIntel Core Ultra 5 226Vとなるのですが、性能にさほどの差はないというのと、当機種は性能を追い求めるのではなくモバイル用途として超優秀な機種なので、ベース構成で十分じゃないかという意見です。

私がもし買うなら、ベース構成かな~と思います。ただメモリは32GBにするかは悩みどころですね。

 

レノボThinkPad X1 Carbon Gen13 Aura Editionの外観と機能

外観・デザイン・質感

デザインは伝統のThinkPadというイメージです。

質感はとても高く、触ったときの感触もとても良いです。

重さも実測982gでとても軽く、米軍調達基準のMIL-STD-810H 認定も受けており耐久性も良いです。持ち運ぶ用途にとてもマッチする機種です。

 

重さ

メーカー公称の重量は986gです。実測値は982gとほぼ同じでした。

14インチで重さ1kgを切るほど軽い機種はそうそうなく、素晴らしい軽さです。

 

アダプターはUSB TYpe-Cのもので出力65Wで250gとなります。電源アダプターは軽くはなく、標準的な重さです。

 

本体実測値 982g
アダプター 250g

持ち運びも考慮するなら、電源アダプターはUSB Type-C対応の軽量でコンパクトなものを買ってしまったほうがよいと思います。私も購入しています。

軽量な充電器とケーブルを買えば、重量を合計100~110g程度に抑えることができます。

 

ディスプレイ

液晶1 14インチ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 反射防止/汚れ防止, マルチタッチ非対応, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 120Hz, ブルーライト軽減パネル
液晶2 14インチ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチパネル, 100%sRGB, 500 nit, 60Hz, ブルーライト軽減パネル

ディスプレイはIPSと有機ELを選択できます。

IPSだと解像度は1920×1200、有機ELは解像度2.8Kになります。

 

レノボIdeaPad Slim 5 Gen10(有機EL 解像度1920×1200)

ThinkPad X1 Carbon Gen13(有機EL 解像度2.8K)

上記は、同じ有機ELで、レノボIdeaPad Slim 5 Gen10との比較です。

当機種の有機ELは、今まで見てきた中でもトップクラスに綺麗な有機ELです。

同じ有機ELのIdeaPad Slim 5 Gen10と比較しても、見た目の綺麗さがかなり違うことが分かるくらい綺麗です。

 

キーボード

キーボードは素晴らしく良いです。

配置も綺麗ですし、打鍵感も全機種トップクラスに良いです。

私は本業でThinkPad X13を使っていますが、このX1のほうが打鍵感は明らかに良く、コストがかかっているな、という印象を受けます。

また、ThinkPad は、伝統的に左下のCtrlとFnキーが逆で、私が使っているThinkPad X13 Gen4も逆の配置なのですが、このX1 Carbon Gen13は、一般的な配置になっておりその点でもクセがなく使いやすいです。

 

キーストロークも十分に深く、キーピッチも十分に確保されており打ちやすいです

キーボードで点数をつけるなら95~100点くらいで、トップクラスに良いキーボードです。

タッチパッドの操作感も良好でした。

キーボードバックライトも搭載しており、暗い場所での作業も苦になりません。

指紋認証にも対応しています。

 

    インターフェイス

    左側面のインターフェイスは、奥から順番に

    1. USB 3.2 Gen1 Type-A
    2. Thunderbolt 4 × 2

    となります。

    右側面のインターフェイスが、奥から順番に

    1. セキュリティキーホール
    2. HDMI
    3. USB 3.2 Gen1 Type-A
    4. マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
    5. 電源ボタン

    となります。

    必要なものは揃っているという印象です。

    nanoSIMスロットをオプションで追加することもできます。

    物理LANポートはなく、モバイル用として特化したインターフェイスと言えます。

     

    USB Type-C対応のDELLモニターに接続して検証したところ、問題なく4K出力、充電が可能でした。

     

    バッテリー駆動時間のチェック

    バッテリーは57Whrと、14インチとしては平均的なバッテリー容量となります。

    以下の条件にてバッテリー駆動時間のチェックを行いました。

    • 輝度MAX
    • youtube動画流しっぱなし
    メーカー公称時間 動画再生時 約 11.6 時間・アイドル時 約 14.5 時間
    残量0%まで 9時間30分

    バッテリー持ちはとても良く、14インチの中でもトップクラスです。

    Intel Core Ultra 2シリーズは省電力性能が高いCPUのため、さすがの結果というところです。

    持ち運んで電源のない環境で使う用途にもバッチリ対応できます。

     

    WEBカメラ

    IR&1080p FHDカメラが付いています。プライバシーシャッター付きです。

    顔認証にも対応しています。

    ノートパソコンのカメラで写真を撮りました。映りはとてもきれいで、Web会議も問題なくこなせます。

     

    スピーカー

    キーボードの左右に2つのスピーカーが搭載されています。

    スピーカーの音質は主観ですが良いです。

    レノボYoga 770が10点とすると、10点くらいです。

    ノートパソコンスピーカーを聞き比べてみて、レノボYoga 770のスピーカーはかなり優秀ということが分かっており、同じくらいに良いという印象です。

    無線速度のテスト

    自宅のWiFiは、11ac(Wi-Fi5)で5.0GHzを使用していますが、同じ部屋で計測してみたところ、530Mbpsと十分な速度が出ていました。

    2Fでも450Mbpsの速度が出ているので、受信強度も良好です。

     

    機種 無線速度
    ThinkBook 13x Gen2 400Mbps
    Yoga 6 Gen8 510Mbps
    DELL XPS 13 Plus 510Mbps
    IdeaPad Slim 5i Gen8 550Mbps
    HP Envy x360 13-ay 570Mbps
    HP Envy x360 14-fc 550Mbps
    Yoga 7i 2-in-1 Gen9 530Mbps
    ThinkPad X1 Carbon Gen13 530Mbps
    IdeaPad Sim 5 Light Gen10 550Mbps
    IdeaPad 5x 2-in-1 Gen9 560Mbps
    Yoga Slim 7x Gen9 560Mbps
    HP Pavilion Aero 13-be 580Mbps
    IdeaPad Sim 5 Gen10 610Mbps
    Legion Pro 5i Gen8 610Mbps

     

    レノボ ThinkPad X1 Carbon Gen13 Aura Edition

    レノボ直販サイト

     

    レノボThinkPad X1 Carbon Gen13 Aura Editionの性能・処理速度

    パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。

    • PassMark
    • CineBench R23
    • PCMARK10
    • Crystal DiskMark(ディスク速度)

     

    また、ゲーミング性能についても、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。

    • FF14(中量級3D)
    • FF15(重量級3D)
    • ストリートファイター6(重量級)
    • 3DMark

     

    画像編集性能については、画像編集ソフトRawTherapeeでRAW現像10枚の書き出し時間を計測しました。

    • RawTherapeeでのRAW現像時間

     

    動画編集性能については、動画編集ソフトDavinci ResolveでフルHDのyoutube動画書き出し時間を計測しました。

    • Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し

     

    計測結果については、電源に接続してパフォーマンスで計測しています。

    PassMarkは、バランスや電源に接続しないバッテリー駆動での計測も行っています。

    CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。

    CPU PassMarkスコア
    Core i7-13700HX 34286
    Core i7-13700H 30030
    Ryzen AI 9 365 29163
    Ryzen 7 8845HS 28671
    Ryzen 7 8840HS 24445
    Core Ultra 7 155H 24950
    Ryzen 7 8840U 23821
    Ryzen 7 7735HS 23722
    Ryzen 5 8645HS 22787
    Core Ultra 5 125H 21300
    Ryzen 5 8640U 20772
    Core Ultra 7 258V 19486
    Core Ultra 5 226V 18789
    Core Ultra 7 155U 16759
    Core Ultra 5 125U 17413
    Ryzen 7 7735U 21082
    Core i5-1340P 20106
    Core i7-1360P 19600
    Ryzen 7 7730U 18864
    Ryzen 5 7535HS 18312
    Core i7-1260P 17257
    Core i5-1240P 17345
    Core 5-120U 17292
    Ryzen 5 7535U 17123
    Core i5-1335U 16814
    Ryzen 5 7530U 16509
    Ryzen 5 5625U 15000
    Core i5-1235U 13865
    Core i3-1315U 13755
    Ryzen 3 7330U 11816
    Core i7-1165G7 10681
    Core i5-1135G7 10298
    Ryzen 3 5300U 10000
    Ryzen 5 7520U 9489
    Intel N100 5657
    Intel Celeron 7305 2665

    事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、スコア10000以上あると十分快適に使えます。

    15000以上のCPUを選ぶと、4年は快適に使えるでしょう。

    めやすはRyzen 5 7530U以上です。

    Intel Core Ultra 7 258Vは、最新のCPUですがピーク性能を重視しておらず、省電力性能を重視しています。またグラフィック性能も高いCPUです。

    ピーク性能を重視はしていないとはいっても、普段使いには十分な性能があります。

     

    PassMark

    電源接続時(パフォーマンス)

    電源接続時(バランス)

    バッテリー駆動時

    PassMarkスコアは、ピーク性能を重視していないCPUのため、マルチスレッドのスコアは中の上といったスコアですが、シングルスレッドのスコアがとても高いです。

    経験上、シングルスレッドのスコアは、高負荷作業ではない普段使いに効きます。

     

    マルチ/シングル パフォーマンス バランス
    マルチスレッド 20863 17455
    シングルスレッド 4137 4282

     

    また、バッテリー駆動時ではシングルスレッドのスコアの落ち幅がやや大きいという結果でした。

    マルチ/シングル 電源接続 バッテリー駆動
    マルチスレッド 20863 15601
    シングルスレッド 4137 2382

     

    他の主流CPUの実測値と比較しました。

    CPU マルチ シングル
    Core i7-13700HX 36225 3955
    Core Ultra 7 155H(レノボIdeaPad Pro 5i) 32740 3846
    Ryzen AI 9 365 32104 4065
    Core Ultra 7 155H(HP Spectre) 27184 3546
    Ryzen 7 8840HS(レノボ) 27215 3796
    Ryzen 7 6800H 25955 3458
    Ryzen 5 8645HS 24604 3858
    Core Ultra 7 258V(レノボYoga) 22241 4396
    Core Ultra 7 258V(HP OmniBook) 20384 4390
    Core Ultra 7 258V(ThinkPad X1) 20863 4137
    Core Ultra 7 155H(HP Spectre) 24100 3845
    Core Ultra 5 125H 24554 3636
    Ryzen 7 7735HS 24988 3461
    Ryzen 7 8840HS(HP) 23729 3926
    Ryzen 7 8840U 23428 3822
    Ryzen 5 8640U 22006 3585
    Core i5-1340P 21578 3742
    Core Ultra 7 155U 18956 3842
    Core Ultra 5 125U 19263 3499
    Core i7-1260P 21696 3540
    Ryzen 7 6800U 21461 3459
    Ryzen 7 7735U 21278 3419
    Ryzen 7 7730U 21446 3258
    Ryzen 7 5800U 18644 3108
    Ryzen 5 7535HS 17337 3148
    Core i5-1335U 17694 3684
    Ryzen 5 7530U 16775 3269
    Core i5-1235U 16601 3465
    Ryzen 5 5625U 16933 3138
    Core i7-1250U 13518 3557
    Core i7-1165G7 11005 3142

    最新CPUとしてマルチのピーク性能はそれなりですが、シングルのスコアが高いです。

     

    CineBench R23

    マルチコアスコア:8473

    シングルコアスコア:1851

    マルチコアスコア・シングルコアスコアともに、PassMarkと同じ傾向で、マルチのスコアはそこそこですが、シングルのスコアが高いです。

    ほかの主要CPUと比較します。

    CPU マルチコア シングルコア
    Core i7-13700HX 19558 1656
    Ryzen AI 9 365 16240 1929
    Ryzen 7 8840HS(レノボ) 13246 1690
    Ryzen 7 6800H 13505 1481
    Ryzen 5 8645HS 12767 1743
    Ryzen 7 8840U 11881 1674
    Ryzen 7 8840HS(HP) 11421 1677
    Ryzen 7 7735HS 11953 1506
    Core i5-13500H 11027 1779
    Core Ultra 5 125H 10967 1653
    Core Ultra 7 258V(レノボYoga) 10378 1971
    Core Ultra 7 258V(ThinkPad X1) 8473 1851
    Ryzen 5 8640U 10266 1695
    Core Ultra 7 155H 9702 1788
    Ryzen 7 6800U 11620 1481
    Core i5-1340P 9301 1714
    Core Ultra 5 125U 9201 1550
    Core Ultra 7 155U 7749 1760
    Ryzen 7 7735U 9250 1515
    Ryzen 7 7730U 9411 1423
    Core i7-1260P 9158 1481
    Ryzen 5 5625U 8064 1390
    Ryzen 5 7535HS 7025 1276
    Core i5-1235U 6961 1461
    Core i7-1165G7 4122 1383

    同じCPUを搭載しているレノボYogaよりもスコアは少し低く、モバイル性能を意識したセッティングであると見受けられます。

     

    CineBench2024のスコアは以下でした。

    マルチコア:520

    シングルコア:118

    CPU マルチコア シングルコア
    Ryzen AI 9 365 1016 113
    Intel Core Ultra 7 258V 520 118
    Ryzen 5 8645HS 734 104
    Ryzen 7 6800U 631 85

    こちらもシングルのスコアがとても高い傾向となっています。

     

    PCMARK10

    PCMARK10は、実際のアプリケーションを使用したベンチマークソフトで、実際にパソコンを使った時の作業快適性を計測するのに適しているといわれているベンチマークです。

    測定結果は以下の通りです。

    トータルスコア:6653

     

    Essentials:9745(快適めやす4100)

      Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。

      快適めやすは4100なので、高いスコアです。実際に使ってみてもレスポンスは極めて快適です。

       

      Productivity:8851(快適めやす4500)

        ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これも高いスコアです。

         

        Digital Contents Creation:9265

          Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。

          非常に高いスコアです。

          Intel Core Ultra 1シリーズを搭載したレノボYoga Slim 7i 2-in-1 Gen9と比較してみました。

          レノボThinkPad X1 Carbon Gen13:Intel Core Ultra 7 258V

          レノボ Yoga 7i 2-in-1 Gen9(Intel):Intel Core Ultra 7 155H

          計測内容 ThinkPad X1 Yoga 7i
          トータル 6653 6825
          App Start-up Score(アプリ起動) 10487 16262
          Video Conferencing Score(Web会議) 8732 8610
          Web Browsing Score(Web閲覧) 10108 9706
          Spreadsheets Score(表計算) 10930 10329
          Writing Score(文書作成) 7169 7445
          Photo Editing Score(画像編集) 15206 13770
          Rendering and Visualization Score(レンダリング) 7981 7331
          Video Editing Score(動画編集) 6555 6949

          性能重視のIntel Core Ultra 7 155Hと比較しても、全体的にスコアはほぼ同じでした。

           

          Geekbench AI

          Intel Core Ultra 7 258VのAI性能は、47TOPSとなります。NPUというAI処理を専門に行うプロセッサーを搭載しています。

          TOPSとは、「Tera Operations per Second」の略称で、「システムが1秒間に何兆回の演算を実行できるか」を示します。

          例えば、10TOPSならば、1秒間に10兆回の演算が実行できるコンピューティングパワーを表します。1秒間に10兆回の演算性能を持つCPUなら、「10TOPS」となります。

          CPU TOPS
          GeForce RTX 4060 Laptop GPU 233 TOPS
          AMD Ryzen AI 9 HX 375 55 TOPS
          AMD Ryzen AI 9 365 50 TOPS
          Intel Core Ultra 7 258V 47 TOPS
          Intel Core Ultra 7 155H 11 TOPS

          TOPSの値でみると、1世代前のIntel Core Ultra 7 155Hの4倍以上の性能があります。

          ただし外部GPUのGeForceと比較すると性能はそれなりというところです。

           

          以下はGeekBench AIのスコアです。

          Single Precision Score(単精度スコア):2270

          Half Precision Score(半精度スコア):1186

          Quantized Score(量子化スコア):4521

          という結果でした。

          直近でレビューした、最新ハイエンドCPUのAMD Ryzen AI 9 365のスコアが

          Single Precision Score(単精度スコア):3311

          Half Precision Score(半精度スコア):1457

          Quantized Score(量子化スコア):6624

          でした。AMD Ryzen AI 9のほうが1.5倍ほどのスコアになっており、TOPSの値だけで見るとさほど変わらないのでは?と思ったのですがこれだけの差がありました。

          AIの性能を測るベンチマークは、まだ対応ソフトがほとんどないというのもあり、何が適切かを探しているところですが、目安の1つとして紹介をしておきます。

           

          Crystal DiskMark

          当機種は超高速なSSDを搭載しています。

          シーケンシャルリードが10000を優に超えており、超高速です。いままで測定してきた中でも倍程度の性能がありました。

          機種 シーケンシャルリード
          レノボThinkPad X1 Carbon Gen13 13656
          HP Envy 14-fc(2024年式) 7142
          HP OmniBook Ultra Flip 14-fh 6618
          レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10 6602
          DELL XPS 13 Plus 6589
          レノボLegion Pro 5i Gen8 6569
          レノボThinkBook 14 Gen 7 6186
          レノボYoga Slim 7i Aura Edition 6185
          HP Envy 13-bf(2022年式) 5332
          レノボYoga Pro 7 Gen9 5177
          レノボIdeaPad Slim 5 Gen10 5095
          レノボYoga 7i Gen8 5091
          レノボIdeaPad Slim 5i Gen8 5086
          HP Pavilion Aero 13-be(2023年式) 5045
          レノボYoga 7i Gen9 5054
          HP EliteBook 635 Aero G11 5027
          レノボYoga 7 Gen9 5022
          HP Envy 14-fa(2024年式) 5000
          レノボIdeaPad Pro 5i Gen9 4996
          HP Pavilion Aero 13-bg 4930
          レノボThinkPad X1 Gen12 4773
          レノボThinkPad X1 Gen11 3888
          レノボThinkBook 13x Gen2 3603
          HP Pavilion 16-af 3593
          HP Envy 13-ay(2021年式) 3500

           

          FF14 黄金のレガシー ベンチマーク(中~重量級3D)

          標準品質(ノートPC)でやや快適の結果となりました。

          グラフィック性能は、CPU内蔵としてはとても高いですが、同CPU搭載のレノボYogaには及ばない性能でした。

          CPU スコア
          Intel Core Ultra 7 258V(レノボYoga) 9373
          Intel Core Ultra 7 155H 8687
          Intel Core Ultra 7 258V(レノボThinkPad X1 Carbon Gen13) 7438
          AMD Ryzen AI 9 365 7422
          AMD Ryzen 5 7535HS 5496
          AMD Ryzen 5 8645HS 5270
          AMD Ryzen 7 7735HS 5130
          AMD Ryzen 7 8840HS 4750
          AMD Ryzen 7 8840U 4848
          AMD Ryzen 5 8640U 4843
          Intel Core Ultra 7 155U 4271
          Intel Core Ultra 5 125U 3732

           

          FF15ベンチマーク(重量級3D)

          やや快適の結果となりました。

          CPU スコア
          Intel Core i7-13700HX+RTX4070(標準) 15852
          AMD Ryzen AI 9 365 5798
          Intel Core Ultra 7 258V(軽量)(HP OmniBook) 5423
          AMD Ryzen 7 8840HS(軽量)(レノボ) 4719
          Intel Core Ultra 7 258V(軽量)(レノボThinkPad X1 Carbon) 4567
          Intel Core Ultra 7 258V(軽量)(レノボYoga) 4523
          Intel Core Ultra 7 155H(軽量)メモリ32GB 4188
          AMD Ryzen 5 8645HS(軽量) 4014
          AMD Ryzen 7 8840U(軽量) 3977
          Intel Core Ultra 5 125H(軽量) 3808
          AMD Ryzen 7 8840HS(軽量)(HP) 3699
          AMD Ryzen 5 8640U(軽量) 3589
          Intel Core Ultra 7 155H(軽量)メモリ16GB 3355
          Intel Core i5-13500H(軽量) 2875
          AMD Ryzen 7 7735U(軽量) 3470
          AMD Ryzen 5 7535HS(軽量) 2979
          Intel Core Ultra 7 155U(軽量) 2897
          Intel Core i7-1260P(軽量) 2486
          Intel Core Ultra 5 125U(軽量) 2333
          Intel Core i7-1250U(軽量) 2309

           

          3DMark ベンチマーク

          Fire Strikeのグラフィックスコアは9533でした。

          Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。

          めやすとしてはGeForce GTX 1650、1060がエントリー向けグラフィックボードとなります。

          グラフィックボード 3DMark Fire Strike
          GeForce RTX 3080 Ti 38323
          GeForce RTX 3080 36176
          GeForce RTX 4070(Laptop) 27898
          GeForce RTX 4060 27500
          GeForce RTX 3060 20764
          GeForce RTX 4050 Laptop 18579
          GeForce RTX 3050 Ti 14911
          GeForce GTX 1060 12500
          Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ32GB 9747
          Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)HP OmniBook 9702
          AMD Ryzen AI 9 365 9675
          Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)レノボThinkPad 9533
          GeForce GTX 1650 9000
          AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) 8503
          Intel Core Ultra 5 125H(CPU内蔵) 8488
          Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ16GB 7900
          AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) 7600
          AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵)(HP) 7495
          AMD Ryzen 5 8645HS(CPU内蔵) 6771
          AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) 6666
          AMD Ryzen 5 8640U(CPU内蔵) 6376
          AMD Ryzen 7 7735HS(CPU内蔵) 6261
          Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) 5401
          Intel Core i5-13500H(CPU内蔵) 5237
          AMD Ryzen 5 7535U(CPU内蔵) 5103
          Intel Core i5-1340P(CPU内蔵) 5000
          Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) 4955
          Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) 4462
          AMD Ryzen 5 7535HS(CPU内蔵) 4419
          AMD Ryzen 7 7730U(CPU内蔵) 4000
          AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) 3288

          グラフィック性能はとても高く、エントリーGPUのGTX1650なみの性能があります。

           

          Time Spyのスコアは3741でした。

          グラフィックボード 3DMark Time Spy
          Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)HP OmniBook 4007
          Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ32GB 3841
          Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵)レノボThinkPad 3741
          AMD Ryzen AI 9 365 3558
          Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵)メモリ16GB 2829
          AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) 2912
          AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) 2588
          AMD Ryzen 5 8645HS(CPU内蔵) 2383
          Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) 2042
          Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) 1952
          AMD Ryzen 7 7735HS(CPU内蔵) 1790
          AMD Ryzen 5 7535HS(CPU内蔵) 1279

           

          RawTherapeeでのRAW現像時間

          フリーの画像編集ソフトRawTherapeeを使って、スマホで撮影したRAW画像10枚のRAW現像にかかる時間を測定しました。

          CPU 時間
          AMD Ryzen AI 9 365 10秒
          Intel Core i7-13700HX 11秒
          AMD Ryzen 7 8840HS 12秒
          AMD Ryzen 7 7735HS 13秒
          AMD Ryzen 7 8840U 13秒
          Intel Core Ultra 7 155H 13秒
          Intel Core i5-13500H 13秒
          Intel Core i5-1340P 13秒
          Intel Core Ultra 5 125H 14秒
          Intel Core i7-1260P 15秒
          AMD Ryzen 5 8640U 15秒
          AMD Ryzen 5 8645HS 17秒
          Intel Core Ultra 7 258V 17秒
          Intel Core i5-1335U 17秒
          Intel Core Ultra 5 125U 18秒
          Intel Core i5-1235U 18秒
          AMD Ryzen 7 7730U 17秒
          AMD Ryzen 5 7535HS 20秒
          Intel Core Ultra 7 155U 20秒
          Intel Core i7-1250U 21秒

          書き出し速度は、まずまずという結果でした。

           

          ストリートファイター6ベンチマーク

          グラフィック設定をLOWにすると、スコアは100/100となり十分にプレイできる程度の性能があります。

          ストリートファイター6は重いゲームなので、外部GPUなしで遊ぶのは厳しいのですが、グラフィック設定をLOWにすれば遊べる程度の性能があり、これは素晴らしいです。

           

          Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し時間

          動画編集ソフトDavinci Resolveで、5分45秒のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を計測しました。

          以前までDavinci Resolveバージョン18で計測していたのですがバージョン19が出てしばらく経ったので、19に切り替えて計測しています。

          18→19にバージョンアップすることで以前よりもかなり書き出し速度が向上しています。

          そのため18での計測結果が比較にならず・・・19での計測結果のみ載せています。

          CPU 時間
          Intel Core Ultra 7 155H+GeForce RTX 4050 Laptop 38秒
          AMD Ryzen AI 9 365 54秒
          AMD Ryzen 7 7735HS 1分11秒
          AMD Ryzen 5 8645HS 1分16秒
          AMD Ryzen 7 6800U 1分32秒
          AMD Ryzen 5 7535HS 1分42秒
          Intel Core Ultra 7 155U 2分22秒
          Intel Core Ultra 7 258V 2分28秒

          書き出し速度はなぜか、かなり遅かったです・・・

          何度か試してみたのですが結果は変わらずで、マルチ性能はそこそこですがGPU性能が高いので、もっと早い書き出しができると予想していたのですが、完全に予想外の結果になりました。

          いろいろDavinci Resolve側の設定をいじってみたのですが大差はなく、遅かったのは以下の理由が考えられます。

          • Davinci Resolveの無償版を使っているのでソフト側がCPUにうまく対応できていない
          • 当機種とDavinci Resolveの相性が悪い

          マルチ性能だけでみても少なくとも、Intel Core Ultra 7 155Uよりは早くなるはずなのですが・・・動画編集に使いたい方は注意したほうがよいでしょう。

           

          参考までにバージョン18で、4分のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を他CPUで計測した結果も載せておきます。

          CPU 時間
          Intel Core i7-13700HX+GeForce RTX 4060 42秒
          AMD Ryzen 7 6800H+GeForce RTX 3050 Ti 48秒
          Intel Core Ultra 7 155H(メモリ32GB・レノボIdeaPad Pro) 54秒
          Intel Core i7-13700H+GeForce RTX 4050 56秒
          Intel Core Ultra 5 125H 1分02秒
          Intel Core Ultra 7 258V(レノボYoga) 1分04秒
          Intel Core Ultra 7 155H(メモリ32GB・HP Spectre) 1分06秒
          AMD Ryzen 7 8840U 1分07秒
          Intel Core Ultra 7 258V(HP OmniBook) 1分11秒
          Intel Core Ultra 7 155H(メモリ16GB) 1分11秒
          AMD Ryzen 7 8840HS 1分16秒
          Intel Core i5-1340P 1分17秒
          AMD Ryzen 7 7735U 1分18秒
          AMD Ryzen 7 6800U 1分18秒
          AMD Ryzen 5 7535U 1分22秒
          AMD Ryzen 5 8640U 1分23秒
          Intel Core Ultra 5 125U 1分26秒
          Intel Core i7-1260P 1分28秒
          AMD Ryzen 7 7730U 1分29秒
          Intel Core Ultra 7 155U 1分36秒
          Intel Core i5-1235U 1分40秒
          Intel Core i5-1335U 1分48秒
          AMD Ryzen 7 5800U 1分56秒
          Intel Core i7-1250U 2分22秒

          書き出し速度は予想に反して遅く、あくまでDavinci Resolveの無償版だけでみると動画編集の効率はあまり良くなさそうです。

           

          排熱性能と静粛性について

          CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。

          パフォーマンスモードで計測しています。

          負荷をかけはじめたときの状態です。

          負荷をかけ続けた時の状態です。

          上記が測定結果ですが、負荷をかけるとCPU温度が上がり、95℃前後まで上がりました。

          その後時間経過で温度が下がります。

          CPU電力は、負荷をかけると35W弱程度まで上がりますがこちらも時間経過で下がります。

          この間、キーボードはまったく熱くならず、普通に使えます。

           

          負荷をかけたときの温度状況は上記の通りで、キーボードはほとんど熱くなっていませんでした。

          また、負荷をかけた時の音については少し聞こえますが小さいです

          負荷をかけた時の音についてはサー…という音が少し、聞こえる程度で、騒音計で測定すると大体33db前後の数値になっていました。

          騒音目安については以下の通りです。

          騒音値(db) めやす
          50db 大きく聞こえる。静かな事務所
          40db 聞こえるが会話に支障なし。図書館、静かな住宅地の昼
          30db 小さく聞こえる。郊外の深夜、ささやき声
          20db ほとんど聞こえない。ささやき

          負荷をかけても、パフォーマンスモードであってもさほど音は大きくなく、温度も高くなりませんので普通に使えます。

           

          レノボ ThinkPad X1 Carbon Gen13 Aura Edition

          レノボ直販サイト

           

          レノボThinkPad X1 Carbon Gen13 Aura Editionのレビュー評価まとめ

          評価まとめ

          各作業のレビュー結果は以下の通りです。

          Web閲覧 ◎(快適)
          Office系事務作業 ◎(快適)
          動画鑑賞 ◎(快適)
          Web会議 ◎(快適)
          SNS・ブログ ◎(快適)
          プログラミング ◎(快適)
          画像・写真編集 ◎(快適)
          動画編集 △(書き出し速度は早くない)
          ゲーム △~〇(外部GPUなしとしてはトップクラスの性能)

           

          ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。

          比較項目 レノボThinkPad X1 Carbon Gen13
          CPU Intel Core Ultra 7 258V
          CPU性能(PassMark) B+ (実測20863)
          CPUグラフィック性能(3DMark) A (実測9553)
          メモリ 32GB
          ディスプレイ総合評価 S
          ディスプレイ種類 有機EL
          サイズ 14インチ
          アスペクト比 16:10
          ディスプレイ解像度 A(2880×1800)
          ディスプレイ輝度 A (400nit)
          ディスプレイ色域 A+ (100%DCI-P3)
          ボディ質感 A
          キーボード S
          重さ・持ち運びやすさ A+ (実測982g)
          インターフェイス B++
          USB-A 〇(2)
          USB-C 〇(2)
          USB-C充電
          USB-C映像出力
          HDMI
          Webカメラ IR&1080p FHDカメラ
          プライバシーシャッター
          バッテリー A++(57Whr 実測9:30)
          認証 顔認証、指紋認証
          その他機能
          価格・コスパ B(23.75万円~)レビュー機30.93万
          おすすめ度 A+

          価格は高めですが、全体的に素晴らしい出来です。

          14インチで重さ1kg未満というのがまず貴重というのと、バッテリー持ちもとても良いです。

          キーボードも全ノートパソコンの中でトップクラスによく、ビジネスモバイルノートパソコンとして極めて優秀です。

           

          レノボThinkPad X1 Carbon Gen13の良い点

            1. 14インチで982gと超軽量
            2. バッテリー持ちが全機種トップレベルで良い
            3. キーボードが全機種トップレベルで良い
            4. 米軍調達基準のMIL-STD-810H 認定を受けており耐久性も良い

            とにかく、ビジネスモバイルとして持ち運びに特化した性能および耐久性です。

            キーボードも素晴らしく、仕事の相棒としてとても心強い1台になります。

             

            レノボThinkPad X1 Carbon Gen13で気になった点

            1. 価格が高い
            2. 性能は中の上程度

            価格は高めでスタートプライスが23.75万からです。

            この価格を迷いなく捻出できる人は、仕事道具に妥協をしない人など一部の方に限られるでしょう。

            また、Intel Core Ultra 7 258V自体、ピーク性能を追い求めたCPUではないですが、全体的なセッティングとしても省電力性能重視で、性能は中の上程度で過度な期待はしないほうがよいでしょう。

             

            このノートパソコンを購入するのに向く方

            • ビジネスモバイル用途として仕事道具に妥協したくない人

            ThinkPad X1 シリーズ自体が、ThinkPad のフラッグシップ機種なので、ビジネスモバイルノートパソコンとして最高峰のシリーズと言えるのですが、当世代より重さも1kg未満となり、魅力がさらに増しました。

            バッテリー持ちも素晴らしく、キーボードもトップレベルに良いので、仕事道具に妥協したくない人が買うべき機種のうちの1つだなと感じる1台です。

            ビジネス用として予算があるなら文句なしにおすすめしたい1台です。

             

            レノボ ThinkPad X1 Carbon Gen13 Aura Edition

            レノボ直販サイト

             

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