レノボのハイエンド14インチノートパソコン
Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel)
をレノボより借用しましたので実機レビューを書きます。
レビュー機のマシンのスペック以下の通りです。
- CPU:インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V
- メモリ:32 GB LPDDR5X-8533MT/s
- 1TB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC
- 14インチ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 光沢あり, マルチタッチ非対応, HDR1000 True Black, 100%DCI-P3, 1100 nit (HDRピーク)/500 nit (SDR標準), 120Hz
- 重さ1.22kg(実測値)
Yogaシリーズは、レノボのハイエンド機種、クリエイター向きの高性能、高品質なノートパソコンになります。
その中でも、このLenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel)は、最上級クラスの質感や性能を持っています。
- 高品質・高性能で持ち運びできるモバイルノートパソコンが欲しい
- 持ち運んでクリエイティブワークをやりたい
- 高くてもよいから品質の高いノートパソコンが欲しい。
上記の人向きの機種と言えます。
高性能高品質で軽く、持ち運びできて、外出先でもクリエイティブワークをやりたい人向きの機種です。
とても完成度は高く、14インチで1.22kgと軽いのもポイント高いので、宅内でも外出先でも、万能に使えるノートパソコンです。
価格は高いですがそれに見合うだけの品質や完成度の高さがあります。
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V |
| メモリ | 32 GB LPDDR5X-8533MT/s |
| ディスプレイ | 14″ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 光沢あり, マルチタッチ非対応, HDR1000 True Black, 100%DCI-P3, 1100 nit (HDRピーク)/500 nit (SDR標準), 120Hz |
| SSD | 512 GB ~1TB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC |
| 無線LAN | Wi-Fi 7対応 (IEEE 802.11be/ax/ac/a/b/g/n準拠) 2×2 & Bluetooth® |
| Webカメラ | 500万画素&IRカメラ、デュアルマイクロホン |
| 電源 | 65W ウォールマウント スリム ACアダプター (2ピン) USB Type-C |
| 外形寸法 | 約 312.0×219.3×13.9mm(最薄部) |
| 駆動時間 | 70 Whr |
| 重量 | 1.22kg(実測値) |
| 価格 | 23.6万~ |
- Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) 特徴とおすすめポイント
- Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) のスペック
- Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) の価格
- Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) の外観と機能
- Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) の性能・処理速度
- ローカル生成AI性能検証
- 排熱性能と静粛性について
- Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) のレビュー評価まとめ
- 関連記事
Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) 特徴とおすすめポイント
総合評価
各項目をS~Dで評価しました。Sが一番高い評価です。
| 比較項目 | Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition |
| CPU | Intel Core Ultra 7 258V |
| CPU性能(PassMark) | A (実測22110) |
| グラフィック性能(3DMark FireStrike) | A+ (9997) |
| メモリ | 32GB |
| ディスプレイ総合評価 | S |
| ディスプレイ種類 | 有機EL |
| サイズ | 14インチ |
| アスペクト比 | 16:10 |
| ディスプレイ解像度 | 2880×1800 |
| ディスプレイ輝度 | 500nit |
| ディスプレイ色域 | 100%DCI-P3 |
| ボディ質感 | S |
| キーボード | A |
| 重さ・持ち運びやすさ | B+ (実測1222g) |
| インターフェイス | B+ |
| USB-A | 〇(1) |
| USB-C | 〇(2) |
| USB-C充電 | 〇 |
| USB-C映像出力 | 〇 |
| HDMI | 〇 |
| Webカメラ | 500万画素&IRカメラ |
| プライバシーシャッター | 〇 |
| バッテリー | S (70Whr 実測11:20) |
| 認証 | 顔認証 |
| その他機能 | – |
| 価格・コスパ | C (23.62万) |
| おすすめ度 | A+ |
デザイン、ボディ質感、ディスプレイの品質が非常に高品質です。
CPUにIntel Core Ultra 7 258Vを採用しており、クリエイティブ性能や省電力性能も高いです。
また1222gと、14インチにしては軽く持ち運びやすいです。
価格がやや高めなのが難点ですが、この価格なりの価値や特別感は十分にあると考えられ、とても完成度は高いです。
直近でDELL XPS 13 をレビューしておりそれも完成度やデザインがとても高いと感じましたが、このLenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel)も、とても完成度が高く、甲乙つけがたい完成度です。
超高品質、性能高い、省電力性能も抜群、軽くて万能
品質が高くて、画面も綺麗で、性能も高くて、省電力性能も優れており、14インチで1.22kgと軽い、という、なんでもできる超万能機種です。
その分価格は高めですが、それに見合った完成度の高さがあります。
Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) のスペック
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V |
| メモリ | 32 GB LPDDR5X-8533MT/s |
| ディスプレイ | 14″ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 光沢あり, マルチタッチ非対応, HDR1000 True Black, 100%DCI-P3, 1100 nit (HDRピーク)/500 nit (SDR標準), 120Hz |
| SSD | 512 GB ~1TB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC |
| 無線LAN | Wi-Fi 7対応 (IEEE 802.11be/ax/ac/a/b/g/n準拠) 2×2 & Bluetooth® |
| Webカメラ | 500万画素&IRカメラ、デュアルマイクロホン |
| 電源 | 65W ウォールマウント スリム ACアダプター (2ピン) USB Type-C |
| 外形寸法 | 約 312.0×219.3×13.9mm(最薄部) |
| 駆動時間 | 70 Whr |
| 重量 | 1.19kg(実測値) |
| 価格 | 23.6万~ |
Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) の価格
価格は19.78万からで安くはないです。
買うのであれば、23.63万のIntel Core Ultra 7 258V+メモリ32GBの構成が良いでしょう。
19.78万の構成だと、メモリ16GB、Intel Core Ultra 5 226Vとなるので、20万近く出すのにはもったいないと言えます。
この機種を買うべき人は、クリエイティブワークにも使うような人がターゲットになるので、Intel Core Ultra 7 258V+メモリ32GBを買うようにしましょう。
Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) の外観と機能
外観・デザイン・質感
レノボYogaシリーズは、レノボの個人向けハイエンド機種で、ボディの質感は高いです。
特に当機種は、Aura Editionという、レノボのプレミアムPCにつけられる名前がついており、質感がとても高いです。
ただ天板の「Lenovo」というロゴはちょっと?という感じです(^^;
直近で、上記写真のLenovo Yoga Slim 7のAMD版もレビューしましたが、質感はこちらのAura Editionのほうが明らかに高く、レノボトップクラスのノートパソコンであるというのが、うかがえる機種になっています。
重さ
実測値は1222gでした。
14インチのノートパソコンとしては軽く、持ち運びもしやすいです。
アダプターは出力65Wで173gとなり、純正としては結構軽いです。
| 本体実測値 | 1222g |
|---|---|
| アダプター | 173g |
持ち運びも考慮するなら、電源アダプターはUSB Type-C対応の軽量でコンパクトなものを買ってしまったほうがよいと思います。私も購入しています。
ディスプレイ
| ディスプレイ | 14″ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 光沢あり, マルチタッチ非対応, HDR1000 True Black, 100%DCI-P3, 1100 nit (HDRピーク)/500 nit (SDR標準), 120Hz |
14インチ解像度2.8Kの有機ELディスプレイです。
レノボの場合、上級シリーズのYogaであればほぼ、2.8Kの有機ELになりますが、この機種の有機ELは、質が高くより綺麗で見やすいように感じます。
Lenovo ThinkBook 14 Gen 8(IPS sRGB63%)
Lenovo Yoga Slim 7 Gen10(14型AMD)(有機EL)
Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel)
上の写真は一般的な色域のIPS液晶との比較で、ディスプレイの品質はとても良いです。
キーボード
キー配置は、Enterキーやバックスペースキー付近が多少詰まっていますが、打鍵上は特に気になりません。
配置はIdeaPadやYogaシリーズで似たような配置になります。
キーストロークは深めで、打鍵感はとても良好です。
よくよくキーを見ると、ThinkPadのキーと同じく、真ん中が少しくぼんており、これが打ちやすさを生み出していると感じます。
キーボードで点数をつけるなら90点くらいで、とても打ちやすいキーボードです。
タッチパッドの操作感も良好でした。
キーボードバックライトも搭載しています。
ただし明るい場所でバックライトをつけたままにしていると、キーの文字がほとんど見えなくなってしまうので、明るい場所では使わないようにしましょう。
インターフェイス
インターフェイスは左側面が以下となります。
- HDMI
- Thunderbolt™4 ポート(Powerdelivery対応、DisplayPort出力機能付き)
- Thunderbolt™4 ポート(Powerdelivery対応、DisplayPort出力機能付き)
- microSDメディアカードリーダー
右側面が以下となります。
- USB 3.2 Gen 1(Powered USB)
- マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
- 電源ボタン
- 電子式プライバシーシャッタ
必要なものは揃っています。
4Kモニターにも接続してみて問題なくディスプレイ出力可能でした。
バッテリー駆動時間のチェック
バッテリーは70Whrと、大きめのバッテリー容量です。
以下の条件にてバッテリー駆動時間のチェックを行いました。
- 輝度MAX
- youtube動画流しっぱなし
| メーカー公称時間 | 公表値なし |
|---|---|
| 残量0%まで | 11時間20分 |
バッテリー持ちは全ノートパソコントップクラスに良かったです。
電源環境のない持ち運び用途にも、全く問題なく使うことができます。
カメラ
カメラのスペックは、500万画素&IRカメラ、デュアルマイクロホン (電子式プライバシーシャッター付)となります。カメラ性能は良いです。
ノートパソコンのカメラで写真を撮りました。
映りは綺麗でWeb会議も問題ないでしょう。
スピーカー
スピーカーの音質は主観ですがかなり良いです。
レノボYoga 770が10点とすると、11点くらいです。
ノートパソコンスピーカーを聞き比べてみて、レノボYoga 770のスピーカーはかなり優秀ということが分かっており、Yoga770と同じかそれよりも少し良いくらいです。
無線速度のテスト
自宅のWiFiは、11ac(Wi-Fi5)で5.0GHzを使用していますが、同じ部屋で計測してみたところ、570Mbpsと十分な速度が出ていました。
| 機種 | 無線速度 |
| ThinkBook 13x Gen2 | 400Mbps |
| ThinkBook 14 Gen8 | 490Mbps |
| Yoga 6 Gen8 | 510Mbps |
| DELL XPS 13 Plus | 510Mbps |
| ThinkPad X9 14 Gen 1 | 510Mbps |
| Legion 5i Gen9 | 520Mbps |
| Yoga 7 Gem10 | 530Mbps |
| HP Envy x360 14-fc | 550Mbps |
| ThinkPad X1 Carbon Gen13 | 530Mbps |
| IdeaPad Sim 5 Light Gen10 | 550Mbps |
| Yoga Pro 7i Gen10 | 550Mbps |
| HP OmniBook x Flip 14-fm | 550Mbps |
| IdeaPad 5x 2-in-1 Gen9 | 560Mbps |
| Yoga Slim 7x Gen9 | 560Mbps |
| Lenovo LOQ 15AHP10 | 560Mbps |
| HP Pavilion Aero 13-be | 580Mbps |
| Yoga Slim 7i Gen10 | 570Mbps |
| HP OmniBook Ultra 14-fd | 580Mbps |
| HP OmniBook x Flip 14-fk | 590Mbps |
| IdeaPad Sim 5 Gen10 | 610Mbps |
| Legion Pro 5i Gen8 | 610Mbps |
1Fに無線LANルーターがあるところ、2Fで計測しても480Mbpsの速度が出ており受信感度も良好です。
Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) の性能・処理速度
パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。
- PassMark
- CineBench R23/2024
- PCMARK10
- Crystal DiskMark(ディスク速度)
また、ゲーミング性能についても、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。
- FF14(中量級3D)
- FF15(重量級3D)
- モンスターハンターワイルズ(超重量級3D)←グラフィック性能が高いマシンのみ計測
- 3DMark
画像編集性能については、画像編集ソフトRawTherapeeでRAW現像10枚の書き出し時間を計測しました。
- RawTherapeeでのRAW現像時間
動画編集性能については、動画編集ソフトDavinci ResolveでフルHDのyoutube動画書き出し時間を計測しました。
- Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し
AI性能もみるため、以下の計測や検証も行っています。
- ローカルLLM(大規模言語モデル)を構築しての生成AIプログラミング検証
計測結果については、電源に接続してパフォーマンスで計測しています。
PassMarkは、バランスでの計測も行っています。
CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。
| CPU | PassMarkスコア(マルチ) |
| Intel Core i7-14650HX | 34927 |
| Intel Core Ultra 9 285H | 32991 |
| Ryzen AI 9 HX 375 | 31950 |
| Intel Core i7-13650HX | 30619 |
| Intel Core Ultra 7 255H | 30277 |
| Intel Core Ultra 5 225H | 29861 |
| Ryzen AI 9 365 | 29163 |
| Ryzen 7 8845HS | 28671 |
| AMD Ryzen AI 7 350 | 24575 |
| Ryzen 7 8840HS | 24445 |
| Core Ultra 7 155H | 24950 |
| AMD Ryzen AI 7 250 | 24050 |
| Ryzen 7 8840U | 23821 |
| Ryzen 7 7735HS | 23722 |
| Ryzen 5 8645HS | 22787 |
| Core Ultra 5 125H | 21300 |
| Ryzen 5 8640U | 20772 |
| AMD Ryzen AI 5 340 | 20272 |
| Intel Core Ultra 5 225U | 19301 |
| Intel Core Ultra 7 258V | 19160 |
| Intel Core Ultra 5 226V | 18789 |
| Core Ultra 7 155U | 16759 |
| Core Ultra 5 125U | 17413 |
| Ryzen 7 7735U | 21082 |
| Core i5-1340P | 20106 |
| Core i7-1360P | 19600 |
| Ryzen 7 7730U | 18864 |
| Ryzen 5 7535HS | 18312 |
| Core i7-1260P | 17257 |
| Core i5-1240P | 17345 |
| Core 5-120U | 17292 |
| Ryzen 5 7535U | 17123 |
| Core i5-1335U | 16814 |
| Ryzen 5 7530U | 15434 |
| Ryzen 5 5625U | 15000 |
| Core i5-1235U | 13865 |
| Core i3-1315U | 13755 |
| Ryzen 3 7330U | 11816 |
| Core i7-1165G7 | 10681 |
| Core i5-1135G7 | 10298 |
| Ryzen 3 5300U | 10000 |
| Ryzen 5 7520U | 9489 |
| Intel N100 | 5657 |
| Intel Celeron 7305 | 2665 |
事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、スコア10000以上あると十分快適に使えます。
15000以上のCPUを選ぶと、4年は快適に使えるでしょう。
Intel Core Ultra 7 258Vは、数値上のピーク性能はさほどではないように見えますが、グラフィック性能とシングルスレッド性能がトップクラスに高く、その分クリエイティブワーク用途に効くので優秀なCPUです。
PassMark
電源接続時(バランス)
電源接続時(パフォーマンス)
バッテリー駆動
PassMarkスコアは、マルチスレッドはそこそこですが、シングルスレッドのスコアが高いです。
| マルチ/シングル | バランス | パフォーマンス | バッテリー |
| マルチスレッド | 18616 | 22110 | 18064 |
| シングルスレッド | 4400 | 4376 | 3834 |
バッテリー駆動でも性能はほとんど落ちませんでした。電源なし環境でも優秀です。
他の主流CPUの実測値と比較しました。
| CPU | マルチスレッド | シングルスレッド |
| Intel Core i7-14650HX | 39013 | 3900 |
| Intel Core Ultra 9 285H | 38368 | 4726 |
| Ryzen AI 9 HX 375 | 37145 | 4068 |
| Core i7-13700HX | 36225 | 3955 |
| Core Ultra 7 155H | 32740 | 3846 |
| Ryzen AI 9 365 | 32104 | 4065 |
| Intel Core Ultra 5 225H | 30074 | 4375 |
| AMD Ryzen AI 7 350 | 27542 | 4082 |
| AMD Ryzen AI 7 250 | 27845 | 3933 |
| AMD Ryzen 7 8840HS | 27215 | 3796 |
| AMD Ryzen 7 6800H | 25955 | 3458 |
| AMD Ryzen 5 8645HS | 24604 | 3858 |
| Intel Core Ultra 7 258V | 22110 | 4376 |
| Intel Core Ultra 7 155H | 24100 | 3845 |
| Intel Core Ultra 5 125H | 24554 | 3636 |
| Intel Core Ultra 5 225U | 22342 | 3755 |
| Ryzen 7 7735HS | 24988 | 3461 |
| Ryzen 7 8840HS(HP) | 23729 | 3926 |
| Ryzen 7 8840U | 23428 | 3822 |
| Ryzen 5 8640U | 22006 | 3585 |
| Core i5-1340P | 21578 | 3742 |
| Intel Core Ultra 5 226V | 20109 | 4092 |
| Core Ultra 7 155U | 18956 | 3842 |
| Core Ultra 5 125U | 19263 | 3499 |
| Core i7-1260P | 21696 | 3540 |
| Ryzen 7 6800U | 21461 | 3459 |
| Ryzen 7 7735U | 21278 | 3419 |
| Ryzen 7 7730U | 21446 | 3258 |
| Ryzen 7 5800U | 18644 | 3108 |
| Ryzen 5 7535HS | 17337 | 3148 |
| Core i5-1335U | 17694 | 3684 |
| Ryzen 5 7530U | 16775 | 3269 |
| Core i5-1235U | 16601 | 3465 |
| Ryzen 5 5625U | 16933 | 3138 |
| Core i7-1250U | 13518 | 3557 |
| Core i7-1165G7 | 11005 | 3142 |
CineBench 2024
CineBench2024のスコアは以下でした。
マルチコア:584
シングルコア:121
| CPU | マルチコア | シングルコア |
| Intel Core i7-14650HX | 1257 | 115 |
| Ryzen AI 9 HX 375 | 1100 | 114 |
| Intel Core Ultra 9 285H | 1035 | 124 |
| Ryzen AI 9 365 | 1016 | 113 |
| AMD Ryzen AI 7 350 | 821 | 114 |
| AMD Ryzen AI 7 250 | 824 | 102 |
| Intel Core Ultra 5 225H | 818 | 118 |
| Intel Core Ultra 7 258V | 584 | 121 |
| Ryzen 5 8645HS | 734 | 104 |
| Ryzen 7 6800U | 631 | 85 |
PCMARK10
PCMARK10は、実際のアプリケーションを使用したベンチマークソフトで、実際にパソコンを使った時の作業快適性を計測するのに適しているといわれているベンチマークです。
測定結果は以下の通りです。
トータルスコア:6871
トータルスコアですが高い結果でした。
Essentials:9939(快適めやす4100)
Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。
快適めやすは4100なので、極めて高いスコアです。
実際に使ってみてもレスポンスは極めて快適です。
Productivity:9029(快適めやす4500)
ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これも極めて高いスコアです。
Digital Contents Creation:9808
Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。高いスコアです。
参考までに他の結果をのせておきます。
| CPU | トータルスコア |
| Ryzen AI 9 HX 375 | 7751 |
| Intel Core Ultra 9 285H | 7615 |
| Intel Core i7-14650HX | 7559 |
| AMD Ryzen AI 7 350 | 7455 |
| Intel Core Ultra 7 258V | 6871 |
| Ryzen 5 8645HS | 6865 |
| Intel Core Ultra 5 225H | 6762 |
| Ryzen 7 8840HS | 6600 |
| Intel Core Ultra 7 155H | 6465 |
| Intel Core Ultra 5 226V | 6338 |
| Intel Core Ultra 5 225U | 5985 |
| Intel Core Ultra 7 155U | 5915 |
Crystal DiskMark
当機種は超高速なSSDを搭載しています。
シーケンシャルリードが7000近くあり、とても高速です。
| 機種 | シーケンシャルリード |
| レノボThinkPad X1 Carbon Gen13 | 13656 |
| レノボThinkPad X13 Gen6 | 7223 |
| HP Envy 14-fc(2024年式) | 7142 |
| Lenovo Legion 5i Gen9 | 6984 |
| Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) | 6971 |
| HP OmniBook Ultra 14-fd | 6912 |
| ThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake(14型 Intel) | 6710 |
| Lenovo LOQ 15AHP10 | 6705 |
| HP OmniBook Ultra Flip 14-fh | 6618 |
| レノボ ThinkPad X9 14 Gen 1 | 6610 |
| レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10 | 6602 |
| DELL XPS 13 Plus | 6589 |
| レノボYoga 7 Gen10 | 6571 |
| レノボLegion Pro 5i Gen8 | 6569 |
| HP OmniBook X Flip 14-fm | 6207 |
| レノボThinkBook 14 Gen 7 | 6186 |
| レノボYoga Slim 7i | 6185 |
| HP OmniBook X Flip 14-fk | 5863 |
| HP Envy 13-bf(2022年式) | 5332 |
| レノボYoga Pro 7 Gen9 | 5177 |
| レノボIdeaPad Slim 5 Gen10 | 5095 |
| レノボYoga 7i Gen8 | 5091 |
| DELL XPS 13 9350 | 5086 |
| HP Pavilion Aero 13-be(2023年式) | 5045 |
| レノボYoga 7i Gen9 | 5054 |
| HP EliteBook 635 Aero G11 | 5027 |
| レノボYoga 7 Gen9 | 5022 |
| HP Envy 14-fa(2024年式) | 5000 |
| レノボIdeaPad Pro 5i Gen9 | 4996 |
| HP Pavilion Aero 13-bg | 4930 |
| レノボThinkPad X1 Gen12 | 4773 |
| レノボ ThinkPad X9 15 Gen 1 | 4051 |
| レノボThinkPad X1 Gen11 | 3888 |
| レノボThinkBook 13x Gen2 | 3603 |
| HP Pavilion 16-af | 3593 |
| HP Envy 13-ay(2021年式) | 3500 |
FF14 黄金のレガシー ベンチマーク(中~重量級3D)
標準品質(ノートPC)で快適の結果となりました。
| CPU | スコア |
| Intel Core i7-14650HX+RTX4060(高品質) | 20945 |
| AMD Ryzen 7 250+RTX5060(高品質)メモリ16GB | 14775 |
| Intel Core Ultra 7 258V | 8990 |
| Intel Core Ultra 9 285H | 8715 |
| Intel Core Ultra 7 155H | 8687 |
| Intel Core Ultra 7 258V(別機種) | 8190 |
| Intel Core Ultra 5 226V | 7606 |
| AMD Ryzen AI 9 365 | 7422 |
| AMD Ryzen AI 9 HX 375 | 7150 |
| AMD Ryzen AI 7 350 | 6276 |
| Intel Core Ultra 5 225H | 6245 |
| AMD Ryzen 5 7535HS | 5496 |
| AMD Ryzen 5 8645HS | 5270 |
| AMD Ryzen 7 7735HS | 5130 |
| Intel Core Ultra 5 225U | 4954 |
| AMD Ryzen 7 8840HS | 4750 |
| AMD Ryzen 7 8840U | 4848 |
| AMD Ryzen 5 8640U | 4843 |
| Intel Core Ultra 7 155U | 4271 |
| Intel Core Ultra 5 125U | 3732 |
FF15ベンチマーク(重量級3D)
軽量品質でやや快適の結果となりました。
| CPU | スコア |
| Intel Core i7-13700HX+RTX4070(標準) | 15852 |
| AMD Ryzen 7 250+RTX5060(高品質)メモリ16GB | 11280 |
| Intel Core i7-14650HX+RTX4060(高品質) | 10362 |
| AMD Ryzen AI 9 365 | 5798 |
| Intel Core Ultra 7 258V(軽量) | 5097 |
| AMD Ryzen AI 9 HX 375 | 5097 |
| Intel Core Ultra 9 285H (軽量) | 4779 |
| AMD Ryzen 7 8840HS(軽量) | 4719 |
| Intel Core Ultra 5 226V(軽量) | 4636 |
| Intel Core Ultra 7 155H(軽量) | 4188 |
| AMD Ryzen 5 8645HS(軽量) | 4014 |
| AMD Ryzen 7 8840U(軽量) | 3977 |
| Intel Core Ultra 5 125H(軽量) | 3808 |
| Intel Core Ultra 5 225H(軽量) | 3743 |
| AMD Ryzen 5 8640U(軽量) | 3589 |
| Intel Core i5-13500H(軽量) | 2875 |
| AMD Ryzen 7 7735U(軽量) | 3470 |
| AMD Ryzen 5 7535HS(軽量) | 2979 |
| Intel Core Ultra 7 155U(軽量) | 2897 |
| Intel Core Ultra 5 255U(軽量) | 2616 |
| Intel Core i7-1260P(軽量) | 2486 |
| Intel Core Ultra 5 125U(軽量) | 2333 |
| Intel Core i7-1250U(軽量) | 2309 |
3DMark ベンチマーク
Fire Strikeのグラフィックスコアは9997でした。
Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。
めやすとしてはGeForce GTX 1650、1060がエントリー向けグラフィックボードとなります。
| グラフィックボード | 3DMark Fire Strike |
| GeForce RTX 3080 Ti | 38323 |
| GeForce RTX 3080 | 36176 |
| GeForce RTX 5060 Laptop | 33114 |
| GeForce RTX 4070 Laptop | 27898 |
| GeForce RTX 4060 Laptop | 27541 |
| GeForce RTX 3060 | 20764 |
| GeForce RTX 4050 Laptop | 18579 |
| GeForce RTX 3050 Ti | 14911 |
| GeForce GTX 1060 | 12500 |
| Intel Core Ultra 9 285H(CPU内蔵) | 10702 |
| Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵) | 9997 |
| Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵) | 9747 |
| AMD Ryzen AI 9 365 | 9675 |
| AMD Ryzen AI 9 HX 375 | 9617 |
| GeForce GTX 1650 | 9000 |
| Intel Core Ultra 5 226V(CPU内蔵) | 8553 |
| AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) | 8503 |
| Intel Core Ultra 5 125H(CPU内蔵) | 8488 |
| Intel Core Ultra 5 255H(CPU内蔵) | 7807 |
| AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) | 7600 |
| AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) | 7495 |
| AMD Ryzen AI 7 350(CPU内蔵) | 7242 |
| AMD Ryzen 5 8645HS(CPU内蔵) | 6771 |
| AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) | 6666 |
| AMD Ryzen 5 8640U(CPU内蔵) | 6376 |
| AMD Ryzen 7 7735HS(CPU内蔵) | 6261 |
| Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) | 5401 |
| Intel Core i5-13500H(CPU内蔵) | 5237 |
| AMD Ryzen 5 7535U(CPU内蔵) | 5103 |
| Intel Core i5-1340P(CPU内蔵) | 5000 |
| Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) | 4955 |
| Intel Core Ultra 5 225U(CPU内蔵) | 4922 |
| Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) | 4462 |
| AMD Ryzen 5 7535HS(CPU内蔵) | 4419 |
| AMD Ryzen 7 7730U(CPU内蔵) | 4000 |
| AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) | 3288 |
外部GPUなしとしてはトップクラスに高いグラフィック性能となり、中量級3Dゲームくらいなら普通にできるでしょう。
Time Spyのスコアは4150でした。
| グラフィックボード | 3DMark Time Spy |
| AMD Ryzen 7 250+RTX5060 | 12218 |
| Intel Core i7-14650HX+RTX4060 | 11163 |
| Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵) | 4150 |
| Intel Core Ultra 9 285H | 4099 |
| Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵) | 3841 |
| AMD Ryzen AI 9 HX 375 | 3573 |
| AMD Ryzen AI 9 365 | 3558 |
| Intel Core Ultra 5 226V(CPU内蔵) | 3471 |
| Intel Core Ultra 5 255H(CPU内蔵) | 3149 |
| AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) | 2912 |
| AMD Ryzen AI 7 350(CPU内蔵) | 2749 |
| AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) | 2588 |
| AMD Ryzen 5 8645HS(CPU内蔵) | 2383 |
| Intel Core Ultra 5 225U(CPU内蔵) | 2108 |
| Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) | 2042 |
| Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) | 1952 |
| AMD Ryzen 7 7735HS(CPU内蔵) | 1790 |
| AMD Ryzen 5 7535HS(CPU内蔵) | 1279 |
モンスターハンターワイルズベンチマーク
グラフィック設定中でも、設定変更を推奨となります。
参考までに他機種での結果を載せますが、外部GPUなしで遊ぶのはまず無理と考えてよいです。
| グラフィックボード | スコア |
| AMD Ryzen 7 250+RTX5060(高)1920×1080 | 22243/65.14FPS |
| Intel Core i7-14650HX+RTX4060(高)2560×1200 | 14093/82.55FPS |
| Intel Core Ultra 7 258V(中)1920×1080 | 7000/20.22FPS |
| Intel Core Ultra 9 285H(中) | 6610 |
| AMD Ryzen AI 7 350(中) | 5774 |
| Intel Core Ultra 5 225H(中) | 5398 |
RawTherapeeでのRAW現像時間
フリーの画像編集ソフトRawTherapeeを使って、スマホで撮影したRAW画像10枚のRAW現像にかかる時間を測定しました。
| CPU | 時間 |
| Intel Core i7-14650HX | 9秒 |
| AMD Ryzen AI 9 HX 375 | 9秒 |
| AMD Ryzen AI 9 365 | 10秒 |
| Intel Core Ultra 9 285H | 11秒 |
| Intel Core i7-13700HX | 11秒 |
| AMD Ryzen 7 8840HS | 12秒 |
| AMD Ryzen AI 7 350 | 13秒 |
| AMD Ryzen 7 7735HS | 13秒 |
| AMD Ryzen 7 8840U | 13秒 |
| Intel Core Ultra 7 155H | 13秒 |
| Intel Core i5-13500H | 13秒 |
| Intel Core i5-1340P | 13秒 |
| Intel Core Ultra 5 225H | 14秒 |
| Intel Core Ultra 5 125H | 14秒 |
| Intel Core i7-1260P | 15秒 |
| AMD Ryzen 5 8640U | 15秒 |
| AMD Ryzen AI 7 250 | 16秒 |
| AMD Ryzen 5 8645HS | 17秒 |
| Intel Core Ultra 7 258V | 17秒 |
| Intel Core i5-1335U | 17秒 |
| Intel Core Ultra 5 125U | 18秒 |
| Intel Core i5-1235U | 18秒 |
| AMD Ryzen 7 7730U | 17秒 |
| AMD Ryzen 5 7535HS | 20秒 |
| Intel Core Ultra 7 155U | 20秒 |
| Intel Core i7-1250U | 21秒 |
書き出し速度はまずまずの早さです。
Davinci ResolveでのYouTube動画書き出し時間
動画編集ソフトDavinci Resolveで、5分45秒のフルHDのYouTube動画書き出し時間にかかった時間を計測しました。
以前までDavinci Resolveバージョン18で計測していたのですがバージョン19が出てしばらく経ったので、19に切り替えて計測しています。
18→19にバージョンアップすることで以前よりもかなり書き出し速度が向上しています。
そのため18での計測結果が比較にならず・・・19での計測結果のみ載せています。
| CPU | 時間 |
| Intel Core i7-14650HX+GeForce RTX 4060 Laptop | 25秒 |
| AMD Ryzen 7 250+GeForce RTX 5060 Laptop メモリ16GB | 35秒 |
| Intel Core Ultra 7 155H+GeForce RTX 4050 Laptop | 38秒 |
| Intel Core Ultra 7 258V | 47秒 |
| Intel Core Ultra 9 285H | 48秒 |
| Intel Core Ultra 7 258V(他機種) | 52秒 |
| AMD Ryzen AI 9 365 | 54秒 |
| AMD Ryzen AI 9 HX 375 | 57秒 |
| AMD Ryzen AI 7 350(他機種) | 1分9秒 |
| AMD Ryzen 7 7735HS | 1分11秒 |
| AMD Ryzen 5 8645HS | 1分16秒 |
| Intel Core Ultra 5 226V | 1分17秒 |
| Intel Core Ultra 5 225U | 1分22秒 |
| Intel Core Ultra 5 225H | 1分24秒 |
| AMD Ryzen 7 6800U | 1分32秒 |
| AMD Ryzen 5 7535HS | 1分42秒 |
| Intel Core Ultra 7 155U | 2分22秒 |
Intel Core Ultra 7 258Vは、マルチスレッドのスコアはそこそこですが、グラフィック性能が高いため、動画編集性能も高いです。
外部GPUなしでも、外部GPUありと遜色ないくらい優秀な結果でした。
参考までにバージョン18で、4分のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を他CPUで計測した結果も載せておきます。
| CPU | 時間 |
| Intel Core i7-13700HX+GeForce RTX 4060 | 42秒 |
| AMD Ryzen 7 6800H+GeForce RTX 3050 Ti | 48秒 |
| Intel Core Ultra 7 155H(16 GB DDR5-5600MT/s (SODIMM) – (2 x 8 GB)・レノボIdeaPad Pro) | 54秒 |
| Intel Core i7-13700H+GeForce RTX 4050 | 56秒 |
| Intel Core Ultra 5 125H | 1分02秒 |
| Intel Core Ultra 7 258V(レノボYoga) | 1分04秒 |
| Intel Core Ultra 7 155H(16 GB DDR5-5600MT/s (SODIMM) – (2 x 8 GB)・HP Spectre) | 1分06秒 |
| AMD Ryzen 7 8840U | 1分07秒 |
| Intel Core Ultra 7 258V(HP OmniBook) | 1分11秒 |
| Intel Core Ultra 7 155H(メモリ16GB) | 1分11秒 |
| AMD Ryzen 7 8840HS | 1分16秒 |
| Intel Core i5-1340P | 1分17秒 |
| AMD Ryzen 7 7735U | 1分18秒 |
| AMD Ryzen 7 6800U | 1分18秒 |
| AMD Ryzen 5 7535U | 1分22秒 |
| AMD Ryzen 5 8640U | 1分23秒 |
| Intel Core Ultra 5 125U | 1分26秒 |
| Intel Core i7-1260P | 1分28秒 |
| AMD Ryzen 7 7730U | 1分29秒 |
| Intel Core Ultra 7 155U | 1分36秒 |
| Intel Core i5-1235U | 1分40秒 |
| Intel Core i5-1335U | 1分48秒 |
| AMD Ryzen 7 5800U | 1分56秒 |
| Intel Core i7-1250U | 2分22秒 |
ローカル生成AI性能検証
TOPSの性能について
AI性能を測る指標値として「TOPS」という指標値があります。
TOPSとは、「Tera Operations per Second」の略称で、「システムが1秒間に何兆回の演算を実行できるか」を示します。
例えば、10TOPSならば、1秒間に10兆回の演算が実行できるコンピューティングパワーを表します。1秒間に10兆回の演算性能を持つCPUなら、「10TOPS」となります。
| CPU | TOPS |
| GeForce RTX 4060 | 242 TOPS |
| AMD Ryzen AI 9 HX 375 | 55 TOPS |
| AMD Ryzen AI 9 365 | 50 TOPS |
| AMD Ryzen AI 7 350 | 50 TOPS |
| AMD Ryzen AI 5 340 | 50 TOPS |
| Intel Core Ultra 7 258V | 47 TOPS |
| Intel Core Ultra 5 226V | 40 TOPS |
| AMD Ryzen 7 250 | 16 TOPS |
| Intel Core Ultra 9 285H | 13 TOPS |
| Intel Core Ultra 7 255H | 13 TOPS |
| Intel Core Ultra 5 225H | 13 TOPS |
| Intel Core Ultra 5 225U | 12 TOPS |
| Intel Core Ultra 7 155H | 11 TOPS |
TOPSの値は上記の通りで、外部GPUが圧倒的に高いのですが、2025年最新のCPUであれば、外部GPUなしでも十分に高い値となっています。
40TOPS以上であれば、マイクロソフトが定義している「Copilot+ PC」の基準を満たすので、40TOPS以上が高いAI性能を持つPCと言えます。
Intel Core Ultra 7 258Vは、47TOPSの性能があり、AI性能は高いです。
ローカルLLM(大規模言語モデル)を用いての生成AIプログラミング検証
AI能力を見るのに、ChatGPTのようなLLM(大規模言語モデル)の簡易版をローカルPCに構築して、生成AIプログラミングを動かす検証を行いました。
ローカルLLMは、Gemma3というGoogleのLLMを活用しています。
Pythonで、ブロック崩しゲームを作ってほしいとリクエストしています。
結果は以下の通りです。
ローカルLLM(Gemma3)でブロック崩しゲームを作るのにかかった時間
| CPU+メモリ | 掛かった時間 |
| Gemini 2.5 Pro(クラウド) | 35秒 |
| Intel Core i7-14650H + GeForcr RTX 4060 + メモリ32GB | 2分6秒 |
| AMD Ryzen 7 250 + GeForcr RTX 5060 + メモリ16GB | 3分50秒 |
| Intel Core Ultra 9 285H + メモリ32GB | 3分52秒 |
| AMD Ryzen AI 7 350 + メモリ32GB | 4分40秒 |
| Intel Core Ultra 7 258V + メモリ32GB | 4分52秒 |
| Intel Core Ultra 5 225H + メモリ16GB | 5分57秒 |
| AMD Ryzen 7 6800U + メモリ16GB | 6分5秒 |
外部GPUよりは遅いですが、CPU単体としてはまあまあ、早い結果となりました。
タスクマネージャーを確認するとNPUは、現時点ではローカルLLMを動かすのにほぼ活用されておらず、外部GPUの有無のほうが性能には重要であるようです。
ローカル生成AI性能について
1秒あたりのトークン処理数についても計測しました。
| CPU+メモリ | eval rate |
| Intel Core Ultra 7 258V + メモリ32GB | 6.28トークン/秒 |
| AMD Ryzen 7 6800U + メモリ16GB | 4.98トークン/秒 |
3年前のハイエンドCPU AMD Ryzen 7 6800Uよりも性能が出ていました。今後もさまざまな環境で試してみます。
排熱性能と静粛性について
CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。
パフォーマンスモードで計測しています。
負荷をかけはじめたときの状態です。
負荷をかけ続けた時の状態です。
上記が測定結果ですが、負荷をかけると温度が75度くらいまで上がります。そのあと60度程度で推移します。
CPU電力は、負荷をかけると35W超まで一瞬上がりますが、徐々に下がります。
この間、ファンの音は静かで。騒音計で測定すると30~33db程度となっていました。
騒音目安については以下の通りです。
| 騒音値(db) | めやす |
| 50db | 大きく聞こえる。静かな事務所 |
| 40db | 聞こえるが会話に支障なし。図書館、静かな住宅地の昼 |
| 30db | 小さく聞こえる。郊外の深夜、ささやき声 |
| 20db | ほとんど聞こえない。ささやき |
温度も高くならず、騒音も気になりません。排熱や温度調整がしっかりしているのだと感じます。
Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) のレビュー評価まとめ
評価まとめ
各作業のレビュー結果は以下の通りです。
| Web閲覧 | ◎(快適) |
|---|---|
| Office系事務作業 | ◎(快適) |
| 動画鑑賞 | ◎(快適) |
| Web会議 | ◎(快適) |
| SNS・ブログ | ◎(快適) |
| プログラミング | ◎(快適) |
| 画像・写真編集 | ◎(快適) |
| 動画編集 | ◎(快適) |
| ゲーム | 〇(中量級3DまでならOK) |
| モバイル | 〇(持ち運びしやすい) |
ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。
| 比較項目 | Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition |
| CPU | Intel Core Ultra 7 258V |
| CPU性能(PassMark) | A (実測22110) |
| グラフィック性能(3DMark FireStrike) | A+ (9997) |
| メモリ | 32GB |
| ディスプレイ総合評価 | S |
| ディスプレイ種類 | 有機EL |
| サイズ | 14インチ |
| アスペクト比 | 16:10 |
| ディスプレイ解像度 | 2880×1800 |
| ディスプレイ輝度 | 500nit |
| ディスプレイ色域 | 100%DCI-P3 |
| ボディ質感 | S |
| キーボード | A |
| 重さ・持ち運びやすさ | B+ (実測1222g) |
| インターフェイス | B+ |
| USB-A | 〇(1) |
| USB-C | 〇(2) |
| USB-C充電 | 〇 |
| USB-C映像出力 | 〇 |
| HDMI | 〇 |
| Webカメラ | 500万画素&IRカメラ |
| プライバシーシャッター | 〇 |
| バッテリー | S (70Whr 実測11:20) |
| 認証 | 顔認証 |
| その他機能 | – |
| 価格・コスパ | C (23.62万) |
| おすすめ度 | A+ |
デザイン、ボディ質感、ディスプレイの品質が非常に高品質です。
CPUにIntel Core Ultra 7 258Vを採用しており、クリエイティブ性能や省電力性能も高いです。
また1222gと、14インチにしては軽く持ち運びやすいです。
価格がやや高めなのが難点ですが、この価格なりの価値や特別感は十分にあると考えられ、とても完成度は高いです。
直近でDELL XPS 13 をレビューしておりそれも完成度やデザインがとても高いと感じましたが、このLenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel)も、とても完成度が高く、甲乙つけがたい完成度です。
Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel) の良い点
- 全体的にトップクラスの完成度
- ボディやディスプレイが超高品質
- 性能と省電力を高いレベルで両立している
- クリエイティブワークや中量級3Dゲームまで対応可能
とても完成度の高い機種です。
性能も高く、クリエイティブワークにも使うことができます。
14インチで約1.22kgと軽く、持ち運びもしやすく、省電力性能も高いレベルにあります。
Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen10(14型 Intel)で気になった点
- 価格が高め
品質は申し分ないです。
価格がやはり、高めかな~と思います。20万超は、普通の人にはなかなか、手が出ないですよね。
どういう人におすすめ?
- 高品質・高性能で持ち運びできるモバイルノートパソコンが欲しい
- 持ち運んでクリエイティブワークをやりたい
- 高くてもよいから品質の高いノートパソコンが欲しい。
上記の人向きの機種と言えます。
高性能高品質で軽く、持ち運びできて、外出先でもクリエイティブワークをやりたい人向きの機種です。
とても完成度は高く、14インチで1.22kgと軽いのもポイント高いので、宅内でも外出先でも、万能に使えるノートパソコンです。
価格は高いですがそれに見合うだけの品質や完成度の高さがあります。
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