レノボの人気ビジネスノートパソコンシリーズThinkPadの新機種
ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel)
をレノボより借用しましたので実機レビューを書きます。



レビュー機のマシンのスペック以下の通りです。
- CPU:インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 225U
- メモリ16 GB
- 512GB SSD
- 13.3インチ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 400 nit, 60Hz, 省電力
- 重さ987g(実測値)
ThinkPad X13シリーズは、ThinkPadの中でもコスパの良いモバイルノートパソコンとして有名で、私が勤務している会社でもこの機種を借用されており使っています。
ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel)の特徴は
- コスパの良いビジネスモバイルノートパソコンがとうとう重さ1kg切り!
と言えます。
重さも982gととても軽く、14インチで画面サイズもそこそこ大きいです。
米軍調達基準のMIL-STD-810H 認定も受けており耐久性も良いという、とにかく万能で、
ビジネスモバイルノートパソコン用途としてピッタリな機種です。

また、私は本業PCとして現在、上の写真のThinkPad X13 Gen4を使っています。
とても使い勝手の良い機種ですがもう少し軽くなるといいな、と感じていたので、今回の軽量化はとても良い改善点と感じます。
どんな人向けの機種かというと
- 優秀で軽いビジネスモバイルノートパソコンをなるべく安く購入したい
人向きの機種と言えます。
軽くて優秀なビジネスモバイルノートパソコンを安く買いたい人にとてもおすすめの機種です。
OS | Windows 11 Home、Pro 64bit |
CPU | インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 255H インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 225H インテル® Core™ Ultra 7 vPro® Enterprise プロセッサー 265U インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 255U インテル® Core™ Ultra 5 vPro® Enterprise プロセッサー 235U インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 225U |
メモリ | 16GB/32GB LPDDR5X-8533MT/s (オンボード) |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 TLC OPAL対応 |
液晶 | 13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、ブルーライト軽減、光沢なし 13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)、ブルーライト軽減、光沢なし |
重量 | 約 933g~ |
インターフェイス | USB4 (Thunderbolt™ 4 対応) x 2 USB 3.2 Gen 1 (Powered USB) x 1 HDMI マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック |
サイズ | 約 299.3 x 207 x 9.85(前端) – 12.95(後端)mm 17.75(最厚部)mm(W x D x H) |
バッテリー | 41Whr/54.7Whr |
価格 | 16万円台〜 |
ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel) 特徴とおすすめポイント

総合評価
各項目をS~Dで評価しました。Sが一番高い評価です。
比較項目 | レノボThinkPad X13 Gen6 |
CPU | Intel Core Ultra 5 225U |
CPU性能(PassMark) | B+ (実測22343) |
CPUグラフィック性能(3DMark) | C (実測4922) |
メモリ | 16~32GB |
ディスプレイ総合評価 | B+ |
ディスプレイ種類 | IPS |
サイズ | 13.3インチ |
アスペクト比 | 16:10 |
ディスプレイ解像度 | B(1920×1200) |
ディスプレイ輝度 | A (400nit) |
ディスプレイ色域 | A (100%sRGB) |
ボディ質感 | B+ |
キーボード | A++ |
重さ・持ち運びやすさ | A+ (実測987g) |
インターフェイス | B+ |
USB-A | 〇(1) |
USB-C | 〇(2) |
USB-C充電 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 |
HDMI | 〇 |
Webカメラ | 5MPカメラ(IRはオプション) |
プライバシーシャッター | 〇 |
バッテリー | A+(54.7Whr 実測9:06) |
認証 | 顔認証、指紋認証 |
その他機能 | – |
価格・コスパ | B+(16.34万円~) |
おすすめ度 | A+ |
今回の新型で重さ1kg未満となったのが最大のメリットです。
価格も、X1 Carbonと比較すると安めでコスパも良いです。
13インチで987gと超軽量でバッテリー持ちも良い

ThinkPad X13 Gen6は、13.3インチのコスパが良いビジネスモバイルノートパソコンでしたが、とうとう、重さ1kg未満を達成しました。
手に取ってみると想像以上に軽いです。
1kg未満の機種というのは貴重で、モバイルノートパソコンとして魅力が増しています。
またバッテリー持ちも素晴らしく、輝度最大でYouTube動画流しっぱなしでの使用可能時間は9時間6分と、とても長い時間でした。
モバイルとして超優秀な出来と言えます。
1kg未満のビジネスモバイルノートパソコンとして安い

ThinkPadはビジネスモバイルノートパソコンとして人気ですが、1kg未満で16万円台からというのはとてもお買い得です。
キーボードがとても良い

ThinkPad シリーズはキーボードが良いことで有名ですが、このX13も打ちやすくて良かったです。
私は旧型のX13 Gen4を仕事で使っていますが、キーボードの打鍵感はこちらの新型のほうが良いです。
左下のCtrlキーが、標準的な左下になっているのもうれしいポイントです。
ボディは米軍調達基準のMIL-STD-810H 認定で耐久性も高い

ボディは、米軍調達基準のMIL-STD-810H認定を受けており、耐久性が高いです。
982gと軽いので、持ち運び用途にぴったりの1台です。
ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel)のスペック
OS | Windows 11 Home、Pro 64bit |
CPU | インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 255H インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 225H インテル® Core™ Ultra 7 vPro® Enterprise プロセッサー 265U インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 255U インテル® Core™ Ultra 5 vPro® Enterprise プロセッサー 235U インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 225U |
メモリ | 16GB/32GB LPDDR5X-8533MT/s (オンボード) |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 TLC OPAL対応 |
液晶 | 13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、ブルーライト軽減、光沢なし 13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)、ブルーライト軽減、光沢なし |
重量 | 約 933g~ |
インターフェイス | USB4 (Thunderbolt™ 4 対応) x 2 USB 3.2 Gen 1 (Powered USB) x 1 HDMI マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック |
サイズ | 約 299.3 x 207 x 9.85(前端) – 12.95(後端)mm 17.75(最厚部)mm(W x D x H) |
バッテリー | 41Whr/54.7Whr |
価格 | 16万円台〜 |
ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel)の価格
Intel Core Ultra 5 225U+メモリ16GB+SSD256GBのベース構成で16.3万から、重さ1kg未満であることを考えると十分にお買い得です。
SSDを512GBにすると17.18万円です。
CPUは様々な種類が選択でき、性能が欲しいのでIntel Core Ultra 5 225H+SSD512GBの構成にすると18.04万で、これでも十分お買い得です。



ただ、ベーシック構成だと、バッテリーが41Whrになっているのは注意点です。
これは54.7Whrにしたほうがよいでしょう。
またIRカメラやキーボードバックライトもオプションなので、欲しい場合は追加しましょう。
ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel) の外観と機能
外観・デザイン・質感






デザインは伝統のThinkPadというイメージです。
質感はまずまず高いです。
重さも実測987gでとても軽く、米軍調達基準のMIL-STD-810H 認定も受けており耐久性も良いです。持ち運ぶ用途にとてもマッチする機種です。
重さ

実測値は987gでした。
15.3インチとしてはとても軽いです。
持ち運ぼうと考えれば持ち運べるくらいの重さです。

アダプターはUSB TYpe-Cのもので出力65Wで214gとなります。比較的軽いです。
本体実測値 | 987g |
---|---|
アダプター | 214g |
持ち運びも考慮するなら、電源アダプターはUSB Type-C対応の軽量でコンパクトなものを買ってしまったほうがよいと思います。私も購入しています。
これなら110g程度に抑えることができます。

ディスプレイ
ディスプレイ | 13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、ブルーライト軽減、光沢なし 13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)、ブルーライト軽減、光沢なし |

13.3インチ 解像度フルHDのIPSです。
有機ELではないですが色域は広く、綺麗なディスプレイです。
Lenovo ThinkBook 14 Gen 8(IPS,300nit,sRGB63%)

ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel)(IPS,400nit,sRGB100%)

HP OmniBook X Flip 14-fm(有機EL)

上の写真は一般的な色域のIPS液晶や有機ELとの比較で、ディスプレイの品質は高いです。
有機ELほどの発色の良さはないですがとても綺麗なディスプレイです。
キーボード

キーボードはとても良いです。
配置も綺麗ですし、打鍵感もとても良いです。
私は本業でThinkPad X13 Gen4を使っていますが、このGen6のほうが打鍵感は少し上の印象があり、Gen4よりも良くなっているという印象でした。
また、ThinkPad は、伝統的に左下のCtrlとFnキーが逆で、私が使っているThinkPad X13 Gen4も逆の配置なのですが、このX1 Carbon Gen13は、一般的な配置になっておりその点でもクセがなく使いやすいです。

打鍵感は良好で、キーピッチも十分に確保されており打ちやすいです
キーボードで点数をつけるなら90点くらいで、とても打ちやすいキーボードです。
タッチパッドの操作も良好です。
キーボードバックライトも搭載しており、暗い場所での作業も苦になりません。
指紋認証にも対応しています。
インターフェイス


インターフェイスは
- USB4 (Thunderbolt™ 4 対応) x 2
- USB 3.2 Gen 1 (Powered USB) x 1
- HDMI
- マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
- ケーブルロックスロット
となっており、USB-A、USB-C、HDMIがあるので必要なものはしっかり揃ってます。
オプションで
- スマートカードリーダー(カスタマイズにて選択)
- Nano SIMスロット(カスタマイズにて選択)
も選択可能です。
4Kモニターにも接続してみて問題なくディスプレイ出力と充電も可能でした。

バッテリー駆動時間のチェック
バッテリーは54.7Whrと、大きめのバッテリー容量となります。
以下の条件にてバッテリー駆動時間のチェックを行いました。
- 輝度MAX
- youtube動画流しっぱなし
メーカー公称時間 | JEITA 測定法 3.0: 動画再生時 約 12.9 時間・アイドル時 約 27.7 時間 |
---|---|
残量0%まで | 9時間06分 |
バッテリー持ちは長いです。省電力性能の高いCPUを搭載しているだけあるという印象です。
カメラ
カメラのスペックは、前面:500 万画素カメラ、IR カメラ、人感検知機能付き、プライバシーシャッター付き となります。
顔認証にも対応しています。


ノートパソコンのカメラで写真を撮りました。
映りはとても綺麗でWeb会議も問題ないでしょう。
スピーカー

Dolby Atmos対応のオーディオがついています。
スピーカーの音質は主観ですが普通です。
レノボYoga 770が10点とすると、7~8点くらいです。
ノートパソコンスピーカーを聞き比べてみて、レノボYoga 770のスピーカーはかなり優秀ということが分かっており、それと比較すると劣り、普通といった印象です。
無線速度のテスト
自宅のWiFiは、11ac(Wi-Fi5)で5.0GHzを使用していますが、同じ部屋で計測してみたところ、550Mbpsと十分な速度が出ていました。
機種 | 無線速度 |
ThinkBook 13x Gen2 | 400Mbps |
ThinkBook 14 Gen8 | 490Mbps |
Yoga 6 Gen8 | 510Mbps |
DELL XPS 13 Plus | 510Mbps |
ThinkPad X9 14 Gen 1 | 510Mbps |
HP Envy x360 14-fc | 550Mbps |
Yoga 7i 2-in-1 Gen9 | 530Mbps |
ThinkPad X1 Carbon Gen13 | 530Mbps |
IdeaPad Sim 5 Light Gen10 | 550Mbps |
Yoga Pro 7i Gen10 | 550Mbps |
HP OmniBook X Flip 14-fm | 550Mbps |
ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel) | 550Mbps |
IdeaPad 5x 2-in-1 Gen9 | 560Mbps |
Yoga Slim 7x Gen9 | 560Mbps |
HP Pavilion Aero 13-be | 580Mbps |
HP OmniBook Ultra 14-fd | 580Mbps |
IdeaPad Sim 5 Gen10 | 610Mbps |
Legion Pro 5i Gen8 | 610Mbps |
2Fでも510Mbpsと十分な速度が出ていました。
ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel)の性能・処理速度

パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。
- PassMark
- CineBench R23/2024
- PCMARK10
- Crystal DiskMark(ディスク速度)
また、ゲーミング性能についても、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。
- FF14(中量級3D)
- FF15(重量級3D)
- 3DMark
画像編集性能については、画像編集ソフトRawTherapeeでRAW現像10枚の書き出し時間を計測しました。
- RawTherapeeでのRAW現像時間
動画編集性能については、動画編集ソフトDavinci ResolveでフルHDのyoutube動画書き出し時間を計測しました。
- Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し
計測結果については、電源に接続して最適なパフォーマンスで計測しています。
PassMarkは、電源に接続しないバッテリー駆動での計測も行っています。
CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。
CPU | PassMarkスコア(マルチ) |
Intel Core Ultra 9 285H | 32991 |
Ryzen AI 9 HX 375 | 31950 |
Intel Core Ultra 7 255H | 30277 |
Intel Core Ultra 5 225H | 29861 |
Ryzen AI 9 365 | 29163 |
Ryzen 7 8845HS | 28671 |
Ryzen 7 8840HS | 24445 |
Core Ultra 7 155H | 24950 |
Ryzen 7 8840U | 23821 |
Ryzen 7 7735HS | 23722 |
Ryzen 5 8645HS | 22787 |
Core Ultra 5 125H | 21300 |
Ryzen 5 8640U | 20772 |
Intel Core Ultra 5 225U | 19301 |
Intel Core Ultra 7 258V | 19160 |
Intel Core Ultra 5 226V | 18789 |
Core Ultra 7 155U | 16759 |
Core Ultra 5 125U | 17413 |
Ryzen 7 7735U | 21082 |
Core i5-1340P | 20106 |
Core i7-1360P | 19600 |
Ryzen 7 7730U | 18864 |
Ryzen 5 7535HS | 18312 |
Core i7-1260P | 17257 |
Core i5-1240P | 17345 |
Core 5-120U | 17292 |
Ryzen 5 7535U | 17123 |
Core i5-1335U | 16814 |
Ryzen 5 7530U | 16509 |
Ryzen 5 5625U | 15000 |
Core i5-1235U | 13865 |
Core i3-1315U | 13755 |
Ryzen 3 7330U | 11816 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Ryzen 5 7520U | 9489 |
Intel N100 | 5657 |
Intel Celeron 7305 | 2665 |
事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、スコア10000以上あると十分快適に使えます。
15000以上のCPUを選ぶと、4年は快適に使えるでしょう。
Intel Core Ultra 5 225Uは20000程度のスコアがあり、マルチスレッドのピーク性能は中の上程度なのですが、普段使いでは十二分に快適です。
PassMark
電源接続時(バランス)

電源接続時(パフォーマンス)

バッテリー駆動時

PassMarkスコアは、中の上程度というところで、普段使いには全く問題なく十分な性能です。
バランスとパフォーマンスでは、バランスのほうがマルチスコアが多少落ちましたがシングルスレッドのスコアはほぼ同じで、体感上の違いは感じないでしょう。
マルチ/シングル | バランス | パフォーマンス |
マルチスレッド | 19060 | 22342 |
シングルスレッド | 3650 | 3755 |
また、バッテリー駆動の場合、シングルスレッド性能がやや落ちました。
マルチ/シングル | 電源接続 | バッテリー駆動 |
マルチスレッド | 22342 | 17488 |
シングルスレッド | 3755 | 2867 |
他の主流CPUの実測値と比較しました。
CPU | マルチスレッド | シングルスレッド |
Intel Core Ultra 9 285H | 38368 | 4726 |
Ryzen AI 9 HX 375 | 37145 | 4068 |
Core i7-13700HX | 36225 | 3955 |
Core Ultra 7 155H | 32740 | 3846 |
Ryzen AI 9 365 | 32104 | 4065 |
Intel Core Ultra 5 225H | 30074 | 4375 |
Ryzen 7 8840HS(レノボ) | 27215 | 3796 |
Ryzen 7 6800H | 25955 | 3458 |
Ryzen 5 8645HS | 24604 | 3858 |
Intel Core Ultra 7 258V | 22244 | 4367 |
Intel Core Ultra 7 155H | 24100 | 3845 |
Intel Core Ultra 5 125H | 24554 | 3636 |
Intel Core Ultra 5 225U | 22342 | 3755 |
Ryzen 7 7735HS | 24988 | 3461 |
Ryzen 7 8840HS(HP) | 23729 | 3926 |
Ryzen 7 8840U | 23428 | 3822 |
Ryzen 5 8640U | 22006 | 3585 |
Core i5-1340P | 21578 | 3742 |
Intel Core Ultra 5 226V | 20109 | 4092 |
Core Ultra 7 155U | 18956 | 3842 |
Core Ultra 5 125U | 19263 | 3499 |
Core i7-1260P | 21696 | 3540 |
Ryzen 7 6800U | 21461 | 3459 |
Ryzen 7 7735U | 21278 | 3419 |
Ryzen 7 7730U | 21446 | 3258 |
Ryzen 7 5800U | 18644 | 3108 |
Ryzen 5 7535HS | 17337 | 3148 |
Core i5-1335U | 17694 | 3684 |
Ryzen 5 7530U | 16775 | 3269 |
Core i5-1235U | 16601 | 3465 |
Ryzen 5 5625U | 16933 | 3138 |
Core i7-1250U | 13518 | 3557 |
Core i7-1165G7 | 11005 | 3142 |
性能はそこそこですが普段使いには十分な性能があります。
CineBench R2024

CineBench2024のスコアは以下でした。
マルチコア:405
シングルコア:99
CPU | マルチコア | シングルコア |
Ryzen AI 9 HX 375 | 1100 | 114 |
Intel Core Ultra 9 285H | 1035 | 124 |
Ryzen AI 9 365 | 1016 | 113 |
Intel Core Ultra 5 225H | 818 | 118 |
Intel Core Ultra 7 258V | 561 | 121 |
Ryzen 5 8645HS | 734 | 104 |
Intel Core Ultra 5 226V | 531 | 110 |
Ryzen 7 6800U | 631 | 85 |
Intel Core Ultra 5 225U | 405 | 99 |
こちらはPassMarkと比較して期待ほどのスコアではありませんでした。
PCMARK10
PCMARK10は、実際のアプリケーションを使用したベンチマークソフトで、実際にパソコンを使った時の作業快適性を計測するのに適しているといわれているベンチマークです。
測定結果は以下の通りです。

トータルスコア:5985
Essentials:9645(快適めやす4100)
Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。
快適めやすは4100なので、極めて高いスコアです。
実際に使ってみてもレスポンスは快適です。
Productivity:8111(快適めやす4500)
ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これも高いスコアです。
Digital Contents Creation:7439
Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。
まずまず高いスコアです。
CPU | トータルスコア |
Ryzen AI 9 HX 375 | 7751 |
Intel Core Ultra 9 285H | 7615 |
Intel Core Ultra 7 258V | 6948 |
Ryzen 5 8645HS | 6865 |
Intel Core Ultra 5 225H | 6762 |
Ryzen 7 8840HS | 6600 |
Intel Core Ultra 7 155H | 6465 |
Intel Core Ultra 5 226V | 6338 |
Intel Core Ultra 5 225U | 5985 |
Intel Core Ultra 7 155U | 5915 |
Intel Core Ultra 5 225UVの普段使いの性能は、十分に高いです。
AI性能
Intel Core Ultra 5 225UのAI性能は、12TOPSとなります。
NPUというAI処理を専門に行うプロセッサーを搭載しています。
TOPSとは、「Tera Operations per Second」の略称で、「システムが1秒間に何兆回の演算を実行できるか」を示します。
例えば、10TOPSならば、1秒間に10兆回の演算が実行できるコンピューティングパワーを表します。1秒間に10兆回の演算性能を持つCPUなら、「10TOPS」となります。
CPU | TOPS |
GeForce RTX 4060 | 242 TOPS |
AMD Ryzen AI 9 HX 375 | 55 TOPS |
AMD Ryzen AI 9 365 | 50 TOPS |
AMD Ryzen AI 7 350 | 50 TOPS |
AMD Ryzen AI 5 340 | 50 TOPS |
Intel Core Ultra 7 258V | 47 TOPS |
Intel Core Ultra 5 226V | 40 TOPS |
Intel Core Ultra 9 285H | 13 TOPS |
Intel Core Ultra 7 255H | 13 TOPS |
Intel Core Ultra 5 225H | 13 TOPS |
Intel Core Ultra 5 225U | 12 TOPS |
Intel Core Ultra 7 155H | 11 TOPS |
TOPSの値は上記の通りで、外部GPUが圧倒的に高いのですが、2025年最新のCPUであれば、外部GPUなしでも十分に高い値となっています。
40TOPS以上であれば、マイクロソフトが定義している「Copilot+ PC」の基準を満たすので、40TOPS以上が高いAI性能を持つPCと言えます。
Intel Core Ultra 5 225Uは、そこまで高いNPU性能を持っているわけではなく、ローカルでAI処理をゴリゴリ使うよりは、クラウド上のサービスを使うような用途のCPUになるでしょう。
Crystal DiskMark

シーケンシャルリードが7000を超えており、とても高速です。
機種 | シーケンシャルリード |
レノボThinkPad X1 Carbon Gen13 | 13656 |
レノボThinkPad X13 Gen6 | 7223 |
HP Envy 14-fc(2024年式) | 7142 |
ThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake(14型 Intel) | 6710 |
HP OmniBook Ultra 14-fd | 6912 |
HP OmniBook Ultra Flip 14-fh | 6618 |
レノボ ThinkPad X9 14 Gen 1 | 6610 |
レノボIdeaPad Slim 5 Light Gen10 | 6602 |
DELL XPS 13 Plus | 6589 |
レノボLegion Pro 5i Gen8 | 6569 |
HP OmniBook X Flip 14-fm | 6207 |
レノボThinkBook 14 Gen 7 | 6186 |
レノボYoga Slim 7i | 6185 |
HP Envy 13-bf(2022年式) | 5332 |
レノボYoga Pro 7 Gen9 | 5177 |
レノボIdeaPad Slim 5 Gen10 | 5095 |
レノボYoga 7i Gen8 | 5091 |
レノボIdeaPad Slim 5i Gen8 | 5086 |
HP Pavilion Aero 13-be(2023年式) | 5045 |
レノボYoga 7i Gen9 | 5054 |
HP EliteBook 635 Aero G11 | 5027 |
レノボYoga 7 Gen9 | 5022 |
HP Envy 14-fa(2024年式) | 5000 |
レノボIdeaPad Pro 5i Gen9 | 4996 |
HP Pavilion Aero 13-bg | 4930 |
レノボThinkPad X1 Gen12 | 4773 |
レノボ ThinkPad X9 15 Gen 1 | 4051 |
レノボThinkPad X1 Gen11 | 3888 |
レノボThinkBook 13x Gen2 | 3603 |
HP Pavilion 16-af | 3593 |
HP Envy 13-ay(2021年式) | 3500 |
FF14 黄金のレガシー ベンチマーク(中~重量級3D)

標準品質(ノートPC)で普通の結果となりました。
CPU | スコア |
Intel Core Ultra 7 258V(レノボYoga) | 9373 |
Intel Core Ultra 9 285H | 8715 |
Intel Core Ultra 7 155H | 8687 |
Intel Core Ultra 7 258V | 8190 |
Intel Core Ultra 5 226V | 7606 |
AMD Ryzen AI 9 365 | 7422 |
AMD Ryzen AI 9 HX 375 | 7150 |
Intel Core Ultra 5 225H | 6245 |
AMD Ryzen 5 7535HS | 5496 |
AMD Ryzen 5 8645HS | 5270 |
AMD Ryzen 7 7735HS | 5130 |
Intel Core Ultra 5 225U | 4954 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 4750 |
AMD Ryzen 7 8840U | 4848 |
AMD Ryzen 5 8640U | 4843 |
Intel Core Ultra 7 155U | 4271 |
Intel Core Ultra 5 125U | 3732 |
FF15ベンチマーク(重量級3D)

やや重いの結果となりました。
CPU | スコア |
Intel Core i7-13700HX+RTX4070(標準) | 15852 |
AMD Ryzen AI 9 365 | 5798 |
Intel Core Ultra 7 258V(軽量)(HP OmniBook) | 5423 |
AMD Ryzen AI 9 HX 375 | 5097 |
Intel Core Ultra 9 285H (軽量) | 4779 |
AMD Ryzen 7 8840HS(軽量) | 4719 |
Intel Core Ultra 7 258V(軽量) | 4708 |
Intel Core Ultra 5 226V(軽量) | 4636 |
Intel Core Ultra 7 155H(軽量) | 4188 |
AMD Ryzen 5 8645HS(軽量) | 4014 |
AMD Ryzen 7 8840U(軽量) | 3977 |
Intel Core Ultra 5 125H(軽量) | 3808 |
Intel Core Ultra 5 225H(軽量) | 3743 |
AMD Ryzen 7 8840HS(軽量)(HP) | 3699 |
AMD Ryzen 5 8640U(軽量) | 3589 |
Intel Core Ultra 7 155H(軽量)メモリ16GB | 3355 |
Intel Core i5-13500H(軽量) | 2875 |
AMD Ryzen 7 7735U(軽量) | 3470 |
AMD Ryzen 5 7535HS(軽量) | 2979 |
Intel Core Ultra 7 155U(軽量) | 2897 |
Intel Core Ultra 5 255U(軽量) | 2616 |
Intel Core i7-1260P(軽量) | 2486 |
Intel Core Ultra 5 125U(軽量) | 2333 |
Intel Core i7-1250U(軽量) | 2309 |
3DMark ベンチマーク

Fire Strikeのグラフィックスコアは4922でした。
Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。
めやすとしてはGeForce GTX 1650、1060がエントリー向けグラフィックボードとなります。
グラフィックボード | 3DMark Fire Strike |
GeForce RTX 3080 Ti | 38323 |
GeForce RTX 3080 | 36176 |
GeForce RTX 4070(Laptop) | 27898 |
GeForce RTX 4060 | 27500 |
GeForce RTX 3060 | 20764 |
GeForce RTX 4050 Laptop | 18579 |
GeForce RTX 3050 Ti | 14911 |
GeForce GTX 1060 | 12500 |
Intel Core Ultra 9 285H(CPU内蔵) | 10702 |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵) | 9747 |
Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵) | 9702 |
AMD Ryzen AI 9 365 | 9675 |
AMD Ryzen AI 9 HX 375 | 9617 |
GeForce GTX 1650 | 9000 |
Intel Core Ultra 5 226V(CPU内蔵) | 8553 |
AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) | 8503 |
Intel Core Ultra 5 125H(CPU内蔵) | 8488 |
Intel Core Ultra 5 255H(CPU内蔵) | 7807 |
AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) | 7600 |
AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵)(HP) | 7495 |
AMD Ryzen 5 8645HS(CPU内蔵) | 6771 |
AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) | 6666 |
AMD Ryzen 5 8640U(CPU内蔵) | 6376 |
AMD Ryzen 7 7735HS(CPU内蔵) | 6261 |
Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) | 5401 |
Intel Core i5-13500H(CPU内蔵) | 5237 |
AMD Ryzen 5 7535U(CPU内蔵) | 5103 |
Intel Core i5-1340P(CPU内蔵) | 5000 |
Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) | 4955 |
Intel Core Ultra 5 225U(CPU内蔵) | 4922 |
Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) | 4462 |
AMD Ryzen 5 7535HS(CPU内蔵) | 4419 |
AMD Ryzen 7 7730U(CPU内蔵) | 4000 |
AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) | 3288 |
グラフィック性能はまずまずといったところです。
Time Spyのスコアは2108でした。

グラフィックボード | 3DMark Time Spy |
Intel Core Ultra 9 285H | 4099 |
Intel Core Ultra 7 258V(CPU内蔵) | 3887 |
Intel Core Ultra 7 155H(CPU内蔵) | 3841 |
AMD Ryzen AI 9 HX 375 | 3573 |
AMD Ryzen AI 9 365 | 3558 |
Intel Core Ultra 5 226V(CPU内蔵) | 3471 |
Intel Core Ultra 5 255H(CPU内蔵) | 3149 |
AMD Ryzen 7 8840HS(CPU内蔵) | 2912 |
AMD Ryzen 7 8840U(CPU内蔵) | 2588 |
AMD Ryzen 5 8645HS(CPU内蔵) | 2383 |
Intel Core Ultra 5 225U(CPU内蔵) | 2108 |
Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) | 2042 |
Intel Core Ultra 5 125U(CPU内蔵) | 1952 |
AMD Ryzen 7 7735HS(CPU内蔵) | 1790 |
AMD Ryzen 5 7535HS(CPU内蔵) | 1279 |
RawTherapeeでのRAW現像時間
フリーの画像編集ソフトRawTherapeeを使って、スマホで撮影したRAW画像10枚のRAW現像にかかる時間を測定しました。
CPU | 時間 |
AMD Ryzen AI 9 HX 375 | 9秒 |
AMD Ryzen AI 9 365 | 10秒 |
Intel Core Ultra 9 285H | 11秒 |
Intel Core i7-13700HX | 11秒 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 12秒 |
AMD Ryzen 7 7735HS | 13秒 |
AMD Ryzen 7 8840U | 13秒 |
Intel Core Ultra 7 155H | 13秒 |
Intel Core i5-13500H | 13秒 |
Intel Core i5-1340P | 13秒 |
Intel Core Ultra 5 225H | 14秒 |
Intel Core Ultra 5 125H | 14秒 |
Intel Core i7-1260P | 15秒 |
AMD Ryzen 5 8640U | 15秒 |
Intel Core Ultra 5 225U | 16秒 |
AMD Ryzen 5 8645HS | 17秒 |
Intel Core Ultra 7 258V | 17秒 |
Intel Core i5-1335U | 17秒 |
Intel Core Ultra 5 125U | 18秒 |
Intel Core i5-1235U | 18秒 |
AMD Ryzen 7 7730U | 17秒 |
Intel Core Ultra 5 226V | 19秒 |
AMD Ryzen 5 7535HS | 20秒 |
Intel Core Ultra 7 155U | 20秒 |
Intel Core i7-1250U | 21秒 |
書き出し速度はそこそこ早いという結果になりました。
Davinci ResolveでのYouTube動画書き出し時間

動画編集ソフトDavinci Resolveで、5分45秒のフルHDのYouTube動画書き出し時間にかかった時間を計測しました。
以前までDavinci Resolveバージョン18で計測していたのですがバージョン19が出てしばらく経ったので、19に切り替えて計測しています。
18→19にバージョンアップすることで以前よりもかなり書き出し速度が向上しています。
そのため18での計測結果が比較にならず・・・19での計測結果のみ載せています。
CPU | 時間 |
Intel Core Ultra 7 155H+GeForce RTX 4050 Laptop | 38秒 |
Intel Core Ultra 9 285H | 48秒 |
Intel Core Ultra 7 258V | 52秒 |
AMD Ryzen AI 9 365 | 54秒 |
AMD Ryzen AI 9 HX 375 | 57秒 |
AMD Ryzen 7 7735HS | 1分11秒 |
AMD Ryzen 5 8645HS | 1分16秒 |
Intel Core Ultra 5 226V | 1分17秒 |
Intel Core Ultra 5 225U | 1分22秒 |
Intel Core Ultra 5 225H | 1分24秒 |
AMD Ryzen 7 6800U | 1分32秒 |
AMD Ryzen 5 7535HS | 1分42秒 |
Intel Core Ultra 7 155U | 2分22秒 |
書き出し速度はまずまず早い結果になりました。フルHDくらいの動画であれば問題なくできるでしょう。
参考までにバージョン18で、4分のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を他CPUで計測した結果も載せておきます。
CPU | 時間 |
Intel Core i7-13700HX+GeForce RTX 4060 | 42秒 |
AMD Ryzen 7 6800H+GeForce RTX 3050 Ti | 48秒 |
Intel Core Ultra 7 155H(16 GB DDR5-5600MT/s (SODIMM) – (2 x 8 GB)・レノボIdeaPad Pro) | 54秒 |
Intel Core i7-13700H+GeForce RTX 4050 | 56秒 |
Intel Core Ultra 5 125H | 1分02秒 |
Intel Core Ultra 7 258V(レノボYoga) | 1分04秒 |
Intel Core Ultra 7 155H(16 GB DDR5-5600MT/s (SODIMM) – (2 x 8 GB)・HP Spectre) | 1分06秒 |
AMD Ryzen 7 8840U | 1分07秒 |
Intel Core Ultra 7 258V(HP OmniBook) | 1分11秒 |
Intel Core Ultra 7 155H(メモリ16GB) | 1分11秒 |
AMD Ryzen 7 8840HS | 1分16秒 |
Intel Core i5-1340P | 1分17秒 |
AMD Ryzen 7 7735U | 1分18秒 |
AMD Ryzen 7 6800U | 1分18秒 |
AMD Ryzen 5 7535U | 1分22秒 |
AMD Ryzen 5 8640U | 1分23秒 |
Intel Core Ultra 5 125U | 1分26秒 |
Intel Core i7-1260P | 1分28秒 |
AMD Ryzen 7 7730U | 1分29秒 |
Intel Core Ultra 7 155U | 1分36秒 |
Intel Core i5-1235U | 1分40秒 |
Intel Core i5-1335U | 1分48秒 |
AMD Ryzen 7 5800U | 1分56秒 |
Intel Core i7-1250U | 2分22秒 |
排熱性能と静粛性について
CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。
パフォーマンスモードで計測しています。
負荷をかけはじめたときの状態です。

負荷をかけ続けた時の状態です。


上記が測定結果ですが、負荷をかけるとCPU温度は70℃超程度まで上がりましたが、さほど高くはなりません。
CPU電力は、負荷をかけると15W強程度まで上がりますがこちらもさほど高くはなりません。
この間、キーボードはファンクションキー上側あたりが少し熱くなりますがさほど気にはなりません。
また、負荷をかけた時の音については静かです。

負荷をかけた時の音についてはサー…という音が少し、聞こえる程度で、騒音計で測定すると大体30dbの数値になっていました。
騒音目安については以下の通りです。
騒音値(db) | めやす |
50db | 大きく聞こえる。静かな事務所 |
40db | 聞こえるが会話に支障なし。図書館、静かな住宅地の昼 |
30db | 小さく聞こえる。郊外の深夜、ささやき声 |
20db | ほとんど聞こえない。ささやき |
負荷をかけても騒音や音は気にならないでしょう。
ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel) のレビュー評価まとめ

評価まとめ
各作業のレビュー結果は以下の通りです。
Web閲覧 | ◎(快適) |
---|---|
Office系事務作業 | ◎(快適) |
動画鑑賞 | ◎(快適) |
Web会議 | ◎(快適) |
SNS・ブログ | ◎(快適) |
プログラミング | ◎(快適) |
画像・写真編集 | ◎(快適) |
動画編集 | 〇(まずまず快適) |
ゲーム | ×~△(CPUによるがゲーム向きではない) |
ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。
比較項目 | レノボThinkPad X13 Gen6 |
CPU | Intel Core Ultra 5 225U |
CPU性能(PassMark) | B+ (実測22343) |
CPUグラフィック性能(3DMark) | C (実測4922) |
メモリ | 16~32GB |
ディスプレイ総合評価 | B+ |
ディスプレイ種類 | IPS |
サイズ | 13.3インチ |
アスペクト比 | 16:10 |
ディスプレイ解像度 | B(1920×1200) |
ディスプレイ輝度 | A (400nit) |
ディスプレイ色域 | A (100%sRGB) |
ボディ質感 | B+ |
キーボード | A++ |
重さ・持ち運びやすさ | A+ (実測987g) |
インターフェイス | B+ |
USB-A | 〇(1) |
USB-C | 〇(2) |
USB-C充電 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 |
HDMI | 〇 |
Webカメラ | 5MPカメラ(IRはオプション) |
プライバシーシャッター | 〇 |
バッテリー | A+(54.7Whr 実測9:06) |
認証 | 顔認証、指紋認証 |
その他機能 | – |
価格・コスパ | B+(16.34万円~) |
おすすめ度 | A+ |
今回の新型で重さ1kg未満となったのが最大のメリットです。
価格も、X1 Carbonと比較すると安めでコスパも良いです。
ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel) の良い点

- 1kg未満となり一気に軽くなった。
- 価格が比較的安い。
- キーボードが良い。
ThinkPad X13シリーズは、もともとコスパの良いシリーズとして人気がありましたが今回、重さ1kg未満となり一気に軽くなりました。
ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel) で気になった点

- CPUにIntel Core Ultra 200Vシリーズが選べない
- 有機ELが選べない
おそらくThinkPad X1 Carbonとの差別化からと思いますが、CPUにモバイルとして超優秀なIntel Core Ultra 200Vシリーズが選べません。
また、ディスプレイに有機ELも選べないので、それらの構成が欲しい場合、X1 Carbonを選ぶ必要があります。
このノートパソコンを購入するのに向く方

- 優秀で軽いビジネスモバイルノートパソコンをなるべく安く購入したい
人向きの機種と言えます。
軽くて優秀なビジネスモバイルノートパソコンというと、ThinkPad X1 Carbonになりますが、このX13は価格が安めでコスパが良く、なるべく安く購入したい場合におすすめの機種となります。
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