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スバルレヴォーグは買って後悔しないか?【価格高めだが走行・安全性能は素晴らしい】

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2023年1月更新

レヴォーグが発売されて2年経過し、そろそろ2回目の年次改良(C型)が発売される時期になりました。

スバル車歴10年以上の私が、レヴォーグの特徴・買って後悔してしまうかもしれないポイントを紹介していきます。

 

レヴォーグは車両価格が高めなのでコスパは良くない

レヴォーグは国産の上級ワゴンに位置づけられる車種です。

そのため、値段も相応に高いです。

以下がグレードごと価格表です。

グレード  C型価格
GT 310.2万
GT EX 348.7万
GT-H 332.2万
GT-H EX 370.7万
STI Sport 376.2万
STI Sport EX 414.7万
STI Sport R 444.4万
STI Sport R EX 482.9万

 

スペックは以下の通りです。

スペック 新型レヴォーグ1.8 新型レヴォーグ2.4
価格 409.2万
(STI Sport EX)
477.4万
(STI Sport R EX)
駆動方式 AWD(ACT-4) VTD-AWD
全長×全幅×全高 4755×1795×1500 4755×1795×1500
車重 1580kg 1630kg
最小回転半径 5.5m 5.5m
エンジン 1.8Lターボ 2.4Lターボ
排気量 1795cc 2387cc
最高出力 177ps/
5200-5600rpm
275ps/
5600pm
最大トルク 300Nm/
1600-3600rpm
375Nm/
2000-4800rpm
JC08モード燃費 16.5km/L
WLTCモード燃費 13.6km/L 11.0km/L
使用燃料 レギュラー ハイオク

 

走行性能・安全性能は素晴らしいのですが、以下の点、ファミリーカーとしてのコスパを考えると厳しい点もあるかと思います。

  1. 5人乗り。7人乗りではない。
  2. ボディサイズは普通で広いわけではない。
  3. 燃費はそこそこ。良くはない。
  4. 価格が高め。

いずれも、ファミリー向けとして購入する際に、奥さんを説得するポイントとしては厳しいものがあります・・・

おそらくフォレスターのほうが、値段の割に広く、ハイブリッドもあるので、ファミリー向けとしては優秀と思います。

 

7人乗りでもない、燃費も良いわけではない、ステーションワゴンにこれだけのお金をかける意味があるか?が買って後悔するポイントの1つになるのではと思います。

もしかすると、「同じ値段で7人乗りのミニバン・SUVが買えたからそっちにすればよかった・・・」などとなるかもしれません。

 

走行性能や安全性能に価値を見出し、そこにお金をかけられる方向けの車と言えます。

 

レヴォーグは全車ターボエンジン・4WD。使い方によってはオーバースペック

レヴォーグは全車ターボエンジン・4WDです。

私も10年以上、スバルの4WDに乗ってきており、その走行安定性は素晴らしいものがあります。

またターボエンジンも、力強く走るのが楽しくなります。

 

ただ・・・走行シーンがほとんど街乗りとかだと、せっかくの4WD・ターボエンジンを活かす機会がほとんどないかもしれません。

4WDの走行性能はとてもありがたいですが、実感できるのが雨の日とか雪道くらいになるので、大半はあまりその性能を活かすことができないと思います。

そうなると、もっと安いFFのインプレッサとかでもいいんじゃないか、となります。

 

新機能アイサイトXは高速道路にほとんど乗らないのであればオーバースペック

レヴォーグの目玉機能として、アイサイトXという予防安全・自動運転機能を保持した機能があります。

これをつける場合、38.5万高となります。そのかわりナビも自動で付きます。

 

ただこのアイサイトX・・・自動運転は高速道路のみの機能となり、予防安全機能は通常のアイサイトXで十分なので、完全なオーバースペック機能となる可能性があります。

自動運転に使うなら、ナビも常に更新しないといけないですし、そうなると更新料もかかりますしね・・・

もし私が新車で買うならアイサイトXは付けないかな?と思います。

 

レヴォーグの4WDとターボエンジンは維持費が若干高い

レヴォーグはターボエンジンの力強い走りと、全車4WDの走行性能が売りの車です。

ただ、4WD、ターボエンジンとも、維持費は普通のガソリン車・ハイブリッド車や2WDと比較して、多めにかかることは意識しておきましょう。

 

ターボエンジンは、エンジンの性能を維持するためにエンジンオイルの交換タイミングが早くなります。

また4WDも、専用の機構が付いているのでその分メンテナンス代がかかります。また、燃費も若干ですが悪くなります。

 

これらがオーバースペックな場合、「維持費が意外とかかるなあ・・・普通の2WDやハイブリッドにしておけばよかった」と後悔することになってしまうかもしれません。

 

街乗りだと燃費は想像以上によくない

これはスバル車全般に言えることですが・・・スバル車で、特にターボ車は、高速燃費は伸びますが、市街地燃費は悪くなる傾向にあります。

レヴォーグのメーカー公表燃費は以下の通りです。

市街地で10.2km/L走るので、ターボエンジンにしてはまあまあでは?と思うかもしれませんが、経験上、スバルのターボエンジンは、この値よりも燃費が悪くなる傾向にあります。

おそらくエアコンなどをフル稼働しての、首都圏の市街地のみ実燃費は、8km/L程度と予想します。

昔乗っていた、レガシィB4(2.0NAガソリン)でも市街地燃費はその程度の燃費でした。

 

スバル車を、しかもレヴォーグを購入する方は燃費には期待していないと思いますが(^^;

もしかするとダウンサイジングターボなので少しは良いかも?と期待すると見事に裏切られることになると思います(汗)

 

新型レヴォーグの不具合情報。故障で後悔しないか?

一般ユーザーの不具合情報を紹介します。

国土交通省のホームページに、ユーザーの不具合情報一覧があるので、新型レヴォーグのものをまとめてみます。

突然メーターパネルに警告表示が出て、運転支援制御装置(アイサイト)使用不可になる。ディーラーで気温(暑さ)でステアリングタッチセンサー故障したことが原因と言われた。

アイサイトX作動、車線中央維持走行中、片側一車線対面通行車線にてセンターライン及びセンターポール沿いに接近してセンターラインにタイヤが乗るか乗らないか位近くをトレースして走行した。

ハンドルタッチセンサーの異常でエンジンを始動したところ、自動運転機能の不具合が発生しているエラー表示が出ていた。

アイサイトが正常に作動しない。

運転支援装置(アイサイト)のプログラムに関わる改善対策の措置を受けた車で、衝突被害軽減ブレーキが不要作動した。

一般道を走行中、対向車線のバイクに反応して突然自動ブレーキが作動し、急制動がかかった。

アイサイトの車線中央維持機能を利用時、車線左側に寄って走行する。

ブレーキブースター及びバッテリーの不良により、一般道でのブレーキ操作時にブレーキペダルが重くなった。それ以降、ブレーキペダルを踏みこんでも停止しづらい状態になり、警告音及び警告表示が出た。

チェックしたところ上がっているのが、この8件ですね。

正直なところ・・・意外と多く件数上がっているな、という印象です(汗)

実は新型フォレスターでも同じページをチェックしましたが、フォレスターのほうが発売して期間が経っていますが、2件しか挙がっていませんでした。

販売台数との兼ね合いもあるので、一概には比較できませんが・・・ちょっとレヴォーグのほうが多いのかなと言う印象です。

一般ユーザーからの不具合報告は、ほぼすべて新型アイサイトXに関するものです。

やはり新機能なので、色々あるようですね・・・

 

このようにレヴォーグは、アイサイトXなど新機能を詰め込んだ車なので、その分不具合に当たってしまう可能性は少し高くなります。

ただ、C型も発売される時期になったので、初期不具合については落ち着いてきた印象があります。

 

スバル車10年以上の私の経験からすると、スバル車は故障が多いかというとそうでもない、という印象を持ってます。

私自身、13年落ちのアウトバックに乗り続けていますが故障はほとんどありません。

そのためスバル車だから故障多いかも、ということは心配しなくても大丈夫です。

 

新型レヴォーグの口コミ情報

新型レヴォーグの口コミ情報について、価格.comのレビュー情報をまとめた記事があるので紹介します。

新型レヴォーグの口コミ・評価まとめ【一般ユーザーの辛口・率直な意見を紹介】2022年2月26日更新 口コミの情報を最新化しました。 新型レヴォーグ、日本カーオブザイヤーを受賞し、自動車メディ...

高評価:走行性能・乗り心地

平均的な評価:インテリア・エンジン性能・価格

低評価:燃費

というところで、燃費以外は、概ね満足できる出来であるという一般ユーザーの評価です。

燃費は、ターボエンジンモデルしかないので、評価はどうしても厳し目にはなってしまいますね。

 

新型レヴォーグは買いか?

新型レヴォーグは私も試乗したことがあり、エンジン、走行性能、乗り心地は申し分ない!という出来でした。

走らせたときの安定感や視界の良さ、しなやかな乗り心地が、これぞスバル車!という感覚が強く、素晴らしい出来であったな、と感じます。

ただ・・・フォレスターSPORTも素晴らしい出来だったのですよね。

ファミリー用としては、フォレスターのほうが室内広いし、フォレスターのほうがいいかも、と思える出来の良さがありました。

試乗した感想の詳細は、別記事にまとめていますので参考にしてみてください。

新型レヴォーグSTISport試乗インプレッション【スバル会心の出来!】新型レヴォーグ、アウトバックオーナーでスバリストの私も、実際に試乗することができました! 出来の良さは、カーオブザイヤーを受賞した...

 

いろいろ後悔になってしまうかもしれないポイントを挙げてみましたが、そのどれもが

走行性能や安全性能は素晴らしいがその分オーバースペックになるかもしれない

というものになります。

 

ただ私も、アウトバックにはなりますがスバル車を10年以上乗ってきており、6気筒で4WDと完全なオーバースペックの車に乗ってますが、その分満足度は高いです。

正直、今の車になってから、オーバースペックではありますが満足しているので、なかなか買い替える気が起こらないという状態になってます。

(ただもう13年目になったので、そろそろ足回りとかもへたってきており、レヴォーグとかに買い替えたいかも・・・)

 

そのため、若干車両価格が高めとか、燃費がそこまで良くないなどが納得できれば、走行性能や安全性能は素晴らしいので、後悔のない買い物になるのではと思います。

 

 

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以下は、もともと当記事はA型の出来はどうか、というコンセプトで書いたものなので、それに関する経験を書いています。今のレヴォーグはC型になるのであまり関係はなくなりましたが、興味があれば読んでみていただければと思います。

スバル車のA型(初期型)とは?

新型レヴォーグから興味を持ち始めて、「A型」というのがどういう意味か分からない、という方のために、簡単に解説します。

スバル車は、どの車種も毎年年次改良を行っており、年ごとに少しずつ仕様が変わり、年によっては新機能が追加されたりします。

発売当初の型を「A型」と表現し、以降1年ごとに改良が入るごとに、「B型」「C型」・・・と表現していくのがスバル車の特徴です。

 

また、モデルサイクルの前半を「前期型」、後半を「後期型」と表現するのも一般的で

・A、B、C型・・・前期型

・D型以降・・・後期型

という表現もよく使われます。

D型の改良は、「ビッグマイナーチェンジ」と呼ばれることが多く、大掛かりな改良や新機能の追加が入ったりすることが多いです。

 

【車購入の前に】車一括査定をすれば10万以上お得になる!

もし車買い替えを検討される場合、必ず車一括査定を実施してください。

私の場合、14年落ちのレガシィアウトバックを査定に出しました。

  1. 2009年式(14年落ち)
  2. 走行距離8.5万km
  3. 車体色が赤とマイナー色
  4. アイサイトなし
  5. エンジン排気量3.6リッター
  6. ボディに細かい傷やへこみあり

と、何一つ査定額が上がる要素のない車ではあったのですが(汗)

  1. ディーラー下取り:3万円
  2. 車買取一括査定:13万円

と、なんと10万円もの査定アップになりました!

絶対にこのひと手間は、かけるべきだと強く思いました。

↑上記の画像もしくはボタンをクリックすると、「MOTA車買取」のホームページに飛ぶことができます。

最近勢いのあるMOTAが運営する車買い取り査定サイトです。

MOTA車買取とは 申込み翌日18時には複数社の査定結果がネットで見れて、やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみなので、従来の一括査定にありがちな電話ラッシュがない、新しい車買取一括査定です。

高額査定をした最大20社のうち、上位最大3社のみからのご案内のため、電話ラッシュでうんざりする事がありません。

私も経験がありますが、一括査定は一斉に電話がかかってきてしまうので・・・この方式なら上位3社だけで済むので、楽でよいです。

 

また大手のリクルートが運営している車買取一括査定サービスも紹介します。

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カーセンサーはリクルートが運営する車買い取り査定サイトです。

最大手のリクルートが運営しているというのもあり、安心感のあるサービスと言えます。

複数買取業者の一括査定、もしくはオークション形式による最も高値をつけた1社のみとの交渉を選択可能です。

一括買い取り査定サイトの最大手で、買い取り形式も選択できるので自分の希望に応じた活用ができます。

複数業者との電話が煩わしいという場合は、オークション形式にしてしまえば、1社のみとのやり取りで済みます。

車買取一括査定サービスの比較および体験談を以下記事にまとめているので参考にしてみてください。

車一括査定サイトの比較。どのサービスがおすすめか?車買い替えにあたり、車一括査定サービスを検討される方もいらっしゃると思います。 私自身、2023年2月、レガシィアウトバックの車買...

 

過去の年次改良の例

私が今乗っている、5世代目(BR)のレガシィの年次改良を例に取り上げます。

・B型:アイサイトを新機能として追加

・D型:ビッグマイナーチェンジで大掛かりな変更を実施
→ 300馬力の2リッター直噴ターボモデルを設定
→ 2.5リッターエンジンを刷新(EJ→FB型)し、性能向上
→ アイサイトVer2 にバージョンアップ

 

・・・主要な機能追加だけでもこれだけあります。

特にB型のアイサイト新規追加と、D型の2リッター直噴ターボモデルの追加は当時のスバリストにとっては大いに驚いた改良になるでしょう。

 

旧型レヴォーグは、5世代目レガシィほどではないものの、C型にてSTI Sportのグレードを追加、D型にてアイサイトツーリングアシストにバージョンアップ、ということを実施しています。

旧型レヴォーグのA→B型は、アイサイトほどの大きな変更はありませんでした。サンルーフとアドバンスドセーフティパッケージくらいかな?

 

A型に不具合はないのか?

私自身、5世代目レガシィのA型に乗っていますが、A型特有の不具合というのはまったくなかったです。

旧型レヴォーグでは、当時新開発エンジンの1.6リッターターボエンジンは、出力特性変更のため(発売当初は低速時にギクシャクしたり、加速がダルく感じることがあった)、ECUリプロを無償で何回か実施していたようですが、その程度のようです。

不具合の心配という観点では、A型はまったく心配することはない、というのが私の個人的な意見です。

 

・・・新開発1.8リッターエンジンは、旧型レヴォーグの1.6ターボと同じように、ECUリプロが発生する可能性もなくはないですが、今回は1.6で得たノウハウがあるので(スバルにとって小排気量でレギュラーのターボというのは1.6が初めてだった)、そこまでにはならないだろうと思っています。

仮にあったとしても、無償対応してくれるようですし。

A型は、各パーツの耐久性に余裕をもって設計されているので、むしろ長く乗るのには適している、という意見もあるくらいです。