2021年11月25日更新
B型がとうとう正式発表され、2.4ターボが追加されました!
グレード | 価格 |
GT | 310.2万 |
GT EX | 348.7万 |
GT-H | 332.2万 |
GT-H EX | 370.7万 |
STI Sport | 370.7万 |
STI Sport EX | 409.2万 |
STI Sport R(追加) | 438.9万 |
STI Sport R EX(追加) | 477.4万 |
※EXはアイサイトX搭載グレードですべて38.5万円高
STI Sport Rと、STI Sport R EXが追加され、この2グレードが2.4ターボモデルとなります。
ハイオクエンジンとなりますが、275ps、375Nmというハイパワーを叩き出すので、興味のある方は是非チェックしてみましょう!
当記事は、スバルのA型でもこのレヴォーグの出来が良かったので、買っても全く問題ない!ということをお伝えしたかった記事なので、A型のことについて多く触れています。
また、一般ユーザーの不具合情報をまとめてみると、アイサイトXに関するものが結構多く挙がっているという印象でした。
これも、B型で改善されることを期待したいと思います。
新型レヴォーグが2020年10月に発売され、A型(初期型)を買っても大丈夫か?というのを、私自身レガシィ5世代目のA型に乗っているので、その経験を踏まえつつお話したいと思います。
新型レヴォーグのグレードや価格情報については、別途記事を書いているので以下を参考にしてみてください。

スバル車のA型(初期型)とは?
新型レヴォーグから興味を持ち始めて、「A型」というのがどういう意味か分からない、という方のために、簡単に解説します。
スバル車は、どの車種も毎年年次改良を行っており、年ごとに少しずつ仕様が変わり、年によっては新機能が追加されたりします。
発売当初の型を「A型」と表現し、以降1年ごとに改良が入るごとに、「B型」「C型」・・・と表現していくのがスバル車の特徴です。
また、モデルサイクルの前半を「前期型」、後半を「後期型」と表現するのも一般的で
・A、B、C型・・・前期型
・D型以降・・・後期型
という表現もよく使われます。
D型の改良は、「ビッグマイナーチェンジ」と呼ばれることが多く、大掛かりな改良や新機能の追加が入ったりすることが多いです。
過去の年次改良の例
私が今乗っている、5世代目(BR)のレガシィの年次改良を例に取り上げます。
・B型:アイサイトを新機能として追加
・D型:ビッグマイナーチェンジで大掛かりな変更を実施
→ 300馬力の2リッター直噴ターボモデルを設定
→ 2.5リッターエンジンを刷新(EJ→FB型)し、性能向上
→ アイサイトVer2 にバージョンアップ
・・・主要な機能追加だけでもこれだけあります。
特にB型のアイサイト新規追加と、D型の2リッター直噴ターボモデルの追加は当時のスバリストにとっては大いに驚いた改良になるでしょう。
旧型レヴォーグは、5世代目レガシィほどではないものの、C型にてSTI Sportのグレードを追加、D型にてアイサイトツーリングアシストにバージョンアップ、ということを実施しています。
旧型レヴォーグのA→B型は、アイサイトほどの大きな変更はありませんでした。サンルーフとアドバンスドセーフティパッケージくらいかな?
A型に不具合はないのか?
私自身、5世代目レガシィのA型に乗っていますが、A型特有の不具合というのはまったくなかったです。
旧型レヴォーグでは、当時新開発エンジンの1.6リッターターボエンジンは、出力特性変更のため(発売当初は低速時にギクシャクしたり、加速がダルく感じることがあった)、ECUリプロを無償で何回か実施していたようですが、その程度のようです。
不具合の心配という観点では、A型はまったく心配することはない、というのが私の個人的な意見です。
・・・新開発1.8リッターエンジンは、旧型レヴォーグの1.6ターボと同じように、ECUリプロが発生する可能性もなくはないですが、今回は1.6で得たノウハウがあるので(スバルにとって小排気量でレギュラーのターボというのは1.6が初めてだった)、そこまでにはならないだろうと思っています。
仮にあったとしても、無償対応してくれるようですし。
A型は、各パーツの耐久性に余裕をもって設計されているので、むしろ長く乗るのには適している、という意見もあるくらいです。
2021年の年次改良B型での改良点
2021年11月25日、年次改良にてB型が正式発表されました!
A型からの改良点について、情報入手次第順次追記していきますが、
一番大きな改良は、2.4ターボのハイパワーモデル追加でしょう!
グレード | 価格 |
GT | 310.2万 |
GT EX | 348.7万 |
GT-H | 332.2万 |
GT-H EX | 370.7万 |
STI Sport | 370.7万 |
STI Sport EX | 409.2万 |
STI Sport R(追加) | 438.9万 |
STI Sport R EX(追加) | 477.4万 |
スペック | 新型レヴォーグ1.8 | 新型レヴォーグ2.4 |
価格 | 409.2万 (STI Sport EX) |
477.4万 (STI Sport R EX) |
駆動方式 | AWD(ACT-4) | VTD-AWD |
全長×全幅×全高 | 4755×1795×1500 | 4755×1795×1500 |
車重 | 1580kg | 1630kg |
最小回転半径 | 5.5m | 5.5m |
エンジン | 1.8Lターボ | 2.4Lターボ |
排気量 | 1795cc | 2387cc |
最高出力 | 177ps/ 5200-5600rpm |
275ps/ 5600pm |
最大トルク | 300Nm/ 1600-3600rpm |
375Nm/ 2000-4800rpm |
JC08モード燃費 | 16.5km/L | – |
WLTCモード燃費 | 13.6km/L | 11.0km/L |
使用燃料 | レギュラー | ハイオク |
ハイパワーになった分、燃料はハイオクになっています。
また、値段もかなりの差があり、約68万円!の差となっています。
さすがに手軽には手が出ない価格になっていますね(^^;
個人的には、ハイパワーモデルよりも、燃費を改良したe-Boxer(ハイブリッド)モデルが欲しいなと思っていましたが、B型では追加されませんでしたね・・・
まあこのあたりがスバルらしいというか(笑)燃費改良モデルは、C型以降に期待ですかね。
また、2.4ターボモデルは、トランスミッションのCVTも専用のものが搭載されているようです。
この2.4ターボ専用のCVTが、どの程度走りに影響するかは未試乗のため分かりませんが、期待したいと思います!
新型レヴォーグは買いか?
新型レヴォーグの年次改良で、追加される可能性が高そうなのはエンジンラインナップだろう、と予想しています。
モーターと組み合わせた、更なる燃費向上を図ったモデルと、旧型FA20DITの300馬力の代替になるようなモデルが今後出てくるのでは、と予想しています。
そのため、1.8リッターターボの燃費が物足りない、もしくは旧型2リッターターボの300馬力くらいないと物足りない、という方は待ったほうがよいでしょう。
→2021年11月 B型にて2.4ターボのハイパワーモデルが追加されました。
エンジンの切り替えイメージとしては以下のような感じでしょうか?
FB16DIT(旧型レヴォーグ1.6) → CB18
FB25(現行レガシィ等の2.5NA) → CB18
EZ30・EZ36(BP・BRの6気筒) → 現状はCB18?馬力は少し足りないがトルクはCB18でほぼ十分と思われる。アメリカならFA24があるのだが・・・。
FA20DIT(旧型レヴォーグ2.0) → FA24(2.4ターボ)
1.8ターボの燃費やパワーで問題なし、という方は、走りや乗り心地は格段に進歩しているので、大半の方が後悔はしない出来です。
これは私が実際に試乗してもそう感じましたし、ネットの記事を見ていると、自動車評論家で新型レヴォーグを購入している人が多いこともそのことを証明しています。
※2021年11月追記
B型が正式発表され、ハイパワー版の2.4ターボが追加されました!
1.8ターボでは物足りないと思っていた方は要チェックです!
レヴォーグを実際に試乗してみた感想
レヴォーグを実際に試乗したので、その感想について、まとめたいと思います。
別記事で、価格.comのレビュー評価を紹介しているので、それに則って採点評価をしています。
評価項目 | 評価観点 |
エクステリア | 所有して満足感があるか・高級感はあるか |
インテリア | ファミリー用として使いやすいか |
エンジン性能 | 加速感が良いか、運転して違和感がないか |
走行性能 | 運転しやすいか、安心・安定感があるか |
乗り心地 | ファミリー用として快適か |
燃費 | 燃費が良いか、維持費がかからないか |
価格 | 価格に対する価値があるか |
新型レヴォーグの個人的な評価結果
- エクステリア:80点
- インテリア:75点
- エンジン性能:85点
- 走行性能:100点
- 乗り心地:85点
- 燃費:60点
- 価格:70点
個人的に採点すると上記結果で、エンジン、走行性能、乗り心地は申し分ない!という出来でした。
走らせたときの安定感や視界の良さ、しなやかな乗り心地が、これぞスバル車!という感覚が強く、素晴らしい出来であったな、と感じます。
ただ・・・フォレスターSPORTも素晴らしい出来だったのですよね。
ファミリー用としては、フォレスターのほうが室内広いし、フォレスターのほうがいいかも、と思える出来の良さがありました。
試乗した感想の詳細は、別記事にまとめていますので参考にしてみてください。

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新型レヴォーグのリコール・不具合情報
リコール情報
2021年10月現在、新型レヴォーグのリコール・改善情報がいくつか出てきたので、まとめます。
2021年3月5日
テレマティクスシステムの構成部品であるDCM(データコミュニケーションモジュール)において、イグニッションオフ時の通信停止制御プログラムが不適切なため、イグニッションオフのタイミングによってはDCMがスリープ状態に移行せず、通信をし続けることがある。そのため、バッテリを消費し続け、バッテリ上がりに至るおそれがある。
2021年3月5日
電動ブレーキブースタにおいて、内部構成部品である回転角センサのマグネットのモータシャフトへの組付け位置が不適切なため、イグニッションオンにした際などに、ブレーキペダルのストローク値をソフトウエアが誤認識する状態になることがある。そのため、バッテリが上がったり、クルーズコントロールがセットできずブレーキランプが点灯し続けたり、又は警告灯が点灯してブレーキペダル踏力が重くなるおそれがある。
2021年4月1日
運転支援装置において、衝突被害軽減ブレーキの制御プログラムが不適切なため、カーブ路にあるガイドポストや対向車の進行方向等を正しく認識できず、システムが衝突対象として過敏に反応することがある。そのため、意図しないところで障害物との接近を知らせる警報音が鳴り、衝突被害軽減ブレーキが作動するおそれがある。
新型レヴォーグに関するのは上記3件です。
バッテリ1件、ブレーキ1件、新型アイサイト1件、という内訳です。
個人的には、新型エンジンに関するものが1件もないのが素晴らしい!と思います。
一般ユーザーの不具合情報
国土交通省のホームページに、ユーザーの不具合情報一覧があるので、新型レヴォーグのものをまとめてみます。
突然メーターパネルに警告表示が出て、運転支援制御装置(アイサイト)使用不可になる。ディーラーで気温(暑さ)でステアリングタッチセンサー故障したことが原因と言われた。
アイサイトX作動、車線中央維持走行中、片側一車線対面通行車線にてセンターライン及びセンターポール沿いに接近してセンターラインにタイヤが乗るか乗らないか位近くをトレースして走行した。
ハンドルタッチセンサーの異常でエンジンを始動したところ、自動運転機能の不具合が発生しているエラー表示が出ていた。
アイサイトが正常に作動しない。
運転支援装置(アイサイト)のプログラムに関わる改善対策の措置を受けた車で、衝突被害軽減ブレーキが不要作動した。
一般道を走行中、対向車線のバイクに反応して突然自動ブレーキが作動し、急制動がかかった。
アイサイトの車線中央維持機能を利用時、車線左側に寄って走行する。
ブレーキブースター及びバッテリーの不良により、一般道でのブレーキ操作時にブレーキペダルが重くなった。それ以降、ブレーキペダルを踏みこんでも停止しづらい状態になり、警告音及び警告表示が出た。
チェックしたところ現状上がっているのが、この8件ですね。
正直なところ・・・意外と多く件数上がっているな、という印象です(汗)
発売して1年足らずですからね・・・実は新型フォレスターでも同じページをチェックしましたが、もう3年経っているのに、2件しか挙がっていませんでした。
販売台数との兼ね合いもあるので、一概には比較できませんが・・・ちょっとレヴォーグのほうが多いのかなと言う印象です。
一般ユーザーからの不具合報告は、ほぼすべて新型アイサイトXに関するものです。
やはり新機能なので、色々あるようですね・・・
これは、B型で改善することを期待したいと思います。
新型レヴォーグの口コミ情報
新型レヴォーグの口コミ情報について、価格.comのレビュー情報をまとめた記事があるので紹介します。

高評価:走行性能・乗り心地
平均的な評価:インテリア・エンジン性能・価格
低評価:燃費
というところで、燃費以外は、概ね満足できる出来であるという一般ユーザーの評価です。
燃費は、ターボエンジンモデルしかないので、評価はどうしても厳し目にはなってしまいますね。
新型レヴォーグの見積りと値引き金額めやす
新型レヴォーグに興味を持たれた方のために、見積もり金額と、値引き目安についてまとめます。
値引き金額めやす
2021年4月現在、値引き拡大してきており、15万程度は狙えそうです。
価格.comに、値引き実績一覧がのっていますので参考にしてみてください。
見積もり金額めやす
※10月15日 実際にGT-EXの見積取得したので、その結果を反映しました。
<必要最低限のオプションと諸費用>
付属品:ベースキット、前後ドライブレコーダー、ETC2.0で、28.2万
諸費用:税金関係、延長保証(5年)、点検パック5年で、35.4万
値引き:15万
合計:48.6万
おそらく、だれもが欲しいと思われるオプションや、必ずかかる費用について上記に挙げました。
「EX」グレードの場合、11.6インチディスプレイとナビが標準装備になるので、ナビはオプションで別途つける必要はありません。
EXとそうでないグレードは、結局のところナビをつけると、さほど金額差が出ないようなので、EXのグレードのみ目安を記載することにします。ナビキャンペーンの値引きを最大限利用しても、10万程度の違いとのこと。
この金額を考慮すると、見積金額目安は以下となります。
<見積もり金額めやす>
- GT EX:348.7万 + 48.6万 = 307.3万
- GT-H EX:370.7万 + 48.6万 = 419.3万
- STI Sport EX:409.2万 + 48.6万 = 457.8万
フロアマットを社外品にすれば10万以上安く購入可能!
フロアマットというのは、純正品の場合妙に高く、レヴォーグでも36,740円はするようです。
しかもスバルの見積もりでは、フロアマットは「ベースキット」という謎の(?)オプションの中に入っており、わかりづらくなっています。
しかもこのベースキットが高い!14万以上します。
このベースキットってなんぞや?と思って調べてみると、上記7点がセットになっているようです。
・・・これ、いる?(^^;まあドアバイザーはあったら雨の日に便利だけど・・・
少しでも価格を抑えるなら、ベースキットをやめて、フロアマットを社外品にしてしまうという選択はアリだと思います。
実際、私も前のレガシィのフロアマットは、純正品が高かったので社外品で済ませました。
フロアマットというのは、純正品の場合妙に高く、レヴォーグでも36,740円はするようです。
少しでも価格を抑えるなら、これを社外品にしてしまうという選択はアリだと思います。
実際、私も前のレガシィのフロアマットは、純正品が高かったので社外品で済ませました。
これなんかは楽天で9,900円と、凄く安いです!
フロアマットなので、形がきちんと適合していれば問題ないので、こだわりがなければ社外品を検討して節約してみてはいかがでしょうか。
ベースキットをやめて、フロアマットだけ社外品にすれば、それだけで13万以上は浮かせられますよ!
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