※2024年1月
2023年を振り返ってお買い得な時期をまとめた記事を書いていますのでこちらを参考にしてみてください。

ノートパソコンは、いつ買うと安いのか?
私自身、ノートパソコンが欲しくて、しょっちゅう価格をチェックしているので、調査結果を記事にまとめて紹介しようと思います。
ノートパソコンをコストパフォーマンス重視で選ぶとなると
レノボ・DELL・HPがおすすめメーカーになります。
この3メーカーが、コストパフォーマンスが最高によく、品質もなかなかなので、おすすめです。
そのため、この3メーカー主体で価格調査をしております。
この3メーカーでもコスパで順位をつけるとしたら、
レノボ >= DELL > HP
でしょうか。
レノボはコスパ最強です。特にIdeaPadのコスパがすこぶる良いです。まずはこれをチェックしてみましょう。

レノボは、ただ安いだけでなく、最低限クリアして欲しい性能や質感という点でも、安いにもかかわらずきっちり満たしています。これは凄いことです。そういう意味でもコスパ最強と言えます。
DELLはInspironのコスパが抜群なのと、納期が常に安定しているのが魅力です。

IdeaPadの在庫がなかったり、レノボが中国メーカーなので避けたいとかであれば、DELLを選ぶとよいでしょう。
HPは、レノボとDELLに比べると、コスパは少し落ちます。
ですが、Pavilion Aero 13やENVY x360 13など、安いながらも他メーカーにはない光るモデルを投入しているという印象があります。

HPはパソコンのデザインがよいので、そこが気に入って購入する方も多いです。
海外メーカーだと品質が心配・・・(特にレノボはネット上の評価もあまりよくないですね)という意見もありますが、
私自身、レノボのノートパソコンを2台購入して使っていますが品質的には全く問題ありません。
NEC・富士通・Panasonicなどの国産は、コストパフォーマンス的にはどうしても上記3社に負けます。
なのでコスパ重視なのであれば国産は選ばないほうが良いです。
富士通のLIFEBOOKや、パナソニックのレッツノートはものすごく軽量で魅力もありますけどね・・・高いのが残念です。
ノートパソコンを安く買うならネット直販が基本。量販店で買うべきではない

ノートパソコンを安く買うのであればネット直販が最安値なので、ネットで購入するのが超基本です。
家電量販店でもパソコンを売っていますが、
- 妙に高い(量販店の利益マージン?)
- 型落ちを売っている
- Officeが付いていることが多い
などの理由でおすすめはしません。
量販店で実機をチェックしてみるのは良いと思いますが、必ず、ネット直販で同機種がいくらで売っているか、を確認しましょう。
ノートパソコンが安い時期はいつか?
Lenovo・DELL・HPの価格を1年間以上チェックしており、その結果をまとめます。
時期による値段の違いはそこまで大きくない!?
- 年単位で見ると数千円〜1万程度の違いのため欲しいタイミングが買い時
- 週末の金〜日曜日は、安くなっていることが多いので週末の値段をチェックしてみる
長い時期、値段をチェックし続けた結論としては上記です。
たしかにセール時期などで数千円安くなるタイミングはありますが、せいぜいその程度のため、「買った少しあとに、数万円も安くなってました!」みたいなことはほぼないです。
おそらく、Lenovo・DELL・HPは、コストをギリギリまで切り詰めているので、そこまで値下げの余地がないからだと思います。(HPは微妙に値下げマージン持ってそうですが)
私は、2021年9月末頃、LenovoのIdeaPad Slim 550 14(AMD)というコスパ抜群の14インチノートパソコンを購入しました。
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 5 5625U (2.60GHz 2MB) |
メモリ | 8GB(デュアルチャネル)~ |
ストレージ | SSD 256GB~ |
液晶 | 14″ FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz, LEDバックライト |
重量 | 約1.38kg |
サイズ | 約 321.7×211.8×17.9mm(最薄部) |
バッテリー | 最大15.9時間 |
価格 | 7万円前後(時期によって変動) |
※IdeaPad Slim 550は旧型になっていますので新型の570を紹介します。

私は、2021年9月末にこの機種を、5.7万(実際にはOffice付きで7.8万)で購入しています。
10月〜11月は、在庫がなかったためか高くなっており、6万以上の時期もありました。
年間を通じて見てきて、最安値は5.4万でした。(2月)3月は年度末決算なのでしばらくは最安値が続くのではと思います。
この機種に限っていうと、10〜11月は在庫がなくて明らかに高く、納期も長い時期があったので、そういうときは別機種を探したほうが良いと思います。
在庫がない時期を除くと、安い時期と高い時期では数千円程度の違いのため、これくらいの差であれば、欲しいときに買ってしまってよいのでは?というのが個人的な意見です。
ただ週末はセールを実施していることが多いので、待てるなら週末まで待ったほうがよいでしょう。
安くなる時期の傾向も以下にまとめます。
週末(金曜夜〜日曜日)
HPは、週末に価格を安くすることが多いです。
特にHPは、週末セールというのをよく実施しています。

DELLは、毎週火曜日に価格が変わるサイクルになっているようなので、DELLのノートパソコンを狙っている場合は火曜日にチェックしてみましょう。
レノボは・・・正直値下がりタイミングが不明です(汗)
HPは頻繁に週末セールを実施しているので、同じタイミングでレノボもチェック、くらいで良いと思います。
11月末(ブラックフライデー)
アメリカのクリスマスセールの時期で、年間最大のセール時期とされています。
この時期はとくに、Amazonや楽天などネット通販の値段がすごく安くなります。
年末年始(年末年始セール)
12月のボーナス〜年末年始休みのタイミングで、消費者が買い物をしやすいタイミングですね。
この時期も、各メーカー年末年始セールというのを実施しており、価格が安い傾向にあります。
9月末(半期決算セール)・2月〜3月末(年度末決算セール)
こちらは消費者というよりメーカー都合ですが、決算時期に売上を伸ばすためにセールを実施し、安くなる傾向にあります。
特に2〜3月の年度末は安いので、パソコンが欲しい方はこの時期に狙ってみましょう。
こうしてみると、ユーザーが購入しようと考えるタイミングが、安くなりやすい、と言えそうです。
各メーカーの価格傾向について
各メーカーの価格の傾向について、紹介します。
Lenovo
2021年のパソコン世界シェアNo.1メーカー(24.1%)
世界シェアNo.1、コスパの高さもNo.1で、安い割に品質もよいので、コスパ重視ならばもっともおすすめできるメーカーになります。

為替の影響もあるからなのか、上記の通り1円単位まで値段が設定されています。
レノボは正直なところ、値下がりタイミングがまったく読めません(汗)
毎日チェックしていると、しれっと値下がりしていたりします。
待てるなら値段を何週間かチェックしてみるとよいでしょう。
DELL
2021年のパソコン世界シェアNo.3メーカー(17.4%)
Lenovoに次ぐコスパの高さと、安定した納期が最大の魅力です。

DELLも1円単位で値段設定しているのが特徴で、ちょくちょく値段変動がある点、Lenovoと似ているように思います。
LenovoとDELLを比較すると、若干、Lenovoのほうがコスパは良いかなと思います。
ただDELLのほうが納期が安定しているのと、Lenovoは中国メーカーなので避けたいという人も一定割合でいるでしょう。
LenovoのIdeaPad Slimと、DELLのInspironはガチンコのライバル機種であり、価格帯や性能も似ています。
DELLのInspironのほうが、質感がIdeaPadよりも少し高いという意見も多く、このあたりは好みで選べばよいかなと思います。
HP
2021年のパソコン世界シェアNo.2メーカー(21.7%)
HPはノートパソコンよりもデスクトップが強いイメージです。
ノートパソコンだけのコスパであれば、Lenovo、DELLに少し負けています。

上記はHPモバイルノートパソコンもっともの売れ筋と言える、Pavilion Aero 13-beの価格です。
Lenovo、DELLとは違い、1000円単位のキリのよい価格設定をしているのが特徴で、限界までコストを切り詰めているという感じはしないです。
HPは、週末セールを頻繁に実施しており、金〜日は売れ筋パソコンを値下げする傾向にあります。
そのため、欲しいパソコンがある場合、週末にチェックしてみましょう。
また、HPの場合、価格.com限定モデルが販売されており、おそらく中身は同じですが価格.com限定モデルのほうが安くなっていることが多いです。
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen 5 5625U,Ryzen 7 5825U |
メモリ | 8GB~16GB |
ストレージ | SSD 256GB~512GB |
液晶 | 13.3インチワイド・WUXGA非光沢・IPSディスプレイ(1920×1200)輝度400nit、色域100% sRGB |
重量 | 957g |
サイズ | 298×209×16.9mm |
バッテリー | 最大10.5時間 |
価格 | 9万円台〜(価格.com限定) |
上記はHPの人気機種、13インチの軽量モバイルノートパソコンですが、常に価格.com限定モデルのほうが安いです。
人気機種は、価格.com限定モデルが販売されていることが多いので、こちらもチェックしてみましょう。
2022年ノートパソコン買い時振り返り。安かったのは3月
2022年でノートパソコンが最も安かったのは3月です。
3月は年度末セールで、ノートパソコンが最も安い時期です。
例として、コスパ最強ノートパソコンLenovo IdeaPad Slim 5シリーズの値段推移をのせます。
年月 | 価格 |
2022年3月 | 5.4万 |
2022年4月 | 6.9万 |
2022年7月 | 6.9万 |
2022年9月 | 6.9万 |
2022年10月 | 7.9万 |
2022年11月 | 7.98万 |
2022年12月 | 7.9万 |
上記を見れば一目瞭然で、3月の値段がもっとも安かったです。
ただ新型発売ラッシュだったのが6~7月で、この機種も7月に新型が発売されています。新型を買うなら6~7月が買い時だったかと思います。
ただ、ノートパソコンは、値段推移が読みづらいので、買いたければさっさと買ってしまったほうが、迷っている時間を無駄にしないのでよいのでは?と思います。
私も1月くらいからノートパソコンが欲しいと探しており、結局4月まで探し続けました。
ただ、振り返ってみると、ノートパソコンを購入するまでの数か月、ブログの作成効率を上げられなかった時間が無駄だったかなあ、と、今になって思います。
- 最も安く買うなら3月
- 欲しいなら迷っている時間がもったいないので買ってしまうほうが効率的
2023年振り返り:DELL Inspiron 14 とレノボIdeaPad Slim 5i Gen8のお買い得時期
2023年でコスパ最強機種のDELL Inspiron 14 とレノボIdeaPad Slim 5シリーズの価格推移についてまとめます。
DELL Inspiron 14(5435,5430)
DELL Inspiron 14(5435,5430)

CPU | AMD Ryzen™ 5 7530U |
メモリ | 8GB~16GB |
ストレージ | SSD 256GB~1TB |
液晶 | 14.0-インチ 16:10 FHD+ (1920 x 1200) 非光沢 非-タッチ 250nits WVA ディスプレイ |
重量 | 約1.59kg |
サイズ | 約 314×226.6 x16.49~19.5 mm |
バッテリー | 54Wh (最大時間は未公表) |
価格 | 6万円台〜(時期により変動) |
レノボIdeaPad Slim 5i Gen8
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | インテル® Core™ i5-12450H ,インテル® Core™ i5-13500H |
メモリ | 16 GB LPDDR5-5200MHz |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
液晶 | 14″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz, LEDバックライト |
液晶(有機EL) | 14″ WUXGA OLED(有機ELディスプレイ) (1920 x 1200) 光沢あり, マルチタッチ非対応, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 60Hz, ブルーライト軽減パネル |
重量 | 約1.46kg |
サイズ | 約 312.0×221.0x16.9mm(最薄部) |
バッテリー | 3 セル リチウムイオンポリマーバッテリー 56.6Wh |
価格 | 7万円台~(時期によって変動) |
2023年のコスパ最強スタンダードノートパソコンは、
- DELL Inspiron 14(5435):AMD Ryzen 5,メモリ16GBで6万円台
- レノボIdeaPad Slim 5i Gen8:Intel Core i5,メモリ16GBで7万円台
こちらの2台が2強でした。
特にDELL Inspiron 14 の価格の安さはすさまじいものがありました。
以下はRyzen 5 7530U,メモリ16GB構成の価格です。
DELL Inspiron 14 (メモリ16GB)の価格推移
2023/1 | 8.29万 |
2023/2 | 7.79万 |
2023/3 | 7.79万 |
2023/4 | 9.16万 |
2023/5 | 7.46万 |
2023/6 | 6.83万 |
2023/7 | 6.39万 |
2023/8 | 7.39万 |
2023/9 | 7.48万 |
2023/10 | 6.95万 |
2023/11 | 6.21万 |
2023/12 | 6.98万 |
Ryzen 5 7530U,メモリ16GB,フルアルミボディという十分な性能と質感をもった機種が、大半の期間で6万円台で購入できてしまうというすさまじいコスパでした。
特に7月のセール時と、11月後半のブラックセールの安さはすさまじかったです。
またレノボIdeaPad Slim 5 Gen8の価格推移は以下の通りです。
レノボIdeaPad Slim 5 Gen8の価格推移
2023/1 | – |
2023/2 | – |
2023/3 | – |
2023/4 | 7.98万 |
2023/5 | 7.98万 |
2023/6 | 7.98万 |
2023/7 | 7.48万 |
2023/8 | 7.48万 |
2023/9 | 7.48万 |
2023/10 | 7.98万 |
2023/11 | 7.98万 |
2023/12 | 7.98万 |
2023年1~3月は発売されていなかったので4月からの価格推移です。
こちらも十分に安いのですが、DELL Inspiron 14 に比べると少し高い印象を持ってしまいます。


上記をまとめると、必ずしも年度末の3月がお買い得ということはなく、7月がもっともお買い得の時期となっていました。
ノートパソコンが安い時期まとめ
上述の通り、ノートパソコンが安い時期は以下です。
- 週末(金〜日曜日)
- 7月
- 11月下旬~12月(ブラックフライデー)
- 2〜3月(年度末)
待てるのであれば、上記時期を狙ってみましょう。
ただ、そこまで大きく値段が変わるかというと、数千円〜1万程度の違いのため、欲しいときが買い時、で買ってしまってもそこまで問題ないのでは、と思います。
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