スバリストSEの私は、スバル車(レガシィ)を10年乗り継いできています。
スバルは、高い安全性能には定評があり、メーカートップクラスの安全な車となっています。
そのため、ファミリーカーとしても、家族を安心して乗せられるのでおすすめの車となっています。
自動車の安全性能について、独立行政法人自動車事故対策機構、NASVA(ナスバ)が実施している自動車アセスメント「JINCAP」というものがあり、
衝突時の安全性能について、乗員保護性能、歩行者保護性能及び、シートベルトの着用警報装置などそれぞれの評価を行う「衝突安全性能評価」を行っております。
その結果を紹介し、スバルがどれだけ安全性能が高いか、について、公表されている安全性ランキング紹介をしようと思います。
※2023年2月追記
当記事は情報が古くなってしまったので最新情報の記事を書きました。

JINCAP2018−2019の衝突安全性能ランキング
公表されている新しいランキングで、スバル車がエントリーされているのが2018−2019のランキングで、この年に発売、マイナーチェンジされた23車種が対象になっていますので紹介します。
スバルは、フォレスターが対象になっています。
衝突安全性能ランキング
まずは、衝突安全性能ランキングを紹介します。
点数は、100点満点で採点され、点数により以下の評価が与えられます。
- 82.0点以上:★★★★★(ファイブスター賞)
- 72.5点以上82.0点未満:★★★★
- 63.0点以上72.5点未満:★★★
【2018−2019JINCAP衝突安全性能ランキング】
- 第1位:96.5点 クラウン(トヨタ)★★★★★
- 第1位:96.5点 フォレスター(スバル)★★★★★
- 第3位:89.7点 エクリプス クロス(三菱)★★★★★
- 第4位:88.9点 RAV4(トヨタ)★★★★★
- 第5位:88.7点 N-WGN/N-WGN カスタム(ホンダ)★★★★★
- 第6位:88.5点 アコード(ホンダ)★★★★★
- 第7位:87.8点 カローラ スポーツ(トヨタ)★★★★★
- 第8位:87.5点 インサイト(ホンダ)★★★★★
- 第9位:87.3点 UX(レクサス)★★★★★
- 第10位:86.5点 デイズ/デイズ ハイウェイスター(日産)、eKワゴン/eKクロス(三菱)★★★★★
- 第11位:85.9点 CR-V(ホンダ)★★★★★
- 第11位:85.9点 NX(レクサス)★★★★★
- 第13位:85.7点 ロッキー(ダイハツ)★★★★★
- 第14位:85.7点 Cクラス(メルセデス・ベンツ)★★★★
- 第14位:85.7点 ポロ(フォルクスワーゲン)★★★★
- 第16位:85.5点 カムリ(トヨタ)★★★★★
- 第17位:85.2点 クロスビー(スズキ)★★★★★
- 第18位:83.9点 オデッセイ(ホンダ)★★★★★
- 第19位:81.5点 ミラ トコット(ダイハツ)★★★★
- 第20位:81.4点 ジムニー(スズキ)★★★★
- 第21位:80.2点 タント/タント カスタム(ダイハツ)★★★★
- 第22位:78.5点 N-VAN(ホンダ)★★★★
- 第23位:77.9点 ミニ 3ドア/5ドア(ミニ)★★★
フォレスターはなんと、クラウンと並んで同率1位!
国産高級車の代名詞と言える、クラウンと同率1位というのが素晴らしい!
しかも、点数が100点満点中96.5点なのでほぼ満点!
スバルの価格帯で、安全性能をほぼ満点取れるくらい確保できているのが、素晴らしいですね。
メルセデス・ベンツCクラスは14位なので、安全な車の代名詞と言えそうなベンツが、さほど高い順位でなかったのが意外です。
乗員保護性能ランキング
乗員保護性能は、実際の車に対して、前面・側面・後面から衝突されたときの、乗員の保護性能を測るものです。
乗員保護性能の試験内容は以下の通りです。
フルラップ前面衝突:真正面から堅牢なコンクリートバリアに時速55kmでぶつかっていく衝突試験。ダミー人形は運転席と助手席にセット。
オフセット前面衝突試験:対向車とすれ違おうとして運転席側の40%が衝突したという設定の衝突試験。バリアは潰れやすいアルミ製のデフォーマブル・バリアで、時速64kmで衝突する。ダミー人形は運転席と後席(助手席側)にセット。
側面衝突試験:1300kgのムービング・バリア(台車)が側面に時速55kmで衝突する試験。通常は運転席側に衝突させるが、助手席側のセンターピラーレス構造を採用している車種には、強度的に劣る助手席側への衝突を行う。ダミー人形は運転席のみだが、助手席側に衝突させる場合は、助手席にセットされる。
後面衝突頸部保護試験:こちらは実際にクルマを衝突させるのではなく、スレッドに設置した試験対象車種のシートにダミー人形を着座させて試験を行う。後面衝突を模擬してシートに急加速を加え、ダミー人形の頸部に加わる衝撃値から、その保護性能を評価している。要は、その車種の運転席と助手席のシートが、後面衝突を受けたときにどれだけむち打ち症状になりにくいかを評価する試験。
こちらは60点満点で、ランキングを紹介します。
【2018−2019JINCAP乗員安全性能ランキング】
- 第1位:58.46点 フォレスター(スバル)
- 第2位:57.95点 アコード(ホンダ)
- 第3位:57.85点 カローラ スポーツ(トヨタ)
- 第4位:57.43点 CR-V(ホンダ)
- 第5位:57.30点 RAV4(トヨタ)
- 第6位:57.21点 カムリ(トヨタ)
- 第7位:57.11点 クラウン(トヨタ)
- 第8位:56.96点 エクリプス クロス(三菱)
- 第9位:56.95点 UX(レクサス)
- 第10位:55.34点 N-WGN/N-WGN カスタム(ホンダ)
- 第11位:55.30点 オデッセイ(ホンダ)
- 第12位:55.17点 インサイト(ホンダ)
- 第13位:54.80点 NX(レクサス)
- 第14位:54.24点 ロッキー(ダイハツ)
- 第15位:54.02点 クロスビー(スズキ)
- 第16位:53.86点 ポロ(フォルクスワーゲン)
- 第17位:53.71点 ジムニー(スズキ)
- 第18位:53.07点 デイズ/デイズ ハイウェイスター(日産)、eKワゴン/eKクロス(三菱)
- 第19位:53.00点 ミニ 3ドア/5ドア(ミニ)
- 第20位:52.08点 Cクラス(メルセデス・ベンツ)
- 第21位:50.38点 N-VAN(ホンダ)
- 第22位:50.34点 ミラ トコット(ダイハツ)
- 第23位:49.58点 タント/タント カスタム(ダイハツ)
こちらも、フォレスターは60点満点中58.46点で堂々の1位!
素晴らしい安全性能で、万が一他の車にぶつけられてしまっても安心、と言えそうです。
2017年のランキングも紹介
2018年はフォレスターのみですが、2017年のJINCAPランキングに、インプレッサとレガシィ(アウトバック)もエントリーされているのでそちらのランキングも、紹介します。
ちなみに2017年は、208点満点だったようです。
【2017JINCAP衝突安全性能ランキングトップ5】
- 第1位:199.7点 インプレッサ(スバル)★★★★★
- 第2位:189.7点 クラウン(トヨタ)★★★★★
- 第3位:188.8点 レガシィ(スバル)★★★★★
- 第4位:188.2点 CX-3(マツダ)★★★★★
- 第5位:187.3点 CX-5(マツダ)★★★★★
69車種あるうちの上記5車種のみの紹介ですが、
なんとインプレッサがクラウンより上位で総合1位!
レガシィもクラウンと僅差で3位!
ということで素晴らしい順位となりました。
新世代のスバルは、どれを購入しても安全性能はピカ一でとても安心できる性能です。
安全性能評価では後面衝突の後部座席安全性能は評価されていない?

ここまで、JINCAPの安全性能評価試験と結果について、紹介しました。
スバル車の評価はとても高くて嬉しい限りです。
が、同時に評価試験内容についても、気になる点が・・・・
JINCAPの後面衝突試験は、実際に車を後ろからぶつけて、後部座席の安全性を評価する試験ではない!
ということに気づきました。
後面衝突頸部保護試験:こちらは実際にクルマを衝突させるのではなく、スレッドに設置した試験対象車種のシートにダミー人形を着座させて試験を行う。後面衝突を模擬してシートに急加速を加え、ダミー人形の頸部に加わる衝撃値から、その保護性能を評価している。要は、その車種の運転席と助手席のシートが、後面衝突を受けたときにどれだけむち打ち症状になりにくいかを評価する試験。
ということなので、実際に後面からぶつけてもいないし、後部座席の安全性も評価していない、ということになります。
ファミリー用途としては、子供を後部座席に乗せることがほとんどであるわけで・・・。
後ろからぶつけられたときの評価がないのは、気になります。
よく、軽自動車や3列シートだと、後部座席を目一杯後ろに下げて使っている車種がありますが・・・そういった使い方での安全性能評価は実施していない、ということになります。
なので、家族持ちで、子供の安全を最大限確保するためにできることは
- 後部座席を目一杯後ろに下げる軽自動車の後部座席に子供を乗せない
- 3列シートの3列目に子供を乗せない
・・・というところになると感じます。
また、アウトバックやフォレスターのように、ラゲッジスペースが大きく確保されている車は、万が一後ろからぶつけられたときもバッファ空間が大きいので、より安全、ということになるかと思います。
また、当然ですがチャイルドシート・ジュニアシート・シートベルトは必ず装着すること!
ニュースで、チャイルドシートなどを正しく装着せず、後部衝突で車から放り出されてしまう、という報道がたまにあります。
子供が嫌がっても、チャイルドシート・ジュニアシート・シートベルトは必ず装着してもらうことが重要ですね。
【車購入の前に】車一括査定をすれば10万以上お得になる!
もし車買い替えを検討される場合、必ず車一括査定を実施してください。
私の場合、14年落ちのレガシィアウトバックを査定に出しました。
- 2009年式(14年落ち)
- 走行距離8.5万km
- 車体色が赤とマイナー色
- アイサイトなし
- エンジン排気量3.6リッター
- ボディに細かい傷やへこみあり
と、何一つ査定額が上がる要素のない車ではあったのですが(汗)
- ディーラー下取り:3万円
- 車買取一括査定:13万円
と、なんと10万円もの査定アップになりました!
絶対にこのひと手間は、かけるべきだと強く思いました。
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最近勢いのあるMOTAが運営する車買い取り査定サイトです。
MOTA車買取とは 申込み翌日18時には複数社の査定結果がネットで見れて、やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみなので、従来の一括査定にありがちな電話ラッシュがない、新しい車買取一括査定です。
高額査定をした最大20社のうち、上位最大3社のみからのご案内のため、電話ラッシュでうんざりする事がありません。
私も経験がありますが、一括査定は一斉に電話がかかってきてしまうので・・・この方式なら上位3社だけで済むので、楽でよいです。
また大手のリクルートが運営している車買取一括査定サービスも紹介します。
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カーセンサーはリクルートが運営する車買い取り査定サイトです。
最大手のリクルートが運営しているというのもあり、安心感のあるサービスと言えます。
複数買取業者の一括査定、もしくはオークション形式による最も高値をつけた1社のみとの交渉を選択可能です。
一括買い取り査定サイトの最大手で、買い取り形式も選択できるので自分の希望に応じた活用ができます。
複数業者との電話が煩わしいという場合は、オークション形式にしてしまえば、1社のみとのやり取りで済みます。
車買取一括査定サービスの比較および体験談を以下記事にまとめているので参考にしてみてください。

スバル車は安全性能トップクラス!ファミリーカーとしても安心です

これまでご紹介の通り、スバル車の安全性能は、輸入者含めてみてもトップクラス、ということが分かっていただけたかと思います。
そのため、ファミリーカーとしても、安心して購入できます。
まあ結論としてはスバル最高!!ということで(笑)
2018年の新型フォレスターは、クラウンと同等レベルの、最高峰の安全性能を確保しているので、中古でもよいので購入検討してみたい車になりますね。