スバルXVの後継機「クロストレック」が、2022年10月に新発表(ワールドプレミア)されました。
XVは、もともとアメリカではクロストレックという名称で販売されており、新型のタイミングでアメリカの名称に合わせるようです。

もともとXV(クロストレック)は、インプレッサのSUV派生車種として発売された車種ですが、今やインプレッサよりも人気のある車種になります。
今はSUVがトレンドなので、こういうデザインのよいSUVは人気が出やすいですね。
アメリカでももちろん売れており、日本でも堅実な売り上げ実績のあるXVが、新型クロストレックとなり、どの点が進化したのかを紹介していきます。
2022年12月4日追記
新型クロストレックのスペックやグレードごと価格が公表されたので以下記事にまとめました。

新型クロストレックの外観


率直な感想をいうと、先代とそこまで大きくは変わっておらず、キーコンセプトな外観となっています。
先代でもデザインは評価が高かったので、無理に大きく変える必要はない、という方針でしょう。
まだボディサイズの発表がないため、先代と比較してどの程度変わったかが不明です。
クロストレックはコンパクトSUVに属する車種で、先代も幅1800以下をキープしていたので、あまり大きくしすぎないでほしいなというところですね。
新型クロストレックの内装

一瞬、新型レヴォーグ?と思ってしまうような内装です。

レヴォーグと同様に、11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイをインテリアの中央に配置しています。
スバリストが最も気になる点。パワートレインはどうなる?

スバリストがスバルのフルモデルチェンジした車をチェックするとき、真っ先に気にするのが「どんなエンジンを積んでいるのか?」ということではないかと思います。
ネットでの情報、またYouTubeでのモータージャーナリストさんによるクローズドコース試乗動画によると、パワートレインは現行XVのe-Boxerを踏襲するようです。
純ガソリンの情報がないので、現行の1.6ガソリンはおそらく廃止になるのでしょう。
上記はモータージャーナリスト五味やすたかさん試乗動画になります。
この方のインプレッションは、豊富な車技術知識に基づいてとても細かくインプレッションされており、とても参考になります。
べた褒めだけでなく辛口コメントもしっかり入っているのがよいですね(笑)
またこちらはスバリストマリオ高野さんによる、FFの試乗動画です。
新型クロストレックから、FFモデルも追加されたようで、その試乗動画になるので参考になると思います。
参考までに先代のe-Boxerスペックを紹介します。
スペック | e-Boxer |
---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 4485×1800×1550 |
ホイールベース(mm) | 2,670 |
車両重量(kg) | 1530~1550 |
エンジン | 2.0L DOHC 直噴 + モーター |
最高出力[ネット] [kW(PS)/rpm] |
107(145)/6000 |
最大トルク[ネット] [N・m(kgf・m)/rpm] |
188(19.2)/4000 |
最高出力(モーター) | 13.6ps |
最大トルク(モーター) | 6.6Nm |
トランスミッション | リアトロニック(CVT) |
駆動方式 | AWD |
燃費(WLTC) | 15.0km/L |
乗車定員 | 5名 |
個人的には、開発中といわれていた1.5ターボ + モーターのe-Boxerがそろそろ出てくるのでは?と思ったのですが、このタイミングでは出てこないようですね。
そうなると次期インプレッサに期待かな!?
パワートレインは、スバルは電動化に後れを取ってしまっているので・・・
スバルらしい、運転していて愉しいパワートレインを期待したいところです。そうなるとやはり1.5ターボにはどうしても期待してしまうのですけどね。
いまやスバルの代名詞 アイサイトについて



いまやスバルの代名詞となったアイサイトは、クロストレックで新開発のアイサイトが搭載されるようです。
新型レヴォーグでも十分な性能を持っていましたが、さらに進化させるところにスバルの安全性能へのこだわりを感じます。
以下はスバルホームページからの引用文です。
ステレオカメラを刷新し認識範囲を大幅に広角化した新世代アイサイトに加え、新装備の広角単眼カメラにより車両近辺の二輪車や歩行者の識別精度も向上しました。さらに前側方レーダーを設定することで、交差点内において、クルマだけでなく自転車や歩行者との事故リスクの低減へ繋げています。

また、新型クロストレックで駐車時などで周囲の状況がわかるマルチビューモニターも設定されるようです。
これはメーカーオプションになるでしょうが、駐車が苦手な方にはありがたい装備になりますね。
新型クロストレックのグレードごと価格はどうなる?
新型クロストレックの価格体系はまだ発表されていませんので、参考までに先代モデルのグレードごと価格をのせます。
先代XVの各グレードごとの車両価格は、以下の通りです。
旧型グレードごと価格
グレード | 価格 |
1.6i | 220.0万 |
1.6i-L | 233.2万 |
2.0e-L | 265.1万 |
2.0e-L SmartEdition | 270.6万 |
2.0e-S | 290.4万 |
Advance | 295.9万 |
1.6i、1.6i-Lは、純1.6ガソリンモデルで、これはおそらく廃止になりそうです。
そうなると2.0+モーターのe-Boxerモデルから、となりますが、ベースグレードの価格アップが心配になりますね・・・
新型クロストレックでは、FFモデルが追加になるので、FFのベースグレードは先代2.0e-Lの265.1万よりは安く設定されるか!?売れ行きを考慮すると250万~くらいからの設定にしてほしいところですね。
新型グレードごと価格
ツーリング(FF) | 266.2万 |
ツーリング(4WD) | 288.2万 |
リミテッド(FF) | 306.9万 |
リミテッド(4WD) | 328.9万 |
ネットに、スバル販売店からの情報ということで価格情報がのっていました。
266.6万~というスタートプライスのようです。
全車e-Boxerであるのは上述の通りです。
266.2万のグレードはFFなので、現行の2.0e-LがAWDであることを考えると、値上げになっていますね・・・。
新型クロストレックの発売前店舗展示
以下に、新型クロストレックの発売前店舗展示情報が載っています。
https://www.subaru.jp/campaign/shijo/crosstrek/#kanto

首都圏だと上記のような展示スケジュールのようですね。
東京スバル三鷹店などは、新型アウトバックのときも展示イベントを実施しており、私も見に行ったりしました。
興味のある方はぜひ見に行ってみるといかがでしょうか。
参考までに先代XVの一般ユーザー口コミ情報まとめ記事を以下に書いていますので参考にしてみてください。

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- 2009年式(14年落ち)
- 走行距離8.5万km
- 車体色が赤とマイナー色
- アイサイトなし
- エンジン排気量3.6リッター
- ボディに細かい傷やへこみあり
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