私の愛車はレガシィアウトバックで、ワイパーを1年に1回程度、交換しています。
最近、ワイパーを交換したのですが・・・
交換したにもかかわらず、ふき取り後に白い膜のようなものができ、夜間走行で対向車のライトに反射して、視界がかなり悪くなりました!

実際に雨の日の夜間に撮った写真だが、ワイパーで拭き取ったあとに白い膜ができ、ライトが反射すると見えづらくなっていることが分かるでしょうか?
・・・ということが発生してしまったので、原因と、解決した方法について、共有します。
原因は撥水ワイパーだった!
今回、ワイパーを交換したらそうなったので、何が原因なのか全く分からなかったのですが、、、
ネットで色々調べていると、撥水加工してあるワイパーや、窓を撥水コーティングしていると、白い膜ができる、という書き込みを見かけたので
もしかすると撥水機能のワイパーが原因なのでは?と推測しました。
再確認すると、たまたま撥水機能のワイパーを今回買っていました!
撥水機能のついていないワイパーに再交換することで解決
あまりにも夜間の視界が悪かったので、試しに撥水機能のついてない安いワイパーに再交換したところ、、、
直った!!
ということで、わざわざ少し高い値段で、撥水機能のついたワイパーに交換したことで、逆に視界が悪くなる、という結論でした(汗)
撥水ワイパーはフロントガラスとは相性が悪い!
撥水とは、簡単にいうと水を弾く、ということです。
水が玉状となり、コロコロと転がり落ちるように水が落ちていくのが、撥水の効果です。
撥水ワイパーというのは、ゴムに撥水成分が含まれており、ワイパーで拭くたびに、撥水成分がガラスにコーティングされる、という機能のようです。
どうも、この撥水成分が、ワイパーでふき取ったときに、白い膜を作って視界を悪くする原因のようです。
撥水成分のある状態でワイパーでふき取ると、非常に小さな水の玉が並んで、白い膜を作り出す原因となるようです。
この白い膜が、夜間のライトに乱反射して、視界が悪くなってしまうようです。

この白い膜は、ワイパーを動かした後1~2秒で消えるが、一定間隔で動かしているので、常に白い膜ができ続けるような状態になる(汗)見づらいことこの上なかったです・・
昔読んだ、「午前零時の自動車評論」という沢村慎太郎さんの本で、ワイパーを開発している会社に取材した内容のことが書かれていました。それによると・・・
ワイパーとは、水をふき取っているわけではなく、均一な膜にして、視界を確保するのが本来の役割
ということです。
さらに書かれていたのは、均一の膜にするというワイパーの性質上、撥水加工されると、小さい水玉を敷き詰めた状態になってしまうので、ワイパーにとってはかえって邪魔、ということです!
・・・そういうことですか!
つまり、ワイパーにとっては、撥水されると邪魔で、かえって視界が悪くなる、ということです。
っつーか、そんな商品売らんでくださいよ!と思ったのは言うまでもない・・・5,000円弱無駄にしました・・・
なぜ撥水ワイパーを売っているのか?うかつに買わないよう注意を!!
我々消費者が買ってしまうから、というのはあると思うのですが、おそらく
- 撥水という響きがよく、消費者の食いつきがよい
- ワイパーを使わなくても水玉になるので見た目効果があるように見える
- ワイパー開発会社が付加価値をつけて高く売るため
・・・といったところではないでしょうか?
私は今回の件で学んだので(汗)2度と買わないようにするつもりです。
高いし、視界悪くなるし、でいいこと何もないですね(苦笑)
みなさんも気を付けてください・・・