レヴォーグとゴルフヴァリアントはどちらが良いか?比較考察する

車情報

新型レヴォーグとBMW3シリーズ、アウディA4、メルセデス・ベンツCクラスについては過去記事にて比較記事を書きました。

今回はフォルクスワーゲン ゴルフヴァリアントについて比較記事を書きたいと思います。

ゴルフヴァリアントは、BMW、アウディなどと比べると、派手さはないですがよく出来ており、値段もすごく高いというわけではないのでレヴォーグのライバルとしては面白い選択です。

ただ、ゴルフヴァリアントは現時点で新型が発表されているので、じきに日本にも新型モデルが発売されるものと思います。

この比較記事では現行モデルでの比較ですが、ゴルフヴァリアントに興味があるなら、新型が発売されるまで待ってみても良いのではと思います。

 

過去記事で、アウトバック・BMW3シリーズ・アウディA4、メルセデス・ベンツCクラスワゴンと比較した記事を書いているので、参考にしてみてください。

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レヴォーグとゴルフヴァリアントの印象の違いについて

レヴォーグとゴルフヴァリアントは、どちらも完成度の高いワゴンで、少し高くても良いワゴンが欲しい人向け、という位置付けになるかと思います。

印象の違いを上げるとしたら、以下になるでしょう。

  • レヴォーグ:アイサイトXによる抜群の安全性と、AWD(4輪駆動)による全天候型高性能ワゴン
  • ゴルフヴァリアント:派手さはないが、走りの実力は高い。サイズの割にラゲッジ容量も広い。取り回しもしやすく市街地の使い勝手抜群

 

レヴォーグは、スバル車に共通する、以下の利点、特徴があります。

  • 安定感のある走り味で高速道路での走行に強い
  • アイサイトXによる安全性能の高さと視界の良さ
  • AWD(4輪駆動)により雨、雪道での走行に強い

実用性は抜群です。安全性も高いので、ファミリー用途としてもよい選択になります。

 

ゴルフヴァリアントは、見た目の派手さはないものの、走りの実力はとても高いです。

適度なサイズ感で取り回しもしやすく、試乗したことがありますが市街地走るならばすごく良いな、と感じたほどです。

1点、欠点を上げるとすると、全長が抑えられており、かつラゲッジ容量を確保しているため、後席が狭いです。

小さい子供を乗せるならばよいかもしれませんが、大人が長時間座るのはちょっときびしそう、という印象でした。

 

ゴルフヴァリアントの特徴としては、以下になるかと思います。

  • 派手さはないが走りの実力は文句なし
  • 適度なサイズ感で、市街地での取り回し抜群

 

レヴォーグとゴルフヴァリアントのスペック比較

レヴォーグは1.8リッターターボしかないのでそれで、ゴルフヴァリアントは、スペックが比較的レヴォーグと近いTSIハイラインで比較します。

スペック レヴォーグ ゴルフヴァリアント
全長×全幅×全高(mm) 4755×1795×1500 4575×1800×1485
車両重量(kg) 1550~1580 1380
トランク容量 561ℓ 605ℓ
最小回転半径 5.5m 5.2m
エンジン 1.8リッターターボ 1.4リッターターボ
最高出力 177ps/5,200-5,600rpm 140ps/4,500-6,000rpm
最大トルク 300Nm/1,600-3,600rpm 250Nm/1,500-3,500rpm
トランスミッション CVT 7速DCT
駆動方式 AWD(4輪駆動) FF(前輪駆動)
燃費(JC08) 16.6km/L 17.3km/L
価格 310.2万~ 388万~

サイズは、幅はほぼ同じですが、全長がゴルフヴァリアントのほうが短く、コンパクトな印象です。

最小回転半径もゴルフヴァリアントは5.2mと小さく、試乗したことがありますが市街地では、ゴルフヴァリアントはもの凄く運転しやすかったです。

ゴルフヴァリアントの7速DCTは、低速時での走行はあまり良い噂を聞かない(ギクシャクするなど)ですが、実際試乗してみた限りではあまり気になりませんでした。

あと、レヴォーグはAWD(4輪駆動)に対して、ゴルフヴァリアントはFF(前輪駆動)です。

スキーなど雪みちを走る実用車を探す場合、レヴォーグのほうが良いでしょう。

 

値段は、レヴォーグが310.2万〜に対し、ゴルフヴァリアントTSIハイラインは388万〜となっていますので結構な開きがあります。

ゴルフヴァリアントは、ベースグレードだとTSIコンフォートラインというものがあり、こちらはエンジンが1.2リッターターボとなり、337万です。

こちらだとレヴォーグと値段は近づきますが、スペックは105psとなるので、やや劣ります。

ただ、TSIコンフォートラインも試乗しましたが街乗りでは十分なパワー感があり、高速を飛ばさないのであればこれで十分、という感じはありました。

 

エンジン

エンジンはレヴォーグが1.8リッターターボに対して、ゴルフヴァリアントは1.4リッターターボです。

ゴルフヴァリアントの1.4リッターターボ、実はむちゃくちゃよく出来ており、なんとアウディA4にも採用されていました。

私も試乗したことがありますが、スペックから想像する以上のパワー感があり、速い!という印象で加速も気持ちよかったです。

レヴォーグは1.8リッターターボでスペック上はゴルフの1.4リッターターボより上です。

レヴォーグ、ゴルフヴァリアントとも試乗しましたが、パワー感はほぼ互角、だったかなと思います。

 

ゴルフヴァリアントは、2リッターのディーゼルモデルもあります。こちらはスペックと燃費が優秀で、せっかくならディーゼルと比較してみるのもよいと思います。

ディーゼルモデルは375万〜から購入可能です。

ただ、試乗記を見ると、スペックの割に、パワー感が薄いという記述が多いため、燃費重視に振っているのかもしれません。

レスポンス自動車のゴルフヴァリアントディーゼル試乗記

 

ラゲッジ容量

レヴォーグは561リッター、ゴルフヴァリアントは605リッターです。

レヴォーグも十分大きいですが、ゴルフヴァリアントは車体サイズの割にはむちゃくちゃ大きい容量を確保しています。

実際に車を見たときは、奥行きでサイズを確保している、という印象でした。

ただ、残念ながら、広大なラゲッジ容量を確保するために後席スペースが若干狭くなっています。

 

・レヴォーグ

 

・ゴルフヴァリアント

 

室内

上述しましたが室内広さは、新型レヴォーグの圧勝です。

ゴルフヴァリアントは全長が短いのと、ラゲッジ容量にスペースを確保しているので後席が狭いです。

ファミリー用途として考えているのであれば、後席の広さはきちんとチェックしておきましょう。

内装質感は、どちらも同じくらいかな?派手さはないですが、チープさみたいなものはまったく感じないです。

 

・レヴォーグ

 

・ゴルフヴァリアント

 

ファミリー向けとしてはどうか?

ファミリー向けとしては、レヴォーグのほうが優っていると感じます。

  • アイサイトXによる高い安全性
  • コスパの良さ(車両価格、レギュラーガソリン)
  • 後席の広さ

 

奥さんからは、レヴォーグのほうが好まれるでしょう。

ただ、ゴルフヴァリアントも、市街地での運転がものすごくしやすいというメリットがあります。なので、ゴルフヴァリアントのほうが好み、という人もいるだろうと予想しています。

 

装備と価格の違いについて

レヴォーグの装備とゴルフヴァリアントの装備を比較してみました。

レヴォーグ:370.7万(GT-H EX)

ゴルフヴァリアント:388万(TSIハイラインマイスター)

以下は、レヴォーグGT-Hの装備一覧になります。

装備 レヴォーグGT-H
アイサイト・共通装備
アイサイト
アイサイトセイフティプラス
歩行者保護エアバッグ
後席USB電源(2ヶ)
アレイ式アダプティブドライビングビーム
タイヤ・アルミホイール
225/45R18タイヤ&18インチアルミホイール
パワーリヤゲート
ハンズフリーオープンパワーリヤゲート
シート
トリコット/ファブリック
パワーシート
運転席10ウェイ&助手席8ウェイパワーシート
アクセスキー対応運転席シートポジションメモリー機能
シートヒーター
運転席+助手席シートヒーター
後席左右シートヒーター
ペダル
アルミパッド付スポーツペダル
照明
インパネアンビエント照明

 

ゴルフヴァリアントの装備を確認したところ、388万のTSIハイラインマイスターが、ほぼレヴォーグGT-H EXと同じ、と言えそうです。ナビも標準装備でした。

ただ、安全装備や先進運転支援機能は、レヴォーグのアイサイトXのほうが充実しており、コスパはレヴォーグのほうが上です。

 

燃費と維持費の違いは?

レヴォーグとゴルフヴァリアントハイラインでは、燃費はゴルフのほうが少しです。

ただ、レヴォーグはレギュラーガソリン、ゴルフヴァリアントはハイオクのため、ハイオクに抵抗がある、という方もいるのではないかと思います。

また、維持費ですが、オーナーの知り合いの方の話を聞くと、フォルクスワーゲンはBMWやメルセデス・ベンツほど故障したときの修理代は高くないようですが、国産よりは少し高いみたいです。

なので、故障しなければよいのですが、長く乗って故障してしまったときのことを考えると、維持費はレヴォーグ(国産車)のほうが安くなります。

 

中古価格はどちらがお得か?

もし、中古で購入を検討している場合、ゴルフヴァリアントのほうがお得ではあります。

というのも、輸入車は、中古の値落ちがもの凄く大きいからです。

以下に、レヴォーグとゴルフヴァリアントの中古車の値落ちについてあげてみます。

 

・レヴォーグ

年式 グレード 走行距離 車両価格 中古/新車
2014 1.6GTS(黒) 5.0万km 149.9万 47.9%
2014 2.0GTS(赤) 5.6万km 156.0万 43.8%
2015 1.6GT(銀) 1.0万km 175.9万 60.4%
2016 1.6GTS(青) 4.4万km 179.9万 57.5%
2017 1.6STI(黒) 2.3万km 277.8万 76.5%

 

・ゴルフヴァリアント

年式 グレード 走行距離 車両価格 中古/新車
2018 TSI ハイライン 3.5万km 229.0万 64.3%
2017 TSI ハイライン 2.4万km 229.0万 64.3%

レヴォーグの値落ちがかなり渋いのに対して、ゴルフのほうが値落ちが大きく、中古価格が逆転していてレヴォーグのほうが高くなっています。

新車で買った場合、レヴォーグは高リセールが期待できるのに対して、ゴルフヴァリアントは値落ちが大きい、ということが予想できます。

なので、ゴルフヴァリアントを購入する場合、中古を見てみるのもアリだと思います。

 

レヴォーグとゴルフヴァリアントの比較まとめ

長くなってしまったがまとめましょう

 

レヴォーグ:雪道など悪天候の走行に優れる。安全性もトップクラス。実用性重視ならばこちら。新車で買うときのコスパも良い。新型になって上質な走りも手に入れた。

ゴルフヴァリアント:適度なサイズ感と運転しやすさで、市街地の取り回しは抜群。ラゲッジ容量も広いが後席は狭い。購入するなら中古がお得。

 

・・・というところでしょうか。

私なら、全天候型の万能性と後席の広さ、安全性の高さからレヴォーグ推しですが、ゴルフヴァリアントの市街地走行のポテンシャルの高さは捨てがたく、中古ならゴルフヴァリアントを検討してみるのもアリと思います。

 

レヴォーグは新型になり、高級感や快適性がグンと向上しています。

旧型のスポーティなイメージが強い方は、一度試乗にいってみたらいかがでしょうか。イメージ変わると思いますよ。

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