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レノボThinkBook 15 Gen4実機レビュー【ビジネスでもテレワーク用途でも良し】

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2022年に発売されたレノボThinkBook 15 Gen4をレノボよりお借りしましたので、実機レビュー記事を書きます。

レビュー機のマシンのスペックは以下の通りです。

  1. CPU:AMD Ryzen 5 5625U
  2. メモリ16GB
  3. SSD 512GB

 

レノボThinkBook 15の特徴は以下の通りです。

レノボThinkBook 15の特徴
  1. 性能十分
  2. 価格が安い
  3. 質感も良い
  4. テレワーク・ビジネス用途におすすめ

お借りしたのは2022年版のGen4ですが、2023年にGen5が発売されています。

ボディはほぼ同じで、CPUがAMD Ryzen 5 5626U→7530Uになっています。

現在、Gen4はあまり構成がないので、スペックや価格はGen5のほうを主に紹介していきます。

同様のコスパ重視コンセプトの機種として、DELL Inprion 16 AMDという機種がありますが、品質は同等レベル、性能はこちらの方が上なので、あとは好みや購入時点での価格を比較してみて、決めればよいと思います。

レノボThinkBook 15は安くてしっかり使えるスタンダードノートパソコン

 

ThinkBook 15は、15.6インチという据え置き用としてスタンダードな大きさのしっかり使えるノートパソコンが、7万円台から購入できます。

AMD Ryzen 5 7530U + メモリ16GBで8.99万と、コスパが素晴らしいです。

 

ThinkBookとIdeaPad Slim 5シリーズの違いは?

ThinkBookは 、とにかくIdeaPad Slim 5シリーズとスペックが似ているので、何が特徴なのか、というのをレノボ公式サイトの紹介で確認しました。

ThinkBookシリーズは、優れた柔軟性により、ビジネスの生産性をさらに拡大することができます。デュアルファン放熱技術を採用し、システムのパフォーマンスと稼働率を最大化するとともに、容易に拡張が可能で、ビジネスの成長に合わせてアップグレードや再構成を行うことができます。Webカメラに装備されたプライバシーシャッターや指紋センサーを統合した電源ボタンなど、堅牢なセキュリティ機能により、ビジネスデータとプライバシーを保護します。

最新のインテル® Core™またはAMD Ryzen™プロセッサーを搭載し、Windows 11をプリインストールしたThinkBookシリーズには、 Dolby Audio™、スマートノイズキャンセリング、メモを取るAI Meeting Managerなどの機能が搭載されています。

プレミアサポートにアップグレードすれば、専門スキルと豊富な経験を持つハイレベルな専任エージェントが 24 時間 365 日対応でお客様をサポート。お客様のビジネスだけではなく、あらゆる場面におけるデバイスパフォーマンスを向上させる信頼のサービスが受けられます。

• 24 時間 365日対応プレミアコールセンター

• ハイレベルな専任エージェント

• テクニカル アカウントマネージャー

• 部品の優先手配

上記を簡単にまとめると

  1. セキュリティ
  2. Web会議
  3. プレミアサポート

このあたりを推しているので、ビジネス用途としての購入を想定しているということが伺えます。

ただ個人で買えないということもなく、普通に法人向けでなくても購入できます。

 

今回、実機を触ってみた限りでは、

ThinkBookとIdeaPad Slim 5シリーズはほぼ同じ

という感想でした。

性能も質感も、大体同じです。

レノボの販売状況を見る限りでは

  1. ThinkBook:15.6インチが安い
  2. IdeaPad Slim 5シリーズ:14インチが安い

という印象なので、サイズによってどちらを購入するか決めても良いと思います。

 

レノボThinkBook 15のスペックと価格

スペック

OS Windows11 Home(64bit)
CPU AMD Ryzen™ 7 7730U、Ryzen™ 5 7530U、AMD Ryzen™ 3 7330U
メモリ 8GB~16GB
ストレージ SSD 256GB~1TB
液晶  15.6″ FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz, LEDバックライト
重量 約1.7kg
サイズ 約 357x235x18.9mm
バッテリー 45Whr(最大13.4時間)
価格 7万円台〜(時期によって変動)

スペックは上記の通りです。

7万円前後で購入可能で、かつ快適に使える性能をクリアしています。

 

価格と納期

Ryzen 5 7530U + メモリ16GBの構成が、8.99万と安く、かつ即納です。

 

レノボThinkBook 15の外観と機能

外観・デザイン・質感

質感は高く、7万円台からとは思えないくらいの高級感があります。

アルミボディが質感高いです。アルミは耐久性も高いのでその点でも安心できます。

 

 

最大まで開いた時の写真です。180度まで倒すことができます。

 

  1. アルミボディで質感高い

 

重量

メーカー公称の重量は1.7kgです。実測値は1777gと少し重かったです。

15.6インチなので基本は据え置き用途になります。宅内移動程度ならば問題ない重さです。

アダプターは出力65Wで、それなりに大きいです。重量は以下の通りです。

本体実測値 1777g
アダプター 347g

持ち運びも考慮するなら、電源アダプターはUSB Type-C対応の軽量でコンパクトなものを買ってしまったほうがよいと思います。私も購入しています。

超軽量・コンパクトノートパソコン充電器 Anker NanoⅡ 45Wをレビュー持ち運び用のノートパソコンで、電源が重くてかさばる・・・ということはないでしょうか。 USB Type-C(USB PD対応)の充...

 

ディスプレイ

ディスプレイは、非光沢でアスペクト比16:9、解像度1920 x 1080 IPS液晶、約63%sRGB、輝度300nitのディスプレイです。

ディスプレイが15.6インチなので、ディスプレイが大きく、作業がしやすい大きさです。

この大きさなら違和感なく、解像度フルHDの拡大率100%で使えます。

画面比率が16:10でないのは少し残念ですが、15.6インチと画面サイズが大きいので、16:10でもそこまで気になりません。

 

上記写真は私が持っているHP ENVY(13インチ)との比較です。右がHP ENVYです。

HP ENVYは輝度400nit、sRGB約100%のIPS液晶で、比べるとENVYのほうが明るく発色もよいですが、ThinkBook 15も実用上は全然問題ありません。

点数をつけるなら70点はクリアしているディスプレイです。

 

  1. 輝度300nit、sRGBカバー率63%のIPSディスプレイ
  2. 画面比率16:9で解像度1920×1080と一般的

 

キーボード

キーピッチは横18.5mm、縦18mmです。

ENTERキーやBackspaceキーがくっついている、レノボおなじみのキー配置です。

全般的には標準的なキー配置です。

ただ矢印キーの上下がくっついているので、ここは少し打ちづらく感じます。

 

キーストローク は約1.4mm です。

キーボードで点数をつけるなら70点くらいで普通に打てるキーボードで、コスパ抜群の値段からすると納得できるキーボードと思います。

タッチパッドの操作性も、普通でした。

キーボードバックライトも搭載しており、暗い場所での作業も苦になりません。

指紋認証にも対応しています。

 

レノボの機種は、このThinkBook、IdeaPad Slim 5シリーズ、Yogaシリーズとも、ほぼ同じキー配置と打鍵感です。

 

  1. キーボードは配置・打鍵感とも及第点をクリア
  2. キーボードバックライト搭載
  3. 指紋認証あり

     

    インターフェイス

    左側面のインターフェイスは、奥から順番に

    1. USB 3.2 Gen1 Type-C(電源供給およびDisplayPort対応)
    2. USB 3.2 Gen1 Type-C(電源供給およびDisplayPort対応)
    3. HDMI
    4. USB 3.2 Gen 1 Type-A
    5. イヤホンジャック

    となります。

     

    右側面のインターフェイスが、奥から順番に

    1. セキュリティキーホール
    2. イーサネット・コネクター(RJ-45)
    3. USB 3.2 Gen 1 Type-A
    4. 4-in-1メディアカードリーダー

    となります。

     

    インターフェイスに不足を感じることはないと思います。ビジネス用途らしく有線LANがあるのがよいですね。

    1. USB Type-Aポートが2つ
    2. HDMIあり
    3. USB Type-Cポートが2つ
    4. 有線LANあり

     

    バッテリー駆動時間のチェック

    バッテリーは45Whrと、そこまで大きくはありません。

     

    以下の条件にてバッテリー駆動時間のチェックを行いました。

    • 輝度MAX
    • youtube動画流しっぱなし
    メーカー公称時間 15時間
    残量0%まで 5時間09分

    バッテリー持ちは普通です。

    基本は据え置き用途の使い方になると思うので、これくらい持てば十分でしょう。

     

    WEBカメラ

    解像度1080p FHDカメラ (プライバシーシャッター付)が付いています。

    この価格帯としてはフルHDのカメラ、物理のプライバシーシャッターもついているのは素晴らしいです。

    この辺りはビジネス用途を意識したスペックであると思います。

     

    スピーカー

    ビジネス用途を想定しているためか、スピーカーの音質は普通かな?と思います。HP ENVYが10点とすると8点くらいです。完全なる主観ですみません(^^;

    何台かのノートパソコンスピーカーを聞き比べてみて、HP ENVYのスピーカーはかなり優秀ということが分かっているので、まあ普通の音質、と思います。

     

    無線速度のテスト

    自宅のWiFiは、11ac(Wi-Fi5)で5.0GHzを使用していますが、同じ部屋だと570Mbps速度が出ており、非常に高速です。

     

    機種 無線速度
    ThinkBook 15 580Mbps
    HP ENVY x360 13 570Mbps

    HP ENVYでも同様のテストを実施しており、ENVYは相当に高速だと感じましたが、同じくらいの速度が出ています。

     

    起動時間チェック

    1回目 11.90秒
    2回目 10.99秒
    3回目 10.91秒

    起動時間は高速です。快適に起動できると思います。

     

    レノボThinkBook 15 Gen4の内部性能・処理速度

    パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。

    • PassMark
    • CineBench R23
    • PCMARK10
    • Crystal DiskMark(ディスク速度)

     

    また、ゲーミング性能についても、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。

    • ドラクエⅩ(軽量級3D)
    • FF14(中量級3D)
    • FF15(重量級3D)
    • 3DMark

     

    動画編集性能については、動画編集ソフトDavinci ResolveでフルHDのyoutube動画書き出し時間を計測しました。

    • Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し

     

    計測結果については、電源に接続し、最適なパフォーマンスでの測定にしています。

     

    CPU性能めやす

    CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。

    CPU PassMarkスコア
    Core i7-13700H 30030
    Core i7-12700H 27020
    Core i5-13500H 25096
    Ryzen 7 6800H 23797
    Core i7-1360P 20813
    Ryzen 7 6800U 20727
    Ryzen 7 7730U 18864
    Ryzen 7 5800U 18837
    Ryzen 7 5825U 18386
    Core i5-1340P 17878
    Ryzen 5 7530U 17704
    Core i5-1335U 17352
    Core i7-1260P 17203
    Core i5-1240P 17345
    Ryzen 5 5600U 15000
    Ryzen 5 5625U 15000
    Core i5-1235U 13865
    Core i3-1315U 13755
    Ryzen 3 7330U 11816
    Core i7-1165G7 10681
    Core i5-1135G7 10298
    Ryzen 3 5300U 10000
    Core i3-1115G4 6610
    Intel Celeron 7305 2665

    事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、Ryzen3 5300Uのスコア10000以上あると、重作業でも十分快適に使えます。

    AMD Ryzen 5 5625Uは、コスパの良いCPUで、性能も4~5年程度は快適に使える十分な性能があります。

    普段使い、一般的なビジネス用途であれば、十分な性能があります。

     

    PassMark

    電源接続時

     

    バッテリー駆動時

    マルチスレッドスコアで16484と、高いスコア結果となりました。普段使いには十二分な性能と言えます。

    バッテリー駆動時は11432でした。

    バッテリー駆動時の落ち幅がやや大きいですが、これはCPU特性というよりはパソコンのセッティングと思います。

    大きさや重量もそれなりなので、自宅などで使うなら電源接続して使うのがよいと思います。

     

    マルチ/シングル 電源接続 バッテリー駆動
    マルチスレッド 16484 11432(69.3%)
    シングルスレッド 3172 2223(70.0%)

     

    2022年主流だった、Inte Core i7-1260P、Ryzen 7 6800Uおよび、2021年主流だった、Ryzen 7 5800U、Intel Core i7-1165G7と比較します。

    CPU マルチ シングル
    Ryzen 7 6800H 25955 3458
    Core i5-1340P 22514 3757
    Ryzen 7 6800U 21461 3459
    Core i7-1260P 20778 3713
    Ryzen 7 5800U 18644 3108
    Ryzen 5 5625U 16484 3172
    Core i7-1165G7 11005 3142

    さすがに最新のIntel Core i7やAMD Ryzen 7 6800Uと比較すると負けますが、旧世代のIntel Core i7-1165G7にはマルチスコアで勝ち、シングルでもほぼ同等。

    価格を考えると素晴らしいコスパです。

     

    CineBench R23

    マルチコアスコア:7531

    シングルコアスコア:1390

    マルチコアスコア・シングルコアスコアともに、PassMarkと同じく、高い数値です。

    2022年主流だった、Inte Core i7-1260P、Ryzen 7 6800Uおよび、2021年主流だった、Ryzen 7 5800U、Intel Core i7-1165G7と比較します。

    CPU マルチコア シングルコア
    Ryzen 7 6800H 13505 1481
    Ryzen 7 6800U 11620 1481
    Core i5-1340P 10237 1720
    Core i7-1260P 9018 1799
    Ryzen 7 5800U 9276 1436
    Ryzen 5 5625U 7531 1390
    Core i7-1165G7 4122 1383

    こちらもPassMarkと同じ傾向です。普段使いには十二分な性能です。

     

    PCMARK10

    PCMARK10は、実際のアプリケーションを使用したベンチマークソフトで、実際にパソコンを使った時の作業快適性を計測するのに適しているといわれているベンチマークです。

    測定結果は以下の通りです。

    トータルスコア:5759

     

    Essentials:9579(快適めやす4100)

      Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。

      快適めやすは4100なので、とても高い数値です。実際に使ってみてもレスポンスは快適です。

      私が普段使っているRyzen 7 5800Uも十分レスポンスが早いですが、ほぼ同等レベルです。

       

      Productivity:9534(快適めやす4500)

        ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これも高いスコアです。

         

        Digital Contents Creation:5706

          Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。こちらも高いスコアです。

           

          第13世代Intel Core i5-1340Pを搭載したレノボIdeaPad Slim 5iと比較してみます。

          レノボIdeaPad Slim 5i Gen8:Intel Core i5-1340P

          レノボThinkBook 15:AMD Ryzen 5 5625U

          計測内容 IdeaPad Slim ThinkBook
          トータル 5600 5759
          App Start-up Score(アプリ起動) 10413 11694
          Video Conferencing Score(Web会議) 8451 8462
          Web Browsing Score(Web閲覧) 9805 8885
          Spreadsheets Score(表計算) 7003 12226
          Writing Score(文書作成) 7962 7435
          Photo Editing Score(画像編集) 10120 8462
          Rendering and Visualization Score(レンダリング) 4666 5246
          Video Editing Score(動画編集) 6388 4185

          スコアを見ていると分かりますが、最新のIntel第13世代と比較しても、AMD Ryzen 5 5625Uのスコアは見劣りしません。

          PassMarkなどの純粋なベンチマークスコアは、大きな差があるのですが、実用上は、正直AMD Ryzen 5 5625Uくらいの性能で十分とも言えます。

           

          Crystal DiskMark

          シーケンシャルリードが2600で、比較的高速です。

          HP ENVYは3500でしたがそれよりは少し劣るスコアです。

           

          ドラクエⅩベンチマーク

          グラフィックを最高品質にしても、とても快適の結果で、軽めの3Dゲームなら大丈夫そうです。

           

          FF14 暁のフィナーレベンチマーク

          標準品質(ノートPC)で、普通の結果となりました。

          重めの3Dゲームはさすがに厳しいですね。

           

          3DMark ベンチマーク

          Fire Strikeのスコアは3343でした。

          Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。

          グラフィックボード 3DMark Fire Strike
          GeForce RTX 3080 Ti 38323
          GeForce RTX 3080 36176
          GeForce RTX 3060 20764
          GeForce RTX 3050 Ti 14911
          GeForce GTX 1650 9047
          AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) 6666
          Intel Core i5-1340P(CPU内蔵) 5040
          Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) 5010
          Intel Core i7-1165G7(CPU内蔵) 4200
          AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) 3343
          AMD Ryzen 7 5800U(CPU内蔵) 3276

          めやすとしてはGeForce GTX 1650がエントリー向けグラフィックボードとなります。

          めやすとしてはGeForce GTX 1650がエントリー向けグラフィックボードで、Ryzen 5 5625Uは半分に満たないので、重めの3Dゲームは厳しいです。

          どの程度までのゲームが遊べるかは、以下の記事に詳しくまとめていますので参考にしてみてください。

          https://papa-worklifebalance.com/%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%81%a7%e3%82%b2%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b%e3%82%b9%e3%83%9a%e3%83%83%e3%82%af%e3%81%be%e3%81%a8%e3%82%81%e3%80%82

           

           

          Night Raidのスコアは14501でした。

          Ryzen 5800Uだとスコア12686だったので、Ryzen 5 5625Uのほうが高いですが・・?5800Uの後に出てきたCPUだからかもしれませんね。

           

          Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し時間

          動画編集ソフトDavinci Resolveで、4分のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を計測しました。

          CPU 時間
          AMD Ryzen 7 6800H+GeForce RTX 3050 Ti 48秒
          Intel Core i5-1340P 1分17秒
          AMD Ryzen 7 6800U 1分18秒
          Intel Core i7-1260P 1分28秒
          AMD Ryzen 5 5625U(メモリ16GB) 1分33秒
          AMD Ryzen 7 5800U 1分56秒
          AMD Ryzen 5 5625U(メモリ8GB) 1分58秒

          Intel Core i7-1260Pとほぼ同程度の速度で、動画編集も軽めならできそうです。

          このコスパで、この性能はすごいと思います。

           

          排熱性能と静粛性について

          CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。

          負荷をかける前の状態です。

          負荷をかけた時の状態です。

          上記が測定結果ですが、負荷をかけるとCPU温度が上がり、60℃超まで上がりました。

          その後50℃台で推移します。

          IntelのCPUと比較すると、AMDのCPU温度は安定しているように感じます。

          この間、キーボードあたりが熱くなるような感覚はほとんどなく、普通に使えます。

          あまりCPU温度が上がらないようになっているようで、本体が熱くなるようなことはほとんどありませんでした。

          また、負荷をかけた時の音についてですが、ほとんど気になりません。

           

          騒音測定アプリで測定したところ、負荷をかけている状態でも30db超程度でした。

          騒音目安については以下の通りです。

          騒音値(db) めやす
          50db 大きく聞こえる。静かな事務所
          40db 聞こえるが会話に支障なし。図書館、静かな住宅地の昼
          30db 小さく聞こえる。郊外の深夜、ささやき声
          20db ほとんど聞こえない。ささやき

          仮に図書館で負荷をかけても問題ない騒音レベルで、静粛性はとても高いといえます。

           

          コスパ最強ライバル機種との比較

          コスパ最強機種として似たような性能と品質を持つ、DELL Inprion 16 AMDと、当機種を比較します。

          1. レノボThinkBook 15
          2. DELL Inspiron 16 AMD
          比較項目 ThinkBook DELL Inspiron
          CPU ◎(Core i5-1340P) 〇(Ryzen 5 7530)
          ディスプレイ 〇(IPS) 〇(IPS)
          サイズ 15.6インチ 16インチ
          アスペクト比 16:9 16:10
          解像度 1920×1080 1920×1200
          輝度 300nit 250nit
          色域 63%sRGB 63%sRGB
          キーボード
          重量 1.7kg 1.84kg
          USB-A 〇(2) 〇(2)
          USB-C 〇(2) 〇(1)
          USB-C充電
          USB-C映像出力
          Thunderbolt/USB4 × ×
          HDMI
          Webカメラ 1080p 1080p
          プライバシーシャッター
          バッテリー 45Whr 54Whr
          指紋認証
          その他
          価格 ◎(7万円台~) ◎(7万円台〜)

          この2機種はとても良い勝負です。

          どちらを購入するかは購入時点での価格などで決めればよいと思いますが、以下の点が相違点になります。

          1. DELL Inspironは画面比率16:10
          2. レノボThinkBookはテンキーあり、DELL Inspironはテンキーレス

          個人的は、テンキーが不要ならDELL Inspiron、テンキーが欲しいならThinkBookが良いと思います。

          DELL Inspiron 14 AMDはレビューをしているので参考にしてみてください。

          DELL Inspiron 14 AMD購入レビュー【コスパ最強でほぼ完璧・納期も超早い】DELL Inspiron 14 AMD(5425)を購入しましたので、レビュー記事を書きます。 購入したマシンのスペック...

           

          レノボThinkBook 15のレビュー評価まとめ

          評価まとめ

          各作業のレビュー結果は以下の通りです。

          Web閲覧 ◎(とても快適)
          Office系事務作業 ◎(とても快適)
          動画鑑賞 ◎(とても快適)
          Web会議 ◎(快適)
          SNS・ブログ ◎(快適)
          プログラミング ◎(快適)
          画像・写真編集 △(性能は良し・ディスプレイの色域が狭い)
          動画編集 △(軽めの編集ならOK)
          ゲーム ×~△(重い3Dゲームは厳しい)

           

          ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。

          質感 ○(良い)
          ディスプレイ △~〇(色域と輝度は普通)
          キーボード △~〇(普通)
          インターフェイス ○(良い)
          デザイン ○(良い)
          耐久性 ○(アルミボディで良い)
          バッテリー △(普通)
          持ち運び ×(持ち運べなくはないが重い)
          コスパ ◎(コスパが良い)

          レノボThinkBookは、15.6インチのスタンダードノートパソコンとしてコスパが良く、ビジネス用途・テレワークなど様々な用途で快適に使えます。

           

          レノボThinkBook 15の良い点

          1. 一般ユーザの大半が満足できる性能と質感
          2. 価格が安いのに性能も高くコスパに優れる
          3. キーボードにテンキーあり

          AMD Ryzen 5 + メモリ16GBの構成でギリギリ8万円台で購入できます。

          テンキーつきのスタンダードノートパソコンをコスパ良く欲しい方におすすめです。

           

          レノボThinkBook 15で気になった点

          1. ディスプレイの色域が狭い点が少し残念

          実用上困ることはほぼありませんが、色域が少し狭く、100%sRGBのディスプレイと比較すると、差を感じます。

          そのため写真・画像編集やイラストなどの用途で使う場合、もっとディスプレイの性能が良いものを選んだ方が良いと思います。

           

          このノートパソコンを購入するのに向く方

          1. ビジネスやテレワークなど一般用途で使う大半の方
          2. パソコンに詳しくないが5年快適に使えるノートパソコンが欲しい方

           

          いままで述べてきた通り、一般ユーザーの大半の方が購入して後悔しない性能と価格を高レベルで実現しています。

          ノートパソコンに拘りがなくて、長く使えるパソコンがとりあえず欲しいという方には特におすすめできます。

          どちらかというとビジネス用途を意識した作りになっており、有線LANもあるので、ビジネス用途にコスパの良いノートパソコンが欲しい方にもおすすめできます。

           

          ビジネス用途やテレワーク用途で、大画面のノートパソコンが欲しいが何を買うか迷っている方は、DELL Inprion 16 AMDと並んでベンチマークとなる機種なので、ぜひ検討の1台にしてみてください。

           

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