レノボの中でもコスパが良い機種
ThinkBook 14 Gen5 AMD
に、2023年3月頭、新型が発売されました。
同じくコスパの良い機種であるIdeaPad Slim 5シリーズにも
IdeaPad Slim 5i Gen8
というIntelの最新版が発売されていますので、どちらがコスパ良いか?を比較します。
レノボ ThinkBook 14 Gen5 製品紹介
14インチスペック
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 7 7730U、Ryzen™ 5 7530U、AMD Ryzen™ 3 7330U |
メモリ | 8GB~16GB |
ストレージ | SSD 256GB~1TB |
液晶 | 14″ FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz, LEDバックライト |
重量 | 約1.4kg |
サイズ | 約 323x218x17.9mm |
バッテリー | 45Whr(最大13.4時間) |
価格 | 7万円台〜(時期によって変動) |
15.6インチスペック
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 7 7730U、Ryzen™ 5 7530U、AMD Ryzen™ 3 7330U |
メモリ | 8GB~16GB |
ストレージ | SSD 256GB~1TB |
液晶 | 15.6″ FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz, LEDバックライト |
重量 | 約1.7kg |
サイズ | 約 357x235x18.9mm |
バッテリー | 45Whr(最大13.4時間) |
価格 | 7万円台〜(時期によって変動) |
スペックは上記の通りです。
7万円前後で購入可能で、かつ快適に使える性能をクリアしており、コスパが素晴らしい機種です。
また、14インチ、15.6インチの両方がラインナップされています。
ディスプレイ画面比率が16:9であるのが、少し残念ポイントです。
価格について
ベースグレードでも性能は十分で、かつ7万円台から購入可能と、素晴らしいコスパです。
メモリ16GB + AMD Ryzen 5 7530Uでも、8.99万で購入できます。
CPU性能・処理速度
ノートパソコンに搭載されている主要CPUのベンチマークとなる、PassMarkというスコアを紹介します。
CPU | PassMarkスコア |
Core i7-12700H | 27020 |
Ryzen 7 6800H | 23797 |
Ryzen 7 6800U | 20727 |
Ryzen 7 7730U | 18864 |
Ryzen 7 5800U | 18837 |
Ryzen 7 5825U | 18386 |
Core i5-1340P | 17878 |
Ryzen 5 7530U | 17704 |
Core i7-1260P | 17203 |
Core i5-1240P | 17345 |
Ryzen 7 5700U | 15747 |
Ryzen 5 5600U | 15000 |
Ryzen 5 5625U | 15000 |
Core i5-1235U | 13865 |
Ryzen 5 5500U | 13348 |
Ryzen 3 7330U | 11816 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Core i3-1115G4 | 6610 |
Intel Celeron 7305 | 2665 |
事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、Ryzen3 5300Uのスコア10000以上あると、重作業でも十分快適に使えます。
ベースグレードのRyzen 3 7330Uでも性能は十分ですが、長く使うつもりならRyzen 5 7530Uがよいと思います。
レノボ IdeaPad Slim 5i Gen8 14(新型)の製品紹介
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | インテル® Core™ i5-1340P |
メモリ | 16 GB LPDDR5-5200MHz |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
液晶 | 14″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz, LEDバックライト |
重量 | 約1.46kg |
サイズ | 約 312.0×221.0x16.9mm(最薄部) |
バッテリー | 3 セル リチウムイオンポリマーバッテリー 56.6Wh |
価格 | 9.88万円(時期によって変動) |
2023年3月、Intel第13世代搭載の新型 IdeaPad Slim 5i Gen8が発売されています。
メモリ16GBからなので価格は9.8万からとなっていますが性能からするとコスパは良いと思います。新型が良ければこちらをチェックしてみましょう。
それに、画面比率がこの新型から、16:10 になっていることも大きなメリットです。
旧型の570 14 AMDは実機レビューもしており、性能・質感ともに価格以上の実力がある機種でした。

ThinkBookシリーズの特徴
ThinkBook14 、とにかくIdeaPad Slim 5シリーズとスペックが似ているので、何が特徴なのか、というのをレノボ公式サイトの紹介で確認しました。
ThinkBookシリーズは、優れた柔軟性により、ビジネスの生産性をさらに拡大することができます。デュアルファン放熱技術を採用し、システムのパフォーマンスと稼働率を最大化するとともに、容易に拡張が可能で、ビジネスの成長に合わせてアップグレードや再構成を行うことができます。Webカメラに装備されたプライバシーシャッターや指紋センサーを統合した電源ボタンなど、堅牢なセキュリティ機能により、ビジネスデータとプライバシーを保護します。
最新のインテル® Core™またはAMD Ryzen™プロセッサーを搭載し、Windows 11をプリインストールしたThinkBookシリーズには、 Dolby Audio™、スマートノイズキャンセリング、メモを取るAI Meeting Managerなどの機能が搭載されています。
プレミアサポートにアップグレードすれば、専門スキルと豊富な経験を持つハイレベルな専任エージェントが 24 時間 365 日対応でお客様をサポート。お客様のビジネスだけではなく、あらゆる場面におけるデバイスパフォーマンスを向上させる信頼のサービスが受けられます。
• 24 時間 365日対応プレミアコールセンター
• ハイレベルな専任エージェント
• テクニカル アカウントマネージャー
• 部品の優先手配
上記を簡単にまとめると
- セキュリティ
- Web会議
- プレミアサポート
このあたりを推しているので、ビジネス用途としての購入を想定しているということが伺えます。
ただ個人で買えないということもなく、普通に法人向けでなくても購入できます。
ThinkBook14 Gen5とIdeaPad Slim 5i Gen8比較
この2機種を比較してみます。
比較項目 | IdeaPad Slim | ThinkBook14 |
性能 | ◎(Intel13世代) | 〇(Ryzen7000番台) |
ディスプレイ | 〇(16:10 非光沢) | △(16:9 光沢) |
キーボード | △(普通) | △(普通) |
重量 | △(1.38kg) | △(1.4kg) |
インターフェイス | ○ | 〇 |
バッテリー | 〇(56.5Whr) | △(45Whr) |
価格 | 〇(9.98万) | ◎(7万円台〜) |
質感 | △~〇 | △~〇 |
価格はThinkBookが安い
IdeaPad Slim 5i Gen8は、Intel Core i5-1340P + メモリ16GBで9.98万
ThinkBook 14 Gen5は、AMD Ryzen 5 7530U + メモリ16GBで8.99万
と、コスパを求めるならThinkBookになります。
性能はIdeaPad Slim 5i Gen8がよい
IdeaPad Slim 5i Gen8は、Intel13世代のCPUを搭載しており、性能はRyzenよりも少し上です。
ただ大差はなく、Core i5-1340PとRyzen 5 7530Uなら、私なら正直どっちでもいいかな~と思います。
ディスプレイはIdeaPad Slim 5i Gen8が16:10でよい

上記は左が画面比率16:9、13インチのHP ENVY、右が画面比率16:10、14インチのDELL Inspironの比較です。
16:9と、16:10の差は割と大きく、文字を打つ、資料を作成するのであれば、16:10のほうが使いやすいです。
そういった観点からすると、IdeaPad Slim 5i Gen8のディスプレイのほうが良いかなと思います。
15.6インチは現状ThinkBookのみ

ThinkBookは、テレワーク用などで人気の15.6インチサイズがラインナップされており、かつ、値段も14インチと同じであるのが大きなメリットです。
15.6インチが欲しいならThinkBookになります。
ThinkBook14 Gen5 AMDとIdeaPad Slim 5i Gen8の比較まとめ
比較結果をまとめますと
- コスパならThinkBook
- 性能とディスプレイならIdeaPad Slim 5i
- 15インチが欲しければThinkBook
となります。
私個人の意見ならば、サイズは14インチで良いのと、性能とディスプレイを重視したいので、この2機種ならIdeaPad Slim 5i Gen8を選びたいですかね。
またコスパ重視の機種で、DELL Inspiron 14 AMDもおすすめになりますので、この機種も検討してみたほうがよいです。

どちらがよいかよく検討していただき、ご自分に合った機種を選定していただければと思います。
関連記事
https://papa-worklifebalance.com/%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3-%e3%82%b3%e3%82%b9%e3%83%91%e6%9c%80%e5%bc%b7%e3%81%8a%e3%81%99%e3%81%99%e3%82%81%e6%9c%80%e6%96%b0%e6%a9%9f%e7%a8%ae%e7%b4%b9%e4%bb%8b