スバル公式発表があったのですが、ストロングハイブリッド(次世代e-Boxer)が2025年より生産・販売されるという発表がありました。
トヨタのハイブリッドシステムを供給してもらい、スバルの車種に展開する、という計画のようです。
このニュースを読み解き、どの車種にストロングハイブリッドが搭載されるのかを予想していきたいと思います。
ストロングハイブリッド搭載のSUBARU公式発表
上記はSUBARUで公表されている2023年度の決算説明会資料ですが、これに上記のスライドがあり、2025年より次世代e-BOXER(ストロングハイブリッド)が搭載されることが明記されています。
また、この生産体制資料には、EVの生産も強化していく方針が記載されており、ストロングハイブリッドとEVで、環境に配慮した車にも注力していくことが表されています。
ストロングハイブリッドは、トヨタのハイブリッドシステムが搭載されるようです。
スバルの筆頭株主は現在トヨタで、現在16%程度の株式をトヨタが保有しています。そのため、スバルの経営はトヨタの意向が強く反映されていると推測します。
どういった経緯で、スバルフォレスターにトヨタのストロングハイブリッドが搭載されることになったのか?は分かりませんが、スバルに燃費の良いモデルが選択肢として増えるのは、純粋に嬉しいことです。
SUBARUのフルモデルチェンジ予想
年 | 新型車 |
2020 | レヴォーグ |
2021 | WRX S4、BRZ、レガシィアウトバック |
2022 | ソルテラ、クロストレック |
2023 | インプレッサ、レヴォーグアウトバック(予想) |
2024 | フォレスター(予想) |
SUBARUの2020年からの新型発売スケジュールは、上記の通りです。
2023年のレヴォーグアウトバックと2024年フォレスターは、噂・予想の内容となり、SUBARUからの公式発表ではありません。
フォレスターは2024年の夏にフルモデルチェンジが噂されていましたが、ストロングハイブリッド搭載が2025年となるなら、発表は2024年で生産開始は2025年、というのもあるかもしれません。
ストロングハイブリッド搭載車種予想
2025年から搭載されるストロングハイブリッドは、どの車種に搭載されるのか?予想します。
フォレスター
ストロングハイブリッド搭載車種第一弾は、フォレスターが有力視されています。
フルモデルチェンジとストロングハイブリッド生産開始のタイミングが近いというのと、現状e-BOXER搭載グレードが主流になっているため、可能性は高いと思います。
現行フォレスターの各グレードごとの車両価格は、以下の通りです。
グレード | 価格 | パワートレイン |
Touring | 299.2万 | e-BOXER |
X-BREAK | 313.5万 | e-BOXER |
Advance | 323.4万 | e-BOXER |
SPORT | 335.5万 | 1.8ターボ |
XT-EDITION | 335.5万 | 1.8ターボ |
STI SPORT | 363万 | 1.8ターボ |
現行のe-BOXERがストロングハイブリッド搭載のe-BOXERに置き換わるなら、1.8ターボはそのまま残るか?
それとも1.8ターボ + モーターのマイルドハイブリッドになるのか?
どういうラインナップとなるのかが、楽しみです。
ただ価格は・・・ストロングハイブリッド搭載ならば相応に上がってしまうのだろうと思います。
アウトバック
個人的にストロングハイブリッドが搭載されたら面白そうだな、と思うのがアウトバックです。
アウトバックの価格は以下の通りです。
グレード | 価格 |
---|---|
X-BREAK EX | 414.7万 |
Limited EX | 429万 |
※アウトバックは全車アイサイトX搭載
アウトバックは、グレードが2つしかなく、エンジンは1.8ガソリンターボで同じです。
1.8ガソリンターボだけだと物足りない、という意見も多く、ストロングハイブリッド搭載のグレードが発売されれば、魅力的になるだろうなと思います。
現行フォレスターのハイブリッドとターボモデルのスペック
現行フォレスターのスペック紹介をします。
スペック | e-BOXER | 1.8ターボ |
---|---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 4625×1815×1715 | 4625×1815×1715 |
ホイールベース(mm) | 2,670 | 2,670 |
車両重量(kg) | 1620~1640 | 1570 |
最小回転半径 | 5.4m | 5.4m |
ラゲッジ容量 | 509リッター | 520リッター |
エンジン | 2リッタNA + モーター | 1.8リッターターボ |
最高出力 | 145ps/6,000rpm | 177ps/5,200-5,600rpm |
モーター出力 | 13.6ps | – |
最大トルク | 188Nm/4,000rpm | 300Nm/1,600-3,600rpm |
モータートルク | 65Nm | – |
トランスミッション | リアトロニック(CVT) | |
駆動方式 | AWD | |
燃費(WLTC) | 14.0km/L | 13.6km/L |
燃費(市街地) | 11.2km/L | 10.3km/L |
燃費(郊外) | 14.2km/L | 14.3km/L |
燃費(高速道路) | 16.0km/L | 15.2km/L |
燃料タンク容量 | 48リッター | 63リッター |
乗車定員 | 5名 |
現行フォレスターは、マイルドハイブリッドの「e-BOXER」と、1.8ガソリンターボの2種類のパワートレインがあります。
e-BOXERはハイブリッドと言えど、マイルドハイブリッドなので燃費はそこそこで、そこまで良いとは言えないのが現状です。
トヨタのRAV4より次期新型フォレスターのスペックを予想してみます
フォレスターと似たコンセプトを持つトヨタRAV4には、ストロングハイブリッドのモデルが存在します。
このRAV4のスペックを紹介します。
スペック | 2.5ハイブリッド |
---|---|
全長×全幅×全高 | 4600×1855×1685mm |
ホイールベース | 2,690mm |
最小回転半径 | 5.5m |
車両重量(kg) | 1690 |
エンジン | 2.5L + モーター |
最高出力(kW(PS)/r.p.m) | 131(178)/5,700 |
最大トルク(N・m(kgf・m)/r.p.m) | 221(22.5)/3,600〜5,200 |
最高出力(前モーター) kW(PS) | 88(120) |
最大トルク(前モーター) N・m(kgf・m) | 202(20.6) |
最高出力(後モーター) kW(PS) | 40(54) |
最大トルク(後モーター) N・m(kgf・m) | 121(12.3) |
トランスミッション | CVT |
駆動方式 | 4WD |
燃費(WLTC) | 20.6km/L |
市街地燃費(WLTC) | 18.1km/L |
郊外燃費(WLTC) | 22.4km/L |
高速燃費(WLTC) | 20.7km/L |
乗車定員 | 5名 |
RAV4は2.5ガソリンのストロングハイブリッドが搭載されており、フロントとリヤ両方にモーターが搭載されているモデルとなります。
レスポンスの記事では、次期新型フォレスターに搭載されるストロングハイブリッドは、2.0ガソリンという噂です。
そのため上記よりもガソリンスペックは下になると思います。
それでもモーターのパワーがかなりのものなので、パワー感・燃費ともに現在のマイルドハイブリッドより大幅改善されるだろうと思います。
このRAV4と同じハイブリッドの仕組みが搭載されるのかは全く分かりませんが、ストロングハイブリッドが搭載されれば、燃費の大幅改善になるのは間違いないと思います。
ストロングハイブリッドで価格はどの程度上がるのか?
ストロングハイブリッド搭載となると、どの程度の価格になるのか?
トヨタRAV4は、ガソリンとハイブリッドでどの程度の価格差があるのかを紹介します。
グレード(4WD) | ガソリン | ハイブリッド |
X | 316.9万 | 379.1万 |
G | 366.0万 | 430.4万 |
Adventure | 368.4万 | 430.3万 |
ベースグレードのXで、62.2万高になるので、結構高いですね・・・
現行のフォレスターの価格は以下の通りです。
グレード | 価格 | パワートレイン |
Touring | 299.2万 | e-BOXER |
X-BREAK | 313.5万 | e-BOXER |
Advance | 323.4万 | e-BOXER |
SPORT | 335.5万 | 1.8ターボ |
XT-EDITION | 335.5万 | 1.8ターボ |
STI SPORT | 363万 | 1.8ターボ |
ベースグレードが62.2万高となると、フォレスターのストロングハイブリッドは、
約365~400万円
くらいになるのではないかと思います。
ストロングハイブリッド搭載なら、価格アップはある程度仕方ないかもしれませんね・・・
スバルのストロングハイブリッド搭載車種はフォレスターか!?
現状、噂や予想レベルでしかないですが、フルモデルチェンジのタイミングを考えると、ストロングハイブリッド搭載車種の有力候補は
- フォレスター
- アウトバック
あたりではないかと思います。
レヴォーグはスポーティな印象がある車種だからどうだろう?という感じですね。
スバルにもストロングハイブリッドが搭載されれば、とうとう燃費もよくなった車が発売されるということになるので、燃費と運転の楽しさを両立したグレードを期待したいと思います。
【車買い替え検討の際】10万以上お得に購入する方法
車買い替えの場合、簡単な手間をかければ10万以上お得に購入できる方法があります。
私の実体験で、14年落ちのレガシィアウトバックを一括査定に出しました。14年落ちでアイサイトなしの車両だったので査定は絶望的と思っていたのですが(汗)
- ディーラー下取り:3万円
- 車買取一括査定:13万円
と、なんと10万円もの査定アップになりました!
絶対にこのひと手間は、かけるべきだと言えます。
車買取一括査定サービスは大して手間でもないので実施すべき
車買取一括査定サービスを利用したときのデメリットで、「電話が大量にかかってくる・・・」ということをよく聞きますが、以下に記載のMOTA車買取であれば、一番査定額を高くつけた最大3社のみの対応で済むので手間も大したことがないです。
またMOTA車買取というサービスでは、電話連絡の時間帯指定をすることができましたので、私は18時以降とし、その時間帯に電話対応をしたので特に苦労はしませんでした。
MOTAの場合、かかってくるにしても最大3社なので、30分程度の電話で対応は終わります。
実車査定立ち合いについても、自宅に買取業者が来てくれるので、ただ自宅で立ち合うだけです。大体30分程度で終わります。
複数業者とやり取りをする場合、同じ日程で調整することもでき、一度で済ませてしまえばそこまで手間でもないです。
別業者が同時間帯に集まることに関しても、依頼をすれば普通に実施してもらえます。
MOTA車買取
↑上記の画像もしくはボタンをクリックすると、「MOTA車買取」のホームページに飛ぶことができます。
最近勢いのあるMOTAが運営する車買い取り査定サイトです。
私も実際に利用したサービスです。
MOTA車買取とは 申込み翌日18時には複数社の査定結果がネットで見れて、やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみなので、従来の一括査定にありがちな電話ラッシュがない、新しい車買取一括査定です。
高額査定をした最大20社のうち、上位最大3社のみからのご案内のため、電話ラッシュでうんざりする事がありません。
私も経験がありますが、一括査定は一斉に電話がかかってきてしまうので・・・この方式なら上位3社だけで済むので、楽でよいです。
カーセンサー簡単ネット社査定
また大手のリクルートが運営している車買取一括査定サービスも紹介します。
↑上記の画像もしくはボタンをクリックすると、「カーセンサー車査定」のホームページに飛ぶことができます。
カーセンサーはリクルートが運営する車買い取り査定サイトです。
最大手のリクルートが運営しているというのもあり、安心感のあるサービスと言えます。
複数買取業者の一括査定、もしくはオークション形式による最も高値をつけた1社のみとの交渉を選択可能です。
一括買い取り査定サイトの最大手で、買い取り形式も選択できるので自分の希望に応じた活用ができます。
複数業者との電話が煩わしいという場合は、オークション形式にしてしまえば、1社のみとのやり取りで済みます。
ユーカーパックらくらく一括査定
↑上記の画像もしくはボタンをクリックすると、「ユーカーパックらくらく一括査定」というホームページに飛ぶことができます。
ユーカーパックの良いところは、買取業者それぞれの電話応対をすることはなく、ユーカーパック1社のみのやり取りで済むということにあります。
ユーカーパックが査定し、その結果をもとに買取業者が買取金額を出し、一番高値を付けた業者に売却するというシステムのようです。
上記で紹介したサービスとは少し方式が違うサービスで、この方式でも高値で売却できるのであれば一番手間がかからなくて良いな、と感じます。
車買取一括査定サービスの体験談および比較を以下記事にまとめているので参考にしてみてください。
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