2023年8月10日、スバル公式サイトでフォレスターF型が正式発表されています。
フォレスターは、2018年に現行型(SK型)が発売され、2023年に、6回目の年次改良(F型マイナーチェンジ)が発売されています。
フォレスターは、そろそろフルモデルチェンジのタイミングが近いのではないかと噂されています。
F型の改良内容、およびフルモデルチェンジの噂をもとに、フォレスターを今買うべきか?いつ買うのがお得か?について解説します。
フォレスターのモデルチェンジ状況

フォレスターの過去のモデルチェンジ状況は以下の通りです。直近10年のグレードをのせます。
年式 | エンジン |
2012~2018(SJ) 4代目 | 2.0ℓNA、2.0ℓターボ |
2018~(SK) 5代目 | 2.5ℓNA、2.0ℓハイブリッド、1.8ℓターボ |
現行型のSKは、人気のモデルであり中古価格も高いです。
大体6年でモデルチェンジしているので、次のフルモデルチェンジは2024~2025年と予想しています。

1.8ターボモデルは、2020年10月で追加されました。
このモデルに試乗したことがありますが、スバルらしいスポーティなエンジンで、安定感のある走りが楽しめるグレードでとても好印象でした。
かわりに2.5リッターNAガソリングレードは廃止となりました。
現行フォレスターのスペックと価格

フォレスターの新車車両価格(E型)
フォレスターの2022年E型の新車車両価格は以下の通りでした。
グレード | 価格 | パワートレイン |
Touring | 299.2万 | ハイブリッド |
X-BREAK | 313.5万 | ハイブリッド |
Advance | 323.4万 | ハイブリッド |
SPORT | 335.5万 | 1.8ターボ |
XT-EDITION | 335.5万 | 1.8ターボ |
STI SPORT | 363万 | 1.8ターボ |
フォレスターの新車車両価格(F型)
フォレスターの2023年F型の新車車両価格は以下の通りです。
グレード | 価格 | パワートレイン |
Touring | 306.9万 | ハイブリッド |
X-BREAK | 330万 | ハイブリッド |
Advance | 339.9万 | ハイブリッド |
SPORT | 346.5万 | 1.8ターボ |
XT-EDITION | 346.5万 | 1.8ターボ |
STI SPORT | 374万 | 1.8ターボ |
予想どおりというか・・・値上がりしてしまいました。しかもグレードによっては15万以上の値上げです。
フォレスターのスペック
フォレスターのスペックは以下の通りです。
スペック | ハイブリッド | 1.8ターボ |
---|---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 4625×1815×1715 | 4625×1815×1715 |
ホイールベース(mm) | 2,670 | 2,670 |
車両重量(kg) | 1620~1640 | 1570 |
最小回転半径 | 5.4m | 5.4m |
ラゲッジ容量 | 509リッター | 520リッター |
エンジン | 2リッタNA + モーター | 1.8リッターターボ |
最高出力 | 145ps/6,000rpm | 177ps/5,200-5,600rpm |
モーター出力 | 13.6ps | – |
最大トルク | 188Nm/4,000rpm | 300Nm/1,600-3,600rpm |
モータートルク | 65Nm | – |
トランスミッション | リアトロニック(CVT) | |
駆動方式 | AWD | |
燃費(WLTC) | 14.0km/L | 13.6km/L |
燃料タンク容量 | 48リッター | 63リッター |
乗車定員 | 5名 |
ハイブリッドはe-BOXERと呼ばれる、マイルドハイブリッドとなります。
1.8ターボはガソリンターボで、レヴォーグやアウトバックにも搭載されているエンジンと同じになり、力強い加速が楽しめるグレードです。
フォレスターのF型2023年マイナーチェンジ改良情報

2023年8月にF型が発売され、おそらく、現行SK型最後の年次改良になるのではと予想しています。
フォレスターF型変更情報
改良情報を見ると、以下の変更が入っています。
- パワーリヤゲートの標準装備(X-BREAK、Advanceのみ)
- 特別仕様車「XT-EDITION」を標準カタログモデルに追加
- ボディカラー「ガイザーブルー」を廃止
- 車両価格の値上げ(11~16.5万円程度)

パワーリヤゲートは、私のアウトバックにもついていますがとても便利な装備なので、標準装備はうれしいですが、標準装備のX-BREAKとAdvanceはその分値上げが大きく、16.5万円の値上げとなっています。

フォレスター特別仕様車のXT-EDITIONが標準グレードに追加されますが、上記写真のガイザーブルーは廃止になりました。
ガイザーブルーは、残念ながら6月現在でも受注を終了してしまっているようです。
フォレスター2023年F型の改良内容は正直微妙・・・

上述の通り、フォレスターF型の改良内容はちょっと微妙で、正直なところ原材料高の値上げが、主な内容になってしまっています。
- Touring:299.2→306.9万
- X-BREAK:313.5→330万
- Advance:323.4→339.9万
- SPORT/XT-EDITION:335.5→346.5万
- STI SPORT:363→374万
値上げ幅は上記の通りです。
X-BREAKとAdvanceの値上げ幅が大きいのは、パワーリヤゲートが標準装備になったのも理由としてありますが、それでも16.5万高くなっているのは残念ですね・・・
フォレスターのフルモデルチェンジ予想
フォレスター次期フルモデルチェンジでトヨタのストロングハイブリッドが搭載される!?
フォレスターのフルモデルチェンジは、冒頭記載の通り、2024~2025年になるのではと予想しています。
そしてこれは正式発表ではないのですが
- 次期新型フォレスターにはトヨタのストロングハイブリッドが搭載される
という噂です。

スバル公式発表があったのですが、ストロングハイブリッド(次世代e-Boxer)は2025年より生産・販売されるということでした。
そうなると、フォレスターのフルモデルチェンジが2025年になるのか?もしくはフルモデルチェンジは2024年予定で、年次改良でストロングハイブリッドが追加されるのか?と、予想されます。
e-BOXERは、悪くはないものの、パワートレインとしてのインパクトは、トヨタのストロングハイブリッド、日産のe-POWERなどには負けるという印象があります。
また燃費もそこまで良くはなかったので、トヨタのストロングハイブリッドが搭載されれば燃費も大幅改善されるので、朗報ではないかと思います。
エンジンはストロングハイブリッド・1.8ターボ・e-BOXERのどれがラインナップされるか?
もし次期フォレスターにトヨタのストロングハイブリッドが搭載されるのであれば
- 燃費重視のストロングハイブリッド
- スポーツ走行重視のガソリンターボ
- 価格重視のe-BOXER
の3本立てとなるか?
もしくはフォレスターは企業燃費を稼ぐモデルに特化してガソリンターボモデルがなくなり
- 燃費重視のストロングハイブリッド
- 価格重視のe-BOXER
になるか?
なんとも予想ができないところですが、ガソリンターボが欲しいのならば今買ってしまうほうがよいかもしれません。
次期フォレスターでアイサイトXは搭載されるか

レガシィアウトバックには標準装備、レヴォーグにはEXグレードに搭載される、高度運転支援システムを搭載したアイサイトXは、次期フォレスターに搭載されるのか?
これは、フォレスターの年次改良で搭載が見送られたこと、新型クロストレックにも搭載されなかったことを考えると、次期フォレスターにも搭載されるかは微妙、と思います。
おそらく、アイサイトXを搭載すると車両価格が高くなるので、アイサイトXは価格の高い上級車種のみに搭載、量販車種には搭載しない方針ではないかと思います。
フォレスターは今買うべきか?

フォレスターSK型もモデルチェンジが近くなってきたので、欲しい方は購入タイミングが難しいのではないか、と思います。
- 2023年F型の改良内容は微妙
- 次のフルモデルチェンジでストロングハイブリッドの搭載が予想される
という状況であることを考えると、以下の買い方がよいのではないかと思います。
- 1.8ガソリンターボが欲しいなら今が買い。ただし中古も検討。
- 現行型を安く購入するなら2.5ガソリンかe-Boxerの中古。
- ハイブリッドが欲しいなら新型まで待ってみる。
1.8ガソリンターボが欲しいなら今が買い。ただし中古も検討

1.8ガソリンターボは、スバルらしいランナップで、ガソリンターボの力強い走りを楽しむことができます。
このグレードが、フルモデルチェンジ後の燃費規制で、残るかどうかがわからないため、ガソリンターボが欲しいなら今買ってもよいと思います。
ただし、値上げしてしまったF型を必ずしも新車で購入する必要はなく、中古の購入でもよいと思います。
2020年式 フォレスター1.8スポーツ 3.7万km 269.9万
ターボグレードは、中古で探すと大体200万円台後半から探すことができます。
F型を新車で購入する場合、乗り出し400万程度にはなってしまうと思うので、2~3年落ちで100万以上安く購入できる中古は、お買い得と言えます。
現行型を安く購入するなら2.5ガソリンかe-Boxerの中古
フォレスター現行型が欲しいが、安く購入したい場合、販売停止になってしまった2.5ガソリンの中古を狙うという選択もあります。
2018年式 フォレスター2.0アドバンス 4.7万km 219.9万
2018年式 フォレスター2.5プレミアム 3.7万km 229.9万
5年落ちの2018年式であれば、200万円台前半から探すことができます。
2018年からの現行型は、ボディにSGPが採用され、乗り心地や走りの質感が大きく向上しました。そのため、中古で購入するとしても現行型がおすすめです。
ハイブリッドが欲しいなら新型まで待ってみる
燃費の良いハイブリッドが欲しいのであれば、2025年より搭載予定の、ストロングハイブリッドの情報を待ってみてもよいと思います。
現行のe-BOXERは、マイルドハイブリッドのため燃費は正直、今ひとつです。
そのため、フォレスターは好きだが燃費も重視したい方は、フルモデルチェンジまで待ってみるのがよいと思います。
【車買い替え検討の際】10万以上お得に購入する方法

車買い替えの場合、簡単な手間をかければ10万以上お得に購入できる方法があります。
私の実体験で、14年落ちのレガシィアウトバックを一括査定に出しました。14年落ちでアイサイトなしの車両だったので査定は絶望的と思っていたのですが(汗)
- ディーラー下取り:3万円
- 車買取一括査定:13万円
と、なんと10万円もの査定アップになりました!
絶対にこのひと手間は、かけるべきだと言えます。
車買取一括査定サービスは大して手間でもないので実施すべき
車買取一括査定サービスを利用したときのデメリットで、「電話が大量にかかってくる・・・」ということをよく聞きますが、以下に記載のMOTA車買取であれば、一番査定額を高くつけた最大3社のみの対応で済むので手間も大したことがないです。
またMOTA車買取というサービスでは、電話連絡の時間帯指定をすることができましたので、私は18時以降とし、その時間帯に電話対応をしたので特に苦労はしませんでした。
MOTAの場合、かかってくるにしても最大3社なので、30分程度の電話で対応は終わります。
実車査定立ち合いについても、自宅に買取業者が来てくれるので、ただ自宅で立ち合うだけです。大体30分程度で終わります。
複数業者とやり取りをする場合、同じ日程で調整することもでき、一度で済ませてしまえばそこまで手間でもないです。
別業者が同時間帯に集まることに関しても、依頼をすれば普通に実施してもらえます。
MOTA車買取
↑上記の画像もしくはボタンをクリックすると、「MOTA車買取」のホームページに飛ぶことができます。
最近勢いのあるMOTAが運営する車買い取り査定サイトです。
私も実際に利用したサービスです。
MOTA車買取とは 申込み翌日18時には複数社の査定結果がネットで見れて、やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみなので、従来の一括査定にありがちな電話ラッシュがない、新しい車買取一括査定です。
高額査定をした最大20社のうち、上位最大3社のみからのご案内のため、電話ラッシュでうんざりする事がありません。
私も経験がありますが、一括査定は一斉に電話がかかってきてしまうので・・・この方式なら上位3社だけで済むので、楽でよいです。
カーセンサー簡単ネット社査定
また大手のリクルートが運営している車買取一括査定サービスも紹介します。
↑上記の画像もしくはボタンをクリックすると、「カーセンサー車査定」のホームページに飛ぶことができます。
カーセンサーはリクルートが運営する車買い取り査定サイトです。
最大手のリクルートが運営しているというのもあり、安心感のあるサービスと言えます。
複数買取業者の一括査定、もしくはオークション形式による最も高値をつけた1社のみとの交渉を選択可能です。
一括買い取り査定サイトの最大手で、買い取り形式も選択できるので自分の希望に応じた活用ができます。
複数業者との電話が煩わしいという場合は、オークション形式にしてしまえば、1社のみとのやり取りで済みます。
ユーカーパックらくらく一括査定
↑上記の画像もしくはボタンをクリックすると、「ユーカーパックらくらく一括査定」というホームページに飛ぶことができます。

ユーカーパックの良いところは、買取業者それぞれの電話応対をすることはなく、ユーカーパック1社のみのやり取りで済むということにあります。
ユーカーパックが査定し、その結果をもとに買取業者が買取金額を出し、一番高値を付けた業者に売却するというシステムのようです。
上記で紹介したサービスとは少し方式が違うサービスで、この方式でも高値で売却できるのであれば一番手間がかからなくて良いな、と感じます。
車買取一括査定サービスの体験談および比較を以下記事にまとめているので参考にしてみてください。

車一括査定利用の際のよくあるQAについて
はじめて車一括査定を利用する方に向けて、よくある質問と回答をまとめます。
一括査定に出すタイミングはいつが良いか?
査定を受けた後、時間が経ってしまうと査定額が落ちる可能性があります。
また、引き取り予定日が長いと、買取店も買い取り額にマージンを取りたくなり、本気の金額が出ない可能性があります。
そのため、納車日が決まってから一括査定に出すのが一番良いタイミングだと思います。
新車であれば、ディーラーから納車予定日の連絡が来てからがベストだと思います。
中古車は、現車があるのであれば、契約から納車日までの期間が短いのでそこまで意識しなくてもよいです。
買取店から電話が掛かりまくってくるのか?
これは上述の通りで、使うサービスにもよりますが、かかってきても数社程度というところです。
私が利用したMOTA買取であれば、電話連絡は最大3社までとなります。
買取店も、一括査定に出した後、現車査定日程さえ調整してしまえば、その後かかってくることはないです。
そのため、最初に査定を申し込むときは、電話応対できる時間帯と日にちに実施したほうがよいですが、一度対応してしまえばその後かかってくることはないので、そこまで掛かりまくってくる、というほどでもないです。
現車査定日程は複数業者で同じ日にできるか?
複数業者に買取査定をお願いする際の現車査定日について、同じ日に複数業者に査定してもらうことも可能です。
むしろ日程を分けるほうが面倒だし、1つの買取店から買取のプレッシャーをかけられることにもなると思うので、いっぺんに査定してもらったほうが良いと思います。
買取業者によっては、「その日はちょっと・・・」とか、「できれば店舗に来ていただけますか」とお願いされることもありましたが、私はそういった業者は断ってました。
買取店も数が多いので、こちらの都合に合わなければ別業者にお願いする、というスタンスでよいと思います。
ローンや残クレの途中でも一括査定に出せるか?
私は経験したことがないですが、ローンや残クレの途中でも問題なく買い取ってもらえるようです。
その場合、買取店がローンや残クレの残債を処理してくれるようですが、買い取り額より残債が多く残る場合、買取店への金額振り込みが必要となるようです。
買い取り額のほうが残債よりも多ければ、差額が支払われます。
買取契約後の引き渡し日は調整可能か?
契約後の引き渡しタイミングは調整可能です。
私は納車日当日の引き渡し指定をしました。
ただ、数カ月先とか、引き取り予定日が先すぎると、買取店も本気の金額では買い取ってもらえなくなるので(相場値下がりのマージンを取りたくなるはず)、次の車の納車日が決まってから、2週間前くらいに買取査定に出すのがベストタイミングだと思います。
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