ビジネスノートパソコンの最高峰レッツノートで、14インチのFVシリーズに、Intel Core Ultraを搭載したモデルが発売されています。
出荷予定日は5月中旬~下旬となっています。
レッツノートは言わずと知れたビジネスノートパソコンの最高峰で、以下の点が優れています。
- 耐久性・信頼性がピカイチ。
- 取引先企業でも相当数使われているし評判も良い。
- とても軽い上に性能も良い。
- キーボードが凄く良くタイピングしやすい。
- ディスプレイが3:2の縦長画面比率で作業しやすい。
また、質感も高く、キーボードの打鍵感も素晴らしいです。予算がある、もしくは経費で購入できるのであれば特におすすめできます。
レッツノートの種類(シリーズ)について
レッツノートの種類(シリーズ)について紹介します。
※現行で発売されているシリーズを紹介しています。
シリーズ | 特徴 |
FV(2021年~) | 14型 |
SR(2022年新型~) | 12.4型 |
SV(2018~2022年) | 12.1型 |
QV(2019~2022年) | 12.0型 2in1 |
FVシリーズ(14型)
ディスプレイが14インチと、レッツノートとしては大型のサイズのモデルです。
12インチではディスプレイが小さい、キーボードが大きいほうが打ちやすい、などの方はこのシリーズにするとよいでしょう。
14インチながら3:2の縦長ディスプレイを搭載、またとても軽量なので、メインPC・持ち運びどちらにでも対応できます。
レッツノート FV5(14インチ) 製品紹介
スペック
Panasonic レッツノートFV5(14インチ)
OS | Windows11 Pro |
CPU | インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 165H |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD 512GB~2TB |
液晶 | 14.0型(3:2)TFTカラー液晶 QHD(2160×1440ドット) |
重量 | 約1.034kg(バッテリーパック(S)(約200g)装着時) 約1.134kg(バッテリーパック(L)(約300g)装着時) |
サイズ | 幅 約308.6mm×奥行 約235.3mm×高さ 約18.2mm |
インターフェイス | USB 3.1 Type-Cポート(Thunderbolt™ 4 テクノロジー対応、USB Power Delivery対応)×2、USB 3.0 Type-Aポート×3、LANコネクター(RJ-45)、外部ディスプレイコネクター(アナログRGB(VGA) ミニDsub 15ピン)、HDMI出力端子(4K144 Hz出力対応) |
バッテリー | バッテリーパック(L)装着時:約9時間(動画再生時)約18.1時間(アイドル時) バッテリーパック(S)装着時:約4.8時間(動画再生時)約9.6時間(アイドル時) |
価格 | 37.4万~ |
Intel Core Ultraを搭載した機種が、14インチのFVシリーズで発売されました。
FVは14インチという大画面、かつ、画面比率3:2なので縦に長く、事務作業はとてもやりやすいと言えます。
私自身、13→14インチの16:10のパソコンに私用PCをチェンジし、思った以上に画面が見やすくなり作業がやりやすくなりました。
外部ディスプレイを使わないのであれば14インチはおすすめのサイズとなります。
そして14インチサイズにもかかわらず1034g~と軽量です。
キーボード配列は12.4型のSR以上に綺麗で理想的な配置です。
インターフェイス
インターフェイスも素晴らしく充実しており、文句ない出来です。
14インチビジネスノートパソコンといえば、レノボのThinkPad X1 Carbonが代表的で有名なビジネスノートですが、このレッツノートFVは、ThinkPad を凌ぐ出来栄えだと感じます。
Intel Core Ultra の性能はとても高い
Intel Core Ultra の性能
上記は、Intel Core Ultra 5 125Hを実機レビューした際のPassMarkベンチスコアですが性能はとても高いです。
CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。
CPU | PassMarkスコア |
Ryzen 9 7945HX | 55967 |
Core i9-13900HX | 44998 |
Core i7-13700HX | 34286 |
Ryzen 7 7745HX | 32732 |
Core i7-13700H | 30030 |
Ryzen 7 8845HS ※最新世代 | 29904 |
Core Ultra 7 165H ※最新世代 | 28353 |
Core Ultra 7 155H ※最新世代 | 24910 |
Core Ultra 5 125H ※最新世代 | 21300 |
Core Ultra 7 155U ※最新世代 | 16140 |
Core Ultra 5 125U ※最新世代 | 17921 |
Ryzen 7 7735U | 21082 |
Core i5-1340P | 20106 |
Core i7-1360P | 19600 |
Ryzen 7 7730U | 18864 |
Core i7-1260P | 17257 |
Core i5-1240P | 17345 |
Core 5-120U ※最新世代 | 17292 |
Ryzen 5 7535U | 17123 |
Core i5-1335U | 16814 |
Ryzen 5 7530U | 16509 |
Ryzen 5 5625U | 15000 |
Core i5-1235U | 13865 |
Core i3-1315U | 13755 |
Ryzen 3 7330U | 11816 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Ryzen 5 7520U | 9489 |
Intel N100 | 5657 |
Intel Celeron 7305 | 2665 |
事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、Core i5-1135G7のスコア10000以上あると、重作業でも十分快適に使えます。
Intel Core Ultra 7 165Hの性能はとても高く、正直事務作業用途としてはここまでの性能は不要では?と言えるくらいの性能があります。
またIntel Core Ultra のHシリーズはグラフィック性能も高いです。
上記はIntel Core Ultra 5 125HのFF14ベンチマーク結果ですが、外部GPUなしにも関わらず、快適の結果が出ています。
このグラフィック性能は、動画書き出しの速度にも影響しており、とても早い時間での書き出しが可能です。
Intel Core Ultra は省電力性能も高い
Intel Core Ultra は省電力性能も高く、バッテリー駆動時間が大きく改善しています。
実際に私がIntel Core Ultra 5 125Hの実機レビューをしたときも、バッテリー駆動時間がとても長くなっており、外出時にも頼れる万能のCPUと言えます。
レッツノート新型FV4を2月28日までに注文すると特典あり。出荷は3月上旬予定
2月28日まで注文の100台限定で、カラー天板カスタマイズが無料になるという特典があるようです。
いち早く第13世代を体感したいという方には、ありがたい特典ですね。
ただ値段が37万~と高いので・・・経費で落としますという方以外では、そうそう簡単に手を出せる金額ではないですが(^^;
ディスプレイは解像度2Kの画面比率3:2ディスプレイ
レッツノートFV5のディスプレイは、解像度が2KのQHD液晶で、画面比率3:2と縦に長いです。
現在のノートパソコンの主流は、16:9→16:10と縦長にシフトしていますが、レッツノートは3:2とさらに、縦に長いです。
私自身、16:9→16:10にチェンジしたときに、事務作業がとてもやりやすくなったと感じたので、さらに縦に長い3:2であればさらに、仕事や作業がはかどるでしょう。
レッツノートFV5はビジネスノートとして最高峰スペックと完成度
レッツノートFV5は、ビジネスノートパソコンとしては最高峰の性能と完成度となっています。
- Intel Core Ultra 7 165Hを搭載し性能がすごく高い
- 14インチで解像度2K、画面比率3:2
- 1.034kg~と軽量
- 充実のインターフェイス
- キーボードがとても良い
と、スキのない完成度です。
似たようなスペックのビジネスノートパソコンとしては、レノボThinkPad X1 Carbonが上げられます。
ただThinkPad X1 Carbonのほうは、CPUがIntel Core Ultra のUシリーズで省電力性能重視のため、レッツノートFV5ほど性能は出ません。
また、画面比率は16:10で、重さもThinkPad X1 Carbonのほうが若干重いです。
価格は違いますが、完成度はレッツノートFV5のほうが高いと言えます。
予算がある、経費で購入できるのであれば、レッツノートFV5はとてもおすすめです。
Panasonic レッツノートFV5(14インチ)
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