2022年に発売された、レノボYogaシリーズのフラッグシップモデル「Yoga 970i」をレノボよりお借りすることができましたので、レビュー記事を書きます。
購入したマシンのスペックは以下の通りです。
- CPU:Intel Core i7-1260P
- メモリ16GB
- SSD 1TB
レノボYoga 970iの特徴は以下の通りです。
- Yogaフラッグシップにふさわしい高級感と品質
- ディスプレイが凄く綺麗
- 価格はやや高め
Yogaシリーズフラッグシップモデルのため、価格はやや高いです。
しかしながら素晴らしく高い質感と高級感、およびディスプレイの綺麗さは、さすがにフラッグシップモデルと思わせる存在感があります。
個人的にそのメーカーが最も力をいれているフラッグシップモデルというのは、高いのですがそれに見合う所有満足感が得られるんですよね。
私は車メーカーのスバルが好きで、スバルの日本でのフラッグシップモデルはレガシィアウトバックになるのですが、これも高級感や走り味の上質感が素晴らしかったです。予算があるなら、そのメーカーが最も力をいれているフラッグシップモデルがやはりおすすめです。
レノボ Yoga 970iはボディ質感やディスプレイの品質が凄く高い
レノボ Yoga 970iは、Yogaシリーズのフラッグシップモデルだけあり、ボディの質感が素晴らしく、ディスプレイもすごく綺麗でした。
Yoga 770もレビューしましたが質感や高級感は1段階上だなと感じます。
特別なノートパソコンが欲しい方には特におすすめできます。
Yoga 970iは、上記写真のようにディスプレイを360℃回転させることのできる2 in 1モデルですが、この回転部分が凄くスムーズで、私が持っているHP ENVYよりも一段上の質感を感じました。
「神は細部に宿る」
この言葉がこれほど合うボディはなかなかないぞ、と感じます。
レノボ Yoga 970iのスペックと価格
スペック
レノボ Yoga 970i
CPU | インテル® Core™ i7-1260P |
メモリ | 16GB LPDDR5-5200MHz |
ストレージ | 1TB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
液晶 | 14″ WQUXGA OLED(有機ELディスプレイ) (3840 x 2400) 光沢あり, マルチタッチパネル, 100%DCI-P3, 400 nit, 60Hz, ブルーライト軽減パネル |
Webカメラ | 前面:FHD 1080p カメラ、IR カメラ、プライバシーシャッター付き |
ワイヤレス | Wi-Fi 6E 対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n 準拠) |
Bluetooth | Bluetooth v5.2 |
重量 | 約1.4kg |
サイズ | 約 318x230x15.25mm |
バッテリー | 75Wh (最大15時間) |
価格 | 22万円台〜(時期により変動) |
スペックは完全なハイエンドモデルです。
Yogaシリーズフラッグシップモデルだけあり、妥協はないです。
バッテリーも75Whrと大容量を搭載しており、2 in 1という構造ながら、重量は1.4kgと意外と軽いです。
価格と納期
現状、1グレード展開のみで、マイクロソフトオフィスがついて、22万円台からとなっています。
正直、オフィスはなくてもよいのでその分安くしてほしいな~~と思います。
レノボ Yoga 970iの外観と機能
外観・デザイン・質感
質感や高級感はとても高いです。
まあ22万円するので、当然と言えば当然なのかもしれませんが・・・
ThinkPadのフラッグシップモデルX1 Carbonも22万円~程度はするのですが、ThinkPadはキーボード重視、こちらは質感やディスプレイの綺麗さ重視、という感じがします。
180℃まで倒して使うこともできます。
上記写真の通り、なんと、標準でパソコンケースがついてきます。これはありがたいですね。
- 高級感が素晴らしい
- ディスプレイが360℃回転する
- パソコンケースが標準でついている
重量
メーカー公称の重量は1.4kgです。実測値は1422gとほぼ同じです。
手に持ってみると少し重いですが、たまにならば持ち運びも出来なくはない重量です。
アダプターは出力65Wで、それなりに大きいです。重量は以下の通りです。
本体実測値 | 1422g |
---|---|
アダプター | 366g |
持ち運びも考慮するなら、電源アダプターはUSB Type-C対応の軽量でコンパクトなものを買ってしまったほうがよいと思います。私も購入しています。
ディスプレイ
ディスプレイは、画面比率16:10でWQUXGA OLED(有機ELディスプレイ) (3840 x 2400) 光沢, マルチタッチパネル, 100%DCI-P3, 400 nit
というスペックのディスプレイです。
この機種最大のメリットの1つが、この美しいディスプレイです。
また16:10の画面比率となっており、縦に長く作業がやりやすいです。
上記写真は私が持っているHP ENVY(13インチ、左)との比較です。
HP ENVYは輝度400nit、sRGB約100%のIPS液晶でこちらも十分綺麗なのですが、Yoga 970iはそれを上回る綺麗さ、美しさです。
有機ELディスプレイはいままで何台か見てきましたが、最も綺麗と言えるようなディスプレイではなかろうか?という綺麗さでした。
- 極めて美しいディスプレイ
キーボード
キーピッチは横19mm、縦18mmです。
ENTERキーがくっついているなどレノボおなじみのキーボードです。また、Enterキーの右側に1列キーがある配置になっており、慣れていないと打ちづらいかもしれません。
指紋認証ボタンが、右矢印キーの右にあります。
私は、HP ENVYもこの配置だったので、特に違和感なく打つことができました。
キーストローク は約1.1mm です。
キーストロークは浅いですが、打鍵感はしっかりとあるので、浅いという印象はそこまでは感じないです。
キーボードバックライトも搭載しており、暗い場所での作業も苦になりません。
- キー配置が少し特殊
- キーボードバックライトあり
- 指紋認証あり
インターフェイス
左側面のインターフェイスは、奥から順番に
- USB3.2 Gen2
- Thunderbolt™4 ×2
となります。
右側面のインターフェイスが、奥から順番に
- マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
- USB3.2 Gen2 Type-C (DisplayPort出力機能付き、Powerdelivery対応)
- 電源ボタン
となります。
Thunderbolt™4 × 2 は、とても良いですね。
ただUSB Type-Aがないので、マウスやキーボードなどでType-Aを使いたい場合、USB Type-Cハブなどが必要になります。
またHDMIもないのでUSB Type-Cでディスプレイ出力することになります。
- Thunderbolt™4 × 2が良い
- USB Type-Aなし
- HDMIなし
バッテリー駆動時間のチェック
バッテリーは75Whrと、大容量バッテリーを搭載しています。
以下の条件にてバッテリー駆動時間のチェックを行いました。
- 輝度MAX
- youtube動画流しっぱなし
- 解像度4K
メーカー公称時間 | 最大15時間 |
---|---|
残量0%まで | 4時間35分 |
解像度4Kかつ高輝度のディスプレイを搭載しているのでバッテリー持ちは厳しいです。バッテリー駆動時間を優先するなら解像度か輝度を落として使いましょう。
WEBカメラ
解像度1080p FHDカメラ (プライバシーシャッター付)が付いています。
この価格帯としてはフルHDのカメラ、物理のプライバシーシャッターもついているのは素晴らしいです。
Web会議にはありがたいですね。このパソコンを使ってのWeb会議も問題なくこなせるでしょう。
スピーカー
ディスプレイとキーボードの結合部分にスピーカーが搭載されています。
スピーカーの音質はすごく良いです。
HP ENVYが10点とすると13~15点くらいです。完全なる主観ですみません(^^;
何台かのノートパソコンスピーカーを聞き比べてみて、HP ENVYのスピーカーはかなり優秀ということが分かっているのですが、上回る音質でした。
無線速度のテスト
無線ドライバのせいか、レビュー機は無線速度が安定しなかったので、測定対象外としています。
起動時間チェック
1回目 | 8.68秒 |
---|---|
2回目 | 8.46秒 |
3回目 | 8.82秒 |
起動時間はとても高速です。快適に起動できると思います。
レノボ Yoga 970iの内部性能・処理速度
パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。
- PassMark
- CineBench R23
- PCMARK10
- Crystal DiskMark(ディスク速度)
また、ゲーミング性能についても、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。
- ドラクエⅩ(軽量級3D)
- FF14(中量級3D)
- FF15(重量級3D)
- 3DMark
動画編集性能については、動画編集ソフトDavinci ResolveでフルHDのyoutube動画書き出し時間を計測しました。
- Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し
計測結果については、デフォルト設定のままで計測しています。
CPU性能めやす
CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。
CPU | PassMarkスコア |
Core i7-12700H(最新12世代) | 27020 |
Ryzen 7 6800H | 23797 |
Ryzen 7 6800U | 21461 |
Ryzen 7 5800U | 18837 |
Ryzen 7 5825U | 18386 |
Core i7-1260P(最新12世代) | 18000 |
Core i5-1240P(最新12世代) | 17345 |
Ryzen 5 5600U | 15000 |
Ryzen 5 5625U | 15000 |
Core i5-1235U(最新12世代) | 13865 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Core i3-1115G4 | 6610 |
Intel Celeron 7305 | 2665 |
Intel Celeron N4120 | 2510 |
事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、Ryzen3 5300Uのスコア10000以上あると、重作業でも十分快適に使えます。
Intelは、第11世代では、AMDにベンチマークで差をつけられていましたが、12世代となり、その差がほぼなくなりました。
PassMark
電源接続時
バッテリー駆動時
マルチスレッドスコアで18087と、高いスコア結果となりました。普段使いには十二分な性能と言えます。
バッテリー駆動時は17885でした。
マルチコアの落ち幅はそこまでではないですが、シングルの落ち幅が大きかったです。
マルチ/シングル | 電源接続 | バッテリー駆動 |
マルチスレッド | 18087 | 17885(98.8%) |
シングルスレッド | 3766 | 2519(66.8%) |
Intel最新世代のCore i7-1260P、Ryzen 7 6800Uおよび、2021年主流だった、Ryzen 7 5800U、Intel Core i7-1165G7と比較します。
CPU | マルチ | シングル |
Ryzen 7 6800H | 25955 | 3458 |
Ryzen 7 6800U | 21461 | 3459 |
Core i7-1260P(770i) | 20778 | 3713 |
Core i7-1260P(970i) | 18087 | 3766 |
Ryzen 7 5800U | 18644 | 3108 |
Ryzen 5 5625U | 16933 | 3138 |
Core i7-1165G7 | 11005 | 3142 |
Core i7-1260Pですがどうもベンチマーク結果にバラつきがあるような?
同じCPUを搭載していたYoga 770iと比較すると若干低いスコアでした。
CineBench R23
マルチコアスコア:6337
シングルコアスコア:1612
Intel最新世代のCore i7-1260P、Ryzen 7 6800Uおよび、2021年主流だった、Ryzen 7 5800U、Intel Core i7-1165G7と比較します。
CPU | マルチコア | シングルコア |
Ryzen 7 6800H | 13505 | 1481 |
Ryzen 7 6800U | 11620 | 1481 |
Core i7-1260P(770i) | 9018 | 1799 |
Core i7-1260P(970i) | 6337 | 1612 |
Ryzen 7 5800U | 9276 | 1436 |
Ryzen 5 5625U | 8064 | 1390 |
Core i7-1165G7 | 4122 | 1383 |
同じCPUを搭載したYoga 770iと比較すると何故か低めのスコアでした。
PassMarkでも同様の傾向であったため、レビュー機のドライバのアップデート状況なども関係しているかもしれません。
PCMARK10
測定結果は以下の通りです。
トータルスコア:5526
Essentials:10237(快適めやす4100)
Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。
快適めやすは4100なので、とても高い数値です。実際に使ってみてもレスポンスは快適です。
私が普段使っているRyzen 7 5800Uも十分レスポンスが早いですが、ほぼ同等レベルです。
Productivity:7267(快適めやす4500)
ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これも高いスコアです。
Digital Contents Creation:6157
Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。こちらも高いスコアです。
AMD Ryzen 7 6800Uを搭載したYoga 770 AMDと比較してみます。
Yoga 770 AMD:AMD Ryzen 7 6800U
Yoga 970i:Intel Core i7-1260P
計測内容 | 770 AMD | 970i |
トータル | 5675 | 5526 |
App Start-up Score(アプリ起動) | 8185 | 13751 |
Video Conferencing Score(Web会議) | 8286 | 8251 |
Web Browsing Score(Web閲覧) | 8139 | 9458 |
Spreadsheets Score(表計算) | 10801 | 7041 |
Writing Score(文書作成) | 6697 | 7502 |
Photo Editing Score(画像編集) | 10948 | 10973 |
Rendering and Visualization Score(レンダリング) | 7560 | 4113 |
Video Editing Score(動画編集) | 4370 | 5173 |
AMDとIntelのCPUでそれぞれ特徴があるなと感じます。
ただIntel Core i7-1260Pのほうが、アプリ起動・Web閲覧・文書作成など一般用途でのスコアが高いので、普段使いでより快適なのは、Intelのほうになるかなと思います。
ただ大差はなく、体感上はどちらを使っても差はほぼ感じず、超快適であったことをお伝えしておきます。
Crystal DiskMark
HP ENVYも高速でシーケンシャルリードは3500だったのですが2倍近いスコアとなっており、極めて高速です。
今まで十数台のレビューをしてきていますがこんなすごい値は見たことがない・・・
ドラクエⅩベンチマーク
グラフィックを最高品質にしても、快適の結果で、軽めの3Dゲームなら大丈夫そうです。
FF14 暁のフィナーレベンチマーク
標準品質(ノートPC)で、やや快適の結果となりました。ギリギリできなくはない、くらいの結果です。
FF15 ベンチマーク
標準品質(ノートPC)で重いの結果なので、重めの3Dゲームはさすがに厳しいですね。
3DMark ベンチマーク
Fire Strikeのスコアは4757でした。
Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。
グラフィックボード | 3DMark Fire Strike |
GeForce RTX 3080 Ti | 38323 |
GeForce RTX 3080 | 36176 |
GeForce RTX 3060 | 20764 |
GeForce RTX 3050 Ti | 14911 |
GeForce GTX 1650 | 9047 |
AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) | 6666 |
Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) | 4757 |
Intel Core i7-1165G7(CPU内蔵) | 4200 |
AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) | 3288 |
AMD Ryzen 7 5800U(CPU内蔵) | 3276 |
めやすとしてはGeForce GTX 1650がエントリー向けグラフィックボードで、Ryzen 5 5625Uは半分に満たないので、重めの3Dゲームは厳しいです。
どの程度までのゲームが遊べるかは、以下の記事に詳しくまとめていますので参考にしてみてください。
Night Raidのスコアは18864でした。
Ryzen 5800Uだとスコア12686だったので、Core i7-1260Pのほうが1.5倍くらいのスコアになっています。
Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し時間
動画編集ソフトDavinci Resolveで、4分のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を計測しました。
CPU | 時間 |
AMD Ryzen 7 6800H+GeForce RTX 3050 Ti | 48秒 |
AMD Ryzen 7 6800U | 1分18秒 |
Intel Core i7-1260P(770i) | 1分28秒 |
AMD Ryzen 5 5625U(メモリ16GB) | 1分33秒 |
Intel Core i7-1260P(970i) | 1分45秒 |
AMD Ryzen 7 5800U | 1分56秒 |
AMD Ryzen 5 5625U(メモリ8GB) | 1分58秒 |
同じCPUを搭載したYoga 770iと比較すると若干遅いですが、十分な書き出し速度で軽めの動画編集ならできそうです。
排熱性能と静粛性について
CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。
負荷をかける前の状態です。
負荷をかけた時の状態です。
上記が測定結果ですが、負荷をかけるとCPU温度が上がり、70℃後半まで上がりました。その後60℃程度で推移します。
この間、キーボードあたりが熱くなるようなあまりなく、普通に使えます。
また、負荷をかけた時の音についてですが、負荷をかけてもほとんど音が気になりません。
騒音測定アプリで測定したところ、負荷をかけている状態でも35db程度でした。
騒音目安については以下の通りです。
騒音値(db) | めやす |
50db | 大きく聞こえる。静かな事務所 |
40db | 聞こえるが会話に支障なし。図書館、静かな住宅地の昼 |
30db | 小さく聞こえる。郊外の深夜、ささやき声 |
20db | ほとんど聞こえない。ささやき |
仮に図書館で負荷をかけても問題ない騒音レベルで、静粛性は高いといえます。
レノボ Yoga 970iのレビュー評価まとめ
評価まとめ
各作業のレビュー結果は以下の通りです。
Web閲覧 | ◎(とても快適) |
---|---|
Office系事務作業 | ◎(とても快適) |
動画鑑賞 | ◎(とても快適) |
Web会議 | ◎(快適) |
SNS・ブログ | ◎(快適) |
プログラミング | ◎(快適) |
画像・写真編集 | ◎(快適) |
動画編集 | △~〇(軽めの編集ならOK) |
ゲーム | △(重い3Dゲームは厳しい) |
ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。
質感 | ◎(極めて高い) |
---|---|
ディスプレイ | ☆(最高レベルに綺麗) |
キーボード | △(配置が微妙) |
インターフェイス | △(Type-A、HDMIなし) |
デザイン | ◎(とても良い) |
耐久性 | ○(良い) |
バッテリー | △(解像度・輝度MAXだと厳しい) |
持ち運び | △(持ち運べなくはない) |
コスパ | ×(コスパは良くない) |
レノボ Yoga 970iの良い点
- Yogaフラッグシップモデルにふさわしい高級感
- 極めて美しいディスプレイ
とにかく美しいディスプレイと高級感のあるボディが最大の特徴です。
さすがYogaシリーズフラッグシップだけあるなと思います。
レノボ Yoga 970iで気になった点
- キー配置が価格の割に微妙
- 価格が高い
22万円台という決して安くはない価格にしては、キーボードが少し残念ポイントだなと思います。
大量の文字を打つなどでキーボードにこだわる方は、同じ値段を出すならばThinkPad X1 Carbonのほうがよいのではと思います。
このノートパソコンを購入するのに向く方
- 美しいディスプレイと音質で動画鑑賞したい方
- 美しいディスプレイで画像編集したい方
とにかく、偏った性能を持つ機種だな、これは・・・と感じました。
美しいディスプレイと高級感のあるボディは素晴らしいです。
反面、キーボードが価格の割にいまいちなのと、価格が高いのがネックです。
そのため動画鑑賞とか、ディスプレイが美しい、かつ2 in 1でタッチパネル搭載なので、イラストを描くなどクリエイティブ用途なら良いのではないかと思います。
反面、向かないのは、記事を書くなど大量の文字を打つような方ですね。そういった方はThinkPadなどキーボードに力を入れた機種を買ったほうが良いと思います。
レノボ Yoga 970i
また、同じYogaシリーズなら、Yoga 770 AMDや770iが、もっと安く10万円台中盤で買えます。
こちらも質感やディスプレイの綺麗さは十分だったので、こちらを検討してみるのも良いと思います。
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