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レノボYoga 7i Gen8 16型レビュー【大画面 2 in 1ノートパソコンは貴重】

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2023年に発売された新型レノボYoga 7i Gen8 16型 をレノボよりお借りすることができたので、実機レビュー記事を書きます。

レビュー機のマシンのスペックは以下の通りです。

  1. CPU:Intel Core i5-1340P
  2. メモリ16GB
  3. SSD 512GB
  4. 16インチIPS WQXGA液晶(2560×1600)、タッチパネル

レノボYoga 7i Gen8 の特徴は以下の通りです。

レノボYoga 7i Gen8 の特徴
  1. 16インチの2 in 1型ノートパソコン
  2. Yogaシリーズらしくボディが高品質
  3. Yoga 7i Gen8は16インチと14インチの2種類あり
  4. 16インチはIPS液晶、14インチは有機EL

レノボYoga 7i Gen8は16インチの2 in 1ノートパソコンであることが最大の特徴です。

ボディも高品質でディスプレイも綺麗なので、高品質な大画面の2 in 1ノートパソコンを探している方におすすめできる機種です。

 

レノボYogaシリーズの特徴

レノボ Yogaシリーズは、レノボのノートパソコンではIdeaPadの1ランク上に位置付けられる高品質・高コスパノートパソコンです。

レノボは、IdeaPadシリーズのコスパが素晴らしく、YogaはIdeaPadよりは少し高いですが、その分IdeaPadよりも高品質で多機能な機種となっています。

Yogaのノートパソコンのシリーズとしては

  1. Pro
  2. コンバーチブルPC
  3. ウルトラスリムPC

この3種類に分けられます。

コンバーチブルPCは、下の写真のように、タッチパネルでディスプレイを回転させて使うことができる、2 in 1のノートパソコンです。

私にも小学生の子供がいますが、パソコンを使う場合、タッチパネルやペンが使えたほうが、直感的に使えるので使いやすいそうです。

Yoga 7i Gen8はこのマルチモードPCに該当する機種になります。

 

レノボYoga 7i Gen8は16インチ大画面でコンバーチブルとして使える

Yoga 7i Gen8は、2 in 1として使えるノートパソコンのため、スタンドモードやタブレットモードとして使るのが最大の特徴です。

16インチで約2kgと重いので、タブレットモードで使うのは厳しいですが、スタンドモードで綺麗な液晶で動画を見たり、付属のペンで何かを書いたりする用途としてもおすすめできます。

 

大画面でスタンドモードになるので、外付けのキーボードを使うのにも適しています。

私が個人的に使っているHP ENVYもスタンドモードになるので、上記写真のように、外付けキーボードを使って作業することがあります。

 

レノボYoga 7i Gen8はボディが高品質で質感高い

 

レノボYoga 7i Gen8 は、Yogaシリーズらしくボディが高品質で質感が高いです。

レノボIdeaPad 5シリーズやDELL Inspiron 14などのミドルレンジでは少し物足りず、情実なノートパソコンが欲しいといった方におすすめできます。

 

ディスプレイは有機ELではないが十分綺麗・バッテリー持ちもよい

Yoga 7シリーズと言えば、ディスプレイは有機ELというイメージが強かったですが、この16インチ型は、有機ELの構成はなく、IPS液晶のみです。

ただスペックは

  1. 解像度WQXGA (2560 x 1600)
  2. 100%sRGB
  3. 輝度400nit
  4. タッチパネル

と、十分なスペックであり、実際に画面を見てもとても綺麗で、よほど有機ELに見慣れているとかでない限り、この液晶でも十分に満足できると思います。

 

レノボYoga 7i Gen8のスペックと価格

スペック

OS Windows11 Home(64bit)
CPU インテル® Core i5-1340P
メモリ 16 GB LPDDR5-5200MHz (オンボード)
ストレージ 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe
液晶 16″ WQXGA液晶 (2560 x 1600) IPS, 光沢あり, マルチタッチパネル, 100%sRGB, 400 nit, 60Hz
カメラ IR&1080p FHDカメラ (プライバシーシャッター付)
指紋認証 なし
重量 約1.98kg
サイズ 約 362.16×250.12×16.99mm(最薄部)
バッテリー 最大21.5時間  71Wh
価格 15万円台〜

CPUは最新のIntel Core i5-1340Pを搭載しています。構成でCore i7-1360Pを選択することもできますが、性能的にはCore i5でも十分な性能です。

ディスプレイも輝度400nit、100%sRGBと、色域の広くれ明るい綺麗なディスプレイを搭載しています。

 

価格と納期

価格は15万円からで、上述の通り、16インチはIPS液晶のみです。

 

Yoga 7シリーズは、14インチのAMDモデル、Intelモデルもあり、14インチの場合は13万円台から有機EL搭載構成が購入できます。

大画面でなくてもよいのであれば、14インチ版のYoga 7i Gen8、もしくはYoga 7 Gen8(AMD)もおすすめです。

 

レノボYoga 7i Gen8の外観と機能

外観・デザイン・質感

 

質感は素晴らしく高く、さすがIdeaPadよりも上位機種のYogaシリーズという質感があります。

Yogaシリーズのボディの高級感は素晴らしく、この機種も質感は素晴らしいです。

アルミボディで質感が高く、ボディの4隅がシャープで丸くなっているのが特徴です。

サイズは大きいですが、薄くて4隅が丸いので持ちやすいです。

 

2 in 1タイプのため、スタンド型やタブレットモードとして使うこともできます。

タブレットモードにするには、重量があるのですが、スタンドモードにできるのは結構便利です。

 

スタンドモードにして、外付けキーボードを接続して使う、というのも便利です。

外付けキーボードは使いたいが、場所をそこまで取りたくない場合にスタンドモードはおすすめです。

 

  1. Yogaシリーズらしい高級感
  2. 16インチと大画面でタッチパネル
  3. 2 in 1のためスタンドモードとして使える

 

重量

メーカー公称の重量は1.98kgです。実測値は1996gとほぼ同じでした。

約2kgなので持ち運びには適しません。ただ16インチの2 in 1としては一般的な重量でしょう。

 

アダプターは出力65Wで、付属のアダプターとしてはスリムで軽いです。

重量は以下の通りです。

本体実測値 1996g
アダプター 178g

持ち運びも考慮するなら、電源アダプターはUSB Type-C対応の軽量でコンパクトなものを買ってしまったほうがよいと思います。私も購入しています。

 

ディスプレイ

ディスプレイは、光沢でアスペクト比16:10、解像度1WQXGA (2560 x 1600) IPS液晶、100%sRGB、輝度400nitのディスプレイです。

有機ELではないですが十分に綺麗で明るく、有機ELでなくても十分では?と思わせるくらいの性能です。

点数をつけるなら85~90点はクリアしているディスプレイです。

 

  1. 解像度WQXGA (2560 x 1600)
  2. 100%sRGB
  3. 輝度400nit
  4. タッチパネル

 

キーボード

キーピッチは横18.5mm、縦18mmです。

ENTERキーやBackspaceキーがくっついている、レノボおなじみのキー配置です。

全般的には標準的なキー配置です。

ただ矢印キーの上下がくっついているので、ここは少し打ちづらく感じます。

 

キーストローク は約1.4mm です。

打鍵間は普通で、キーボードで点数をつけるなら65~70点くらいで普通に打てるキーボードだと言えます。

タッチパットの操作感はIdeaPadよりも良好で、ボディの質感の高さが伺えます。

 

個人的には、このYoga 7i Gen8は大画面でスタンドモードになるので、キーボードは外付けのものを使い、スタンドモードとして使いたいかなと思います。

 

キーボードバックライトも搭載しており、暗い場所での作業も苦になりません。

指紋認証には未対応です。

 

  1. キーボードは配置・打鍵感とも及第点
  2. キーボードバックライト搭載
  3. 指紋認証未対応

     

    インターフェイス

    左側面のインターフェイスは、奥から順番に

    1. HDMI
    2. Thunderbolt™4
    3. Thunderbolt™4
    4. イヤホンジャック

    となります。

     

    右側面のインターフェイスが、奥から順番に

    1. USB 3.2 Gen1(Powered USB)
    2. USB 3.2 Gen 1 Type-A
    3. MicroSDカード リーダー
    4. 電源ボタン

    となります。

    Thunderboltポートが2つあり、インターフェイスは十分と思います。敢えて言うなら、フルサイズのカードスロットがないくらいではないかと思います。

     

    1. USB Type-Aポートが2つ
    2. HDMIあり
    3. Thunderboltポートが2つ

     

    バッテリー駆動時間のチェック

    バッテリーは71Whrと、とても大きいバッテリーを搭載しています。

     

    以下の条件にてバッテリー駆動時間のチェックを行いました。

    • 輝度MAX
    • youtube動画流しっぱなし
    • インテリジェントクーリング(デフォルト)で計測
    メーカー公称時間 21.7時間
    残量0%まで 6時間45分

    バッテリー持ちはよかったです。

    2 in 1だと、電源接続せずに使うシーンもあると思いますので、400nitという高輝度で、この時間もつのであれば十分だと言えます。

     

    WEBカメラ

    解像度1080p FHDカメラ (プライバシーシャッター付)が付いています。

    フルHDのカメラ、物理のプライバシーシャッターもついているのは素晴らしいです。

    Web会議にはありがたいですね。このパソコンを使ってのWeb会議も問題なくこなせるでしょう。

     

    スピーカー

    表面に2つのスピーカーが搭載されています。Dolby Atmosに対応しています

    スピーカーの音質はかなり良いと思います。

    HP ENVYが10点とすると11~12点くらいです。完全なる主観ですみません(^^;

    何台かのノートパソコンスピーカーを聞き比べてみて、HP ENVYのスピーカーはかなり優秀ということが分かっているのですが、それよりもYoga 7i Gen8は良いと感じます。

     

    無線速度のテスト

    自宅のWiFiは、11ac(Wi-Fi5)で5.0GHzを使用していますが、同じ部屋だと380Mbps速度が出ており、十分に高速です。

     

    機種 無線速度
    ThinkPad X1 Carbon 390Mbps
    Yoga 7i Gen8 380Mbps
    Yoga 6 Gen8 510Mbps
    HP ENVY x360 13 570Mbps

    HP ENVYでも同様のテストを実施しておりますが、最大速度が少し遅かったです。

    離れた位置の速度はほぼ同じだったのですが・・・おそらくネットワークアダプターの設定?によると思いますが、設定などいじってみても改善せず、レビューの短時間では把握できませんでした。

    この傾向は、ThinkPad X1 Carbonでも同様の傾向でした。

    実用上は全く問題ありません。

     

    起動時間チェック

    1回目 8.36秒
    2回目 8.69秒
    3回目 8.53秒

    起動時間は極めて高速です。

    IdeaPad 5シリーズも早くて10秒以内に起動しましたが、それと同等程度に高速で、起動のストレスは全く感じないと思います。

     

    レノボYoga 7i Gen8の内部性能・処理速度

    パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。

    • PassMark
    • CineBench R23
    • PCMARK10
    • Crystal DiskMark(ディスク速度)

     

    また、ゲーミング性能についても、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。

    • ドラクエⅩ(軽量級3D)
    • FF14(中量級3D)
    • 3DMark

     

     

    画像編集性能については、画像編集ソフトRawTherapeeでRAW現像10枚の書き出し時間を計測しました。

    • RawTherapeeでのRAW現像時間

     

    動画編集性能については、動画編集ソフトDavinci ResolveでフルHDのyoutube動画書き出し時間を計測しました。

    • Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し

     

    計測結果については、電源に接続し、エクストリームパフォーマンスモードでの計測としています。

    PassMarkのみは、デフォルトのインテリジェントクーリングでの計測も行っています。

     

    CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。

    CPU PassMarkスコア
    Core i7-13700H 30030
    Core i7-12700H 27020
    Core i5-13500H 23554
    Ryzen 7 6800H 23797
    Core i7-1360P 20813
    Ryzen 7 6800U 20727
    Ryzen 7 7730U 18864
    Ryzen 7 5800U 18837
    Ryzen 7 5825U 18386
    Core i5-1340P 17878
    Core i5-1335U 17352
    Core i7-1260P 17203
    Core i5-1240P 17345
    Ryzen 5 7530U 16509
    Ryzen 5 5600U 15000
    Ryzen 5 5625U 15000
    Core i5-1235U 13865
    Core i3-1315U 13755
    Ryzen 3 7330U 11816
    Core i7-1165G7 10681
    Core i5-1135G7 10298
    Ryzen 3 5300U 10000
    Core i3-1115G4 6610
    Intel Celeron 7305 2665

    事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、Core i5-1135G7のスコア10000以上あると、重作業でも十分快適に使えます。

    Intelは、第11世代では、AMDにベンチマークで差をつけられていましたが、12世代となり、その差がほぼなくなりました。

    Intel Core i5-1340Pは、十分な性能があり、不足を感じることはまずないでしょう。

     

    PassMark

    電源接続時(インテリジェントクーリング)

    電源接続時(エクストリームパフォーマンス)

    バッテリー駆動時

    エクストリームパフォーマンスの設定ではマルチスレッドスコアで21578と、非常に高いスコア結果となりました。普段使いには十二分な性能と言えます。

    電源設定がインテリジェントクーリングの場合、16048でした。

    マルチ/シングル エクストリーム インテリジェント
    マルチスレッド 21578 16048(74.3%)
    シングルスレッド 3742 3752(100.2%)

    マルチスレッドではインテリジェントクーリングだと少しスコアが落ちましたが、シングルスレッドはほぼ同じスコアだったので、普段使いならインテリジェントクーリングでも問題ない性能を発揮できると思います。

     

    バッテリー駆動時は21389と、そこまで落ちませんでした。ただシングルスレッドは大きく落ちています。

    マルチ/シングル 電源接続 バッテリー駆動
    マルチスレッド 21578 21389(99.1%)
    シングルスレッド 3742 2652(70.8%)

     

    2022年主流だった、Inte Core i7-1260P、Ryzen 7 6800Uおよび、2021年主流だった、Ryzen 7 5800U、Intel Core i7-1165G7と比較します。

    CPU マルチ シングル
    Ryzen 7 6800H 25955 3458
    Core i5-1340P 21578 3742
    Ryzen 7 6800U 21461 3459
    Ryzen 7 7730U 21446 3258
    Core i7-1260P 20778 3713
    Ryzen 7 5800U 18644 3108
    Core i5-1335U 17694 3684
    Ryzen 5 5625U 16933 3138
    Core i7-1165G7 11005 3142

    極めて高いスコアです。AMD Ryzen 7 7730Uよりも高いスコアとなっています。

     

    CineBench R23

    マルチコアスコア:9301

    シングルコアスコア:1714

    マルチコアスコア・シングルコアスコアともに、PassMarkと同じく、高い数値です。

     

    2022年主流だった、Inte Core i7-1260P、Ryzen 7 6800Uおよび、2021年主流だった、Ryzen 7 5800U、Intel Core i7-1165G7と比較します。

    CPU マルチコア シングルコア
    Ryzen 7 6800H 13505 1481
    Ryzen 7 6800U 11620 1481
    Core i5-1340P 9301 1714
    Ryzen 7 7730U 9411 1423
    Core i7-1260P 9018 1799
    Ryzen 7 5800U 9276 1436
    Ryzen 5 5625U 8064 1390
    Core i7-1165G7 4122 1383

    第12世代のCore i7-1260Pよりも高いスコアで、性能アップが感じられます。

     

    PCMARK10

    PCMARK10は、実際のアプリケーションを使用したベンチマークソフトで、実際にパソコンを使った時の作業快適性を計測するのに適しているといわれているベンチマークです。

    測定結果は以下の通りです。

    トータルスコア:5623

     

    Essentials:10056(快適めやす4100)

      Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。

      快適めやすは4100なので、とても高い数値です。実際に使ってみてもレスポンスは快適です。

       

      Productivity:7159(快適めやす4500)

        ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これも十分なスコアです。

         

        Digital Contents Creation:6702

          Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。こちらも高いスコアです。

           

          AMD Ryzen 7 7730Uを搭載したYoga 6 Gen8と比較してみます。

          レノボYoga 6 Gen8:AMD Ryzen 7 7730U

          レノボYoga 7i Gen8:Intel Core i5-1340P

          計測内容 Yoga 6 Gen8 Yoga 7i Gen8
          トータル 5333 5623
          App Start-up Score(アプリ起動) 11719 12449
          Video Conferencing Score(Web会議) 7967 8347
          Web Browsing Score(Web閲覧) 8519 9788
          Spreadsheets Score(表計算) 12350 6973
          Writing Score(文書作成) 5145 7352
          Photo Editing Score(画像編集) 8727 10158
          Rendering and Visualization Score(レンダリング) 5304 4690
          Video Editing Score(動画編集) 3738 6320

          AMD Ryzen 7 7730Uと比較しても、8項目中6項目で勝っており、とくにアプリ起動やWeb閲覧といった一般用途でのスコアで勝っているので、普段使いにはCore i5-1340Pのほうが優秀なCPUと言えます。

          ただ実際に使っている限りでは、AMD Ryzen 7 7730UもIntel Core i5-1340Pも、十分に性能が高いので、正直差を実感できるか?というとあまり実感できません、両方とも極めて快適です。

           

          Crystal DiskMark

          シーケンシャルリードが5000を超えており、PCIe Gen4 SSDを搭載しているというのもあり極めて高速です。

          2021年式のHP ENVYも高速でしたが、HP ENVYは3500だったのでそれよりも1段階上の速度です。

          機種 シーケンシャルリード
          Yoga 7i Gen8 5091
          ThinkPad X1(Gen11) 3888
          HP ENVY 13-ay(2021年式) 3500

           

          ドラクエⅩベンチマーク

          快適の結果となりました。

          なぜかIntelのCPUは、DQ10のベンチマークはAMD Ryzenよりも相性が悪く、低めのスコアになります。

           

          FF14 暁のフィナーレベンチマーク

          標準品質(ノートPC)で、やや快適の結果となりました。

          FF14など中量級3Dゲームはできそうですが、FF15など重い3Dゲームは厳しいと言えます。

          CPU スコア
          Intel Core i5-1340P 7383
          Intel Core i5-1335U 5638
          AMD Ryzen 7 7730U 5081

           

          3DMark ベンチマーク

          Fire Strikeのスコアは4956でした。

          Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。

          グラフィックボード 3DMark Fire Strike
          GeForce RTX 3080 Ti 38323
          GeForce RTX 3080 36176
          GeForce RTX 3060 20764
          GeForce RTX 3050 Ti 14911
          GeForce GTX 1650 9000
          AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) 6666
          Intel Core i5-1340P(CPU内蔵) 5000
          Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) 5000
          Intel Core i7-1165G7(CPU内蔵) 4200
          AMD Ryzen 7 7730U(CPU内蔵) 4000
          AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) 3288
          AMD Ryzen 7 5800U(CPU内蔵) 3276

          めやすとしてはGeForce GTX 1650がエントリー向けグラフィックボードとなります。

          Core i5-1340Pは、GTX 1650の半分程度のため、、重めの3Dゲームは厳しいでしょう。

           

          どの程度までのゲームが遊べるかは、以下の記事に詳しくまとめていますので参考にしてみてください。

          ノートパソコンでゲームできるスペックまとめ。普段使いノートPCでゲームはできるか?2023年9月更新 私のように元ゲーマーで、ライトにゲームを楽しみたい方に、普段使いのノートパソコンでどの程度のゲームができそうか...

           

          RawTherapeeでのRAW現像時間

          フリーの画像編集ソフトRawTherapeeを使って、スマホで撮影したRAW画像10枚のRAW現像にかかる時間を測定しました。

          CPU 時間
          Intel Core i5-1340P 13秒
          Intel Core i5-1335U 17秒
          AMD Ryzen 7 7730U 17秒
          AMD Ryzen 7 5800U 23秒

          Core i5-1340Pは、画像編集には強いようです。

           

          Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し時間

          動画編集ソフトDavinci Resolveで、4分のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を計測しました。

          CPU 時間
          AMD Ryzen 7 6800H+GeForce RTX 3050 Ti 48秒
          Intel Core i5-1340P 1分17秒
          AMD Ryzen 7 6800U 1分18秒
          Intel Core i7-1260P 1分28秒
          AMD Ryzen 7 7730U 1分29秒
          Intel Core i5-1335U 1分48秒
          AMD Ryzen 7 5800U 1分56秒
          AMD Ryzen 5 5625U(メモリ8GB) 1分58秒

          CPU単体としては極めて速い結果となりました。動画編集も得意なCPUのようです。

          ある程度の動画編集なら問題なくこなせるでしょう。

           

          排熱性能と静粛性について

          CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。

          パフォーマンスの高いエクストリーム・パフォーマンスモードで計測しています。

          負荷をかけた直後の状態です。

          負荷をかけ続けた時の状態です。

          上記が測定結果ですが、負荷をかけるとCPU温度が上がり、90℃超まで上がりました。

          その後徐々に下がっていき70℃台で推移します。

          CPU電力は25W程度で推移するようで、そこまで高くはならないようです。

           

          この間、キーボードが熱くなるような感覚はほとんどありません。排熱性能は高いです。

          あまりCPU温度が上がらないようになっているようで、本体が熱くなるようなことはほとんどありませんでした。

          また、負荷をかけた時の音についてですが、小さく「サー・・・」という音が鳴りますが、ほとんど気になりません。

          騒音測定アプリで測定したところ、負荷をかけている状態でも35db超程度でした。

           

          騒音目安については以下の通りです。

          騒音値(db) めやす
          50db 大きく聞こえる。静かな事務所
          40db 聞こえるが会話に支障なし。図書館、静かな住宅地の昼
          30db 小さく聞こえる。郊外の深夜、ささやき声
          20db ほとんど聞こえない。ささやき

          仮に図書館で負荷をかけても問題ない騒音レベルで、静粛性は高いといえます。

          排熱性能、静粛性とものに優秀です。

           

          レノボYoga 7i Gen8のレビュー評価まとめ

          評価まとめ

          各作業のレビュー結果は以下の通りです。

          Web閲覧 ◎(とても快適)
          Office系事務作業 ◎(とても快適)
          動画鑑賞 ◎(とても快適)
          Web会議 ◎(快適)
          SNS・ブログ ◎(快適)
          プログラミング ◎(快適)
          画像・写真編集 ◎(快適)
          動画編集 〇(ある程度の動画編集も可能)
          ゲーム △(重い3Dゲームは厳しい)

           

          ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。

          質感 ◎(とても良い)
          ディスプレイ ◎(とても良い)
          キーボード △~〇(普通)
          インターフェイス ○(良い)
          デザイン ○(良い)
          耐久性 ◎(MIL規格準拠
          バッテリー ◎(とても良い)
          持ち運び ×(持ち運び向きではない)
          コスパ △(普通、やや高いか!?)
          1. Intel Core i5-1340Pはとても高性能
          2. 高品質なボディ
          3. 大画面タッチパネルディスプレイ、2 in 1
          4. 輝度が明るく色域の広いディスプレイ

           

          ディスプレイが有機ELでないのは少し残念ですが、それ以外はほぼ文句なしの性能と質感だと思います。

           

          レノボYoga 7i Gen8 16型の良い点

          1. 最新CPUのIntel Core i5-1340Pの性能が高い
          2. Yogaシリーズらしく質感が高い
          3. ディスプレイは有機ELでないが輝度・色域とも十分
          4. 大画面2 in 1は貴重

          16インチという大画面での2 in 1は貴重です。

          大画面で2 in 1というと、対抗機種はHP ENVY 15くらいで選択肢は少なく、大画面2 in 1が欲しい方は選択肢として検討してみると良いと思います。

           

          レノボYoga 7i Gen8で気になった点

          1. 15万円~と少し高い

          16インチの2 in 1というのは貴重なのですが、ディスプレイが有機ELでなく、15万円台~というのは、少し高く感じてしまいます。

          同じYoga 7 Gen8で、14インチのほうは有機ELで13万円台から購入可能なので・・・

          大画面が必要でなく、有機ELが欲しい方は、14インチのほうを購入しましょう。

           

          このノートパソコンを購入するのに向く方

            1. 大画面の2 in 1、タッチパネルが欲しい方
            2. 大画面のスタンドモードで動画鑑賞や写真を楽しみたい方

            上述の通り16インチという大画面で、2 in 1、タッチパネルとして使える機種は貴重です。

            そのためスタンドモードの大画面で動画鑑賞を楽しみたいとか、写真を見たいなどの用途にはまる機種ではないかと思います。

            逆に大画面でなく14インチで良ければ、同機種で14インチの機種も発売されておりそちらの方が安く、有機ELのため、そちらのほうがおすすめです。

             

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