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レノボYoga 6 Gen8レビュー【コスパ抜群10万以下、2 in 1高品質ノートPC】

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2023年に発売された新型レノボYoga 6 Gen8 をレノボよりお借りすることができたので、実機レビュー記事を書きます。

レビュー機のマシンのスペックは以下の通りです。

  1. CPU:AMD Ryzen 7 7730U
  2. メモリ16GB
  3. SSD 512GB
      

レノボYoga 6 Gen8 の特徴は以下の通りです。

レノボYoga 6 Gen8の特徴
  1. 13.3インチの2 in 1型ノートパソコン
  2. Yogaシリーズらしくボディが高品質
  3. 最新Ryzen 7 7730U搭載構成が10万以下とコスパが良い

Yogaシリーズという高品質機種が10万以下で購入可能というのが、当機種最大のメリットだと思います。

 

Lenovo Yoga 6 Gen 8

Lenovo直販サイト

レノボYogaシリーズの特徴

レノボ Yogaシリーズは、レノボのノートパソコンではIdeaPadの1ランク上に位置付けられる高品質・高コスパノートパソコンです。

レノボは、IdeaPadシリーズのコスパが素晴らしく、YogaはIdeaPadよりは少し高いですが、その分IdeaPadよりも高品質で多機能な機種となっています。

Yogaのノートパソコンのシリーズとしては

  1. Pro
  2. コンバーチブルPC
  3. ウルトラスリムPC

この3種類に分けられます。

コンバーチブルPCは、下の写真のように、タッチパネルでディスプレイを回転させて使うことができる、2 in 1のノートパソコンです。

私にも小学生の子供がいますが、パソコンを使う場合、タッチパネルやペンが使えたほうが、直感的に使えるので使いやすいそうです。

Yoga 6 Gen8はこのマルチモードPCに該当する機種になります。

 

レノボYoga 6 Gen8はRyzen7/メモリ16GBで10万以下。高品質ながらコスパがすごい

レノボYoga 6 Gen8 は、Yogaシリーズらしくボディが高品質で質感が高いです。

キーボードやタッチパッドも、打鍵感やタッチ感がよく、IdeaPad シリーズとの差を感じる出来でした。

Yogaシリーズは、2022年モデルの770なども実機レビューしており、キーボードはIdeaPad とそんなに変わらないかな?と感じていましたが、このYoga 6 Gen8は、打鍵感が良くなっていると感じました。

レノボIdeaPad 5シリーズやDELL Inspiron 14などのミドルレンジでは少し物足りないが、10万以上は出したくないという方にすごくお勧めできる機種です。

私自身、ノートパソコンに10万以上出すのはちょっと高いかな、と思ってしまうので、この品質と性能で10万以下で購入できるのは大きなメリットと思います。

 

最新AMD Ryzen 7 7730Uの性能について

Yoga 6 Gen8には、最新のAMD Ryzen 7 7730Uが搭載されています。

ベンチマークなどの性能を測った感想としては、

Ryzen 7 5800U < 7730U << 6800U

と感じました。

同じ新型でも、Ryzen 7 7735Uは、グラフィック性能が大幅に上がっているなどの性能向上があるようですが、この7730Uはそこまでの違いはなかったです。

まあ普段使いには十分すぎる性能ではあります。

 

レノボYoga 6 Gen8のスペックと価格

スペック

Lenovo Yoga 6 Gen 8

Lenovo直販サイト

OS Windows11 Home(64bit)
CPU AMD Ryzen™ 7 7730U
メモリ 16GB
ストレージ SSD 512GB
液晶 13.3″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢あり, マルチタッチパネル, 100%sRGB, 300 nit, 60Hz
カメラ IR&1080p FHDカメラ(プライバシーシャッター付)
指紋認証 あり
重量 約1.39kg
サイズ 約 304x218x17.36mm(最薄部)
バッテリー 最大21.7時間  59Wh
価格 9万円台〜

13.3インチ、タッチパネル搭載のモバイルノートパソコンです。

CPUは、AMD Ryzen 7 7730Uと、最新の高いスペックのCPUを搭載しています。

コンバーチブル型で、とても上質な機種です。

ディスプレイも100%sRGBと、色域の広い綺麗なディスプレイを搭載しています。

 

価格と納期

凄いのが、Ryzen 7 7730U + メモリ16GBで9.9万と、ギリギリ10万を切る価格で購入できることです。

上質な機種を安く購入されたい方におすすめです。

納期も1~2日と速いです。

性能に対する価格・コスパは素晴らしいものがあります。

 

レノボYoga 6 Gen8の外観と機能

外観・デザイン・質感

 

質感は素晴らしく高く、10万以下とは思えないほどの質感があります。

Yogaシリーズのボディの高級感は素晴らしく、この機種も質感は素晴らしいです。

ボディ天板がファブリックになっているのがデザイン的な特徴で、これはこれで汚れが目立ちにくいので良いのではないかと思います。

 

2 in 1タイプのため、スタンド型やタブレットモードとして使うこともできます。

タブレットモードにするには、重量があるのですが、スタンドモードにできるのは結構便利です。

スタンドモードにして、外付けキーボードを接続して使う、というのも便利です。

外付けキーボードは使いたいが、場所をそこまで取りたくない場合にスタンドモードはおすすめです。

 

  1. Yogaシリーズらしい高級感
  2. ファブリックの天板が特徴的
  3. 2 in 1のためスタンドモードとして使える

 

重量

メーカー公称の重量は1.39kgです。実測値は1390gとほぼ同じでした。

手に持ってみると少し重いですが、たまにならば持ち運びも出来なくはない重量です。

ただ13インチのモバイルノートパソコンとして考えると、ちょっと重いです。

 

アダプターは出力45Wで、大きさはそこまでではないですがコードがかさばります。

重量は以下の通りです。

本体実測値 1390g
アダプター 300g

持ち運びも考慮するなら、電源アダプターはUSB Type-C対応の軽量でコンパクトなものを買ってしまったほうがよいと思います。私も購入しています。

超軽量・コンパクトノートパソコン充電器 Anker NanoⅡ 45Wをレビュー持ち運び用のノートパソコンで、電源が重くてかさばる・・・ということはないでしょうか。 USB Type-C(USB PD対応)の充...

 

ディスプレイ

ディスプレイは、光沢でアスペクト比16:10、解像度1920 x 1200 IPS液晶、約100%sRGB、輝度300nitのディスプレイです。

13インチですが16:10の画面比率で、一般的な16:9のモバイルノートパソコンより、描画領域が広く作業がやりやすいです。

 

上記写真は私が持っているHP ENVY(13インチ)との比較です。左がHP ENVYです。

HP ENVYは輝度400nit、sRGB約100%のIPS液晶で、比べるとわずかにENVYのほうが発色がよい?気もしますが、Yoga 6 Gen8も十分に綺麗です。

それに縦に長い分、ブログなどの文字を書いたりする作業はこっちのほうがやりやすいですね。

点数をつけるなら80点はクリアしているディスプレイです。

 

  1. 輝度300nit、sRGBカバー率100%のIPSディスプレイ
  2. 画面比率16:10で解像度1920×1200と縦に広い

 

キーボード

キーピッチは横18.5mm、縦18.5mmです。

ENTERキーやBackspaceキーがくっついている、レノボおなじみのキー配置です。

全般的には標準的なキー配置です。

ただ矢印キーの上下がくっついているので、ここは少し打ちづらく感じます。

 

キーストローク は約1.3mm です。

個人的にこのYoga 6 Gen8は、IdeaPad Slim 5シリーズよりも、打鍵感やタッチパットの操作感が良いように感じました。

2022年モデルのYoga 770なども実機レビューしましたが、このYoga 6 Gen8のほうが打鍵感は良いように感じます。ちょっと固め?でしっかりとした打鍵感があるのがよいです。

キーボードで点数をつけるなら75点くらいで普通に打てるキーボードで、十分納得できるキーボードと思います。

 

キーボードバックライトも搭載しており、暗い場所での作業も苦になりません。

指紋認証にも対応しています。

 

  1. キーボードは配置・打鍵感とも及第点 + αをクリア
  2. キーボードバックライト搭載
  3. 指紋認証あり

     

    インターフェイス

    左側面のインターフェイスは、奥から順番に

    1. USB 3.2 Gen1 Type-C(電源供給およびDisplayPort対応)
    2. USB 3.2 Gen1 Type-C(電源供給およびDisplayPort対応)
    3. HDMI
    4. イヤホンジャック

    となります。

     

    右側面のインターフェイスが、奥から順番に

    1. USB 3.2 Gen 1 Type-A
    2. USB 3.2 Gen 1 Type-A
    3. MicroSDカード リーダー

    となります。

     

    有線LANとThunderboltポートはないですが、インターフェイスに不足を感じることはないと思います。

    1. USB Type-Aポートが2つ
    2. HDMIあり
    3. USB Type-Cポートが2つ
    4. Thunderboltポートはなし

     

    バッテリー駆動時間のチェック

    バッテリーは59Whrと、比較的大きいバッテリーを搭載しています。

     

    以下の条件にてバッテリー駆動時間のチェックを行いました。

    • 輝度MAX
    • youtube動画流しっぱなし
    メーカー公称時間 21.7時間
    残量0%まで 8時間40分

    バッテリー持ちはよかったです。外出でも問題なく使えると思います。

     

    WEBカメラ

    解像度1080p FHDカメラ (プライバシーシャッター付)が付いています。

    この価格帯としてはフルHDのカメラ、物理のプライバシーシャッターもついているのは素晴らしいです。

    Web会議にはありがたいですね。このパソコンを使ってのWeb会議も問題なくこなせるでしょう。

     

    スピーカー

    表面に2つのスピーカーが搭載されています。Dolby Atmosに対応しています

    スピーカーの音質はやや良いくらい?と思います。HP ENVYが10点とすると9点くらいです。完全なる主観ですみません(^^;

    何台かのノートパソコンスピーカーを聞き比べてみて、HP ENVYのスピーカーはかなり優秀ということが分かっているので、普通より少し良い音質、と思います。

     

    無線速度のテスト

    自宅のWiFiは、11ac(Wi-Fi5)で5.0GHzを使用していますが、同じ部屋だと510Mbps速度が出ており、非常に高速です。

     

    機種 無線速度
    Yoga 6 Gen8 510Mbps
    HP ENVY x360 13 570Mbps

    HP ENVYでも同様のテストを実施しており、ENVYは相当に高速だと感じましたが、同じくらいの速度が出ています。

     

    起動時間チェック

    1回目 13.63秒
    2回目 13.39秒
    3回目 13.47秒

    起動時間は高速です。

    IdeaPad 5シリーズは10秒以内に起動したのでそれよりは遅いですが、十分に高速だと思います。

     

    レノボYoga 6 Gen8の内部性能・処理速度

    パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。

    • PassMark
    • CineBench R23
    • PCMARK10
    • Crystal DiskMark(ディスク速度)

     

    また、ゲーミング性能についても、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。

    • ドラクエⅩ(軽量級3D)
    • FF14(中量級3D)
    • ストリートファイター6(重量級3D)
    • 3DMark

     

     

    画像編集性能については、画像編集ソフトRawTherapeeでRAW現像10枚の書き出し時間を計測しました。

    • RawTherapeeでのRAW現像時間

     

    動画編集性能については、動画編集ソフトDavinci ResolveでフルHDのyoutube動画書き出し時間を計測しました。

    • Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し

     

    計測結果については、電源に接続し、エクストリームパフォーマンスモードでの計測としています。

    CPU性能めやす

    CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。

    CPU PassMarkスコア
    Core i7-13700H 30030
    Core i7-12700H 27020
    Core i5-13500H 25096
    Ryzen 7 6800H 23797
    Core i7-1360P 20813
    Ryzen 7 6800U 20727
    Ryzen 7 7730U 18864
    Ryzen 7 5800U 18837
    Ryzen 7 5825U 18386
    Core i5-1340P 17878
    Ryzen 5 7530U 17704
    Core i5-1335U 17352
    Core i7-1260P 17203
    Core i5-1240P 17345
    Ryzen 5 5600U 15000
    Ryzen 5 5625U 15000
    Core i5-1235U 13865
    Core i3-1315U 13755
    Ryzen 3 7330U 11816
    Core i7-1165G7 10681
    Core i5-1135G7 10298
    Ryzen 3 5300U 10000
    Core i3-1115G4 6610
    Intel Celeron 7305 2665

    事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、Ryzen3 5300UやCore i5-1135G7のスコア10000以上あると、重作業でも十分快適に使えます。

    AMD Ryzen 7 7730Uは、スコア19000程度と高く、普段使いではとても快適に使えます。

     

    PassMark

    電源接続時

     

    バッテリー駆動時

    マルチスレッドスコアで19934と、極めて高いスコア結果となりました。

    バッテリー駆動時は16561でした。落ち幅もそこまで大きくはなく、バッテリー駆動でも普段使いは快適です。

    マルチ/シングル 電源接続 バッテリー駆動
    マルチスレッド 19934 16561(83.0%)
    シングルスレッド 3138 2277(72.5%)

     

    2022年主流だった、Inte Core i7-1260P、Ryzen 7 6800Uおよび、2021年主流だった、Ryzen 7 5800U、Intel Core i7-1165G7と比較します。

    CPU マルチ シングル
    Ryzen 7 6800H 25955 3458
    Core i5-1340P 22514 3757
    Ryzen 7 6800U 21461 3459
    Core i7-1260P 20778 3713
    Ryzen 7 7730U 19934 3138
    Ryzen 7 5800U 18644 3108
    Ryzen 5 5625U 16933 3138
    Core i7-1165G7 11005 3142

    高いスコアで、Ryzen 7 5800Uより少し上のスコアとなっています。

     

    CineBench R23

    マルチコアスコア:8530

    シングルコアスコア:1375

     

    マルチコアスコア・シングルコアスコアともに、PassMarkと同じく、高い数値です。

     

    2022年主流だった、Inte Core i7-1260P、Ryzen 7 6800Uおよび、2021年主流だった、Ryzen 7 5800U、Intel Core i7-1165G7と比較します。

    CPU マルチコア シングルコア
    Ryzen 7 6800H 13505 1481
    Ryzen 7 6800U 11620 1481
    Core i5-1340P 10237 1720
    Core i7-1260P 9018 1799
    Ryzen 7 5800U 9276 1436
    Ryzen 7 7730U 8530 1375
    Ryzen 5 5625U 8064 1390
    Core i7-1165G7 4122 1383

    なぜかCineBenchは、Ryzen 7 5800Uと比較してスコアが低く?なっています。

    誤差の範囲といえばそうなのですが、5800Uと7730Uはそこまで性能に大差ないかもしれません。

     

    PCMARK10

    PCMARK10は、実際のアプリケーションを使用したベンチマークソフトで、実際にパソコンを使った時の作業快適性を計測するのに適しているといわれているベンチマークです。

    測定結果は以下の通りです。

    トータルスコア:5333

     

    Essentials:9265(快適めやす4100)

      Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。

      快適めやすは4100なので、とても高い数値です。実際に使ってみてもレスポンスは快適です。

       

      Productivity:7971(快適めやす4500)

        ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これも十分なスコアです。

         

        Digital Contents Creation:5572

          Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。こちらも高いスコアです。

           

          AMD Ryzen 7 5800Uを搭載したHP ENVYと比較してみます。

          レノボYoga 6 Gen8:AMD Ryzen 7 7730U

          HP ENVY x360 13-ay:AMD Ryzen 7 5800U

          計測内容 Yoga 6 Gen8 HP ENVY
          トータル 5333 5506
          App Start-up Score(アプリ起動) 11719 6429
          Video Conferencing Score(Web会議) 7967 8588
          Web Browsing Score(Web閲覧) 8519 9002
          Spreadsheets Score(表計算) 12350 11742
          Writing Score(文書作成) 5145 7594
          Photo Editing Score(画像編集) 8727 9011
          Rendering and Visualization Score(レンダリング) 5304 6036
          Video Editing Score(動画編集) 3738 4086

          うーんこうしてみると、旧世代のRyzen 7 5800Uとスコアは大差ないのですが!?

          後述しますが、画像のRAW現像や、動画の書き出し時間は、5800Uよりも7730Uのほうが早くなっていましたが、PCMARK10のスコアにあまり違いはありませんでした。

          PassMarkなどのスコア傾向をみても、5800Uとそこまで大差はないな、という印象です。

           

          Crystal DiskMark

          シーケンシャルリードが3500を超えており、高速です。

          HP ENVYも高速でしたが、HP ENVYは3500だったので同程度です。

           

          ドラクエⅩベンチマーク

          とても快適の結果となりました。

          なぜかAMD Ryzenは、DQ10と相性が良いのか、高いスコアが出る傾向にあります。

           

          FF14 暁のフィナーレベンチマーク

          標準品質(ノートPC)で、普通の結果となりました。

          重めの3Dゲームは厳しそうです。

           

          ストリートファイター6

          ストリートファイター6は、高いグラフィック性能が必要なゲームですが、Ryzen 7 7730Uの内蔵グラフィックでは動作が厳しいようです。

           

          3DMark ベンチマーク

          Fire Strikeのスコアは3786でした。

          Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。

          グラフィックボード 3DMark Fire Strike
          GeForce RTX 3080 Ti 38323
          GeForce RTX 3080 36176
          GeForce RTX 3060 20764
          GeForce RTX 3050 Ti 14911
          GeForce GTX 1650 9047
          AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) 6666
          Intel Core i5-1340P(CPU内蔵) 5040
          Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) 5010
          Intel Core i7-1165G7(CPU内蔵) 4200
          AMD Ryzen 7 7730U(CPU内蔵) 3786
          AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) 3288
          AMD Ryzen 7 5800U(CPU内蔵) 3276

          めやすとしてはGeForce GTX 1650がエントリー向けグラフィックボードとなります。

          Ryzen 7 7730Uは、GTX 1650の半分に満たないため、重めの3Dゲームは厳しいでしょう。

           

          どの程度までのゲームが遊べるかは、以下の記事に詳しくまとめていますので参考にしてみてください。

          ノートパソコンでゲームできるスペックまとめ。普段使いノートPCでゲームはできるか?2023年9月更新 私のように元ゲーマーで、ライトにゲームを楽しみたい方に、普段使いのノートパソコンでどの程度のゲームができそうか...

           

           

          Night Raidのスコアは16240でした。

           

          RawTherapeeでのRAW現像時間

          フリーの画像編集ソフトRawTherapeeを使って、スマホで撮影したRAW画像10枚のRAW現像にかかる時間を測定しました。

          CPU 時間
          AMD Ryzen 7 7730U 17秒
          AMD Ryzen 7 5800U 23秒

          こちらはAMD Ryzen 7 5800Uよりも早くなっており、性能向上が実感できる結果となっています。

           

          Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し時間

          動画編集ソフトDavinci Resolveで、4分のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を計測しました。

          CPU 時間
          AMD Ryzen 7 6800H+GeForce RTX 3050 Ti 48秒
          Intel Core i5-1340P 1分17秒
          AMD Ryzen 7 6800U 1分18秒
          Intel Core i7-1260P 1分28秒
          AMD Ryzen 7 7730U 1分29秒
          AMD Ryzen 7 5800U 1分56秒
          AMD Ryzen 5 5625U(メモリ8GB) 1分58秒

          Intel Core i7-1260Pと同程度くらいの速度で書き出すことができます。

          こちらもRyzen 7 5800Uからの性能アップを実感できます。

          軽めの動画編集なら問題なくこなせるでしょう。

           

          排熱性能と静粛性について

          CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。

          負荷をかける前の状態です。

          負荷をかけた時の状態です。

          上記が測定結果ですが、負荷をかけるとCPU温度が上がり、90℃超まで上がりました。

          その後徐々に下がっていき70℃台で推移します。

          この間、キーボードあたりが熱くなるような感覚はほとんどなく、普通に使えます。

          あまりCPU温度が上がらないようになっているようで、本体が熱くなるようなことはほとんどありませんでした。

          また、負荷をかけた時の音についてですが、小さく「サー・・・」という音が鳴りますが、ほとんど気になりません。

          騒音測定アプリで測定したところ、負荷をかけている状態でも35~40db超程度でした。

           

          騒音目安については以下の通りです。

          騒音値(db) めやす
          50db 大きく聞こえる。静かな事務所
          40db 聞こえるが会話に支障なし。図書館、静かな住宅地の昼
          30db 小さく聞こえる。郊外の深夜、ささやき声
          20db ほとんど聞こえない。ささやき

          仮に図書館で負荷をかけても問題ない騒音レベルで、静粛性は高いといえます。

           

          ライバル機種との比較

          2 in 1の高品質機種として似たような機種である、HP ENVYと、当機種を比較します。

          1. レノボYoga 6 Gen8
          2. HP ENVY x360 13-bf
          比較項目 Yoga 6 Gen8 HP ENVY
          CPU 〇(Ryzen7730U) 〇(Intel第12世代)
          ディスプレイ 〇(IPS) ◎(有機EL)
          サイズ 13.3インチ 13.3インチ
          アスペクト比 ◎(16:10) ◎(16:10)
          解像度 1920 x 1200 2880 x 1800
          輝度 300nit 400nit
          色域 100%sRGB 100%sRGB
          キーボード
          重量 1.39kg 1.33kg
          USB-A 〇(2) 〇(2)
          USB-C 〇(2) 〇(2)
          USB-C充電
          USB-C映像出力
          Thunderbolt/USB4 ×
          HDMI ×
          Webカメラ 1080p 1080p
          プライバシーシャッター
          バッテリー 59Whr 54Whr
          指紋認証
          その他 2in1,タッチパネル 2in1,タッチパネル
          価格 9万円台~ 14万円台~(セール)

          Yoga 6 Gen8は、約10万と価格を抑えつつ、高性能・高品質を両立した機種です。

          HP ENVY x360 13-bfは、Yoga 6 Gen8より少し高いですが、ディスプレイに有機ELを選ぶことができ、さらにハイエンドな機種となります。

          個人的にはYoga 6 Gen8の価格と性能・品質のバランスは素晴らしいと思います。

           

          レノボYoga 6 Gen8のレビュー評価まとめ

          評価まとめ

          各作業のレビュー結果は以下の通りです。

          Web閲覧 ◎(とても快適)
          Office系事務作業 ◎(とても快適)
          動画鑑賞 ◎(とても快適)
          Web会議 ◎(快適)
          SNS・ブログ ◎(快適)
          プログラミング ◎(快適)
          画像・写真編集 〇(問題なし)
          動画編集 △~〇(軽めの編集ならOK)
          ゲーム ×~△(重い3Dゲームは厳しい)

           

          ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。

          質感 ◎(とても良い)
          ディスプレイ ○(16:10が良く色域が広い、輝度は普通)
          キーボード △~〇(普通)
          インターフェイス ○(良い)
          デザイン ○(良い)
          耐久性 ○(良い)
          バッテリー 〇(良い)
          持ち運び △(やや重い)
          コスパ ◎(コスパが良い)
          1. 最新のAMD Ryzen 7 7730U + メモリ16GB
          2. 高品質なボディ
          3. 色域の広いディスプレイ

          これらを満たしつつ、価格は10万以下で購入可能と、コスパが素晴らしい2 in 1の機種となっています。

           

          上質で性能のよい2 in 1が欲しい場合、10万以下で購入できる当機種は貴重だと言えます。

           

          レノボYoga 6 Gen8の良い点

          1. 最新CPUのAMD Ryzen 7 + メモリ16GBで10万以下と安い
          2. Yogaシリーズらしく質感が高い
          3. ディスプレイの色域が広い
          4. 2 in 1として使える

          性能や質感が高く、ディスプレイの色域も広く、それでいて10万以下というコスパが素晴らしい機種です。

          2 in 1で少し上質な機種がなるべく安くほしい、となったらこの機種を選んでおけばよいと思います。

           

          レノボYoga 6 Gen8で気になった点

          1. 13.3インチとしては1.39kgと少し重い

          13.3インチのモバイルノートパソコンとしては、1.39kgと少し重く、毎日持ち運ぶには適さない重さなのが少し残念ポイントです。

          重量1.2kg台に抑えて、モバイルノートパソコンとして使えるなら、もっとよかったなと思います。

           

          このノートパソコンを購入するのに向く方

          • 色域の広いディスプレイで画像・動画鑑賞をしたい方
          • 上質な2 in 1ノートパソコンが10万以下で欲しい方

          Ryzen 7 7730U + メモリ16GBで、色域の広いディスプレイを持つ上質なノートパソコンが、10万以下で購入できるのが最大のメリットといえます。

          上質な2 in 1で動画鑑賞や画像編集がしたい、でも10万以上出すのはちょっと、という方には特におすすめできる機種です。

           

          Lenovo Yoga 6 Gen 8

          Lenovo直販サイト

           

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