レノボのビジネススタンダードノートパソコン
レノボThinkPad E16 Gen2
に、Intel Core Ultra/AMDを搭載した新機種が発売されました。
Intelモデルは、Intel Core Ultra 7 155Hを選択可能のため、性能を求めるならIntel、コスパを求めるならAMD、となります。
ThinkPadシリーズはIBMがもともと開発・製造していた伝統のある機種で、今はレノボが開発製造を行っています。
ThinkPadの中でもEシリーズは、以下の特徴があります。
- キーボードが良い
- トラックポイントあり
- 安定感のあるデザイン
- 伝統の品質と耐久性
- ThinkPadシリーズとしては価格が安い
ThinkPadシリーズはキーボードが良いので、特にタイピング重視の方におすすめできます。
E16は16インチサイズで、上記写真の通りテンキーがついています。また大画面のため見やすいです。
今回の新型について、詳しく紹介していきます。
ThinkPad E16のスペックと価格
スペック
レノボ ThinkPad E16
※写真は旧型Gen1です
Gen2 Intel版
OS | Windows11 Pro(64bit) |
CPU | インテル® Core™ Ultra 7 vPro® Enterprise プロセッサー 165U インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155U インテル® Core™ Ultra 5 vPro® Enterprise プロセッサー 135U インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 125U インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155H インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 125H |
メモリ | スロット: 8GB/16GB/32GB 最大64GB |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB SSD |
液晶 | 16.0型 WQXGA IPS液晶 (2560 x 1600) 、光沢なし、ブルーライト軽減 16.0型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200) 、マルチタッチ対応(10点)、光沢なし、ブルーライト軽減 16.0型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200) 、100sRGB、 光沢なし、ブルーライト軽減 16.0型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200) 、光沢なし、ブルーライト軽減 |
重量 | 約1.81kg~ |
インターフェイス | USB4 (Thunderbolt™ 4 対応) x 1 USB Type-C 3.2 Gen 2×2 x 1 USB 3.2 Gen2 (Powered USB) x 1 USB 3.2 Gen1 x 1 HDMI マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック RJ-45 |
サイズ | 約 356.1 x 247.7 x 19.85mm |
バッテリー | 固定式 3セル リチウムイオンポリマーバッテリー 57Whr 固定式 3セル リチウムイオンポリマーバッテリー 45Whr 最大 JEITA測定法 3.0 動画再生時 約10.8時間・アイドル時 約20.2時間 |
価格 | 12万円台~ |
Gen2 AMD版
OS | Windows11 Pro(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 7 7735U モバイル・プロセッサー AMD Ryzen™ 5 7535U モバイル・プロセッサー AMD Ryzen™ 3 7335U モバイル・プロセッサー AMD Ryzen™ 7 7735HS モバイル・プロセッサー AMD Ryzen™ 5 7535HS モバイル・プロセッサー |
メモリ | スロット: 8GB/16GB/32GB 最大64GB |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB SSD |
液晶 | 16.0型 WQXGA IPS液晶 (2560 x 1600) 、光沢なし、ブルーライト軽減 16.0型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200) 、マルチタッチ対応(10点)、光沢なし、ブルーライト軽減 16.0型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200) 、100sRGB、 光沢なし、ブルーライト軽減 16.0型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200) 、光沢なし、ブルーライト軽減 |
重量 | 約1.81kg~ |
インターフェイス | USB4 (Thunderbolt™ 4 対応) x 1 USB Type-C 3.2 Gen 2×2 x 1 USB 3.2 Gen2 (Powered USB) x 1 USB 3.2 Gen1 x 1 HDMI マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック RJ-45 |
サイズ | 約 356.1 x 247.7 x 19.85mm |
バッテリー | 固定式 3セル リチウムイオンポリマーバッテリー 57Whr 固定式 3セル リチウムイオンポリマーバッテリー 45Whr 最大 JEITA測定法 3.0 動画再生時 約13.2時間・アイドル時 約24.3時間 |
価格 | 9万円台~ |
新型となり、Intel Core Ultraを選択可能になりました。
価格
Intel
Intel Core Ultra 5 125H + メモリ16GBで12.98万円です。
コスパはまずまずですが、ディスプレイの色域が45%NTSC(約66%sRGB)と、ディスプレイが価格の割にはちょっと弱いです。
AMD
AMD Ryzen 5 7535HS+メモリ16GBで11.49万円と、いつもの傾向ですが、AMDモデルのほうが安いです。
IntelとAMDのどちらがおすすめか?
Intel版とAMD版の性能差
ThinkPad E16 Gen2は
Intel版は最新のIntel Core Ultraを搭載し性能が高い
AMD版は2023年のRyzen 7035シリーズのため1世代前のCPU
となります。
CPUだけで見ると、Intel版のほうが最新で良いですが、AMD版は1.5万円安いです。
CPUのベンチマーク性能についてPassMarkスコアは
Intel Core Ultra 5 125H:21572
AMD Ryzen 5 7535HS:18422
となりIntelのほうが高いですが、AMD版も十二分な性能があります。
AMD版がコスパ良くておすすめ
- 事務作業用途でコスパ良く購入するならAMD版
- 性能を重視したいならIntel版
がおすすめとなります。
ThinkPadのEシリーズは、コスパ重視の機種になるので、AMD版でコスパ良く購入するのがもっともおすすめかと思います。
Intel版は性能良し。ディスプレイはカスタマイズ構成にしたい
Intel版は、メモリ16GBで12.98万円となりますが、この価格帯としては、ディスプレイの性能が、色域が狭く、弱いと感じます。
ディスプレイにもこだわるならカスタマイズ構成となります。
Intel Core Ultra 5 125H、メモリ16GB、ディスプレイは100%sRGBの解像度2.5K液晶で、約15万となります。
コスパを求めるならIdeaPad 5i Gen9も良い
さらにコスパ良くパソコンが欲しい、事務作業メインで使うのでIntel Core Ultraの性能は不要、ということであればIdeaPad Pro 5i Gen9もおすすめとなります。
レノボIdeaPad Slim 5i Gen9(15.3型)
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ 5 プロセッサー 120U |
メモリ | 8~16 GB LPDDR5X-5200MHz (オンボード) |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe Gen 4 TLC |
液晶 | 15.3″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 300 nit, 60Hz |
重量 | 約 1.793kg |
サイズ | 約 343.5×238.21×17.4mm(最薄部) |
バッテリー | 57Wh 動画再生時 約 9.8 時間・アイドル時 約 17.2 時間 |
価格 | 7万円台~ |
コスパはとても良いです。メモリ16GBでもギリギリ8万円台で購入できます。
画面サイズは、15.3インチなのでThinkPad E16より少し小さいですが、大画面の分類になるディスプレイです。
また色域が100%sRGBと、この価格なのに性能の良いディスプレイを搭載しているのもポイントが高いと言えます。
関連記事
Follow @SubieSE