レノボIdeaPad Slim 5シリーズのAMD版新型となる
IdeaPad Slim 5 Gen 8 14型(AMD)
が、2023年4月に新発売されました。
レノボ IdeaPad Slim 570 14(AMD)
今は旧型となった、IdeaPad Slim 570 14(AMD)について実機レビューをしております。
値段は安いのですが、ボディの質感など安っぽさはまったくなく、70~80点くらいはつけられる仕上がりで2022年コスパ最強本命機種でした。
レノボIdeaPad Slim 5i Gen8
またIntel版の最新型は、一足先に発売されています。
こちらも実機レビュー済みでして、旧型と比較して以下の点進歩しています。
- フルアルミボディとなり質感が向上
- ディスプレイが16:9→16:10の画面比率となり見やすくなった
このコスパ最強機種のAMD版新型が発売されましたので、紹介します。
レノボ IdeaPad Slim 5 Gen8 14(AMD)の製品紹介
Lenovo IdeaPad Slim 5 Gen8 14(AMD)
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 5 7530U (2.60GHz 2MB) |
メモリ | 16 GB DDR4-3200MHz (オンボード) |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
液晶 | 14″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz, LEDバックライト |
重量 | 約1.46kg |
サイズ | 約 312.0×221.0x16.9mm(最薄部) |
バッテリー | 最大15.9時間 |
価格 | 8万円前後(時期によって変動) |
目立った欠点のない万能スペックで、かつ、価格も非常に安いです。
- CPU:AMD Ryzen 5 7530U
- メモリ:16GB
- ストレージ:SSD 512GB
このスペックで、発売直後で8.48万で販売されています。コスパは極めてよく最強レベルです。さすがレノボというコスパです。
レノボ IdeaPad Slim 5i Gen8 14(新型)の製品紹介
Lenovo IdeaPad Slim 5i Gen8 14
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | インテル® Core™ i5-1340P |
メモリ | 16 GB LPDDR5-5200MHz |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
液晶 | 14″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz, LEDバックライト |
重量 | 約1.46kg |
サイズ | 約 312.0×221.0x16.9mm(最薄部) |
バッテリー | 3 セル リチウムイオンポリマーバッテリー 56.6Wh |
価格 | 9.88万円(時期によって変動) |
2023年3月、Intel第13世代搭載の新型 IdeaPad Slim 5i Gen8が発売されています。
メモリ16GBからなので価格は9.8万からとなっていますが性能からするとコスパは良いです。
実機レビューを記載していますのでご確認ください。
レノボIdeaPad Slim 5シリーズのIntelとAMDはCPU以外ほぼ同じ
スペックを見る限り、レノボIdeaPad Slim 5シリーズのIntel、AMD新型は、ボディサイズや重量がまったく一緒なので、ボディは同一です。
- CPU:Intel Core i5-1340PとAMD Ryzen 5 7530U
- メモリ:IntelがDDR5、AMDがDDR4
と、CPUとメモリに違いがある程度です。
性能はIntel版が優勢
上記はレノボIdeaPad Slim 5i Gen8(Intel版)の実機でPassMarkスコア計測結果です。
スコアは22514と、Core i5にも関わらず、Core i7-1260Pを上回るスコアを計測しました。
CPU | マルチ | シングル |
Ryzen 7 6800H | 25955 | 3458 |
Core i5-1340P | 22514 | 3757 |
Ryzen 7 6800U | 21461 | 3459 |
Core i7-1260P | 20778 | 3713 |
Ryzen 7 5800U | 18644 | 3108 |
Ryzen 5 5625U | 16933 | 3138 |
Core i7-1165G7 | 11005 | 3142 |
上記は私が過去の実機レビューで計測した結果一覧です。
一方AMD Ryzen 5 7530Uは、まだサンプルが少ないようですがPassMarkスコアの平均値が「16574」となっています。
そのため性能は、Intel版が明確に上です。
コスパはAMDモデルのほうが上
性能はIntel版のほうが上ですが、かといって普段使いで体感できるかというと微妙です。
もはやAMD Ryzen 5、Intel Core i5とも、2022年の時点から、普段使いでは極めて快適、普通に使う分には違いをほぼ感じないくらいの性能がありました。
上記を踏まえると、AMDモデルのRyzen 5 + メモリ16GBで8.48万は、極めてコスパが高いです。
Intel版は9.98万なので1.5万円差、私が実際に購入するならAMDモデルです。
普段使いでは1.5万の差はないと思います。
レノボ IdeaPad Slim 5シリーズの新旧比較
IdeaPad Slim 5シリーズの新旧比較をしてみます。
レノボ IdeaPad Slim 5シリーズのスペック新旧比較
比較項目 | 新型AMD | 旧型AMD |
CPU | Ryzen 5 7530U | Ryzen 5 5625U |
メモリ | 16GB | 8GB |
ディスプレイ | 16:10 300nit | 16:9 300nit |
キーボード | 70点くらい | 70点くらい |
重量 | 1.46kg | 1.45kg |
インターフェイス | ○ | ○ |
バッテリー | 56.6Wh | 56.5Wh |
価格 | 8.48万 | 7万円台~ |
新型はディスプレイが16:10の解像度1920×1200となり作業効率アップ
新型はディスプレイがとうとう、16:9ではなく16:10の縦長比率を採用したことが最大のメリットですね。
ライバルのDELL Inspiron 14は16:10になっていたので、これはうれしい改善点です。
上写真は、左がHP ENVY 13インチで16:9、右がDELL Inspiron 14インチで16:10なのですが、縦の長さがかなり違うので、ブログや文書作成などは16:10のほうが絶対にやりやすいですね。
文章や文書を書く作業メインで使うのならば新型がおすすめです。
新型はフルアルミボディとなり質感向上
新型はフルアルミボディとなり質感が向上しています。
左が新型、右が旧型550ですが、質感は明らかに新型のほうが高いです。
これも実際に購入する際にはうれしいポイントです。
インターフェイスの比較
新型
旧型
インターフェイスはほぼ同じですが
- USB Type-Aが1つ増えた
- カードリーダーがフルサイズからmicroSDになった
が変更点のようです。
カードリーダーはmicroSDになってしまったのは、写真編集などをする方には少し残念なポイントかもしれません。
レノボIdeaPad Slim 5はAMDモデルのコスパが素晴らしい
上記の通り、レノボIdeaPad Slim 5シリーズは、Intel版、AMD版ともに性能は十分で、AMDのほうが1.5万安いです。
私が購入するならAMDモデルです。
ライバル機種のDELL Inprion 14 AMDと比較してもコスパは負けておらず、2023年コスパ最強機種とも言える1台になると思います。
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