レノボの2in1でコスパ最強ノートパソコンIdeaPad 5シリーズ
レノボIdeaPad 5 2-in-1 Gen9 14型(AMD)

について、最新AMD Ryzen 7を搭載した2024年新モデルが発売されました。
CPUは、最新世代のAMD Ryzen 5 8645HS、AMD Ryzen 7 8845HSを搭載しています。

旧型となったFlex 5 Gen8は、2 in 1として非常にコスパの良い、使い勝手の良い機種でした。
今回新型となり、旧型と比較してどこが変わったかを紹介します。
レノボIdeaPad 5 2-in-1 Gen9(14型) の特徴
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen™ 5 8645HS 、Ryzen™ 7 8845HS |
メモリ | 16 GB LPDDR5X-6400MHz (オンボード) |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe Gen 4 TLC |
液晶 | 14インチ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢あり, マルチタッチパネル, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz, |
重量 | 約 1.6kg |
サイズ | 約 313x227x17.9mm(最薄部) |
バッテリー | 57Wh 動画再生時 約 10.4 時間・アイドル時 約 17.6 時間 |
価格 | 9万円台~ |
コスパの良い2 in 1パソコンというのはなかなか少ないため、この機種の存在は貴重です。
CPUはAMD Ryzen 7 8845HSを搭載

AMD Ryzen 7 8845HSの性能は以下の通りです。
ノートパソコンに搭載されている主要CPUのベンチマークとなる、PassMarkというスコアを紹介します。
CPU | PassMarkスコア |
Ryzen 9 7945HX | 55967 |
Core i9-13900HX | 44998 |
Core i7-13700HX | 34286 |
Ryzen 7 7745HX | 32732 |
Core i7-13700H | 30030 |
Ryzen 7 8845Hs ※最新世代 | 29904 |
Core Ultra 7 155H ※最新世代 | 24910 |
Core Ultra 5 125H ※最新世代 | 21300 |
Ryzen 7 7735U | 21082 |
Core i5-1340P | 20106 |
Core i7-1360P | 19600 |
Ryzen 7 7730U | 18864 |
Core i7-1260P | 17257 |
Core i5-1240P | 17345 |
Core 5-120U ※最新世代 | 17292 |
Ryzen 5 7535U | 17123 |
Core i5-1335U | 16814 |
Ryzen 5 7530U | 16509 |
Ryzen 5 5625U | 15000 |
Core i5-1235U | 13865 |
Core i3-1315U | 13755 |
Ryzen 3 7330U | 11816 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Ryzen 5 7520U | 9489 |
Intel N100 | 5657 |
Intel Celeron 7305 | 2665 |
AMD Ryzen 7 8845HSのスコアは約30000と極めて高く、クリエイティブワークにも使える性能があります。
AMD Ryzen 5 8645HSのスコアは情報がなくまだ不明ですが、今までのRyzen 7 と 5の性能の違いを考慮しても大体24000~25000程度はあると思われ、そうなるとIntel Core Ultraよりも高いことになります。
性能に対するコスパは素晴らしいです。
旧型がAMD Ryzen 5 7530U、Ryzen 7 7730Uを搭載していたので、性能アップは素晴らしいものがあります。
ディスプレイは14インチでsRGB65%程度のIPSディスプレイ
ディスプレイは
- 14インチIPS液晶
- 解像度WUXGA液晶 1920 x 1200
- 45%NTSC(約66%sRGB)
- 輝度300it
と、一般的な性能のIPSディスプレイを搭載しています。ディスプレイは旧型と同じスペックのようです。

上記写真は左がHP ENVY(13インチ)、右が旧型のFlex Gen8です。
HP ENVYは輝度400nit、sRGB約100%のIPS液晶で、比べるとわずかにENVYのほうが少し明るい?気もしますが、IdeaPad Flex 5 Gen8でも一般用途に不足を感じることはないです。
写真編集や画像編集には色域が狭く向かないので、カスタマイズで有機ELの構成を選ぶこともできます。
旧型Flex 5 Gen8との比較/IdeaPad 5 2-in-1 Gen9のまとめ

旧型Flex 5 Gen8との比較では
- 最新のAMD Ryzen 7 8845HSを搭載し性能大幅アップ
- ディスプレイやボディは旧型とほぼ同じ
- 重量1.6kgで旧型より0.5kg重くなった
- 価格はRyzen 5で9.8万円、旧型は8万円前後
性能は大幅アップしましたがディスプレイはちょっと残念ですね。
10万円近く出すのなら、ディスプレイは100%sRGBが欲しいと思ってしまいます。
例えば以下のIdeaPad Slim 5i Gen9は、2-in-1ではないですが7万円台より、100%sRGBの色域の広いディスプレイを選べます。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ 5 プロセッサー 120U |
メモリ | 16 GB LPDDR5X-5200MHz (オンボード) |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe Gen 4 TLC |
液晶 | 15.3″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 300 nit, 60Hz |
重量 | 約 1.793kg |
サイズ | 約 343.5×238.21×17.4mm(最薄部) |
バッテリー | 57Wh 動画再生時 約 9.8 時間・アイドル時 約 17.2 時間 |
価格 | 9万円台~ |

新型は性能が大幅アップしたので、あとは旧型と同等レベルに価格が下がればなお良し、と思います。
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