12/10にレノボより、5.98万円で購入できる一体型パソコンが発売されました。
- インテル® プロセッサー N100搭載
- Windows 11 Home 搭載
- 23.8型 FHD IPS液晶で豊かなビジュアルを表示
- 省スペーズ、スリムでスタイリッシュなデザイン
- 多彩な接続性、デュアル ディスプレイ機能、画面角度を調整可能
と直販サイトで紹介されており、価格は5.98万円です。
Intel N100という事務作業で最低限欲しい性能を確保しつつ、一体型なのでモニター、マウス、キーボードが付属しているということでコスパはどうなのか?を検証します。
Lenovo A100
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | インテル® プロセッサー N100 |
メモリ | 16 GB DDR4-3200MHz (SODIMM) |
ストレージ | 256 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 TLC |
液晶(IPS) | 23.8インチ FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 99%sRGB, 250 nit, 100Hz, 14ms |
重量 | 約 4.3kg |
サイズ | 約 539.3 x 185 x 422.78mm |
バッテリー | – |
価格 | 5.98万円 |
23.8インチ液晶・マウス・キーボードがセットで5.98万円
Lenovo A100は、23.8インチ液晶とマウス・キーボードがセットになっています。
23.8インチ液晶は、HD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 99%sRGB, 250 nit というスペックです。
このスペックのモニターを別途購入するとAmazonで大体、1.4万円で購入できます。
マウスとキーボードは、1000円くらいかなと思いますので
- ディスプレイ:1.4万
- マウスとキーボード:2000円
- 本体:4.38万円
くらいの価格と言えるでしょう。
Intel N100の性能
CPU性能を測るベンチマークとして最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。
CPU | PassMarkスコア |
Ryzen 7 8840HS | 24445 |
Core Ultra 7 155H | 25160 |
Ryzen 7 8840U | 23821 |
Core Ultra 5 125H | 21300 |
Ryzen 5 8640U | 20772 |
Core Ultra 7 258V | 20032 |
Core Ultra 7 155U | 16577 |
Core Ultra 5 125U | 17750 |
Ryzen 7 7735U | 21082 |
Core i5-1340P | 20106 |
Core i7-1360P | 19600 |
Ryzen 7 7730U | 18864 |
Core i7-1260P | 17257 |
Core i5-1240P | 17345 |
Core 5-120U | 17292 |
Ryzen 5 7535U | 17123 |
Core i5-1335U | 16814 |
Ryzen 5 7530U | 16509 |
Ryzen 5 5625U | 15000 |
Core i5-1235U | 13865 |
Core i3-1315U | 13755 |
Ryzen 3 7330U | 11051 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Ryzen 5 7520U | 9489 |
Intel N100 | 5485 |
Intel Celeron 7305 | 2665 |
Intel N100の性能は、高いとはいえないですが、一昔前のCeleronよりは格段に性能アップしており、事務作業なら最低限こなせるくらいの性能があります。
大体、第8世代のIntel Core i5-8250Uくらいの性能があるので、重作業は厳しいですがWeb閲覧や事務作業くらいはできます。
低価格帯のノートパソコンとコスパ比較
Lenovo V14 Gen4 AMD
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 3 7330U |
メモリ | 16 GB |
ストレージ | 56 GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC |
液晶(IPS) | 14インチ FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz |
重量 | 約 1.43 kg |
サイズ | 約 324.2×215.2×19.9mm |
バッテリー | 38Whr |
価格 | 5.8万円 |
上記は、レノボのエントリークラスのノートパソコンで、メモリ16GBだと価格は約5.8万円です。
PassMarkスコアは、約11000あり、10000超えると並行作業でも大分快適に動作をするので、性能はこっちのほうが上です。
あとは、14インチで1.43kgなので、持ち運びもできなくはないというところで使い勝手やコスパはLenovo V14のほうがよいでしょう。
ただディスプレイは、Lenovo A100のほうが色域が広いし大画面ですので、持ち運ばないならA100という選択肢もありかなと言えます。
Lenovo A100はもう少し安いとありがたい
Lenovo A100は、ディスプレイ、マウス、キーボードがついているのでそれぞれ買いそろえる必要はない、性能も最低限はクリアしているということで、初心者向けの機種と言えます。
ただ、本体だけの価格でみると約4.38万円で、N100搭載のミニPCであれば、Amazonで2.5万円前後で購入できます。
また、Lenovo V14というもっと性能が良くて安いノートパソコンもあるので、もう1万円くらい安いと魅力的なんだけど、という感想です。
ただ安い一体型パソコンというコンセプトは良いと思うので、セールなどで価格はもうちょっと頑張ってほしいかなと思います。
Lenovo A100
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